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【バックホウの基礎知識】バックホウとは?用途や各サイズの特徴、購入時のポイントを解説

ユンボ

2025/05/15

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【バックホウの基礎知識】バックホウとは?用途や各サイズの特徴、購入時のポイントを解説

バックホウは、土木工事や建設現場で広く使用される建設機械のひとつです。主に地面の掘削や整地、積み込み、運搬をはじめとしたさまざまな作業を目的とした機械で、先端のバケットで土砂を掘ったり、すくい上げたりする動作を行います。

また、バックホウはバケット以外のアタッチメントを交換することで、掘削以外の作業にも対応できるなど、「汎用性の高さ」が特徴です。本記事ではバックホウの基礎知識から購入時の機種選びについて解説します。

【この記事でわかること】
  • バックホウの用途、サイズ
  • バックホウを選ぶポイント
  • バックホウの購入先

バックホウの由来

バックホウの正式名称は油圧ショベルで、建設現場ではバックホウ、ユンボ、国土交通省などではドラグショベルとも呼ばれます。バックホウは、後方(back)とクワ(hoe)が由来になっており、土砂を運転席側の手前に引き寄せる作業を行う建設機械を中心にバックホウと呼ばれていたことが由来です。

職種によって呼び方がさまざまですが、どれも同じ機械を指す言葉です。

バックホウの構造は3つの部位で構成される

バックホウは主に、「作業装置」「上部旋回体」「下部走行体」の大きく3つの部位に分けられます。作業装置は、実際に作業するバケットなどのアタッチメントやアーム、ブーム、シリンダーといったバックホウの先端に突き出す「腕」のことです。

上部旋回体は、運転席やエンジン、油圧ポンプなどの動力系統、その他補機類で構成されています。バックホウの動力は、油圧ポンプから生み出される油圧力を利用しており、走行や旋回、掘削などバックホウのすべての動きは油圧で行われています。

下部走行体は、「走行体」と名が付くように主に足回りのことで、クローラーなどバックホウの走行に関係する部品・機器で構成されています。

バックホウの用途!あらゆる作業に使える万能重機

バックホウは、さまざまな作業現場で欠かせない重機の一つです。多機能性と高い操作性を兼ね備えたバックホウは、土木工事や解体作業はもちろん、農業、林業、さらには災害復旧の現場でも活躍します。また、用途に応じたアタッチメントを交換することで、多岐にわたる作業を効率的に行うことが可能です。

土木工事

バックホウは土木工事の現場で最もよく見られる重機です。掘削、整地、溝掘りなど、多くの作業に対応できるほか、高馬力の機種は硬い地盤を掘り起こしたり、大量の土砂を素早く運搬するのに最適です。また、サイズがコンパクトな機種であれば狭い現場でもスムーズに作業できます。

解体作業

解体現場では、バックホウの解体用アタッチメントが威力を発揮します。油圧ブレーカーやクラッシャーを装備することで、コンクリートや鉄骨構造の建物も効率よく解体できます。また、後方小旋回機種や高所の作業にも対応できる解体仕様機種もあるため、安全性を確保しながら作業を進められる点が特徴です。

コベルコ建機からラインナップされている解体仕様機種は、高所解体作業を地上から行えるロングアタッチメント仕様やセパレートブーム仕様などの機種が充実しています。

農業・畜産業

農業や畜産業でもバックホウは大きな力を発揮し、畑の整地や排水溝の掘削、堆肥や飼料の運搬作業にも広く利用されています。特に狭いスペースでも作業がしやすい小型バックホウは、農地や牧場での作業に向いているほか、軽トラに積載できるミニユンボも人気が高いです。

林業

林業の現場では、木材運搬や伐採、伐採後の整地にバックホウが活用されています。グラップルなどの専用アタッチメントを装備することで、丸太をつかんで運搬する作業もスムーズに行えます。また、傾斜地での伐根作業といった特殊な用途にも対応可能です。

災害復旧

災害現場では、迅速な復旧作業が求められます。バックホウは土砂の撤去や倒木の処理、道路の復旧作業などで不可欠な存在です。強力なパワーと機動性を活かし、災害現場での困難な作業にも対応でき、対応でき、その汎用性の高さから自治体や防災機関でも広く導入されています。

