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重機の処分方法を解説!買取のメリットや流れは?

建機

2021/10/07

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重機の処分方法を解説!買取のメリットや流れは?

重機の処分方法を解説!買取のメリットや流れは?

重機を長年使うと「動きが悪くなった」「燃料の消費が早くなった」などの問題が生じてきます。
重機を処分する場合の主な方法は、解体処分、買取、下取りです。

本記事では、重機の処分方法や買取の流れについて詳しく解説していきます。


重機の処分方法は3つ


重機の処分方法は主に解体処分、買取、下取りの3つです。それぞれ詳しく紹介します。


1. 解体業者に解体処分を依頼

まずは、解体業者に解体処分を依頼する方法です。
いらなくなった重機を解体業者に依頼することで、引き取りから解体までの一連の作業をお願いすることができます。

また、故障している重機でも問題なく処分ができるので、処分に困ることもありません。
依頼するにはお金が掛かってしまいますが、確実に処分できるので、買取や下取りが難しい場合に利用しましょう。

2. 買取業者に買取を依頼

次は、買取業者に依頼して買い取ってもらう方法です。買取専門店に処分したい重機を査定してもらうことで、直接買い取ってもらうことができます。
重機の状態やメーカーなどによって買取金額が決まるため、予想以上に高く買い取ってもらえる可能性もあります。
処分費用を掛けずに済むので、まずは買取から検討するのがおすすめです。

3. 販売業者に下取りを依頼

最後は、重機の買い替え時に下取りとして処分する方法です。新しい重機を購入する際に、販売業者に依頼することで下取りできます。
しかし、販売業者は下取りに積極的ではないため、買取価格よりも安くなることがほとんどです。高値で売却したいのであれば買取を選びましょう。


重機の買取のメリット


処分する際にまずおすすめしたい方法が買取です。重機の処分に買取がおすすめな理由について詳しく解説しましょう。

1. 故障していても売れる

買取は、重機が故障していても買い取ってくれるケースがあります。
買取業者は重機本体だけでなく部品等も再販しています。

また、買取業者は修理技術も備わっているので、状態によっては修理も可能です。そのため、部品に価値があれば故障していても買い取ってくれるのです。

2. 買取価格が高額になることがある

買取業者によっては、重機の買取価格が相場より高額になることもあります。
買取業者は多くの再販ルートを持っており、重機を高値で売る経験やノウハウがあります。
特に日本メーカーの重機は海外でとても人気なので、海外への再販ルートを持っている買取業者は日本で売るより高値で販売できるのです。

高値で買い取っても利益を出せるような業者であれば、高額売却が期待できるでしょう。


買取ってもらうまでの流れ


ここからは、実際に買い取ってもらうまでの流れや準備すべき書類まで紹介していきます。


買取業者に無料査定を申し込み

まずは、買取業者に無料査定の申し込みをしましょう。申し込みは電話やインターネットから行えます。
この時に重機のメーカー、機材の型式、能力表示などを伝える必要があるので、事前に調べておく必要があります。

申し込み後は、買取業者から概算による買取金額の連絡がくるので、金額に問題ないか確認しましょう。

重機の買取査定

概算による買取金額に問題がなければ最終査定に進みます。
最終査定では、買取業者が実際に現物確認を行い、車の状態や書類などを確認して正式な買取金額を提示します。
買取金額に問題がなければ、このまま買い取ってもらいましょう。

契約に必要な書類を準備

売却が決まれば契約に必要な書類を準備しましょう。重機の大きさによって必要な書類が異なるので、下記に詳しくまとめておきます。

・大型特殊自動車の場合
車検証、自賠責保険証明書、納税証明書、譲渡証明書
委任状、印鑑登録証明書、リサイクル券、身分証明書

・小型特殊自動車の場合
委任状、印鑑登録証明書、リサイクル券、身分証明書、販売証明書、譲渡証明書

他にも、名義が異なる場合や未成年の場合によっても必要な書類が異なりますので、事前に調べておきましょう。

重機の引き取り

契約が成立すれば最後は重機の引き取りとなります。引き取りのタイミングで買い取り額のお支払いになります。しかし、業者によってお支払い方法やタイミングが異なるので契約時に確認しておきましょう。


