中古建設機械情報・ニュース【トクワールド】の「重機の歴史とこれから」をざっくり解説!!!

中古重機買取 新車建機販売 建設機械 ユンボ ホイールローダー ブルドーザー トラック ラフタークレーン フォークリフト 環境機械 新品中古アタッチメント・パーツ 修理・輸出・リース 東海地区No.1

  1. TOP
  2. BLOG
  3. 建機
  4. 「重機の歴史とこれから」をざっくり解説!!!
「重機の歴史とこれから」をざっくり解説!!!

建機

2021/12/15

5,249

「重機の歴史とこれから」をざっくり解説!!!

◆重機の歴史とこれから…知っていますか??

現代社会において、普段何気なく私たちがお世話になっている「重機」
皆さんはこの現代社会の「功労者たち」について、どのように発展を遂げ、これからどうなっていくと思いますか?
近い将来、「功労者」を動かすのには人の手は必要ないのかもしれません。
もしそうなったら、現場での事故率減少や人員コスト削減・生産性向上など良いことだらけですね!
(重機を操作できないのは寂しいですが…)

今回はそんな「重機」についての歴史とこれからについて、ざっくり解説していきます!

◆人から道具、そして機械へ(古代エジプト~19世紀まで)

古代から人類は文明を発展させる中で様々な「道具」を発明してきましたが
実は古代エジプトからそれらの「発明品」を用いて農耕作業が始まりました。
もちろん電力や蒸気などの動力は認知されていない時代であるため、
大きな道具を利用する際は「身近な動物」たちの助けを借りて動力として利用してきました。

18世紀半ばになると、イギリスのJ・ワットが回転方式を採用した「蒸気機関」を開発します。
18世紀半ばといえばイギリス産業革命が始まった時代ですね。
もちろんJ・ワットの「偉大なる発明」はこの産業革命に利用されます。
さらに、19世紀末にかけてガソリン機関やディーゼル機関も発明されのちに
重機の動力源として利用されていきます

◆日本での重機の登場・普及

20世紀半ばから日本でも重機が登場します。
1930年代前半には、ヤンマーの創始者「山岡孫吉」が世界で初めてのディーゼルエンジンの小型化に成功します。
それ以前にも重機は登場し始めていましたが、山岡氏の功績は産業界に大きな影響を与えます。

◆現代で活躍している「重機」たち

数々の功績の下で進化していった重機たちですが、現代ではどんな用途で活躍しているのでしょうか。
例えば「一般土木機械」は土砂の移動や土木工事に用いられ、中型ブルドーザーや油圧ショベル・ホイールローダ等が該当します。
「重機」と一括りにしてもその中で様々なカテゴリに分けられるため紹介してもしきれませんが、一部を表形式でご紹介します。

カテゴリ 機械例
一般土木機械 ブルドーザー・油圧ショベル(ユンボ)・ホイールローダ等
小型建設機械 ミニショベル(ミニユンボ)・スキッドステアローダ等
鉱山機械 鉱山機械 大型油圧ショベル(大型ユンボ)・鉱山用ダンプ等
道路機械 アスファルトフィニッシャ等

◆世界最大・最小級の油圧ショベル(ユンボ)とは

先にご紹介した表の中でも油圧ショベル(ユンボ)は街中で見かける機会が多く親しみもあるでしょう。
土木・建設・解体でも多く用いられるこの機械は先端部分のアタッチメントを付け替えることでそれぞれの役割をはたします。
解体ではブレーカーや圧砕機などのアタッチメントが有名ですね。
そんな油圧ショベル(ユンボ)の世界最大・最小の大きさを誇る型式をご存じでしょうか。

・世界最大級のユンボ
世界「最大級」のユンボはズバリ「PC8000」、コマツが開発しています。
重量はなんと685トン、3730馬力を誇ります。
運転席の高さは8.45メートルで、これはビル3階程度の高さです。
バケットの大きさは42m3で、一回の採掘で風呂桶約117杯分もの土砂が採掘可能です。
規格外の大きさですね!筆者も一度でいいから乗ってみたいものです!(運転は怖いですが…笑)

・世界最小級のユンボ
そんな最大級の採掘機と対をなす、「最小級」の油圧ショベル(ユンボ)は一体何でしょうか。
ズバリ「PC01」です。こちらもコマツが開発しています。
全幅は580mmでまさに人の肩幅程度しかありません。
重量は300kgと、乗用車よりも遥かに軽いですね!
バケットの大きさは0.008m3、庭や別荘の手入れに最適ですね。
この大きさであれば筆者も運転できそうです!(ビビりなのでこれくらいが丁度いいですね…!)

◆様々な重機と未来の重機

ここまで重機そのものの歴史や、最大級・最小級の油圧ショベル(ユンボ)について
ご紹介してきましたが、すべて有人であり、ディーゼルエンジンを使用しています。

では、未来の重機はどうなっているのでしょうか。
どんなものが活躍していると思いますか?

