中古建設機械情報・ニュース【トクワールド】の高所作業車の操作方法は安全確認を怠らず、マニュアルは必読!動画にて動作確認できます。

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高所作業車の操作方法は安全確認を怠らず、マニュアルは必読!動画にて動作確認できます。

高所作業車

2022/10/28

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高所作業車の操作方法は安全確認を怠らず、マニュアルは必読!動画にて動作確認できます。

高所作業車の操作では、安全点検が最も大切です。
安全点検をしないと、重大な事故が起きてしまう危険性があります。

「安全点検って何をすればいいの?」
「高所作業車の操作で注意しなければならないことを具体的に知りたい!」
「動画で分かりやすく高所作業車の操作方法を学べないかな?」

このような悩みをお持ちの方に向けて、実際に現場監督の経験より、どこよりも分かりやすく解決します。

また、高所作業車を実際に購入したいという方には「中古」をおすすめしています。
中古をおすすめする理由なども解説していますので、ぜひ最後までお読みください。

高所作業車の具体的な操作方法は付いてくるマニュアルを確認する

具体的な高所作業車の操作方法は、購入時についてくるマニュアルを確認してください。
マニュアルには、高所作業車の操作方法はもちろん、各部名称まで細かく記載されています。

マニュアルを読み込む必要がある理由は、高所作業車の種類やメーカーによって、多少操作盤のボタン位置が変わるためです。

1度、マニュアルを隅々まで読むことにより、とっさの対応がしやすくなります。
慣れている高所作業車を使用することが1番ですが、現場によって種類やメーカーが変わるのはよくあることです。

ゆえに、どの現場で作業しても100%のパフォーマンスができるように、マニュアルで勉強してください。

最後に、動画で直感的に理解したい方に向けて、高所作業車の操作方法を解説している動画を紹介します!

高所作業車を安全に操作するために始業前点検を必ず実施すること

次に、始業前点検について解説していきます。
高所作業車を操作するときは、始業前点検が適切に行われているのかが非常に大切です。

始業前点検は、大きく分けて2つあります。

●静止点検
●作動点検

どちらも、サボらずに点検することで事故の可能性を大きく減らせます。必ず覚えておいてください。
それでは、詳しく解説していきます。

静止点検

静止点検とは、運転席に乗り込みエンジンをかける前に実施する点検です。
点検する箇所は、全部で5つになります。

●ジャッキ
●下部操作装置
●上部操作装置
●バケット平衡取り装置
●バケット本体

これら5つの箇所で、以下のような不備がないか目視点検を行ってください。
目視点検とは、名前の通り、目で見て実施する点検です。

●傷やへこみなどの損傷はないか
●油漏れがないか
●著しく古くなっていたり、ガタがきていたりしないか

点検時は、指差し呼称をおすすめします。
指差し呼称とは、各点検場所で指をさしながら「油漏れヨシ!」などと声を出して行う点検です。

現場での安全確認は、基本的に指差し呼称が使われます。
指差し呼称を実施した方が、間違いやエラーが起きにくいためです。

鉄道総合技術研究所によると、安全点検のとき「何もしなかった」場合と「指差し呼称をした」場合とでは、エラーの発生率が約6分の1になるという結果が出ています。

静止点検では、必ず目視点検をしながら指差し呼称で、リスクを最低限まで減らしてください。

また、静止点検で最も注意しなければいけない箇所が、バケット平衡取り装置になります。
バケット平衡取り装置には2つの調整バルブが存在するのですが、その調整バルブが完全に閉まっていないとバケットが傾く恐れがあり、大変危険です。

特に注意して確認するようにしてください。

作動点検

作動点検とは、実際に高所作業車を操作して異常がないか確認する点検です。
静止点検だけでは分からない機械の不備を見つけられます。

実際に作動点検をする箇所は、以下のようになります。

●PTO(Power Take Off)レバー
●ブーム
●安全装置
●ジャッキ
●バケット

これらの箇所を、以下の点検内容で実施してください。

●スムーズに異常なく作動しているか
●正しく作動開始するか
●正しく作動停止するか

特に、注意しなければならないのが安全装置です。
何かトラブルが起きたときに安全装置が作動しないと、大事故に繋がる恐れがあります。
よく確認してください。

点検が無事完了したら、高所作業車での作業を開始してください。
その際は、必ずヘルメットや墜落制止用器具を着用することを忘れないように!

風が強い日は作業を中止すること

高所作業車で作業するときは、風を意識するようにしてください。
理由として、風が強い日は作業を中止しなければならないためです。

高所での作業は、風の影響を強く受けます
作業床がグラグラと揺れていては、安全に作業ができません。

高所作業車の作業を中止しなければならない風速は、明確に決められていません。
しかし、クレーン作業等は風速10mを超えた場合、作業を中止しなければなりません。
高所作業車も同様の目安で考えてください。

以上のことから、風の強い日に高所作業車での野外作業は危険です。
普段から高所作業車を操作しており、高い場所に慣れている方もいるかもしれませんが、現場の安全は「念には念を」が基本です。

