中古建設機械情報・ニュース【トクワールド】の高所作業車のアウトリガーが動かない! 建設重機のよくあるトラブルの解決方法とは?

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高所作業車のアウトリガーが動かない!  建設重機のよくあるトラブルの解決方法とは?

高所作業車

2023/01/21

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高所作業車のアウトリガーが動かない! 建設重機のよくあるトラブルの解決方法とは?

そもそもアウトリガーとは?

アウトリガーとは、重機の車体を安定させるための装置になります。
アウトリガーのジャッキが車体から伸び、地面に向けてブームを伸ばすことにより設置完了です。

人間も地震などの大きな揺れに直面したとき、四つん這いになって踏ん張ります。
その姿を想像していただければ、イメージが付きやすいでしょう。

高所作業車以外にも、以下の建設重機に搭載されています。

●クローラークレーン
●ユニック車
●コンクリートポンプ車

アウトリガーを最大張り出しで使用することにより、その重機が発揮できる最大限の力を引き出せます。

1つ注意点として、アウトリガーは水平で強固な地盤に設置しないと効力がありません。
不整地や軟弱な地盤ではアウトリガーが沈んでしまうためです。

もし、そのような地盤で高所作業車のアウトリガーを設置する場合は、事前に敷鉄板を敷設するなどの対策をしてください。

高所作業車のアウトリガーが動かない場合の対処法とは?

次に、高所作業車のアウトリガーが動かなくなった場合の対処法について解説します。

現場ではトラブルがつきものです。
トラブルがあったときにいかに冷静に対処できるかが、その人の評価に直結する場合もあります。

マニュアルを1度よく確認する

初めにする行動として、マニュアルをよく確認することが挙げられます。
アウトリガーに関わらず、重機でトラブルがあったときはマニュアルを確認する癖をつけてください。

高所作業車を購入またはレンタルした場合、必ずマニュアルが送付されます。
そこに、トラブルを解決するヒントが書かれていることが多いためです。

点灯しているランプの箇所からどこに問題があるのかなど、様々なことを説明してくれている場合があります。

決して自己判断でトラブルを解決しようとせずに、マニュアルをよく確認するようにしてください。

指定の工場で点検、整備してもらう

マニュアルを確認してもトラブルが解決しなかった場合は、指定された工場で点検や整備をしてもらうのが1番です。

高所作業車のメーカーやレンタル先の会社に連絡して、どこに修理を依頼すればいいのか聞いてください。
すぐに、対応してくれます。

基本的に高所作業車などの建設重機のトラブルは、工場で点検、整備をしてもらうことになります。

高所作業車のアウトリガーを使用しなければならない理由とは?

「アウトリガーって絶対に使用しないといけないの?」と疑問に思うかもしれません。
工事現場の幅が狭く、アウトリガーを十分に張り出せない状況があるのも事実です。
また、アウトリガーの張り出し量に法律上の規定はありません。

しかし、トラック式高所作業車などのアウトリガーが搭載されている高所作業車では、必ずアウトリガーを設置してから作業を開始してください。

なぜなら、高所作業車の事故のほとんどが、車体のバランスが崩れ転倒してしまうという事象だからです。
高所作業車のアウトリガーを正しく使用していれば、防げた事故になります。

また、作業箇所が狭くアウトリガーを最大張り出しで使用できない場合は、場所が許す限り張り出して使用するのがおすすめです。
高所作業車のマニュアルにも、このような記載がされています。

張り出したアウトリガーの長さで作業範囲や最大積載重量などが変わるため、1度確認してから作業を行うようにしてください。

高所作業車のアウトリガーが関係して起きた事故事例の紹介

次に、実際に高所作業車のアウトリガーが関係して起きてしまった事故事例を紹介します。
アウトリガーの大切さや危険性が分かる事故を2つピックアップしました。

高所作業車を使用する場合は、安全第一を忘れないようにしてください。

アウトリガーが地中にのめり込んで転倒

前日に雨が降り、地盤がぬかるんでいました。br> しかし、敷鉄板などの対策を施さないでアウトリガーを設置したため、起きてしまった事故になります。

先ほども前述しましたが、アウトリガーを軟弱な地盤で使用する際は、敷鉄板やスリッパを必ず使用するように心がけてください。

アウトリガーと壁の間に挟まれる

アウトリガーを張り出す際に、ジャッキの直線状に立っていたためアウトリガーと壁の間に挟まれてしまったという事故になります。
作業箇所が狭く、十分なスペースが取れない場合に起きてしまう事例です。

