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バックホーは中古がお得!サイズや型式の見方と必要な資格の取得方法も解説

ユンボ

2023/05/30

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バックホーは中古がお得!サイズや型式の見方と必要な資格の取得方法も解説

建設業で働き始めたとき、戸惑ったのが油圧ショベルの呼び方でした。ユンボと呼ぶ人もいれば、バックホーと呼ぶ人もいたからです。

今振り返ってみると、現場作業に携わっている、メーカーやレンタル業者、官庁関係で働いているなど職種によって違っていたようです。複数の呼び方がある理由が分かるまで、何か違いがあるのだろうと必要以上に細部まで眺めていたのを覚えています。

もう一つ先輩たちの会話を聞いていて戸惑ったのが、バックホーのサイズについてです。「この現場、コンマ2でいけるだろう?」「いや、コンマ3が必要だな」というのが、バックホーのサイズについてのやり取りだというのが分かりませんでした。

建設機械は本当に身近なものなので、今さら誰にも聞けないという思いがあったのを記憶しています。

この記事では、油圧ショベルの呼び方が違う理由やサイズの見方、運転するのに必要な資格や免許、中古価格について紹介しますので参考にしてください。

バックホーもユンボも油圧ショベルのこと?

結論から言うと、バックホーもユンボも同じものです。油圧を利用してショベルを動かし作業する建設機械です。

ここではまず油圧ショベルについておさらいし、どのような経緯で複数の呼び方があるのか、またどのように使い分けされているかについて紹介します。

油圧ショベルとは

油圧ショベルは、土砂の掘削や積込みなどの土木作業で使われることが多いです。

ショベル(バケット)部分をさまざまなアタッチメントに交換することで、作業できる範囲を大幅に広げることもできます。

得意とする作業は、土砂の掘削や積込み、解体工事での破砕や選別、造成工事の整地や法面の整備などです。さらに林業や農業でも、さまざまな作業で利用されています。

油圧ショベルの油圧とは、加圧した油を大きなエネルギーとして伝達する技術です。

まずエンジンによって油圧ポンプを稼働させ圧油を送りだします。圧油はコントロールバルブによって、油圧モーター(走行・旋回)や油圧シリンダー(作業)に送り込まれます。

そして油圧シリンダーから受ける強力なエネルギーによって、ブーム、アーム、ショベルを動かして作業するのです。

油圧ショベルのサイズは、ミニショベルと呼ばれるバケット容量が0.25立米以内のもから、大型ショベルの10立米以上のものまでさまざまです。

また機体の作業範囲によって、標準機、後方小旋回機、超小旋回機などの仕様の違いがあります。

油圧ショベルは、建設業はもとより林業や農業においても、作業の効率化や省力化に欠かすことができない重機です。

バックホー・ユンボは通称名

バックホーとかユンボというのは、油圧ショベルの通称名です。油圧ショベルという名称は、社団法人日本建設機械工業会が統一名称として提唱しています。

バックホーはバックホウとも表記され、日本国内の行政機関などでよく使われています。バックホーとは、back(後ろ)とhoe(くわ)を合わせた造語です。

ユンボは元々、フランスの建機メーカーSICM(シカム)社が製造した建設機械の商品名です。それを技術提携していた新三菱重工(現・三菱重工業)が国内販売するときに、ユンボという名称をそのまま使用したのです。

性能が高く汎用性もあるユンボは、建設業界を中心に大ヒット商品になり、油圧ショベルの代名詞のような存在になりました。現在では、建機レンタルの「レンタルのニッケン」の登録商標となっています。

似た呼び名のパワーショベルは、コマツが販売していた油圧ショベルの商品名です。この他、ショベルカーとかドラグショベルと呼ばれることもあります。

バックホーのサイズを見分ける方法と呼び方

バックホーとかユンボと呼ばれている油圧ショベルのサイズ(目安)は、機体に表記された型式を見れば判断できるようになっています。業界初心者の方も、簡単に見分けることができるものです。

機体に表記されている数字には、各メーカー共通で分かることと、各メーカーがそれぞれ独自で設定しているものとがあります。ここでは、その2つについて紹介しますので参考にしてください。

各メーカー共通でサイズが分かる

バックホーのサイズ(目安)は、機体側面に表記された型番で確認できます。以下の画像の赤丸で囲んだ部分です。

PC200のPCはコマツ独自の型式番号、数字の200はサイズを現していて各メーカー共通です。以下に目安となるサイズを表にしました。

バックホーのサイズ(目安)の見分け方
型番にある数字 ショベル容量(立米) 呼び方(クラス) 機体重量(トン)
30 0.1 コンマイチ 3
60 0.2 コンマニ 6
120 0.4 コンマヨン 12
200 0.7 コンマナナ 20
上記はあくまで目安となります。

