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バックホウの操作に必要な資格と注意事項

ユンボ

2024/05/31

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バックホウの操作に必要な資格と注意事項

クレーン機能付きバックホウとは?

クレーン機能付きバックホウとは、クレーン機能が備わっているバックホウです。平成4年の法改正まで、バックホウによる荷の吊り上げは、用途外使用でした。

しかし、上下水道や電気、ガスの新設工事において、度々荷を吊り上げる作業が必要になり、安全措置を講じた場合のみ使用可能になった背景があります。

クレーン機能付きバックホウは、正式に移動式クレーンとして認められています。そのため、操作する場合は車両系建設機械の資格ではなく、移動式クレーンの資格が必要です。

バックホウのクレーンモードを使用する場合に必要な5つの資格

次に、バックホウのクレーンモードを使用するために必要な資格を網羅的に紹介します。

●移動式クレーン運転士免許
●小型移動式クレーン運転技能講習(5t未満)
●移動式クレーン運転の業務に係る特別教育(1t未満)
●玉掛け特別教育(1t以上)
●玉掛け技能講習(1t未満)

上記の資格すべてが必要になるわけではありません。クレーンモード機能付きバックホウの吊り上げ荷重に合う資格を取得すれば、操作できます。

また、クレーン操作のみを行う場合は、玉掛けの資格が必要ありません。しかし、建設現場で働く場合は、需要が高いことから取得するべき資格です。

移動式クレーン運転士免許

移動式クレーン運転士免許は、吊り上げ荷重が5t以上の移動式クレーンを運転する際に必要な資格です。移動式クレーン運転免許さえ取得してしまえば、すべての移動式クレーンを操縦できるため、自分の人材価値やキャリアアップの向上につながります。

移動式クレーン運転士免許の基本情報は、以下の通りです。
内容 学科試験・実技試験
費用 約13万円
期間 4~6日間
クレーン機能付きバックホウは、吊り上げ荷重が基本的に5t未満で開発されています。そのため、将来的にクローラークレーンやラフタークレーンを運転する予定がない場合は、次に紹介する「小型移動式クレーン運転技能講習」がおすすめです。

今後、クレーン運転士として活躍したい方は、必ず取得するべき資格です。

小型移動式クレーン運転技能講習

小型移動式クレーン運転技能講習は、吊り上げ荷重が5t未満の移動式クレーンを運転する際に必要な資格です。

現場に多く流通している「0.45m3クラス」や「0.7m3クラス」のクレーン機能付きバックホウは、1.5〜3tが吊り上げ荷重の目安です。そのため、クレーン機能付きバックホウの運転を目標にしている場合は、小型移動式クレーン運転技能講習の取得を目指しましょう。

小型移動式クレーン運転技能講習の基本情報は、以下の通りです。
内容 学科試験・実技試験
費用 約3万円
期間 2~3日間
小型移動式クレーン運転技能講習は、移動式クレーン運転士免許と違い、試験に合格する必要がありません。学科と実技の講習をきちんと受講すれば、原則技能講習修了証が受け取れます。

移動式クレーン運転士免許よりも、費用と時間を大幅に押さえられるため、最短でクレーン機能付きバックホウを操作したい方におすすめです。

移動式クレーン運転の業務に係る特別教育

移動式クレーン運転の業務に係る特別教育は、吊り上げ荷重が1t未満の移動式クレーンを運転する場合に必要な資格です。

「0.2m3クラス」あたりのクレーン機能付きバックホウは、おおよそ吊り上げ荷重が1t未満です。そのため、移動式クレーン運転の業務に係る特別教育を受講すれば、クレーン操作が可能になります。

移動式クレーン運転の業務に係る特別教育の基本情報は、以下の通りです。
内容 学科試験・実技試験
費用 約2万円
期間 2日間
移動式クレーン運転の業務に係る特別教育の取得がおすすめの方は、小規模な現場工事を担当している場合です。大規模な現場になると、吊り上げ荷重が1t未満ではやや物足りなさがあります。

小型移動式クレーン運転技能講習と、費用や期間がそこまで変わりません。そのため、クレーン機能付きバックホウの操作を検討している場合は、小型移動式クレーン運転技能講習がおすすめです。

玉掛け特別教育

玉掛け特別教育は、クレーンの吊り上げ荷重が1t未満の場合に、玉掛け作業が行える資格です。そのため、移動式クレーン運転の業務に係る特別教育とセットで使用できると覚えておきましょう。

玉掛け特別教育の基本情報は、以下の通りです。
内容 学科試験・実技試験
費用 約2万円
期間 2日間
ほかに玉掛け作業員がいてバックホウのクレーン機能のみを使用する場合は、玉掛けの資格は必要ありません。しかし、玉掛けの資格は建設現場で働く人にとって必要不可欠なスキルです。

まだ、玉掛けの資格を取得していない場合は、本記事をきっかけに特別教育の受講をおすすめします。

玉掛け技能講習

玉掛け技能講習は、クレーンの吊り上げ荷重が1t以上の場合に、玉掛け作業が行える資格です。玉掛け技能講習を受講してしまえば、すべての玉掛け作業が行えるようになります。

玉掛け技能講習の基本情報は、以下の通りです。
内容 学科試験・実技試験
費用 約3万円
期間 2~3日間
小型移動式クレーン運転技能講習の受講を考えている方は、必ず特別教育ではなく玉掛け技能講習を選択してください。

クレーン機能付きバックホウを安全に操作するための注意点

クレーン機能付きバックホウを安全に操作するための注意点を6つ解説します。

●クレーン機能の操作に慣れている作業員が行う
●仕様で定められている荷重以上の荷を吊らない
●作業切り替え装置を必ず使用する
●きちんと合図者を選定して作業する
●事前に地盤の状況や周囲を確認する
●取扱説明書の熟読や日常点検を怠らない

クレーン機能付きバックホウが現場で横転してしまう事故は、頻繁に起こっています。運転を開始する前に、事故を防ぐ方法を頭に入れておくのが重要です。

クレーン機能の操作に慣れている作業員が行う

クレーン機能付きバックホウのクレーンは、頻繁に使用して作業に慣れている作業員が優先して行いましょう。資格取得後にクレーン操作を長い期間していない状態で作業すると、思わぬ事態に対処できない可能性があります。

