中古建設機械情報・ニュース【トクワールド】の高所作業車の資格とは? 資格を取得すると色々な作業ができます!

中古重機買取 新車建機販売 建設機械 ユンボ ホイールローダー ブルドーザー トラック ラフタークレーン フォークリフト 環境機械 新品中古アタッチメント・パーツ 修理・輸出・リース 東海地区No.1

  1. TOP
  2. BLOG
  3. 高所作業車
  4. 高所作業車の資格とは? 資格を取得すると色々な作業ができます!
高所作業車の資格とは? 資格を取得すると色々な作業ができます!

高所作業車

2022/07/26

4,366

高所作業車の資格とは? 資格を取得すると色々な作業ができます!

高所作業車の資格とは?

「次の仕事で高所作業車に乗る必要があるんだけど、資格って必要なのかな?」
「技能講習と特別教育って何が違うの?」
「高所作業車の資格はどこで取得すればいいのかな?」

上記のような悩みをお持ちではないでしょうか?
今回は、こういった悩みをわかりやすく解決します。

高所作業車の資格取得は、険しい道のりではありません。
合格率は、99%程です。

ぜひ、今回の記事で高所作業車の基本を抑え、自分の手足のように乗りこなせるようになれば幸いです。

記事のポイント
•高所作業車の運転に必要な資格が分かる
•高所作業車の資格の取得方法が分かる
•高所作業車の資格を取得するとできるようになることが分かる

高所作業車とは?

まず「簡単に高所作業車とは何か?」について解説します。

高所作業車とは、名前の通り高所での作業を行う際に作業員の足場となってくれる建設機械です。

高所作業車と認められるには3つの定義を満たす必要があります。
その定義とは、以下の通りです。

•2m以上の高さに移動することができる作業床があり、上昇機能や走行機能を搭載している
•動力を用いて、作業床の上昇や下降を行う
•自ら不特定の場所に移動することが可能である

2m以上の高さに作業床を上昇でき、独立して昇降と走行ができる車が高所作業車です。

高所作業車を運転するのに必要な資格は2種類ある

実際に、高所作業車の資格について解説します。

まず必ず把握しなければならないのは、高所作業車の資格は2種類あるということです。

2種類の資格は、以下の通りです。

•高所作業車技能講習
•高所作業車特別教育

このふたつは、作業床の高さによって分かれます。
高所作業車技能講習 最大作業床高さ10m以上
高所作業車特別教育 最大作業床高さ10m未満

注目する点は、作業床の高さは、高所作業車の最大作業床高さで判断するということです。
つまり、高所作業車の能力が10m以上なら、作業箇所に関係なく技能講習を受けて資格を取得していなければいけません。

勘違いしやすいポイントです。しっかりと覚えておくことをおすすめします。

高所作業車技能講習

高所作業車技能講習は、最大作業床高さが10m以上の高所作業車で運転操作をする場合に必要となる資格です。

高所作業車技能講習にかかる費用と時間は、以下のようになります。

技能講習にかかる時間 12時間~17時間程度
技能講習にかかる費用 3万円~5万円程度
技能講習に時間のばらつきがある理由は、対象の資格を既に取得しているかどうかです。

例えば、移動式クレーンの資格を取得している人ならば、免除になる学科講習があります。
また、費用に関しては、受ける教習所でばらつきが多少あり、こちらも取得している免許によって変わってきます。

様々な資格を取得していると、素早く、安く、受けることができます。
技能講習の内容は、以下の4つで構成されています。

•学科講習
•学科試験
•実技講習
•実技試験

技能講習は、学科試験と実技試験に無事に合格すると資格が交付されます。
心配しなくても大丈夫です。

高所作業車技能講習の合格率は、なんと約99%です!
残りの1%は、居眠りをしてしまった人などが該当します。真面目に講習を受けてください。

高所作業車特別教育

高所作業車特別教育は、最大作業床高さが10m未満の高所作業車を運転操作する場合に必要になる資格です。

注意点として、技能講習を修了した人は、全ての高所作業車を運転できますが、特別教育は10m未満のみです。

高所作業車特別教育にかかる時間や費用は以下の通りです。
特別教育にかかる時間 9時間程度
特別教育にかかる費用 1万円~2万円程度
特別教育も取得している資格によって、多少のばらつきがあります。

