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軽トラに乗せられるユンボについて。【中古や軽トラ購入の注意点についても解説】

ユンボ

2022/06/13

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軽トラに乗せられるユンボについて。【中古や軽トラ購入の注意点についても解説】

農業で活躍する軽トラとユンボ

大量の土を掘削でき、軟弱な土壌でも走行することが可能なクローラーを備えたユンボと、小型ながら沢山の荷物を積載できて舗装されてない農道や林道も駆け抜ける軽トラックは農家にとってはトラクターと並ぶほど需要が高い装備です。

例えば、畑作りの工程で「天地返し」というものがありますが、文字通り天と地をひっくり返すように畑の表面土と深層土を入れ替える作業で土壌改良の一法です。

同じ土壌で作物を長く栽培していると、表面層の土は養分不足や微量元素の欠乏などで生育に支障が及ぶだけではなく土壌の悪化が進行して大変なことになります。

そうならないために、普段の耕運機やトラクターによる耕運作業で堆肥や肥料が混ぜられている「作土」と、肥料が混ざってない下層の「心土」とをスコップを使って入れ替えることで、深層に眠っている土を表面層に露出させ新たな作土として利用するので、連作被害を回避することができます。

根の深い根菜や芋類を栽培しているプロの農家はユンボを使った大掛かりな作業を行うので自前の機械とトラックを揃えている方も多いです。

稲作のシーンでは、代かき前に田んぼを水平にするために「土引き」を行いますが、ユンボの整地能力が最大限に生かされる作業でしょう。

水平ではないでこぼこな田んぼに水を張ってしまうと、地面が高い場所には雑草が生えやすく、地面が低いと苗が水没してしまい成長が遅れるか、苗がダメになることが起こります。

雑草管理が大変になるばかりではなく稲の成長や収穫量にも影響するので、田んぼは地面と水面の高さを均一にする必要があります。

法面バケットの微妙な角度を調整し、前後移動で土が高い地面から低い場所へ引っ張っていくのですが、ベテラン作業員は短時間で作業できます。

軽トラは、軽自動車ながら十分な耐久性、積載力と4WDによる不整地走破性を持ち合わせています。田舎では当たり前のように目にしますが、都会では逆に目立ちます。

軽トラはちょっとした荷物の移動や農家では野菜や道具の搬送にも重宝され、農林業だけではなく荷物を運ぶ仕事にも需要が高い車です。

商業車としてのイメージが強い軽トラですが、近年ではキャンプの再流行もあり、軽トラでキャンプを行う「軽キャン」という言葉が生まれるほど、趣味での利用やアクティブレジャーで人気が高まっています。

軽トラキャンプは軽トラックの荷台をカスタムして居住空間にするスタイルのキャンプです。

キャンピングカーなどを購入するよりも安価で、毎回テントの組み立てと撤収を行う手間も省けます。

軽トラは北米を中心とした海外でも人気が高く、日本滞在経験のある海外の方が軽トラの魅力を知ったのがきっかけで、日本からの輸入や取引もされているそうです。

アメリカは道路も土地も広いため大型の車両が多い傾向にあり、軽トラという車は珍しいようです。

その小回り性能や積載能力はゴルフコースや私有地などでカートのように使われ、パワフルで丈夫な部分も高い人気の理由になっています。

また、カスタムベースとしてリフトアップが流行しているようで街中でもかっこいい塗装やカスタムの軽トラを見かけることが増えました。

一昔前の軽トラ=田舎臭い、ダサいといったイメージは薄れてきているようです。

土木や建築現場でもお馴染みユンボ(バックホー)

整地、運搬、積み込み作業が多発する工事現場でユンボが活躍しています。軽トラも資材や機械の運搬で使われ、仕事用の車として個人所有する職人さんもいます。

建設現場、農林業、運送業のみならず趣味としても幅広い分野で利用される軽トラ。その魅力は、クロカン4WD車と同じ構造の強靭なラダーフレームによる悪路走破性と耐久性、十分な積載能力といった性能面が挙げられます。

未舗装の農道や林道はもちろん雪道にも強く、作物の収穫時は柔らかい土の畑にそのまま軽トラを乗り入れることもできます。

車体が小さいので住宅街や山道の狭路も通ることができ小回り性能の高いです。

そして、軽自動車に分類されるので自動車税や車検代が安いのもメリットのひとつ。

自動車税だけで言えばバイクと変わらない金額、さらに燃費もよく月々のガソリン代があまりかからないという維持費上の利点があります。

しかし、荷台に面積を取られているので、軽トラの車内はどうしても窮屈になってしまします。

乗員も2名で、運転席も狭いうえに基本的にはリクライニング機能がない直角の硬いシートです。お世辞にも乗り心地はいいとは言えません。

長距離ドライブに適さないという部分を除けば、運搬や引っ越しなど日常的な場面での活用性もあるので利点が多い車と言えるでしょう。

あらゆる場面において万能な軽トラですが、積載重量については道路交通法で350kgまでと定められており、重量を超過して公道を走行すると過積載として警察に止められてしまうことがあります。

そのため中には軽トラに積載することを想定した機械や車載用仮設トイレなどの商品が多く開発されています。
(例トラクター、仮設トイレ)

軽トラにユンボは積載可能か?