ジャッキを設置したあとは水平を確認すること

トラック型高所作業車の場合は、作業開始前にジャッキを設置する必要があります。
このとき、高所作業車が水平であるか確認してください。

現場によっては、路面傾斜のある場所に高所作業車を据えなければいけないこともあると思います。
その際は、ジャッキ自動張り出し機能を使用せず、前ジャッキ、後ジャッキの順に設置してください。

その後、

●付属してある水平器
●目視点検

この2つにて、水平になっていることを確認してから作業を実施するようにしてください。

現時点で発売されている高所作業車の中には、自動水平設置機能が標準装備されているものがあります。
できるだけ、そのような高所作業車を使用することが安全に繋がります。

高所作業車の操作は資格が必要

高所作業車の操作をする前に、確認しておかなければならないことがあります。
それは、高所作業車の操作には資格が必要だということです。

高所作業車は、操作を誤ると大怪我をする可能性があります。
そのため、労働安全衛生法で資格を取得しなければならないと定められています。

使いこなせれば頼もしい建設重機ですが、これまでに高所作業車での作業中、命を落としてしまった方がいるのも事実です。

高所作業車の資格の種類は2パターンあり、操作できる能力に違いがあります。
高所作業車運転技能講習 高所作業車の作業床高さ10m以上
高所作業車運転特別教育 高所作業車の作業床高さ10m未満
高所作業車運転技能講習の資格を取得している方は、全ての高所作業車を操作できます。
しかし、特別教育の方は作業床高さ10m未満の高所作業車のみ操作可能です。

まずは、自分が操作する高所作業車に適した資格を取得しているのか確認してください!

高所作業車の資格について「もっと詳しく知りたい!」という方は、下記のブログをチェックすることをおすすめします。

高所作業車の資格とは? 資格を取得すると色々な作業ができます!

高所作業車は中古でも豊富な品揃え 中古がおすすめな理由とは?

これから高所作業車を手配しようとしている人におすすめなのが、ズバリ「中古」です。
高所作業車は中古でも豊富な品揃えがあります。

では、なぜ中古がおすすめなのか。その理由について詳しく解説していきます。
理由は、以下の通りです。

●新品よりも安価で購入できる
●新品に比べて納車が素早い
●いらなくなったら買取に出せる

1つ1つ丁寧に解説します。

新品よりも安価で購入できる

中古の高所作業車は、新品の高所作業車に比べて安価で購入できます。
重機だけではなく、世の中に流通する全ての物において、中古の方が安いのはイメージが付きやすいと思います。

新品の高所作業車は値が張り、トラック型高所作業車や自走式高所作業車の場合は、1,000万円ほどの価格です。
もちろん、高所作業車自体の能力や種類によって価格は大いに変動するため、一概にはいえません。

中古では、新品価格の3分の1程度で購入することも可能です。
高所作業車の中古価格は、現時点での需要などに影響を受けるため、安いと感じたら購入を検討してしまうのがおすすめです。

新品に比べて納車が素早い

中古の高所作業車は、新品の高所作業車に比べて納車が素早いです。
必要な時に、すぐ準備できるので大きなメリットといえます。

納車が素早い理由は、在庫管理にあります。
新品の高所作業車の場合、1からメーカーが作るため、どうしても時間がかかってしまいます。
人気の高所作業車になると、納車が何年先にもなるという場合もあります。

しかし、中古は在庫で抱えているものを売りに出すため、注文があれば発送するのみです。

緊急で高所作業車が必要になった場合も、安心です。

使わなくなれば買取に出せる

新品や中古の高所作業車は、レンタルと違い使わなくなれば買取に出せます。
もちろん、買取に出せば買取査定額を受け取れるため、お得に高所作業車を利用できます。

高所作業車の買取価格も現時点での需要に影響を受けるため、しっかりと時期を見極めるのがおすすめです。

当社(トクワールド)でも、中古重機の買取に力を入れて取り組んでいます。
中古重機の買取なら、どこよりも当社をおすすめする理由は、以下の通りです。

●北海道から沖縄まで、全国どこでも無料査定
●一貫管理システム、マーケティングシステム、ネットワークシステムにより高価買取を実現
●故障車や不動車でも対応可能

今までに、1000台以上の買い取り実績があります。
興味がある方は、中古重機買取の特設ページをチェックしてください!

「中古でも安心、トクワールドでは動作確認動画やサポートパックのサービスがあります」

中古で高所作業車を購入する際の懸念点として、メーカー保証が付かないことが挙げられます。
中古という言葉から

「何かしらの不具合があったらどうしよう」
「予測不可能な事故や災害で重機にトラブルがあったときの修理費が不安…」
「中古だとすぐ壊れてしまわないか」

など、不安になるかと思います。
保証がしっかりしているからという理由で、新品を購入する人がいるのも事実です。

しかし、トクワールドで高所作業車を購入して頂いた方は、前述した中古ならではの悩みを抱える必要はありません!
なぜなら、トクワールドには新サービス「安心サポートパック」があるからです。