アウトリガーを設置するときは、少し離れて周囲に人がいないか確認してから操作を開始するようにしてください。

高所作業車のアウトリガーが故障しても「安心サポートパック」で安心!

建設重機のトラブルは、新品の高所作業車よりも中古の高所作業車に起きる場合が多いです。
でも、新品は値段が高くて手が出せないと悩んでしまいます。

中古の高所作業車でも安心して使用したいと考えている方に、ぜひ検討して頂きたいのが、当社の安心サポートパックです。
安心サポートパックは、重機購入者様が安心していただけるようにという願いを込めてサービスを開始しました。

「中古だから、故障したときに大変な思いをしそう」
「修理に出して費用が高くついたら、中古で購入した意味がない」

このような中古の重機を購入した方、特有の悩みを解決したものです。
具体的な修理費用のサポートがでる事故は、以下の通りになります。

●水害
●電気事故
●機械事故

安心サポートパックに興味が湧き、もう少し詳しく知りたいという方は、下記のリンクをチェックしてください!
「安心サポートパック」中古重機建機を購入するときの安心に

高所作業車のみならず、全ての機械が加入できるサービスです。
機械が故障した場合の修理限度額は、時価額によって変わってきます。
当社のHPから、各営業所にお問い合わせいただければ、迅速に対応させていただきます!

まとめ|高所作業車のアウトリガーについて知識を深めよう

高所作業車のアウトリガーについて知識を深めよう|まとめ
この記事では、高所作業車のアウトリガーにトラブルが起きた場合の対応方法やアウトリガーの知識について解説していきました。

この記事のポイントを再度まとめると、以下の通りです。
  • アウトリガーは、車体の安定性を高める装置
  • トラック式高所作業車以外にも、クローラークレーン、ユニック車、コンクリートポンプ車でアウトリガーは使用されている
  • 高所作業車のアウトリガーが動かないときは、マニュアルをよく確認した後に点検と整備をしてもらう
  • アウトリガーが搭載されている重機を使用する際は、必ずアウトリガーを張り出してから作業を開始する
  • 中古重機の故障が不安な方は、当社(トクワールド)の安心サポートパックをチェックしてみる

高所作業車の正しい知識を身に付けて、安全第一で作業してください。
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    2022/12/09

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    高所作業車の各部名称を徹底解説! 必ず抑えておくべき言葉とは?