軽トラの荷台に積む貨物のサイズ、重量は安全のため道路交通法によって、長さが「車両の長さ+車両の長さの10%を超えたものを含まない」、高さが「地面から2.500mまで」、幅が「車両の幅を超えない」と定められています。

最大積載量は350kgですので他の軽自動車と比べると、たくさんの荷物を運ぶことができます。

田舎では軽トラで一袋20kgの肥料を50袋くらい積載していたり、高く稲俵を積み上げて走行している姿を見ますが、ブレーキやカーブが効かなくなるので危険です。

道路交通法が適用されるのは公道の場合で個人の敷地である場所は適用外ですが、荷重積載による事故も発生しているので、敷地内走行だとしても過積載は避けたほうがいいです。

結論は、道路交通法の定める範囲の「積載寸法」「積載重量」のユンボであれば軽トラにも積載可能ということになります。

軽トラックに積載できるミニユンボ(ミニバックホー)

軽トラにユンボを積載できるかどうかは、機械の重量による部分が多くを占めます。

高さと長さに関しては、ミニユンボを乗せる分にはまったく問題がないのですが、350kgを超えるユンボですと積載することはできません。

注意しなければいけないのが、ユンボの機械総重量が道路交通法で定める重量の350kgとしても、バケットなどを含めたらそれを超えてしまう場合があります。

積み下ろしに必要なアユミ板や予備の燃料などを一緒に運ぶと積載量をオーバーしてしまうので、軽トラに積載できるユンボの重量は最高でも340kgを基準に考えると良いでしょう。

ミニユンボの中でも小型で、軽トラに積載可能な重量300kgクラスのユンボもメーカーから開発されています。

その小ささからマイクロユンボやマイクロショベルとも呼ばれ、通常のユンボよりもコンパクトで使い勝手が良さそうですが、他の重機と同様に免許と資格がなければ私有地以外での運転はできませんのでご注意ください。
しかし、軽トラに積載可能な重量350kg以下のマイクロユンボを製造しているのは現在コマツのみで、世界最小級のミニショベルと言われる「PC01-1 マイクロショベル」が該当します。

コマツPC01-1 マイクロショベルの機械質量は300kgで、これは機械の質量にプラスして水やオイルといった油脂類や燃料も満タンにした質量、そして作業に必要な作業装置、装備、付属工具の質量を含んだものです。

つまり運転や作業ができる状態での重さということです。

バケット容量は0.008m3で、定格出力は2.6kwとなっています。
重量的にも軽トラでの運搬が可能な規格になっており、ミニマムなボディでも建機並みのパワーと、全幅580mmというコンパクトさで、塀と民家の間などの狭い場所や細かい作業も可能です。

乗り心地もまるでスクーター感覚で、全旋回とブームスイング式で溝掘作業も簡単で行えるほか、埋め戻しや整地作業もできるブレードを装備しているなど、ユンボとしては必要な性能を備えています。

新車価格は150万円程で、中古で約80〜100万円くらいが相場です。(2024年10月現在 トクワールド調べ)

かつてはコベルコのSSシリーズやヤンマーのてんとう虫など、各メーカーからコンパクトで軽トラの積載重量をクリアしているマイクロユンボの生産がされていました。

数十年前に生産が終了した重量340kgのコベルコSS1はかなり古い機械ですが、今でも人気があります。

ちなみにSS1よりもさらに小型なSS2/1というのも存在します。

中古のマイクロユンボを購入する際の注意ですが、先ほど紹介したコマツPC01-1以外の機械は既に生産が終了していることもあり、専用部品も当然ながら在庫がありません。

年式が古い中古マイクロユンボは、修理の際は代替えできるパーツを流用するなどの工夫や施工が必要かと思います。

SS1の場合は、コベルコ営業所によると汎用部品があり、取扱説明書もコピーなら提供していただけるようです。

300kgほどの超小型ミニショベルでしたら、庭で畑やガーデニング、造園をやっている家庭での需要も高いです。

軽トラを中古購入する際のメリット・選ぶ際の注意点

軽トラの購入を考えた際、新車と中古車のどちらがいいでしょう。

新車の軽トラは普通乗用車のように割引キャンペーンの対象になることが少ないため価格が高くなりがちです。さらに受注生産なので納車まで時間がかかります。

新車購入だと自分好みのメーカーオプションが付けられたり、耐用年数が長い点がメリットですが、乗り方や整備状況にもよって車の寿命は異なるので、中古車でも長く使用できる車もあります。

低価格で買い求めることが中古車の最大なメリットです。しかし、車体の整備状況によって購入時の状態に違いがあるので、信頼できる中古車販売店で購入するすることがおすすめです。