お客様に安心して機械をご購入してもらいたい。そんな一心から、安心サポートパックが誕生しました。
詳しく解説していきます。

高所作業車の動作確認動画が当社YouTubeチャンネルで視聴できる

高所作業車の操作方法を文字だけではなく、実際に映像で確認したい方は、当社のYouTubeチャンネルをご利用ください。

高所作業車の動作確認動画が、アップロードされています!
実際にどのような動きをするのかが、直感的に理解できるためおすすめです。

下記にリンクを掲載しておきますので、興味がある方は視聴してください。

まとめ

高所作業車の操作は安全第一で!|まとめ
今回の記事では、高所作業車の操作方法や操作前の安全点検について、解説していきました。
改めて、この記事でお伝えしたかったポイントをまとめると以下のようになります。
  • 高所作業車の作業には資格が必要
  • 高所作業車を操作する前に始業前点検を実施すること
  • 高所作業車は中古の取扱いが豊富
  • 高所作業車の操作は動作確認動画で直感的に理解する

高所作業車の操作では、安全点検が最も重要です。
必ず点検内容を守り、適切に高所作業車を使用してください。
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    目次 高所での作業に使用される建設機械が高所作業車です 高所作業車とは? 高所作業車の種類は大分類で7種類ある 様々な種類の高所作業車が開発された理由とは? 高所作業車の種類別!特徴や得意な作業箇所 高所作業車の種類ごとに必要な資格は変わらない 高所作業車には少し変わった種類がある!3つ紹介 まとめ 高所での作業に使用される建設機械が高所作業車です 近年では、多種多様な高所作業車が開発されたこともあり、様々な場所で見かけることが多くなりました。 しかし、実際に高所作業車の資格を取得している人でも、種類をすべて把握している人は少ないと思います。 各種類の高所作業車の特徴を知り、適材適所で使用すれば事故のリスクを減らせます。 高所作業車は、大まかに分類して7種類あります。 現場監督経験者が、種類についてまとめました。 記事のポイント ●高所作業車の種類ごとの特徴が分かる ●高所作業車の種類によって資格が変わるのか分かる ●一風変わった高所作業車の紹介 高所作業車とは? 高所作業車の種類を紹介する前に、高所作業車の定義について解説します。 そもそも、高所作業車という建設機械が分からない方は、参考にしてください。 高所作業車として認められるには、以下の3つの定義を満たす必要があります。 ●上昇高さが2m以上になる作業床を搭載しており、人の搭乗ができる ●自身の動力を使用して作業床の上昇や下降を行っている ●不特定の作業場所に自身で移動ができる その他にも、労働安全衛生法第42条の規定に基づき、高所作業における様々な規格が定められています。 強度や安定面など細かく定められています。 基本的な定義をしっかりと覚え、細かいところは必要な場面で確認するようにしてください。 高所作業車の種類は大分類で7種類ある 次に、高所作業の種類について解説します。 高所作業車は、社団法人日本建設機械協会規格(JCMAS)によると7種類に分けられます。 簡単な特徴を表にまとめました。 伸縮ブーム型高所作業車 ブームが伸縮する高所作業車 屈折ブーム型高所作業車 ブームが屈折する高所作業車 混合ブーム型高所作業車 ブームが伸縮と屈折に対応している高所作業車 垂直昇降型高所作業車 作業床が垂直に上下する高所作業車 クローラ型高所作業車 クローラーベルトで走行する高所作業車 ホイール型高所作業車 タイヤで走行する高所作業車 トラック型高所作業車 トラックに高所装置を搭載した高所作業車 この7種類は、2つのパターンに分類できます。 1つ目が上昇方法。2つ目が移動方法です。 上昇方法は、伸縮ブーム型から垂直昇降型高所作業車までになります。 作業床をどのように上昇させるかによって、種類が分かれるのが特徴です。 2つ目の移動方法は、クローラ型からトラック型高所作業車までです。 高所作業車自体が、何で走行するのかによって種類が分かれています。 さらに、細かく分けられますが、基本的には、前述した7種類になります。 