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道路工事|道路・舗装工事はどうやって作られる?活躍する重機・建設機械とは?

建機

2022/12/21

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道路工事|道路・舗装工事はどうやって作られる?活躍する重機・建設機械とは?

1.道路・舗装工事とは

道路で行われる工事は、『占用工事・承認工事・道路工事』の大きく3つに分けられ、これらを総称して路上工事と言います。例を挙げると、道路に配管や線などを新たに新設する場合は「新設工事」、老朽化した設備を更新する「更新工事」などが該当します。

道路工事の目的は以下の通りです。

1-1.占用工事

占用工事とは、水道、下水道、ガス、電気、通信事業者といった業者が占有して行う工事のことです。これらの工事を実施するには、「道路占用許可」を得る必要があり、他にも「供給工事」と呼ばれるものもあります。

1-2.承認工事

個人が道路管理者の承認を得て行う工事を承認工事といいます。「自費工事」とも呼ばれ、基本的に工事は自己負担で行われることが多いです。

承認工事を行う例としては、自宅の敷地に車が乗り入れやすくするために、歩道との段差を無くしたり、ガードレールの撤去や街路樹を移設するようなケースが挙げられます。

1-3.道路工事

各都道府県の道路管理者が行っている工事のことで、新設工事改良工事維持・修繕工事の3種類があります。

2.道路工事の種類

道路工事の種類は3種類あります。

2-1.新設工事

新規で道路を作る工事のことです。

2-2.改良工事

高齢者や障害を抱えた人が快適に生活できるように改善、整備し、バリアフリー化を行う工事のことを改良工事と言います。

また、道幅が狭かったり、見通しの悪い道路を改善することを目的に道幅を拡張する幅広工事も含まれます。

2-3.維持・補修工事

老朽化した道路のアスファルトのメンテナンスや、標識、ガードレールなどを新しく取り替えるなどといった、道路の維持・補修を目的とした工事のことを言います。

近年は地震への備えとして、震災対策として橋梁の耐震化工事や、一部の占用物については耐震性のある配管への更新工事なども行われています。

また、都市部では、台風などで大雨が降った場合、下水管に大量の排水が流れ込み内水氾濫等の水害に発展することも多いため、豪雨時の対策工事も行われています。

このほかに、未舗装の道路をアスファルトなどで舗装する舗装工事というものがあります。

3.舗装工事とは

舗装工事は路面下の地盤をいくつかの層にわたって締固めることによって、自動車の荷重などに対する耐力を維持し、表面をアスファルトやコンクリートで敷き固める工事です。
これにより、歩行者や自動車が安全かつスムーズに通行することが可能になります。

道路下に上下水道やガス管などを設置するだけではなく、街並みの景観を美しく保つことや、自動車以外にも直射日光や雨、雪などにも晒されるため、劣化損傷しにくい耐久性能も求められます。

舗装工事は主に以下で行われています。

公道 国道・県道・一般道・高速道路
私道 民有地内の道路
駐車場 公共施設や民間施設の駐車場、住宅の駐車場
整備を要する土地 ぬかるみ・水たまり・雑草防止を要する土地

4.舗装道路の種類

舗装道路には「アスファルト舗装」、「コンクリート舗装」、「特殊舗装」の3種類があり、それぞれにメリット、デメリットが存在します。

それでは、以下で詳しく説明していきます。

4-1.アスファルト舗装

アスファルト舗装には「天然アスファルト」と「石油アスファルト」の2種類があります。

日本で天然アスファルトはほとんど採掘できないため、石油を蒸留して作られる石油アスファルトが一般的に使用されています。

このアスファルトには砕石・砂などの骨材が混ざられており、それを加熱して道路基礎の上に敷き慣らしてローラー転圧をして舗装します。

アスファルト舗装のメリットは、工期が短いうえに、工事費用が安く経済的であること。防水性、透水性、静音性、走行性において優れている点が挙げられます。

しかし、耐熱性や耐久性には劣るので、直射日光により路面温度が高温になりやすいことや定期的な補修が必要になる点がデメリットです。

4-2.コンクリート舗装

コンクリート舗装は、セメント・砂・砂利などを練り合わせて作られたコンクリートによって舗装されます。

一般的なコンクリートは圧縮強度で管理されるのに対し、コンクリート舗装に作用する主な応力が曲げ応力であることから、曲げ強度を基準として管理されています。

コンクリート舗装は、アスファルト舗装に対して耐久性、耐熱性に優れます。施工後50年を超えたコンクリート舗装道路が現在まで使われている例もありますし、直射日光を浴びても路面の表面温度が夏でも上がりにくいです。

このメリットから、コンクリート舗装は補修工事が難しいトンネル内や急な坂道などで利用されるケースが多い傾向にあります。

特に名古屋市はコンクリート舗装の普及率が約3割路かなり高いです。車で走っていると名古屋の中心部はコンクリート舗装が多いことに気付くでしょう。

しかし、コンクリート舗装は大掛かりな機器が必要で、コンクリートが固まるまでの時間がアスファルトと比べて長いことからも、施工には手間がかかります。そのため工期が長く、費用はアスファルト舗装よりも高いです。

またアスファルト舗装は耐久性が高い分作り直しをするのが難しいため、追加工事が困難といったデメリットもあります。

4-3.特殊舗装

特殊舗装は、道路や敷地の目的に沿って表面を特殊な舗装にすることです。

例としてアスファルト混合物に顔料を混入して敷き均し、表面の色を変える着色舗装や、舗装面に降った雨などの水が、舗装面から基礎へ浸透して表面に水が溜まらないようにする排水性舗装などがあります。

5.舗装の構造

舗装は大きく分けると「表層」、「基層」、「路盤」、「路床」の4層構造で出来ています。

私たちが普段見ている舗装は表層のアスファルト仕上げ部分です。その下には基層という同じアスファルトの層があり、さらにその下には路盤というセメント・石灰などを含んだ砕石の層が上層と下層の2層あります。

そして最下部には路床という土でできた層があります。

6.舗装の手順

舗装構造の4層にはそれぞれに役割があり、各層ごとの施工手順が確立されています。また、作業に応じた舗装工事用機械も用いられます。

6-1.路床の施工

路床は土で出来ています。路盤作りはまず、「ブルドーザー」や「モーターグレーダー」などの建設機械を使って地盤を平坦に成形することから始めます。

その後、タイヤローラーロードローラーで整地した地盤を締め固めます。これは、上を通る自動車などの重量により路盤が沈下しないように底の部分を固めていく重要な作業です。

