重機のプロから見た重機の「種類」と「特徴」|重機一覧

 

トクワールドが説明する、重機の「種類」と「特徴」

それぞれの重機に関する強みや弱みなどを、重機のプロフェッショナル集団が解説!

重機とは

重機といっても用途も種類も様々、建設機械は、「土木・建設工事などに使用される動力機械類の総称で、人間が1人または2人乗り込んで動作させる車両」と定義されています。
「乗り込んで」「車両」とあるので、人が操作して自走するものが該当します。
人が操作するために乗り込まない無人のものは含まないということになります。
さらに、ダンプや平ボディのトラックのように公道を走行している車両も重機に含まれます。
用途としては、掘削や運搬、搬入搬出・除雪・破壊に使われます。

一言で「重機」とくくってしまうのは、もったいない!
面白い重機がたくさんあります。

重機一覧

掘削機械 油圧ショベル 「豆」

掘削機械 油圧ショベル 「豆」

1t未満のユンボのことを言います。馬乗りになって操作するタイプもあります。農作業・造園業はもちろん、ちょっとした作業もできることから、個人のお客様にも人気です。中型以上のユンボと同じく配管を取り付けアタッチメントの装着も可能です。水道や外構工事、狭い範囲での土木工事や内装解体など狭い所に入っていける分、車体の幅が狭いので不安定になりやすく、左右のバランスを崩して転倒する危険性がありますので乗降や操作に注意が必要です。クローラーの脚幅を変えられる可変脚タイプは狭い道幅を走行する際に適しています。コマツで販売されているPC01シリーズは世界最小の全旋回型のユンボで軽トラに載せられることから、大変人気があります。人力で行うよりも何倍も効率よく作業ができますので、最近では国内のみならず海外でも人気が高いです。
最近では、環境への配慮や利便性も兼ね備えた電気式の豆ユンボも登場しました。家庭用の電源で充電できることから、実用性に高い評価を得ています。今後広く普及していくと思われます。

掘削機械 油圧ショベル 「小型」

掘削機械 油圧ショベル 「小型」

1t以上6t未満のユンボのことを言います。排土板が標準装備になっています。ダンプカーに載せて運搬が可能なものもあります。オプションで配管やクレーンをつけたり、そのほかのアタッチメントを付け替えたりして様々な作業が可能となります。各メーカーそれぞれの特徴はありますが、パワーを必要とする場合はコマツ、旋回スピードを重視する場合は日立やクボタ、ヤンマーがおすすめです。トクワールドでは3tクラスをはじめとするミニユンボを多数販売しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
最近ではバッテリー駆動式のミニユンボが登場しました。排気ガスの発生がなく環境への負荷が低く、騒音も少ないため屋内作業、夜間作業でも活躍します。メンテナンスコストの削減にもつながりますが、作業時間が限られてしまうため注意が必要です。

掘削機械 油圧ショベル 「中型」

掘削機械 油圧ショベル 「中型」

6t~20t前後のユンボで、一般的な工事現場でよく目にする重機です。日本ではコマツが大変人気で、安定したパワーと操作性に定評があり、市場に出回ることも多いのでトクワールドでも常に在庫数No.1です。日立・コベルコは旋回スピードが速く燃費がよいのが特徴です。特にコマツのPC、日立のZXシリーズは耐久性に優れ、海外でも人気があります。2017年以降、燃費の向上と排ガスをクリーンにする目的でアドブルーという尿素水による排気システムを搭載したユンボが登場しました。このようなユンボは軽油とアドブルーを両方補充する必要があります。トクワールドではアドブルー搭載前の機械も多数ございますのでお気軽にお問い合わせください。そのほか、自動運転技術やモニタリングシステムなどを導入したユンボが登場し、現場での測量作業やレベリング、基礎作りなどが迅速かつ正確に行えるようになりました。

掘削機械 油圧ショベル 「大型」

掘削機械 油圧ショベル 「大型」

30t~200tを大型ユンボとよびます。大規模な工事現場や採石場などで目にする機会がある重機です。エレベータキャビン付きのユンボや、遠隔で操作するユンボなど特殊な仕様の機械も登場します。小型中心のヤンマーやクボタでは大型ユンボの販売はしておらず、コマツや日立をはじめとする主要メーカーが高いシェアを誇っています。 
特に海外で人気の高いキャタピラーの大型ユンボは中古でも価値が下がりにくい傾向にあります。200tを超える超大型とよばれるユンボは、海外の大型工事現場や火山で岩石を削るなど発掘作業に用いられることが多いです。大型ユンボを日本国内で輸送する場合、道路法の規制があり、25t~80tまではブーム・アーム・本体・ウエイトの一部分解が必要で、80tを超える場合は、さらに足回りやシリンダー、ステップまで全分解が必要となります。分解したパーツは現場で組み立てて元の姿に復元します。最近は自動運転機能や電子制御技術を搭載したモデルも登場し、作業効率の向上に役立っています。

