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【ブームとジブの違いを紹介】ブームの構造とは? トラッククレーンなどに搭載されているブームの知識を身に付けよう

クレーン

2025/05/15

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【ブームとジブの違いを紹介】ブームの構造とは? トラッククレーンなどに搭載されているブームの知識を身に付けよう

クレーンのブームがどのような構造になっているのかご存じですか?

構造以外にも、

●「クレーンのブームってそもそも何のことを言っているんだろう」
●「ブームとジブって言葉をよく聞くけど、何が違うの?」

など、さまざまな疑問があると思います。

そこで、この記事では、建設業界に欠かせない頼もしい味方であるクレーンのブームに関する疑問や悩みを、解説していきます。

クレーンのブームの構造は、1度正しく理解してしまえば、それほど難しいものではありません。
現場で「ブームの構造はどうなっているのか分かる?」と聞かれたときに、さっと答えられたらかっこいいですよね。

また、ブームとジブは現場によって呼び方が変わっているのが現状です。自分の働いている現場と違いはあるかもしれませんが一般的なものを紹介します。

クレーンの知識を身につけたい方やクレーンについて勉強が必要な方は、ぜひ最後まで読んでください。

この記事のポイント
1.ブームとは、そもそも何かが分かる!
2.ブームとジブの違いが分かる!
3.ブームの構造がどのようになっているのか分かる!

クレーンのブームとは、そもそも何か?

まずは、クレーンのブームとは、そもそも何を指している言葉なのかを紹介します。
すでに「ブームが何かなんて、分かっているよ!」という方も、ぜひ、ご一読ください。

結論、ブームとはクレーンそのものです。ブームが無いと、クレーンの仕事である荷を吊り上げて運搬するということができません。

ブームが無いクレーンは、バケットの無いユンボのようなものです。無くてはならない存在です。

ブームは、クレーンの腕の部分

クレーンの上部本体に取り付けられている、長い棒状のものをブームと呼びます。

クレーンの上部本体には、ブーム以外にも、

●エンジン
●運転室
●駆動装置

などが、設置されています。

これらの中でも、ひと際目立っているのがブームです。「クレーンの絵を書いてください」と言われたときに、ブームの部分を描かない人はいないでしょう。
それほど、クレーンの象徴的部分になります。

ブームは、上部旋回体の一端を支点として動いており、そのことから、ブームはクレーンの腕の部分と言われています。

クレーンのブームは、人間の腕と同じ役割を果たします

クレーンのブームは、人間の腕と同じ役割があります。

たとえば、何か近くの物を取る場合をイメージしてください。
その場合、以下のような動きになると思います。

1.物を認識して、腕を伸ばす
2.物を手のひらで、掴む
3.腕を折り曲げて、自分の元に持ってくる

イメージできましたか?今のイメージが、そのままクレーンのブームの役割です。

クレーンに置き換えて考えると、このようになります。

1.吊り荷を認識して、ブームを伸縮する
2.ブーム先端に付いているフックで、荷を吊る
3.ブームを操作し、自分の元や別の場所に移動する

クレーンのブームは、「起伏」や「伸縮」と呼ばれる動きをすることにより、人間の腕のような動きを可能にしています。

ブームが無ければクレーンは本来の仕事ができません。それほど、大切な部分です。

ブームの役割は、「作業半径」と「高さ」の調整

画像引用元:GR-250N-1 性能表

クレーンにおいてブームは非常に重要な役割を果たします。

具体的に紹介するとブームは、

●作業半径
●高さ

この2点の調節を行い、作業をしています。

作業半径とは、作業箇所までの距離のことです。
クレーンにとって、作業半径は「何tまでの荷を吊ることができるのか?」ということに関わってくるため、非常に大切です。

人間に例えると、肩から手のひらまでの距離とイメージして頂ければ分かりやすいと思います。

高さはそのままの意味であり、ブームの先端から荷までの高さを言います。

何か障害物があり、その障害物をかわして荷を吊りたいときや遠くの荷を吊りたい場合に、高さを調整します。

クレーン作業において、高さも非常に重要な役割です。

ブームとは?ジブとは? ブームとジブの違いを紹介

次に「ブーム」と「ジブ」の違いを紹介していきます。

建設現場で働いていると、ブームという言葉とジブという言葉をよく耳にすると思います。

この2つの違いが分からず、そのままにしている方も多いのではないでしょうか?