高く買取ってもらうための2つのコツ


重機の買取はコツをおさえることで高額な買取も期待できます。ここでは、押さえておくべき点について紹介します。


1. 洗車で綺麗にしておく

現物確認の前に洗車しておきましょう。
重機本体の傷、汚れ、錆なども査定の対象になるため、事前に洗車しておくことで査定額が上がることがあります。
大切に使ってきたことのアピールにもなるので、買取業者の印象もよくなることでしょう。

2. 複数の買取業者で相見積もりをする

買取業者によっては得意とする重機が異なるので、買取価格に多少違いができます。
複数の業者で相見積もりを行うと価格競争させることができるので、買取価格を吊り上げることが可能です。

しかし、何社も見積もりを取るのは面倒でしょう。
そのため、相見積もりはネットで行う一括査定がおすすめです。
一括査定は一度申し込んでしまえば、複数の見積もりが手に入るため、忙しい方でも手間と時間を掛けずに行えます。


重機の処分は買取を検討しよう


重機の処分は買取がおすすめです。
買取であれば無駄な費用を掛けずに、お金を貰いつつ処分することができます。

また、買取までの流れはそれほど難しくありません。手順を1つずつ確実に行えば簡単にできます。買取のコツを参考にして高値で売却しましょう。
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作業内容が単純で期間も短い工事であれば、スペックを抑えた安価な重機で十分な場合もあります。一方で、高精度な作業や長期工事であれば、少し高くても高性能な機種を選ぶことでトータルで見たコストダウンにつながることもあります。 作業用途に適した重機を選定する 現場での作業内容に応じて、必要とされる重機も異なります。たとえば掘削が主な作業であればバックホウ、転圧が目的ならロードローラー、広範囲の整地作業が中心であればモーターグレーダーといった具合です。 中には一台で複数の作業をこなせる汎用型重機もありますが、作業ごとに特化した専用機を投入することで、安全性と作業速度の両方を確保できる場合もあります。 また、アタッチメントの変更により複数の作業に対応できる機種も多く存在します。現場の状況に応じて、そうした柔軟な使い分けが可能なモデルを選ぶのも一つの選択肢です。 環境別の重機の選び方 重機の性能は機械そのものだけでなく、使用される環境によっても大きく左右されます。地形、騒音、振動、周辺住民への配慮など、環境ごとのリスクとニーズをしっかり把握することが、最適な重機選定のカギです。 都市部・住宅街 都市部や住宅街での工事は、騒音や振動、排気ガスへの配慮が重要になります。こうした環境では、低騒音型や低振動型の重機が求められるほか、排ガスが少ない電動式やハイブリッド型の重機が重宝されます。 さらに、狭い道路や建物の隙間を通り抜けるためには、コンパクトで小回りの利くモデルでなければ対応が難しくなります。また、クレーンやポンプ車のような大型機械を使う際には、周囲の建物や電線との距離を計算し、安全確保を徹底しなければなりません。 不整地 山間部や林道、工事前の造成地など、不整地での作業には、走破性に優れた重機が不可欠です。斜面や軟弱地盤などの不整地環境では、クローラー式(キャタピラ)重機が活躍します。 足回りの接地面が広いため、傾斜地やぬかるんだ地面でも安定した走行が可能です。さらに、強い駆動力と耐久性を備えたブルドーザーやクローラークレーンがあれば、厳しい地形でも効率性と安全性を確保しながら作業を進めることが可能です。 不整地では転倒や滑落などのリスクが高いため、安全装備や姿勢制御システムが搭載された重機を選ぶことで、作業員の安全を守ることにもつながります。 湿地(軟弱地盤) 湿地帯や沼地といった泥濘地、水田などは通常の重機ですと沈み込んでしまう危険性があります。そのため、超低接地圧型のブルドーザーやバックホウなどの湿地専用のクローラーを備えた重機が求められます。 このような環境では、事前の地盤調査を徹底し、無理に重量のある機械を投入しない判断も重要です。必要に応じて仮設路盤の敷設など、補助的な対策を講じながら作業を進めていく方法も検討しましょう。 建機レンタルと中古購入のメリット・デメリット 重機を導入する際には、新車購入だけでなく、レンタルや中古購入という選択肢もあります。