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建機とは??何なのかご存知でしょうか??

建機

2021/12/28

4,344

建機とは??何なのかご存知でしょうか??

建機と重機の違い…わかりますか??

重機を取り扱っている会社に身を置いていると、
「建機」と言うお客様と「重機」というお客様がいらっしゃいます。
どちらで発音しても同じ意味にはなるのですが、どのように使い分けるべきなのでしょうか。
今回は「建機」の歴史を詳しく追いながら
「重機」と、どう違うのか見ていきたいと思います。


建機・重機とは

・建機とは
建機とは「建築機械」の略で、
土木・建設工事などの作業に使用される作業機械全般のことをいいます。
大きさも機能も様々で、自走する車両だけでなく、大型の固定式機械や手持ちの小型機械も含まれます。

・重機とは
重機は、土木・建設工事などに使用される動力機械です。
自走する車両で、オペレーターが乗り込んで操作するのが一般的です。
ディーゼルエンジンで動くものが多く、足元が無限軌道になっているものもあります。

・ざっくり分けると…
土木・建設現場等で使用される固定式機械は「建機」
土木・建設現場で使用される自走式の車両や無限軌道のものが「重機」
ということになります。

ここからは「建機」について実際の歴史を追っていきたいと思います。

建機の歴史

建設機械とは建設用の道具が進化したものです。
古くから存在はしていましたが、今で言う「機械」という感じになるのは18世紀の蒸気機関の発明以降になります。

建設機械の歴史は紀元前3500年ごろまでに遡ります。
メソポタミアでは農地に外部から水を供給する灌漑(かんがい)工事が始まっています。
しかし、機械としての原型となり始めるのは16世紀頃からで、
海底の土砂を掬い上げ、掘り下げる浚渫(しゅんせつ)工事用の機械が考案されます。
このころから大掛りな装置になっていきますが。動力はまだ馬や人に頼んでいました。
前回のブログでも取り上げた、最初の機械動力となる蒸気機関は
17 世紀末に鉱山用の揚水ポンプとして生まれました。

さらに、1781年にワットの蒸気機関が発明され、あらゆる機械に利用されるようになりました。
18世紀末には浚渫機械の動力として蒸気機関が利用され、
19 世紀に入り小型高圧力の蒸気機関が開発されると、陸上建設機械に利用されるようになり、蒸気クレーン、蒸気掘削機等が登場してきます。
その後、内燃機関の発明によって建設機械はさらに進化し現代につながります。
現在では、自動化・情報化を機会に取り入れようとする新しい革命が始まっています。

バケットラダーエキスカベータ

バケットラダー式掘削機は、1734 年に馬力を利用した浚渫用がアムステルダムで出現しました。
1860年代に入ると、蒸気バケットラダー浚渫船が普及します。
初の全旋回ショベルは、1884年にマンチェスタ運河工事に利用されました。
その一方で、陸上では1860年になって実用化され始めます。
日本では、明治3年にバケットラダー式浚渫船が輸入され、安治川の浚渫に利用されました。
ラダーエキスカベータは明治30年の淀川改修工事利用され、
軌道トロッコと合わせて定番機械として昭和30年まで活躍することになります。

ショベル系掘削機

実は1500年頃、水路工事に従事したレオナルド・ダ・ ヴィンチが運河掘削機を考案しています。
最初の蒸気ショベルは、1838年に開発、蒸気クラムシェルは、1896年に2本チェーン式のものが開発されます。
初の電気ショベルは1903年に開発され、1912年に初のクローラ式パワーショベルが生まれました。
以降、各国でガソリンエンジン式ショベルの開発が進み
日本には、1961年に新三菱重工が国産化を行いました。
海外からの技術導入を行ったため、有名な話ではありますが商標である「ユンボ」がバックホーの代名詞となりました。

因みにユンボは子象の愛称だそうで、ジャンボ (大象)のユンボ(小象)の意味だそうです。

トラクタ

トラクタは、1859年に農業用移動式蒸気機関に減速機を搭載し、
チェイン駆動で自走式に改良、1862~63年に製品化されます。
クローラ式トラクタは、実機が1869年に初めて製造されます。
1904年には、Holt社(Caterpillar社の前身)が車輪をクローラに変更し現在でも馴染み深いキャタピラーが生まれました。