    高所作業車などの建設重機は様々な部品で構成されています。 現場では各部名称で指示を受けることがあるため覚えておかなければいけません。 この記事では、高所作業車の各部名称を知りたい方に向けて、以下の内容をどこよりも分かりやすく解説します。 目次 高所作業車とは? 高所作業車の代表的な種類とは? 高所作業車で必ず覚えておくべき大切な名称3選 高所作業車の各部名称を徹底解説! 高所作業車を使用する前に覚えておくべき言葉 まとめ|高所作業車の各部名称を知り安全に使用しよう 高所作業車の各部名称を覚えておけば、スムーズに指示をだせます。 また、安全についても何に着目すればいいのか分かるため、覚えておいて損はありません。 高所作業車とは? 初めに、高所作業車とはどのような建設重機なのか簡単に解説します。 高所作業車とは、人が届かないような高所での作業で活躍してくれる建設重機です。 先端に付いている作業床が動力で人を乗せたまま上昇できます。 高所作業車と認められるために必要な定義は、以下の通りです。 ●作業床が2m以上の高さに上昇できる ●作業床の昇降を人力ではなく、動力によって行える ●自身の力で不特定箇所に移動できる 建設業界では、高所作業は2m以上の場合を指します。 ゆえに、2m以上の高さに上昇できなければ、高所作業車とはいえません。 また、エンジンなどの動力で昇降ができることや作業箇所に自走して移動できなければ、高所作業車ではなく高所作業台という括りになります。 高所作業車の代表的な種類とは? 次に、街中でのインフラ整備や建設現場で良く使用される代表的な高所作業車の種類について解説します。 高所作業車は非常に便利で需要の高い建設重機です。 よって、様々な開発がされており、種類も多様にあります。 安全について理解を深めることや費用の最適化のためにも、高所作業車にはどのような種類があるか知っておく必要があります。 詳しく解説します。 トラック式高所作業車 トラック式高所作業車は、トラックに高所作業車の装置を搭載したものになります。 基本的に上昇能力などが高性能なものが多く、電柱などでのインフラ整備や看板の取り付けなどでも使用されます。 トラック式高所作業車の最大のメリットは、公道を走行できる点が挙げられます。 現場での作業が終了すれば、そのまま公道を走行して帰宅できるため、毎回トラックなどで運ぶ必要がありません。 しかし、公道の走行には重量に適した自動車免許が必要になるため、注意してください。 自走式高所作業車 自走式高所作業車とは、昇降装置にタイヤやキャタピラなどの走行装置が備わっているものになります。 トラック式高所作業車と同じく、建設現場などで見かける機会が多い高所作業車です。 自走式高所作業車は2種類あります。 ●ホイール式高所作業車 ●クローラ式高所作業車 これらは、搭載されている自走機能に違いがあります。 ホイール式高所作業車とは、ゴムタイヤが備わっているタイプで、移動する際は滑らかに移動可能です。 クローラ式高所作業車とは、キャタピラが備わっているタイプで、不整地や凹凸が激しい現場で安定して使用できます。 自走式高所作業車は非常にコンパクトなものが多いため、小規模な現場で使用されます。 垂直昇降型高所作業車 垂直昇降型高所作業車とは、作業床が走行装置に対して垂直に上昇していく高所作業車です。 トラック式高所作業車や自走式高所作業車が侵入できない非常に狭い箇所でも使用できることが最大のメリットです。 土木工事ではあまり使われることはなく、建築工事や倉庫での資材整理などで力を発揮しています。 価格も他の高所作業車に比べれば安価なため、家庭で使用したい方にもおすすめです。 高所作業車で必ず覚えておくべき大切な名称3選 次に、高所作業車の名称について解説します。 まずは、必ず抑えておくべき各部名称を3つ厳選してお伝えします。 厳選した3つの言葉は、以下の通りです。 ●アウトリガ ●安全ロープ掛け ●緊急停止装置 どれも建設業界では基本的な言葉です。必ず覚えるようにしてください。 アウトリガ アウトリガとは、高所作業車の車体を安定させる装置のことをいいます。 突っ張り棒をイメージすると分かりやすいです。 高所作業車などの建設重機は、車体に力がかかることによって揺れたり不安定になったりしてしまいます。 ゆえに、そのままでは重機が転倒します。 そこで、転倒防止の役割を担ってくれるのがアウトリガです。 車体から4本ニョッキと、人間の四つん這いのように設置します。 注意点として、接地面が軟弱な地盤だとアウトリガが地盤に入り込んでしまうため、固定されません。 