厚さ1m以上にもなる路床には、表層の高さ調整や角層の厚み確保のために以下の施工方法が取られます。

切土路床 既存地盤が高い場合に既存地盤を掘削する
盛度路床 既存地盤より低い場合に盛り度して整形する
置換え路床 置き換え材料や非凍上材料を敷きならす

6-2.路盤の施工

路盤の施工体制も路床の工法とほとんど変わりません。
ダンプトラックから降ろされた砕石をブルドーザーで祖ならしして仕上げのモータグレーダーで、所定の仕上がり厚が得られるまで均一に敷きならします。

敷きならし後、10〜12トンのロードローラーや8〜12トンのタイヤローラーなどで転圧して所定の密度が得られるまで締め固めます。

仮想路盤の一層仕上がり厚さの標準は20cm以下で上層路盤は15cm以下とされています。

6-3.基礎・表層の施工

基層と表層はアスファルト混合物により舗装によって作られます。
ダンプトラックで運搬されたアスファルト混合物を「アスファルトフィニッシャ」で敷きならし、「路床」や「路盤」と同じようにロードローラーやタイヤローラーで転圧して固めていきます。

7.道路・舗装工事で関連する重機

舗装工事で使用される代表的な建設機械・重機は以下の5つです。

1.ブルドーザー
2.モーターグレーダー
3.タイヤローラー
4.ロードローラー
5.アスファルトフニッシャー

7-1.ブルドーザー

ブルドーザーは、トラクターの前面部に可動式の排土板(ブレード)が装備されていて、高い馬力とクローラー(キャタピラ)の推進力で、土を押しながら地面を整地するための建設機械です。

排土板の動きは自在で精度が高いため、敷きならす作業には適していますが、仕上げ精度は荒いので祖ならしの補助機械として主に使用されます。

ブルドーザーの主要な製作会社は、アメリカのキャタピラー社と日本の小松製作所の2社が世界市場をほぼ独占しています。

小型・中型機はキャタピラージャパンでも作られていますが、キャタピラー社製の大型機はアメリカから輸入しています。

特殊な機能を備えたブルドーザーとしては以下が挙げられます。

ドーザーシャベル ブレードの代わりにバケットを装備して土砂を盛ったりトラックに積み込んだりする。
ドリミングブルドーザー 芯両面使用可能なブレードを装備してバッグしながらも土砂を引き寄せることができる。
水陸両用ブルドーザー 浚渫工事や河川工場などで浚渫船の出入りが出来ない浅瀬や狭い水路などで作業することが可能。

7-2.モータグレーダー

モーターグレーダーは、ホイール式走行の機械です。前後車輪の間に排土板がついており、スカリファイヤという描き起こし用の爪を装着できるようになっています。

機械を前進させながら路面の敷きならし、かきおこしを行い、整形していきます。ブルドーザーと比べて仕上げ精度が高いため、ブルドーザーが祖ならしした後の地面に使用します。

主要な製造会社はキャタピラー社ですが、大型機であるため日本ではそれほど目にすることはなく、国内では小松製作所がほとんどのシェアを占めています。

7-3.タイヤローラー

タイヤローラーはロードローラー(締め固め用機械)のひとつで、空気入りタイヤが前後輪各3〜4個装備されており、機械の重量を利用して地面に圧力をかけて締め固めを行う機械です。

前輪が走行輪、後輪が駆動輪になっているのが一般的で、動力伝達方式が機械式と油圧式があります。

主要な製造会社は酒井重工業、キャタピラージャパン、日立建機、コマツなどがあります。


7-4.ロードローラ

一般にロードローラーと呼ばれている機械はタイヤローラー式の他に、車輪を三輪車系に配置した「マカダム式」車輪を前後に一輪ずつ配置した「タンデム式」があります。

動力伝達方式は機械式と油圧式で、駆動方式は片輪・両輪があります。

そのほかでは、以下の方法があります。

ハンドガイド式 一方に締め固め輪として鉄輪を持ち、他方にタイヤを左右一列に配置したもの
コンバイン式 芯金から次の芯金までの距離
振動式 機械の自重の他に鉄輪や機体に起振装置を取り付けその起振力で締め固める

7-5.アスファルトフィニッシャー

アスファルトフィニッシャーは自走式の機械で、アスファルト混合物を貯めるホッパ原動機、走行装置を有するトラクター部アスファルト混合物を敷きならすスクリードで構成されています。

ダンプトラックで運搬されたアスファルト混合物は、車両前方にあるホッパに貯めます。そして、ホッパの底にあるバーフィーダーで後方のスクリード手前まで送り、スクリューでアスファルト混合物を左右に広げてスクリードで敷きならしていきます。

敷きならしの際にはスクリード底板はバーナーなどで一定以上の温度に加熱しておき、スクリードの角度を変化させてアスファルトの量を増減させて敷きならす厚みを変えたりします。

主な製作メーカーは海外では、フェーゲル、ボルボで、国内では住友重機、範多機械があります。

まとめ|道路・舗装工事はどうやって作られる?活躍する重機・建設機械とは?

道路工事|まとめ
道路工事は路上工事のひとつで、路盤工事には4つの工程があること。それぞれの作業工程において、適材適所に「ブルドーザー」、「モーターグレーダー」、「ロードローラー」、「アスファルトフィニッシャー」などの建設機械・重機が使われていることなどを解説しました。

日本製の路盤工事用機械はアメリカと並んで世界一を誇るメーカーがいくつも存在し、それらに機械に支えられて、日本の路盤工事の施工品質は世界トップレベルを維持しています。