◆未来の建設重機

・未来の重機は無人?
現在は有人にて重機を操作していますが、未来の重機は無人が基本になります。
現地には人がほとんどいない状態になりますので、労働災害などが減少します。
代わりにロボットや無人重機が現場に出ることになりますので、これらをコントロールする人は遠隔で離れた場所から現場に携わることになります。
現場の状況は?どう確認するの?そんな疑問が生まれるかもしれません。
これは仮想現実がカバーしてくれます。所謂VRというものです。
こうしてあたかも自分が現場にいるかのように立ち回ることができ、関係者とオンラインで会議することで円滑に作業を進めることも可能です。


・未来の重機のエンジンの方式は?
現在はディーゼルエンジンを使用していますが、未来は電気或いは水素に成るかもしれません。
電気は現在でも一部普及し始めていますしね。
こうすることによって、ランニングコストが削減できるほか、環境にも配慮した現場の実現が可能です。

◆まとめ

重機の歴史とこれからについて、お話をさせていただきましたがいかがでしたでしょうか。
いつか来る未来のために日々、様々なことを勉強していかなければならないですが
作業効率、環境、社会のために重機たちは今日も進化し続けています。

弊社でも、その未来のために日々精進してまいります。

ご拝読ありがとうございました。

記事一覧へ

RECOMMENDおすすめ記事

  • 土木工事で活躍する建設機械まとめ|現場別に必要な重機をわかりやすく解説~Part2
    建機

    土木工事で活躍する建設機械まとめ|現場別に必要な重機をわかりやすく解説~Part2

    目次 土木工事と重機の関係|なぜ建設機械が重要なのか 現場別|主な重機とその役割を一覧で紹介 重機選定の戦略論「現場効率は“機械の組み合わせ”で決まる」 【現場別】生産性を決める土木重機の選定ポイント まとめ:「現場特性」「作業用途」を考慮した重機選びが大切 土木工事と重機の関係|なぜ建設機械が重要なのか 土木工事は、道路・橋・河川・上下水道など、社会インフラを支える工事全般を指します。どの工事でも、大量の土砂を掘る・移動させる・整えるといった工程が必ず発生します。人力で行うには時間も労力もかかり、安全面でもリスクが高いため、土木工事には建設機械の存在が不可欠です。 建設機械にはさまざまな種類があり、それぞれ異なる機能を持っています。 例えば、油圧ショベルは地面を掘る作業に特化し、クレーンは重い資材を高所等へ運搬する役割を担います。ブルドーザは広範囲の土を押しならし、ローラーは地盤を大きな力で締め固めます。 工事の場所や規模、地盤条件によって重機の選択は異なります。市街地の狭い現場では小型機械が求められ、山間部や造成工事では大型重機が活躍します。建設機械を適切に選定することが、工期短縮と安全確保、品質向上につながるのです。 現場別|主な重機とその役割を一覧で紹介 土木工事の現場では、工程ごとに役割の異なる重機が連携して作業を行います。 例えば、造成工事や道路工事では、まず油圧ショベルで土を掘削し、ダンプトラックで土砂を運搬します。その後、ブルドーザーで整地し、最後にローラーで地盤を固めるという流れが一般的です。 地盤が不安定なまま次の工程へ進むと、沈下やひび割れといった施工不良の原因になるため、地盤を固める作業は土木工事の品質を左右する重要な工程といえます。 このように、土木工事では単体の機械だけでなく、複数の重機が連携することで現場全体が成り立っています。 【油圧ショベル(バックホウ)】汎用性が高い土木工事の主力機械 油圧ショベルは、土木工事の工程管理において中心的な役割を担う重機であり、掘削能力と汎用性の高さが最大の強みです。構造は、下部走行体(クローラーまたはホイール)、上部旋回体、ブーム・アーム・バケットで構成され、油圧ポンプから供給される作動油によって各部を駆動します。 主な用途は、基礎掘削、溝掘り、埋め戻し作業など。操作はレバーで行い、慣れれば細かな作業も正確にこなせます。 アタッチメントを交換することで、ブレーカー作業やつかみ作業にも対応できる点が大きな特徴です。 土木工事では、バケット容量0.45m3クラス(10~15t)がもっとも採用されており、公共土木・民間造成・道路工事など幅広い現場で標準機になっています。10tダンプへの積込みに優れています。 現場にとって、0.45m3は「掘削・積込み・整地」を1台で無理なく行え、工程バランスを取りやすいクラスとして多く採用されています。 【ホイールローダー】高機動な積み込み・運搬作業機械 ホイールローダーは、タイヤ式走行体と前面バケットを備え、土砂や砕石、骨材などをすくって運搬・積込みすることに特化した建設機械です。 油圧ショベルと異なり掘削機能を持たないものもあり、主にストックヤードや工事現場での積込み作業を担います。また、走行速度が速く、舗装路や整地済み現場では高い作業効率を発揮します。 構造は、タイヤ式走行体、前面バケット、車体中央のアーティキュレート機構で構成され、油圧によってバケット操作と走行を行います。