覚えておいてほしいのは、型番にある数字はバケット容量や機体重量と関連しているということと、バケット容量(目安)に応じてコンマ1とかコンマ2という呼び方をしているということです。

コンマ1とか2というのは、あくまで一般的な便宜上のクラス分けであり、会社によってはショベル容量の0.25、0.45、0.7というようなクラス分けをしているケースもあります。

機体にある英字のメーカーごとの意味

建設機械の機体には、メーカーが英数字の記号で商品型番を表記しています。たとえばコマツであれば、「PC78US」のようにです。

機体表記の型番を見ると、どこのメーカーの建設機械でどういう仕様なのか概要が分かるようになっています。

ただ、この記号はメーカーごとに独自の意味があるので注意が必要です。主要メーカー―の型番記号にについてまとめましたので参考にしてください。

コマツ
記号 意味
PC コマツ独自の商品記号
HB ハイブリッド
UU 超小旋回型
US、MR 後方超小旋回型
LC ロングクローラー
N1、E、EO モデル・シリーズ名

日立建機
記号 意味
UH、EX、ZX 日立独自の商品記号
ZH ハイブリッド
US 後方小旋回型
UR 超小旋回型
K 解体仕様
LC ロングクローラー
A、B モデル・シリーズ名

キャタピラージャパン
記号 意味
3、0 CAT油圧ショベルの商品記号
CR 後方小旋回型
SR オフセットブーム
UR 超小旋回型
L ロングクローラー
B、C、D モデルチェンジで英字が進む
U、RR 標準機で後ろが短い

コベルコ
記号 意味
SK コベルコ独自の商品記号
UR 超小旋回型
SR 後方小旋回型
LC ロングクローラー
1E、1ES モデル・シリーズ名

運転に必要な資格は機体重量で変わる

バックホーは、建設機械の中の車両系建設機械に分類され、労働安全衛生法で次のように定義されています。

「動力を用い、かつ、不特定の場所に自走できるもの」

ここでは車両建設機械の種類と運転するために必要となる資格の取得方法について紹介します。

車両系建設機械の種類

車両系建設機械の種類をまとめました。
  1. 整地・運搬・積込み用機械
    ブルドーザー、モーターグレーダー、トラクターショベル、ずり積機、スクレーパー、スクレープドーザー
  2. 掘削用機械
    バックホー、ドラグショベル、ドラグライン、クラムシェル、バケット掘削機、トレンチャー
  3. 基礎工事用機械
    杭打機、杭抜き機、アースドリル、リバースサーキュレーションドリル、せん孔機(チューピングマシンを有するものに限る)、アースオーガー、ペーパードレーンマシン
  4. 締固め用機械
    ローラー
  5. コンクリート打設機械
    コンクリートポンプ車
  6. 解体用機械
    ブレーカー、鉄骨裁断機、コンクリート圧砕機、つかみ機
車両系建設機械は、運転技能講習の修了者でなければ運転業務に就くことはできません。

ただし機体重量が3トン未満であれば、「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」修了者は運転業務に就くことができます。

次章からは、車両系建設機械の運転業務の資格取得について説明します。

重量3トン以上は車両系建設機械運転技能講習

重量3トン以上の車両系建設機械は、種類ごとに運転技能講習を修了することが義務づけられています。

運転技能講習は各都道府県の登録教習機関で実施されていて、自分の住む地域の登録教習機関は、厚生労働省HPの「登録教習機関一覧」で簡単に確認できます。

教習機関への受講申し込み手続きは、インターネットでもできますが、まずは電話で申込み方法や受講の流れを確認しておくと安心です。

運転技能講習の講習時間は、現在保有している資格や実務経験で違ってきます。一例として、愛知県の登録教習機関である「コマツ教習所 愛知センタ」の技能講習を参考に紹介します。

講習時間
受講料(税込)
テキスト代含む
現在保有している資格及び実務経験
14時間

45,000円
  1. ・大型特殊免許所有者又は、不整地運搬車運転技能講習修了者
  2. ・普通、準中型、中型、大型免許を有し、小型車両系建設機械(整地等)特別教育修了後、機体質量が3t未満の車両系建設機械の業務経験が3ヶ月以上ある方 (特別教育修了証のコピー貼付、事業主経験証明必要、特自検点検表添付)
18時間

54,000円
  1. ・小型車両系建設機械(整地等)特別教育修了後、機体質量が3t未満の車両系建設機械の業務経験が6ヶ月以上ある方
    (特別教育修了証のコピー貼付、事業主経験証明必要、特自検点検表添付)
38時間