軽トラは本来、悪路などでの運搬を目的として製造されているので、すぐ故障しないように装備や構造はシンプルな作りになっていることが多いです。

そのため加工がしやすく軽トラのカスタムパーツなども多くあるので、購入後に外装やボディーカラーを変更するなど、自分好みにカスタムできます。

中古車で購入すれば初期費用が安く済み、その分カスタムにお金をかけることができます。

車体をカスタムする前提なら中古車で安く購入するというのもひとつの選択肢になります。

軽トラックの選び方

一見どれも同じように見える軽トラックですが、用途により選ぶ際のポイントがたくさんあります。

例えば駆動方式で言うと、農業や林業、工事などで日常的に悪路を走ることが多いのであれば4WDがおすすめです。

舗装されていない田舎道や田んぼの畦道、坂の多い道でも滑りにくく安定した走行ができ、パワフルな走破性により、柔らかい土の上や雪道でもある程度でしたら走行可能です。

4WDの軽トラックは、2WDと切り替えができることができる「パートタイム4WD」という機能を搭載している車両がほとんどです。しかし、車体価格が上がり、2WDと比べると若干ですが燃費の悪いことがあります。

悪路を走るならMT車一択ですが、多くの軽トラックはMT車仕様です。

AT車と比べると価格が安いだけではなく、ぬかるんだ道や坂道などの走行環境やハードな走り方をするのであれば、状況に応じたギア選択をすることで効率の良い運転をすることができます。

軽トラックの所有や悪路運転をするような仕事の場合はMT免許の取得を視野に入れた方がいいと思います。

舗装路面を走ることが多いのならば低燃費でハンドリングも快適な2WDタイプがおすすめです。

2WD車の場合は、FR(フロントエンジンリアドライブ)とMR(ミッドシップエンジンリアドライブ)があり、ほとんどの軽トラではFR方式が採用されています。

普通自動車は主にFF仕様といわれる前輪が駆動するタイプですが、トラックや軽バンは基本的にFRという後輪駆動になっています。

これは、荷台のスペースを確保するために運転席の下にエンジンスペースを設けていることや、荷台に荷物を乗せて走ることがあらかじめ想定されているため、その重量がかかる後輪タイヤを駆動させることによって、より地面との摩擦力を高めていることが理由です。

さらにFFよりも小回りが効きやすく、雪道にも強いというメリットがあります。

MR駆動方式の軽トラは珍しいですが、FRとの大きな違いはエンジンが後部付近にあること。

そのため、ウエイトバランスがほぼ中心に集まるので、前輪と後輪の役割分担が行われ効率的かつ、特定のタイヤが過度に摩耗しないといった特徴があります。

車体前部にエンジンを載せているFRと比べ運動性能やコントロール性が良いので、カーブもスムーズに曲がれます。

MRを採用している軽トラは、静寂性の高さや車体後部に重量物であるエンジンが搭載されているので、空荷でも後輪に摩擦がかかりやすく安定した走行ができるというのもメリット。

デメリットとしては車内の居住性やトランクが狭くなってしまうこと、整備性の悪さがネックです。

MRは主にスポーツカーを中心に採用されていることもあり、高い運動性能を誇ることから細くてカーブが多い道などでその走行性能を発揮するでしょう。

比較的、長距離や馬力を必要とした運転をしないという方はAT車、またはAGS車という選択も良いです。

MT車のようにクラッチやシフトレバーの操作の必要がないので、運転に自信がない方や長距離などを楽に運転したい方におすすめです。

最近では、低燃費でMT車に近い性能を発揮できる4速タイプのAT車や、5MTをベースにクラッチやシフト操作を自動でおこなってくれるというAGSというタイプも登場しています。

MT車の性能が欲しいけどAT限定の免許しか持ってないので運転できないという方は是非チェックしてみてください。

軽トラ選びの際は荷台の乗せやすさや、広さにも確認してください。

荷物の積み下ろしが多い使用であれば、なるべく荷台が長く、低いものが理想です。

どれも同じように思えますが、わずかな差が積み下ろし作業のしやすさに影響するので、実物を見て判断してからの購入をおすすめします。

また、荷物を縛着する際にロープをかけるフックがついているタイプであると便利です。

まとめ

軽トラに乗せられるユンボ|まとめ
工事現場のみならず、農業を始めとしたあらゆる場面でユンボや軽トラが活躍しているのがわかったかと思います。

特に軽トラに積載できるユンボについて、法令面や重量について解説しました。

軽トラに積載可能なユンボは、コマツのマイクロショベルが現在で唯一製造している機械となっていますが、中古市場には積載可能な機械が多く出店されているという結果です。

軽トラに積載できるユンボのことについて参考になれば幸いです。
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    #ユンボ#免許#レンタル#バックホウ