これらの方法にはそれぞれのメリット・デメリットがあり、工事の頻度や予算によって適切な判断が求められます。 購入とレンタルの違い 購入は、自社で重機を保有し、自由に使えるのが最大の利点です。使用頻度が高い場合には、長期的なコストを抑えることができます。一方で、レンタルは必要なときだけ借りられるため、初期投資を抑えられる点が魅力です。特に一時的な工事や特殊作業では、購入よりもレンタルの方が合理的です。 レンタルのメリット・デメリット メリット レンタルの最大のメリットは、初期費用がかからず、維持管理の手間も業者任せにできる点です。また、最新の機種や作業に応じたモデルを都度選べるため、柔軟性も高くなります。 デメリット 長期間のレンタルはトータルコストが高くつく場合があり、突発的な機械トラブルで希望通りの機種が確保できないリスクも存在します。 中古購入のメリットデメリット メリット 中古重機の購入は、新車に比べて価格が大幅に抑えられる点が魅力です。工事規模が限定的で頻度が高い場合には、中古機の導入がコストパフォーマンスの高い選択となります。 デメリット デメリットとして使用年数や整備履歴によっては、故障や劣化のリスクも否定できません。信頼できる販売業者を選ぶことと、納車前の整備状況を確認することが重要です。 使用頻度が多い重機は中古購入がおすすめ 重機の導入方法には、新車購入・中古購入・レンタルといった選択肢がありますが、なかでも「使用頻度が高い重機」の場合は、一度中古購入を検討してみるのがおすすめです。 継続して何度も現場で使用される重機をレンタルで補おうとすると、レンタルコストが中古購入した場合よりも上回るケースもあります。長期的に見て、初期投資をしても回収できる見込みがある場合には、中古という選択肢は非常に合理的です。 新車と中古車の違い 新車の重機には、最新の機能や燃費性能、安全装備が標準搭載されているという大きなメリットがあります。製造元の保証がついていることも多く、万が一の不具合や故障にも安心して対応できる点が魅力です。また、見た目もきれいで、企業イメージにも好影響を与えるでしょう。 一方、中古の重機は、当然ながら年式や使用時間、整備状況によって機械のコンディションが異なります。しかし、信頼できる業者を通して整備済みのものを購入すれば、コストを抑えつつ、現場で十分に通用する性能を確保できます。 導入費用が半額以下になるケースもあり、特にバックホウやホイールローダーなど、繰り返し使う機械においては、コストパフォーマンスに優れた選択肢となります。 コストを抑えた重機選びのポイント コストを抑えつつも良質な重機を手に入れるには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。 中古重機を選ぶ際、最初に注目したいのが「使用時間(アワーメーター)」です。これは、車で言うところの走行距離にあたりますが、この数値が少なければ少ないほど、機械の消耗度は低く、購入後も長く使える可能性が高まります。 加えて、整備記録や点検履歴がしっかり管理されているかどうかも確認しましょう。過去にどのような修理が行われたか、どれだけの頻度でオイルやフィルターが交換されていたかは、機械の健康状態を知る大きな手がかりとなります。 そして、信頼できる販売業者を選ぶことも重要です。購入後の保証の有無、部品の供給体制が整っているかなど、単なる価格だけでなく、購入後のサポート体制まで含めて判断することが、トラブルを避ける賢い選び方です。 重機の維持コストを抑える方法 重機は導入後にも維持費がかかります。燃料代、オイル交換、消耗部品の取り替え、定期点検、保管スペースの確保などが代表的なコスト項目です。 これらを抑えるためには、まず定期的な点検を怠らないことが鉄則と言われます。小さな異常を早めに見つけて対処すれば、大がかりな修理を避けられる可能性が高まるからです。 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鉄骨切断機(カッター)は、油圧の力で鉄骨構造物や解体現場で鉄骨の柱、銅管を切断する解体用アタッチメントです。鉄骨切断機の先端は、切断した鉄骨などを挟んで運搬できるつまみになっています。 大割機(クラッシャー) 大割機はクラッシャーとも呼ばれ、コンクリートの破片や柱を挟む力で破砕する解体用アタッチメントです。大割機の開口方式(歯を開閉するための機構)は「ワンシリンダー」と「ツーシリンダー」の2種類があります。 