104,000円
  1. ・上記のいずれにも該当しない方
講習時間と受講料は、14時間(2日)、18時間(3日)、38時間(5日)の3つのコースで行われています。自分がどのコースを受ければいいか不安がある方は事前に確認しておきましょう。

またコースや受講料は、地域や教習機関で若干違うことがありますので、必ず申込先教習機関に確認してください。

重量3トン未満は小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育

特別教育は、本来事業者が主体となって実施して、業務に就く作業者に教育しなければならないものです。しかし実際は、事業者の代わりに各登録教習機関で教育を受けることがほとんどです。

登録教習機関では、規定の教育を修了した受講者に各機関所定の修了書を交付します。

受講要件というものは特に無く、学科は7時間、実技は6時間を目安に2日間かけて実施されることが多いです。

受講料は、前述の「コマツ教習所 愛知センタ」を例にとると、テキスト代を含み消費税込みで17,000円です。ただ、実際に受講申し込みを行う登録教習機関に、事前に問い合わせしてみることをおすすめします。

バックホーで公道を走るなら運転免許も必要

バックホーは、土木や建設の現場内での作業や移動がほとんどです。ただ会社から現場、現場から新たな現場へと、公道を走って移動することが必要になる場合もあります。

そういうとき、バックホーをトレーラーや大型ダンプに積載して運搬する場合は必要ないのですが、公道を自走する場合は運転免許が必要になります。

自走するバックホーにはナンバープレートが必要です。またクローラー(キャタピラー)での公道走行は原則禁止されているため、タイヤ(ホイール式)で走るバックホーのみが公道を自走できます。

バックホーで公道を走るための免許は、自動車と同じく、バックホーの大きさ(車両総重量と最大積載量)で決まります。

以下にバックホーの大きさと必要な運転免許についてまとめました。

バックホーの大きさ 必要な運転免許
車両総重量5トン未満
最大積載量3トン未満
普通自動車免許
車両総重量5トン以上11トン未満
最大積載量6.5トン未満
中型自動車免許
車両総重量11トン以上
最大積載量6.5トン以上
大型自動車免許

必要な免許がなかったり、ナンバープレートなしのバックホーで公道を走ったりすると道路交通法違反で厳しく罰せられます。

バックホーの中古価格のサイズ別の相場は?

バックホーの導入を検討するとき、まず気になるのが価格でしょう。サイズ別の相場を確認しておくことで価格交渉がしやすくなります。

バックホーは、中古で購入するのが一番お得です。新車の価格は数年で大幅に下がりますが、きちんと整備してある中古を選べば、新車と機能的には大きな差はありません。

ここでは中古建機販売会社とオークションで、中古価格の相場を紹介しますので参考にしてください。またレンタルで導入したときの価格についても付記しています。

一番お得な中古建機販売会社

建設機械のメーカーは、一般的に新車の価格を公表していないようです。理由は、売り先の会社との取引実績や使用する現場に合わせた仕様変更などで価格が変わってくることが多いからという理由になっています。

ただ少ない情報から新車価格の目安はつかむことができました。以下の表の金額を、現行の一般的な中古価格と比較してみてください。

新車価格の目安
ショベル容量(立米) コマツ(万円) 日立建機(万円) キャタピラー(万円)
  新車 中古 新車 中古 新車 中古
0.14~0.16 490 85 500 100 640 125
0.2~0.22 660 180 670 190 750 210
0.4~0.5 1,050 410 890 390 1,020 420
0.65~0.7 1,780 580 1,610 560 1,700 650
中古の建設機械は、年式やアワーメーター、整備状況などにより価格は大きく変動します。あくまで目安の価格として捉えてください。

ネットのオークション

最近では建設機械のネットのオークションでの購入も一般的になりつつあります。なかでも取扱高ではヤフオクが一番でしょう。

ヤフオクでのサイズ別中古価格をまとめました。
ショベル容量(立米) ヤフオク価格(万円)
0.14~0.16 140
0.2~0.22 250
0.4~0.5 -
0.65~0.7 -

ヤフオクでは、大きなサイズの出品(2023年5月現在)はありませんでした。

レンタルでの導入は?