普段何気なく車で走行している道路ですが、地形、地盤、環境などさまざまなことが考慮されて作られています。

近年は作業員や機械を運転・操作するオペレーターの人の数が減少しています。建設会社に入社する前、入社後にはこの記事で紹介した建設機械の資格を持っておくと、会社からも高い評価を受けることができるでしょう。
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中古重機の購入時、ついエンジンやアワーメーターばかりに気を取られてしまいがちですが、細部の劣化や消耗にも注意が必要です。特に見落としがちなのが、油圧ホースの劣化やにじみ、ピンやブッシュの摩耗、キャビン内のスイッチやレバーの感触などです。また、運転席周辺のステップやグリップの摩耗具合を見ると、実際の使用頻度や使い方が推測できることもあります。足回りのガタつきや、バケットの摩耗・変形、溶接の修復跡も状態判断の大切なヒントになるのでチェックしてみてください。 ポイント3:整備・保証体制のある販売店を選ぶ 中古重機は、どれだけ状態の良い重機を見つけたとしても購入後のリスクはゼロではありません。そのため、購入後のサポートがしっかりしている販売店を選ぶことが大切です。中古重機を導入した後のアフターサービスは、その重機を長く安全に使い続けるための大切な要素になります。日々の業務で重機を安定的に稼働させるには、必要なサポート体制が整っていることが不可欠です。 アフターサービスには電話でのサポートや出張整備、部品交換など業者によってさまざまなサービスがあります。なかでも、購入後の定期点検サービスを行っている業者を探すのがおすすめです。これは、機械の状態を定期的に確認し、異常や劣化の兆候を早期に発見するためのもので、故障を未然に防ぐ役割を果たします。また、点検を通じて、部品の摩耗や油圧機構の状態を把握し、必要に応じて適切な整備を行うことができます。 また、緊急時の対応サービスも欠かせません。現場で重機が突然故障してしまった場合でも、すぐに駆けつけてくれる業者と契約していれば、作業の遅延を最小限にとどめることが可能です。特に繁忙期には迅速な対応が求められるため、信頼できる支援体制の存在は業務の安定運営において大きな支えとなります。 アドバイス①保証内容の有無と範囲をチェック 中古重機は、新品と異なり初期不良や突発的なトラブルが起きる可能性があるため、保証の有無とその内容は必ず確認すべき項目です。保証が付いている場合でも、その適用範囲や期間には大きな差があります。 具体的には「エンジン本体のみ保証」や「30日以内の初期不良のみ対応」など、条件が細かく設定されていることが多いため、契約前に詳細を把握しておきましょう。特に油圧系や電気系、駆動系のトラブルは修理費が高額になることもあるため、保証対象かどうかをあらかじめ確認することが購入後の安心につながります。保証書が発行されるか、書面で条件が明記されているかもチェックポイントです。 トクワールドでは独自の「安心サポートパック」を用意しています。 例えば、操作ミスやオーバーロード、接触や落下、さらには落雷や盗難、水害など、想定外のトラブルまで幅広くカバー。保証期間は納車日から1年間で、更新も可能です。 ただし、すべてが対象というわけではありません。タイヤやバケット、油圧ホース、フィルター類などの消耗品や、経年による摩耗やサビは対象外です。保証がどこまでカバーされるか、購入前に必ず確認しておきましょう。 アドバイス②定期点検サービスの充実度 販売店によっては、購入後の定期点検サービスを用意しているところがあります。この点検内容には、エンジンオイルの交換や油圧装置のチェック、フィルター類の清掃・交換など、重機のコンディション維持に欠かせない内容が含まれています。 点検内容が充実していれば、異常の早期発見と予防整備が可能になり、重機の寿命を延ばすことにもつながります。また、点検の頻度(半年に一度、年1回など)や、出張点検があるかも確認ポイントです。点検費用が初回無料のケースや、契約期間中は割引になるサービスを提供している販売店もあるので、購入後の維持管理まで見越したサポート体制が整っているかをチェックしましょう。 トクワールドは10,000㎡以上の自社工場を持ち、検品・洗車・整備・塗装を各専門スタッフが分業で担当しています。 さらに、1,000点を超えるアタッチメントや部品を在庫しているため、修理や交換が必要になった際もスピーディな対応が可能です。 アドバイス③販売後のフォロー体制が安心の決め手 重機は購入がゴールではなく、実際の現場で安定して稼働し続けることがもっとも大切です。そのため、販売後のフォロー体制がどれだけ整っているかが、信頼できる販売店を見極める大きな基準となります。 故障時に即日対応可能な出張修理サービスがあるか、トラブル時に専門スタッフへ直接連絡できる窓口があるか、代替機の貸し出し対応が可能かなど、緊急時の対応力があるかはとても重要です。 特に繁忙期のトラブルは工期や作業進行に大きく直結するため、迅速な対応ができるかどうかは重機稼働の安定性に大きく影響します。購入後の長い付き合いを見据え、アフターサポートに力を入れている販売店を選びましょう。 