特別教育は、技能講習と違い試験はありません。
学科と実技の講習を真面目に受ければ、必ず修了証が交付されます。

費用も比較的安いため、少しでも興味を持った方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

トラック式高所作業車を運転する場合は、適した自動車免許が必要

トラック式の高所作業車を運転する場合は、トラックのサイズに適した自動車免許を取得する必要があります。

具体的には、下記のような自動車免許です。

•大型自動車免許
•中型自動車免許
•普通自動車免許

現場で高所作業車の操作をするだけなら、自動車免許は必要ありません。

しかし、トラック式高所作業車を操作する場合は自動車免許も取得することをおすすめします。
免許を取得していれば、作業現場までトラック式高所作業車の往復ができるからです。

また、建設業界は、自動車免許を取得していた方が仕事の幅は確実に広がります。

時間に余裕がある時に、検討してみてください!

高所作業車の資格はどうやって取得するの?

次に「高所作業車の資格はどこで取得するの?」と疑問をお持ちの方に、資格を取る方法と手続きについて簡単にご紹介します。

高所作業車の資格を取る方法

高所作業車の資格を取得する方法は、基本的に車の免許と変わりません。
教習所で、受講する必要があります。

高所作業車の資格を取得する道のりは、以下のようになります。

1.家の近くに高所作業車の教習を行っているところがないか、ネットで調べる
2.見つかったら、受けるコースを決めて値段を見る
3.教習所に連絡してお金の支払方法などを聞き、支払いを済ませる
4.実際に受けに行く

学科が免除になる資格をお持ちの方は、それを証明するために資格証を忘れずに持参してください。

高所作業車の資格を取る手続き

次に、高所作業車の資格を取得する際の手続きを、簡単に解説します。
こちらも基本的には、車の免許と同じ流れになります。

教習所に申し込みをすると、講習の日程が決まりますので、忘れずに受けるようにしてください。
技能講習も特別教育もおよそ、2日〜3日で終わります。

無事に合格しましたら、修了証が交付されます。
基本的に、即日での交付です。

注意点は、印鑑や身分証明書など事前に必要なものは必ず用意してください。
手戻りがあっては、大変です。

高所作業車を運転操作する場合は、必ず携帯するようにしてください。
作業前に、資格証の提示を求められる場合があります。

高所作業車の資格を取得すると何ができるようになる?

高所作業車を運転操作ができるようになる

当たり前ですが、高所作業車を運転操作できるようになります。

今まで遠くから眺めることしかできなかった憧れの機械を、自分の手で操縦できるわけです!
電力会社や建設会社での需要も多いため、自分のキャリアアップになります。

電力会社や建設会社で重宝される人材になれる

高所作業車の資格を取得している人は、高所での点検や作業を行う事が多い「電力会社」や「建設会社」で重宝されます。

それだけ、需要があるということです。
「どこに行っても、即戦力になりたい!」という方は、ぜひこの機会に挑戦してみてはいかがでしょうか?

高所作業車の資格を取得しないで運転する危険性

最後に、高所作業車の資格を取得せず運転することの危険性についてご紹介します。

今回ご紹介する事案は、資格を取得した場合でも気をつけるべきことです。
実際問題として、高所作業車での死亡事故は起きています。

危険な機械を操作しているという自覚をもって、安全に作業するようにしてください。

運転を誤り、近くの作業員を轢いてしまう

高所作業車は自走でき、作業床の上からリモコンで運転します。
そのため、周りに人がいるのに気が付かず轢いてしまう、という事故です。

しっかりと周囲を確認し、移動する時は周りに分かるように必ず声をかけることが大切になります。

操作を誤り、上の構造物に挟まれてしまう

操作を誤り作業床と上にある構造物に挟まれてしまう、という事故です。

下降しようとしたら、ボタンを押し間違えてしまい上昇してしまうということが、よく起きます。

必ず資格を取得した人間が操作すること、挟まれ防止措置を設置してから作業を行うことで防ぐことができます。
現場では、何事も人命最優先で行動してください。

まとめ

高所作業車を乗りこなそう|まとめ
  • 高所作業車の資格は、技能講習と特別教育の2種類がある
  • 技能講習と特別教育は、高所作業車の最大作業床高さによって分けられる
  • 高所作業車の資格は、教習所で受講する
  • 高所作業車の資格を取得すると、現場で重宝される人材になれる