バックホウの種類と選び方について解説

バックホウは、用途や環境に応じてさまざまな種類があります。それぞれの作業に適したバックホウを選ぶことで、現場の効率化と安全性の向上につながります。

クラス(サイズ)による分類

バックホウは主にそのサイズで分類され、作業現場の規模や作業内容に応じて適したモデルを選ぶことが重要です。各サイズの特徴は以下のとおりです。
ミニバックホウ
ミニバックホウは最も小型のバックホウで、狭い場所や住宅地での作業に適しています。機体重量は通常1〜2トン程度で、小回りが利く設計が特徴です。軽量で地面への負荷が少ないため、舗装を傷つけたくない現場でも活躍します。
小型バックホウ
小型バックホウは機体重量が3〜7トン程度の中小規模の現場向けのモデルです。住宅地から比較的小規模な建設工事まで幅広い用途に対応します。ミニバックホウに比べてパワーがありながらも、取り回しやすさを損なっていない点が特徴です。
中型バックホウ
中型バックホウは7〜10トンの機体重量を持ち、大規模な建設工事や土木工事で活躍します。十分な掘削力と耐久性を兼ね備え、汎用性が高いことがメリットです。工事現場の主力となるモデルが多く、このクラスの選定が工事の効率に大きく影響します。
大型バックホウ
大型バックホウは13トン以上の重量を持つ非常にパワフルな機種です。ダムなどの大規模工事、採石場や鉱山など、掘削量が多い過酷な環境での作業に使用されることが多いです。その巨大なサイズと強力な掘削能力は、通常の工事現場よりもスケールが大きい作業に対応します。

バックホウの駆動方式は2種類

バックホウの足回りは、「クローラー式」と「ホイール式」の2種類があり、現場の地形や作業内容に応じて選ぶ必要があります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
クローラー式
クローラー式バックホウは、無限軌道(キャタピラ)を使用した駆動方式です。柔らかい地面や斜面での安定性が高く、泥や砂地などの不整地での作業に最適です。また、重い荷重にも耐えられるため、過酷な環境での使用が多くなります。欠点としては、移動速度が遅いため、長距離の移動には向かず、公道走行もできません。
ホイール式
ホイール式バックホウはタイヤで駆動するタイプで、舗装された道路や平坦な地形での作業に適しています。移動速度が速いため、作業現場間を頻繁に移動する場合に便利です。さらに、機動性と操作性も高く、機敏な動きが求められる環境で重宝されます。ただし、軟弱な地盤では走行性や安定性が低くなる場合があります。

バックホウを選ぶ時のポイント4つ

用途

バックホウを選ぶ際、まず重要なのは用途の明確化です。土砂の掘削、整地、解体作業など、どのような作業を主に行うのかによって適したモデルが異なります。例えば、小型のバックホウは狭い場所での作業に適している一方、大型のものは広範囲な作業や重い資材の取り扱いに優れています。作業の種類や規模に応じて適切なサイズや機能を持つ機種を選びましょう。

作業環境

作業する環境も選定の大きな要素です。例えば、都市部の狭い現場では小回りの利くコンパクトなバックホウが必要になる場合があります。一方で、広い敷地や荒れ地ではパワフルで走行性能の高いモデルが求められます。また、騒音規制が厳しいエリアでは低騒音設計のモデルが有利です。さらに、作業場所が傾斜地やぬかるみの場合は、不整地での安定性が高いクローラー式が向いています。クローラーがゴム製か鉄製かも、地盤への影響や耐久性に影響するため、作業環境に応じた選択を行いましょう。

コスト

コスト面の検討も重要なポイントです。バックホウなどの重機は、機種の購入費用だけでなく、燃費やメンテナンスコストも考慮する必要があります。燃費の良いモデルは、初期費用が高めでも長期的にはコストを抑えることができます。また、中古機を検討する場合は、価格の安さだけでなく稼働時間やメンテナンス履歴を確認することが大切です。さらに、リース契約も選択肢として検討すれば、初期費用を抑えつつ柔軟にバックホウの運用が可能です。

メーカー

機械をメーカーで選ぶユーザーも多いでしょう。コマツやCATなど信頼性が高い大手メーカーのバックホウは、故障のリスクが低く、部品やサービスの提供も充実していることが多いです。国内メーカーと海外メーカーでは、性能やサポート体制に違いがあります。特に部品交換やアフターサービスの迅速さは、作業効率に直結するため重要です。また、ユーザーの口コミや評価を参考にすることで、メーカーの信頼性をさらに確認することができます。