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油圧ホースはいつまでも長く使える部品ではなく、車のタイヤと同じように2年〜5年で必ず交換時期が来てしまう消耗品ということを理解しましょう。 使用条件にもよりますが、油圧ホースは作業機部の外部に露出しているため劣化以外にも、操作ミスで破損させてしまうこともあります。 また、柔軟性ゆえに継続的に使用していると擦れ・折れ・ねじれ等の損傷を受けて破損する場合も多いです。 油圧ホースの交換を怠っているとパンクや油漏れは必ず起こるので、日々の点検でホースの状態を確認しましょう。 油圧ホースが劣化、破損する要因は以下のケースが挙げられます。 外気または酸化による熱劣化 機械を長時間にわたり稼働させていると、油の摩擦熱や機械自体の熱を吸収し、油圧ホースを流れている作動油の温度が高くなります。 内側からのゴム劣化又は内面チューブ劣化 油圧ホース内側のチューブが作動油の熱により劣化し、硬化するなどして破損することが原因になります。 外面チューブ劣化 太陽の紫外線や雨、寒暖などの過酷な外気の影響を受けて、外面チューブの劣化が発生します。 油圧ホースの外傷 重機の操作ミスにより作業時に木や鉄骨、コンクリート破片が倒れるなどホースへの接触、引っ掛けてしまったときに破損する場合もあります。 ねじれ 油圧ホースの修理交換で取り付けの際に、ホースがねじれてしまうと破損や油漏れの原因になってしまいます。 擦れ 機械の振動や、油の流れた際にホースが伸縮して動くことによって、ホース同士やフレームに擦れて破損する。 ピンホール 油圧ホースに針で刺したような穴が空くこと。 油圧ホースや作動油に混入した異物や、無理な配管によってホース内の補強層(ワイヤー)が崩れた際に発生しやすい。 ホースには最小のまげ半径があるので、ホース取り付け時は数値を確認すること。 ワイヤー切れ(補強層) 断裂 補強層同士の擦れ、外傷に夜油圧ホースの潰れによってワイヤーが切れ、圧に耐えられず破裂します。 外面チューブの劣化によるヒビ割れや外傷等で、めくれた部分から補強層に水が入って発生する侵食、サビでワイヤが切れてしまいます。 上記の表を参考にしながら、油圧ホースの日常点検に活かしてください。 油圧ホースの寿命は2、3年と言われているので交換時期がやってきたら破損の有無に限らず交換してしまうべきでしょう。 作業中にホースが破損した際はどうするべきでしょうかユンボの排土板を下げ、腕(アーム)を伸ばしてバケットを地面に置いたままの姿勢で直ちに機械のエンジンを止めてください 油圧がかかった状態ですと作動油が吹き出し続けます。 油漏れ時は、エンジンを止めた後も作動油で周囲を汚さないように垂れてくる作動油をバケツで受け止めるなどの処置が必要です。 現場が坂になっている場合はそれ以上下に流れないように土留をしたり、土やアスファルトなどの地面に染み込まないように吸着マットや砂を撒いて油を吸収します。 間違えた応急処置として、エンジンを切っていても高圧な油が飛び出すことがあるので、破損部をビニールテープやウエスで抑えて作業を続けてはいけません。 作動油は人体には有害で、目に入ると最悪失明してしまうこともあります。 それと、自分でホースを交換する際によく勘違いされるのが、油圧ホースはホームセンターなどで専用部品が売っているわけではないということです。 現物を持ってお店へ行っても同じものはほぼありません。 そのため、同じものを作ってもらうか取り寄せてもらう必要があります。 油圧ホースの交換知識や経験がない方は、ホース破損と作動油が漏れた時点でお近くの整備業者やサポートに電話しましょう。 油圧ホース脱着ですが、コツがいる上に使用している金具なども機械によって異なるので簡単ではありません。 油圧ホースの交換手順 1.作動油が目に入らないように保護メガネやゴーグルの着用、軍手を着けます。 2.ホースを外す際は安全のために必ず配管内部の圧力、油圧がかかっていない、アタッチメントが落下しない状態で行ってください。 3.きちんとサイズのあった工具を使用しないと機械を壊してしまうので、専用の整備工具は事前に揃えておきましょう。 4.金具は締め込むことで密着させ漏れを防いでいます。 5.経年劣化で金具が食い付いていたり、青錆で固着している場合がほとんどなので、肉厚で長いスパナを2個使用して回すとうまくいきます。 6.作動油吹き出しの危険があるため、配管を緩めたら手前に揺すって内圧がかかって無いことを確認してから外しましょう。 7.破損したホースを外したら、パイプ内に埃などの不純物が入らないようにビニールをかぶせます。 8.外したホースを建設機械専門の修理店に持っていき同じものを作ってもらいます。 9.新品ホースを取り付けた後は作動油の量を確認して、減った分の補充を忘れずに行いましょう。 10最後はエンジンをかけて交換した部分のシリンダーを数回伸縮させエア抜きを行います。 壊れた油圧ホースの交換はパンク修理のような感覚ではできません。 危険や工具、専門知識伴う作業のため、よくわからない初心者は修理サポート等の専門業者が行っている主張修理をお勧めします。 確かに自分で直せば部品代しか費用はかかりません。 しかし、下手に修理したことで機械事態を壊してしまうことや、油漏れ拡大による二次被害、怪我や事故などで事態が悪化することは一番避けたいはずです。 余計なコストと時間がかかることで、大幅に作業が止まり1日を棒に振ることになりかねないでしょう。 