高所作業車は、高いところでの作業を可能にしてくれる優秀な建設機械です。
しかし、高所作業は危険と隣り合わせであるということを忘れてはいけません。

講習を受講して、しっかりとしたルールを学び、現場に戻ってからも必ず講師の方が話していた内容を守り作業するようにしてください!
記事一覧へ

RECOMMENDおすすめ記事

  • 高所作業車とは? 高所作業車の種類や安全面について理解しよう
    高所作業車

    高所作業車とは? 高所作業車の種類や安全面について理解しよう

    目次 高所作業車とは? 高所作業車を定義する3つの要素 高所作業車には多くの種類がある。代表例3選! 高所作業車で絶対にやってはいけないこと3選! 高所作業車は法定点検が必要 まとめ 高所作業車とは? 高所作業車という建設機械をご存知ですか? 「名前は聞いたことあるけど、見たことないな」という方も、知らず知らずのうちに見かけていることがあるかもしれません。 高所作業車は、それほど多岐にわたって活躍している建設機械です。 今記事を読んでいるあなたが、不便なく電気や通信機器を使えているのは、高所作業車のおかげかもしれません。 この記事では、 「高所作業車ってどんな建設機械なの?」 「高所作業車の種類を知りたい!」 「高所作業車って安全なの?」 という疑問にお答えしていこうと思います。 初めに「高所作業車って何?」という疑問にお答えしていきます。 高所作業車とは、名前の通り高い場所での作業を可能にする建設機械です。 ブーム先端に作業床が付いており、その作業床に人が乗って作業をします。 高所作業車は、非常に便利で使用場所は多岐にわたります。 •建設現場 •街中の電気工事 •信号機などの保守点検 •空港内の整備 •ドラマや映画の撮影 このように、色々な場所で目にすることができます。 高所作業車を定義する3つの要素 高所作業車の説明を聞いて「見たことある!」と思った方もいるのではないでしょうか? しかし、それは高所作業車ではないかもしれません。 高所作業車と認められるには、労働安全衛生法で定められている3つの定義を満たす必要があります。 その、高所作業車の定義は以下の通りです。 •高さが2m以上になる作業床を装備しており、人を乗せた状態で上昇や走行ができる •動力を使用して作業床の上昇や下降を行っている •不特定の場所に移動することが可能である 1つ1つ詳しく見ていきます。 高さが2m以上になる作業床を装備しており、人を乗せた状態で上昇や走行ができる 一般的に高所作業と呼ばれるのは、高さが地面から2m以上の場合です。 つまり、高さが2m以上にならないものは高所作業車と言えません。 そして、人を乗せた状態で上昇や走行ができることも定義の1つになります。 高所作業車は、人間が高いところでの作業を可能にするための機械です。 上昇や走行が正しく行われないと、思わぬ事故に発展してしまう可能性もあります。 高所作業車は、高所作業を安全に行うための車ということです。 動力を使用して作業床の上昇や下降を行っている 高所作業車は、自身に搭載されている動力を使用して、作業床を上昇、下降する必要があります。 高所作業車に装備されている動力は、主に3種類です。 •エンジン •バッテリー •バイエナジー そのため、人力で昇降しているものや他から動力を確保して動くものは高所作業車ではありません。 不特定の場所に移動することが可能である 高所作業車は、自ら不特定の場所に移動できなければいけません。 車という言葉がつく以上、自走できることが求められます。 高い所の細かい作業をしているのに、移動ができなければ不便です。 また、移動せずにその場で昇降を繰り返すタイプの機械もありますが、それは高所作業車ではなく高所作業台といいます。 高所作業車と高所作業台を区別するためにも、自らの動力を使い不特定の場所に移動することが高所作業車には求められます。 高所作業車には多くの種類がある。代表例3選! 次に、高所作業車の種類について解説していきます。 高所作業車はその利便性と多くの需要から、たくさんの種類が開発されてきました。 高所作業車は走行方法、動力、ブームの構造に違いがあり、これらを組み合わせることで多くの種類の高所作業車が存在しています。 今回は走行方法に絞り、よく見る高所作業車の代表例を3つご紹介します。 