クレーン ラフタークレーン

クレーン ラフタークレーン

不整地での走行に優れており、小回りも利くため市街地で活躍します。走行とクレーン操作を一つの運転席で行えるため乗降の手間が省け、効率よく作業ができます。土木作業や建築・解体・基礎工事などで用いられることが多く、アウトリガーで車体を固定して吊り上げ作業を行います。アウトリガーはH型とX型の2種類あります。H型の方が安定しますが作業の際にぶつかったりすることがあり、国内ではX型の方が人気です。タイヤは四輪駆動、四輪操舵のため機動性が高く、狭い道でも走行できます。タダノと加藤が主流なメーカーとなっており、操作レバーはタダノの方が業界で使われる頻度が高いです。ラフタークレーンの運転には【大型特殊免許】と【移動式クレーン運転士】の免許の両方が必要です。4.9t~145tまで幅広いサイズのラフタークレーンが存在しています。最高速度50kmまでしか出ない為、高速道路では走行ができません。また、重量が重くなればなるほど少ないタイヤに重量がかかるため、地盤の弱い土地や橋などでの作業は注意が必要です。

クレーン トラッククレーン

クレーン トラッククレーン

トラックにクレーンを架装させたもので、二つの運転席があり、車両の走行とクレーン操作をそれぞれの運転席で行います。ラフタークレーンと同様、アウトリガーで車体を固定して作業します。最高速度は6~70kmが主流ですが、一番早いもので最高90kmまで速度が出せるため高速道路でも走行が可能です。高所への搬入、柱の組み立て、吊り上げ作業など様々な現場はもちろん、陸上自衛隊で使用されているものもあり、災害現場でも能力を発揮します。自走できる為すぐに現場で作業が開始でき、タイヤが多いので重量が分散されるので地盤の弱い土地や橋などでも能力を発揮できます。3t~5tが一般的ですが300t以上になる大型のオールテレーンクレーンも存在します。ベンツなど世界中様々なメーカーが製造販売しています。国内ではラフタークレーン同様、タダノと加藤が主流となっています。車体が長い為小回りが利きません。 大型の場合は上と下で分解し別々で移動・運搬する必要があります。

クレーン クローラークレーン

クレーン クローラークレーン

走行装置がクローラーになっているため道路の走行はできず、走行速度も遅いですが、車両が入っていけない地盤の弱い土地で使用ができます。現場で解体・組み立てをする大型機のラチスブーム型とアウトリガーを出さなくても吊り作業が可能で、狭小現場や構内などで使用する小型の多段ブームのテレスコピック型の2種類あります。タイヤ式のクレーンに比べると接地面が広く、足回りの幅が大きくとれるので安定性に優れていますが重心が高いので風の影響を受けやすいという点と、特にテレスコピック型は長いブームを出すと耐荷重能力が下がるので注意が必要です。作業半径が100m以上、最大500tまで吊り上げ可能な超大型の移動式クローラークレーンも存在します。港湾工事・駅などの建設現場はもちろん、坂道なども登っていけるので他のクレーンが入れない山上の風力発電所などで能力を発揮します。30t以上の場合は分解して移動しなければいけないため、移動・運搬・組立のコストがかかるのと、バランスに注意が必要です。

積込機械 ホイールローダー

積込機械 ホイールローダー

車輪で走行するトラクターショベルの一種でタイヤショベル、タイヤドーザーなどと呼ばれています。「すくって、運ぶ」建機で、ダンプトラックなどへ一度に多くの土砂を積み込むことができます。建設機械だと思われがちですが、ナンバーを取得して移動が可能な車両でもあるため、広い構内を移動する、15~50kmの速度で公道を走行することも可能です。畜産や農業などで使われる小型のものから砕石工場で使用される超大型のものまで様々あります。四輪駆動ですが車体中央へヒンジ機構が備わっている為、内輪差や外輪差が発生しないような作りです。バケット部分に様々なアタッチメントを取付けできるので、降雪地域ではブレードを付けて除雪に利用されたりしています。ナンバーの取得について、4tまでは小型特殊に分類されるので比較的容易に取得が可能ですが、中型以上になると新車購入時にメーカーに依頼する以外、途中での手続きは非常に難しいので中古で購入する際は注意が必要です。クローラーではなくタイヤのため現場でパンクする危険性もありますが最近は一般的な空気入りのタイヤのほかにノーパンクタイヤも装備可能で、年々リサイクル業界での需要が高まっています。

積込機械 スキッドステアローダー

積込機械 スキッドステアローダー

「スキッド(滑走)」の意味をもつ小型のホイールローダーの一種で、タイヤの向きでなく回転速度を変えることで曲がります。ホイールベースが狭く、とてもコンパクトなボディで小回りが利くため狭い場所で活躍します。ボブキャットが最初に開発したものですが現在はCATでも製造されています。パイルドライバー、アースオーガーなどのアタッチメントを取り付けることが可能です。造園用や屋内での牧草運搬などの農業、畜産業、除雪、清掃、ウッドチッパー、散水など幅広い業種で活躍が期待できます。日本ではあまり知られていませんが海外では水道工事など小規模な工事やユンボのようにマルチ機能がついたタイプもあり、ヨーロッパなどで頻繁に利用されています。タイヤは空気入りタイヤとノーパンクタイヤがあり、現場の状況によって使い分けることが可能です。変則機能がない為一定速度以上でのスピードで走ることができないという点と、運転席から見た視界があまり良くないので運転には注意が必要です。