様々な種類の高所作業車が開発された理由とは? なぜこれだけ多くの高所作業車が開発されたのでしょうか? それは、多くの需要がありどんな場所でも対応できるようにするためです。 高所作業車は、ビルの窓清掃から倉庫での資材整理に至るまで、様々な場所で必要とされています。 倉庫の中は非常に狭く、大型の高所作業車を使用するわけにはいきません。 また、ビルの窓清掃では、ある程度の作業高さが必要になってきます。 このように、多様な場所で必要とされるからこそ課題が見つかり、課題を解決するために様々な種類の高所作業車が開発されました。 そんな高所作業車のおかげで、毎日不便なく清潔な町で暮らせているのです。 高所作業車の種類別!特徴や得意な作業箇所 次に、表でまとめた高所作業車を1つ1つ詳しく解説します。 適材適所で高所作業車を利用するために、それぞれの特性を理解することが大事です。 伸縮ブーム型高所作業車 伸縮ブーム型高所作業車は、ブームが伸縮することによって高さを調整する高所作業車で、もっとも一般的かつ多く普及しています。 伸縮ブーム型は、ブームがまっすぐに伸びていくため、以下のような特徴があります。 ●作業床の位置を調整しやすい ●開けた広い場所で作業がしやすい その反面、ブームをまっすぐにしか動かせないので、狭い場所や障害物が苦手です。 得意としている作業は非常に多く、インフラ整備やビル工事など、幅広い分野で活躍しています。 屈折ブーム型高所作業車 屈折ブーム型高所作業車は、ブームの中間部分が屈折するタイプの高所作業車です。 ブームが屈折することによって、平行移動が可能となっています。 屈折ブーム型は、以下のような特徴があります。 ●障害物をかわして作業ができる ●狭い隙間に入り込んで、作業ができる 1番の特徴は、障害物をかわして作業ができることです。 建設現場では、作業場所までに構造物が建てられていることがあり、その場合伸縮ブーム型では作業位置に接近できません。 屈折ブーム型高所作業車では、ブームが折り曲げられるため、そのような心配は無用です。 弱点はないように思えますが、屈折ブーム型は伸縮ブーム型に比べて作業高さが低くなってしまいます。 ビル工事など、ある程度の作業高さが必要なものは苦手です。 得意としている作業は、複雑な構造の建設現場や狭い場所に入り込む必要がある整備点検が挙げられます。 混合ブーム型高所作業車 混合ブーム型高所作業車は、屈折ブーム型と伸縮ブーム型のいいとこ取りをした高所作業車です。 伸縮ブームにより作業高さも確保でき、屈折ブームにより上下左右自由に移動できます。 混合ブーム型高所作業車には、以下のような特徴があります。 ●上下左右思いのままに操作できる ●作業床の移動範囲がとても広い このような特徴から、作業範囲が広く作業量も多い建設現場で活躍しています。 ブーム操作の工数が減るため、効率よく作業を行えるからです。 苦手な作業はあまりなく、オールラウンダーな高所作業車といえるでしょう。 垂直昇降型高所作業車 垂直昇降型高所作業車は、作業床が走行装置に対して垂直に上下するタイプの高所作業車です。 人が1人だけ搭乗できるような小型のタイプがほとんどです。 垂直昇降型高所作業車には、以下のような特徴があります。 ●非常に狭い場所で作業ができる ●昇降機構によってさらに細かく分類される ●他の高所作業車に比べて手頃な値段で購入できる 前述したように小型タイプが多いため、非常に狭い建設現場や倉庫、工場など活躍は多岐にわたります。 日曜大工に凝っているお父さんが所持するにも、ぴったりの高所作業車です。 また、垂直昇降型高所作業車は昇降機構によってさらに細かく分類されます。 昇降機構の違いは、以下の通りです。 ●シザース形 ●タワー形 ●シグマ形 この記事では詳しく解説しませんが、どれも一長一短の特徴を持っています。 あくまで、狭い場所での作業を前提として作られているため、大型の建設現場や作業範囲が広い場合を苦手としています。 得意としている作業箇所は、スタジオやホールでの設備設置、倉庫や工場での資材整理です。 クローラ型高所作業車 クローラ型高所作業車は、走行装置がクローラベルトになっている高所作業車です。 クローラベルトは、キャタピラと同様のベルト状走行装置です。 