土木工事では、バケット容量1.0〜1.5㎥クラス(運転質量10〜15t級)の使用が多く、同クラスは積込み能力と取り回しのバランスに優れた標準機種として採用されています。 【ブルドーザー】地盤形成を担う整地・押土作業の専門機械 ブルドーザーは、土木工事の初期段階である地盤形成の工程を担う重機で、切土・盛土・敷き均し作業に欠かせない存在です。 構造は、クローラー式走行体と前面ブレードで構成され、機体の推進力によって土砂を押し出します。主な用途は、造成工事や道路土工における整地作業です。土質や作業範囲に応じて、ブレード形状やリッパーの有無が選定されます。また、接地圧が低いので、不整地や軟弱地盤でも安定した走行・作業が可能です。 土木工事では、D6/D65クラス(運転質量18〜21t級)が多く使われており、押土距離30〜60m程度の施工に対応できるサイズとして位置づけられています。 【ロードローラー】路盤・舗装を締め固める施工管理用機械 ロードローラーは、路盤や舗装面を締め固めるための建設機械です。鋼製ドラムやタイヤを備えた構造で、自重または振動によって施工面に圧力を加えます。 締固めが不十分だと施工後の沈下や変形につながるため、道路工事は必ずロードローラーによる路盤の締固めを実施します。 土木工事の現場では、10〜12t級の振動ローラーが一般的で、下層路盤から舗装下層まで対応できる機種として多く採用されています。 【モーターグレーダー】路盤形状と勾配を整える整形専用機械 モーターグレーダーは、路盤や路肩の高さ調整、横断勾配の形成を目的とした建設機械です。 車体中央に装備されたブレードを角度調整しながら走行することで、地表面を削り、均一な形状に整えます。構造は、前後輪を持つ車体、中央ブレード、操舵装置で構成され、細かな操作が可能な点が特徴です。 ブレードの刃角や作業幅は施工条件に応じて設定され、測量結果を基に高さ管理が行われます。土木工事では、全長8〜9m級の中型モーターグレーダーが多く使用され、舗装前工程の仕上げ作業を担う機種として位置づけられています。 重機選定の戦略論「現場効率は“機械の組み合わせ”で決まる」 重機選定は、現場に合いそうな機械を投入するという感覚的な判断になりやすい分野です。 しかし、施工計画の精度を高めるためには、一定の基準に沿ってどの重機を導入するか検討する必要があります。特に重視すべき点は次の三つです。 想定される土量や作業量に対し、機械の能力が過大でも過小でもないか 地盤条件や作業環境に対して、走行方式や機体構造が適しているか 掘削、運搬、締固めといった前後工程が無理なくつながる構成になっているか 大型の油圧ショベルを配置しても、組み合わせるダンプトラックの積載量が小さい場合、積込み後の待機時間が長くなります。反対に、必要以上に高出力な重機を使用すると、燃料消費や維持管理費が増える要因になります。 重要なのは個々の性能ではなく、現場全体の作業の流れを基準に重機構成を検討することです。 【現場別】生産性を決める土木重機の選定ポイント 土木工事では、同じ作業内容であっても現場条件が異なれば、適切な重機構成も変わります。地盤の状態、施工規模、作業スペース、工程の流れを踏まえずに重機を選定すると、作業の滞りや手戻りにつながることがあります。 以下では、造成工事・道路工事・河川工事といった代表的な現場別に、使用頻度の高い重機とその選定時の考え方を整理し、施工計画に活かせる実務的なポイントを解説します。 造成工事 造成工事では、切土・盛土・運搬を同時進行で連続して行う工程が多く、朝から晩まで土の動きが止まりません。よって、重機の能力設定が施工計画に直接影響します。 特に油圧ショベル、ブルドーザー、ダンプトラックの組み合わせは、作業量と現場条件を踏まえて検討することが重要です。 油圧ショベルのバケット容量選定(0.25〜0.7m3) 油圧ショベルのバケット容量は、想定土量と運搬車両を基準に選定されます。0.25m3クラスは狭小地や小規模造成、0.45m3クラスは一般的な造成工事、0.7m3㎥クラスは切土量が多い現場で使用されます。特に0.45m3クラスは、10tダンプへの積込み回数を抑えやすく、掘削から積込みまでを一連の流れで進めやすいサイズとして多く採用されています。 〇バケット容量は掘削量やダンプの容量を考慮して決定するケースが多くなります。 土質別でブルドーザーを選ぶ基準(湿地・硬質・岩盤) ブルドーザーは土質条件によって適した仕様が異なります。湿地や軟弱地盤では、低接地圧仕様(LGP)が用いられ、沈み込みを抑えながら敷き均し作業を行います。硬質土では標準仕様が使われ、切盛土の整形作業に対応します。岩盤混じりの地盤では、後部にリッパーを装備した機種が選定され、表層の掘り起こし工程に用いられます。 〇土質によって仕様を選定し、岩盤や岩などが多い現場ではリッパーを装備することで対応可能です。 大量土砂運搬:「10tダンプ」と「25tダンプ」の使い分け 土砂運搬では、運搬距離と場内条件によってダンプトラックのクラスが選ばれます。