バックホーは複数あるのだが、予定外の工事が発生してどうしても足りなくなった、自社にあるバックホーは今の現場には大きすぎて使いにくいなどの場合、一時的にレンタルでの導入を検討されることもあるでしょう。

ここでは、バックホーをレンタルしたときの費用相場を紹介します。
商品名 レンタル料金(日額) 補償料(日額) 管理料(一括)
ミニバックホー
重量1トンクラス
8,000円 500円 1,000円
ミニバックホー
重量1.5トンクラス
8,000円 500円 1,000円
ミニバックホー
重量2トンクラス
9,000円 500円 1,000円
ミニバックホー
重量3トンクラス
9,000円 500円 1,000円
バックホー
バケット0.2立米クラス
11,000円 500円 2,000円
バックホー
バケット0.25立米クラス
13,000円 700円 2,000円
バックホー
バケット0.4立米クラス
15,000円 800円 2,500円
バックホー
バケット0.7立米クラス
25,000円 1,000円 3,000円

上記表は日額ベースでの平均的単価ですが、月額での契約もあり、当然割安となります。

まとめ|バックホーは中古がお得!
ここまでバックホーについて紹介してきました。
  • バックホーもユンボも油圧ショベル
  • 複数の通称がある理由について
  • バックホーのサイズの見分け方と呼び方
  • 各メーカーの型番記号がもつ意味
  • 運転に必要な資格は機体重量で変わる
  • それぞれの資格の取得方法について
  • 公道を走る場合に必要な免許について
  • バックホーの中古化価格の相場
  • レンタルで導入する場合の相場