始めの頃は、クレーン操作に慣れている作業員に教わりながら作業を開始してください。

仕様で定められている荷重以上の荷を吊らない

クレーン操作では、主要諸元に記載されている荷重以上の荷を吊らないように徹底してください。クレーン機能付きバックホウの横転事故は、吊り上げの最大能力を守らなかったことが原因で発生しています。

事前に吊り上げる荷の重さを確認してから、作業を開始しましょう。

作業切り替え装置を必ず使用する

クレーン機能付きバックホウには、クレーンモードと掘削モードが用意されています。クレーン作業を開始する場合は、必ずモードを切り替えてから荷を吊り上げてください。

近年のバックホウでは、自動切替装置が搭載されているモデルが存在します。安全性向上のために、自動切替装置が搭載されているバックホウを選択するのがおすすめです。

きちんと合図者を選定して作業する

移動式クレーンを使用する場合は、合図者を選定する必要があります。また、玉掛け作業員がいる場合は、連携を密に取ることで思わぬトラブルを回避できるでしょう。

合図者に選定された方は、指定された合図をきちんと覚えて適格な連携を取ることが重要です。

事前に地盤の状況や周囲を確認する

バックホウのクレーンを使用する場合は、事前に地盤の状況や周囲を確認する必要があります。地盤は、坂になっていたり軟弱すぎたりすると、横転の危険性が高まるため、作業を中止して改善策を立てましょう。

また、クレーンを操作する前に周囲を確認して、ほかの作業員を巻き込まない状況か確認するのも大切です。

取扱説明書の熟読や日常点検を怠らない

クレーン機能付きバックホウに限らず、建設重機を操作する場合は、取扱説明書をきちんと確認して作業前点検を実施してから業務を遂行してください。

取扱説明書には、機械特有の注意点や操作方法が記載されています。そのため、慣れている作業でも機械が変われば気を付ける必要があります。

また、作業前点検や月次点検は、労働安全規則によって実施することが定められています。点検方法が分からない場合は、先輩や同僚に聞くのがおすすめです。

まとめ|クレーン機能付きバックホウで現場作業を効率的に!