1つ注意点として、「ブーム」と「ジブ」の使い分けは、現場によってさまざまです。
この記事では、一般的な使い分けを紹介していきます。

ブームとジブは、基本的に同じものを指す言葉

結論、「ブーム」と「ジブ」という言葉に違いはありません。どちらも基本的には同じ部分を指す言葉になります。

一般的な違いを明確にするのであれば、以下のようになります。

●ジブ:正式名称
●ブーム:現場で使われる用語

しかし、現状では、職人の方によってジブと言ったりブームと言ったりさまざまです。

それでは納得できない方もいるかもしれません。メーカーが使用しているブームという言葉の具体例を詳しく紹介します。

ブームとは、主に箱型構造ジブのことを指します

基本的にメーカーでは、ジブの中に含まれる「箱型構造ジブ」をブームとしています。

ジブの種類には、以下のようなものがあります。

●箱型構造ジブ
●トラス構造ジブ
●補助ジブ

この中の、箱型構造ジブをブームと呼んでいるということです。

ブーム(箱型構造ジブ)が、流行している理由

ブーム(箱型構造ジブ)には、3段階ブームや4段型ブームなどさまざまな種類があります。

これらのブームは、以下の利点から、今では多くの現場で活躍しています。

●組み立て不要で作業をすぐに始められる
●スペースをあまりとらずに作業できる
●ブームを任意の長さに変えることができ、臨機応変に対応できる

非常に使い勝手が良く、多くの現場で重宝されています。

ブーム(箱型構造ジブ)を搭載している主な2つのクレーン

ブーム(箱型構造ジブ)は、どのクレーンにも搭載されているというわけではありません。

そこで、ブーム(箱型構造ジブ)を搭載している主なクレーンを構造に少し触れながら、2つ紹介します。

1.トラッククレーン
2.クローラークレーン

トラッククレーン

ブームを搭載しているクレーンの中で、代表的なのがトラッククレーンになります。

そんなトラッククレーンには、3段ブームや4段ブームといったブームが搭載されています。
トラッククレーンのブームは、油圧シリンダとワイヤーロープを用いて「起伏」や「伸縮」をするタイプのブームです。

ラフタークレーン

ラフタークレーンも、ブームを搭載した代表的なクレーンの一種です。街中で見かけたことがあるのではないでしょうか?

70tほどの大型ラフタークレーンもあるため、ブームを「起伏」や「伸縮」する姿は、トラッククレーンには無い迫力があります。

ラフタークレーンは、ワイヤーロープを使わずに、油圧シリンダのみで「起伏」や「伸縮」をする方式が一般的になっています。

ラフタークレーンのブーム構造に関しても、この後詳しく解説していきます。

クレーンのブームの構造は、どのようになっている?

ブームの構造を詳しく解説します。
どのようにして、ブームが「起伏」や「伸縮」をしているのかが分かるようになります。

今回は、トラッククレーンとラフタークレーンの2パターンに分けて解説をしていきますが、その前に「油圧式」という言葉を聞いたことはありますか?

ブームの構造を理解する前に、油圧式とはどのようなものなのかを解説します。

油圧式の解説と、3つの利点

ブームの構造を理解するうえで、油圧式とはどのようなものなのかを知る必要があります。今現在、ブームは油圧式がほとんどです。

油圧式とは、「油の圧力」と「油の流量」の油圧装置を用いることにより、任意の仕事に変換させること。この仕組みを、搭載したクレーンのことを油圧式クレーンと言います。

簡単に言うと、油に圧力を加えて、機械を動かしているということです。

油圧式のメリットを3つ紹介します。

●単純構造で小型のクレーンにできる
●揺れが少なく、動作がスムーズにできる
●小さな力を大きな力に変換できる

これらのメリットから、近年では油圧式のクレーンが多く見られます。

トラッククレーンに用いられるブームの構造を解説

トラッククレーンに用いられる基本的なブームの構造について解説します。

トラッククレーンに用いられるブームは主に「3段ブーム」や「4段ブーム」になります。
「3段ブーム」や「4段ブーム」の特徴は、油圧シリンダとワイヤーロープによってブームを操作するという所です。