バックホウ購入時の注意点

バックホウの値段は機種によってさまざまですが、中古車でも数十万円から百万円程度の出費になるため、バックホウの購入は大きな投資となります。特に、新車と中古車のどちらを選ぶかは、予算や用途に応じて慎重な検討が必要です。

新車と中古車の選択

新車と中古車を選ぶ際には、購入目的、予算、稼働時間、そして購入後のメンテナンス体制を総合的に考えることが重要です。新車には信頼性の高さが、中古車にはコスト面での優位性があります。それぞれの特徴を理解した上で、ニーズに合った選択を考えましょう。
新車のメリット・デメリット
新車購入のメリットは、最新技術が搭載されている機種を入手できる点です。燃費効率や作業効率が向上しているモデルが多く、環境規制にも対応しているため、長期的な視点での運用に適しています。また、新車は故障リスクが低く、保証期間内であれば修理費用が抑えられる点も魅力です。 一方で、新車は購入価格が高いため、初期投資が多額になる点がデメリットとなります。さらに、納品までの期間が長くなる場合もあるため、緊急で使用したい場合には不向きです。
中古車のメリットデメリット
中古車購入における最大の魅力は、コストパフォーマンスの良さです。同等の性能を持つバックホウを、新車価格よりも半額程度で購入できるため、ランニングコストを大幅に抑えることができます。また、即納品が可能な場合が多いのも中古車の強みです。

しかし、中古車の場合、過去の使用状況によっては、部品の摩耗や故障リスクが高くなる可能性があるなどのリスクも付き物です。また、保証期間が限られている、または保証などのアフターサポートが無い場合も多いため、購入後のメンテナンスコストを見積もっておく必要があります。

バックホウの購入先は主に3つ

バックホウは、購入する場所によって価格や品質、サービス内容が大きく異なります。バックホウの購入先は主に3つで、「メーカー直接購入」「中古建設機械販売業者から購入」「オンラインマーケット購入」などがあります。新車と中古車のメリット・デメリットを考慮しながら、最適な購入先を選びましょう。
メーカーから直接購入
新車購入を検討する場合は、メーカーから直接購入する方法が一般的です。メーカー購入の場合、購入後の保証やアフターサービスが充実しているため、長期的な安心感があります。一方で、価格は他の購入方法と比較して高めになります。また、納車まで時間がかかることが多く、すぐに使用したい場合には不便を感じます。それでも、性能や耐久性、保証を重視する場合にはもっとも確実な選択肢と言えます。
中古建設機械販売業者から購入
中古建設機械を取り扱う販売業者は、在庫数も多くすでに製造・販売が行われてない機種も揃っていることがあります。費用を抑えつつバックホウを手に入れることができるほか、業者によっては整備済みの機械を提供しているため、信頼性も期待できます。

しかし、中古品には使用状況やメンテナンス履歴がさまざまで、個体ごとの品質にばらつきがあるため、購入時には注意が必要です。また、保証期間が短い、もしくは保証がない場合もあります。そのため、信頼できる業者を選び、購入前にしっかりと状態を確認することが大切です。

私たちトクワールドでは、仕入れからこだわっています。1台ごとに状態や使用環境が全く異なるため、より良い機械を選別して、状態が良く納得のいくものだけを仕入れるよう心がけております。仕入れた後もさらに安心して次のお客様に提供するため、メンテナンスにもとことんこだわっています。
信頼できる企業から買えば、長く安心して使用することができます。

トクワールドのこだわりは、こちらから
オンラインマーケット(ネットオークション)で購入
ネットオークションなどのオンラインマーケットでバックホウを購入する方法も一般的です。全国からさまざまな中古バックホウが出品されているため、地元の中古建機販売業者だけでバックホウを探すよりもモデルや仕様の選択肢が多いことが特徴です。また、場合によってはバックホウを非常に安価で購入できることもあります。地域を超えて広範囲で探せるため、ニッチな機種や希少なモデルも見つけやすいでしょう。