バックホーは建設工事の現場に欠かせないものであり、日常的に使用する建設機械ですが、改めて聞かれると即答することができないことがあるものです。

今さら誰にも聞けないようなことについて、この記事が少しでも参考になっていれば幸いです。
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エンジンの状態チェックでは、始動性・異音や振動、排気ガスの色・オイルの状態が重要です。 始動性 外気温と同程度まで冷え切った状態でも、一発で始動することが理想です。何度もセルを回す、白煙が長時間出る場合は要注意です。 異音・振動 カラカラ音・ガラガラ音のような金属音がしないか確認します。アイドリング不安定・異常振動のある機体は避けるべきです。 排気ガスの色 黒煙:燃焼不良・インジェクター不調の可能性あり 白煙:圧縮不足・冷却水混入の疑い 青煙:オイルの燃焼室混入の可能性 オイルの状態 量が適正か、白濁していないか、焼けた臭いがしないかを確認します。 油圧系の状態チェックポイント 油圧系のチェックでは、動作のスムーズさ・操作時の音・オイル漏れ・油圧オイルの色がポイントです。 動作のスムーズさ アーム・ブーム・旋回動作が引っかからず滑らかかを確認します。動きが遅い途中で止まる場合は油圧ポンプ劣化の可能性があります。 操作時の音 操作時に高い唸り音が出続ける場合、油圧が逃げている可能性があり要注意です。 オイル漏れ ホース接続部・シリンダー周りに、にじみや垂れがないかを確認します。地面に油跡がある機体は修理リスクが高いです。 油圧オイルの色 透明~薄い飴色が正常です。黒ずみ・金属粉混入が見える場合は内部消耗の疑いがあります。 足まわり(キャタピラ・ローラー)の状態 足まわりの状態チェックは、キャタピラ・ローラー・スプロケットを中心に行います。 キャタピラ キャタピラには、ゴムキャタピラとスチールキャタピラがあります。 ゴムキャタピラ ひび割れ・欠け・剥離の有無、ゴムの摩耗量、コマ(リンク)間の摩耗や損傷をチェックしてください。 スチールキャタピラ ピン・ブッシュの摩耗、シューの割れ・変形を確認します、ガタが増大している場合は走行性が低下している可能性があります。 ローラー ローラーは、上側ローラー(キャリアローラー)と下側ローラー(トラックローラー)の両方を確認する必要があります。 上側ローラー:手で回して引っかかりがないか 下側ローラー:摩耗が均一か、回転時のガタつきがないか 共通確認:異音の有無 スプロケット(後端の歯車) スプロケットは、歯の摩耗具合の確認が重要です。刃先が尖っていないか、欠けがないかを確認してください。摩耗が進んだスプロケットは交換コストが高くなるため、特に注意が必要です 足まわりの状態チェックは、可能な限り試運転して確認することが望ましいです。足まわりの摩耗や損傷は交換費用が高額になりやすく、中古ユンボ選びで失敗しやすいポイントのひとつです。 構造・フレームの損傷状態 構造・フレームの損傷状態は、安全性・耐久性・後の修理費用に直結する重要なチェックポイントです。ここでは、以下の3点に分けて解説します。 フレーム全体 アーム付け根、バケットリンク、ブーム根本、旋回フレームなど、応力が集中しやすい部分を重点的に確認します。クラック(ひび割れ)、曲がりや歪み、錆の進行状況をチェックしてください。 アーム・ブーム・バケット 揺すって遊びが大きい場合は、ピンやブッシュが摩耗している可能性があります。ブーム・アーム先端やバケット根本のクラック、バケットの歯やサイドカッターの摩耗状態も確認しましょう。 旋回部(ターンテーブル) 旋回時にガリガリ音や引っかかりがある場合、内部摩耗や潤滑不足が疑われます。上部旋回体がフレームにしっかり固定されているかも重要な確認ポイントです。 中古のユンボでは、構造・フレームの損傷有無が寿命と安全性に大きく影響します。可能であれば、信頼できる整備士と同行して確認するのが理想です 整備履歴・記録を確認 整備履歴は機体の健康状態を知る上で非常に重要です。記録がしっかり残っている機体ほど安心して購入できます。 主な確認ポイントは以下の通りです。 過去の点検記録・修理内容・交換部品の履歴があるか 定期的なオイル交換・グリースアップが行われているか 事故歴や大きな故障履歴の有無 使用時間(稼働時間)との整備頻度のバランス オイル交換の実施状況、フィルター類の交換記録、「いつ・何を・誰が修理した」が明確かどうかを確認しましょう。 作業用途・サイズに合った機種を選ぶ 中古小型ユンボを選ぶ際は、作業用途・サイズに合った機種を選びが重要です。まず「何をするのか」を明確にすることで、必要な性能や仕様が見えてきます。 一般的に、1~3tクラスが小型に分類され、バケット幅は300~800mm程度です。 1~1.5t:狭所作業・小回り重視 1.5~2t:作業量と機動性のバランス型 2t以上:硬い土質・安定性重視 旋回方式では、 後方小旋回:後部がはみ出さず狭所向き クラス標準旋回:構造がシンプルで比較的安価 キャタピラは、舗装や住宅地ではゴムキャタピラ、軟弱地盤や悪路ではスチールキャタピラが適しています。土質が硬いとか深堀作業が多い場合は高馬力、軽作業や移動が多い場合は低馬力でも問題ありません。 また、ブレーカー・フォーク・クイックヒッチなど、必要なアタッチメントに対応可能かも事前に確認しておきましょう。 予算だけで選ばない 予算だけで中古ユンボを選ぶのは危険です。価格は重要な要素ですが、それだけで判断すると、想定外の故障が続いたり、スペック不足で作業効率が悪化したりする可能性があります。 