それを踏まえて「起伏」や「伸縮」をしているときの、トラッククレーンのブーム構造を覗いていきましょう。

起伏は、ブーム起伏シリンダを使用する

起伏は、ブーム起伏シリンダに作動油が入ることで操作できます。

両サイドにあるブーム起伏シリンダのどちらに作動油が入るかによって、ブームの上下方向が変わってきます。

具体的には、以下のようになります。
【1】ブームを上昇させる クレーンのヘッド側に作動油が入る
【2】ブームを下降させる クレーンのロッド側に作動油が入る
トラッククレーンは、これらの作業を1日に何度も行い、クレーンの高さを調整しています。

伸縮は、油圧シリンダとワイヤーロープを使用する

伸縮は、油圧シリンダとワイヤーロープを使用して行っています。
今回は、4段ブームを例にします。
【STEP1】 ブーム伸縮シリンダのヘッド側に作動油が入る
【STEP2】 2段ブーム伸縮シリンダが伸びて、2段ブームが伸びる
【STEP3】 3段ブーム伸縮シリンダが伸びて、3段ブームが伸びる
【STEP4】 3段ブームが伸びると、4段ブーム伸縮ワイヤーロープが引っ張られる
【STEP5】 4段ブームが引っ張り出されて伸びる
ブーム伸縮シリンダが伸びる方で解説しました。ロッド側に作動油が入ると、ブームは逆の順序で縮んでいきます。

1番先端のブームのみ、1つ前のブームの伸縮力を用いて、ワイヤーロープで伸縮させます。

ラフタークレーンに用いられるブームの構造を解説

次に、ラフタークレーンに用いられている一般的なブームの構造を、解説します。

ラフタークレーンに用いられているブームは主に、1本の油圧シリンダのみで伸縮をするタイプのブームになります。

前述したトラッククレーンのブームとの違いは、ワイヤーロープを使用していない点です。

伸縮をしているときの、ラフタークレーンのブーム構造は以下のようになっています。
【STEP1】 油圧シリンダが伸びて、ブームが伸びる
【STEP2】 ブームが伸びきると、油圧シリンダは停止する。ブームは、ピンで固定される
【STEP3】 油圧シリンダのみが縮み、次のブームと固定される
【STEP4】 油圧シリンダが伸びて、次のブームが伸びる
この流れを繰り返すことによって、必要なブームの長さに調整しています。

まとめ

クレーンのブームに関する疑問【まとめ】
クレーンのブームに関する疑問を解説していきました。
改めて要点をまとめると、以下のようになります。
  • クレーンのブームは、人間の腕と同じ役割を持った大切な部分
  • 箱型構造ジブのことをブームと呼ぶ
  • ブームは、油圧シリンダやワイヤーロープによって起伏や伸縮が行われている
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    2022/09/21

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    カニクレーンのレンタルは手軽で便利?料金相場や商品の仕様を詳しく紹介!