環境リサイクル機械 自走式クラッシャー ジョークラッシャー

環境リサイクル機械 自走式クラッシャー ジョークラッシャー

主に一次・二次破砕に使用されます。固定した破砕板と前後に振動する破砕板があり、その間に挟んだ岩石や鉱石などの破砕物を振動によって粉砕します。国内ではコマツの10t~38tまでのモデルが有名です。大きさや使用状況にもよりますが、コンクリートガラを10t~240t/1h まで処理できます。大型で400t~/1h の処理ができるものもあります。土場で使用する際は使用許可の申請が必要ですが、電気式の固定式タイプと比べると組み立ての必要もなく、移動して現場で破砕できるので人気です。磁選機能付きのタイプは鉄筋やコンクリートの分別が可能です。クラッシャーの中では一番メンテナンスコストが低く、扱いやすい機械ですが、可動部が少ないので150mm以下の小さい原料は破砕ができないため他のクラッシャーと結合する必要があります。破砕時にかなりの埃が舞うため、粉塵を吸い込んでしまうと人体に影響があるため適切な作業服やマスクの着用が必要です。つまりなどエンジントラブルが発生しやすく、使用後のこまめなメンテナンスも必要です。

環境リサイクル機械 自走式クラッシャー インパクトクラッシャー

環境リサイクル機械 自走式クラッシャー インパクトクラッシャー

主に二次破砕に利用されます。振動式もありますが、砕石場では固定式のタイプがよく利用されています。コンクリートだけでなくアスファルト、瓦などあらゆる素材の破砕が可能です。高速で回転するロータに衝撃板を取り付け落下の衝撃で破砕し、さらに固定された反発板に投げつけ粉砕します。ジョークラッシャーに比べて粒度を細かくコントロールできるため生産性が高いのが特長ですが、内部の摩耗が激しく、粉塵や騒音などが多く運用コストも高くなります。大型の機械が主流ですがコマツでは6t~ラインナップがあり、大きさや使用状況にもよりますが10t~400t/h の処理能力です。大型になると500t~/1h の処理ができるものもあります。国内メーカーとしてはコマツ、日立、日工、リョーキ、中山鉄工など、海外ではKLEEMANN、TEREXなどを筆頭に多数のメーカーで販売されています。

環境リサイクル機械 自走式クラッシャー コーンクラッシャー

環境リサイクル機械 自走式クラッシャー コーンクラッシャー

二次、三次破砕に使われる機械です。プラントで固定式タイプを設置している現場が多いです。中程度の硬くて研磨性のある鉱石や岩石を破砕するのに向いています。内部の構造はすり鉢をひっくり返したような形で、マントルが振動しながら回転し原石を外枠にあててすりつぶして破砕します。砕石工場やリサイクル工場などで活躍します。材料の破砕と破砕物の排出が連続的にできるので生産性に優れています。国内では中山鉄工のDENDOMANシリーズが有名で110~300t/1h の処理能力となっています。最近は海外製のものが主流でドイツ製のKLEEMANN、TEREXなどでは国内でのシェアも高まっていますが、消耗部品の手に入れやすさや、アフターメンテナンスのことを考えて選ぶことが大切です。また、コーンクラッシャーは非常に大型の機械で、高いエネルギーによって破砕を行うため、機械の周りに安全フェンスを設置することや、作業する際の安全装備に注意を払う必要があります。

環境リサイクル機械 自走式木材破砕機

環境リサイクル機械 自走式木材破砕機

生木・解体木材・竹など廃木材を破砕する機械です。破砕した木材は燃料や堆肥などとして再利用されるほか、製材業者やバイオマス発電所などでも利用されます。タブ式(丸いお椀上の中に上から木材を入れる)と横入れ式(ホッパーコンベアに木材を入れる)の2タイプがあります。日本ではタブ式が主流で諸岡(MCシリーズ)やコマツ(BR-Tシリーズ)、古河(FPCシリーズ)など、横入れ式だと日立やCATでも製造販売されています。最近はバーミヤ、モバークなど海外製も増えてきています。工場では固定式の大型サイズのものが設置されていることがほとんどです。移動式は軽トラックに積めるサイズで処理能力2.0㎥/1h以下の小型のものから~処理能力100㎥/1h 以上の大型まで種類が多く、材料や使用用途・頻度によって機種を幅広く選択することが可能です。異物が入ることで室内の破損につながりますので作業後の掃除、点検などこまめにメンテナンスを行うことが大切です。

環境リサイクル機械 自走式ふるい機 自走式スクリーン

環境リサイクル機械 自走式ふるい機 自走式スクリーン

自走できるため現場内での移動も可能です。振動式と回転式の2タイプがあります。スクリーンの主な用途は建築現場で出た廃棄物や廃材・残土に含まれる不純物を除去してリサイクル資源にすることです。国内製ではコマツや日立、諸岡、中山鉄工、リョーキなど、海外製ではPOWERSCREENやKLEEMANN、METSO、TEREXなどがあります。小型~大型までサイズ展開しており、60~600t/1h の処理能力となっています。振動式回転式、それぞれ網目の大きさやふるいの形状が異なるため、用途や現場、投入物・抽出物によって使い分けが可能です。1台で何種類かの選別をする場合は、多段型がある海外メーカーが向いていますが、国内製と違って消耗部品など手に入らない可能性もありますので、将来的なメンテナンスコストやカスタマーサポートなども考えて導入を検討されることが大切です。