ワンシリンダータイプはシングルシリンダーとも呼ばれ、刃を開閉するためのシリンダーが1本ですが、開口部が広くパワーがあるツーシリンダータイプが現在の主流となっています。ツーシリンダーはダブルシリンダーやツインシリンダーとも呼ばれます。 小割機(パクラー) 小割機はパクラーとも言われ、大割機で破砕したコンクリートのガラをさらに小さく砕く用途で使用されます。大割機と同じくビルの解体現場などで活躍し、大割したコンクリート片を砕いて搬出やトラックへの積込みをしやすくします。 オーガー オーガーは、ドリルのような形状をしており、建設現場などで杭穴を掘る用途で使われるアタッチメントです。フェンスや標識を立てる際に活躍します。ユンボや重機に取り付けるオーガーはアースオーガーと呼ばれ、人が操作するタイプをハンドオーガーと言います。 草払い機(草刈り機) 草払い機は、ユンボのアーム先端に取り付ける草刈り用のアタッチメントで、法面や急斜面の草刈りなどで活躍します。 草は払い機には、Y字形の刃が草や枝をハンマーのように叩いて伐採する「ハンマーナイフモア」や水平方向に回転する「ロータリーモア」、刃の付いた円盤を回転させて草を刈る、円形草刈り刃式などがあります。 グラップル(つかみ機) グラップルは、つかみ機とも呼ばれ、対象物を挟んで移動、選抜などを行うアタッチメントです。解体用や林業用、廃材処分用など各作業内容に特化したものがあります。 無題ドキュメント ユンボのアタッチメントと配管の関係 油圧式アタッチメントは、ブレーカーやつかみ機、圧砕粉砕機などさまざま種類がありますが、どんなユンボでも利用できるわけではありません。バケットなどのアタッチメントであれば、標準仕様のユンボに取り付けることが可能ですが、掘削動作よりも複雑な動作をする油圧式アタッチメントは、ユンボの仕様によって利用できるアタッチメントが異なります。 使用したい油圧式アタッチメントを利用できるかは、油圧配管の種類を確認することで知ることができます。 ユンボの油圧配管の種類 ブレーカーやクラッシャーなどの油圧式アタッチメントを取り付けるには、適合しなければならない油圧配管の基準があります。なかでも1系統配管や共用配管/往復配管仕様のユンボはもっともメジャーな機種です。 まずは、自身が使用しようとしているユンボがどのような配管になっているかを確認しましょう。ユンボの油圧配管の種類は以下の5種類に分類されます。 なかでもブレーカー配管(または1系統配管)、2本配管(共用配管/往復配管/n&b配管)、5本配管(全旋回配管)がユンボの主流となっています。 1. ブレーカー配管(1系統配管) 2. 2本配管(共用配管/往復配管) 3. 3本配管 4. 4本配管 5. 5本(全旋回)配管 ブレーカー配管(1系統配管) ブレーカー配管は、ユンボのブームとアームの関節部分に接続されているアタッチメントホースで構成される配管です。 ブレーカーのチゼル(杭)を一定方向に押すといった単動に対応した配管となります。配管の片側から油圧が流れてブレーカーを動かし、反対側から油圧が戻ってくる仕組みで、1種類の動作を行うことから「1系統配管」とも呼称されます。 2本配管(共用配管/往復配管) 2本配管は「共用配管/往復配管」とも言われ、グラップルや大割機などのハサミ部分を開いたり閉じたりする復動をさせる配管です。ブレーカー配管の場合、油圧の流れは一定方向ですが、共用配管/往復配管は2本の配管で油圧が往復して流せるようになっています。 油圧駆動のアタッチメントの中でも、共用配管/往復配管は、解体ショベルの標準仕様となっています。 ブレーカー配管と共用配管/往復配管は外観の配管が同じであるため、見た目で区別することが難しいです。見分けるには、ペダルの操作と油圧のかかりを確認して判断できます。 3本配管 3本配管は、2本の配管(共用配管/往復配管)とドレーン配管の計3本構成される配管です。 3本配管仕様のユンボでは、モアなどの草刈り機や切り株掘削機、ふるい機などの回転系アタッチメントを取り付けて作業することもできます。 3本配管のユンボはあまり見かけることはありませんが、業者が建機メーカーに特注で製造を依頼している場合が多いです。その他、共用配管/往復配管のユンボを改良してドレーン配管を後付けしているケースもあります。 4本配管(2系統配管) 4本配管は、共用配管/往復配管にさらに2本の配管を加えた2系統配管(4本配管仕様)です。