まとめ

現在利用している建機はメソポタミアから始まり、様々な進化を経て世の中の役にたっていることがわかりました。
自走式についての転機は、やはりキャタピラー社が開発したクローラでしょう。
現在では包括的に「キャタピラー」と呼ばれているクローラですが、現代まで技術が引き継がれ、今日においても大活躍しています。

ここまでの歴史を見てきた結果、一般的に「建機」と呼ばれている大型の機械からどんどん小型化し「重機」となったことが伺えます。
そのため、「建機」の方が広い範囲を指している言葉で、
「重機」はその言葉の中に含まれると考えても差し支えないでしょう。
ただ実際には、あまり区別せずに使っている場合が多いため雑学程度に留めておくといいのかもしれませんね。

※参考文献
history.pdf (yamazaki.co.jp)

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工事現場だけでなく、農業・林業・災害復旧など、さまざまな業種で重機は活躍しています。ここでは、現場に特化したアタッチメントを装着して働く重機の特徴と事例を紹介します。 作業用途に合わせたアタッチメント・重機が多数活躍 重機は建設現場だけでなく、農業・畜産・林業・災害復旧の現場でも重要な役割を果たします。特に近年は、作業内容に応じたアタッチメントの進化が著しく、用途の幅が広がっています。 農業|灌漑・農地造成に使える機械田畑の整地や水路の整備には、溝を掘るためのトレンチャーアタッチメント、土の選別を行うロータリーバケット、土引きや整地に便利な水平整地バケットなどのアタッチメントを装着したバックホウが使用されます。農地ごとに必要なアタッチメントを選ぶことで、効率的かつ丁寧な作業が可能です。 畜産業|飼料や糞尿の運搬処理に対応飼料の運搬や糞尿の除去には通常バケットのほかにグラップル付きホイールローダー、小型バックホウが使用されます。畜産業で使用されるホイールローダーなどの重機は、畜舎内で効率よく作業するために、小回りの利く小型機種が選ばれる傾向にあります。また、ホイールローダーや小型ショベルは、牛舎や豚舎の清掃・給餌作業でも必要とされており、衛生的な環境維持と作業の省力化に大きく貢献しています。 林業|伐倒・集材・木材運搬で使える重機山林では、傾斜やぬかるみでも安定して作業できるグラップル付きバックホウやハーベスターが活躍しています。山間部や斜面での作業に対応できるキャタピラ仕様の機体が多く見られ、伐採から積込みまで効率よく行えます。 災害現場|緊急復旧作業の要となる重機災害時には、倒壊家屋や土砂の除去、仮設道路の整備など多様なニーズが発生し、それらに対応する必要があります。また、激甚災害直後では多くの行方不明者が発生します。そのため、自治体・自衛隊・建設会社が保有する重機が連携して迅速な捜索・復旧を支えます。 倒壊建物の除去や土砂災害時の整地作業では、油圧ショベルに加えて、特殊な重機も導入されています。例えば、過去に国内の大手建機メーカーであるコマツが開発した水陸両用ブルドーザー(通称:スイブル)が東日本大震災の津波被害があった被災地(宮城県名取川閖上大橋復旧工事)に投入された事例があります。浸水地帯やぬかるみでも走行可能な性能を活かして、迅速な支援・復旧活動に大きく貢献しました。 【小型重機の活用例】ミニショベル・マイクロショベルが必要な現場 小型重機は、その取り回しやすさから都市部や個人宅の施工現場などで重宝されています。また、環境配慮型モデルも登場し、今後ますます活躍の幅が広がることが予想されます。 メリット1:狭所作業や住宅地での施工に便利小型重機は1〜3トンクラスのミニショベルを中心に、都市部の住宅街や庭先など限られたスペースでの作業に適しています。可搬性も高く、仮設現場や出張作業で重宝します。 メリット2:運搬性が高く農業・造園業にも最適2トントラックのほか、軽トラに積載して移動できる超小型機種もあるため、小規模工事や農業・造園・外構工事など複数現場を回る業者に向いています。個人での扱いやすさも魅力で、農業やガーデニング、DIYでの需要も高い機種となっています。 メリット3:電動式小型重機で環境対策も可能近年注目されているのが、電動式のミニショベルやホイールローダーです。CO2排出ゼロ・静音性・コンパクトさで、環境規制の厳しい都市部や夜間作業でも活躍が期待されます。 初心者必見!重機の選定ポイントと資格について解説 工事現場で欠かせない重機ですが、初心者にとっては「どの重機を選べばいいの?」