自走式高所作業車 自走式高所作業車は、高所作業車自体に動力とタイヤがついており、走行できる機能を備えたものです。 名前の通り、作業員自らがリモコンで作業床の上から操作し、運転できるため自走式と呼ばれています。 具体的には、空港やドラマの撮影などで使用されることがあります。 自走式高所作業車は、街中で多く使用されているので目にする機会が多いと思います。 トラック式高所作業車 トラック式高所作業車は、トラックの車両後方に作業床を架装した高所作業車です。 トラックについているからトラック式高所作業車と呼ばれています。 トラック式高所作業車の一番の特徴は、公道を走行できる点です。 その特徴から機動力がものすごく高く、たくさんの現場で重宝されています。 こちらも各所インフラの点検で市街地を駆け回っていますので、目にする機会が多い高所作業車です。 スムーズな移動が可能であることを武器に、これからもたくさんの活躍が見込まれる。 それが、高所作業車になります。 クローラー式高所作業車 クローラー式高所作業車とは、土木現場や建築現場で多く見られる高所作業車です。 その理由はタイヤの代わりにキャタピラを装備しており、不整地や軟弱な地盤でも作業が可能です。 実際の土木現場では、よくクローラー式高所作業車が使われています。 一般的ではありませんが高所という危険作業を安全に行える、とても頼りになる高所作業車です。 高所作業車で絶対にやってはいけないこと3選! 次に、高所作業車の運転操作で絶対にしてはいけないことを紹介します。 現場にいる全員が、高所作業車は使い方を間違えれば危険という認識をもたなければ重大な事故が起きてしまいます。 無資格で運転する 高所作業車を運転操作するためには、絶対に資格が必要です。 高所作業車の資格は、2種類あります。 •技能講習 •特別教育 高所作業車における作業床の高さによって、取得する資格が変わります。 資格を持っていない人が、高所作業車の運転操作をしてはいけません。 当たり前のことですが、たまに無資格で操作してしまう人がいます。 1つ質問します。 「車を無免許で運転しますか?」 ほとんどの方は、しないと答えるはずです。 それと同じです。 高所作業車は、一歩間違えると人命を奪ってしまうこともある建設機械なので、必ず資格を取得するようにしてください。 墜落静止用器具を使用しない 先述した通り、労働安全衛生法で2m以上の作業は高所作業と定められています。 つまり、高所作業車を用いた作業は必ず高所作業になるということです。 高所作業では、必ず墜落静止用器具(安全帯)を着用しなければいけません。 高所作業車では、操作を誤り転落してしまうという事故が、少なからず起きています。 自分の身を守るためにも必ず墜落静止用器具を着用・使用して高所作業車に乗り込むようにしてください。 作業場所に適した高所作業車を使用しない 高所作業車には、たくさんの種類があります。 適材適所で使用しないと危険な可能性があるからです。 不整地の現場で、クローラー式の高所作業車を使わずに自走式の高所作業車を使用してしまうと、最悪の場合は機械が倒れ大怪我する恐れがあります。 挟まれ事故も度々起きているので、必ず用途にあった高所作業車を選ぶようにしてください。 高所作業車は法定点検が必要 高所作業車は、年次点検を受けることが法律で義務化されています。 •点検資格を持った人間が点検しなければいけない •点検結果を3年間は保管する必要がある 年次点検の際、以上のことに注意し、1年に1回は点検するように心がけてください。 まとめ今回の記事では、高所作業車の基本を解説しました。 高所作業車は3つの定義を満たしている必要がある 高所作業車の種類は走行方法、動力、ブーム構造によって分かれる 高所作業車はルールを守らないと重大事故に繋がる恐れがある 高所作業車を使用するときは、しっかりとルールを守り能力を、最大限発揮させるようにしてください。 ←中古の【高所作業車】を探すならトクワールド!

    #高所作業車

    2022/07/21

    3,683

  • 高所作業車のアウトリガーが動かない!  建設重機のよくあるトラブルの解決方法とは?
    高所作業車

    高所作業車のアウトリガーが動かない! 建設重機のよくあるトラブルの解決方法とは?