クレーン機能付きバックホウとは、クレーン作業が行えるバックホウである
バックホウのクレーン機能を使用する場合は、該当する吊り上げ荷重に合わせた資格が必要になる
バックホウのクレーン機能を使用する場合は、周囲に配慮しながら安全第一で作業を行う必要がある
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自動車の車輪に対して、重機のクローラーを「履帯」と呼びます。この履帯を構成するのが、シュープレート(履板)です。シュープレートを、単にシューとする場合も多いです。 シューとシューはピンで結合されていますが、密着しているわけではないので、一つひとつに可動性があります。この可動性は、不整地での走行性を上げ、荷重時の反力を受ける働きをします。 無限軌道という別名を持つクローラーの走行性の高さは、このシューの働きによるものです。 鉄クローラーは、路面保護とシュー自体の耐摩耗のために、ゴムパットを取り付けて使用することが多くなりました。 ユンボの基本構造と旋回モーター ここでは、ユンボを動かす仕組みのポイントである、旋回モーターについて紹介します。 その前段階として、ユンボの基本構造について見てみましょう。ユンボの基本構造は、下図のように、以下の3つに大別されます。 フロントアタッチメント|アーム、ブーム、シリンダー、バケットなど 上部旋回体|エンジン・ポンプ・ラジエータ・クーラ・カウンターウェート・主旋回フレームなど 下部走行体|アイドラー、旋回ベアリング、キャリアクローラー、トラックローラー、トラックフレーム、トラックリンクシュー、走行モーター、スプロケットなど 次に、下部走行体について詳しく説明します。 下部走行体は、左右にクローラーがあり、それぞれに減速機付き走行モーターや上下部ローラ及びアイドラーが設置されています。左右のクローラーは独立して駆動しますが、トラックフレームで連結されています。 このフレームの中心部に、上部旋回体を回転させる旋回ベアリングなどの旋回装置が配置されているのです。この旋回装置内に固定されているのが、旋回モーターです。(ここでやっと登場です) 旋回モーターを回すことにより、モーター先端部ピニオン(小さい歯車)がかみ合った旋回ベアリングの内輪を介して上部旋回体を旋回させます。 この旋回モーターは、ユンボやクレーン車など、上部が旋回する建設機械全般に使用されています。 ゴムクローラーについて知っておいてほしいこと ユンボを常にベストな状態で使うのであれば、クローラーの摩耗のチェックは欠かせません。特にゴムクローラーは、路面にやさしく低騒音ですが、摩耗は鉄キャタに比べると早くなります。 ゴムクローラーの注文や修理を依頼するときに知っておいてほしいポイントについて紹介します。 サイズの測り方 ゴムクローラーのサイズは、クローラー幅、ピッチ、芯金数を見ます。 クローラー幅|ゴムクローラーの全幅 ピッチ|芯金中心から次の芯金中心までの間隔 芯金数|芯金・受金の1周分の全数 通常、ゴムクローラーの内側にサイズ表示の打刻がありますが、摩耗して見えなくなっている場合は実測してください。 この打刻は、「幅×ピッチ×リンク」、「幅×リンク×ピッチ」のどちらかになっているはずです。 シリアル番号の見方 クローラーに限らず、ユンボの装着系部品の注文の際には、シリアル番号も伝えるとより正確になります。シリアル番号とは、車台・車両番号のことで、機体一つひとつを特定するための番号です。 シリアル番号、メーカー、型式は、すべての機体に記載されています。記載箇所はメーカーごとに異なりますが、本体とブームの取付部分周りに、プレートで記載されているのが一般的です。 シリアル番号などを記載したプレートが、破損や紛失で見つからないときは、機体本体の打刻を探しましょう。フロントアタッチメントと上部旋回体の取付部分付近の機体に直接打刻されていることが多いです。 ゴムクローラーの廃棄 不用となったゴムクローラーの廃棄は、産業廃棄物扱いとなります。 ゴムクローラーは、張りを維持するスチールコードや張力を補強する芯金、これらをカバーするゴムで形成されています。廃タイヤと同様の「廃プラスチック」に該当します。 すべての産業廃棄物は、廃棄物を発生させた事業者が責任をもって処理しなければなりません。 処理には、保管、運搬、処分(焼却や埋立)の過程があります。各自治体の許認可を受けている専門業者に委託して処理するのが一般的です。 処理の過程は産業廃棄物伝票(マニフェスト)で管理され、事業者は運搬・処分が間違いなく完了したことを確認し、送付された伝票は5年間保管する義務があります。 ゴムクローラーはさまざまなシーンで活躍している クローラーには、ゴムと鉄の2種類あることは前述の通りです。 鉄クローラーは主に大型の重機の脚として活用されています。耐久性が求められる条件の現場で、重い機体を支えながら作業するのは、ゴムクローラーには厳しいからです。 大規模でハードな建設現場で使用される大きい重機では、クローラーの主流は今も鉄クローラーになっています。 ゴムクローラーは、比較的小さな建設用重機の主流であるだけでなく、様々なシーンで重機の脚として活躍しています。 ここでは、ゴムクローラーの種類について紹介します。 建設機械用ゴムクローラー ゴムクローラーは、アスファルトやコンクリート、芝地など路面を保護しなければならない現場で使用されることが多いです。 人(作業者)と近い位置での作業が続く現場、小回りの必要な作業が連続する現場でもゴムクローラーのミニユンボが活躍します。 ゴムクローラーのユンボは、振動や騒音が少なく、オペレーターの疲労軽減にも有効です。 農業機械用ゴムクローラー 農業機械用ゴムクローラーの代表格は、コンバイン用のゴムクローラーです。コンバインのゴムクローラーは接地面積が大きく、湿田に対応した推進力や排土性能を持っています。 コンバイン用ゴムクローラーの特徴は、ラグパターンの豊富さにあります。ラグとは、ゴムクローラーの接地面の凹凸のことです。 以下に、コンバイン用ゴムクローラーの主なラグパターンの種類と特徴をまとめました。 片梯子・両梯子|排土性能を高めるため端部がラグに合わせて飛び出している オフセット|駆動輪を受ける溝部分が中心ではなく片側に寄っている ハイラグ|表面の凹凸を高くしている Nタイプ|芯金の幅を狭くしている Wタイプ|芯金の幅を広くしている 上記の種類ごとに、さらに細かいパターンがあり、使用する条件によって選択されます。 運搬・作業機用ゴムクローラー 運搬機の足回りでは、タイヤとゴムクローラーが混在しています。ゴムクローラーが活躍するのは、でこぼこ・ぬかるみが多い地盤や急斜面などがある現場です。 路面状況に左右されない走行性の高さが、安定した作業効率を生みだします。 作業機には、草刈りや高所での作業など、様々な作業に合わせて多くの機種があります。ここでも求められるのは、安定した走行性能です。 それを支えているのがゴムクローラーです。豊富な幅やラグパターンから、各作業に応じて選び装着します。 除雪機用ゴムクローラー 除雪機用ゴムクローラーには、より高機能な耐久性が求められます。除雪作業は氷雪上の作業であり、低温というリスクもあります。 除雪作業は夜間や早朝での作業が多いため、周囲の環境に配慮した静粛性が必要です。 また、雪の下になって見えない石や突起物の衝撃に耐えることも重要です。 各メーカーは、競うように改良を続け、ゴムクローラーの機能性を高めることを目指しています。 