「操作するには資格が必要?」「購入とレンタルはどっちがお得?」と、疑問が尽きないものです。 ここでは、初めて重機を扱う人や、導入を検討している方に向けて、「重機の選定ポイント」から「必要な資格」「コスト比較」までをわかりやすく解説します。 重機操作に必要な資格とは? 重機を操作するには、法律で定められた資格が必要です。重機の種類やサイズによって必要な資格も異なるため、使用目的に応じてしっかり確認しておきましょう。 重機は、種類や用途に応じて、法律で定められた資格や講習の修了が必要になります。たとえば、現場でよく見かける油圧ショベルやブルドーザーなどを運転するには、「車両系建設機械運転技能講習」を修了していることが求められます。 この講習は、厚生労働省に認定された教習所などで受けることができ、学科と実技の両方があります。期間はおおむね3〜4日ほどで、費用は3万円から6万円程度が一般的です。すでにフォークリフトなど別の技能講習を受けている人は、講習時間が短縮されることもあります。 また、比較的小型の重機(機体重量3トン未満)であれば、「特別教育」という、より簡易な講習で操作可能になるケースもあります。これは1〜2日で修了でき、費用も1万円台と比較的リーズナブルです。 ほかにも、高所で作業するための高所作業車や、不整地を走行するクローラーダンプなど、それぞれに応じた技能講習があります。どの資格が必要かは、扱いたい重機の種類や現場の用途によって異なるため、事前に確認しておくことが大切です。 代表的な重機資格一覧 資格名 操作できる重機 取得方法 車両系建設機械運転技能講習(整地・運搬・積込み・掘削用) 油圧ショベル、ブルドーザーなど 教習所で講習を受講(学科+実技) 小型車両系建設機械特別教育 機体重量3t未満の建設機械 企業内講習や民間講習機関 不整地運搬車運転技能講習 クローラーダンプなど 教習所で講習受講 フォークリフト運転技能講習 倉庫作業用フォークリフト 全国の教習所で取得可能 高所作業車運転技能講習 作業床が2m以上の高所作業車 高所作業車用の講習受講が必要 ■資格取得の所要時間と費用目安 技能講習(車利用系建設機械など):3~4日、費用は約3万~6万円 特別講習(小型重機など):1~2日、費用は約1万~3万円 会社によっては、社員に資格を取らせるための補助制度や、資格手当が出る場合もあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。 レンタルと購入、コスト面での比較 重機を導入する際、多くの人が悩むのが「レンタルすべきか、購入すべきか」という点です。それぞれのメリット・デメリットを把握し、作業内容や使用頻度に合った選択をすることが重要です。 重機レンタルのメリット・デメリット メリット 初期費用を大幅に抑えられる。 必要なときだけ借りられるため、保管・維持コストが不要。 最新機種を使える場合も多い。 故障時のメンテナンス対応もレンタル会社が行ってくれる。 デメリット 長期利用になるとコストがかさむ。 繁忙期には希望機種が借りられない可能性がある。 使用頻度が高いとレンタル費が割高になるケースも。 重機購入のメリット・デメリット メリット 長期使用する場合はレンタルよりもコストが安くなる。 自社でいつでも使えるため、計画的な工期管理が可能。 中古市場での売却やリース転用もできる。 デメリット 高額な初期投資(数百万円〜数千万円)。 維持費(保険、車検、修理、保管スペース)が必要。 法改正や排ガス規制で旧型が使いにくくなるリスク。 【ケース別】購入とレンタルではどっちを選ぶべき? 初めて重機を導入する場合は、まずレンタルで必要な重機を試し、使用頻度や現場のニーズを見極めたうえで、購入を検討するという流れが理想的です。 とくに、1つの現場だけで使いたい、数週間だけ必要、といった場合には、迷わずレンタルを選ぶのがおすすめです。 逆に、毎月のように重機を使うような自社施工の会社であれば、中古の重機を購入して運用コストを抑えるという選択肢もあります。 最近では、品質の良い中古重機やリース契約付きの販売も増えてきているため、現場のスタイルに合わせた柔軟な選択が可能になっています。 まとめ 重機は用途に応じて様々なタイプがあり、それぞれの特性を活かして使い分けることで、安全で効率的な作業が実現できます。重機の選定は作業の成否を分ける重要なポイントです。 「なぜこの重機が使われているのか?」を意識して観察することが、現場で視野を広げる第一歩になります。 ←【中古重機】の販売はこちらから