トクワールドでは、販売から整備、修理、塗装、輸送に至るまでをすべて自社一貫体制で行っています。外注に頼らないため、余計なコストや納期の遅延が発生しにくいのも特徴です。 さらに、本社には大型重機や特殊機械を実際に確認・試乗できる環境が整備されています。全国対応のスピード配送や出張買取にも力を入れており、遠方の購入者にとっても安心です。 ポイント4:必ず現物確認or動画での動作チェックを 重機選び、購入の前には、必ず実機確認を行うことをおすすめします。実機確認を行う際には、可能であれば実際にエンジンを始動して運転してみることが重要です。エンジンがスムーズに始動するか、異音はないか、などに注目してみてください。加えて、操作レバーの反応や油圧の動きなどもチェックしましょう。動作中の音や動きは、写真だけではわからない重要な判断材料になります。 また、エンジンオイルや冷却水の状態、燃料フィルターやエンジンフィルターの状態も忘れずに確認しておきましょう。オイルが黒く濁っている、冷却水の量が少ない場合、定期的なメンテナンスが実施されていない可能性があります。 他には、燃料フィルターやエアフィルターが目詰まりしていないかを確認しておくと、必要であれば交換の有無も視野に入れることができます。遠方などで難しい場合は、動画での動作確認を依頼しましょう。 アドバイス①実機確認でしかわからない操作感を確かめる 写真やスペック表だけでは分からないのが、実際の操作感です。可能であれば現地に足を運び、エンジンを始動してみましょう。エンジンのかかり具合や異音の有無、アクセルやレバーの反応、油圧の動きや振動の強さなどは、運転して初めて見えてくるポイントです。こうした“生の動き”に触れることで、重機の健康状態を自分の目と耳で確かめられます。 アドバイス②消耗品や油脂類の状況も確認 重機の状態を見極めるうえでは、消耗部品類や油脂類の確認も重要です。エンジンオイルが黒く濁っていたり、冷却水が少なかったりする場合は、適切な整備がされていなかった可能性があります。油圧ホースのにじみやゴムパーツの劣化、フィルターの詰まりなども注意すべきポイントです。あわせて整備履歴や点検記録が残っていれば、それも必ず確認しておきましょう。 アドバイス③現地に行けないなら動画確認を 遠方で実機確認が難しい場合は、販売店に動画の提供を依頼しましょう。エンジンの始動から各操作まで、動作の様子を収めた動画があれば、実機の状態をより正確に判断できます。動画の対応に丁寧さが感じられるかどうかも、販売店の信頼度を測る指標のひとつです。動画チェックでも不明点があれば、遠慮なく質問しましょう。 ポイント5:輸送・登録・整備費用を含めた「総額」で比較 重機を購入する際は、機械の本体価格だけでなく、それに付随して輸送費や手数料、整備費などが追加でかかります。重機購入前には、必要な手続きと書類を事前に把握し、重機購入の見積もりは、これらすべてを含んだ総額で提示してもらいましょう。他の販売店と見積もりで比較する際も、総額ベースで比較することが大切です。 もし、不明点があれば専門家や店舗スタッフに相談しましょう。 アドバイス①複数の業者を比較してみる 中古重機を安心して購入するには、複数の業者から見積もりを取り、内容を比較検討する「相見積もり」がおすすめです。本体価格だけでなく、輸送費・整備費・登録費用などの内訳をしっかり比較することで、「何が含まれていて」「何が別料金なのか」が明確になります。 また、相場より極端に安い見積もりが出てきた場合には注意が必要です。安く見せかけて、後から追加費用を請求されるケースや、状態の悪い重機を売りつける悪質な業者も存在します。 信頼できる業者であれば、見積書に細かな明細が記載され、質問にも丁寧に対応してくれるはずです。不明点は必ず確認し、少しでも不信感があれば無理に契約を進めず、他の選択肢を探ることも大切です。 アドバイス②必ず総額ベースで見積もる 複数の販売店で比較検討する場合は、すべての費用を含んだ総額での見積もりを出してもらいましょう。販売店によって含まれる費用が異なるため、本体価格だけを見て安い・高いと判断するのは危険です。見積もりの内訳が明確になっていれば、不要な費用がないか、逆に必要な手続きが抜けていないかを確認することもできます。 アドバイス③輸送費の見積もりも忘れずに 重機の本体価格に加えて、大きなコストになりがちなのが輸送費(陸送費)です。 輸送費は、重機のサイズ・重量・移動距離・搬入条件によって大きく異なります。たとえば、バックホウやホイールローダークラスの中型機であれば、同一県内で1万〜5万円前後、他県への搬送で5万〜15万円前後が一般的な相場です。 大型重機になると、特殊トレーラーが必要になるため10万円を超えることも珍しくありません。また、山間部や狭い現場への搬入には別途費用が発生する場合もあります。重機の価格だけに気をとらわれず購入前には、必ず輸送費の見積もりも出してもらいましょう。 まとめ 初めての中古重機購入では、見た目や価格よりも、重機の内部も含めた状況とサポート体制などを重視することが大切です。重機選びの知識が少ない初心者は、信頼できる販売店と相談しながら進めることが、失敗しない一番の近道です。 ←アフターサービスも充実している中古重機販売のトクワールド