    目次 カニクレーンとは? カニクレーンのレンタル料金相場  建機レンタルのニッケン|カニクレーン 建設機械・重機レンタルのアクティオ|カニクレーン カニクレーンの運転操作に必要な資格 カニクレーンのレンタル|まとめ カニクレーンの代表的なメーカー、前田製作所のMC174CRMの全幅は590mmです。建設機械が入ることのできない狭い通路を通って現場に到着し、4本のアウトリガーを張り出して、最大吊り能力1.7トンで作業します。 カニクレーンは、狭く段差があるような不安定な場所で墓石や庭石、石碑の据え付け作業。周りに電線が張り巡らされた変電所、スペースが限られたトンネルや地下鉄での管工事などで活躍します。 ただそのような現場での工事は、通年で考えるとそう多くはないという建設会社も多いはずです。そういうとき、手軽で便利なのがレンタルでのカニクレーンの導入です。 この記事では、カニクレーンについての基本情報、カニクレーンのサイズごとのレンタル料金の相場、カニクレーンのレンタル会社などについて紹介します。カニクレーンの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。 カニクレーンとは? カニクレーンは元々、狭く足元の悪い墓地での、墓石の吊上げ作業のために開発されたとされています。狭所現場での重量物の吊上げが主な用途です。 ゴムクローラーで走行し、現場では4本のアウトリガーを張り出して接地します。このアウトリガーを張り出した姿がカニに似ていることで「カニクレーン」と命名されました。 カニクレーンは前田製作所の商品名のため、ミニクローラクレーンと呼ばれることも多いです。 ここでは、カニクレーンの基本情報として、メーカー、種類、特徴、稼働事例について紹介します。 カニクレーンのメーカー カニクレーンの代表的なメーカーとして挙げられるのは、前田製作所と古河ユニックです。 前田製作所の本社は長野県の長野市にあり、全国に28カ所の拠点があります。 1960年、前田建設工業の機械工場として開設され、1962年に株式会社として独立しました。1963年に建設機械のコマツとサービス指定工場契約を締結して以来、強い連携関係にあるのが特徴的です。 1968年自社商品の前田クレーンを発売し、1980年には、カニクレーンの原型ともいえるミニクロクレーンを発売しています。 2022年、MAEDA AMERIKA Inc.を設立し、海外での主要拠点としています。 東京に本社のある古河ユニックは、1946年に創設された共栄開発を前身とし、1961年に日本初のトラック搭載型のクレーンを発売しました。 1970年に株式会社ユニックに社名変更、この「UNIC(ユニック)」は、搭載型クレーンの代名詞として幅広く世に浸透しています。現在は全国に42カ所の販売拠点、400ヶ所以上の指定サービス工場があります。 その後も搭載型クレーンのパイオニアとして、有線式リモートコントロール、ハイアウトリガ機構、アクセル連動操作機構など業界の技術的な発展を牽引してきました。 1991年、2.5トン吊りミニクローラクレーンの発売を開始しています。 カニクレーンの種類 カニクレーンの種類は、クレーンが吊り上げることができる最大荷重である、吊り上げ荷重で分けられます。最大荷重とは、アウトリガーを最大に張出し、最短ブームで、最小作業半径時の定格総荷重のことです。 カニクレーンは、吊り上げ荷重により、1トン未満、1,7トン、2.4トン、2.8トン、2.9トンの4つの種類があります。 以下に種類ごとの主な機種名を、カニクレーンの主要メーカーである前田製作所と古川ユニックに分けて表にまとめました。 (令和5年7月現在) 種類(吊り上げ荷重) 前田製作所 古河ユニック 1トン未満 MK1033CW-1(0.82トン) URU054C(0.495トン) 1.7トン MC174CRM URW174C 2.4トン - URW240C 2.8トン MC285C-3 - 2.9トン MC305C-3 MC405C-3 URW295CB3 URW295C4/P3(M) URW370C(乗車型) URW507C(乗車型) カニクレーンの特徴 カニクレーンは、現場移動などの走行時の外形寸法がコンパクトに設計されていて、通常の積載型クレーンでは通れない狭い通路や狭所現場、カーブの多い道路などの通行が可能になっています。 主流の非常車型の走行時全幅は、1トン吊りで600ミリ程度、2.8トンでも800ミリほどです。 またゴムクローラーを活かして、アスファルト・コンクリート道路、建築物内の床面などの整地面はもちろん、未舗装道路や勾配地、軟弱地での走行もできます。 カニクレーンは、非常車型が主流で、作業者の歩く速さで走行します。最近では比較的大型の乗車型カニクレーンの活躍も目立ってきています。 作業現場に到着したカニクレーンは、4本のアウトリガーを張出して接地します。この4本のアウトリガーがあるため、多少の段差や支障物があっても安定的に設置することが可能です。 