ゴムクローラーの故障の原因について ゴムクローラーは仕業点検として、クローラーのたるみ量を確認し、張りの調整を実施しましょう。 その際に、クローラーの摩耗、破損、緩み、芯金のむき出しなどを確認することも大切です。 ここでは、ゴムクローラーの故障の原因について紹介しますので、点検時の参考にしてください。 ・芯金の折れや剥がれの原因 機体の落下や片浮き作業などで負荷をかけすぎると、芯金の折れが生じます。また、過剰な油・溶剤・塩分の付着で芯金が腐食すると、ゴムとの接着が弱まり剥がれやすくなります。 ・耳切れ・耳取れの原因 クローラーの端部の切れや取れは、大きなでこぼこのある路面や河川敷など石の多い現場、縁石など段差の上の走行などで荷重が端部に集中することで起こります。 ・接地面の外傷やスチールコードの切断 接地面の外傷は、路面の石や鋭利な支障物によって生じます。スチールコードの切断は、ゴムクローラーに必要以上の張力が作用したり、ゴムクローラーの深い傷から水分が侵入しスチールコードが腐食したりして発生します。 損傷が著しい場合は、早めの交換をおすすめします。 ゴムクローラーの修理の流れについて ゴムクローラーは1,500~2,000時間程度が耐用時間とされていますが、大抵はその前に芯金が脱落したり、引っかけて切断したりということが多いです。 全体的にはまだまだ使用できるゴムクローラーでも、何かの原因で1個でも芯金が脱落したり、一カ所でも端部が切断したりすると産廃として処理しなければなりません。 ここでは、ゴムクローラーの修理の流れについて紹介します。 1.ゴムクローラーの損傷状態を確認 2.型をつくる|元の型の寸法を測り型用ゴム材で土台をつくり、プレス機で熱処理して型を成型する 3.修理箇所を削り、最終形状に合わせて専用ゴム材を盛り込む(薄層を重ねてなじませる) 4.型を当ててプレス機で圧力をかけながら熱して(6~7時間) 5.仕上げ処理して完成 ゴムクローラーの修理は、業者によって技術力に差があるようです。ゴムクローラー修理に実績のある業者に依頼することをおすすめします。 ゴムクローラーの交換方法について ここでは、ゴムクローラーの交換方法を、建機、農機、作業機の種類ごとに紹介します。除雪機に関しては、作業機のゴムクローラーの交換に準じるものとして省略します。 ここから紹介する交換方法は、あくまで一般的なものですから、詳細は対象機種メーカーの仕様書などを参考にしてください。 ゴムクローラーの交換作業は危険を伴う場合があります。水平な場所で、降下防止対策をしっかりして、二人以上での作業を原則としてしてください。 建設機械用ゴムクローラーの交換方法 以下は、建設機械用ゴムクローラーの交換方法の概要です。 ・取り外し 1.機体側面のニップルバルブをゆっくりと緩め、グリスを排出した後、完全に取り除く 2.グリスの排出により縮んだゴムクローラーを機体から鋼材などで内から外へ押し外す 3.ゴムクローラーを機体から完全に取り外す ・取り付け 1.アイドラー横にゴムクローラーを引っ掛ける(スプロケット側が外れないように注意) 2.鋼材などを使って、外した時とは逆に外から内に向かって押し込むように取り付ける 3.ニップルバルブを取り付け、指定のグリスを注入する せっかくの交換時ですから、取り外した各部品のチェックや清掃もしましょう。 農業機械用ゴムクローラーの交換方法農業機械用ゴムクローラーの交換方法 ここでは、コンバインのゴムクローラーを例に、農業機械用ゴムクローラーの交換方法を紹介します。コンバインも中型以上のものは2人で交換するほうが無難です。 1.テンションボルトのナットを緩め、クローラーテンションを完全に緩める 2.機体後部に油圧ジャッキをはめて最上位まで上げたらジャッキステンドを設置する 3.ゴムクローラーを緩めるためにクローラー側から遊動輪部分をハンマーで叩き内側へ移動させる 4.芯金と芯金の間にバールを入れゴムクローラーを浮かせながら遊動輪から脱輪させる 5.ゴムクローラー全体を取り外す 取り付けは、取り外しとは逆の順に行います。起動輪、上転輪と入れていきますが、芯金を遊動輪に近づけておくのが楽に入れるコツです。 運搬・作業機用ゴムクローラーの交換方法 以下は、運搬・作業機用ゴムクローラーの交換方法の概要です。 1.機体の強度のある部分にジャッキをかけ機体全体を水平に保ちながら上げる 2.緩衝材や当て木を用いて降下防止対策をする 3.アイドラー後方のボルトのロックピンなどを外し緩める(必ず潤滑液を使用しながら緩める) 4.完全にアイドラーが緩んだらゴムクローラー内側の芯金部をローラ側から外す 取り付けは、基本的に取り外しと逆の作業になります。ただ、新品のゴムクローラーは硬いため、芯金をはめ込むときにバールを使うのですが、ゴムクローラーやローラが破損しないように注意してください。 ゴムクローラーの修理・交換を業者に依頼する ゴムクローラーの修理や交換を業者に依頼すると、どれくらいの料金がかかるか気になる方も多いでしょう。ここでは、目安として、ゴムクローラーの修理費用の相場をご紹介します。 ゴムクローラーの厚みが15mm以下のものを想定しています。ゴムクローラーの修理はゴム部のみになり、ワイヤーの切れは修復できません。 キズの大きさ 1カ所目(円) 2カ所目以降(円) ~50mm 11,000~14,500 7,500~9,500 ~80mm 13,500~17,500 9,500~11,500 ~120mm 16,500~20,000 11,000~13,500 ~150mm 19,800~23,500 14,000~16,500 150mm~ 22,000~25,500 15,500~18,000 (税抜価格) ゴムクローラーの交換は、業者がお客様のところまで出張して作業することが多いです。内訳は、「部品代金+出張費+作業費+処分費」です。 部品代金の地域差は比較的少ないのですが、その他の費用は、地域や会社ごとの差が大きいようです。事前にメールか電話で、複数社に確認して比較検討することをおすすめします。 ゴムクローラーは中古で購入がおすすめ 日本の重機の中古品は、新品に比較して格安なうえに品質が良いため、世界中に輸出され様々な現場で活躍しています。特に、コマツやクボタなどは、海外でも信頼性の高いブランドとなっています。 海外での人気の高さが逆輸入される形で国内にも広がり、現在、中古建機への注目度は右肩上がりです。 通販やネットオークションでの流通もありますが、おすすめは実績と信頼のある中古建設機械専門会社です。特に、買取と販売の両方に力を入れている会社が狙い目です。 在庫が多いので選択の幅が広く、整備も行き届いているため安心して購入できます。 最新の重機市場の売れ筋はもちろん、特殊機械や中古ならではの重機や部品も取り揃えているため、Webサイトは要チェックです! まとめクローラーを完全解説!|まとめ クローラーは、万能重機ユンボを足元から支えながら、ハードな現場を動かす大きな力の一つです。 ここまで、特にゴムクローラーを中心に、ユンボの脚であるクローラーについて紹介してきました。 クローラーとユンボの基本構造 ゴムクローラーの種類 ゴムクローラーの故障の原因 ゴムクローラーの修理と交換 どんなに高性能の上部旋回体を積んでいても、クローラーが断裂してしまったら、現場の作業は中断しなければなりません。 日々の点検業務では機体の確認と同じように、あるいはそれ以上に、クローラーのチェックも忘れないでいてください。 ←ゴムクローラー(ゴムシュー)の中古ユンボが多数あります ←クローラーをお探しの方はこちら