    #規格#資格#種類

    2025/06/27

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  • 土木工事で活躍する建設機械まとめ|現場別に必要な重機をわかりやすく解説~Part1
    建機

    土木工事で活躍する建設機械まとめ|現場別に必要な重機をわかりやすく解説~Part1

    土木工事の現場では、土木工事・建設工事・解体工事など、作業内容に応じて多彩な建設機械が用いられます。 本記事では、代表的な重機の役割や特徴を解説し、アタッチメントや中古重機の導入によるコストダウンについてもご紹介します。 この記事でわかること 主要な建設機械の種類、特徴。 アタッチメントのメリット 中古重機導入のポイント 目次 土木工事と重機の関係|なぜ建設機械が重要なのか 現場別|主な建設機械(重機)とその役割を一覧で紹介 土木工事の種類と関連機械 作業効率を左右する「アタッチメント」の存在 中古重機を活用したコストダウンのススメ まとめ|土木工事と重機は切っても切れない関係 土木工事と重機の関係|なぜ建設機械が重要なのか 工事を効率的かつ安全に進めるには「建設機械(重機)」の存在が欠かせません。 道路、橋梁、トンネル、宅地造成など、土木工事は人々の生活基盤を支える重要な工事です。このようなインフラ整備、災害復旧といった工事は、人力だけではとても困難です。 人力では到底不可能な大規模掘削や精密施工、運搬、整地を短時間で実現できるのは重機の機械力があるからこそ実現できます。建設機械は、作業効率を飛躍的に高めると同時に、労働者の負担軽減や安全確保、建設業界の人手不足の解消にも大きく貢献しています。 しかし、建設機械とひと口に言っても多種多様なものが存在し、それぞれ異なる役割を果たします。例えば、ユンボのような掘削機械は土を掘ることに特化し、クレーンは資材などを高所に運ぶ荷役作業を担います。 このように建設機械は、工事現場の特性や規模、作業内容に応じて使い分けられます。 現場別|主な建設機械(重機)とその役割を一覧で紹介 土木工事の現場では、さまざまな異なる役割の建設機械(重機)が活躍しており、工程ごとに使い分けられます。 土木工事で特に稼働率が高い建設機械は以下の通りです。 油圧ショベル(バックホウ) 油圧ショベルは、土木工事における主力機械になります。主に土砂の掘削や整地・積込み作業に用いられますが、アタッチメントを付け替えるだけで1台で何役もこなす汎用性が大きなメリットです。 例えば、岩石の破壊やコンクリート解体、樹木の伐採などあらゆる作業で運用できます。 ホイールローダー ホイールローダーは、バケットですくった土砂や砂利の大量運搬に適した重機です。ダンプトラックへの積込みや資材置き場の整地にも活躍します。 油圧ショベルに比べて一度に扱える土砂の量が多く、足回りがホイール式で機動性にも優れます。そのため、大量の土砂を短時間で行うことが可能で、大量の土を動かす大規模現場では欠かせない重機です。 ブルドーザー ブルドーザーは前方に大きなブレード(排土板)を備え、土砂を押して移動させることを得意としています。盛土や切土の作業で性能を発揮し、地形を整える初期段階で活躍します。 また、掘削後の整地や基盤作りでも使用されるため、土木工事において地形をコントロールする「基盤整地の要」といえる存在です。 ロードローラー ロードローラは、道路や造成地などで地盤を締め固める(転圧する)重機です。土砂をただ持っただけでは、空気や水分が多く含まれ、沈下や崩れの原因になります。そこで、ロードローラーで地盤を圧縮し、硬く締め固めることで丈夫な基盤が完成します。 道路工事では必ず登場する建設機械で、見た目以上に工事全体の品質を左右する重要な役割があります。 ダンプトラック ダンプトラックは、掘削や整地で出た土砂や砕石を運搬するための車両です。重機で積み込まれた大量の残土を現場から運び出す際や、積んだ砕石などの資材を現場へ運搬する際などに活躍します。 工程全体の効率を上げるには、ダンプトラックの回転率(往復スピード)が大きく関わっています。 土木工事の種類と関連機械 土木工事は、工事の種類によって必要とされる機械が大きく変わります。代表的な4つの工事分野について、それぞれ使用される重機や機械の役割を詳しく解説します。 