これでは、本来の力を発揮できない状況になります。 アウトリガはクレーンやコンクリートポンプ車にも存在するため、覚えておいて損はありません。 安全ロープ掛け 先ほど説明したように、高所作業車での作業は2m以上になるため墜落制止用器具が必要です。 これは労働安全衛生法令で定められているため、必ず守る必要があります。 実は、高所作業車には墜落制止用器具を掛ける場所があり、その部分が安全ロープ掛けです。 最新の高所作業車の中には、安全ロープ掛けに墜落制止用器具のフックがかかっていないと上昇できないものまで開発されています。 現場は安全第一で作業することが一番です。 しっかりと安全ロープ掛けを利用してください。 緊急停止装置 緊急停止装置とは、高所作業車がトラブルに陥ったときに押すボタンです。 緊急停止装置を押すとブームやバケットなどの全ての装置を停止させられます。 実際に、緊急停止装置を活用して身の危険から自分を守った事例もあります。 高所作業車に搭乗して身の危険を感じたときの最終手段になるので、作業を開始する前に緊急停止装置の位置を抑えておいてください。 高所作業車の各部名称を徹底解説! 次に、高所作業車の様々な各部名称を紹介していきます。 装置ごとに分けて紹介します。 紹介する各装置は以下の通りです。 ●作業床装置 ●作業床支持装置 ●安全装置 ●付属装置 作業床装置 作業床 先端に付いている、人や荷物を載せる部分 バスケット 作業床がカゴ状のもの バケット 作業床が桶状のもの せり出し装置 作業床を拡張拡幅できる装置 平衡装置 作業床を水平な状態に保持する装置 安全ロープ掛け 墜落制止用器具を掛けるリングの部分 作業床支持装置 作業床支持装置 作業床を支持する部分の装置全体 ブーム装置 作業床の起伏や伸縮、屈折を行う装置 旋回体 ブームを支持して旋回する部分のこと 旋回フレーム 旋回体を構成する装置全体のこと 旋回装置 旋回体を旋回させる装置 安全装置 安全装置 危険防止装置及び警報装置の総称 非常用ポンプ 主ポンプの異常時に駆動するポンプ 過積載規制装置 最大積載荷重を超えた場合に鳴る警報装置 デッドマンコントロール 操作を不可能にする装置 作業範囲規制装置 作業範囲を超えた場合になる警報装置 警報装置 作業員に警報や合図をするための装置 付属装置 油圧取り出し口 油圧工具の油圧源供給口 電源取り出し口 電動工具などの電源供給口 仮腕木 配線工事で配線を仮置きできる装置 つり上げ装置 荷物を吊り上げる際に使用する装置 高所作業車を使用する前に覚えておくべき言葉 次に、高所作業車を使用する前に覚えておくべき言葉を紹介していきます。 高所作業車の各部名称ではないですが、全て大切な言葉です。 今回紹介するのは、以下の3つになります。 ●最大積載重量 ●登板能力 ●作業範囲 最大積載重量 高所作業車には、必ず最大積載重量が設定されています。 最大積載重量とは、積載量の上限値です。 最大積載重量を超えて荷を載せてしまうと、高所作業車は本来の力を発揮できなくなります。 大変危険な状態です。 作業を開始する前に、自身が操作する高所作業車の最大積載重量を把握しておいてください。 登板能力 登坂能力とは、その車両がどれだけの傾斜面を走行できるのかを表したものです。 登坂能力が高ければ高いほど、急な斜面を登れます。 高所作業車の場合は、作業床を格納した状態で記載されていることがほとんどです。 主要諸元に必ず数値が書かれていますので、斜面が多い現場で作業をする際は、確認しておいてください。 作業範囲 作業範囲とは、高所作業車が最大積載重量を搭載しているときに、安全に移動できる範囲をいいます。 作業範囲を超えた場合は、作業範囲規制装置が作動するため気づくことが可能です。 高所作業車には作業範囲を表した作業範囲図が存在しますので、1度目を通してから作業を開始してください。 まとめ|高所作業車の各部名称を知り安全に使用しよう 高所作業車の運転技能講習|まとめ この記事では、高所作業車で大切な各部名称について解説していきました。 実際に高所作業車が近くにある方は、実物を見ながら確認することをおすすめします。 高所作業車は、作業床が2m以上に上昇する建設重機 高所作業車には種類が豊富にある 高所作業車の各部名称で覚えておくべきは、アウトリガ、安全ロープ掛け、緊急停止装置 高所作業車は、それ以外にも多数の部品で構成されている 各部の名前以外にも抑えておくべき言葉がある 高所作業車の各部名称を覚えれば、現場で指示を受けたときもスムーズに対応できます。 ←中古の【高所作業車】を探すならトクワールド!