カニクレーンの稼働事例 カニクレーンは、ビル建設やプラント、航空産業、湾岸建設、山岳土木、変電所、石油・ガス施設、トンネル・地下、美術品据付けなどで活躍しています。これらの多種多様な現場の共通点は、建設機械のアクセスが制限される狭所や屋上であることです。 たとえば、高層ビルの建築中に、ドアを通って屋内を移動し、エレベーターを使って現場まで昇降することができます。 カニクレーンは、周囲に障害物がある場所でも、状況に応じて4本のアウトリガーを張出すことで安全作業できます。上部に電線がある現場でも、作業範囲規制を設定すれば、電線と接触ることなく作業可能です。 カニクレーンのレンタル料金相場  ここからは、カニクレーンのレンタル料金の相場を吊り上げ荷重のクラス別に見ていきます。また各機種の能力の概要なども説明していますので、参考にしてください。 ただレンタル可能地域などは限定的な場合もあり、すべての地域で同条件のレンタルが可能というわけではありません。 吊り上げ荷重1.7トン 使用機種|前田製作所MC174CW 年式2017年 17,000円/日 255,000円/月 別途管理・サポート料金 4,320円/1回 【機種の能力】 ・前田製作所のMC174CWはシリーズ最小機種で積載2tトラック横積み可能 ・クラス最速のウインチスピード(10.9m/min) ・アウトリガー張出・格納一括スイッチ(スイッチ一つで4本同時操作可能) ・油圧走行2速切り替え(1速:2.0km/h、2速:3.3km/h) ・誤操作防止機能|走行レバースタンドを走行位置にセットすることにより、クレーン回路がインターロック) 【主要諸元】 吊り上げ荷重1.72トン クレーン容量1.72トン×1.0m 最大作業半径5.17m×0.22トン 最大地上揚程5.6m 機体幅590ミリ 吊り上げ荷重2.4トン 使用機種|古河ユニックUR-U240CP2 年式2017年 24,000円/日 ASK/月 別途管理・サポート料金 2,080円/1回 【機種の能力】 ・UR-U240Cシリーズはクラス最高のスペックを誇る ・連動ラジコンを標準装備|ブームフック平行移動やフック水平移動、障害物越えも簡単操作 ・パワーオートアクセル|エンジン回転数を最適な状態に制御 ・ラジコン操作で4本同時でアウトリガーの張出・格納を実現 ・連動ラジコンはジョイスティック式と選択スイッチ式から選択可能 ・クラス最速のフック巻上げ速度(13m/min) 【主要諸元】 吊り上げ荷重2.43トン クレーン容量2.43トン×1.5m 最大作業半径6.95m 最大地上揚程7.4m 最大地下揚程11.5m 機体幅600ミリ 吊り上げ荷重2.8トン 使用機種|前田製作所MC285CW 年式2016年 28,000円/日 ASK/月 別途管理・サポート料金 4,320円/1回 【機種の能力】 ・連続使用に強いウインチ|長時間の使用に耐える油圧ディスクブレーキを採用 ・クローラは段差に強い中央タンデム方式|段差のある場所で中心部分が折曲がる ・誤操作防止|走行レバースタンドを走行位置にセットすることでクレーン回路がロック ・転倒警報装置|走行時とクレーン使用時それぞれに転倒警報装置を標準装備 ・アウトリガー操作パネル|スイッチタイプを使用してレバー操作と差別化して誤操作防止 【主要諸元】 吊り上げ荷重2.82トン クレーン容量2.82トン×1.4m 最大作業半径8.205m×0.15トン 最大地上揚程8.7m 最大地下揚程10.1m(4本掛) 機体幅750ミリ 吊り上げ荷重2.9トン  一番流通の多い2.9トンクラスは2機種紹介します。 前田製作所MC305C-3(乗車型) 式2019年 33,000円/日 330,000円/月 別途管理・サポート料金 1,240円/1回 【機種の能力】 ・安全・環境性能が充実の建設工事現場スタンダードマシン ・モーメントリミッタは作業に合わせた設定が可能(揚程・作業半径・角度制限) ・オートスライドアウトリガーを作用しアウトリガーインターロックを標準装備 ・乗車タイプだから走行・クレーン操作の長時間作業も快適・リモコン操作可能 ・オプションで電動モーターを併用すれば安定操作と省エネの両方を実現 【主要諸元】 吊り上げ荷重2.98トン クレーン容量2.98トン×2.5m 最大作業半径12.16m 最大地上揚程12.52m 最大地下揚程16.09m(4本掛) 機体幅1,280ミリ 古河ユニックURW295CB(乗車型) 年式2018年 42,000円/日 650,000円/月 別途管理・サポート料金 3,340円/1回 【機種の能力】 ・メンテナンスフリーのバッテリー搭載(補水の必要のないシールドバッテリー) ・短時間充電AV100V対応(AC200Vは5h、AC100Vは9hでフル充電) ・1日の稼働時間に十分なバッテリー容量と操作しながらの充電も可能 ・ブーム全自動格納機能付きだから作業終了時も手間が非常に楽 ・任意設定の作業範囲制限装置付きだから現場での干渉の恐れを軽減 【主要諸元】 吊り上げ荷重2.93トン 最大定格総荷重×作業半径2.93トン×1.4m 最大作業半径8.41m 最大地上揚程8.9m 最大地下揚程11.6m 機体幅690ミリ 建機レンタルのニッケン|カニクレーン 建機レンタルのニッケンのカニクレーンのラインナップのうち5機種を紹介します。 