クローラ型高所作業車には、以下のような特徴があります。 ●不整地や軟弱地盤での走行が可能 ●大型タイプから小型タイプまで幅広く対応できる クローラ型高所作業車の最大の特徴は、安定感です。 キャタピラのような走行装置でゆっくりと移動できることから、不整地や軟弱地盤を走行できます。 しかし、高所での作業を行う場合は安定した地盤にしてください。 他の高所作業車に比べて移動速度が遅いため、広い現場での作業を苦手としています。 得意としている作業は、軟弱地盤や不整地が多い土木現場での作業や設備工事の仕上げ作業です。 トラック型高所作業車 トラック型高所作業車は、トラックに高所装置を装備した高所作業車です。 これまで紹介した高所作業車の中で唯一、公道を走行できます。 トラック型高所作業車には、以下のような特徴があります。 ●公道を走行でき、機動力が抜群 ●高い能力を兼ね備えた大型の高所作業車が多い トラック型高所作業車は、公道を走行できる機動力から1日で多くの現場に対応できます。 ゆえに、人気も高く生産台数の多い高所作業車です。 しかし、アウトリガを張り出す必要があるため、広い作業場所の確保が必須です。 狭い現場や室内では作業ができません。適材適所が最も求められる高所作業車でもあります。 得意としている作業は、大きい建設現場や街中でのインフラ整備になります。 高所作業車の種類ごとに必要な資格は変わらない 想像以上に沢山の種類があることに、驚かれた方もいるのではないでしょうか? このように、それぞれが特性を持った高所作業車なので「種類ごとに資格を取得しないといけないの?」と思うかも知れません。 結論として、運転に必要な資格は変わりません。 高所作業車の技能講習や特別教育を受講して、免許を取得していれば運転可能です。 1つだけ注意しなければいけないことがあります。 それは、トラック型高所作業車で公道を運転する際は、重量に適した自動車免許が必要になります。 トラック型高所作業車は、前述したように機動力があり、いくつもの現場を移動できます。 その際、公道を運転することになると思いますが、その場合は高所作業車の資格だけでは法令違反です。 必ず、重量に適した自動車免許が必要になります。 高所作業車には少し変わった種類がある!3つ紹介 次に、高所作業車の世界をさらに知ってもらうために、少し変わった高所作業車を紹介します。 街中で見かけることはないかもしれませんが、知識として蓄えておくのもいいかもしれません。 橋梁点検高所作業車 橋梁点検高所作業車は、足場を組むことなく安全に橋梁の点検ができる高所作業車です。 別名、ブリッジマスターといいます。 橋梁の上部から橋梁の下にブームを伸ばせます。 この高所作業車が開発されたことにより、橋梁の点検が大幅に効率化しました。 見かける機会はないかもしれませんが、迫力があるため1度は体験してみたい高所作業車です。 最大作業床高さが40Mの高所作業車 作業床の高さを40mまで上昇させられる高所作業車があります。 40mというと、ビルの12階~13階ほどの高さに相当します。 高層ビルなど超高所での作業で強力に活躍しており、独自の制御システムを備えているため、作業ポイントへの移動もスムーズに行えます。 上空40mで作業する場合は、足元に気を付けて安全帯を必ず使用してください! 作業床の最大積載荷重が1Tの高所作業車 作業床に最大で1tもの荷重をかけられる高所作業車があります。 搭乗員と一緒に多量の資材や機材を乗せられるため、機材を必要とする作業で大いに力を発揮します。 大型ながら操作性にも優れているのが特徴です。 まとめ|多種多様な高所作業車は中古販売を利用しよう 多種多様な高所作業車|まとめ 今回、高所作業車の様々な種類について、詳しく解説しました。 改めて、この記事でお伝えしたかったポイントをまとめると以下のようになります。 高所作業車は7種類に分けられる 高所作業車は需要が高く、そのため様々な種類が開発された 高所作業車は上昇方法と走行方法で2パターンの分け方がある 高所作業車の運転に必要な資格は変わらない 気になる高所作業車がある方は、中古販売やレンタルを利用してみるのをおすすめします。 ←中古の【高所作業車】を探すならトクワールド!