熟練のスタッフに依頼すれば油圧機器や油圧ホースにも詳しく、ホースの種類やサイズ、接続部分の金具についても的確に判断し、その現場で短い所要時間で修理してくれます。 破損状況にもよるので一概には言えませんが、修理の費用は1本あたり4000円以上で交換が必要な場合は1万円以上という具合にはなると思います。 油圧ホースは寒暖や雨、直射日光などの環境変化によって劣化が早まるので機械を保護するためにも、屋外にさらさず屋根のある駐車場所で管理するのが推奨されます。 油圧ポンプの不具合や交換にかかる費用 油圧ポンプの圧力が上がらない時や機械の動力が低下している、異音が聞こえるなどの場合、故障のひとつとして油圧ポンプの異常が疑われます。 原因としては、油圧ポンプ内部で油漏れやエアーの吸い込み発生している可能性があります。 油圧ポンプの圧力が上がらない時は油漏れがないか確認しましょう。 ポンプ自体が寿命を迎えていることもあるので場合によっては、油圧ポンプの交換が必要です。 油圧ポンプからの異音は、吸入側継手がゆるんでいるか、作動油不足でエアーを吸い込んでいる可能性があります。 継手部を巻締、または作動油の給油を行ってください。 機械の作動力低下、走行力不足はフィルタの目詰まりやモーター、エンジンに問題なければ、油圧ポンプ摩耗等による機能低下が疑われます。 この場合は油圧ポンプを交換する必要があるでしょう。 重機の不具合や故障は専門知識が充分でないと判断が難しいこともあり、油圧ポンプの異常が疑われても別の部分の異常ということもあります。 やはり、分解や交換を伴う行為は一般整備の範囲を超える作業なので、専門業者や整備士に診てもらうのが一番でしょう。 油圧ポンプの故障は、日常点検で防げます こういった油圧ポンプの故障は、日常点検を欠かさずに行っていれば発生することは限りなく低いです。 なぜなら油圧ポンプの故障はポンプ自体の問題より、作動油の劣化や不純物、フィルターの汚れにより引き起こされるケースが多いからです。 汚れた作動油及びフィルタを使い続けていると油圧ポンプや油圧装置に重大なダメージを与えてしまいます。 また、作動油タンク上部に取り付けられているエアブリーザ内のフィルタも定期交換部品です。 エアブリーザの目詰まりは作動油タンクの変形や油圧ポンプの破損にもつながるので定期的に交換しましょう。 ポンプ自体は高額なので交換となりますと新品で300.000円以上、中古部品でも100.000円以上の値段がします。 油圧装置の長所は、機械や電力を動力とするものに比べて小型の装置にできることや振動が少なく動きがスムーズなこと。 過酷な環境で使うことができること、ベンの取り付けや、電気と組み合わせることで、制御が簡単にできる。 遠隔操作が可能なことなど多数のメリットもありますが、同じくらい致命的な短所もあります。 油圧装置のデメリットは、ゴミやサビに弱く、油漏れ対策が必要なこと。 稼働させるための油が可燃性のため配慮が必要で、油の温度変化にも気を使わなければなりません。 油圧装置は、比較的小型の機械で大きな力を生み出すことができるため、建設機械や自動車など幅広く利用されています。 しかし、扱いと管理、修理が難しいことやホースなどの消耗品であるホースや配管部品の取り替えが容易ではないため面倒なことから、扱える人は限られてきます。 そのため、エアコンが壊れたら専門の修理業者を呼ぶように、ユンボの修理も修理サービスや業者に任せるのが一番でしょう。 油圧ポンプとホースの修理・交換|まとめ 油圧装置のことにも触れながら油圧ホースと油圧ポンプの役割、そして考えられる故障の原因、修理・交換について説明しました。 大切なのは破損する前に交換することなので、点検をしっかり行うことが重要なことを説明しましたが、油圧ホースや部品の劣化は外から見ても判断しづらいこともあります。 そのため、故障や不具合をゼロにするというのは難しいです。 重機は維持費がかかるために修理やメンテナンスコストの軽減を優先してしまいがちなオーナーもいらっしゃることでしょう。 しかし機械の運転はしているものの修理知識や経験も乏しい人が、重機を直すなど無謀な話です。 前述した通り、油圧関係の修理などは専門知識を得た整備士が担当する領域になります。 下手に手を出した挙句損傷を悪化させて時間の浪費と余計なコストまで支払う結果になっては目も当てられません。 根拠のある充分な自信を持たない方は、修理不良による事故を防ぐためにも早急に建機専門の会社、サポートに修理を要請するべきでしょう。 故障した後の二次被害は一番お金がかかるので、修理コストを考えるなら点検とメンテナンス、早急な修理依頼をする方が賢明なのです。 特にオイル周り、油圧装置のトラブルは厄介な上に深刻な問題に繋がりやすいことを覚えておきましょう。 間違った処置をすれば正常な他の部品を駄目にしてしまい、ユンボが使い物にならなくなるだけではなく、大幅な作業中断や工期延期という悲惨な結果になることも。 整備士や会社によっては一度修理を引き受けた後に、自分でもある程度の修理ができるようお客さんへの指導をしてくれます。 近場の会社やサポートと面識や信頼関係があれば、急なトラブルもすぐに対応してもらいやすく、重機の修理やメンテナンスに関することも気軽に相談できることでしょう。 機械によって使用部品や修理方法など異なる部分もあるので、一番はメーカーや整備士から油圧ホースの交換方法などについて直接のレクチャーを受けること。 そして、破損などの緊急時用に予備の油圧ホースを作ってもらい専用工具と一緒に備えておくというのもひとつの手です。 ←高品質な【中古ユンボ】なら重機の専門店トクワールドにお任せ下さい!