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    工事現場には多種多様な重機が活躍しています。しかし、「どの工事にどんな重機が必要なのか」と問われると、明確に答えられる人は意外と少ないかもしれません。 建設業界において重機の選定は、作業の効率や安全性、そして最終的な施工品質に大きく関わる重要な要素です。たとえば道路を整備する工事では、地盤を締め固めたり舗装材を敷いたりするための重機が必要になります。 一方で建築工事では、鉄骨を吊り上げたりコンクリートを流し込んだりする機械が主役となります。 本記事では、工事の種類ごとに使用される代表的な重機を取り上げ、それぞれの特徴や役割、どのような作業に適しているのかを解説します。 この記事でわかること 工事内容ごとの重機 重機選びのポイント 建機レンタルと中古重機購入 目次 工事の種類と重機|基本的な選び方について解説 道路工事で使用される重機 建築工事で使用される重機 造成工事で使用される重機 重機を選ぶ上で抑えるべきポイント 環境別の重機の選び方 建機レンタルと中古購入のメリット・デメリット 使用頻度が多い重機は中古購入がおすすめ まとめ 工事の種類と重機|基本的な選び方について解説 重機の選定において最も大切なのは、「目的に合った機能を持っているかどうか」という点です。現場の条件や作業内容によって、適した重機は大きく異なります。 たとえば土を掘る作業では、掘削能力に優れた油圧ショベルが最適ですが、広範囲の地面をならす整地作業ではブレードを備えたブルドーザーが最適です。 重機には汎用性の高いものもあれば、ある特定の作業にしか使えない専門性の高いものも存在します。どちらを選ぶかは、工事の内容と工程、さらには作業のスピードや精度をどこまで求めるかなどの要素を考慮して選定します。 また、現場の地形や周囲の環境、安全面への配慮も選定には欠かせません。狭い現場では小型の重機が必要になりますし、高所作業を伴う工事では、長さのあるアームや可動式の足場が搭載された車両が求められます。 このように、重機の選び方は一律ではなく、現場ごとに最適解を見つけていく必要があります。 道路工事で使用される重機 道路工事は、日々の生活や物流を支えるインフラ整備に欠かせない工事です。舗装や路面の整地など、精密かつスピーディな作業が求められるため、専用の重機が活躍します。ここでは、道路工事に使用される代表的な3つの重機について解説していきます。 ロードローラー ロードローラーは、地盤やアスファルトの表面を締め固めるための重機です。巨大な円筒状の鉄製ローラーが前方に取り付けられ、重さと圧力によって地面を平らに固めていきます。舗装工事においては、アスファルトを敷いた直後にこのローラーで圧をかけることで、道路の強度と耐久性が向上します。 ロードローラーはローラーの種類によって、使用目的が異なります。主な種類としては、タンデムローラー、マカダムローラー、タイヤローラー、ハンドガイドローラー、コンバインローラーなどがあります。 また、振動機構を備えたモデルは地盤の深部までしっかりと転圧できるため、基礎工事にも利用されます。 モーターグレーダー 道路の表面を滑らかに整えるためには、モーターグレーダーという重機が活躍します。この重機は大型のブレードが車体の中央部に装着されており、そのブレードを使って地面を正確に削ったりならしたりします。 モーターグレーダーの特徴は、微妙な角度調整やブレードの高さ調節が可能な点です。これにより、道路の勾配やカーブを計算どおりに施工することができます。特にアスファルトを敷設する前の路盤整備、または除雪作業でも多く用いられています。 アスファルトフィニッシャー アスファルトフィニッシャーは、道路の舗装作業でアスファルト合材を均一に敷きならすための専門重機です。ホッパーに投入された加熱アスファルトを、コンベアとスクリードと呼ばれるT字型の装置によって一定の厚さと幅で敷き詰めていきます。 このスクリード部分は温度や振動をコントロールできる仕組みになっており、舗装面を滑らかに仕上げるうえで極めて重要な役割を果たします。 アスファルトフィニッシャーの走行方式には、クローラー式とホイール式の2種類があります。クローラー式は安定性が高く厚い舗装に適し、ホイール式は移動性能に優れ小規模な道路や補修作業向きです。 建築工事で使用される重機 建築工事では、建造物を構築するため、重量物の運搬や組み立て、高所での作業が中心となります。それに伴い、作業内容に特化した重機の導入が重要となります。 コンクリートポンプ車 コンクリートポンプ車は、コンクリートを圧送するための特殊車両です。この車両はポンプ機構を搭載しており、生コンクリートを配管を通じて遠方や高所に圧送することができます。 ポンプの方式には、ピストン式とスクイーズ式があり、ピストン式は、高所や長距離の圧送に適しています。一方スクイーズ式は、小規模な現場や狭い場所での作業に適しています。 手作業では難しい高所への圧送も、ポンプ車であれば効率的かつ安全に行えるほか、コンクリートの品質を保ちながら、ムラのない施工が可能となります。 移動式クレーン 建築現場で鉄骨や大型部材を吊り上げる際には、移動式クレーンが使用されます。この重機は車体にクレーンが搭載された構造で、現場間や作業地域を自走して必要な場所に移動できるのが特長です。 特に都市部などの狭い敷地では、固定式のタワークレーンを設置できないことも多く、その代替手段として移動式クレーンが重宝されます。揚程や吊り上げ能力の高い機種も登場しており、中規模から大規模な建築工事まで幅広く対応しています。 アースオーガ アースオーガは、地面に縦穴を掘るための専用機械です。先端に取り付けられたスクリュー状のドリルを回転させながら地中に穴を掘っていきます。 基礎工事において、杭を打ち込む前の準備作業や、電柱・標識などの設置にも使用されます。硬い地盤にも対応できる強力なモデルもあり、安定した支持力を確保するための重要な工程で必要とされます。 造成工事で使用される重機 宅地造成やインフラ整備など、土地の形状を整える工事では、大量の土砂を動かすための重機が必要になります。掘削、運搬、整地といった工程に適した機械が揃っており、それぞれの役割が明確です。 バックホウ バックホウは、建設現場で最も多く見かける汎用性の高い重機の一つです。油圧で駆動するアームとバケットによって、地面を掘ったり、掘った土をダンプに積み込んだりすることができます。 さまざまなアタッチメントに交換することで、破砕作業やつかみ取り、杭抜き作業などにも対応できるため、造成工事だけでなく解体や配管工事でも重宝されています。 ブルドーザー 造成地で地面を押し均す作業には、ブルドーザーが活躍します。車体前面に設けられた大きなブレードで土を押し進めることで、土地の高低差を調整したり、法面を形成したりすることが可能です。 キャタピラーを装備しているため、不整地や斜面でも高い走破性を発揮し、山間部などの厳しい地形でも安定した作業が行えます。 ホイールローダー ホイールローダーは、地面の土や砕石、雪などをバケットですくい取り、ダンプトラックなどに積み込む重機です。移動速度が速く、小回りも利くため、広い現場での土砂運搬や再配置作業に適しています。 タイヤ式であるため、舗装された場所でも地面を傷めにくいという利点もあります。積込み作業だけでなく、除雪や廃材処理にも対応できる汎用性の高さが魅力です。 重機を選ぶ上で抑えるべきポイント 重機の選定は、ただ最新機種を選べばよいというものではありません。むしろ、現場の状況や目的に合わせて最適な機種を見極める力こそが、工事全体の成否を大きく左右します。ここでは、重機選びで見逃してはならない基本的なポイントを紹介します。 現場の広さや地盤状態を確認 重機のサイズや機種を決める上で、最初に確認すべきは現場の面積と地盤の状態です。たとえば都市部の狭小地では、旋回スペースが限られるため、小型で取り回しの良い重機が求められます。 反対に、郊外の広大な造成地であれば、大型のブルドーザーやホイールローダーを投入することで作業効率を高められるでしょう。 また、地盤が軟弱な場合には、重機が沈み込んでしまう恐れがあるため、クローラー式の車両を選ぶなど、接地面積の広いタイプの機種で施工を行うことが一般的です。