場内運搬や狭い仮設道路では10tダンプが使われ、公道走行や取り回しのしやすさが考慮されます。一方、運搬距離が長く、積込・排出場所が確保できる現場では25tダンプが選ばれることもあり、運搬回数の削減を目的として導入されます。 ただし、25tダンプは、仮設道路の幅や勾配によっては使えないこともあるので、導線の選定にも気が抜けません。 〇大量の土砂が発生する現場では、造成規模と動線計画を踏まえた車両選定が求められます。 道路・補修工事 道路・補修工事では、路盤や舗装の形状精度が施工結果を左右します。そのため、整形・締固め・舗設の各工程で使用する重機は、作業条件と施工順序を踏まえて選定・運用する必要があります。 グレーダーの刃角設定・作業幅 モーターグレーダーは、路盤の高さ調整や勾配形成を行うための建設機械です。刃角の設定によって切削量が変化し、角度を立てると削り量が増え、寝かせると表面仕上げ向きの作業になります。作業幅は路幅や施工延長に応じて調整され、過度に広く設定すると操作が難しくなります。測量結果を基に、必要な切削量に合わせた刃角と走行ラインを設定することが重要です。 〇刃角と作業幅は、測量値と路盤形状を基準に段階的に調整します。 ロードローラーの静的・振動の適正配置 ロードローラーは、路盤や舗装を締め固めるために使用される建設機械で、工程ごとに転圧方法を使い分ける必要があります。 静的転圧は、ローラー自体の重量によって材料を押さえる方法で、表層や仕上げ工程に使用されます。表面を整えながら締めるため、舗装の最終段階で行われることが多いです。一方、振動転圧はローラー内部の振動装置を作動させ、材料の内部まで締める方法です。路盤や下層工程で使用され、締まり不足を防ぐ目的があります。 転圧方法を誤ると、後工程で沈下や表面の乱れが発生するため、層構成と施工順序を確認したうえで配置を決めることが重要です。 〇下層では振動転圧、仕上げ工程では静的転圧を使用します。 フィニッシャーの散布量設定ミスを減らすポイント アスファルトフィニッシャーは、合材を一定の厚さで敷き均すための機械です。散布量の設定は、舗装の厚さを決める重要な作業で、数値が合っていない場合、設計どおりの舗装ができません。 設定が少なすぎると舗装厚が不足し、逆に多すぎると材料が足りず、後工程で修正が必要になります。 施工前には、施工幅・設計厚・合材の供給量を確認し、敷き始めの段階で舗装の厚さや表面状態を目視で確認します。 補修工事では施工距離が短いため、最初の数メートルでの確認が特に重要となります。 〇散布量設定ミスを減らすには、敷き始めで舗装状態を確認し、早い段階で設定を見直します。 河川・法面工事 河川工事や法面工事は、高低差のある地形や足場条件が厳しい現場が多く、重機の到達範囲や走行方式が施工計画に大きく関わります。掘削位置と重機設置位置の関係を整理したうえで、適切な機種と仕様を選定することが重要です。 長尺アームショベルの届き寸法と作業半径の実務計算 河川法面や水際作業で多く使用されるのが長尺アーム仕様の油圧ショベルです。通常機では届かない位置までアームを伸ばせるため、法肩から河床を掘削する場面で採用されます。 選定時には、最大掘削深さだけでなく、作業半径を確認することが重要です。作業半径は「機械中心からバケット先端までの水平距離」を指し、法肩から掘削位置までの距離を測ったうえで、余裕を持った寸法の機種を選びます。 無理な姿勢での作業は、操作性低下や転倒リスクにつながります。 〇法肩から掘削位置までの距離を測定し、作業半径に余裕のある機種を選定します。 「クローラー」と「ホイール」足回りの選択基準 走行方式は、地盤状態と移動頻度を基準に選ばれます。 クローラー式は、接地面積が広く、軟弱地盤や未整地の河川敷で使用されます。法面下部や湿地帯でも走行しやすい点が特徴です。ホイール式は、舗装路や整地済み地盤での移動がしやすく、短時間で現場内を移動する作業に向いています。 河川・法面工事では、作業位置が固定される場合はクローラー式、複数箇所を移動する場合はホイール式が選ばれます。 〇地盤状況と移動距離を基準に、走行方式を選びます。 法面作業でのアタッチメント(グラップル・法面バケット) 法面工事では、用途に応じたアタッチメントの選択が重要となります。 施工前の伐採木や転石の撤去作業時にグラップルが活躍し、法面施工時には法面バケットが使用されます。 法面バケットは、底面が広く、斜面形状に沿った整形作業に適しています。通常のバケットに比べ、仕上がり形状を作りやすい点が特徴です。 作業内容に合わないアタッチメントを使用すると、作業効率の悪化や修正作業が増えるため、工程ごとに交換して使用されます。 〇作業内容に応じてアタッチメントを使い分け、工程ごとに付け替えます。 まとめ:「現場特性」「作業用途」を考慮した重機選びが大切 土木工事では現場条件に応じた重機選定が施工結果を左右します。工事種別ごとの重機の役割と選定ポイントを理解し、工程に合った機械構成を行うことが重要です。