    2022/05/17

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    ユンボ

    バックホーは中古がお得!サイズや型式の見方と必要な資格の取得方法も解説

    目次 バックホーもユンボも油圧ショベルのこと? バックホーのサイズを見分ける方法と呼び方 運転に必要な資格は機体重量で変わる バックホーで公道を走るなら運転免許も必要 バックホーの中古価格のサイズ別の相場は? まとめ|バックホーは中古がお得! 建設業で働き始めたとき、戸惑ったのが油圧ショベルの呼び方でした。ユンボと呼ぶ人もいれば、バックホーと呼ぶ人もいたからです。 今振り返ってみると、現場作業に携わっている、メーカーやレンタル業者、官庁関係で働いているなど職種によって違っていたようです。複数の呼び方がある理由が分かるまで、何か違いがあるのだろうと必要以上に細部まで眺めていたのを覚えています。 もう一つ先輩たちの会話を聞いていて戸惑ったのが、バックホーのサイズについてです。「この現場、コンマ2でいけるだろう?」「いや、コンマ3が必要だな」というのが、バックホーのサイズについてのやり取りだというのが分かりませんでした。 建設機械は本当に身近なものなので、今さら誰にも聞けないという思いがあったのを記憶しています。 この記事では、油圧ショベルの呼び方が違う理由やサイズの見方、運転するのに必要な資格や免許、中古価格について紹介しますので参考にしてください。 バックホーもユンボも油圧ショベルのこと? 結論から言うと、バックホーもユンボも同じものです。油圧を利用してショベルを動かし作業する建設機械です。 ここではまず油圧ショベルについておさらいし、どのような経緯で複数の呼び方があるのか、またどのように使い分けされているかについて紹介します。 油圧ショベルとは 油圧ショベルは、土砂の掘削や積込みなどの土木作業で使われることが多いです。 ショベル(バケット)部分をさまざまなアタッチメントに交換することで、作業できる範囲を大幅に広げることもできます。 得意とする作業は、土砂の掘削や積込み、解体工事での破砕や選別、造成工事の整地や法面の整備などです。さらに林業や農業でも、さまざまな作業で利用されています。 油圧ショベルの油圧とは、加圧した油を大きなエネルギーとして伝達する技術です。 まずエンジンによって油圧ポンプを稼働させ圧油を送りだします。圧油はコントロールバルブによって、油圧モーター(走行・旋回)や油圧シリンダー(作業)に送り込まれます。 そして油圧シリンダーから受ける強力なエネルギーによって、ブーム、アーム、ショベルを動かして作業するのです。 油圧ショベルのサイズは、ミニショベルと呼ばれるバケット容量が0.25立米以内のもから、大型ショベルの10立米以上のものまでさまざまです。 また機体の作業範囲によって、標準機、後方小旋回機、超小旋回機などの仕様の違いがあります。 油圧ショベルは、建設業はもとより林業や農業においても、作業の効率化や省力化に欠かすことができない重機です。 バックホー・ユンボは通称名 バックホーとかユンボというのは、油圧ショベルの通称名です。油圧ショベルという名称は、社団法人日本建設機械工業会が統一名称として提唱しています。 バックホーはバックホウとも表記され、日本国内の行政機関などでよく使われています。バックホーとは、back(後ろ)とhoe(くわ)を合わせた造語です。 ユンボは元々、フランスの建機メーカーSICM(シカム)社が製造した建設機械の商品名です。それを技術提携していた新三菱重工(現・三菱重工業)が国内販売するときに、ユンボという名称をそのまま使用したのです。 性能が高く汎用性もあるユンボは、建設業界を中心に大ヒット商品になり、油圧ショベルの代名詞のような存在になりました。現在では、建機レンタルの「レンタルのニッケン」の登録商標となっています。 似た呼び名のパワーショベルは、コマツが販売していた油圧ショベルの商品名です。この他、ショベルカーとかドラグショベルと呼ばれることもあります。 バックホーのサイズを見分ける方法と呼び方 バックホーとかユンボと呼ばれている油圧ショベルのサイズ(目安)は、機体に表記された型式を見れば判断できるようになっています。業界初心者の方も、簡単に見分けることができるものです。 機体に表記されている数字には、各メーカー共通で分かることと、各メーカーがそれぞれ独自で設定しているものとがあります。ここでは、その2つについて紹介しますので参考にしてください。 各メーカー共通でサイズが分かる バックホーのサイズ(目安)は、機体側面に表記された型番で確認できます。以下の画像の赤丸で囲んだ部分です。 PC200のPCはコマツ独自の型式番号、数字の200はサイズを現していて各メーカー共通です。以下に目安となるサイズを表にしました。 バックホーのサイズ(目安)の見分け方 型番にある数字 ショベル容量(立米) 呼び方(クラス) 機体重量(トン) 30 0.1 コンマイチ 3 60 0.2 コンマニ 6 120 0.4 コンマヨン 12 200 0.7 コンマナナ 20 上記はあくまで目安となります。 覚えておいてほしいのは、型番にある数字はバケット容量や機体重量と関連しているということと、バケット容量(目安)に応じてコンマ1とかコンマ2という呼び方をしているということです。 コンマ1とか2というのは、あくまで一般的な便宜上のクラス分けであり、会社によってはショベル容量の0.25、0.45、0.7というようなクラス分けをしているケースもあります。 