地質調査の結果をもとに重機の重量や足回りを調整することも、安全で効率的な作業には欠かせません。 コストパフォーマンスと作業効率を比較 工事現場では、「早く終わらせること」と「コストを抑えること」が両立できれば理想的です。しかし重機の選定においては、性能とコストのバランスを慎重に見極める必要があります。 たとえば最新機種の重機は燃費性能が高く、操作性も向上していますが、導入費用は当然高額になります。逆に古い機種は初期費用こそ抑えられるものの、燃料消費や修理コストがかさむケースもあるため、長期的に見て本当に得かどうかの検証が必要です。 作業内容が単純で期間も短い工事であれば、スペックを抑えた安価な重機で十分な場合もあります。一方で、高精度な作業や長期工事であれば、少し高くても高性能な機種を選ぶことでトータルで見たコストダウンにつながることもあります。 作業用途に適した重機を選定する 現場での作業内容に応じて、必要とされる重機も異なります。たとえば掘削が主な作業であればバックホウ、転圧が目的ならロードローラー、広範囲の整地作業が中心であればモーターグレーダーといった具合です。 中には一台で複数の作業をこなせる汎用型重機もありますが、作業ごとに特化した専用機を投入することで、安全性と作業速度の両方を確保できる場合もあります。 また、アタッチメントの変更により複数の作業に対応できる機種も多く存在します。現場の状況に応じて、そうした柔軟な使い分けが可能なモデルを選ぶのも一つの選択肢です。 環境別の重機の選び方 重機の性能は機械そのものだけでなく、使用される環境によっても大きく左右されます。地形、騒音、振動、周辺住民への配慮など、環境ごとのリスクとニーズをしっかり把握することが、最適な重機選定のカギです。 都市部・住宅街 都市部や住宅街での工事は、騒音や振動、排気ガスへの配慮が重要になります。こうした環境では、低騒音型や低振動型の重機が求められるほか、排ガスが少ない電動式やハイブリッド型の重機が重宝されます。 さらに、狭い道路や建物の隙間を通り抜けるためには、コンパクトで小回りの利くモデルでなければ対応が難しくなります。また、クレーンやポンプ車のような大型機械を使う際には、周囲の建物や電線との距離を計算し、安全確保を徹底しなければなりません。 不整地 山間部や林道、工事前の造成地など、不整地での作業には、走破性に優れた重機が不可欠です。斜面や軟弱地盤などの不整地環境では、クローラー式(キャタピラ)重機が活躍します。 足回りの接地面が広いため、傾斜地やぬかるんだ地面でも安定した走行が可能です。さらに、強い駆動力と耐久性を備えたブルドーザーやクローラークレーンがあれば、厳しい地形でも効率性と安全性を確保しながら作業を進めることが可能です。 不整地では転倒や滑落などのリスクが高いため、安全装備や姿勢制御システムが搭載された重機を選ぶことで、作業員の安全を守ることにもつながります。 湿地(軟弱地盤) 湿地帯や沼地といった泥濘地、水田などは通常の重機ですと沈み込んでしまう危険性があります。そのため、超低接地圧型のブルドーザーやバックホウなどの湿地専用のクローラーを備えた重機が求められます。 このような環境では、事前の地盤調査を徹底し、無理に重量のある機械を投入しない判断も重要です。必要に応じて仮設路盤の敷設など、補助的な対策を講じながら作業を進めていく方法も検討しましょう。 建機レンタルと中古購入のメリット・デメリット 重機を導入する際には、新車購入だけでなく、レンタルや中古購入という選択肢もあります。これらの方法にはそれぞれのメリット・デメリットがあり、工事の頻度や予算によって適切な判断が求められます。 購入とレンタルの違い 購入は、自社で重機を保有し、自由に使えるのが最大の利点です。使用頻度が高い場合には、長期的なコストを抑えることができます。一方で、レンタルは必要なときだけ借りられるため、初期投資を抑えられる点が魅力です。特に一時的な工事や特殊作業では、購入よりもレンタルの方が合理的です。 レンタルのメリット・デメリット メリット レンタルの最大のメリットは、初期費用がかからず、維持管理の手間も業者任せにできる点です。また、最新の機種や作業に応じたモデルを都度選べるため、柔軟性も高くなります。 デメリット 長期間のレンタルはトータルコストが高くつく場合があり、突発的な機械トラブルで希望通りの機種が確保できないリスクも存在します。 中古購入のメリットデメリット メリット 中古重機の購入は、新車に比べて価格が大幅に抑えられる点が魅力です。工事規模が限定的で頻度が高い場合には、中古機の導入がコストパフォーマンスの高い選択となります。 デメリット デメリットとして使用年数や整備履歴によっては、故障や劣化のリスクも否定できません。信頼できる販売業者を選ぶことと、納車前の整備状況を確認することが重要です。 使用頻度が多い重機は中古購入がおすすめ 重機の導入方法には、新車購入・中古購入・レンタルといった選択肢がありますが、なかでも「使用頻度が高い重機」の場合は、一度中古購入を検討してみるのがおすすめです。 継続して何度も現場で使用される重機をレンタルで補おうとすると、レンタルコストが中古購入した場合よりも上回るケースもあります。長期的に見て、初期投資をしても回収できる見込みがある場合には、中古という選択肢は非常に合理的です。 新車と中古車の違い 新車の重機には、最新の機能や燃費性能、安全装備が標準搭載されているという大きなメリットがあります。製造元の保証がついていることも多く、万が一の不具合や故障にも安心して対応できる点が魅力です。また、見た目もきれいで、企業イメージにも好影響を与えるでしょう。 一方、中古の重機は、当然ながら年式や使用時間、整備状況によって機械のコンディションが異なります。しかし、信頼できる業者を通して整備済みのものを購入すれば、コストを抑えつつ、現場で十分に通用する性能を確保できます。 導入費用が半額以下になるケースもあり、特にバックホウやホイールローダーなど、繰り返し使う機械においては、コストパフォーマンスに優れた選択肢となります。 コストを抑えた重機選びのポイント コストを抑えつつも良質な重機を手に入れるには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。 中古重機を選ぶ際、最初に注目したいのが「使用時間(アワーメーター)」です。これは、車で言うところの走行距離にあたりますが、この数値が少なければ少ないほど、機械の消耗度は低く、購入後も長く使える可能性が高まります。 加えて、整備記録や点検履歴がしっかり管理されているかどうかも確認しましょう。過去にどのような修理が行われたか、どれだけの頻度でオイルやフィルターが交換されていたかは、機械の健康状態を知る大きな手がかりとなります。 そして、信頼できる販売業者を選ぶことも重要です。購入後の保証の有無、部品の供給体制が整っているかなど、単なる価格だけでなく、購入後のサポート体制まで含めて判断することが、トラブルを避ける賢い選び方です。 重機の維持コストを抑える方法 重機は導入後にも維持費がかかります。燃料代、オイル交換、消耗部品の取り替え、定期点検、保管スペースの確保などが代表的なコスト項目です。 これらを抑えるためには、まず定期的な点検を怠らないことが鉄則と言われます。小さな異常を早めに見つけて対処すれば、大がかりな修理を避けられる可能性が高まるからです。 また、適切な操作を行うことで、燃費を向上させることも可能です。急な加速や無駄なアイドリングを避けるだけでも、燃料消費は抑えられます。オペレーターの技能によっても機械の劣化スピードは変わるため、操作に熟練した人材を確保することも維持コストの観点では有効な対策です。 最後に、保管場所の環境も意識しましょう。直射日光や雨風にさらされる場所に放置されると、錆や腐食の原因になり、思わぬ修繕費用が発生します。屋内または屋根付きの保管場所を確保することで、機械の寿命を大幅に延ばすことができます。 まとめ 重機は工事内容や現場環境に応じて最適なものを選ぶことが重要です。使用頻度やコストも考慮し、レンタル・中古購入を上手に活用することで、効率的かつ経済的な施工が実現できます。 ←【中古重機】の販売はこちらから