    目次 そもそもアウトリガーとは? 高所作業車のアウトリガーが動かない場合の対処法とは? 高所作業車のアウトリガーを使用しなければならない理由とは? 高所作業車のアウトリガーが関係して起きた事故事例の紹介 高所作業車のアウトリガーが故障しても「安心サポートパック」で安心! まとめ|高所作業車のアウトリガーについて知識を深めよう そもそもアウトリガーとは? アウトリガーとは、重機の車体を安定させるための装置になります。 アウトリガーのジャッキが車体から伸び、地面に向けてブームを伸ばすことにより設置完了です。 人間も地震などの大きな揺れに直面したとき、四つん這いになって踏ん張ります。 その姿を想像していただければ、イメージが付きやすいでしょう。 高所作業車以外にも、以下の建設重機に搭載されています。 ●クローラークレーン ●ユニック車 ●コンクリートポンプ車 アウトリガーを最大張り出しで使用することにより、その重機が発揮できる最大限の力を引き出せます。 1つ注意点として、アウトリガーは水平で強固な地盤に設置しないと効力がありません。 不整地や軟弱な地盤ではアウトリガーが沈んでしまうためです。 もし、そのような地盤で高所作業車のアウトリガーを設置する場合は、事前に敷鉄板を敷設するなどの対策をしてください。 高所作業車のアウトリガーが動かない場合の対処法とは? 次に、高所作業車のアウトリガーが動かなくなった場合の対処法について解説します。 現場ではトラブルがつきものです。 トラブルがあったときにいかに冷静に対処できるかが、その人の評価に直結する場合もあります。 マニュアルを1度よく確認する 初めにする行動として、マニュアルをよく確認することが挙げられます。 アウトリガーに関わらず、重機でトラブルがあったときはマニュアルを確認する癖をつけてください。 高所作業車を購入またはレンタルした場合、必ずマニュアルが送付されます。 そこに、トラブルを解決するヒントが書かれていることが多いためです。 点灯しているランプの箇所からどこに問題があるのかなど、様々なことを説明してくれている場合があります。 決して自己判断でトラブルを解決しようとせずに、マニュアルをよく確認するようにしてください。 指定の工場で点検、整備してもらう マニュアルを確認してもトラブルが解決しなかった場合は、指定された工場で点検や整備をしてもらうのが1番です。 高所作業車のメーカーやレンタル先の会社に連絡して、どこに修理を依頼すればいいのか聞いてください。 すぐに、対応してくれます。 基本的に高所作業車などの建設重機のトラブルは、工場で点検、整備をしてもらうことになります。 高所作業車のアウトリガーを使用しなければならない理由とは? 「アウトリガーって絶対に使用しないといけないの?」と疑問に思うかもしれません。 工事現場の幅が狭く、アウトリガーを十分に張り出せない状況があるのも事実です。 また、アウトリガーの張り出し量に法律上の規定はありません。 しかし、トラック式高所作業車などのアウトリガーが搭載されている高所作業車では、必ずアウトリガーを設置してから作業を開始してください。 なぜなら、高所作業車の事故のほとんどが、車体のバランスが崩れ転倒してしまうという事象だからです。 高所作業車のアウトリガーを正しく使用していれば、防げた事故になります。 また、作業箇所が狭くアウトリガーを最大張り出しで使用できない場合は、場所が許す限り張り出して使用するのがおすすめです。 