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    目次 高所作業車と運転技能講習について知ろう! 高所作業車の運転技能講習と特別教育の違いとは? 高所作業車の運転技能講習の詳しい講習内容 学科試験と実技試験の内容を知っておこう 高所作業車の運転技能講習を合格するためのポイント 運転技能講習の学科を一部免除できる資格とは? 高所作業車を安全に使用するために気を付けること まとめ 高所作業車の運転技能講習は、毎年大人数が受講する人気の国家資格です。 国家資格という響きで一見難しそうな印象を受けますが、高所作業車の運転技能講習は合格率99%です。 高所作業車の運転技能講習を受講する前に知っておきたいポイント。 ● なぜこれほどまで合格率が高いのか ● 確実に資格を取得するために知っておくべきポイントは何か 今回の記事は、これらを分かりやすくまとめました。 また、高所作業車の運転技能講習にかかる時間や試験内容など、基本情報もまとめてお伝えします。 高所作業車を操作できれば、キャリアップに繋がり現場で即戦力として働けます。 高所作業車と運転技能講習について知ろう! まずは、高所作業車や運転技能講習について簡単に解説します。 ●高所作業車の定義とは? ●運転技能講習とは? 自分が受講する講習の知識を身につけておくことによって、内容が頭に入ってきやすくなります。 既に理解している方も、復習は大切です見直しのつもりで読んでください。 高所作業車の定義とは? 高所作業車は、インフラ整備などで使用されている建設重機です。 しかし、インフラ整備だけに使用されているわけではありません。 もっと皆さんが身近に感じられる、飛行機の点検、ドラマや映画の撮影にも使用されています。 高所作業車の定義は、以下になります。 ●走行機能が搭載されており、自身の動力で不特定多数の場所へ移動ができる ●動力を利用して作業床の上昇と下降を行える ●作業床を2m以上の高さにでき、人が搭乗したまま走行や上昇ができる 高所での作業は、事故が多く問題視されていました。 その問題を解決してくれたのが、高所作業車です。 高所作業車の定義とは? 高所作業車は、インフラ整備などで使用されている建設重機です。 しかし、インフラ整備だけに使用されているわけではありません。 もっと皆さんが身近に感じられる、飛行機の点検、ドラマや映画の撮影にも使用されています。 高所作業車の定義は、以下になります。 ●走行機能が搭載されており、自身の動力で不特定多数の場所へ移動ができる ●動力を利用して作業床の上昇と下降を行える ●作業床を2m以上の高さにでき、人が搭乗したまま走行や上昇ができる 高所での作業は、事故が多く問題視されていました。 その問題を解決してくれたのが、高所作業車です。 運転技能講習とは? 運転技能講習は、労働安全衛生法で規定されている国家資格です。 危険な作業や特別な技術が必要と判断された作業において、最低限の知識を身につけていただくことを目的としています。 あくまで、最低限の知識を身につけることが目的なので、資格の取得が難しいというわけではありません。 その後の技術は、実践あるのみです。現場で学んでいく姿勢が大切になります。 高所作業車の運転技能講習と特別教育の違いとは? 高所作業車の資格は、2種類あります。 ●高所作業車運転技能講習 ●高所作業車運転特別教育 どちらも、非常に人気の高い資格です。 「何が違うの?」と疑問に思った方もいるのではないでしょうか? 最大の違いは、運転できる高所作業車にあります。技能講習の方が、特別教育に比べて運転できる高所作業車の幅が広いです。 その他の違いとして、講習時間や試験の有無などがあります。 1つ1つ詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。 運転できる高所作業車の能力が違う 技能講習と特別教育は、運転できる高所作業車の能力が違います。 高所作業車技能講習 高所作業車の上昇能力が10m以上 高所作業車特別教育 高所作業車の上昇能力が10m未満 運転技能講習の資格を取得すれば、上昇能力10m未満の高所作業車も運転できます。 つまり、上昇能力に関係なく全ての高所作業車を運転できるということです。 