    2022/10/07

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    高所作業とは? 必要になる資格や高所作業のシチュエーションを解説

    高所作業は建築物や構造物を施工する場合に必須となる作業です。 労働安全衛生法では高さが2m以上で作業を行う場合、作業床と手摺などの囲いを設けて墜落を防止することを原則としています。つまり、高所作業は高さ2m以上の箇所で行う作業ということです。 また、厚生労働省が発表している労働災害状況を見ると、建設業界の死亡事故で1番の割合を占めているのが墜落・転落災害です。 ゆえに、労働安全衛生法では高所作業に関する法律が多く定められており、建設業界で働く人々は高所作業について学ばなければなりません。 この記事では現場監督者の経験者より話を伺い、どこよりも詳しくお伝えします。 高所作業とは何か 高所作業の危険性 高所作業で必要になる資格 また、高所作業では高所作業車の使用が頻繁です。そのため、高所作業車に関する危険性についても網羅しています。 高所作業の安全について理解を深めておかなければならない、新人現場監督の方にこそ、読んでもらいたい内容となっています。ぜひ、最後までお読みください! 高所作業とは? 労働安全衛生法令の労働安全衛生規則518条には「事業者は高さが2m以上の箇所で作業を行う場合においては、足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならない」とされています。 つまり、2m以上の箇所から墜落すると命の危険があるということ。これが、高所作業は2m以上からと認識されている理由です。 実際に、芸能人が番組収録中に2mの位置から転落し、全治6週間の大怪我をしたという報道もあります。 このように、人は2m以上の箇所からの墜落でも命の危険があるため、労働安全衛生規則で定められているのです。 2m以上と言われても、想像しづらいかもしれません。その場合は、街中でよく見かける自動販売機をイメージしてください。自動販売機は約2mの高さになります。 事業者って何? 事業者とは、労働者を使用して仕事を行っている人のこと。建設現場では、現場監督や職長などが該当します! 死亡事故で1番の割合を占めているのが墜落・転落災害 前述したように労働安全衛生法令では、高所作業に関しての取り決めが多く定められています。その理由は、墜落・転落災害がもっとも死亡事故につながりやすいためです。 厚生労働省が発表している「平成30年 労働災害発生状況」を参照すると、909件の死亡災害が発生しています。その中でも墜落・転落災害による死亡事故は、256件。およそ28%の割合を占めています。約4人に1人は、墜落・転落災害で死亡しているのです。 2番目に割合を占めているのが、交通事故で約19%になります。墜落・転落災害と交通事故で半数を占めているため、現場では墜落・転落災害を防止することがもっとも大切というわけです。 このあとの章では、高所作業のシチュエーションや資格、墜落・転落災害の実例を紹介します。建設現場で働いている方は自分の命を守るためにも記事を最後まで読み、理解を深めることをおすすめします! 墜落と転落の違いって何? 墜落と転落の違いは、落ちているときに体が宙に浮いているかどうか! 完全に宙に浮いている場合は墜落。何かしらに体が接触している場合は転落になります。 よくある高所作業のシチュエーション3選 「高所作業の具体的なシチュエーションが分からない!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか? そんな方に向けて、建設現場でよくある高所作業のシチュエーションを紹介します。 シチュエーション1:高所作業車での作業 高所作業車は建設重機の1種です。街中でのインフラ整備などで頻繁に使用されるため、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか? 高所作業車の定義には「作業床を2m以上の高さに上昇させられる」という決まりが含まれています。つまり、高所作業車を使用した場合は高所作業になるということです。 高所作業車は、人の手が届かない場所でなおかつ、足場を組み立てるのが困難な場合に使用されます。また、垂直式高所作業車という種類も存在しており、狭い箇所で大いに活躍してくれる高所作業車です。 高所作業車でよく起きる墜落災害は、以下の通りです。 高所作業車のバランスが崩れ、転倒してしまう 高所作業車から身を乗り出したために、墜落してしまう 作業床で重量物を持った際にバランスを崩し、墜落してしまう これらの高所作業車の墜落災害については、このあと1つ1つ詳しく解説します。 シチュエーション2:屋根や山留材の上での作業 屋根の補修作業や山留材の設置・撤去作業など、建設現場ではよく見る光景です。 山留材に関しては、立坑が深くなればなるほど墜落時の危険性が高まります。現場にもよりますが、山留材から地面までが6m以上になる場合もあり、 墜落した場合はひとたまりもありません。 屋根の補修作業に関しては、足元の確認を怠ってしまい、足を踏み外すことによる転落災害がもっとも発生しやすいです。建物が古くなっていると屋根がボロボロになっていることもあり、踏み抜いてしまうことも考えられます。 屋根や山留材の上では、常に危険と隣り合わせであることを忘れないでください。事業者の方は、親綱などの安全措置を十分に行う必要があります。 シチュエーション3:高層ビルの窓清掃や設備点検作業 高層ビルでは定期的に業者の方が、窓の清掃や設備の点検を行います。 もちろん、普段から高層ビルで作業をしているプロの方が行いますが、それでも災害が起きてしまうのが高所作業の恐ろしさです。建設現場でも高所作業は鳶工の人が行うのが一般的です。しかし、慣れているプロだからといって安全を怠らないように意識してください。 高層ビルの窓清掃や設備点検は、専用のゴンドラに乗って行います。ゴンドラに何かしらの衝撃がおきて墜落してしまうケースがよくある災害事例です。 高所作業をする際に取得しておくべき3つの資格 次に、高所作業で取得しておくべき資格について解説します。高所作業自体に資格は存在しませんが、これから解説するフルハーネス特別教育は間違いなく必要になる場面があります。 