環境リサイクル機械 自走式土質改良機

環境リサイクル機械 自走式土質改良機

建設現場などで出る質の悪い土をホッパーから投入し、薬剤・セメントと混ぜ合わせ、質の良い土に再生してベルトコンベアから排出します。小さい現場であればユンボなどの重機で混ぜ合わせることは可能ですが、埋め戻しや基礎地番など地盤の弱い所を重さに耐えられるように固める場合は、ボーリング検査をして薬剤を正しい割合で配合しなければならず、このような土質改良機が利用されます。その場で改良ができるためプラントに運搬する手間やコストがかからないのと、均一で安定した土質が生産できるので、建設現場やリサイクル施設はもちろん、土砂災害や河川氾濫等、被災現場でも重宝されます。高速道路の路体改良工事、河川改修、ダム建設などのインフラ整備でも活躍していることから、今後ますます需要が高まっていくと考えられます。国内のメーカーでは40~135㎥/1h の処理能力が一般的です。日立、日工などから販売されていますが、現在はコマツのBZシリーズが主要機種となっており市場シェアも高いです。

環境リサイクル機械 自走式せん断機 自走式シュレッダー

環境リサイクル機械 自走式せん断機 自走式シュレッダー

鉄、粗大ごみ、廃プラスチック、タイヤ、ゴムなど多種多様の混合廃棄物を様々な現場で細かく破砕する機械です。構造は家庭やオフィスでのシュレッダーを想像して頂ければわかりやすいと思いますが、刃と刃が噛み合わさることで破砕を可能にします。産業廃棄物処理場など焼却前の下処理、主に一次破砕で活躍します。シュレッダーで細かくしたものはスクリーンにかけて分別されるため、セットで使われることが多いです。硬いものを破砕する場合はその分刃に負荷がかかりますし、刃のメンテナンスも必要になってきます。様々なメーカーから販売されていますが固定式に比べると自走式はあまり販売されておらず、コマツや日立がシェアを占めています。海外ではフォーラスやハンメルが有名ですが、各メーカーによって刃の噛み具合が異なりますので、破砕するものの性質や形状によって使い分けることが大切です。また、シュレッダーは非常に大型の機械なので、地盤の安定した場所で使用すること、破砕時にダストやほこりが舞うため、風向きや風速を考慮して作業すること、破砕するものによっては嚙み合わせなどにも気を付ける必要があります。

押土・整地機械 ブルドーザー 小型ブルドーザー

押土・整地機械 ブルドーザー 小型ブルドーザー

クローラーで走行し、ブレードと呼ばれる板で土砂や岩などを掘削・押土・整地します。足回りは湿地・乾地の2タイプに分かれ、湿地タイプは不整地やぬかるみでも走行が可能で埋め戻しや土を固める作業に適しており、乾地タイプは平らな地面での掘削に適しています。小型ブルドーザーは小回りが利くので農業や1000㎡未満の駐車場の整地などに利用されることも多く、業種を問わず様々な現場でお使いいただけます。ブレードが左右に動くため凹凸を均等に埋めることができます。現在、小型ブルドーザーはコマツのメーカーのみで製造・販売されています。

押土・整地機械 ブルドーザー 中型・大型ブルドーザー

押土・整地機械 ブルドーザー 中型・大型ブルドーザー

小型に比べてパワーがあるため大量の土を移動することができます。後部に装着するリッパーと呼ばれる爪を用いて岩石の破砕も可能で、山を切り崩して道路を作るなどの大型工事や採石現場はもちろん海外では火山や鉱山などで原材料を採掘する作業にも用いられます。大型現場で切土や盛り土を行う際は圧力をかけて埋めなければならず、特に湿地では埋め戻しながら固める作業が必要です。大型のブルドーザーは現在コマツとキャタピラーの2社のみで製造・販売されています。まっすぐに土を押し出すストレートタイプの排土板(押しブレード)のほかにマルチブレードと呼ばれるブレードの角度を調整できるタイプがあり、土を均等にバランスよく整えることができます。最近は折り畳み式ブレードも登場し、ブレードを外さなくても運搬が可能となっています。

荷役機械 フォークリフト

荷役機械 フォークリフト

荷下ろしや積み込み、運搬に使われる車両で物流倉庫には欠かせない存在です。大きさも1t~30、40tまであります。港でコンテナを積み下ろす作業は専用の大型フォークリフトで行っています。ガソリン・電気・LPGの燃料タイプのほか、最近は環境に配慮したバッテリータイプも多くなってきています。通常5~8年が寿命と言われておりますので、購入の際はどのくらいの年数がたっているか確認する必要があります。現在はトヨタが主流となっていますがトクワールドでは三菱ロジスネクストやコマツ、日産のフォークリフトも扱っています。サイドシフト、フォークムーバーなどフォークの仕様はもちろん、回転フォークやペールクランプなどのアタッチメントも多数あり、用途に合わせて幅広く選択が可能です。フォークリフトの誤った操作や不注意による事故が発生しているため、運転の際は適切な技能を習得し、定期的な点検やメンテナンスも欠かさないようにすることが重要です。