高所作業車のマニュアルにも、このような記載がされています。 張り出したアウトリガーの長さで作業範囲や最大積載重量などが変わるため、1度確認してから作業を行うようにしてください。 高所作業車のアウトリガーが関係して起きた事故事例の紹介 次に、実際に高所作業車のアウトリガーが関係して起きてしまった事故事例を紹介します。 アウトリガーの大切さや危険性が分かる事故を2つピックアップしました。 高所作業車を使用する場合は、安全第一を忘れないようにしてください。 アウトリガーが地中にのめり込んで転倒 前日に雨が降り、地盤がぬかるんでいました。br> しかし、敷鉄板などの対策を施さないでアウトリガーを設置したため、起きてしまった事故になります。 先ほども前述しましたが、アウトリガーを軟弱な地盤で使用する際は、敷鉄板やスリッパを必ず使用するように心がけてください。 アウトリガーと壁の間に挟まれる アウトリガーを張り出す際に、ジャッキの直線状に立っていたためアウトリガーと壁の間に挟まれてしまったという事故になります。 作業箇所が狭く、十分なスペースが取れない場合に起きてしまう事例です。 アウトリガーを設置するときは、少し離れて周囲に人がいないか確認してから操作を開始するようにしてください。 高所作業車のアウトリガーが故障しても「安心サポートパック」で安心! 建設重機のトラブルは、新品の高所作業車よりも中古の高所作業車に起きる場合が多いです。 でも、新品は値段が高くて手が出せないと悩んでしまいます。 中古の高所作業車でも安心して使用したいと考えている方に、ぜひ検討して頂きたいのが、当社の安心サポートパックです。 安心サポートパックは、重機購入者様が安心していただけるようにという願いを込めてサービスを開始しました。 「中古だから、故障したときに大変な思いをしそう」 「修理に出して費用が高くついたら、中古で購入した意味がない」 このような中古の重機を購入した方、特有の悩みを解決したものです。 具体的な修理費用のサポートがでる事故は、以下の通りになります。 ●水害 ●電気事故 ●機械事故 安心サポートパックに興味が湧き、もう少し詳しく知りたいという方は、下記のリンクをチェックしてください! 「安心サポートパック」中古重機建機を購入するときの安心に 高所作業車のみならず、全ての機械が加入できるサービスです。 機械が故障した場合の修理限度額は、時価額によって変わってきます。 当社のHPから、各営業所にお問い合わせいただければ、迅速に対応させていただきます! まとめ|高所作業車のアウトリガーについて知識を深めよう 高所作業車のアウトリガーについて知識を深めよう|まとめ この記事では、高所作業車のアウトリガーにトラブルが起きた場合の対応方法やアウトリガーの知識について解説していきました。 この記事のポイントを再度まとめると、以下の通りです。 アウトリガーは、車体の安定性を高める装置 トラック式高所作業車以外にも、クローラークレーン、ユニック車、コンクリートポンプ車でアウトリガーは使用されている 高所作業車のアウトリガーが動かないときは、マニュアルをよく確認した後に点検と整備をしてもらう アウトリガーが搭載されている重機を使用する際は、必ずアウトリガーを張り出してから作業を開始する 中古重機の故障が不安な方は、当社(トクワールド)の安心サポートパックをチェックしてみる 高所作業車の正しい知識を身に付けて、安全第一で作業してください。 ←高所作業車の中古重機買うならトクワールド!