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エンジンの状態チェックでは、始動性・異音や振動、排気ガスの色・オイルの状態が重要です。 始動性 外気温と同程度まで冷え切った状態でも、一発で始動することが理想です。何度もセルを回す、白煙が長時間出る場合は要注意です。 異音・振動 カラカラ音・ガラガラ音のような金属音がしないか確認します。アイドリング不安定・異常振動のある機体は避けるべきです。 排気ガスの色 黒煙:燃焼不良・インジェクター不調の可能性あり 白煙:圧縮不足・冷却水混入の疑い 青煙:オイルの燃焼室混入の可能性 オイルの状態 量が適正か、白濁していないか、焼けた臭いがしないかを確認します。 油圧系の状態チェックポイント 油圧系のチェックでは、動作のスムーズさ・操作時の音・オイル漏れ・油圧オイルの色がポイントです。 動作のスムーズさ アーム・ブーム・旋回動作が引っかからず滑らかかを確認します。動きが遅い途中で止まる場合は油圧ポンプ劣化の可能性があります。 操作時の音 操作時に高い唸り音が出続ける場合、油圧が逃げている可能性があり要注意です。 オイル漏れ ホース接続部・シリンダー周りに、にじみや垂れがないかを確認します。地面に油跡がある機体は修理リスクが高いです。 油圧オイルの色 透明~薄い飴色が正常です。黒ずみ・金属粉混入が見える場合は内部消耗の疑いがあります。 足まわり(キャタピラ・ローラー)の状態 足まわりの状態チェックは、キャタピラ・ローラー・スプロケットを中心に行います。 キャタピラ キャタピラには、ゴムキャタピラとスチールキャタピラがあります。 ゴムキャタピラ ひび割れ・欠け・剥離の有無、ゴムの摩耗量、コマ(リンク)間の摩耗や損傷をチェックしてください。 スチールキャタピラ ピン・ブッシュの摩耗、シューの割れ・変形を確認します、ガタが増大している場合は走行性が低下している可能性があります。 ローラー ローラーは、上側ローラー(キャリアローラー)と下側ローラー(トラックローラー)の両方を確認する必要があります。 上側ローラー:手で回して引っかかりがないか 下側ローラー:摩耗が均一か、回転時のガタつきがないか 共通確認:異音の有無 スプロケット(後端の歯車) スプロケットは、歯の摩耗具合の確認が重要です。刃先が尖っていないか、欠けがないかを確認してください。摩耗が進んだスプロケットは交換コストが高くなるため、特に注意が必要です 足まわりの状態チェックは、可能な限り試運転して確認することが望ましいです。足まわりの摩耗や損傷は交換費用が高額になりやすく、中古ユンボ選びで失敗しやすいポイントのひとつです。 構造・フレームの損傷状態 構造・フレームの損傷状態は、安全性・耐久性・後の修理費用に直結する重要なチェックポイントです。ここでは、以下の3点に分けて解説します。 フレーム全体 アーム付け根、バケットリンク、ブーム根本、旋回フレームなど、応力が集中しやすい部分を重点的に確認します。クラック(ひび割れ)、曲がりや歪み、錆の進行状況をチェックしてください。 アーム・ブーム・バケット 揺すって遊びが大きい場合は、ピンやブッシュが摩耗している可能性があります。ブーム・アーム先端やバケット根本のクラック、バケットの歯やサイドカッターの摩耗状態も確認しましょう。 旋回部(ターンテーブル) 旋回時にガリガリ音や引っかかりがある場合、内部摩耗や潤滑不足が疑われます。上部旋回体がフレームにしっかり固定されているかも重要な確認ポイントです。 中古のユンボでは、構造・フレームの損傷有無が寿命と安全性に大きく影響します。可能であれば、信頼できる整備士と同行して確認するのが理想です 整備履歴・記録を確認 整備履歴は機体の健康状態を知る上で非常に重要です。記録がしっかり残っている機体ほど安心して購入できます。 主な確認ポイントは以下の通りです。 過去の点検記録・修理内容・交換部品の履歴があるか 定期的なオイル交換・グリースアップが行われているか 事故歴や大きな故障履歴の有無 使用時間(稼働時間)との整備頻度のバランス オイル交換の実施状況、フィルター類の交換記録、「いつ・何を・誰が修理した」が明確かどうかを確認しましょう。 作業用途・サイズに合った機種を選ぶ 中古小型ユンボを選ぶ際は、作業用途・サイズに合った機種を選びが重要です。まず「何をするのか」を明確にすることで、必要な性能や仕様が見えてきます。 一般的に、1~3tクラスが小型に分類され、バケット幅は300~800mm程度です。 1~1.5t:狭所作業・小回り重視 1.5~2t:作業量と機動性のバランス型 2t以上:硬い土質・安定性重視 旋回方式では、 後方小旋回:後部がはみ出さず狭所向き クラス標準旋回:構造がシンプルで比較的安価 キャタピラは、舗装や住宅地ではゴムキャタピラ、軟弱地盤や悪路ではスチールキャタピラが適しています。土質が硬いとか深堀作業が多い場合は高馬力、軽作業や移動が多い場合は低馬力でも問題ありません。 また、ブレーカー・フォーク・クイックヒッチなど、必要なアタッチメントに対応可能かも事前に確認しておきましょう。 予算だけで選ばない 予算だけで中古ユンボを選ぶのは危険です。価格は重要な要素ですが、それだけで判断すると、想定外の故障が続いたり、スペック不足で作業効率が悪化したりする可能性があります。 失敗しないためには、用途に合ったスペックを明確にし、稼働時間や整備履歴を重視することが大切です。実車確認や試運転も欠かせません。 同じ予算でも、保証やアフターフォローが充実している機体の方が、結果的に安上がりになるケースもあります。価格だけでなく、状態や信頼性を含めた総合判断を心がけましょう。 信頼できる中古ユンボ販売業者の選び方 中古ユンボの購入で失敗しないためには、信頼できる販売業者から購入することも、重要なポイントの一つです。優良な業者選びは「購入後のトラブル回避・安心感・長期的コストの節約」に直結します。 ここでは、信頼できる販売業者の選び方を4つのポイントで解説します。 営業情報・資格・実績の確認 信頼度の高い業者は、以下の情報を明確にしています。 会社としての所在地・連絡先・法人登記 業界での取扱実績・販売履歴 整備工場・サービス拠点を保有している 商品説明や資料が詳細で丁寧 これらの情報開示が不十分で、説明も曖昧な業者には注意が必要です。 中古を含む建設機械の販売・買取りを専門にしている業者は、知識が豊富で整備の質も高い傾向にあります。ユーザーの疑問や不安に、高い専門性で応えてくれます。 また、販売・買取の両方に独自ルートを持ち、価格や機種について幅広く対応できる点も強みです。 整備・保証・メンテナンス体制の確認 中古の建設機械には保証がないことが多いですが、信頼できる業者では独自の保証制度を設けている場合があります。 「納車後1ヶ月(または100時間)以内、エンジン・油圧系統のみ」といった限定保証や、納車日から1年間利用できる「安心サポートパック」を用意している販売会社もあります。 中古ユンボは、新車と比べて故障リスクが高いため、点検・整備コストをどれだけ抑えられるかが重要です。保証内容と費用を精査し、機体価格と合わせて総合的に費用対効果を検討しましょう。 