    #種類

    2025/07/16

    2,278

  • 「工事現場での重機の安全ルールとポイント」事故防止のためのチェックリストや、オペレーターが気をつけるべきポイントを解説
    建機

    「工事現場での重機の安全ルールとポイント」事故防止のためのチェックリストや、オペレーターが気をつけるべきポイントを解説

    目次 重機作業の安全対策とは バックホウの安全管理 クレーン事故の主な原因は「過負荷、軟弱地盤、確認不足」による転倒 フォークリフトの事故とリスク管理 労働災害の事例と対策 事故を未然に防止するためのチェックリスト まとめ 重機作業の安全対策とは 重機作業での労働災害を防ぐためには、確実な安全対策を実施することが大切です。 ひと口に安全対策といっても、作業計画書の作成や日々の重機点検など、さまざまな安全対策があります。 安全対策として最も有名な危険予知活動と労働災害を防止するための基本ルールなどを紹介します。 危険予知(KY)の重要性 危険予知活動は、労働災害の未然防止に欠かせない要素のひとつです。 建設現場には高所や、重機作業など危険を伴いながらも死角になってしまう部分が多数存在します。 危険予知活動によって作業前に事前にリスクになる場所や作業を洗い出し、適切な対策を取ることが重要です。 また、事前に危険予知活動をすることで、作業チーム全体の安全意識が向上し、従業員は自らの安全だけなく、同僚の安全を守るための行動をとります。 結果的に労働災害の減少や生産性向上にも繋がります。 労働災害を防ぐための基本ルール 労働災害防止の基本は、事業者がきちんと労働安全衛生法を守り、法令に従った対策を講じる事です。 労働安全衛生関係法で義務付けられた項目を4つ紹介します。 危険防止の措置 危険防止の措置とは、作業や作業場に危険な要素があれば対策し、労働災害を未然に防ぐ措置をいいます。 例えば、重機の作業エリアを囲って、他の作業者が重機の稼働範囲内へ侵入できないようにすることなどを指します。 健康管理の措置 健康管理も労働災害の未然防止に繋がる重要な措置といえます。 従業員の健康を事業者が管理することで、実施する作業を本人の力量と健康状態を加味した上で、作業に従事させるか否か判断できます。 また、健康状態が悪いまま作業をさせても、判断力が鈍ってしまったり、作業中に倒れて事故になってしまったりとさまざまなリスクが存在します。よって、健康管理も労働災害を防止するためには重要な要素です。 安全衛生管理体制の整備 法令では、10人以上50人未満の事業所では、安全衛生推進者または衛生推進者を置くことを義務付けています。 業種にもよりますが50人以上又は100人以上規模になると、安全衛生委員会の設置が必要になり、事業者側と労働者側の同じ人数で、定期的に委員会を開催する必要があります。 安全衛生推進者は、危険防止の対策や教育、健康判断などが主な業務になります。 安全衛生教育の実施 安全衛生教育の実施は、事業者が労働者に対して実施する事を法律で定めています。国籍、年齢、業種、企業規模に関わらず必ず実施しなければなりません。教育のタイミングは、配置転換や新たに従業員を雇いれた際などに実施されます。 建設現場では建設機械を扱うため、適切な資格がある事と、特別教育を受けた従業員しか作業に従事することができないため注意が必要です。 安全装置の役割と機能 安全装置とは、作業者が事故なく安全に作業を進めるために機体に取り付ける装置のことをいいます。 重機の事故は意外にも作業中ではなく、移動中の事故が多いので後付けできる安全装置は、センサーやカメラを利用して作業エリア内に人が入ると警告するものや、カメラで死角の部分を確認できる様な機構が多いです。 バックホウの安全管理 建設現場における安全管理とは、工程管理、原価管理、品質管理と並ぶ「施工管理業務」のひとつです。 バックホウにおいても現場で事故が起きない様に安全管理は必ず実施しなければなりません。 転倒又は転落の防止 接触の防止 合図 運転位置から離れる場合の措置 この4つは労働安全衛生規則にも記載のある条文です。 安全運転の基礎知識禁止運転事項 バックホウを安全に使用するためには、安全運転の基礎知識と禁止運転事項をしっかり把握する必要があります。 【安全運転の基礎知識】 バックホウを発進させる時は、周囲の安全をよく確認した後にエンジンを規定の回転数まであげてバケットを地上40センチまであげて発進する。 バックホウで坂を上り下りする際は、できるだけ直進走行をする。 傾斜面では転倒のおそれがあるため、方向転換はできるだけしないこと。 特に谷側への旋回は注意してください。 バケットやブレード等の作業装置を高く上げすぎると、重機の重心が高くなり転倒の危険があるので注意が必要です。 【禁止運転事項】 エンジンをかけたまま運転席を離れないでください。 急旋回や、急発進、急停車などの急がつくことはしないこと。 前進や後退時は合図者の合図をまって重機を始動させること。 バケットで荷を吊る際には横引き斜め吊引き込みは禁止です。 クレーン事故の主な原因は「過負荷、軟弱地盤、確認不足」による転倒 クレーンの事故は年々減少傾向にはありますが、建設業においては件数は横ばいといった状況です。 建設業ではクレーンの「転倒事故」の件数が一番多いのが現状となっています。 転倒事故の原因は主に「過負荷」「軟弱地盤」「確認不足」によるものです。 クレーンの事故と安全対策 クレーンの事故の原因は「過負荷」「軟弱地盤」「確認不足」の3つが主な原因です。 過負荷 過負荷とは、荷の重さがクレーンの定格荷重を超えた場合のことを指します。クレーンには過負荷を防止するための機能が必ずついており、その定格荷重を超えて使用してはならないと「クレーン等安全規則(第69条)」にも記載があります。 ジブ傾斜角度計 ジブ傾斜角度計は、ジブの角度と長さの関係性を、空車時の定格荷重として示すものです。こちらも目視での確認となるので転倒のリスクは高いと言えます。 