一方で、購入前に実物を確認できない場合もあり、商品の状態を正確に把握するのが難しいです。また、個人間取引の場合は保証が付かないことがほとんどで、不測のトラブルが発生する可能性もあります。ネットオークションなどを利用する場合は、建設機械に関する知識と信用できる売り手を選ぶことが重要です。

まとめ

バックホウは、建設現場やインフラ工事で重要な役割を担う重機で、掘削や整地をはじめとした作業を効率的に行えます。バックホウを選ぶ際は、用途や使用環境を考慮して適切な機種を選択しましょう。中古バックホウについてあまり知識が無い方は、中古建設機械業者でのお買い求めがおすすめです。
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    #ユンボ#油圧ショベル

    2022/04/22

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  • 【意外と知らない】ユンボ・バックホー・ショベルカーの違いとは
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    【意外と知らない】ユンボ・バックホー・ショベルカーの違いとは

    目次 教本上の正式名称はバックホーまたはドラグショベル。それぞれの由来とは。 各名称の使い分け 土木現場での呼び名はバックホー。職業によって呼称が違う? 【ユンボ・バックホー・ショベルカー】の違いを解説 キャタピラで地面を移動し、腕のようなアームとショベルがついた重機は皆さんもご存知でしょう。 人によってはユンボ、バックホー、ショベルカーと色々な名前で呼ばれています。 主に掘削や整地作業などの工事現場で見かけることも多く知名度の高い建設機械ですが、どうしてこのように様々な呼び方があるのでしょうか? このような疑問を抱く方も少なくないと思います。 結論を述べますと違いはありません。 では、それぞれの違いや実際の作業現場での呼び方についても併せて解説していきます。 教本上の正式名称はバックホーまたはドラグショベル。それぞれの由来とは。 ユンボ・バックホー・ショベルカーはどれも同じ油圧ショベルのことを指しており、その別称という考え方で間違いないでしょう。 小型車両系建設機械の講習テキストでは正式名称はドラグショベル又はバックホーと明記されていました。 ドラグショベル(バックホー)はものを手前に引き寄せる作業をする建設機械のことをそう呼んでいたことが由来になっているそうです。 特に耳にすることが多いのがユンボという言葉だと思います。 ユンボとは元々はフランスのシカム(SICAM)社の製品呼称名「yumbo」のことで、日本では登録商品名がそのまま使われたのが由来です。 車両積載形トラッククレーンがユニック車(ユニック:古川ユニック株式会社の商標)という名称で広く普及しているのと同じパターンですね。 また、ユンボと呼ばれるようになった理由の一つとして三行広告の求人欄で「ユンボオペ募集」など、ユンボという名称が多く使われたことが挙げられます。 ちなみに、小型のミニ油圧ショベルはミニユンボという呼ばれ方が一般的にされています。 そしてショベルカーとも呼ばれる由来についてですが、そもそもショベルというのは油圧ショベルという名前からわかるように、標準装備であるショベル(バスケット)(主に土砂を掘削するためのアタッチメント)のことです。 「土木工事に使う掘削用の動力シャベルを備えた車両全般」をさす和製英語としてショベルカーという呼び方が普及したそうです。 各名称の使い分け 紹介しましたようにどれも同じ油圧ショベルのことをさす名称ですが、名前の統一がバラバラでやはりわかりにくいかも知れません。 表にまとめるとこのようになります。 油圧ショベル 社団法人日本建設機械工業会またはJISでの統一名称。 ショベルカー 和製英語から普及した名称。メディアで使用される呼称。 ドラグショベル(バックホー) 国土交通省、官庁の文書にて表記される名称。 パワーショベル 小松製作所の商品名。 ショベルカー 報道などメディアでよく使用される呼称 ユンボ シカム社の製品呼称。 この表のように区分して考えれば整理がしやすいと思います。 J I Sというのは日本産業規格のことで国家標準の一つです。 つまり日本で正式登録されている統一名称は油圧ショベルで、国土交通省をはじめとした行政で使用される名称はドラグショベル(バックホー)ということですね。 ショベルカーは一般的に誰でもわかりやすい呼び方のため、テレビニュースや新聞のメディアで主に使用されている印象です。 どれも同じ油圧ショベルのことを指すと説明しましたが、ショベルの種類やアタッチメント、現場用途により呼び名が変わることが多いので使い分けには気をつけてください。 土木現場での呼び名はバックホー。職業によって呼称が違う? 様々な呼ばれ方をされている油圧ショベルですが、実際の土木現場ではどう呼んでいるのでしょうか。 これはその会社や地域にもよると思いますが、ブルドーザーを「ブル」、転圧機(ランマー)を「うさぎ」、手押しの一輪車を「ネコ」と呼ぶように、慣れ親しんだ「ユンボ」で呼ぶ作業員も少なくありません。 特にご年配のベテランや親方さんなどにそういう方が多いので、入社したての新入りはかなり混乱します。 また、公共工事の受注が多い会社ですと行政用語であるバックホーと呼ぶ人が殆どという印象です。 油圧ショベルを操作するのに受講が必要な特別講習や技能講習がありますが、名称はバックホーで教育しているのでその呼び方が普及している可能性も考えられるでしょう。 工事現場に民家が隣接している場合は、着工前(工事を始める前)に近隣住民へご挨拶をします。 騒音でご迷惑をお掛けする恐れがあることや工事期間、内容をお伝えするのですが、がその際、バックホーや油圧ショベルでは相手にも伝わらないので、わかりやすいように「ショベルカー」と説明をすることもあります。 ユンボ・バックホー・ショベルカーの違い|まとめユンボ・バックホー・ショベルカーの違い|まとめ 土木現場以外ですと、陸上自衛隊の施設科部隊にも民生品の油圧ショベルをO D色に塗装したものがあります。 掩体壕や塹壕などの防御陣地を構成するのに活躍しますが、全ての隊員はシンプルに「油圧」という呼び方で統制されていました。 使用現場での重機の呼び方は会社や組織、受けている仕事の種類によって異なる場合があるというのが結論でしょう。 ←ユンボ・バックホー・ショベルカー等の中古重機買うならトクワールド!