前田製作所が3機種と古河ユニックが2機種ありました。メーカー別に機種の概要を表にまとめましたので参考にしてください。 前田製作所のカニクレーン 機種型式 MC305CWMS-2 MC285CWM-2 MC305CWMSK-3(乗車型) 最大吊り上げ能力(t×m) 2.98×2.5 2.82×1.4 2.82×2.5 最大作業半径(m) 12.16 8.205 12.16 ブーム段数(段) 5 5 全自動5 登坂能力(度) 23 20 23 走行速度(km/h) 0-2.8 0-2.2 前・後進0-2.8 駆動方式 ディーゼルエンジン ディーゼルエンジン エンジン(電動仕様あり) 古河ユニックのカニクレーン 機種型式 UR-W295C1RS UR-W295CMRS 最大吊り上げ能力(t×m) 2.93×1.4 2.93×1.4 最大作業半径(m) 8.41 8.41 ブーム段数(段) 5 5 登坂能力(度) 20 20 走行速度(km/h) 0-2.0 0-2.3 駆動方式 水冷式ディーゼルエンジン AC200Vモーター・ガソリンエンジン併用 建設機械・重機レンタルのアクティオ|カニクレーン 建設機械・重機レンタルのアクティオでのカニクレーンのラインナップは前田製作所の2機種でした。それぞれ表にして紹介します。 機種型式 MC285C-2 MC305C-2 最大吊り上げ能力(t×m) 2.82×1.4 2.98×2.5 最大作業半径(m) 8.2 12.16 ブーム段数(段) 5 5 登坂能力(度) 20 23 走行速度(km/h) 0-2.2 0-2.8 駆動方式 ディーゼルエンジン ディーゼルエンジン カニクレーンの運転操作に必要な資格 カニクレーンを運転操作する場合は、小型移動式クレーンの資格で運転操作が可能です。ただ、フックに荷物をかけて吊り上げる作業には玉掛けの資格が必要になります。 カニクレーンを使って現場で作業するときは、小型移動式クレーンと玉掛けの2つの資格を取得しておかなければなりません。 小型移動式クレーン運転技能講習 小型移動式クレーン(吊り上げ荷重5トン未満)の運転作業をするには、運転技能講習を修了しなければならないことが労働安全衛生法で義務づけられています。 技能講習は、各地域にある登録教習機関で受講することができます。以下のサイトで、居住地に近い登録教習機関を検索してみてください。 厚労省|登録教習機関一覧 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/anzeneisei05.html 受講費用や受講時間は、現在保有している資格や業務経験で違ってきます。 たとえばクレーンなどの建設機械の資格や業務経験がまったくない場合は、20時間(3日間)の受講が必要で費用は54,000円になります。 事前に、お近くの登録教習機関に問い合わせて確認しておくと安心です。 似た講習に「移動式クレーンの運転の業務に係る特別教育」がありますが、吊り上げ荷重が1トン未満と大きく制限があるので注意してください。 玉掛け技能講習 制限荷重1t以上の揚貨装置及びつり上げ荷重1t以上のクレーン、移動式クレーンもしくはデリックの玉掛け作業をする場合は、労働安全衛生法に基く技能講習を修了しなければならないことが義務づけられています。 玉掛け技能講習も登録教習機関での受講となります。 小型移動式クレーンと同じように、受講費用や受講時間は、現在保有している資格や業務経験で違ってきます。 以下の講習修了者や免許がある場合は、15時間(3日)の受講が必要で、費用は24,000円になります。 ・床上操作式クレーン運転技能講習を修了 ・小型移動式クレーン運転技能講習を修了 ・クレーン・デリック運転士免許、移動式クレーン運転士免許、揚貨装置運転士免許のいずれかを有する 受講コースや費用は、各地域、各機関で多少の違いがあるようです。まずは、お近くの登録教習機関に問い合わせてみることをおすすめします。 カニクレーンのレンタル|まとめ カニクレーンのレンタル|まとめ ここまでカニクレーンのレンタルについて紹介してきました。 まずカニクレーンの基本情報として、メーカーや種類、特徴、稼働事例について整理しました。 次にレンタル料金の相場を、吊り上げ荷重のクラスごとメーカーごとにまとめています。また主要な建機レンタル会社でのカニクレーンのラインナップについても触れています。 そして最後に、カニクレーンを使って現場で作業する際に必要な小型移動式クレーンと玉掛けの資格取得について説明しました。 カニクレーンの導入をレンタルで検討している方は、ぜひ参考にしてください。 ←【中古カニクレーン】を探すならトクワールド!