また、現場での故障した際に、迅速な部品調達や修理対応が可能か、現場まで出張修理に来てくれるかも事前に確認しておくと安心です。 実車確認・試運転ができる 信頼できる中古ユンボ販売業者を選ぶ際は、実際に現物を確認し、試運転できることを明言している業者を選びましょう。 試運転が可能であれば、エンジン始動・走行状態・油圧動作・異音の有無などを自分の目で確認できます。 特にユンボは、動作確認が重要です。ブーム、アーム、バケットの動きが滑らかか、負荷をかけた際に異音がないか、旋回部や前ブレードにガタつきがないか、直進・旋回・走行のレバー操作に違和感がないかチェックしてください。 業者が「現物確認不可」や「動画・写真のみ」と説明する場合は、信頼性に疑問をもっても良いでしょう。 価格が透明で、見積り・内訳が明確 価格の透明性を担保している信頼できるユンボ販売業者には、次のような特徴があります。 見積書の内訳が詳細 整備履歴・使用時間データを提示 追加費用の発生条件を明示 返品・キャンセル条件を事前に説明 保証内容を明記 購入後のサポート体制が整っている 見積書には本体価格の他、点検整備費・法定費用・各種手数料・納車費用などが含まれます。これを「諸経費一式」でまとめている場合、後から追加請求される可能性があるため注意が必要です。 口頭だけでなく、書面(PDF・契約書)で詳しく明示してくれる業者を選びましょう。価格・内訳を含む書面を交わすことで、後々のトラブルを防げます。 中古ユンボの小型の人気ランキング 中古ユンボの小型は、コマツ、ヤンマー、日立建機、クボタなどの製品が人気となっています。これらの主要メーカーの人気・売れ筋機種を10選し、ランキング形式で紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 1.コマツPC78US コマツPC78US-11は、都市部や狭い現場での作業に最適な後方超小旋回機です。新開発の3気筒2.4Lエンジンによる高出力・低燃費、高い掘削作業量、DPF(排ガスフィルター)メンテナンス不要を特徴としています。 Pモード90°ダンプ積込作業時で、効率が従来機に対して23%向上し、トップクラスの作業量を誇ります。新エンジンと油圧システム(ファンクラッチなど)の最適化により、大幅な低燃費を実現している点もセールスポイントの一つです。 2.コマツPC30MR コマツPC30MR-5は、コンパクトな後方超小旋回型で、狭い現場でも優れた作業性能を発揮する2~3tクラスのユンボです。 視認性の優れた3.5インチ液晶モニタ、データ管理ステム、転倒・落下物保護構造など、高機能なオペレーター空間と高い安全性が特徴です。 Eモード、オートセル、オートアイドルストップ機能搭載で、燃料燃費を7%低減。国土交通省第3次排出ガス基準にも適合しています。チルトアップ機構やフルオープンカバーなどの採用により、点検・整備性も向上しています。 3.コマツPC138US コマツPC138US-11は、後方超小旋回で狭小地作業に優れた0.45m3クラスのユンボです。EUステージIVエンジンを搭載し、オートアイドルストップ機能などにより燃費消費量を低減しています。 2ピースブーム仕様やスライドアーム仕様など、現場に合わせた仕様変更が可能で、アタッチメント交換を約1分で行える油圧オートカプラにも対応しています。 3台のカメラで周囲を確認できる「KomVision」を標準装備し、広々としたキャブ設計も特徴です。 4.日立建機ZX135US 日立建機ZX135USは、後方超小旋回による優れた旋回性と、スライドアームやクレーン仕様など、多様な現場に対応する高い汎用性が特徴です。 最新の(-7)シリーズでは、従来機と比較してPWRモードで6%、ECOモードでは16~23%の燃費低減を実現しています。尿素SCRシステムの採用により、排出ガスもクリーンです。 高耐久なインジェクターやフッ素系Oリングを採用し耐久性を向上させ、LED作業灯が標準装備により視認性も改善されています 5.コベルコSK135SR コベルコSK135SRは、旋回時の最後尾がクローラーからはみ出しにくく、壁際や狭い場所での作業・旋回が容易なのが特徴となっています。 新型の(-7)は、従来機(-5)比較でサイクルタイムが8%短縮され、1時間あたりの仕事量が9%向上しています。10インチ大型カラーモニターを搭載し、カメラ映像、燃費、機体情報、アタッチメントの高さ・深さの確認が可能です。 林業用に強化された「K-FOREST」シリーズは、水洗いできるウォッシャブルフロアマットや、500時間間隔の給脂、ロングライフオイル・フィルターの採用などにより、過酷な環境下でもメンテナンス負担を低減しています。 6.コマツPC40MR コマツPC40MRは後方超小旋回設計で、ブームが左右にスイング(オフセット)する機能があり、壁際・構造物沿いの掘削がしやすい機種です。 キャビン(屋根・ガラス付き)仕様やキャノビー(簡易防護)仕様があり、使用環境に応じて選択できます。また、アタッチメントへの油圧を往・復2方向へ流す2way配管を備え、コンクリート破砕やハサミ作業にも対応可能です。 4tクラスの小型ユンボでありながら、約40馬力のディーゼルエンジンを搭載し、掘削力・走行性能ともに一般的な土木工に十分対応します。 7.コマツPC30UU コマツPC30UUシリーズは、3tクラスの超小旋回型ユンボです。旋回時の張り出しが少なく、安定感があり、整地から掘削まで幅広く対応できます。 掘削・吊り・整地をこなせる高い汎用性を持ち、(-6型)以降は、干渉自動回避・高さ自動停止・深さ測定システムなど、先進的な操作性と安全機能を備えています。 住宅街、舗装現場、配管工事など、限られたスペースでの効率的な作業が可能です。 8.ヤンマーVio30 ヤンマーVio30は、車幅1,550mmのコンパクト設計による3tクラスの後方超小旋回型で、壁際や狭所でも後方を気にせず作業できます。 エコモードやオートアイドル機能による高い燃費性能に加え、ブームスイング機能、快適な操作性、安定した掘削力が特徴です。 ICT技術により高精度な整地作業を自動で行い、オペレーターの負担を軽減します。JCA規格に準拠したワンタッチフック格納を採用し、荷役作業も効率化可能です。 9.クボタU-20 クボタU-20は、小旋回設計による優れた作業性と、高出力エンジンによる強力な掘削力、3ポンプシステムによるスムーズな複合操作が特徴です。 全幅1,300~1,400mm程度とスリムなため軽四ダンプで運搬が可能で、盗難防止のICチップ内蔵「SSキー」を標準装備しています。錆に強い樹脂パーツや耐久性の高い鋼板製ボンネット、山形トラックフレームを採用しています。 輸送性に優れ、低燃費・低騒音の環境性能と高い耐久性能を兼ね備え、土木工事から解体現場まで幅広く対応できる機種です。 10.ヤンマーSV08 ヤンマーSV08は、可変脚縮小時で幅700mmというコンパクトさと、トップクラスの小回り性能を誇る0.8tクラスのユンボです。後端旋回半径が小さく、狭い現場や住宅や塀の際、建物内での作業に最適です。 