2本のバケットシリンダーホースと2本の共用配管から構成されており、「開く、閉じる」の開閉動作に加え「右回転、左回転」の回転動作(4種類の動き)が可能になっています。 特に解体現場では、構造物に合わせてつかみ機やハサミといったタッチメントの角度を調整しながら解体を進めていきます。そのため、旋回能付きのアタッチメントが使える仕様のユンボは欠かせません。 5本(全旋回)配管 5本配管は全旋回配管とも言い、4本配管(2系統配管)にドレーン配管を加えた計5本の配管が繋がっています。 5本配管では360度の油圧旋回(全旋回)を行う、全旋回フォークや全旋回カッターといった全旋回能付きのアタッチメントや、より複雑な動作を行うアタッチメントを取り付けて運用できます。 ユンボのアタッチメントに関係する!ドレーン配管とは ドレーン配管は、アームの横側に取り付けられている細いホースです。ユンボの配管には、大きく分けて制御用の配管と排油をするためのドレーン配管があります。ユンボの油圧ホースは、常に高い油圧がかかるため高圧仕様のホースが使用されますが、ドレーン配管は7Mpと低圧仕様のホースとなっているのも特徴です。 ドレーンとは油圧モーターなどの高圧油が作動する部分から漏れ出す油のことを指し、余分なオイルは作動油タンクへ戻す必要があります。その役割を行う配管が、ドレーン配管です。戻しきれないオイルを逃がして、作動油タンクへ戻す役割であることから「戻し管」や「逃がし管」とも呼ばれます。 ドレーン配管は、ユンボの旋回モーターや走行モーターにも備わっており、油圧モーターで回転する全旋回アタッチメントなど、油圧モーター系の装置には必要な配管となっています。 ユンボの4本配管と5本配管の違い 2本以上の配管仕様は多くの場合、解体現場や特殊な作業で使用されるユンボです。ユンボの4本配管と5本配管の違いは、ドレーン配管の有無が挙げられます。 4本配管では、余分な油圧を逃がすためのドレーン配管が設けられていないため、360度の全旋回機能があるアタッチメントなどを使用すると油圧ホースの破裂や油漏れの原因に繋がります。 そのため、全旋回機能などがある高性能なアタッチメントを使用する際は、全旋回配管とも呼ばれる、5本配管仕様のユンボを選択する必要があります。ユーザーは、使用したいアタッチメントがどの配管仕様のユンボに対応しているか事前に確認することが大切です。 個人や業者が工場に依頼し、2本配管や4本配管の機体にドレーン配管を後付けする形で改良を加える場合もありますが、現行で販売されている解体用ユンボのほとんどは、ドレーン配管の備わっている5本配管が主流です。 まとめ ユンボには、使用するアタッチメントに適合した油圧配管があります。配管の種類によっては、使用できないアタッチメントもあるため、ユンボのオペレーターは、自分たちがどのアタッチメントを使うのかを把握し、アタッチメントにあった油圧配管のユンボを扱うことが大切です。 ←【中古アタッチメント】を探すならトクワールド!中古ユンボも多数あります!

    #ユンボ#配管#アタッチメント

    2024/03/22

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  • 思いがとどけ!能登半島地震の復興支援!
    建機

    思いがとどけ!能登半島地震の復興支援!

    このたびの能登半島地震で被災された皆さまに、心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。 トクワールドでは常日頃から、今回の様な大規模な災害があった際には被災地への寄付や機械の優先手配などを行っておりますが、 先日、震災前よりご商談をいただいておりました石川方面のお客様へ納品予定の機械があり、 担当営業からのあつい要望により機械と共に非常食を送りたいという事で、 お手紙を添えて配送させて頂きました。 まだまだ復興までの道程は長いかと思いますが、私共トクワールドが少しでもお役に立てる事があれば、 出来る限りご協力をさせていただきたいと社員一同考えておりますので、 機械のご要望などございましたら是非お気軽にご相談くださいませ。

    #復興支援#ユンボ

    2024/01/24

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