機体にある英字のメーカーごとの意味 建設機械の機体には、メーカーが英数字の記号で商品型番を表記しています。たとえばコマツであれば、「PC78US」のようにです。 機体表記の型番を見ると、どこのメーカーの建設機械でどういう仕様なのか概要が分かるようになっています。 ただ、この記号はメーカーごとに独自の意味があるので注意が必要です。主要メーカー―の型番記号にについてまとめましたので参考にしてください。 コマツ 記号 意味 PC コマツ独自の商品記号 HB ハイブリッド UU 超小旋回型 US、MR 後方超小旋回型 LC ロングクローラー N1、E、EO モデル・シリーズ名 日立建機 記号 意味 UH、EX、ZX 日立独自の商品記号 ZH ハイブリッド US 後方小旋回型 UR 超小旋回型 K 解体仕様 LC ロングクローラー A、B モデル・シリーズ名 キャタピラージャパン 記号 意味 3、0 CAT油圧ショベルの商品記号 CR 後方小旋回型 SR オフセットブーム UR 超小旋回型 L ロングクローラー B、C、D モデルチェンジで英字が進む U、RR 標準機で後ろが短い コベルコ 記号 意味 SK コベルコ独自の商品記号 UR 超小旋回型 SR 後方小旋回型 LC ロングクローラー 1E、1ES モデル・シリーズ名 運転に必要な資格は機体重量で変わる バックホーは、建設機械の中の車両系建設機械に分類され、労働安全衛生法で次のように定義されています。 「動力を用い、かつ、不特定の場所に自走できるもの」 ここでは車両建設機械の種類と運転するために必要となる資格の取得方法について紹介します。 車両系建設機械の種類 車両系建設機械の種類をまとめました。 整地・運搬・積込み用機械ブルドーザー、モーターグレーダー、トラクターショベル、ずり積機、スクレーパー、スクレープドーザー 掘削用機械バックホー、ドラグショベル、ドラグライン、クラムシェル、バケット掘削機、トレンチャー 基礎工事用機械杭打機、杭抜き機、アースドリル、リバースサーキュレーションドリル、せん孔機(チューピングマシンを有するものに限る)、アースオーガー、ペーパードレーンマシン 締固め用機械ローラー コンクリート打設機械コンクリートポンプ車 解体用機械ブレーカー、鉄骨裁断機、コンクリート圧砕機、つかみ機 車両系建設機械は、運転技能講習の修了者でなければ運転業務に就くことはできません。 ただし機体重量が3トン未満であれば、「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」修了者は運転業務に就くことができます。 次章からは、車両系建設機械の運転業務の資格取得について説明します。 重量3トン以上は車両系建設機械運転技能講習 重量3トン以上の車両系建設機械は、種類ごとに運転技能講習を修了することが義務づけられています。 運転技能講習は各都道府県の登録教習機関で実施されていて、自分の住む地域の登録教習機関は、厚生労働省HPの「登録教習機関一覧」で簡単に確認できます。 厚生労働省|登録教習機関一覧 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/anzeneisei05.html 教習機関への受講申し込み手続きは、インターネットでもできますが、まずは電話で申込み方法や受講の流れを確認しておくと安心です。 運転技能講習の講習時間は、現在保有している資格や実務経験で違ってきます。一例として、愛知県の登録教習機関である「コマツ教習所 愛知センタ」の技能講習を参考に紹介します。 講習時間 受講料(税込) テキスト代含む 現在保有している資格及び実務経験 14時間 45,000円 ・大型特殊免許所有者又は、不整地運搬車運転技能講習修了者 ・普通、準中型、中型、大型免許を有し、小型車両系建設機械(整地等)特別教育修了後、機体質量が3t未満の車両系建設機械の業務経験が3ヶ月以上ある方 (特別教育修了証のコピー貼付、事業主経験証明必要、特自検点検表添付) 18時間 54,000円 ・小型車両系建設機械(整地等)特別教育修了後、機体質量が3t未満の車両系建設機械の業務経験が6ヶ月以上ある方 (特別教育修了証のコピー貼付、事業主経験証明必要、特自検点検表添付) 38時間 104,000円 ・上記のいずれにも該当しない方 講習時間と受講料は、14時間(2日)、18時間(3日)、38時間(5日)の3つのコースで行われています。自分がどのコースを受ければいいか不安がある方は事前に確認しておきましょう。 またコースや受講料は、地域や教習機関で若干違うことがありますので、必ず申込先教習機関に確認してください。 重量3トン未満は小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育 特別教育は、本来事業者が主体となって実施して、業務に就く作業者に教育しなければならないものです。しかし実際は、事業者の代わりに各登録教習機関で教育を受けることがほとんどです。 登録教習機関では、規定の教育を修了した受講者に各機関所定の修了書を交付します。 受講要件というものは特に無く、学科は7時間、実技は6時間を目安に2日間かけて実施されることが多いです。 受講料は、前述の「コマツ教習所 愛知センタ」を例にとると、テキスト代を含み消費税込みで17,000円です。