ユンボ
2026/02/03
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New中古の小型ユンボを探している方必見!失敗しない選び方や人気機種を徹底解説
特に小型ユンボは、狭所での作業性、運搬・移動の容易さ、初心者でも扱いやすい操作性、多様なアタッチメントによる多用途性、維持費の安さ、低騒音・低振動などで、小規模工事、造園工事、都市部・住宅地の作業に最適です。
中でも小型中古ユンボは、導入コストだけでなく、整備・維持費まで含めてトータルコストを大幅に削減できます。すぐに現場で活用したい場合や、複数台導入したいという場合にも非常に有効な選択肢です。
ここで重要になるのが「選び方」です。失敗しない選び方を把握しておくことは、経費節減と作業効率向上に直結します。
本記事では、小型中古ユンボの選び方・人気機種・市場動向について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
中古ユンボの小型を選ぶときのポイント
| チェック項目 | なぜ重要なのか |
| アワーメーター | 消耗度の目安になる |
| エンジン・油圧 | 動作性能・耐久性に直結する |
| キャタピラ・ローラー | 交換コストに影響する |
| 構造の損傷 | 安全性・耐久性の判断材料 |
| 整備履歴 | メンテナンス状況の信頼性 |
| 用途との適合 | 作業効率向上のため |
| 総支払額 | 想定外の費用の発生を防ぐ |
使用時間(アワーメーター)・年式を確認
- 500~2,000時間(少なめ):比較的状態が良い可能性
- 2,000~4,000時間(中程度):普通に使われていた機体
- 4,000時間以上(多い):消耗が進んでいる可能性あり
年式は、機械の設計・装備仕様・部品供給体制に関係するため、古い機械ほど慎重な検討が必要です。
- 5~10年以内:比較的新しい機体
- 10年以上:性能・部品供給面で要チェック
- 4,000時間以上(多い):消耗が進んでいる可能性あり
エンジンの状態チェックポイント
- 始動性
外気温と同程度まで冷え切った状態でも、一発で始動することが理想です。何度もセルを回す、白煙が長時間出る場合は要注意です。 - 異音・振動
カラカラ音・ガラガラ音のような金属音がしないか確認します。アイドリング不安定・異常振動のある機体は避けるべきです。 - 排気ガスの色
- 黒煙:燃焼不良・インジェクター不調の可能性あり
- 白煙:圧縮不足・冷却水混入の疑い
- 青煙:オイルの燃焼室混入の可能性
- オイルの状態
量が適正か、白濁していないか、焼けた臭いがしないかを確認します。
油圧系の状態チェックポイント
- 動作のスムーズさ
アーム・ブーム・旋回動作が引っかからず滑らかかを確認します。動きが遅い途中で止まる場合は油圧ポンプ劣化の可能性があります。 - 操作時の音
操作時に高い唸り音が出続ける場合、油圧が逃げている可能性があり要注意です。 - イル漏れ
ホース接続部・シリンダー周りに、にじみや垂れがないかを確認します。地面に油跡がある機体は修理リスクが高いです。 - 油圧オイルの色
透明~薄い飴色が正常です。黒ずみ・金属粉混入が見える場合は内部消耗の疑いがあります。
足まわり(キャタピラ・ローラー)の状態
- キャタピラ
キャタピラには、ゴムキャタピラとスチールキャタピラがあります。- ゴムキャタピラ
ひび割れ・欠け・剥離の有無、ゴムの摩耗量、コマ(リンク)間の摩耗や損傷をチェックしてください。 - スチールキャタピラ
ピン・ブッシュの摩耗、シューの割れ・変形を確認します、ガタが増大している場合は走行性が低下している可能性があります。
- ゴムキャタピラ
- ローラー
ローラーは、上側ローラー(キャリアローラー)と下側ローラー(トラックローラー)の両方を確認する必要があります。- 上側ローラー:手で回して引っかかりがないか
- 下側ローラー:摩耗が均一か、回転時のガタつきがないか
- 共通確認:異音の有無
- スプロケット(後端の歯車)
スプロケットは、歯の摩耗具合の確認が重要です。刃先が尖っていないか、欠けがないかを確認してください。摩耗が進んだスプロケットは交換コストが高くなるため、特に注意が必要です