    #カニクレーン#資格

    2023/10/20

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  • カニクレーンの中古販売価格の比較・一覧
    クレーン

    カニクレーンの中古販売価格の比較・一覧

    目次 中古カニクレーンの導入について カニクレーンのレンタルを検討した場合 カニクレーンの中古販売価格・レンタル価格の一覧 カニクレーンは中古購入がオススメ まとめ 中古カニクレーンの導入について カニクレーンとは数あるクレーンの種類の中で、移動式クレーンに分類される建設機械です。カニクレーンは前田製作所の商品名で、クレーン作業時に、格納している4本のアウトリガーを展開した姿がカニに似ていることからそう名付けられました。 主に建物内や工場内など作業スペースに限りがある環境下で活用され、コンパクト性やクローラー走行をおこなうことからミニクローラークレーンとも呼ばれます。 しかし、カニクレーンは他の建設機械とは異なり特殊な機械であるため、使用用途や作業環境などをよく見極める必要があります。 今回は、中古のカニクレーンを探して導入しようとした際、失敗するリスクや宝の持ち腐れにならないように知っておきたいポイントと価格について解説します。 カニクレーンの目的と用途を明確にする 前述した通り、カニクレーンは他のクレーンとは異なる特徴を持つ機械です。そのためどのような作業を行うのか、どういった場所で使用するのかを考慮した上で購入する必要があります。 例えば、カニクレーンを屋内で運用する場合は、特に車体サイズや排ガスが発生しない電動仕様のモデルを選ぶなどの要点に注意しましょう。格納時幅、クレーン容量、ブーム作業半径はメーカーによって様々なモデルがあるので、購入後に後悔しないためにも目的と用途を明確にしてクレーンの種類を定めることが大切です。 中古カニクレーンを購入するメリット・デメリット 中古重機のメリットは、低価格さや種類の豊富さです。中でも、「納期が早い」という点は大きなメリットです。重機を新品購入した場合、商品が納品されるまでにある程度の期間がかかります。しかし、中古の場合は在庫さえあればすぐに購入し使用することができます。 現場の納期が迫っているなど、今すぐに重機が必要な状況には、中古を購入することで早い段階で作業に取り掛かることが可能です。 ただし、重機を中古で購入するには数々なデメリットもあります。年式の古い重機などは同然、価格が安くなりますが、機械が古いものになるほど老朽化や安全対策の性能に差が出てきます。 中古カニクレーン導入前に確認したい注意点 中古重機購入の全てに言えることですが、なるべく質の良い状態の中古重機を購入するには、その機械が売り出された経緯を確認することが重要です。 単なる会社の経営不振などによって売り出されたのであれば、購入しても問題はありませんが、重機自体が故障するトラブルなどを起こしたことによって売りに出された場合は、注意が必要です。 業者がトラブルや故障箇所をどのくらいメンテナンスできているかを見極めることができれば、ハズレの機械を掴むリスクはそれだけ軽減できます。 特にカニクレーンは、オイル周りや足回りの他にアウトリガー各稼働箇所の作動状況など、他の機械よりも確認する部分が多いこともあり、より整備状況が良好なものを選ぶ必要があります。 それを確認するためにもオークションなどで中古購入する際は、商品の詳細や表示内容をしっかり読んだ上で、実際に足を運び現物を確認することが必須です。 きちんと故障箇所を修理していれば良い状態に改善されているので、年式が多少古くても作動に問題はないでしょう。 また、カニクレーンを購入後や現場に移動させるにはトラックなどの車両、輸送手段が必要です。手段がない場合は、プラスαで輸送にかかる費用も計算に入れることも忘れないように注意してください。 カニクレーンのレンタルを検討した場合 小さな会社などで現場用の重機を揃えようとする場合、たとえ中古だとしても、本体価格以外に、修理やメンテナンスにかかる維持費など予算がいくらあっても足りないくらい、重機は高額な買い物です。 また、現場が忙しく人員や時間の関係上、重機の管理に手が周らないということもあるでしょう。 そのため、重機はリースであることが一般的ですが、購入とは違いどのような利点があるのでしょうか? レンタルは突発的な事態・短期使用向け リースとは必要な機械を一定期間だけ借りるシステムのことです。