ただ、実際に受講申し込みを行う登録教習機関に、事前に問い合わせしてみることをおすすめします。 バックホーで公道を走るなら運転免許も必要 バックホーは、土木や建設の現場内での作業や移動がほとんどです。ただ会社から現場、現場から新たな現場へと、公道を走って移動することが必要になる場合もあります。 そういうとき、バックホーをトレーラーや大型ダンプに積載して運搬する場合は必要ないのですが、公道を自走する場合は運転免許が必要になります。 自走するバックホーにはナンバープレートが必要です。またクローラー(キャタピラー)での公道走行は原則禁止されているため、タイヤ(ホイール式)で走るバックホーのみが公道を自走できます。 バックホーで公道を走るための免許は、自動車と同じく、バックホーの大きさ(車両総重量と最大積載量)で決まります。 以下にバックホーの大きさと必要な運転免許についてまとめました。 バックホーの大きさ 必要な運転免許 車両総重量5トン未満 最大積載量3トン未満 普通自動車免許 車両総重量5トン以上11トン未満 最大積載量6.5トン未満 中型自動車免許 車両総重量11トン以上 最大積載量6.5トン以上 大型自動車免許 必要な免許がなかったり、ナンバープレートなしのバックホーで公道を走ったりすると道路交通法違反で厳しく罰せられます。 バックホーの中古価格のサイズ別の相場は? バックホーの導入を検討するとき、まず気になるのが価格でしょう。サイズ別の相場を確認しておくことで価格交渉がしやすくなります。 バックホーは、中古で購入するのが一番お得です。新車の価格は数年で大幅に下がりますが、きちんと整備してある中古を選べば、新車と機能的には大きな差はありません。 ここでは中古建機販売会社とオークションで、中古価格の相場を紹介しますので参考にしてください。またレンタルで導入したときの価格についても付記しています。 一番お得な中古建機販売会社 建設機械のメーカーは、一般的に新車の価格を公表していないようです。理由は、売り先の会社との取引実績や使用する現場に合わせた仕様変更などで価格が変わってくることが多いからという理由になっています。 ただ少ない情報から新車価格の目安はつかむことができました。以下の表の金額を、現行の一般的な中古価格と比較してみてください。 新車価格の目安 ショベル容量(立米) コマツ(万円) 日立建機(万円) キャタピラー(万円)   新車 中古 新車 中古 新車 中古 0.14~0.16 490 85 500 100 640 125 0.2~0.22 660 180 670 190 750 210 0.4~0.5 1,050 410 890 390 1,020 420 0.65~0.7 1,780 580 1,610 560 1,700 650 中古の建設機械は、年式やアワーメーター、整備状況などにより価格は大きく変動します。あくまで目安の価格として捉えてください。 ネットのオークション 最近では建設機械のネットのオークションでの購入も一般的になりつつあります。なかでも取扱高ではヤフオクが一番でしょう。 ヤフオクでのサイズ別中古価格をまとめました。 ショベル容量(立米) ヤフオク価格(万円) 0.14~0.16 140 0.2~0.22 250 0.4~0.5 - 0.65~0.7 - ヤフオクでは、大きなサイズの出品(2023年5月現在)はありませんでした。 レンタルでの導入は? バックホーは複数あるのだが、予定外の工事が発生してどうしても足りなくなった、自社にあるバックホーは今の現場には大きすぎて使いにくいなどの場合、一時的にレンタルでの導入を検討されることもあるでしょう。 ここでは、バックホーをレンタルしたときの費用相場を紹介します。 商品名 レンタル料金(日額) 補償料(日額) 管理料(一括) ミニバックホー 重量1トンクラス 8,000円 500円 1,000円 ミニバックホー 重量1.5トンクラス 8,000円 500円 1,000円 ミニバックホー 重量2トンクラス 9,000円 500円 1,000円 ミニバックホー 重量3トンクラス 9,000円 500円 1,000円 バックホー バケット0.2立米クラス 11,000円 500円 2,000円 バックホー バケット0.25立米クラス 13,000円 700円 2,000円 バックホー バケット0.4立米クラス 15,000円 800円 2,500円 バックホー バケット0.7立米クラス 25,000円 1,000円 3,000円 上記表は日額ベースでの平均的単価ですが、月額での契約もあり、当然割安となります。 まとめ|バックホーは中古がお得! ここまでバックホーについて紹介してきました。 バックホーもユンボも油圧ショベル 複数の通称がある理由について バックホーのサイズの見分け方と呼び方 各メーカーの型番記号がもつ意味 運転に必要な資格は機体重量で変わる それぞれの資格の取得方法について 公道を走る場合に必要な免許について バックホーの中古化価格の相場 レンタルで導入する場合の相場 バックホーは建設工事の現場に欠かせないものであり、日常的に使用する建設機械ですが、改めて聞かれると即答することができないことがあるものです。 今さら誰にも聞けないようなことについて、この記事が少しでも参考になっていれば幸いです。 ←【中古ユンボ】を探すならトクワールド!

    2023/05/30

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