バケットシリンダーホースがアーム内装化により破損リスクを軽減し、ブームやブレードシリンダーには保護カバーを採用するなど、高い耐久性を備えています。 環境にやさしい2気筒エンジンを搭載し、パワフルな作業が可能です。ラッチを外すだけでボンネットが開くフルオープンボンネットにより、工具なしのワンタッチメンテナンスを実現しています。 小型ユンボの中古市場の動向 小型ユンボの中古市場は、国内外での根強い需要に支えられ、高値傾向が続いてきました。 2025年以降は金利上昇などの影響もあり、市場全体の伸びは鈍化・横ばい傾向と予測されています。しかし、新車価格の高騰や納期の長期化により、中古のニーズは依然として非常に高い水準にあります。 ここでは、小型ユンボの中古市場の動向について解説します。購入費用の予算を組む際の検討材料としてください。 市場動向と価格推移 小型ユンボの中古市場動向と価格推移について、「需要と供給」「価格の目安と変動要因」「価格推移の目安」の3つのポイントで説明します。 需要と供給 小型ユンボの中古需要は依然として高く、供給が追いついていない状況です。 現場の小規模化・多様化が進み、狭小地での住宅基礎工事、下水工事、外構・造園、農作業などで需要が高まっています。そのため、新車価格の上昇や納期遅延も影響もあり、予算を抑えられてすぐ使える中古が好まれているのです。 供給不足との背景には、国内の工事需要が安定していることに加え、円安を背景に日本の高品質な中古建機が海外に流れやすくなっている点も挙げられます。 価格の目安と変動要因 以下に小型ユンボの中古の規格別価格相場(目安)をまとめました。 規格・機体サイズ 価格帯 特徴 超小型・ミニ(0.5~1t未満) 50~150万円 軽トラ積載可能。庭園整備、個人農家向け 小型・ミニ(1~3t) 100~400万円 下水・住宅基礎、外構・造園など 小型(3~5t未満) 200~400万円以上 パワーがあり、小規模な土木工事向け 上記の価格はあくまで一般的な相場であり、販売店や機械の状態により変動します。 小型ユンボ(ミニ)の中古価格は、概ね50万円~300万円程度の範囲で推移しており、年式、稼働時間(アワーメーター)、メンテナンス状況が価格に大きく影響します。 農業用や狭小地での需要が安定しているため、新車購入から5年以内は高いリセールバリューを維持しやすい傾向です。 ※2026年2月トクワールド調べ 今後の市場予測 中古建機市場全体は堅調に推移しており、ユンボはその中心的な分野です。インフラ更新、小規模工事、レンタルニーズが需要を支えています。 また、ICT搭載機のスマート建機の中古市場も拡大しており、以下の2点について解説します。 需要は堅調に推移 日本の中古建設機械市場は、2022~2029年で約3%の平均成長率(CAGR)が予想され、2029年までに約5万台超の中古機が販売されると見込まれています。 この中でも、ユンボ(油圧ショベル)は最も大きなシェアを占めています。国内インフラの老朽化対応が急務となっており、道路、橋、河川、防災インフラの修復・保全工事が拡大しているためです。 中古ユンボでは小型の需要も堅調で、狭小地・住宅地の土木工事に最適なことから、職人や小規模工事業者の実需が非常に根強く存在します。新車価格の高騰により、中古導入やレンタルニーズが高まり、安定した需要につながっています。 スマート建機の需要 スマート建機とは、ICT(情報通信技術)を搭載し、クラウド上で現場の3次元データと連携・最適化する次世代の建設機械です。 国土交通省が推進する「i-Construction」にも対応しており、深刻な人手不足と労働環境改善が課題である建設業界において、将来的に高い成長性が期待されている分野です。 これまで大型現場に限られていた導入が、小型建機への展開や後付け可能なICTキットの普及により、中小事業場へと拡大しています。 スマート建機の中古市場は、新品の高コストや人手不足を背景に需要が急速に拡大しており、2025年以降はスマートシティプロジェクトの推進などにより、高機能な中古機械の取引がさらに活発化する見込みです。 小型ユンボの主なメーカーの特徴 小型ユンボの中古車市場は、近年非常に活発で、需要が供給を上回る売り手市場が続いています。 特にコマツ、ヤンマー、日立建機、クボタの高年式・良質な機械は人気が高く、争奪戦となる傾向にあります。以下は、主要4メーカーの特徴の紹介です。 コマツ(Komatsu) コマツは、国内トップクラスの信頼性・耐久性を誇る、日本最大手の建機メーカーです。コマツのユンボは、「壊れにくい・長持ち」することで評価が高く、中古でも状態が良い機体が多いのが強みとされています。 部品供給・整備体制が圧倒的で、全国にサービス拠点があるため入手が早く、古い型式でも部品供給が続くのも強みの一つです。 中古市場での流通量が多く、選択肢が豊富で相場も安定していますが、同クラスで他メーカーのユンボよりも価格は高めとなっています。 ヤンマー(Yanmar) ヤンマーは、ユンボ(ミニショベル)開発の歴史が55年以上と長く、国内外で使用されてきた実績があります。小型~中型のユンボが充実しており、特に独自技術のゼロ・テールスイング(後方ゼロ旋回)を得意としています。 ヤンマーはもともとディーゼルエンジンのメーカーなので、燃費の良さや安定したトルク、排ガス規制対応エンジン搭載など環境性能と効率とが両立している点が強みです。 他メーカーに比べると、「豪華機能」「最新装備」は控えめで、シンプルで実用重視という評価があります。 日立建機(Hitachi Construction Machinery) 日立建機は、1965年に日本初の純国産油圧ショベルを開発して以来、長年にわたり油圧ショベルの技術を磨いてきたメーカーです。操作性・構造の信頼性を重視した製品づくりを続けていると評価されています。 小型~中型だけでなく、大型機まで幅広い製品を提供しており、近年ではICT(スマート機能)搭載モデルも豊富です。 ハイブリッドモデルや低燃費設計、排出ガス規制対応エンジンなど、燃料効率と環境配慮の取り組みも進んでいます。 クボタ(Kubota) クボタは、0.5〜5.5t級のミニユンボに特に強く、世界的に小型ユンボのトップシェアを誇っています。独自のロードセンシング油圧制御を用いることで、操作レスポンスが良く、思い通りに動かせるという点の評価が高いです。 長年にわたりミニユンボを作り続けてきた経験を、エンジンや油圧部の信頼性、丈夫で壊れにくい構造、整備しやすい設計などタフな現場でも耐える機体に結実させています。 従来は主にミニユンボ中心でしたが、住友建機からのOEMによる14tクラス油圧ショベルの供給の開始を予定しています。 まとめ 中古の小型ユンボを選ぶ際は、信頼できる業者を選び、用途に合ったサイズの機体状態を十分に確認することが重要です。 候補となる機体をある程度絞り込んだら、実車確認や試運転も必ず行いましょう。また、契約前には保証内容やアフターサービスについて書面で確認し、手元に残すようにしてください。 機体状態チェック時は、詳細なチェックリストを用意することはもちろん、可能であれば経験のある整備士に同行してもらうと安心です。 ←高品質な【中古ミニユンボ】なら重機の専門店トクワールドにお任せ下さい!