    #ユンボ#ブルドーザー#ホイールローダー

    2026/01/17

    372

  • 「工事現場の効率アップ!重機の最新テクノロジー」GPS搭載重機や遠隔操作技術、ICT施工など最新技術を解説
    建機

    「工事現場の効率アップ!重機の最新テクノロジー」GPS搭載重機や遠隔操作技術、ICT施工など最新技術を解説

    建設業界では深刻な人手不足や高齢化が進む中、作業効率の向上が急務となっています。 こうした課題を解決する鍵となるのが、最新の重機テクノロジーです。 GPSを搭載した重機による高精度な作業や、遠隔操作による安全性の向上、さらにICT施工による全体最適化などが注目を集めています。 本記事では、工事現場の生産性を飛躍的に高めるこれらの最新技術について、分かりやすく解説します。 無人施工で建設業の人手不足を解決!重機の最新テクノロジー 建設業界は、日本の基幹産業として重要な役割を果たします。 しかし近年は、少子高齢化に伴い労働現場での人手不足や、若者の建設業離れといった問題があり、現場の生産性向上といった課題解決が叫ばれています。 従来の方法ではこれらの課題は解決が難しいため、近年では”情報情報通信技術”を活用した、「ICT施工」や「無人施工」、「GPS」の技術を取り入れ生産性向上を図っています。 最新重機の導入で作業を効率化!未来の工事現場を解説 近年における重機の進化はすさまじく、ロボットやAI技術が次々と現場に浸透し、これまでにない技術革新が進んでいます。 これに伴い、現場の生産性や安全性が飛躍的に向上しています。 AIによる制御や5Gを活用した技術を積極的に問い入れることにより、これから自動化に向けた動きはさらに加速していくことでしょう。 重機の進化|遠隔化・自動化重機の役割 従来は現場に居なければできなかった作業が、遠隔化の技術により400km離れた場所からでも遠隔で重機を稼働させ作業を進めることができるようになりました。 この技術は人手不足に悩む、建設業界においては非常に注目されている技術です。 大規模プロジェクトやインフラ整備の現場を中心に、GPS、遠隔操作、ICT技術の導入が積極的に進められており、ダム建設や道路建設などの大規模工事において、その効果が確認されています。 これらの技術により、これまで長時間現場で行う必要があった作業を、オペレーターが現場に不在のまま複数箇所で同時に重機を稼働させることが可能になり、現場の生産性向上に大きく貢献しています。 GPS搭載重機の使用例 ドローン空撮画像の3Dデータ化と重機のGPS連動平成28年三重県伊勢市で行われた道路建設工事では、国土交通省が推奨する「i-Construction」を取り組みました。 ドローンによる現場の三次元測量を短時間で行い、結果を設計図面等の3Dモデル化することで切土や盛り土の量を自動で算出し、データをGPS搭載の重機へ送ることでほぼ自動で重機を稼働させ、現場の安全性と作業効率の向上で人手不足の解消にもつながりました。 機械位置情報システム 現場にある全ての重機にGNSSアンテナを取り付け、重機の位置を監視するシステムです。これにより位置情報をリアルタイムで画面に表示することができ、機械の運行状況なども瞬時に把握することが可能で、管理面や作業面の効率化に大きく寄与します。 建設機械メーカーのコベルコが開発した「KーDIVE®︎」と呼ばれる、重機の遠隔操作システム開発しました。操縦履歴や、遠隔重機データを活用することで、人と現場と重機をつなぎ、現場のDX化を目指しています。 GPS搭載重機の活用|重機のリモート化で得られる5つのメリット 「安全性の向上」遠隔操作・遠隔監視で危険作業を削減 重機の遠隔操作で得られるメリットとして「安全性の向上」があります。危険な場所や高所での作業を行う際は、現地で行わず離れた場所で行うためです。 「人手不足の解消」少人数オペレーションで人員と人件費を削減 重機の遠隔操作では、直接操作と、無線やネットワークを使った自動運転があります。そのため、今まで1台の重機にオペレーターが1人いましたが、遠隔操作が可能になると1人で複数台の操作も可能になり、人手不足の解消に大きな期待がもてます。 「作業の効率化」作業内容や進捗状況をデータ化して活用可能無人施工を進める上で大事なのが、測量データや、作業データをデジタルデータ化し、後工程へフィードバックすることです。遠隔操作した作業履歴は全てデータ化され遠隔操作システムにて一元管理されます。そのデータは後工程や現在工事の遅れなどを瞬時に判断が可能になるため、効率的に工事をすすめられます。また、無人施工での作業データは、今後の改善活動へつながる重要なデータになります。 「時間の無駄を削減」複数重機を操作可能|現場への移動時間を省略大規模な現場は山奥にある場合もあります。重機を遠隔操作ができれば、現場までの往復は不要になり、その分作業時間も確保できます。また現場責任者の現場巡視もリモートで可能になるため、移動の無駄を省けます。 「防犯対策の付与」GPSの位置情報で重機の盗難リスクを低減 GPSがついた重機は防犯対策にも役立ちます。あらかじめ稼働範囲と稼働時間を重機に設定しておくことで、設定外の時間や場所で稼働した場合にはすぐに、異常の通知が届くのですぐに対処可能です。そのため、現場においてあっても盗難を防ぐことが可能になります。 ICT施工の導入で現場管理を最適化 建設現場における効率化と精度向上を実現する手段として、ICT施工の導入が注目されています。 測量や重機操作、進捗管理までをデジタル化することで、作業の見える化と省力化が進み、現場全体の管理が最適化されます。 国土交通省が推進している「ICT施工」とは ICT施工は、「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略称です。 情報通信技術を活用し、測量から設計、施工、管理に至るまでの全工程をデジタル化する手法がICT施工です。 各工程で得られるデジタルデータを活用することで、高精度な施工を効率的に実現し、作業の見える化や自動化により、施工精度の向上と省人化が可能になります。 「マシンコントロール式」と「マシンガイダンス式」の違い ICT建設機械には、MC(マシンコントロール式)とMG(マシンガイダンス式)の2種類があります。 MCは3Dデータに基づき、半自動的に施工を行う機能です。 一方、MGは、センサーやGPSなどを搭載した建設機械や車両が現場の状況をリアルタイムに計測・解析し、その情報をもとに人が遠隔操作を行う施工方式です。 これらの技術を活用することで、効率的な施工が可能になります。 国土交通省の「i-Construction」導入現場 国土交通省が2016年に導入した「i-Construction」は、測量・設計から施工、管理に至る全プロセスにおいて情報化を前提とした新たな基準です。 河川工事、道路工事、土地改良工事など、多岐にわたる現場で導入が進んでいます。 ICT施工の全面的な活用を解説! ICT施工とは情報通信技術を利用した、次世代の施工方法です。 測量データを3次元で作成可能 ドローンや、GNSS(高精度GPS)を搭載した機械が、測量をします。 これまでトータルステーションを利用した測量よりも圧倒的に早く、そして正確に測量が可能になります。 測量で得た計測データを3D化することで、遠隔操作や無人施工が可能になります。 デジタル技術を駆使して作業をリモート化 測量で得た3Dデータを活用し、重機の作業をリモート化が可能になります。 「自動制御型」と「支援型」の2つの操縦方法があります。 自動制御型は事前にプログラムされた通りに重機が自動で作業をします。 支援型は、作業者が離れた位置からしますがICT技術による支援機能があるためより正確な施工が実現できます。 センサーやカメラを利用して事故発生を抑制 作業者の安全性向上にも大きく寄与します。 重機自体にセンサーやカメラを設置することで、作業者や重機同士の接触事故を抑制できるため、結果的に作業員の安全確保が可能になります。 自動制御で施工品質が向上 正確な測量データを送信し、重機を自動制御します。 そのため設備や配線の正確な配置と寸法精度が向上し、高品質な施工が可能になります。 作業の効率化で工期短縮、環境負荷低減に寄与 材料の無駄や廃棄物の発生を減らせるので結果的に環境負荷低減が実現します。 無人施工に関わる3つのデメリット ランニングコストが高い システム全体や重機に取り付ける部品等のコストがかかるので、これまでの重機に比べると割高になります。 自社での人材育成が必須 スキルを持った技術者が不足しています。直接重機にのって操縦するわけではなく、遠隔地からのリモートなので従来の重機を操作していたオペレーターが遠隔操作になれるまでには時間がかかります。 対応できない現場もある 狭い現場では、無人化のメリットを最大化できないため、無人化ができないと言えるでしょう。 まとめ 最新の重機テクノロジーやICT施工の導入により、建設現場の効率化と安全性を飛躍的に向上させることができます。 建設業界の課題である人手不足対策や作業の見える化にもつながり、今後の現場管理に欠かせない存在となるでしょう。 ←中古重機は、トクワールドにお任せ