構造・フレームの損傷状態
- フレーム全体
アーム付け根、バケットリンク、ブーム根本、旋回フレームなど、応力が集中しやすい部分を重点的に確認します。クラック(ひび割れ)、曲がりや歪み、錆の進行状況をチェックしてください。 - アーム・ブーム・バケット
揺すって遊びが大きい場合は、ピンやブッシュが摩耗している可能性があります。ブーム・アーム先端やバケット根本のクラック、バケットの歯やサイドカッターの摩耗状態も確認しましょう。 - 旋回部(ターンテーブル)
旋回時にガリガリ音や引っかかりがある場合、内部摩耗や潤滑不足が疑われます。上部旋回体がフレームにしっかり固定されているかも重要な確認ポイントです。
整備履歴・記録を確認
主な確認ポイントは以下の通りです。
- 過去の点検記録・修理内容・交換部品の履歴があるか
- 定期的なオイル交換・グリースアップが行われているか
- 事故歴や大きな故障履歴の有無
- 使用時間(稼働時間)との整備頻度のバランス
作業用途・サイズに合った機種を選ぶ

一般的に、1~3tクラスが小型に分類され、バケット幅は300~800mm程度です。
- 1~1.5t:狭所作業・小回り重視
- 1.5~2t:作業量と機動性のバランス型
- 2t以上:硬い土質・安定性重視
- 後方小旋回:後部がはみ出さず狭所向き
- クラス標準旋回:構造がシンプルで比較的安価
また、ブレーカー・フォーク・クイックヒッチなど、必要なアタッチメントに対応可能かも事前に確認しておきましょう。
予算だけで選ばない
失敗しないためには、用途に合ったスペックを明確にし、稼働時間や整備履歴を重視することが大切です。実車確認や試運転も欠かせません。
同じ予算でも、保証やアフターフォローが充実している機体の方が、結果的に安上がりになるケースもあります。価格だけでなく、状態や信頼性を含めた総合判断を心がけましょう。
信頼できる中古ユンボ販売業者の選び方
ここでは、信頼できる販売業者の選び方を4つのポイントで解説します。
営業情報・資格・実績の確認
- 会社としての所在地・連絡先・法人登記
- 業界での取扱実績・販売履歴
- 整備工場・サービス拠点を保有している
- 商品説明や資料が詳細で丁寧
中古を含む建設機械の販売・買取りを専門にしている業者は、知識が豊富で整備の質も高い傾向にあります。ユーザーの疑問や不安に、高い専門性で応えてくれます。
また、販売・買取の両方に独自ルートを持ち、価格や機種について幅広く対応できる点も強みです。
整備・保証・メンテナンス体制の確認
「納車後1ヶ月(または100時間)以内、エンジン・油圧系統のみ」といった限定保証や、納車日から1年間利用できる「安心サポートパック」を用意している販売会社もあります。
中古ユンボは、新車と比べて故障リスクが高いため、点検・整備コストをどれだけ抑えられるかが重要です。保証内容と費用を精査し、機体価格と合わせて総合的に費用対効果を検討しましょう。
また、現場での故障した際に、迅速な部品調達や修理対応が可能か、現場まで出張修理に来てくれるかも事前に確認しておくと安心です。
実車確認・試運転ができる
試運転が可能であれば、エンジン始動・走行状態・油圧動作・異音の有無などを自分の目で確認できます。
特にユンボは、動作確認が重要です。ブーム、アーム、バケットの動きが滑らかか、負荷をかけた際に異音がないか、旋回部や前ブレードにガタつきがないか、直進・旋回・走行のレバー操作に違和感がないかチェックしてください。
業者が「現物確認不可」や「動画・写真のみ」と説明する場合は、信頼性に疑問をもっても良いでしょう。
価格が透明で、見積り・内訳が明確
価格の透明性を担保している信頼できるユンボ販売業者には、次のような特徴があります。
- 見積書の内訳が詳細
- 整備履歴・使用時間データを提示
- 追加費用の発生条件を明示
- 返品・キャンセル条件を事前に説明
- 保証内容を明記
- 購入後のサポート体制が整っている
口頭だけでなく、書面(PDF・契約書)で詳しく明示してくれる業者を選びましょう。価格・内訳を含む書面を交わすことで、後々のトラブルを防げます。
中古ユンボの小型の人気ランキング