荷役機械 高所作業車 トラック式

荷役機械 高所作業車 トラック式

トラックの上にバスケットがついたブームが搭載されており、建設現場はもちろん電気工事などの高所作業が可能となります。アウトリガーが設置されており、水平を保つ必要があります。公道走行が可能で作業現場を移動することもでき、ビルの外壁清掃、樹木の選定など道路に面した幅広い現場に適していますが、車体重量が重いのでブレーキの制動距離が長くなります。アイチやタダノのメーカーが主流となっています。中古を購入する際は様々な基準に基づききちんと検査が行われているか確認されることをおすすめします。

荷役機械 高所作業車 クローラー式

荷役機械 高所作業車 クローラー式

クローラーで走行するため屋内での作業に適しています。屋外で使用する場合は不整地や舗装されていない軟弱地盤でも作業が可能です。アウトリガーはないタイプが多いので安全性を確保するために垂直な位置で作業を行う必要があります。移動速度は遅いですが燃費が良く安定感も高いのが特徴です。4~5mのコンパクトなサイズから最長で21mまで伸びるものもありますが、10m以上の高所作業車を扱う際は運転技能講習を受講する必要があります。アイチや北越のメーカーが主流です。

荷役機械 高所作業車 タイヤ式

荷役機械 高所作業車 タイヤ式

アウトリガーがないタイプが多く、タイヤで走行します。そのため走行面が平らで凹凸のない場所での作業しかできませんが、クローラー式よりも移動スピードが速いのが特徴です。垂直昇降タイプはコンパクトに折りたたむことができるので収納スペースをとらずにすみます。主に室内作業に適している為、タイヤ跡が残らないように白タイヤを履いていることが多いです。トクワールドではアイチやGenieのメーカーが在庫になるタイミングが多く海外でも人気があります。

締固機械 ロードローラー コンバインド

締固機械 ロードローラー コンバインド

一般的にはアスファルトの舗装など道路工事での利用が多いですが、埋め戻しなど細かい作業に使われることもあります。前輪か後輪のどちらかが鉄輪、どちらかがタイヤになっており、時速10km以下の速度で走行しながら鉄輪の振動によって地面を押し固めていきます。2.5t~20tまでのサイズがあり、小型はノーパンクタイヤですが大型は空気入りタイヤでタイヤの空気圧や振幅・振動数を変えることで材料に合わせた締固めの程度に調整することができます。鉄輪ローラーとタイヤローラーのそれぞれの長所を生かし、転圧から仕上げまで1台で行える万能機械です。鉄輪は消耗し厚みが減っていくので楕円形になっていないか、タイヤはゴムの劣化や傷がついていないかなど、特に中古を購入する際は注意しながら使うことが大切です。うまく押し固めをするために作業速度や土壌が乾燥しすぎていないか、湿りすぎていないかなどを確認することも必要です。コマツ、日立、酒井、ボーマクなどのメーカーが主流となっています。速度は遅いですが、後進する際に作業員が巻き込まれる事故がよく発生しています。特に大型はオペレーターから周囲が見えにくいため運転の際は周りを確認し注意して作業することが必要です。

締固機械 ロードローラー タンデム

締固機械 ロードローラー タンデム

前後とも大きな鉄輪になっているローラーで、すじを残すことがなく均一に平らにすることが可能です。ローラーの幅が2.5m~3mと広いので幅広の道路やアスファルトの舗装はもちろん表面仕上げの際によく使用されます。前輪と後輪の振動によって強い締固めが可能ですが、両輪とも鉄の為、タイヤに比べて安定感が悪くコントロールしにくいのが難点です。特に下り坂の場合は滑りやすいので周囲に人、ものがないか注意が必要して運転することが大切です。前後車輪がそれぞれ二つずつ配置されている二軸式と、これに加えて中央にも車輪がある三軸式があり、機種によっては散水装置がついているものもあります。使用する現場の状況や道路幅によって使い分ける必要があります。コマツ、日立、酒井、ボーマクなどのメーカーが販売しており4t~7tの中型サイズが主流です。

締固機械 ロードローラー タイヤ

締固機械 ロードローラー タイヤ

左右一列にタイヤを配置したローラーです。隙間なくキレイに締固めが行えるよう前後でタイヤの数が違っており、前3本・後4本のタイプと前4本・後5本のタイプがあります。自重を使って締め固めるタイプと振動して締め固めるタイプがあります。車体が軽く小回りが利き、鉄輪のローラーと比べると騒音も少ないのが特徴で都市部・住宅地や夜間工事などで活躍します。小型~大型まであり特に大型は市道や国道などのアスファルト仕上げに使われることが多いです。ゴムタイヤを使用しますので傷がつかないよう、小石などに注意し、やわらかい地盤で使用することが好ましいです。アスファルト混合物がタイヤに付着しやすいこともあり、散水装置が装備されていることが多いです。冷やしながら仕上げていくため、現場の温度に気を付ける事はもちろん、往復回数も均等でないと仕上がりに影響してきます。酒井や住友のメーカーが主流となっています。最近では自動運転技術や衝突軽減アシスト機能などを搭載し作業者の安全に配慮したタイヤローラーの開発もすすんでいます。