今回解説する資格は、以下の通りです。 フルハーネス特別教育 ロープ高所作業特別教育 高所作業車技能講習 これらの資格が必要になる作業は、頻繁にあります。 1つ注意点として、絶対に無資格の状態で作業をしてはなりません。受講時間や費用に関しても記載しますので、参考にしてください。 資格1:フルハーネス特別教育 墜落制止用器具には、以下の2種類が存在します。 胴ベルト型 フルハーネス型 胴ベルト型とは、腰の部分に1本のベルトを巻くタイプの墜落制止用器具です。胴ベルト型の墜落制止用器具は昭和25年頃に開発され、建設現場で働く多くの労働者を支えてきました。 しかし、胴ベルト型には欠点が存在します。それは、宙吊りになった際の腹周りの圧迫や耐久性に関しての不安です。これらの問題を解決するために、フルハーネス型の墜落制止用器具が開発されました。 フルハーネス型は体全体を覆うように何本ものベルトを巻くため、安全性が優れています。 また、墜落した場合も胴ベルト型に比べて安定した状態で宙づりになるため、圧迫感をあまり感じません。 労働安全衛生規則519条では「作業床を設けるのが困難な場合や囲い、手すりを取り外す際には労働者に墜落制止用器具を使用させる等、墜落による危険を防止する措置を講じなければならない」と定められています。 建設現場では、足場の一部を取り外して作業を行う場合が多々あります。その際には、必ず墜落制止用器具を使用しなければなりません。 また、墜落制止用器具はフルハーネス型を使用することが原則になっていますが、胴ベルト型を使用できる条件があります。その条件とは、以下の通りです。 作業箇所の高さが6.75m以下 フルハーネス型では地面に到達してしまう場合 法令上は6.75m以下の箇所で胴ベルトを使用できますが、一般的な建設作業の場合、5mを超えている箇所ではフルハーネス型の使用が推奨されています。 フルハーネス特別教育は学科が4.5時間。実技が1.5時間の計6時間で取得可能です。受講する機関によりますが、費用は1万円前後になります。 まだフルハーネス特別教育の資格を取得していない方は、近くの労働基準協会のHPを検索してみてください。 安全帯の規格が変更。 正式名称を墜落制止用器具へ この記事では、一貫して「墜落制止用器具」という言葉を使用しています。労働安全衛生法施行令の一部改正により「安全帯」の呼び方が「墜落制止用器具」に改正されたためです。 呼び方だけではなく、性能要求など規格の見直しも行われ、平成31年2月1日から「墜落制止用器具の規格」が適用されました。ゆえに、「安全帯の規格」と記載されている胴ベルトやフルハーネスを使用していると法令違反になります。 実際に、胴ベルトやフルハーネスを使用している方は1度確認してみてください。 資格2:ロープ高所作業特別教育 ロープ高所作業特別教育の資格を取得すると、ロープを使用した高所作業が行えるようになります。ロープを使用する場面として挙げられるのが、のり面での保護工事などです。 のり面とは、人工的な手を加えられて作られた斜面のことを指します。斜面では足場などの作業床を組み立てることができません。ですので、ロープを使用することが一般的です。 ロープ高所作業特別教育では、ロープについての正しい知識を身に付け、転落災害の防止を目的としています。 頻繁に使用する資格ではないため、該当する作業を行う場合に資格を取得するのがおすすめです。学科が4時間と実技が3時間の計7時間でロープ高所作業特別教育は取得できます。費用に関しても、1万円前後で受講可能です。 資格3:高所作業車技能講習 前述したように、手の届かない箇所では高所作業車を使用して作業を行います。その際は、高所作業車の資格が必要です。 高所作業車の資格は2種類あります。 高所作業車技能講習 高所作業車特別教育 2つの資格の違いは、操作できる高所作業車の能力にあります。高所作業車特別教育では、上昇能力10m未満の高所作業車しか操作できません。 どちらの資格を取得しようか悩んでいる方は、すべての高所作業車を操作できるようになる技能講習の取得をおすすめします。 高所作業車技能講習は、学科が10時間と実技が6時間の計16時間で取得可能です。特別教育と違い、取得までに2〜3日かかります。こちらも受講する機関によりますが、費用は4万円前後です。 高所作業車使用時に起きやすい墜落災害とは?高所作業車の転倒による墜落災害 トラック式高所作業車はアウトリガーという装置を張り出して使用します。アウトリガーを軟弱な地盤に張り出してしまうと、高所作業車のバランスが崩れ、転倒する恐れがあります。 高所作業車が転倒すれば作業床で作業をしている人が大変危険です。事前に敷鉄板を敷設するなど対策を講じるようにしてください。 身を乗り出して作業してしまう 高所作業車での作業において身を乗り出して作業することは、少しでもバランスを崩せばそのまま墜落してしまうため、大変危険な行為です。 実際に、現場で過去の災害事例などを目にする機会がありますが、高所作業車での墜落災害は身を乗り出して作業していたため、発生してしまうことがわかります。 高所作業車では墜落制止用器具を必ず使用して、作業床を作業位置までこまめに操作するようにしてください。 重量物を持ち、バランスを崩してしまう 高所作業車の作業床で重量物を持つ行為は、大変危険です。バランスを崩して墜落してしまう可能性があります。 皆さんも普段の生活で重量物を持った際に、足元がふらついた経験があるのではないでしょうか? 1度バランスを崩すと、高所作業車では重大災害に繋がることを忘れてはいけません。 どうしても重量物を持つ必要がある場合は、墜落制止用器具がしっかりと機能しているかどうか確認してください。確認後、体勢を整えて作業を開始することをおすすめします。 まとめ|今からでも遅くない! 高所作業について理解をふかめよう この記事では、高所作業についてどこよりも詳しく解説しました。 今回ポイントを改めてまとめると、以下の通りです。 高所作業は2m以上での作業のこと 墜落・転落災害は死亡事故の1番の原因である 高所作業に関する資格の中で、フルハーネス特別教育がもっとも大切になる 安全帯の規格が改正されたように、高所作業に関する法律は今後も強化されると予想できます。建設現場で働くすべての人々の命を守るためにも、正しい知識を身に付けるようにしてください!