建設・解体工事に使用される機械 建設や解体の現場では、大型でパワフルな建設機械が主役となります。 油圧ショベル 建設では基礎掘削、解体では建物のコンクリート壁や鉄骨を破砕する際に使用されます。アタッチメントを交換することで、掘削・破砕・つかみ作業まで多用途に対応可能です。 ブレーカー付き油圧ショベル コンクリートを細かく砕くためのアタッチメントを備えた油圧ショベル。解体工事に特化し、振動や衝撃で構造物を効率的に崩していきます。 クローラクレーン 重量物を吊り上げて高所に運搬するために用いられます。鉄骨やコンクリート部材を正確に据え付けるため、建設工事の進行に不可欠です。 大割機・小割機 鉄筋コンクリートを切断・破砕する専用機械です。建物解体の工程で「粗く壊す(大割)」した後に「細かく砕く(小割)」というように段階的に作業を進めます。 また、ダンプトラックやホイールローダーといった運搬機械は、発生した瓦礫や廃材を効率よく搬出するために重要です。解体現場は限られたスペースで大量の資材が発生するため、運搬機械の回転率が工期の長さにも影響します。 道路工事に必要な機械 道路工事は「掘削・基盤整備・舗装」という流れで進み、それぞれの工程に専用の機械が用いられます。 油圧ショベル・バックホウ 道路工事では、路盤を掘削したり、既存の地盤を整える工程の序盤で活躍します。掘削能力が高く、道路基盤づくりの第一歩を担います。 モーターグレーダー 走行しながら地面を平らに均す建設機械です。道路の路面を精密に整形することで、舗装品質を高める重要な役割を持っています。 ロードローラー 土砂や舗装材を強力に転圧し、沈下や陥没を防ぐために不可欠な建設機械です。道路の耐久性を高め、高品質な道路を造ります。 アスファルトフィニッシャー 舗装材を均一に敷きならす専用機械です。道路の表層仕上げに使用され、車両走行の快適性を決定づけます。 さらに、正確な道路建設には 測量機器(トータルステーション、GPS測量機) も用いられます。道路の線形や勾配を正確に決めることで、完成後の安全性・快適性を確保します。 トンネル工事用機械 トンネルや上下水道工事は、地下での作業が中心となるため、特殊な機械が導入されます。 シールドマシン 巨大なカッターヘッドで地盤を掘削しながら前進するトンネル掘削専用機械です。都市部の地下鉄や道路トンネル建設で活躍します。 ドリルジャンボ 岩盤に小さな穴を開け、発破に使う火薬を装填するための掘削機械です。山岳トンネル工法に用いられます。 トンネル工事では崩落リスクや地下水対策が必須であり、機械選定と安全管理が工事成功のために欠かせません。 港湾・河川・海岸工事用機械 港湾や河川、海岸の工事では、水際や水中での作業が多いため、特殊な重機や船舶が必要です。 クラムシェル(油圧ショベル) クラムシェルは河川の浚渫や水中掘削に用いられる掘削重機。長いアームとブームの先端に、二枚貝のように開閉するバケットを持ち、水中の土砂をすくい上げます。 水陸両用ブルドーザー 水陸両用ブルドーザーは、浅い水域で稼働できる特殊なブルドーザーです。通常のブルドーザーと同様に土砂を押し均す機能を持ちながら、浮力装置や特殊なクローラーを備えています。 湿地仕様油圧ショベル 浜辺や水際などの軟弱な地盤でも安定して作業できる油圧ショベルです。通常のクローラーに比べて設置面積が広いため、地盤に沈みにくくなっています。 河川などの水際作業で機械を導入する際には、施工環境(水中か陸上か、海か河川か) に応じた仕様を選ぶことが重要です。また、中古機械やレンタルを活用すればコストを抑えながら必要な機械を確保でき、現場の実情に合わせた柔軟な工事が可能になります。 作業効率を左右する「アタッチメント」の存在 土木工事の現場では、重機そのものだけでなく、先端に取り付ける「アタッチメント」の選択が作業効率を大きく左右します。特にユンボ(油圧ショベル)は、アタッチメントを交換することであらゆる作業に導入できるため、1台で複数の役割をこなす「マルチプレイヤー」となります。 代表的なアタッチメントと用途 バケット 標準装備で土砂の掘削や積込みに使用される基本ツールです。大きさや形状ごとの種類があるので使い分けることで、硬い地盤向け・大量積込み用などに対応できます。 