    #ユンボ

    2026/02/03

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  • ユンボの資格・免許について解説!
    ユンボ

    ユンボの資格・免許について解説!

    ユンボの操作が丸わかり!運転のポイントと必要な資格について紹介 ユンボの基本事項 ユンボは油圧ショベル ユンボの各部名称 ユンボの操作の基本 まとめ ユンボに係る資格・免許…ご存知ですか??建設・土木現場では頻繁に見かける「ユンボ」 建設現場で活躍する機械の操作にも自動車と同じく、免許や資格が必要なことをご存知ですか? 今回はユンボに関しての免許や資格について簡単に解説していきたいと思います! そもそも「ユンボ」とは?そもそも「ユンボ」とは何なのでしょうか。 このブログでも度々ご紹介していますが、建設・土木現場で掘削に用いられる機械です。 先端の「バケット」と呼ばれる部分を他のアタッチメントに付け替えることによって、 掘削以外にも活躍することのできる万能機械の一つです。 別称として「油圧ショベル」「パワーショベル」「バックホー」とも呼ばれます。 では「ユンボ」という名前は一体…? と思われるかもしれません。 「ユンボ」という名称は、フランスのシカム社(現ユンボ社)が製造した油圧ショベルに付けた商品名であり、 1960年代に日本でもその名称として広まりました! ちなみに、“ユンボ”という名称は、建設機械レンタルの会社である「レンタルのニッケン」の商標登録です。 呼び名を一覧にまとめてみると以下のようになります。 呼び名 シーン バックホー 国交省など行政で使用 ユンボ 『レンタルのニッケン』の登録商標 パワーショベル バケットが通常と逆向きの場合 油圧ショベル メーカーや建設業者等での呼称 ショベルカー 報道などメディアでよく使用される呼称 ドラグショベル 官庁が文章で使う これらを知っておくだけでも雑学として扱うことができますね! では続いてユンボの資格と免許の種類について順番に見ていきましょう! ユンボの資格と免許についてユンボを運転・操縦するために必要な資格と免許は主に下記の2種類が挙げられます。 ・操作資格 ・運転免許 順番に解説していきましょう。 ・操作資格 「操作資格」には様々な種類があり、 取得する資格により操作できるユンボの規格が変わってきます。 また、資格がないと操作してはならないという法律上の決まりがあります。 資格の種類については後述します。 ・運転免許 公道を走行するために必要な免許となります。 ユンボは走行部で大きく2種類に分けることができます。 ホイール式 走行部がタイヤのユンボ クローラ式 走行部がキャタピラ(クローラ)のユンボ このうち、「クローラ式」は公道の走行が不可ですが、「ホイール式」はナンバープレートさえあれば公道走行が可能です。 しかし「ホイール式」で公道を走行する場合、「大型特殊免許」の取得が必要になります。 免許取得時の参考費用については、下記となります。 教習所 (教習所により価格変動) 約7~13万円 一発試験 2600円(受験料)+1450円(試験車使用料)+2050円(免許証交付料)=6100円 合宿  (教習所により価格変動) 約7~10万円 一発試験は難易度も高く、現実的ではないため、取得する場合は教習所を利用することをお勧めします! また、大型特殊免許を取得すると「ホイールローダー」や「ラフタークレーン」、「除雪車」などを運転することも可能です。 ユンボの規格ごとの操作資格についてここまで「操作資格」と「運転免許」を簡単に説明しましたが、大型特殊免許を取得しているからといって、ユンボの操作ができるようにはなりません。 「私有地内」であれば資格・免許を取得していなくても法に問われることはありません。 しかし「私有地外」では罰則などの規定もありますので注意が必要です。 それでは肝心のそれらの資格についてご紹介をしていきましょう。 1 車輛系建設機械運転技能講習 3トン以上の機体質量(運転質量-(オペレーター⁺作業装置⁺工具⁺油種類⁺燃料⁺冷却水)があるユンボの 操作に必要な資格が車輛系建設機械(整地等)運転技能講習です。 2 小型車輛系建設機械運転技能講習特別教育 3トン未満の機体質量を操作する為に必要な資格が小型車輛系建設機械運転技能講習特別教育です。 3 クレーン機能を備えたユンボのクレーン作業に必要な資格 5t以上 移動式クレーン運転士免許所有者 1t以上5t未満 小型移動式クレーン運転技能講習修了者 0.5t以上1t未満 移動式クレーン特別教育修了者 4 玉掛けの業務 1t以上 玉掛け技能講習修了者 0.5t以上1t未満 玉掛け特別教育特別教育修了者 5 ブレーカー付ユンボの操作資格 機体質量3t以上 車両系建設機械(解体用)技能講習修了者 機体質量3未満 車両系建設機械(解体用)特別教育修了者 6 「鉄骨切断機」「コンクリート圧砕機」「解体用つかみ機(フォークグラップル等)」付 ユンボ操作資格:車両系建設機械(解体用)特例 技能講習修了者 この中でも1でご紹介した「車輛系建設機械運転技能講習」で修了すると、大小全ての大きさのユンボを操作することや別の資格も合わせることでブルドーザーなどの操縦も可能になります。 潰しが利きやすい資格の一つとなっていますので、ご興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。 まとめユンボやその他の建設機械も含めた資格・免許について説明をさせていただきました。 これらの免許や資格を保有していると、現場で大活躍できること間違いなしです。 また、転職をする場合にも大きな武器の一つにもなり、収入を上げる材料の一つにもなります。 今後のキャリアのため、現場での活躍のためにご興味のある方はぜひとも取得してみてください! ←ユンボの免許や資格を取ったら早速トクワールドで中古ユンボを探そう!

    2023/01/15

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