締固機械 ロードローラー ハンドガイド

締固機械 ロードローラー ハンドガイド

手押し型のローラーで地面を締め固めるのに使います。小型の為、幅の狭い道路や4t車が入れないような現場で使用でき、砂利・砂など小さい材料の転圧や、細かい場所の仕上げなどで活躍します。手で押して使うためコンパクトに見えますが、最低でも200kg~とかなりの重量があるため現場ではユンボで積み降ろしを行うことがほとんどです。プレートやランマーに比べて強い圧力で締固めが行えます。ガソリンエンジンのタイプが多い為、冬場はエンジンがかかりにくいことがあります。長期間使用しないときはガソリンを抜き、メンテナンスも定期的に行うことをおすすめします。地面に立ったまま作業を行いますので、事故の発生率が高くなります。周辺作業者と接触する危険はもちろんですが、スタートと停止を作業者自身で行いますので特に後進時は挟まれないよう注意が必要です。三笠、ボーマク、酒井などのメーカーが主流となっています。

路盤機械 モーターグレーダー

路盤機械 モーターグレーダー

主に整地や除雪作業に使われ、機械を前進することで路面の敷きならし、かき起こし、表面仕上げなどを行うことができます。通常、ユンボの排土板などで押すと必ず取りこぼしが発生しますが、グレーダーについているブレードと呼ばれる作業板は上下・左右様々な角度で操作できる為、土や雪をこぼすことなく均等に整地が可能です。初めにグレーダーで地面を平らに削り、ローラーで締め固める、など舗装工事の際、ローラーと組み合わせて使用されることが多いです。熊手のようなスカリファイヤーというアタッチメントを取り付けて作業することもあります。通常、道路で使う場合はノーマルタイヤ、除雪時はスノータイヤ、場合によってはチェーンをつけて使用されます。以前は三菱や他のメーカーでも販売されていましたが、現在はコマツのみ製造販売を行っています。最近はGPS機能の搭載されたグレーダーが登場し、生産性はもちろん安全性や品質の向上にも大きな効果がみられています。

路盤機械 アスファルトフィニッシャー

路盤機械 アスファルトフィニッシャー

名前の通り、道路工事でアスファルトの厚みを調整しながら敷き詰めていくなど、最後の仕上げに利用されます。ホッパーと呼ばれるかごのような装置の後ろに運転席があり、その後ろにスクリードというアスファルトを敷きならす装置が付いています。スクリードの幅は1m~6mのものが多く、作業時に熱を与えながら、より均一に、よりキレイに仕上げる為、かなりゆっくりのスピードで走行します。基礎を固めてからの作業になるので工事の終盤に登場することが多いです。路盤が綺麗であればいいですが、均一でないと仕上げた際も凹凸が残ります。スクリードを自動制御するセンサーが販売されており、これを使用することで平坦で均一な作業が可能となります。扱う際にはアスファルトをかき混ぜる部分の摩耗や、アイロンプレートの減り具合、ヒーターの状態など気を付けながら作業する必要があります。現在は範多、住友のみで製造販売されています。車高が低い為運搬時は注意が必要です。

運搬機械 キャリアダンプ

運搬機械 キャリアダンプ

走行装置がクローラー式の為、設置圧が低くユンボと同様、不整地や軟弱地など通常のダンプが走れない場所などで運搬作業に役立ちます。通常、積み降ろしのため往復する際には車体の向きを変える必要がありますが、運転席が回転できるくるくるダンプと呼ばれているタイプは、向きを変えずに行った状態のまま戻ってくることができる為、大きな時間の節約と生産性の向上につながります。足回りはゴムタイプと鉄タイプに分かれており、ゴムの場合は振動が少ないですが、日数が経つと劣化や破れなどに注意が必要です。あおりがないベッセルタイプと一般的なダンプのように荷箱の三方を開くことができる三方開タイプがあります。2t~11tまであり、ヤンマー、コマツ、諸岡、イワフジ、筑水キャニコムなど各メーカーで販売されています。

運搬機械 重ダンプ

運搬機械 重ダンプ

最大積載量11tを超えるダンプトラックは重ダンプと呼ばれます。ダム建設や大型採石場、鉱山などで使われており大量の土砂や資材を運びます。耐久性のあるオフロードタイヤがついていますが、大変高額のため、小石などで傷まないよう気を付けて移動することが大切です。山で使うことが多いのでパワフルなエンジンがついていますが、上り下りを繰り返すことで負荷がかかります。 後ろのベッセルもしばらくすると摩耗し減っていくのでこまめなメンテナンスが必要です。国内では世界最大級のダンプトラック930Eがコマツで展示されています。道路への負担がかかるため公道は走れず分解して輸送し現地で組み立てます。一般のダンプと違って車検の必要がありません。コマツ、日立、CATなど国内の主要重機メーカーではストレートタイプ、ボルボ建設機械、リープヘルなど海外メーカーでは中折れタイプとなっています。