したがって、特別教育で事足りる場合でも上昇能力が10m以上の高所作業車に乗る可能性がある場合は、運転技能講習を受講してください。 運転技能講習と特別教育では時間や費用が違う 次に、講習の内容について詳しく解説していきます。 運転技能講習は、特別教育に比べると時間や費用の負担が大きくなります。 上昇能力10m以上の高所作業車を運転するのは、その分危険が増すということです。 具体的には、以下のような違いがあります。 高所作業車運転技能講習 講習の時間 12時間~17時間 講習の費用 約4万円 高所作業車運転特別教育 講習の時間 9時間 講習の費用 約2万円 運転技能講習は、金額や時間の負担が大きくなってしないますが、上昇能力を気にしないで高所作業車を運転できるのはメリットになります。 高所作業車の運転技能講習には、学科試験と実技試験がある 特別教育に学科試験や実技試験はありません。基本的には、真面目に講習を受けてさえいれば合格します。 しかし、技能講習は試験があります。 試験に合格できなかった場合、資格は取得できません。 試験と聞くと不安になる方もいるかもしれませんが、心配しなくても大丈夫です。 運転技能講習の試験は、落とすための試験ではなく、講義を聞いていたか確認する試験です。講義をしっかりと聞いていれば合格を目指せます。 運転技能講習は、修了証の発行が義務付けられている 運転技能講習の資格を取得したら、修了証を貰いましょう。 特別教育では、教育をした記録さえあれば修了証の発行は、義務付けられていませんでした。 しかし、運転技能講習では教習所が修了証の発行をしなければならないと義務付けられています。 現場では、高所作業車を運転していると現場監督に資格を見してほしいと言われることもあります。 トラブルが起きた時のために、仕事中は常に携帯しておくことをおすすめします。 高所作業車の運転技能講習の詳しい講習内容 高所作業車の運転技能講習がどのようなものか、イメージできたでしょうか? 次に、講習内容をさらに詳しく解説していきます。 講習の内容と時間は、以下のようになります。 学科 作業に関する装置の構造及び取り扱いの方法に関する知識 5時間 原動機と電気に関する知識 3時間 運転に必要な一般的な知識 2時間 関係法令 1時間 実技 高所作業車の作業に必要な装置の操作 6時間 この講習内容にプラスして、学科と実技の試験があります。 合計17時間と非常に長丁場です。 教習所によりますが、この内容を2日間〜2.5日間でこなしていきます。 「17時間も拘束されるのか… 長すぎる!」と思った人方もいるのではないでしょうか? 実は、学科の時間を短縮する方法があります。 自分が既に取得している資格によって学科講習を一部免除という制度があります。 この後解説します。 学科試験と実技試験の内容を知っておこう 次に、学科試験と実技試験の内容について解説します。 学科試験 学科試験は、4択問題のマークシート方式で行われます。 各講習の分野に分かれており、1つでも4割以上の点数が取れていない分野があれば、不合格になってしまいます。 試験に出るのは、本当に重要な部分のみです。ひっかけ問題等もありません。 しっかりと、講義を聞いて試験前は、復習するようにしてください。 実技試験 実技試験は、減点方式での試験です。 したがって、1つ1つ確実に操作を行い、焦らないことが大切になります。 試験内容は、高いところに設置してある紐から、洗濯ばさみを取り外すという内容です。 制限時間は6分になります。 合図と声掛けを徹底する、アーム操作の順番を守る等の基本的な事を行えば、不合格になることはありません。 適度な緊張感を持って試験に挑んでください! 高所作業車の運転技能講習を合格するためのポイント ここまで高所作業車の運転技能講習がどのようなものか説明しました。 次に、高所作業車の運転技能講習に合格するためのポイントを解説していきます。 今回紹介するポイントは、 ●合格率の高さ ●試験合格に必要な総合点数 ●真面目に受講することの大切さ になります。 合格率は99%以上なので、難しくはない 高所作業車の運転技能講習は、合格率99%以上を誇ります。 国家試験と聞くと、難しいのではと思うかもしれませんが、そうではありません。 