1.コマツPC78US
Pモード90°ダンプ積込作業時で、効率が従来機に対して23%向上し、トップクラスの作業量を誇ります。新エンジンと油圧システム(ファンクラッチなど)の最適化により、大幅な低燃費を実現している点もセールスポイントの一つです。
2.コマツPC30MR
視認性の優れた3.5インチ液晶モニタ、データ管理ステム、転倒・落下物保護構造など、高機能なオペレーター空間と高い安全性が特徴です。
Eモード、オートセル、オートアイドルストップ機能搭載で、燃料燃費を7%低減。国土交通省第3次排出ガス基準にも適合しています。チルトアップ機構やフルオープンカバーなどの採用により、点検・整備性も向上しています。
3.コマツPC138US
2ピースブーム仕様やスライドアーム仕様など、現場に合わせた仕様変更が可能で、アタッチメント交換を約1分で行える油圧オートカプラにも対応しています。
3台のカメラで周囲を確認できる「KomVision」を標準装備し、広々としたキャブ設計も特徴です。
4.日立建機ZX135US
最新の(-7)シリーズでは、従来機と比較してPWRモードで6%、ECOモードでは16~23%の燃費低減を実現しています。尿素SCRシステムの採用により、排出ガスもクリーンです。
高耐久なインジェクターやフッ素系Oリングを採用し耐久性を向上させ、LED作業灯が標準装備により視認性も改善されています
5.コベルコSK135SR
新型の(-7)は、従来機(-5)比較でサイクルタイムが8%短縮され、1時間あたりの仕事量が9%向上しています。10インチ大型カラーモニターを搭載し、カメラ映像、燃費、機体情報、アタッチメントの高さ・深さの確認が可能です。
林業用に強化された「K-FOREST」シリーズは、水洗いできるウォッシャブルフロアマットや、500時間間隔の給脂、ロングライフオイル・フィルターの採用などにより、過酷な環境下でもメンテナンス負担を低減しています。
6.コマツPC40MR
キャビン(屋根・ガラス付き)仕様やキャノビー(簡易防護)仕様があり、使用環境に応じて選択できます。また、アタッチメントへの油圧を往・復2方向へ流す2way配管を備え、コンクリート破砕やハサミ作業にも対応可能です。
4tクラスの小型ユンボでありながら、約40馬力のディーゼルエンジンを搭載し、掘削力・走行性能ともに一般的な土木工に十分対応します。
7.コマツPC30UU
掘削・吊り・整地をこなせる高い汎用性を持ち、(-6型)以降は、干渉自動回避・高さ自動停止・深さ測定システムなど、先進的な操作性と安全機能を備えています。
住宅街、舗装現場、配管工事など、限られたスペースでの効率的な作業が可能です。
8.ヤンマーVio30
エコモードやオートアイドル機能による高い燃費性能に加え、ブームスイング機能、快適な操作性、安定した掘削力が特徴です。
ICT技術により高精度な整地作業を自動で行い、オペレーターの負担を軽減します。JCA規格に準拠したワンタッチフック格納を採用し、荷役作業も効率化可能です。
9.クボタU-20
全幅1,300~1,400mm程度とスリムなため軽四ダンプで運搬が可能で、盗難防止のICチップ内蔵「SSキー」を標準装備しています。錆に強い樹脂パーツや耐久性の高い鋼板製ボンネット、山形トラックフレームを採用しています。
輸送性に優れ、低燃費・低騒音の環境性能と高い耐久性能を兼ね備え、土木工事から解体現場まで幅広く対応できる機種です。
10.ヤンマーSV08
小型ユンボの中古市場の動向
2025年以降は金利上昇などの影響もあり、市場全体の伸びは鈍化・横ばい傾向と予測されています。しかし、新車価格の高騰や納期の長期化により、中古のニーズは依然として非常に高い水準にあります。
ここでは、小型ユンボの中古市場の動向について解説します。購入費用の予算を組む際の検討材料としてください。
市場動向と価格推移
需要と供給
現場の小規模化・多様化が進み、狭小地での住宅基礎工事、下水工事、外構・造園、農作業などで需要が高まっています。そのため、新車価格の上昇や納期遅延も影響もあり、予算を抑えられてすぐ使える中古が好まれているのです。