その他 エンジン発電機

その他 エンジン発電機

家庭や防災、レジャー等で使われる小型のものから土木、建設など工事現場で使われる大型のものまであります。屋外や電気の無い場所で電力を供給できるので便利です。病院など緊急時の非常電源として利用されるタイプは通常と作りが違っており、低騒音ではない・むき出しの状態で置かれているものが多いです。家庭で使われる発電機はガソリンエンジンが主流ですが、建設現場で使用されるものはディーゼルエンジンが主流です。設置の際は安全のためにアースをとることも必要です。東日本(50Hz)と西日本(60Hz)で周波数が違うので、使用する際に周波数を合わせなくてはいけませんが、建設現場で使用されるものはどちらの周波数にも対応しているものが多いです。長時間使い続けてオーバーヒートが発生したり、誤った使い方をしたことで事故が発生したりしていますので知識のない方は有資格者や専門の業者様に使い方を聞いてから使用することをおすすめします。デンヨー、北越(AIRMAN)、新ダイワなどのメーカーから販売されています。

その他 エンジン溶接機

その他 エンジン溶接機

エンジンウェルダーとも呼ばれています。電源不要でエンジンを動力源とし、屋外で溶接作業を行う際に活躍します。小型で持ち運びやすいガソリンタイプと静かに動作できるディーゼルタイプがあります。ガソリンエンジンの場合は長期間使用しない場合はガソリンを抜く必要があり、冬場であればエンジンがかかりにくいためチョークを使用することもあります。溶接機としてだけでなく発電機としても使用できるため工具の充電や非常電源として使用も可能です。2人の作業者が同時に溶接できるものもありますが知識のない方は事故を防ぐために専門知識を持った方に使い方を聞き使用されることをおすすめします。車と同じようにキーを回してエンジンを始動しますので簡単に扱うことができますが、定期的にエンジンオイルの交換やベルト、キャブレターなど各所のメンテナンスが必要です。溶接機によってアンペアが違うので対応可能な作業が異なります。よく確認した上で使用することが大切です。

その他 エンジンコンプレッサー

その他 エンジンコンプレッサー

空気を圧縮し建設現場・塗装作業などでエアー工具を使用する際に利用します。タイヤの空気を入れる、エアスプレーガンなど塗装作業や土木工事で釘の打ち込み等に用いられることが多いですが、斫り工時など埃の多い現場で使用されることも多く最近はユンボなど重機をエアブロー等で清掃することも増えてきています。1人用~2人用、小型~大型まで幅広いサイズで展開しており、使う器具によって空気の圧力が異なります。エンジンが常にかかっているため騒音や振動に配慮したタイプも発売されています。燃料はもちろん、エアクリーナーなどこまめなメンテナンスが必要です。国内では北越(AIRMAN)のシェアが一番高くトクワールドでも多数の在庫がございます。

トラック ダンプ リアダンプ(土砂用ダンプ)

トラック ダンプ リアダンプ(土砂用ダンプ)

大型(10t)、中型(4t)、小型(2t)が主でリアゲートは通常は上部固定で下側が開くタイプ。土砂・コンクリート・アスファルトなどが引っ掛かることなく降ろせる下側固定・上開きのLゲートも人気の仕様でこの構造により岩など大きな塊も簡単に滑り降ろせます。
後方に加え左右にも荷台を傾けることができるので車が回転できない場所でも荷降ろしが可能な三転式ダンプや、荷台を後方にスライドし後端を路面につけられるためスムーズに積み降ろしが可能なローダーダンプなど様々な種類があります。
大型車には荷台の左右に固定式や自動開閉シートが装備されていることが多く、これによりダンプの荷台に積んだ土砂やその他の物が零れ落ちずに走行が可能になります。
但し、シートは積載を増やすための物ではありません、近年過積載の罰則強化もされています。
法令違反になるような過積載は罰せられるので積載量はしっかり守りましょう。

トラック ダンプ 土砂禁ダンプ

トラック ダンプ 土砂禁ダンプ

一般的なダンプといえば土、砂、解体時のコンクリートなどを積載するダンプを想像しますが中には土砂を積んではいけないダンプがあります。それがいわゆる土砂禁ダンプです。土砂禁ダンプとは、「土砂等運搬禁止車両」の通称で、「土砂を積んではいけないダンプ」を表します。例えば、清掃業者などは、軽量ながらかさばるものが多く、少ない量しか運べないという問題を抱えていました。例えば使用済みのペットボトルを運ぶ場合などです。そこで誕生したのが、荷台のあおりを高くしたダンプ、つまり「土砂禁ダンプ」です。 ペットボトルなどの軽いものならば、たくさん積んでも重さがさほどない為、たくさん積むことを許可されるわけです。清掃業者様以外に木材くずなどを積載する解体業者様にも向いているかと思われます。一般的なダンプよりも荷台が深く設計されており、多くの荷物を積むことができますが荷台の箱が大きいのでダンプアップする際不安定になりがちです。ゆっくり動作を行うことが大切です。また、積む材料によっては荷台に雨水がたまりやすく腐食の原因となります。こまめな洗浄と少しダンプアップすることで荷台を長持ちさせましょう。土砂をダンプで運ぶためには国土交通省に対しての申請が必要なのですが、深ダンプでは許可が下りないため、たとえ積載制限の範囲内であっても土砂の積載は違法ですのでご注意ください。