前述しましたが、人を落とすための講習ではなく、最低限の知識を身につけてもらうことを目的としているためです。 この合格率の高さから、毎年多くの人が資格を取得しています。自信を持って講習を受講してください。 試験合格には6割以上の点数を取る必要がある 学科試験や実技試験では、6割以上が合格点と言われています。 さらに、学科試験では各講習での試験で4割以上の点数を取ることが必須です。 真面目に受けて、話をよく聞こう 1番大切なことは、真面目に講習を受けることです。 合格率99%以上の資格なので、真面目に講習を受講すれば合格します。 試験の問題に関しても、講師の方が大切なポイントを強調して伝えてくれるためしっかりとメモしてください。 そのポイントを押さえておけば6割以上の点数を取ることは難しくありません。 実際に不合格になっている1%の方は、遅刻や欠席をした人。講習中に居眠りやスマートフォンを触っていた人です。 講師の方は、皆さんの命を守るために高所作業車で守るべきルールを教えてくれます。 真面目に受けて、しっかり勉強してください。 運転技能講習の学科を一部免除できる資格とは? 次に、取得していると学科の講習が一部免除になる資格を紹介します。 免除になる資格と聞くと、ものすごい専門性がある資格だと思うかもしれません。 しかし、ごく一般的な資格でも、学科講習を免除してくれます。 教習所に支払う費用も変わってきますので、お持ちの資格を確認してみてください。 有利になる資格一覧 学科講習を免除してくれる資格 ●移動式クレーン運転免許 ●小型移動式クレーン運転技能講習 ●大型特殊自動車免許 ●大型自動車免許 ●普通自動車免許 ●フォークリフト運転技能講習 ●ショベルローダー等運転技能講習 ●車両系建設機械運転技能講習(整地等、基礎、解体) ●不整地運搬車運転技能講習 一番注目してほしいのが、普通自動車免許です。 非常に一般的な資格なので、取得している方も多いのではないでしょうか? また、これらの資格は大きく分けて2つのパターンに分類できます。 中には、講習を5時間ほど免除してくれる資格もあるのです。 免除される資格は大きく分けると2パターンある 高所作業車の運転技能講習は、基本的にどの教習所でも3つのプランがあります。 講習の時間を一番免除してくれる資格 ●移動式クレーン運転免許 ●小型移動式クレーン運転技能講習 これらの資格は、 ●原動機および電気に関する知識 ●運転に必要な一般事項に関する知識 この2つを免除できます。 時間にすると、計5時間。費用は、5千円ほどです。 上記の資格を取得している方は、忘れずに申請しましょう。 普通自動車免許など他の資格は、運転に必要な一般事項に関する知識の講習を免除してくれます。 時間にすると、計3時間。費用は、3千円ほどです。 このように、高所作業車の運転技能講習は、 1.17時間 2.14時間 3.12時間 の3種類があります。 高所作業車を安全に使用するために気を付けること 高所作業車の運転技能講習は、実技に6時間かかります。 決して、短い時間ではありません。 便利な反面、危険もあるということです。 高所作業車での代表的な事故は、3つあります。 ● 高所作業車からの墜落 ● 頭上にある構造物との接触 ● 周囲の人との接触 運転技能講習の実技では、これらの事故が起きないように丁寧に操作方法や合図関係を教えてくれます。 実技試験の時だけ守るのではなく、現場に配属されても必ず安全第一で作業するようにしてください。 高所作業車の運転技能講習|まとめ 今回は、高所作業車の運転技能講習について解説しました。 改めて、この記事でお伝えしたかったポイントをまとめると以下のようになります。 運転技能講習に合格すれば、全ての高所作業車を運転できる 運転技能講習は、特別教育に比べると負担は大きくなるが、メリットも大きい 学科試験と実技試験では、6割以上の点数を取る必要がある 高所作業車の運転技能講習は、合格率99%以上を誇る。真面目に講習を受講するのが一番大切になる 講習の内容を一部免除してくれる資格がある この記事を読んだ方皆様が、無事合格できれば嬉しく思います。 ←中古の【高所作業車】を探すならトクワールド!

    2022/08/24

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