供給不足との背景には、国内の工事需要が安定していることに加え、円安を背景に日本の高品質な中古建機が海外に流れやすくなっている点も挙げられます。
価格の目安と変動要因
| 規格・機体サイズ | 価格帯 | 特徴 |
| 超小型・ミニ(0.5~1t未満) | 50~150万円 | 軽トラ積載可能。庭園整備、個人農家向け |
| 小型・ミニ(1~3t) | 100~400万円 | 下水・住宅基礎、外構・造園など |
| 小型(3~5t未満) | 200~400万円以上 | パワーがあり、小規模な土木工事向け |
上記の価格はあくまで一般的な相場であり、販売店や機械の状態により変動します。
小型ユンボ(ミニ)の中古価格は、概ね50万円~300万円程度の範囲で推移しており、年式、稼働時間(アワーメーター)、メンテナンス状況が価格に大きく影響します。
農業用や狭小地での需要が安定しているため、新車購入から5年以内は高いリセールバリューを維持しやすい傾向です。
※2026年2月トクワールド調べ
今後の市場予測
また、ICT搭載機のスマート建機の中古市場も拡大しており、以下の2点について解説します。
需要は堅調に推移
この中でも、ユンボ(油圧ショベル)は最も大きなシェアを占めています。国内インフラの老朽化対応が急務となっており、道路、橋、河川、防災インフラの修復・保全工事が拡大しているためです。
中古ユンボでは小型の需要も堅調で、狭小地・住宅地の土木工事に最適なことから、職人や小規模工事業者の実需が非常に根強く存在します。新車価格の高騰により、中古導入やレンタルニーズが高まり、安定した需要につながっています。
スマート建機の需要
国土交通省が推進する「i-Construction」にも対応しており、深刻な人手不足と労働環境改善が課題である建設業界において、将来的に高い成長性が期待されている分野です。
これまで大型現場に限られていた導入が、小型建機への展開や後付け可能なICTキットの普及により、中小事業場へと拡大しています。
スマート建機の中古市場は、新品の高コストや人手不足を背景に需要が急速に拡大しており、2025年以降はスマートシティプロジェクトの推進などにより、高機能な中古機械の取引がさらに活発化する見込みです。
小型ユンボの主なメーカーの特徴
特にコマツ、ヤンマー、日立建機、クボタの高年式・良質な機械は人気が高く、争奪戦となる傾向にあります。以下は、主要4メーカーの特徴の紹介です。
コマツ(Komatsu)
部品供給・整備体制が圧倒的で、全国にサービス拠点があるため入手が早く、古い型式でも部品供給が続くのも強みの一つです。
中古市場での流通量が多く、選択肢が豊富で相場も安定していますが、同クラスで他メーカーのユンボよりも価格は高めとなっています。
ヤンマー(Yanmar)
ヤンマーはもともとディーゼルエンジンのメーカーなので、燃費の良さや安定したトルク、排ガス規制対応エンジン搭載など環境性能と効率とが両立している点が強みです。
他メーカーに比べると、「豪華機能」「最新装備」は控えめで、シンプルで実用重視という評価があります。
日立建機(Hitachi Construction Machinery)
小型~中型だけでなく、大型機まで幅広い製品を提供しており、近年ではICT(スマート機能)搭載モデルも豊富です。
ハイブリッドモデルや低燃費設計、排出ガス規制対応エンジンなど、燃料効率と環境配慮の取り組みも進んでいます。
クボタ(Kubota)
長年にわたりミニユンボを作り続けてきた経験を、エンジンや油圧部の信頼性、丈夫で壊れにくい構造、整備しやすい設計などタフな現場でも耐える機体に結実させています。
従来は主にミニユンボ中心でしたが、住友建機からのOEMによる14tクラス油圧ショベルの供給の開始を予定しています。
まとめ
候補となる機体をある程度絞り込んだら、実車確認や試運転も必ず行いましょう。また、契約前には保証内容やアフターサービスについて書面で確認し、手元に残すようにしてください。
機体状態チェック時は、詳細なチェックリストを用意することはもちろん、可能であれば経験のある整備士に同行してもらうと安心です。










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