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    ユンボ

    ユンボの操作が丸わかり!運転のポイントと必要な資格について紹介

    目次 ユンボの操作が丸わかり!運転のポイントと必要な資格について紹介 ユンボの基本事項 ユンボは油圧ショベル ユンボの各部名称 ユンボの操作が丸わかり!運転のポイントと必要な資格について紹介 「ユンボはメーカーで操作が違うってホント?」 「ユンボの操作がうまくなるにはコツがある?」 「ユンボを操作できる資格を取りたいけど、どうすればいいの?」 ユンボは、現場を動かすのに重要な働きをする建設機械です。これから現場で活躍したいという人は、ユンボの運転資格は必須だといえます。 また、ユンボを自分の手足のように動かせるほど技能のある人は、現場で一目置かれますし、会社からの評価も高くなります。 ユンボの操作で覚えておいてほしいポイントや、資格の取り方について紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 ユンボの基本事項ユンボを操作するために、これだけは覚えておいてほしいという基本事項を紹介します。ユンボは油圧ショベルユンボは、油圧で動きます。油圧とは、圧力を加えた油を使って力を伝える技術です。 力の伝わり方の流れをまとめました。 ・エンジンをかけ油圧ポンプを回し、圧油(圧力をかけた油)が送りだす ・圧油はコントロールバルブ(=コントロールレバー)で制御される ・レバーの制御によって、圧油はモーターやシリンダーに送られユンボを動かす モーターとは、走行部・旋回部のことで、シリンダーは作業機部のことです。 モーターやシリンダーは、油の流れる方向で回転や運動の方向が決まります。つまり、ユンボの操作とは、油の流れる方向をコントロールすることなのです。 ユンボの各部名称ユンボの操作に関わる各部名称を紹介します。 ユンボは、油圧の力でブームやアーム、バケットを動かし働きます。制御はコントロールレバーで行います。 走行やターンも油圧の力で行います。コントロールバルブから、レバー操作で送られた圧油はモーターを回し、回転力はギアによって駆動輪へ伝わる仕組みです。 ユンボ(バックホー)の操作の基本 ユンボは、運転席周りの6つのコントロールレバーで操作します。 構造的にシンプルな分、操作する人の技量によって作業の効率や仕上がり具合に差がでやすいです。 ここでは、レバー操作の基本と各メーカーの操作パターンについて紹介します。 ユンボの運転席の画像で、iso方式のレバー基本操作を紹介します。 ①前後操作でアームの押しと引き、左右操作で左旋回と右旋回 ②前後操作で左クローラの前進・後退 ③前後操作で右クローラの前進・後退 ④前後操作でブームの下げと上げ、左右操作でバケットの閉めと開け ⑤安全用ロック ⑥各社の操作パターン一覧(詳しくは後述します) ⑦ブレードの上げと下げ 以上が、ユンボのレバー操作の基本です パターン別の操作 従来、ユンボの操作方法には4種類ありました。平成2年にJIS規格が統一規格として制定されましたが、現状は、まだまだ混在している状況です。 そのため、操作方法を切り替えるマルチレバー装着車が多くなっています。操作方法を切り替えることによって、使い慣れた方法でユンボを操作することができるのです。 以下のようなステッカー(ユンボ運転席の画像の⑥)の近くに、切り替え装置がついています。 ユンボをレンタルして使用する際は、レバーの操作パターンを確認してから、操作を開始するようにします。ユンボの操作のポイントユンボは、他の建設機械と同様、テコの原理を応用しています。支点・力点・作用点があり、支点を中心に、力点に力を加えて作用点(バケット)が働く仕組みです。 