ブレーカー 先端が鋭いハンマーのような構造で、コンクリートや岩盤を打ち砕くために使用されます。特に、解体工事や地盤改良工事では多用します。 グラップル 二股の爪で資材をつかむアタッチメントです。木材、廃材、鉄骨などを運搬でき、解体現場や処分場、林業などの現場で活躍します。 このようにアタッチメントを付け替えることで、掘る・壊す・つかむといった異なる作業を1台で実現可能です。 スケルトンバケット 底面に格子状の隙間があるバケットで、土砂と石・廃材をふるい分けて分別するのに便利です。造成工事や解体現場で、土と廃材を分けて積み込む用途で活躍します。 大割機 解体工事で、建物の柱や壁を粗く砕くための大型アタッチメントです。解体工事の初期工程で、建物全体を大きく壊すときに使用します。 小割機 大割機で崩したコンクリートを、ダンプトラックに積載できるようさらに細かく砕くためのアタッチメントです。解体現場では、瓦礫を処理しやすいサイズのコンクリ殻にして搬出を効率化します。 1台3役でコスト削減 通常であれば「掘削用」「解体用」「運搬用」と別々の重機を用意する必要がありますが、ユンボにアタッチメントを備えておけば1台で複数の作業をカバーできます。 結果として、導入コストの削減・現場スペースの節約・作業効率の向上につながります。 中古市場でのアタッチメント需要 中古重機市場では、アタッチメント付きのユンボは特に人気が高く、在庫が出れば早い者勝ちになるケースも少なくありません。 新品で購入すると高額になりやすいため、中古やレンタルで「バケット+ブレーカー+グラップル」といった複数装備を揃えるのは現場にとって大きなメリットです。 中古重機を活用したコストダウンのススメ 重機を新車で揃えると、莫大な導入コストがかかります。新品のユンボやブルドーザーは数百万円〜数千万円と高額で、短期的な現場や一時的な利用には負担が大きすぎます。そこで注目されるのが「中古重機」の活用です。 一時的な現場なら新品より中古がコスパ有利 短期間の工事や限定的な用途であれば、新品を購入するよりも中古重機を導入したほうが初期投資を大幅に抑えられます。 特に地方の小規模工事や補助的な用途では、中古のユンボやダンプトラックを活用することでコスト効率が格段に向上します。 重機を種類ごとに必要数揃えるとなれば、導入コスト、維持コスト、駐車スペースの確保と費用と手間がかかります。そのため、重機は中古でまかなう建設業者がほとんどです。 オーバースペックを避けることで維持費削減 「とりあえず大きい重機を買っておけば安心」という考え方は要注意です。現場規模に合わないオーバースペック機を導入すると、 ・燃料費がかさむ ・保守点検の費用が増える ・現場スペースを圧迫する といった無駄が生まれます。 必要十分なサイズと性能を持つ中古機を選ぶことが、購入費用だけでなく維持費の節約にもつながります。 中古重機を選ぶ際の注意点 中古は機体の状態によっては、消耗していたり不具合が生じやすい場合があるので注意が必要です。購入時には以下の点を必ずチェックしましょう。 【購入時のポイント】 整備履歴:定期点検が行われていたか、交換部品や修理歴を確認。 稼働時間(アワーメーター):走行距離に相当する重要な指標です。長時間稼働している機体は摩耗リスクが高い。 外観と動作確認:錆や油漏れの有無、アームやクローラーの動作を実際にチェック。 信頼できる販売業者から購入すること:不透明な取引や保証なしの販売はリスクが大きいので、実績ある業者を選ぶのが鉄則です。 重機の購入方法は、中古建機取扱い業者、オークションなどさまざまで、個人の都合に合った購入ルートを選べます。 いずれにせよ、「目当ての重機を見つけても一台だけに的を絞らない」「業者から購入する際は相見積もりを取る」「アフターサポートの内容を確認する」ということが大切です。 まとめ|土木工事と重機は切っても切れない関係 土木工事は重機なくして成り立ちません。安全、品質、効率を高めるには、現場や施工内容に合った重機選びが重要です。 ←トクワールドでは高品質な【中古建機・重機】を多数取り揃えております!

    #バックホウ#ブルドーザー#ホイールローダー

    2025/11/14

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