    2023/01/21

    8,570

  • 高所作業車の各部名称を徹底解説! 必ず抑えておくべき言葉とは?
    高所作業車

    高所作業車の各部名称を徹底解説! 必ず抑えておくべき言葉とは?

    高所作業車などの建設重機は様々な部品で構成されています。 現場では各部名称で指示を受けることがあるため覚えておかなければいけません。 この記事では、高所作業車の各部名称を知りたい方に向けて、以下の内容をどこよりも分かりやすく解説します。 目次 高所作業車とは? 高所作業車の代表的な種類とは? 高所作業車で必ず覚えておくべき大切な名称3選 高所作業車の各部名称を徹底解説! 高所作業車を使用する前に覚えておくべき言葉 まとめ|高所作業車の各部名称を知り安全に使用しよう 高所作業車の各部名称を覚えておけば、スムーズに指示をだせます。 また、安全についても何に着目すればいいのか分かるため、覚えておいて損はありません。 高所作業車とは? 初めに、高所作業車とはどのような建設重機なのか簡単に解説します。 高所作業車とは、人が届かないような高所での作業で活躍してくれる建設重機です。 先端に付いている作業床が動力で人を乗せたまま上昇できます。 高所作業車と認められるために必要な定義は、以下の通りです。 ●作業床が2m以上の高さに上昇できる ●作業床の昇降を人力ではなく、動力によって行える ●自身の力で不特定箇所に移動できる 建設業界では、高所作業は2m以上の場合を指します。 ゆえに、2m以上の高さに上昇できなければ、高所作業車とはいえません。 また、エンジンなどの動力で昇降ができることや作業箇所に自走して移動できなければ、高所作業車ではなく高所作業台という括りになります。 高所作業車の代表的な種類とは? 次に、街中でのインフラ整備や建設現場で良く使用される代表的な高所作業車の種類について解説します。 高所作業車は非常に便利で需要の高い建設重機です。 よって、様々な開発がされており、種類も多様にあります。 安全について理解を深めることや費用の最適化のためにも、高所作業車にはどのような種類があるか知っておく必要があります。 詳しく解説します。 トラック式高所作業車 トラック式高所作業車は、トラックに高所作業車の装置を搭載したものになります。 基本的に上昇能力などが高性能なものが多く、電柱などでのインフラ整備や看板の取り付けなどでも使用されます。 トラック式高所作業車の最大のメリットは、公道を走行できる点が挙げられます。 現場での作業が終了すれば、そのまま公道を走行して帰宅できるため、毎回トラックなどで運ぶ必要がありません。 しかし、公道の走行には重量に適した自動車免許が必要になるため、注意してください。 自走式高所作業車 自走式高所作業車とは、昇降装置にタイヤやキャタピラなどの走行装置が備わっているものになります。 トラック式高所作業車と同じく、建設現場などで見かける機会が多い高所作業車です。 自走式高所作業車は2種類あります。 ●ホイール式高所作業車 ●クローラ式高所作業車 これらは、搭載されている自走機能に違いがあります。 ホイール式高所作業車とは、ゴムタイヤが備わっているタイプで、移動する際は滑らかに移動可能です。 クローラ式高所作業車とは、キャタピラが備わっているタイプで、不整地や凹凸が激しい現場で安定して使用できます。 自走式高所作業車は非常にコンパクトなものが多いため、小規模な現場で使用されます。 垂直昇降型高所作業車 垂直昇降型高所作業車とは、作業床が走行装置に対して垂直に上昇していく高所作業車です。 トラック式高所作業車や自走式高所作業車が侵入できない非常に狭い箇所でも使用できることが最大のメリットです。 土木工事ではあまり使われることはなく、建築工事や倉庫での資材整理などで力を発揮しています。 価格も他の高所作業車に比べれば安価なため、家庭で使用したい方にもおすすめです。 高所作業車で必ず覚えておくべき大切な名称3選 次に、高所作業車の名称について解説します。 まずは、必ず抑えておくべき各部名称を3つ厳選してお伝えします。 厳選した3つの言葉は、以下の通りです。 ●アウトリガ ●安全ロープ掛け ●緊急停止装置 どれも建設業界では基本的な言葉です。必ず覚えるようにしてください。 アウトリガ アウトリガとは、高所作業車の車体を安定させる装置のことをいいます。 突っ張り棒をイメージすると分かりやすいです。 高所作業車などの建設重機は、車体に力がかかることによって揺れたり不安定になったりしてしまいます。 ゆえに、そのままでは重機が転倒します。 そこで、転倒防止の役割を担ってくれるのがアウトリガです。 車体から4本ニョッキと、人間の四つん這いのように設置します。 注意点として、接地面が軟弱な地盤だとアウトリガが地盤に入り込んでしまうため、固定されません。 これでは、本来の力を発揮できない状況になります。 アウトリガはクレーンやコンクリートポンプ車にも存在するため、覚えておいて損はありません。 