頭の片隅でいいので、これを覚えておくと、ユンボの操作性が上がってきます。 アームとブーム アームだけを使う作業とアームとブームの両方を使う作業がありますが、いずれも、左右のレバーをバランスよく動かすことが重要です。 左手でアームを引きながら、右手でバケットを開いたり閉じたり、ブームを上げたり下げたりします。 テコの原理で動いているので、支点(機体端部)から作用点(バケット位置)が長いほど掘削力は弱くなります。また、力点(機体中心)から支点までの距離が短いほど掘削力は弱くなります。 掘削箇所に対して、機体を縦向き・横向きどちらに置くか、ブレードの位置をどうするかで掘削効率が違ってくるのです。 ブレードとクローラ ブレード(排土板)とクローラ(履帯・キャタピラ)は、視界に入りづらいので操作に難しさを感じやすい部分です。 クローラの操作では、とにかく水平を心がけることが重要になります。 ブレード操作のポイントは、ブレードのどこか一点に視点を決め、その部分と機体の位置関係で整地高さを計ることです。そして、操作レバーを細かいタッチで動かすことを忘れないでください。 レバーとクローラ レバーとクローラの関係で、一番のポイントになるのは、ターンです。ターンには、スピンターンとピポットターンの2種類あります。 スピンターンは左右のクローラに取付けられたモーターをそれぞれ逆回転させて、その場でターンします。ピポットターンは、左右どちらかのクローラだけを動かしてのターンです。 ユンボの操作に必要な資格 ユンボの操作には、「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」、「車両系建設機械運転技能講習」のどちらかの資格の取得が必要になります。 小型車両系の特別教育 「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」の講習を受講することで、重量3t未満のユンボの運転ができるようになります。 講習時間は、7時間です。講習時に実技コースはなく、各事業所(会社)で実施してくださいというスタンスです。(実技コース付を申し込むことも可能です) 費用は、概ね15,000円(税込)です。会場は、各地の登録教習機関になります。 車両系の運転技能講習 「車両系建設機械運転技能講習」を終了することで、重量3t以上のユンボの運転が可能です。 講習時間は、未経験者で38時間です。各種自動車免許や、特別教育受講後の運転業務経験が3カ月以上などで、講習時間は18時間や14時間に減免されます。 14時間コースの場合で、日数は2日、費用は40,500円(税込)です。各地の登録教習機関にて取得が可能です。 ユンボの操作|まとめユンボの操作|まとめユンボの操作について理解するために、ここまで以下のことを紹介しました。 ユンボの基本事項や操作方法の基本 ユンボ操作のスキルをあげるためのポイント 運転資格を取得するための方法や期間、費用 「ユンボの操作スキルをアップさせるためには、どうしたらいいのだろう」と訊くと、大抵の先輩は「習うより、慣れろ」と答えると思います。 とにかく、ユンボに触れる時間を長くしてください。そういう意味で、ユンボの点検や整備を手伝うのもすごく有効です。 そして、先輩の職人がユンボを全体の作業の中でどう動かしているかを確認することも、ユンボのスキルアップには非常に重要なことです。 ←トクワールドでは高品質な【中古ユンボ・中古バックホー】を多数取り揃えております!

    #ユンボ#資格#操作

    2022/03/07

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