重機は中古でも1台につき100万円以上するほど高価な上に、現場で使用する重機はすべてが同じものとは限りません。クレーンにしても、小さいものから大きいもの、クローラータイプのもの、燃費の良いものなど、会社の事業幅が広いほど現場で要求される機種は多岐にわたります。 これらの重機を一台一台揃えていては莫大な費用がかかる上、保管する場所や管理に要する所要が増えてしまい、人員に余裕のない企業では業務に支障が出てしまう可能性があるのが現状です。また、リースは長期的に利用すればするほど費用が高額になってしまいます。 そのため、1年を通じて連続的に使うことがない重機は、必要な都度リースに頼るという選択をとる企業は多いです。しかし、リースの利点と不便な部分をしっかり押さえた上で利用することが大切です。 レンタルのメリット・デメリット 重機をリースすると購入資金が不要なので、銀行の借入枠や自己資金を他に転用できるとともに、担保も不要なので担保枠がなくても利用できます。さらにリースした費用は損金として計上処理することが可能です。 実際に重機を購入することとは異なり、固定資産にならない上に償却資産税など保有にかかる費用のコスト削減にもつながるため、節税効果があります。また、資産管理事務も発生しないので事務にかかる手間を省くこともできます。さらに、リースにかかる料金はリース期間中一定となり、全部経費で処理が可能です。 一方、リースのデメリットは冬などの繁忙期になると、希望の機械がレンタルできない点と期間が長くなると思った以上に費用が掛かることです。 カニクレーンのレンタル前に確認すべき点 事故や作業中のトラブルなどによって、レンタルしている重機を傷つけてしまった、故障してしまった時にどの程度補償がついているのかを確認しておいてください。 業者によっては、故障などの修理費用を全てリースした人が負担するということもあるようですので注意が必要です。 カニクレーンの中古販売価格・レンタル価格の一覧 カニクレーンの価格相場ですが、オークションとレンタルの比較を一覧にしてみました。カニクレーンは特殊な重機ということもあり、オークションでもあまり多くの数や種類は出回っていないようです。 ヤフオクでは主流である機械質量2.3トンや2.5トンのカニクレーンが最も多く出品されており、古河ユニック株式会社が販売しているような3.0トン以上の出品は現段階では確認できませんでした。 カニクレーンのオークションとレンタル相場 機械質量 オークション相場 レンタル相場(日極) 1.0~1.9トンクラス ¥380.000~700.000 ¥15.000~20.000 2.0~3.0トンクラス ¥1.000.000~2.800.000 ¥19.000~42.000 1.0トンクラスのカニクレーンは入手しやすい 屋内や弊所での作業に向いているサイズである1.0~1.9トンクラスのカニクレーンであれば中古相場が¥1.000.000以下なので、低予算で仕入れることができるでしょう。しかし、価格が¥300.000以下になるとかなり古いモデルになってしまうので、安すぎる機械を選ぶことは避けたいです。 カニクレーンは中古購入がオススメ 建物内や狭い場所で運用できる小型のカニクレーンをお求めの場合は、中古購入も一つの選択肢に入れて良いでしょう。特に前田製作所の製品であるM Cシリーズは低騒音性や排ガス規制など環境に配慮したラインナップです。オプションで電動モーターを装備したモデルはフロアクレーンとしても最適で、省エネで排気ガスがない電動走行、クレーン作業はディーゼル運転への切り替えも簡単に行えます。「カニクレーン 中古」などで検索するとオークションでも多くが出品されているのを目にします。 毎年カニクレーンを使う機械が多く、その都度リースしている状況でしたら、中古で購入がオススメです。長期的なコスト面で見ればリースよりも安上がりになります。自分の機械を持っていればリース時に在庫がなくレンタルできないという懸念もありません。 まとめ 今回はカニクレーンの中古購入をメインに解説しました。中古購入かレンタルが適切なのか、本記事で紹介した価格一覧やメリット、デメリットなどを参考にして検討してみてください。価格相場的にも整備されたものを数十万で手に入れることが可能なので、毎年必要になるものでしたら中古購入がおすすめです。

    2022/08/18

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