安全ロープ掛け 先ほど説明したように、高所作業車での作業は2m以上になるため墜落制止用器具が必要です。 これは労働安全衛生法令で定められているため、必ず守る必要があります。 実は、高所作業車には墜落制止用器具を掛ける場所があり、その部分が安全ロープ掛けです。 最新の高所作業車の中には、安全ロープ掛けに墜落制止用器具のフックがかかっていないと上昇できないものまで開発されています。 現場は安全第一で作業することが一番です。 しっかりと安全ロープ掛けを利用してください。 緊急停止装置 緊急停止装置とは、高所作業車がトラブルに陥ったときに押すボタンです。 緊急停止装置を押すとブームやバケットなどの全ての装置を停止させられます。 実際に、緊急停止装置を活用して身の危険から自分を守った事例もあります。 高所作業車に搭乗して身の危険を感じたときの最終手段になるので、作業を開始する前に緊急停止装置の位置を抑えておいてください。 高所作業車の各部名称を徹底解説! 次に、高所作業車の様々な各部名称を紹介していきます。 装置ごとに分けて紹介します。 紹介する各装置は以下の通りです。 ●作業床装置 ●作業床支持装置 ●安全装置 ●付属装置 作業床装置 作業床 先端に付いている、人や荷物を載せる部分 バスケット 作業床がカゴ状のもの バケット 作業床が桶状のもの せり出し装置 作業床を拡張拡幅できる装置 平衡装置 作業床を水平な状態に保持する装置 安全ロープ掛け 墜落制止用器具を掛けるリングの部分 作業床支持装置 作業床支持装置 作業床を支持する部分の装置全体 ブーム装置 作業床の起伏や伸縮、屈折を行う装置 旋回体 ブームを支持して旋回する部分のこと 旋回フレーム 旋回体を構成する装置全体のこと 旋回装置 旋回体を旋回させる装置 安全装置 安全装置 危険防止装置及び警報装置の総称 非常用ポンプ 主ポンプの異常時に駆動するポンプ 過積載規制装置 最大積載荷重を超えた場合に鳴る警報装置 デッドマンコントロール 操作を不可能にする装置 作業範囲規制装置 作業範囲を超えた場合になる警報装置 警報装置 作業員に警報や合図をするための装置 付属装置 油圧取り出し口 油圧工具の油圧源供給口 電源取り出し口 電動工具などの電源供給口 仮腕木 配線工事で配線を仮置きできる装置 つり上げ装置 荷物を吊り上げる際に使用する装置 高所作業車を使用する前に覚えておくべき言葉 次に、高所作業車を使用する前に覚えておくべき言葉を紹介していきます。 高所作業車の各部名称ではないですが、全て大切な言葉です。 今回紹介するのは、以下の3つになります。 ●最大積載重量 ●登板能力 ●作業範囲 最大積載重量 高所作業車には、必ず最大積載重量が設定されています。 最大積載重量とは、積載量の上限値です。 最大積載重量を超えて荷を載せてしまうと、高所作業車は本来の力を発揮できなくなります。 大変危険な状態です。 作業を開始する前に、自身が操作する高所作業車の最大積載重量を把握しておいてください。 登板能力 登坂能力とは、その車両がどれだけの傾斜面を走行できるのかを表したものです。 登坂能力が高ければ高いほど、急な斜面を登れます。 高所作業車の場合は、作業床を格納した状態で記載されていることがほとんどです。 主要諸元に必ず数値が書かれていますので、斜面が多い現場で作業をする際は、確認しておいてください。 作業範囲 作業範囲とは、高所作業車が最大積載重量を搭載しているときに、安全に移動できる範囲をいいます。 作業範囲を超えた場合は、作業範囲規制装置が作動するため気づくことが可能です。 高所作業車には作業範囲を表した作業範囲図が存在しますので、1度目を通してから作業を開始してください。 まとめ|高所作業車の各部名称を知り安全に使用しよう 高所作業車の運転技能講習|まとめ この記事では、高所作業車で大切な各部名称について解説していきました。 実際に高所作業車が近くにある方は、実物を見ながら確認することをおすすめします。 高所作業車は、作業床が2m以上に上昇する建設重機 高所作業車には種類が豊富にある 高所作業車の各部名称で覚えておくべきは、アウトリガ、安全ロープ掛け、緊急停止装置 高所作業車は、それ以外にも多数の部品で構成されている 各部の名前以外にも抑えておくべき言葉がある 高所作業車の各部名称を覚えれば、現場で指示を受けたときもスムーズに対応できます。 ←中古の【高所作業車】を探すならトクワールド!

    2022/12/27

    12,245

他の記事をみる

OFFICIAL SNS公式SNS

youtube YouTubeトクワールドYoutubeチャンネル

愛知県春日井市の中古重機・建機専門店「株式会社トクワールド(TOKU WORLD)」のYouTubeチャンネルです! 主に自社在庫の機械やアタッチメントの動作確認の動画を中心に、多数アップしておりますので是非チャンネル登録をお願い致します!

ページの先頭へ