失敗しないためには、用途に合ったスペックを明確にし、稼働時間や整備履歴を重視することが大切です。実車確認や試運転も欠かせません。 同じ予算でも、保証やアフターフォローが充実している機体の方が、結果的に安上がりになるケースもあります。価格だけでなく、状態や信頼性を含めた総合判断を心がけましょう。 信頼できる中古ユンボ販売業者の選び方 中古ユンボの購入で失敗しないためには、信頼できる販売業者から購入することも、重要なポイントの一つです。優良な業者選びは「購入後のトラブル回避・安心感・長期的コストの節約」に直結します。 ここでは、信頼できる販売業者の選び方を4つのポイントで解説します。 営業情報・資格・実績の確認 信頼度の高い業者は、以下の情報を明確にしています。 会社としての所在地・連絡先・法人登記 業界での取扱実績・販売履歴 整備工場・サービス拠点を保有している 商品説明や資料が詳細で丁寧 これらの情報開示が不十分で、説明も曖昧な業者には注意が必要です。 中古を含む建設機械の販売・買取りを専門にしている業者は、知識が豊富で整備の質も高い傾向にあります。ユーザーの疑問や不安に、高い専門性で応えてくれます。 また、販売・買取の両方に独自ルートを持ち、価格や機種について幅広く対応できる点も強みです。 整備・保証・メンテナンス体制の確認 中古の建設機械には保証がないことが多いですが、信頼できる業者では独自の保証制度を設けている場合があります。 「納車後1ヶ月(または100時間)以内、エンジン・油圧系統のみ」といった限定保証や、納車日から1年間利用できる「安心サポートパック」を用意している販売会社もあります。 中古ユンボは、新車と比べて故障リスクが高いため、点検・整備コストをどれだけ抑えられるかが重要です。保証内容と費用を精査し、機体価格と合わせて総合的に費用対効果を検討しましょう。 また、現場での故障した際に、迅速な部品調達や修理対応が可能か、現場まで出張修理に来てくれるかも事前に確認しておくと安心です。 実車確認・試運転ができる 信頼できる中古ユンボ販売業者を選ぶ際は、実際に現物を確認し、試運転できることを明言している業者を選びましょう。 試運転が可能であれば、エンジン始動・走行状態・油圧動作・異音の有無などを自分の目で確認できます。 特にユンボは、動作確認が重要です。ブーム、アーム、バケットの動きが滑らかか、負荷をかけた際に異音がないか、旋回部や前ブレードにガタつきがないか、直進・旋回・走行のレバー操作に違和感がないかチェックしてください。 業者が「現物確認不可」や「動画・写真のみ」と説明する場合は、信頼性に疑問をもっても良いでしょう。 価格が透明で、見積り・内訳が明確 価格の透明性を担保している信頼できるユンボ販売業者には、次のような特徴があります。 見積書の内訳が詳細 整備履歴・使用時間データを提示 追加費用の発生条件を明示 返品・キャンセル条件を事前に説明 保証内容を明記 購入後のサポート体制が整っている 見積書には本体価格の他、点検整備費・法定費用・各種手数料・納車費用などが含まれます。これを「諸経費一式」でまとめている場合、後から追加請求される可能性があるため注意が必要です。 口頭だけでなく、書面(PDF・契約書)で詳しく明示してくれる業者を選びましょう。価格・内訳を含む書面を交わすことで、後々のトラブルを防げます。 中古ユンボの小型の人気ランキング 中古ユンボの小型は、コマツ、ヤンマー、日立建機、クボタなどの製品が人気となっています。これらの主要メーカーの人気・売れ筋機種を10選し、ランキング形式で紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 1.コマツPC78US コマツPC78US-11は、都市部や狭い現場での作業に最適な後方超小旋回機です。新開発の3気筒2.4Lエンジンによる高出力・低燃費、高い掘削作業量、DPF(排ガスフィルター)メンテナンス不要を特徴としています。 Pモード90°ダンプ積込作業時で、効率が従来機に対して23%向上し、トップクラスの作業量を誇ります。新エンジンと油圧システム(ファンクラッチなど)の最適化により、大幅な低燃費を実現している点もセールスポイントの一つです。 2.コマツPC30MR コマツPC30MR-5は、コンパクトな後方超小旋回型で、狭い現場でも優れた作業性能を発揮する2~3tクラスのユンボです。 視認性の優れた3.5インチ液晶モニタ、データ管理ステム、転倒・落下物保護構造など、高機能なオペレーター空間と高い安全性が特徴です。 Eモード、オートセル、オートアイドルストップ機能搭載で、燃料燃費を7%低減。国土交通省第3次排出ガス基準にも適合しています。チルトアップ機構やフルオープンカバーなどの採用により、点検・整備性も向上しています。 3.コマツPC138US コマツPC138US-11は、後方超小旋回で狭小地作業に優れた0.45m3クラスのユンボです。EUステージIVエンジンを搭載し、オートアイドルストップ機能などにより燃費消費量を低減しています。 2ピースブーム仕様やスライドアーム仕様など、現場に合わせた仕様変更が可能で、アタッチメント交換を約1分で行える油圧オートカプラにも対応しています。 3台のカメラで周囲を確認できる「KomVision」を標準装備し、広々としたキャブ設計も特徴です。 4.日立建機ZX135US 日立建機ZX135USは、後方超小旋回による優れた旋回性と、スライドアームやクレーン仕様など、多様な現場に対応する高い汎用性が特徴です。 最新の(-7)シリーズでは、従来機と比較してPWRモードで6%、ECOモードでは16~23%の燃費低減を実現しています。