    #バックホウ#油圧ショベル#操作#ユンボ

    2025/06/24

    2,238

  • 「工事現場の環境対策!排ガス規制対応の重機とエコ施工」環境規制に適応したハイブリッド重機や電動重機の紹介
    建機

    「工事現場の環境対策!排ガス規制対応の重機とエコ施工」環境規制に適応したハイブリッド重機や電動重機の紹介

    昨今では、大気汚染や地球温暖化の原因とされる排出ガスへの対策が急務となる中、建設現場では環境に優しい「エコ施工」や、最新の排ガス規制に適合した建設機械の導入が進んでいます。 特に注目されているのが、ハイブリッド重機や電動重機といった低排出型の次世代建機です。 燃料消費量を大幅に抑えながら、高い作業効率を発揮するこれらの重機は、コスト削減と環境保全の両立を実現する鍵として注目されています。 本記事では、排ガス規制の基礎知識から、規制対応重機の種類、エコ施工の事例、そして導入が加速するハイブリッド・電動重機の最新動向までをわかりやすく解説します。 この記事でわかること ハイブリッド重機、電動重機とは 排出ガス規制とは バイブリッド重機のメリット・デメリット 目次 排ガス規制とは?現代の建設機械に求められる基準 排出ガス対策型建設機械の種類 環境に配慮した「エコ施行」の具体例 次世代の主力!ハイブリッド重機の特徴・導入効果 ハイブリッド重機のメリットとデメリット 電動重機の需要が加速!完全電動化の建機がトレンド? まとめ 排ガス規制とは?現代の建設機械に求められる基準 建設現場では、従来の「工期短縮」「安全性確保」に加え、「環境への配慮」も重要なテーマとなっています。 その中でも注目されているのが「排ガス規制」です。建設機械が発生させる排出ガスは、人体や自然環境に大きな影響を与えることから、各国で厳格なルールが定められています。 環境対策(特定特殊自動車排出ガス規制)の背景 近年、建設現場でも地球環境への配慮が強く求められるようになってきました。その中心にあるのが「排出ガス規制」です。 建設機械はディーゼルエンジンを動力源とするものが多く、NOx(窒素酸化物)やPM(粒子状物質)といった有害物質を排出してきました。 これらのガスは大気汚染の原因となり、呼吸器疾患や地球温暖化にもつながることから、国際的な環境課題とされています。 日本では2003年に「排出ガス対策型建設機械の種類 排出ガス規制をクリアするために、建設機械メーカー各社は対応モデルの開発を進めてきました。これらの機械は「排出ガス対策型建設機械」と呼ばれ、国土交通省や自治体の補助制度、入札評価制度でも注目されています。 1次から3次規制の違いとは 日本の排出ガス規制は、段階的に厳しくなってきました。まず2003年に1次基準が導入され、その後2次、3次と進化しました。 1次規制(2003年~):PMとNOxの基準値を初めて明確化 2次規制(2006年~):より厳しいPM排出制限が追加 3次規制(2008年~):NOx・PMの削減をさらに強化。排出対策型建設機械の普及が本格化 この頃にはDPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)やEGR(排気再循環)といった技術が建機に標準装備されはじめました。 4次から5次規制の特徴 その後も規制は進化し、2011年から「4次規制」、2014年から「5次規制」が始まりました。特に5次規制では、PMに加えて、PMの数(PN:Particle Number)やアンモニア排出なども評価対象となり、より包括的な環境対策が求められています。 これらの規制をクリアするために、最新機種では尿素SCRシステム(選択触媒還元)などの高度な排ガス処理技術が採用されています。 対応モデルには認証プレートが付けられており、現場でもその確認が重要視されています。 排出ガス対策型建設機械指定一覧表の活用法 国土交通省では、排出ガス対策型の建設機械をリスト化した「排出ガス対策型建設機械指定一覧表」を公開しています。本リストを確認することで、環境対応機種かどうかを一目で把握でき、自治体の公共工事入札で加点対象となる場合もあります。 企業としてもCSR(企業の社会的責任)を果たすうえで、この一覧を活用し、環境に配慮した機械選定を行うことが重要となります。 環境に配慮した「エコ施行」の具体例 単に排出ガスを抑えるだけでは、万全の環境対策とは言えません。施工そのものを見直し、省エネ・省資源を実現する「エコ施行」も重要な取り組みのひとつです。 最近ではICT技術を活用した効率化や、再生可能エネルギーの活用も進んでいます。 エコ施行とは?工事の環境負荷を最小限に 「エコ施行」という言葉は、一般的に「環境に配慮した施工」という意味で使われるもので、正式名称はありません。 