トラック ローダー セルフローダー

トラック ローダー セルフローダー

主に重機などの車両を運搬する特殊車両のことを言います。
運搬する車両は、建設機械や重機、ナンバーが付いていないフォークリフトやブルドーザーなど公道を走行できないものや、車検切れの車両や事故車といった自走できない車両の運搬に活躍しています。 特徴として、さまざまな車種に対応した設計であること、運搬時以外にも運転時には通常のトラックとして走行できることあげられます。そのため、荷卸しが必要な作業現場へ、一般道や高速道路を利用してスムーズに向かうことが可能です。作業現場に到着した際に、荷台に装備されている「油圧ジャッキ」「ウインチ」「スライド荷台」「道坂」、この3つの機能で荷卸しと運搬を行うことが可能です。雪の降る場所ではシャーシ、足回りをよく洗浄しないと腐食の原因となります。また大型車は長距離を走行しますのでこまめなメンテナンスが必要です。
作業現場は足場が不安定である場合も多く、安全性に重点を置いた低底仕様のセルフローダーも活躍しています。
また、セルフローダーと一見同じように見えるセーフティーローダーというものもあります。両者の違いは車両の積載方法で、セルフローダーは、トラックのフロント部分をジャッキで持ち上げることで、荷台を傾斜させて車両を乗せますがセーフティーローダーは、セルフローダーのようにトラックの前方を持ち上げるのではなく、荷台(ボディ)をスライドして傾斜させることで、車両を積み込みます。
セルフローダーもセーフティーローダーも荷台を傾斜させますが、傾斜角度はセーフティーローダーの方が緩やかです。
そのため、セルフローダーに比べて安全に積み下ろしができるという点から、セーフティーローダーと名付けられました。

トラック 平ボディ

トラック 平ボディ

荷物運送用トラックとして初めて作られた形状で、荷台部分が平らでアオリという落下防止柵で囲まれており、左右後方が全て開くフラットな状態になるトラックのことを言います。 大まかな種類は2t、4t、10tがベースとなり積荷の大きさや運送距離で使い分けられています。
また4tトラックをベースとして車軸やフレームを強化することにより車両重量を増やし、8tまで積載を増やすことできる平ボディーもあります。(軽トラックも一般的に平ボディーの分類になります。)
積荷の形状に左右されにくくスムーズに積降作業ができるメリットがある一方、雨天時に荷物が濡れたり汚れたりすることや積荷を囲えないので荷崩れしたりするデメリットもあります。
荷台の高さによって次の3種類に分類されます。
(1)超低床型平タイプ(高さ780mm~785mm)
地上から荷台までの高さが、最も低いです。小口径のタイヤが装着され荷台の高さが低いので、積み荷の積み下ろしの負担が軽くて済みますが、その反面タイヤが小さいことにより、運転席に揺れや振動が伝わりやすくなります。人力での積み下ろしが多く、短距離での配送などに活用されています。
(2)全低床型平タイプ(高さ840mm~970mm)
地上から荷台までの高さが、超低床型と高床型の中間で、高さバランスのいいトラックです。用途や運送距離が決まっていなくても、積み下ろし作業効率は比較的高いです。
(3)高床型平タイプ(高さ925mm~1,105mm)
地上から荷台までの高さが最も高いです。大口径のタイヤを装着しているため、運転席や荷台への揺れや振動が少ないので長距離運送に向いています。地上高が高いのでフォークリフトやクレーンでの作業が中心です。
(1)、(2)、(3)それぞれの車両は国内ではよく使用されますが、海外では③高床型のタイプが人気です。

トラック ユニック車

トラック ユニック車

ユニック車とは正確には積載型クレーン付きトラックといいます。日本ではユニックのクレーンを車両に載せて販売していたためユニック車の名称が知られるようになりました。平ボディと同様に荷物を運搬するためのものですが、クレーンにより自車で積み下ろしが可能なため、より簡単に重量物の積み下ろしができます。
ユニック車の種類としては次の三種類に分けられます。
(1)キャブバックタイプ
キャビンと荷台の間にクレーンが搭載されたトラックで、一般的によく目にするタイプがこちらです。
自走できない発電機などをクレーンで吊ってトラックの荷台に乗せ運搬することが主な用途となります。
ブームが5段や6段のタイプにはリアアウトリガーが付きより安定して作業を行うことができます。
(2)ハイアウトリガー(ハイジャッキ)タイプ
アウトリガーが長く、車体を持ち上げることがよりできることにより、重機などの自走できる機械を運搬することが主な用途となります。
(3)荷台内架装型
クレーンが荷台内に搭載されており、キャブバックタイプと比較すると車体の長さを抑えることができるので、狭い場所を得意とします。しかしデメリットもありクレーンで吊ることができる重量は制限されてしまいます。
積載クレーンの主要メーカーは古川ユニック、タダノなどがあります。
どのタイプも、現場で使用する際、地盤が緩いと転倒の危険性があります。地盤が不安定な場合は作業を止め、アウトリガーの下に敷板を敷いて安定性を高めることが大切です。