    #高所作業車#資格

    2025/05/19

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  • 高所作業車のアウトリガーが動かない!  建設重機のよくあるトラブルの解決方法とは?
    高所作業車

    高所作業車のアウトリガーが動かない! 建設重機のよくあるトラブルの解決方法とは?

    目次 そもそもアウトリガーとは? 高所作業車のアウトリガーが動かない場合の対処法とは? 高所作業車のアウトリガーを使用しなければならない理由とは? 高所作業車のアウトリガーが関係して起きた事故事例の紹介 高所作業車のアウトリガーが故障しても「安心サポートパック」で安心! まとめ|高所作業車のアウトリガーについて知識を深めよう そもそもアウトリガーとは? アウトリガーとは、重機の車体を安定させるための装置になります。 アウトリガーのジャッキが車体から伸び、地面に向けてブームを伸ばすことにより設置完了です。 人間も地震などの大きな揺れに直面したとき、四つん這いになって踏ん張ります。 その姿を想像していただければ、イメージが付きやすいでしょう。 高所作業車以外にも、以下の建設重機に搭載されています。 ●クローラークレーン ●ユニック車 ●コンクリートポンプ車 アウトリガーを最大張り出しで使用することにより、その重機が発揮できる最大限の力を引き出せます。 1つ注意点として、アウトリガーは水平で強固な地盤に設置しないと効力がありません。 不整地や軟弱な地盤ではアウトリガーが沈んでしまうためです。 もし、そのような地盤で高所作業車のアウトリガーを設置する場合は、事前に敷鉄板を敷設するなどの対策をしてください。 高所作業車のアウトリガーが動かない場合の対処法とは? 次に、高所作業車のアウトリガーが動かなくなった場合の対処法について解説します。 現場ではトラブルがつきものです。 トラブルがあったときにいかに冷静に対処できるかが、その人の評価に直結する場合もあります。 マニュアルを1度よく確認する 初めにする行動として、マニュアルをよく確認することが挙げられます。 アウトリガーに関わらず、重機でトラブルがあったときはマニュアルを確認する癖をつけてください。 高所作業車を購入またはレンタルした場合、必ずマニュアルが送付されます。 そこに、トラブルを解決するヒントが書かれていることが多いためです。 点灯しているランプの箇所からどこに問題があるのかなど、様々なことを説明してくれている場合があります。 決して自己判断でトラブルを解決しようとせずに、マニュアルをよく確認するようにしてください。 指定の工場で点検、整備してもらう マニュアルを確認してもトラブルが解決しなかった場合は、指定された工場で点検や整備をしてもらうのが1番です。 高所作業車のメーカーやレンタル先の会社に連絡して、どこに修理を依頼すればいいのか聞いてください。 すぐに、対応してくれます。 基本的に高所作業車などの建設重機のトラブルは、工場で点検、整備をしてもらうことになります。 高所作業車のアウトリガーを使用しなければならない理由とは? 「アウトリガーって絶対に使用しないといけないの?」と疑問に思うかもしれません。 工事現場の幅が狭く、アウトリガーを十分に張り出せない状況があるのも事実です。 また、アウトリガーの張り出し量に法律上の規定はありません。 しかし、トラック式高所作業車などのアウトリガーが搭載されている高所作業車では、必ずアウトリガーを設置してから作業を開始してください。 なぜなら、高所作業車の事故のほとんどが、車体のバランスが崩れ転倒してしまうという事象だからです。 高所作業車のアウトリガーを正しく使用していれば、防げた事故になります。 また、作業箇所が狭くアウトリガーを最大張り出しで使用できない場合は、場所が許す限り張り出して使用するのがおすすめです。 高所作業車のマニュアルにも、このような記載がされています。 張り出したアウトリガーの長さで作業範囲や最大積載重量などが変わるため、1度確認してから作業を行うようにしてください。 高所作業車のアウトリガーが関係して起きた事故事例の紹介 次に、実際に高所作業車のアウトリガーが関係して起きてしまった事故事例を紹介します。 アウトリガーの大切さや危険性が分かる事故を2つピックアップしました。 高所作業車を使用する場合は、安全第一を忘れないようにしてください。 アウトリガーが地中にのめり込んで転倒 前日に雨が降り、地盤がぬかるんでいました。br> しかし、敷鉄板などの対策を施さないでアウトリガーを設置したため、起きてしまった事故になります。 先ほども前述しましたが、アウトリガーを軟弱な地盤で使用する際は、敷鉄板やスリッパを必ず使用するように心がけてください。 アウトリガーと壁の間に挟まれる アウトリガーを張り出す際に、ジャッキの直線状に立っていたためアウトリガーと壁の間に挟まれてしまったという事故になります。 作業箇所が狭く、十分なスペースが取れない場合に起きてしまう事例です。 アウトリガーを設置するときは、少し離れて周囲に人がいないか確認してから操作を開始するようにしてください。 高所作業車のアウトリガーが故障しても「安心サポートパック」で安心! 建設重機のトラブルは、新品の高所作業車よりも中古の高所作業車に起きる場合が多いです。 でも、新品は値段が高くて手が出せないと悩んでしまいます。 中古の高所作業車でも安心して使用したいと考えている方に、ぜひ検討して頂きたいのが、当社の安心サポートパックです。 安心サポートパックは、重機購入者様が安心していただけるようにという願いを込めてサービスを開始しました。 「中古だから、故障したときに大変な思いをしそう」 「修理に出して費用が高くついたら、中古で購入した意味がない」 このような中古の重機を購入した方、特有の悩みを解決したものです。 具体的な修理費用のサポートがでる事故は、以下の通りになります。 ●水害 ●電気事故 ●機械事故 安心サポートパックに興味が湧き、もう少し詳しく知りたいという方は、下記のリンクをチェックしてください! 「安心サポートパック」中古重機建機を購入するときの安心に 高所作業車のみならず、全ての機械が加入できるサービスです。 機械が故障した場合の修理限度額は、時価額によって変わってきます。 当社のHPから、各営業所にお問い合わせいただければ、迅速に対応させていただきます! まとめ|高所作業車のアウトリガーについて知識を深めよう 高所作業車のアウトリガーについて知識を深めよう|まとめ この記事では、高所作業車のアウトリガーにトラブルが起きた場合の対応方法やアウトリガーの知識について解説していきました。 この記事のポイントを再度まとめると、以下の通りです。 アウトリガーは、車体の安定性を高める装置 トラック式高所作業車以外にも、クローラークレーン、ユニック車、コンクリートポンプ車でアウトリガーは使用されている 高所作業車のアウトリガーが動かないときは、マニュアルをよく確認した後に点検と整備をしてもらう アウトリガーが搭載されている重機を使用する際は、必ずアウトリガーを張り出してから作業を開始する 中古重機の故障が不安な方は、当社(トクワールド)の安心サポートパックをチェックしてみる 高所作業車の正しい知識を身に付けて、安全第一で作業してください。 ←高所作業車の中古重機買うならトクワールド!

    2023/01/21

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