軟弱地盤クレーンの設置は原則的に、「水平かつ強固な面の上」という前提があります。設置する現場によって、この強固な面であるか地盤の調査をします。問題があれば、鉄板などを広範囲に敷き詰めるなどで対策をします。 確認不足 確認不足とは様々な確認項目がありますが、一番は事前の転倒防止の自主点検の確認不足です。 クレーンの安全作業に必要な措置 クレーンを安全に使うために様々な措置を講じる必要がありますが、目に見える措置して、クレーンの作業中であることと、吊り荷の通る場所だとわかるように標識や看板もしくはバリケードを立てて、作業者以外が入れないようにするのもひとつの手段です。 高所作業車を含むクレーンの安全対策 高所作業車とクレーンの安全対策には共通の項目が3つあります。 積載重量を超えて作業をしない アウトリガーは最大限まで引き出す 斜面での作業は絶対にしない 上記の安全対策は2つの車両を扱う上で必ず守るようにしてください。どれかひとつがおろそかになっても、事故につながる可能性が高まります。 フォークリフトの事故とリスク管理 フォークリフトは重量のある大きな資材を運ぶ車両になります。 建設業のみならず製造業の工場や、市場でもフォークリフトは稼働している身近な重機と言えるでしょう。 フォークリフトの事故件数はここ数年は横ばいで約2,000件の事故が発生しており、このうち死亡事故は20年前に比べると半減してきてますが、稼働台数も他の重機に比べて多いので事故件数も多いと言えるでしょう。 フォークリフト事故の特徴 フォークリフトの事故の特徴として、運転操作ミス、巻き込み、転倒、追突、転落など運転手の不注意によるものがほとんどです。 身近な車両であるからこそ油断せずに安全確認を怠らないようにしてください。 フォークリフトの安全運転方法と運転禁止事項 フォークリフトは荷役以外はほぼ、普段運転する自動車とかわりません。 フォークリフトの安全運転の方法と運転禁止事項は以下のとおりです。 走行速度は時速10キロ以下を厳守 作業エリア以外には進入しない 止まれの標識では一時停止 基本的にバックで走行 運転席から離れるときはエンジン停止 走行中の携帯電話は使用禁止 積荷時場内交差点では指差し呼称の徹底 自動車と違う部分はバックでの走行です。 バックで走行する理由は、爪で荷物を抱えた状態では前方の安全確認ができないためです。 カメラや安全用品を活用した事故防止策 フォークリフトの安全用品を使用することも、事故防止の有効な手段です。 今はフォークリフト専用のドライブレコーダーもありますので、それを設置するだけでも視界の確保し難い部分や、荷物を抱えたままでのバック走行時でも死角をへらせますので安全に走行できます。 労働災害の事例と対策旋回したバックホウの後部とフレコンバックの間に挟まれて被災 【事故状況】 被災者はフレコンバッグから土砂を取り出す作業を手元でしていた。 被災者がバックホウの後方へ移動した際に、バックホウが右旋回し、左後部とフレコンバッグの間に挟まれて被災した。 その際重機についていた安全装置は作動しなかった。 【原因】 危険区域に立ち入った バックホウの安全装置が不良で作動しなかった 作業手順が不完全で、当該作業の手順は未作成だった この事故は、事業者の手順書未作成や、安全装置が不良で動かなかったことにより発生した事故です。 特に安全装置があったのに不良で動かないのであればついている意味がありません。 作業前点検の重要性が浮き彫りになった事故と言えます。 安全帯のランヤードが重機のレバーに引っ掛かりキャタピラと車体に挟まれ被災 [【事故状況】 被災者は重機を使用して、破砕機にコンクリートガラを投入する作業をしていた。 また、破砕機を操作する作業も行っていて、積み込みが一段落したのでエンジンをかけたままロックレバーをあげて重機から降りようとした際に、装着していたハーネスのランヤードがレバーと旋回レバー引っ掛かり車体が旋回してキャタピラと車体の間に挟まれて被災。 破砕機の操作は2m以上の位置での作業であるため発注者からフルハーネスの着用を義務付けられていた。 【原因】 ハーネスを着用したまま重機の操作をした エンジンをかけたまま降りようとした ハーネスの着脱はどうして面倒なので、着用したまま重機操作をしてしまいますが絶対にやめてください。 また、エンジンについても同様で、少しの手間を惜しんで被災してしまったので、事業者からの指示が不足していたパターンです。 後進したバックホウのカウンターウェイトに接触し転倒キャタピラに轢かれて被災 【事故状況】 被災者は、走行するバックホウを右側から追い越そうとした所、急にバックホウが後進しカウンターウェイトと接触、そのままキャタピラに轢かれて被災しました。 運転手は左側にあった水路を注視していて後方は未確認であった。 【原因】 重機のオペレーターに合図せずに重機に近づいた 立ち入り禁止区域を設置し安全確保をしていなかった 誘導員が配置されていなかった 運転手が後方確認を怠った この事故は少しのコミュニケーションで防げた事故です。 被災者も安易に重機に近づき、運転手もだろう運転で後方を確認しませんでした。 立ち入り禁止区域等の設置もなかったので、安全への配慮が足りず災害が発生しやすい状況といえます。 事故を未然に防止するためのチェックリスト 事故を未然に防ぐのは事業者の大事な務めです。 厚生労働省の安全チェックリストなどを参考にして、チェックシートを作成し、始業前や重機の運転前には1日の作業が安全にできるのかチェックをしてください。 まとめ 工事現場では、大型の機械や運搬車両が稼働しているため、常に危険が伴います。 特に、バックホウのような建設機械は、死角が多いので標識などで注意喚起が必要です。 運転者も常に自分の周りに目を配って運転するようにしましょう。 ←【中古重機の中古販売】はこちらから

    #規格#種類#操作

    2025/08/06

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