具体的には、ハイブリッド重機の導入や解体工事時の分別回収の徹底など、施工時に発生する環境負荷を最小限に抑えるための工法・取り組み全般を指します。これは単に排ガスを減らすだけでなく、騒音・振動・土壌汚染・資源の使用量削減なども含みます。 例えば、重機のアイドリングストップや、省燃費運転を推進するだけでもCO₂排出量の削減が可能です。また、現場で出る廃材のリサイクルや再利用、土砂の搬出回数を減らす施工方法など、工夫次第で環境負荷は大きく改善できます。 ICT建機とBIM/CIMによる効率化と省エネ また、BIM(Building Information Modeling)やCIM(Construction Information Modeling)といった3Dデータを活用した設計・施工連携により、作業の手戻りが減り、施工全体の効率化が実現します。 低炭素型建機の導入 近年注目されているのが、CO₂排出量が少ない「低炭素型建機」です。これは従来の建機に比べて燃費性能を大幅に改善し、排出量を抑えたモデルで、国や自治体からの助成金対象となる場合もあります。 こうした建機の導入は、企業のブランド価値向上にもつながり、環境配慮型企業としてのアピール材料にもなります。 次世代の主力!ハイブリッド重機の特徴・導入効果 従来型のディーゼルエンジン建機からの転換が求められる中で、注目を集めているのが「ハイブリッド重機」です。 燃料と電力を併用するこの重機は、排出ガスと燃料消費を抑える次世代の主力機とされており、すでに多くの現場で導入されています。 ハイブリッド重機とは? ハイブリッド重機とは、エンジンと電動モーターの両方を動力源とする建設機械です。自動車業界ではすでに一般的ですが、建機でも燃費改善と環境負荷の低減を目的として導入が進んでいます。 代表的な例として、油圧ショベルではブーム下降時のエネルギーを電気に変換し、次の作業に再利用する回生システムが搭載されています。 代表的なハイブリッド重機 大手国内メーカーの代表的なハイブリッド重機を3つご紹介します。 コマツ「HB205-2」 20トンクラスのハイブリッド油圧ショベルで、世界初のハイブリッドショベルを量産化したコマツの代表機種です。ディーゼルエンジンと電動モーターを組み合わせたシステムで、従来機に比べて燃料消費量を約25〜40%削減。操作感は従来機と変わらず、環境性能と作業性能を両立。中型クラスの建設現場に最適で、燃料コストの削減に貢献できます。 日立建機「ZH210-6」 21トンクラスのハイブリッド油圧ショベルで、日立独自のハイブリッドシステム「TRIAS-HX」を搭載しています。作業速度を保ちながら、省エネ制御とエネルギー回収を両立でき、高精度な操作性が評価されています。精密作業が多い現場や、油圧ショベルの稼働時間が長い現場で効果的です。 コベルコ建機「SK80H」 8トンクラスのコンパクトハイブリッドショベルで国内初の小型クラスのハイブリッド重機です。ディーゼルエンジンとバッテリーの併用で、都市部や住宅地での低騒音・低排出施工に強みがあります。都市土木や住宅造成など、騒音・排出ガスに配慮が求められる現場で有効です。 ハイブリッド重機のメリットとデメリットメリット 燃費削減 ハイブリッド重機の最大の特長は、燃費性能の高さです。エンジンとモーターを適切に使い分けることで無駄な燃料消費を抑制し、長時間稼働する現場では大きなコストメリットにつながります。 Co2排出量の削減 燃料消費が少ないということは、それだけ温室効果ガスの排出も抑えられるということです。国土交通省や地方自治体の入札において「環境性能」が評価されるケースも増えており、ハイブリッド機の導入は企業の環境意識の高さを示すアピールポイントにもなります。 静音性の向上 電動モーターが駆動を担う場面では、騒音が大幅に低減されます。住宅地や夜間作業など、騒音対策が求められる現場では大きなメリットとなるでしょう。また、オペレーターにとっても耳への負担が軽減され、長時間の作業でも疲労が軽減されるといった副次的効果も期待されます。 デメリット 導入コストが高い ハイブリッド重機は、電動モーターやバッテリー制御システムなどの追加装備を備えているため、初期導入コストが高めです。同クラスの従来型ディーゼル重機と比較して2割〜3割程度高価になることも珍しくありません。そのため、導入にはコスト対効果を十分に検討する必要があります。 バッテリー性能の経年劣化 ハイブリッド重機には高性能なバッテリーが搭載されていますが、使用状況や経年によって蓄電性能が低下する点も留意すべきポイントです。長期的にはバッテリー交換のコストや管理体制も視野に入れた運用が求められます。 寒冷地での性能に注意が必要 一部のハイブリッドモデルでは、寒冷地や冬季作業においてバッテリー性能が低下し、モーターアシストが十分に機能しないケースも報告されています。対策として専用の寒冷地仕様モデルを選定する必要があります。 ハイブリッド重機の導入事例 ハイブリッド重機は、環境への配慮が求められる都市型工事や公共インフラ整備、ゼロカーボンを掲げる企業プロジェクトなど、さまざまな現場で導入が進んでいます。ここでは、日本国内外における代表的な導入事例をいくつか紹介し、実際に得られた効果や現場の声を紹介します。 ハイブリッド重機の導入事例:文田建設株式会社 福岡県大牟田市に拠点を置く文田建設株式会社は、公共工事や建設副産物の再資源化を行う地域密着型の建設会社です。環境保全への取り組みとして、2010年から改良土プラントを稼働させ、建設発生土や岩塊の再利用を推進してきました。 その一環として、同社は2015年にコマツのハイブリッド油圧ショベル「HB205-2」を導入。これにより、従来機と比較して燃料消費量が約50%削減されるという大きな成果を上げました。2018年にはより大型の「HB335-3」も導入され、さらに燃費効率が向上。この機種では、従来比で約3分の2の燃料で稼働可能となり、1日あたり約1万円の燃料コスト削減を実現しています。 現在では、同社のプラントにハイブリッド重機が6台稼働しており、燃費効率の高さと信頼性の高さが評価されています。文田建設の代表・文田賢一氏は、「環境対策が経営にもプラスになる。ハイブリッド導入は会社の運営を見直すきっかけになった」と語っています。 この導入事例は、環境配慮と経済性を両立させた好例であり、今後ハイブリッド重機の導入を検討する企業にとって非常に参考になるものです。 電動重機の需要が加速!完全電動化の建機がトレンド? 自動車(EV)や航空機エンジン、船舶など、内燃エンジンに依存していたあらゆるモビリティの電動化が進む中、建設機械の世界でも「完全電動化」の波が押し寄せています。 電動重機は、ゼロエミッション、低騒音といったメリットを持ち、都市部や屋内作業、トンネル工事などでその価値が高まっています。 電動重機とは?建設機械も燃料からバッテリー駆動の時代へ 電動重機とは、エンジンを搭載せず、モーターとバッテリーで駆動する建設機械です。騒音・振動が少なく、排出ガスゼロという特長を持ち、今後の主流になると予想されています。 日本や欧州では、コンパクトな電動ミニショベルやフォークリフトがすでに実用化されており、充電式バッテリーの性能向上とともに、重機の大型化も進みつつあります。 電動重機の導入が進む理由 近年、建設業界でも脱炭素化や環境負荷の低減が強く求められる中で、電動重機の導入が急速に進んでいます。その主な理由は、環境対策への対応、作業現場のニーズ変化、そして技術の進化にあります。 まず最大の要因は、CO₂や排出ガスの削減です。従来のディーゼルエンジンに比べ、電動重機は稼働時に排出ガスを一切出さないため、都市部や密閉空間(地下工事・トンネル・屋内作業)など、排気規制が厳しい現場で重宝されます。 また、騒音が非常に少ないため、住宅地や学校、病院近隣の作業でも苦情が出にくく、昼夜を問わず使いやすいという利点もあります。 加えて、燃料費の抑制やメンテナンスコストの低減も理由の一つです。 電動モーターは構造がシンプルで、エンジンオイルやフィルター交換が不要なため、保守点検の手間とコストを削減できます。初期導入コストは高いものの、長期的に見れば運用コストが低く抑えられる点が、企業にとって大きなメリットとなります。 電動重機は、国や自治体による補助金制度やグリーン調達制度の後押しもあり、ゼネコンや自治体発注工事での導入が進んでいます。 このように、電動重機の導入は単なるエコ対応にとどまらず、コスト・安全・企業イメージの向上という多方面において大きな効果をもたらしています。 電動重機の導入理由 ゼロエミッション施工:地下施設や屋内工事など、換気が難しい場所での使用に最適。 作業環境の改善:作業員の健康被害リスクが減り、近隣住民への配慮にもなる。 政府の補助金・優遇措置:電動機の導入を後押しする政策が拡大中。 SDGsや脱炭素化の流れとマッチすることから、公共事業を中心に導入が進んでいます。 まとめ 工事現場では排ガス規制に対応したハイブリッドや電動重機が注目され、省エネ・環境配慮を実現する「エコ施工」が広がっています。これらの重機は、燃費削減効果や低騒音性が特徴で、導入後のメリットも期待できます。 ←【中古重機・アタッチメントの中古販売】はこちらから

    #種類

    2025/08/01

    2,354

他の記事をみる

OFFICIAL SNS公式SNS

youtube YouTubeトクワールドYoutubeチャンネル

愛知県春日井市の中古重機・建機専門店「株式会社トクワールド(TOKU WORLD)」のYouTubeチャンネルです! 主に自社在庫の機械やアタッチメントの動作確認の動画を中心に、多数アップしておりますので是非チャンネル登録をお願い致します!

ページの先頭へ