尿素SCRシステムの採用により、排出ガスもクリーンです。 高耐久なインジェクターやフッ素系Oリングを採用し耐久性を向上させ、LED作業灯が標準装備により視認性も改善されています 5.コベルコSK135SR コベルコSK135SRは、旋回時の最後尾がクローラーからはみ出しにくく、壁際や狭い場所での作業・旋回が容易なのが特徴となっています。 新型の(-7)は、従来機(-5)比較でサイクルタイムが8%短縮され、1時間あたりの仕事量が9%向上しています。10インチ大型カラーモニターを搭載し、カメラ映像、燃費、機体情報、アタッチメントの高さ・深さの確認が可能です。 林業用に強化された「K-FOREST」シリーズは、水洗いできるウォッシャブルフロアマットや、500時間間隔の給脂、ロングライフオイル・フィルターの採用などにより、過酷な環境下でもメンテナンス負担を低減しています。 6.コマツPC40MR コマツPC40MRは後方超小旋回設計で、ブームが左右にスイング(オフセット)する機能があり、壁際・構造物沿いの掘削がしやすい機種です。 キャビン(屋根・ガラス付き)仕様やキャノビー(簡易防護)仕様があり、使用環境に応じて選択できます。また、アタッチメントへの油圧を往・復2方向へ流す2way配管を備え、コンクリート破砕やハサミ作業にも対応可能です。 4tクラスの小型ユンボでありながら、約40馬力のディーゼルエンジンを搭載し、掘削力・走行性能ともに一般的な土木工に十分対応します。 7.コマツPC30UU コマツPC30UUシリーズは、3tクラスの超小旋回型ユンボです。旋回時の張り出しが少なく、安定感があり、整地から掘削まで幅広く対応できます。 掘削・吊り・整地をこなせる高い汎用性を持ち、(-6型)以降は、干渉自動回避・高さ自動停止・深さ測定システムなど、先進的な操作性と安全機能を備えています。 住宅街、舗装現場、配管工事など、限られたスペースでの効率的な作業が可能です。 8.ヤンマーVio30 ヤンマーVio30は、車幅1,550mmのコンパクト設計による3tクラスの後方超小旋回型で、壁際や狭所でも後方を気にせず作業できます。 エコモードやオートアイドル機能による高い燃費性能に加え、ブームスイング機能、快適な操作性、安定した掘削力が特徴です。 ICT技術により高精度な整地作業を自動で行い、オペレーターの負担を軽減します。JCA規格に準拠したワンタッチフック格納を採用し、荷役作業も効率化可能です。 9.クボタU-20 クボタU-20は、小旋回設計による優れた作業性と、高出力エンジンによる強力な掘削力、3ポンプシステムによるスムーズな複合操作が特徴です。 全幅1,300~1,400mm程度とスリムなため軽四ダンプで運搬が可能で、盗難防止のICチップ内蔵「SSキー」を標準装備しています。錆に強い樹脂パーツや耐久性の高い鋼板製ボンネット、山形トラックフレームを採用しています。 輸送性に優れ、低燃費・低騒音の環境性能と高い耐久性能を兼ね備え、土木工事から解体現場まで幅広く対応できる機種です。 10.ヤンマーSV08 ヤンマーSV08は、可変脚縮小時で幅700mmというコンパクトさと、トップクラスの小回り性能を誇る0.8tクラスのユンボです。後端旋回半径が小さく、狭い現場や住宅や塀の際、建物内での作業に最適です。 バケットシリンダーホースがアーム内装化により破損リスクを軽減し、ブームやブレードシリンダーには保護カバーを採用するなど、高い耐久性を備えています。 環境にやさしい2気筒エンジンを搭載し、パワフルな作業が可能です。ラッチを外すだけでボンネットが開くフルオープンボンネットにより、工具なしのワンタッチメンテナンスを実現しています。 小型ユンボの中古市場の動向 小型ユンボの中古市場は、国内外での根強い需要に支えられ、高値傾向が続いてきました。 2025年以降は金利上昇などの影響もあり、市場全体の伸びは鈍化・横ばい傾向と予測されています。しかし、新車価格の高騰や納期の長期化により、中古のニーズは依然として非常に高い水準にあります。 ここでは、小型ユンボの中古市場の動向について解説します。購入費用の予算を組む際の検討材料としてください。 市場動向と価格推移 小型ユンボの中古市場動向と価格推移について、「需要と供給」「価格の目安と変動要因」「価格推移の目安」の3つのポイントで説明します。 需要と供給 小型ユンボの中古需要は依然として高く、供給が追いついていない状況です。 現場の小規模化・多様化が進み、狭小地での住宅基礎工事、下水工事、外構・造園、農作業などで需要が高まっています。そのため、新車価格の上昇や納期遅延も影響もあり、予算を抑えられてすぐ使える中古が好まれているのです。 供給不足との背景には、国内の工事需要が安定していることに加え、円安を背景に日本の高品質な中古建機が海外に流れやすくなっている点も挙げられます。 価格の目安と変動要因 以下に小型ユンボの中古の規格別価格相場(目安)をまとめました。 規格・機体サイズ 価格帯 特徴 超小型・ミニ(0.5~1t未満) 50~150万円 軽トラ積載可能。庭園整備、個人農家向け 小型・ミニ(1~3t) 100~400万円 下水・住宅基礎、外構・造園など 小型(3~5t未満) 200~400万円以上 パワーがあり、小規模な土木工事向け 上記の価格はあくまで一般的な相場であり、販売店や機械の状態により変動します。 小型ユンボ(ミニ)の中古価格は、概ね50万円~300万円程度の範囲で推移しており、年式、稼働時間(アワーメーター)、メンテナンス状況が価格に大きく影響します。 農業用や狭小地での需要が安定しているため、新車購入から5年以内は高いリセールバリューを維持しやすい傾向です。 ※2026年2月トクワールド調べ 今後の市場予測 中古建機市場全体は堅調に推移しており、ユンボはその中心的な分野です。インフラ更新、小規模工事、レンタルニーズが需要を支えています。 また、ICT搭載機のスマート建機の中古市場も拡大しており、以下の2点について解説します。 需要は堅調に推移 日本の中古建設機械市場は、2022~2029年で約3%の平均成長率(CAGR)が予想され、2029年までに約5万台超の中古機が販売されると見込まれています。 この中でも、ユンボ(油圧ショベル)は最も大きなシェアを占めています。国内インフラの老朽化対応が急務となっており、道路、橋、河川、防災インフラの修復・保全工事が拡大しているためです。 中古ユンボでは小型の需要も堅調で、狭小地・住宅地の土木工事に最適なことから、職人や小規模工事業者の実需が非常に根強く存在します。新車価格の高騰により、中古導入やレンタルニーズが高まり、安定した需要につながっています。 スマート建機の需要 スマート建機とは、ICT(情報通信技術)を搭載し、クラウド上で現場の3次元データと連携・最適化する次世代の建設機械です。 国土交通省が推進する「i-Construction」にも対応しており、深刻な人手不足と労働環境改善が課題である建設業界において、将来的に高い成長性が期待されている分野です。 これまで大型現場に限られていた導入が、小型建機への展開や後付け可能なICTキットの普及により、中小事業場へと拡大しています。 スマート建機の中古市場は、新品の高コストや人手不足を背景に需要が急速に拡大しており、2025年以降はスマートシティプロジェクトの推進などにより、高機能な中古機械の取引がさらに活発化する見込みです。 小型ユンボの主なメーカーの特徴 小型ユンボの中古車市場は、近年非常に活発で、需要が供給を上回る売り手市場が続いています。 特にコマツ、ヤンマー、日立建機、クボタの高年式・良質な機械は人気が高く、争奪戦となる傾向にあります。以下は、主要4メーカーの特徴の紹介です。 コマツ(Komatsu) コマツは、国内トップクラスの信頼性・耐久性を誇る、日本最大手の建機メーカーです。コマツのユンボは、「壊れにくい・長持ち」することで評価が高く、中古でも状態が良い機体が多いのが強みとされています。 部品供給・整備体制が圧倒的で、全国にサービス拠点があるため入手が早く、古い型式でも部品供給が続くのも強みの一つです。 中古市場での流通量が多く、選択肢が豊富で相場も安定していますが、同クラスで他メーカーのユンボよりも価格は高めとなっています。 ヤンマー(Yanmar) ヤンマーは、ユンボ(ミニショベル)開発の歴史が55年以上と長く、国内外で使用されてきた実績があります。小型~中型のユンボが充実しており、特に独自技術のゼロ・テールスイング(後方ゼロ旋回)を得意としています。 ヤンマーはもともとディーゼルエンジンのメーカーなので、燃費の良さや安定したトルク、排ガス規制対応エンジン搭載など環境性能と効率とが両立している点が強みです。 他メーカーに比べると、「豪華機能」「最新装備」は控えめで、シンプルで実用重視という評価があります。 日立建機(Hitachi Construction Machinery) 日立建機は、1965年に日本初の純国産油圧ショベルを開発して以来、長年にわたり油圧ショベルの技術を磨いてきたメーカーです。操作性・構造の信頼性を重視した製品づくりを続けていると評価されています。 小型~中型だけでなく、大型機まで幅広い製品を提供しており、近年ではICT(スマート機能)搭載モデルも豊富です。 ハイブリッドモデルや低燃費設計、排出ガス規制対応エンジンなど、燃料効率と環境配慮の取り組みも進んでいます。 クボタ(Kubota) クボタは、0.5〜5.5t級のミニユンボに特に強く、世界的に小型ユンボのトップシェアを誇っています。独自のロードセンシング油圧制御を用いることで、操作レスポンスが良く、思い通りに動かせるという点の評価が高いです。 長年にわたりミニユンボを作り続けてきた経験を、エンジンや油圧部の信頼性、丈夫で壊れにくい構造、整備しやすい設計などタフな現場でも耐える機体に結実させています。 従来は主にミニユンボ中心でしたが、住友建機からのOEMによる14tクラス油圧ショベルの供給の開始を予定しています。 まとめ 中古の小型ユンボを選ぶ際は、信頼できる業者を選び、用途に合ったサイズの機体状態を十分に確認することが重要です。 候補となる機体をある程度絞り込んだら、実車確認や試運転も必ず行いましょう。また、契約前には保証内容やアフターサービスについて書面で確認し、手元に残すようにしてください。 機体状態チェック時は、詳細なチェックリストを用意することはもちろん、可能であれば経験のある整備士に同行してもらうと安心です。 ←高品質な【中古ミニユンボ】なら重機の専門店トクワールドにお任せ下さい!

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    2026/02/03

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  • 【建設機械の基礎知識】バックホウの重量について解説!軽トラックで運べる重量,商品も紹介
    ユンボ

    【建設機械の基礎知識】バックホウの重量について解説!軽トラックで運べる重量,商品も紹介

    バックホウ(油圧ショベル)と重量の関係性とは? バックホウの重量は、その安定性と作業能力に大きく関わります。 例えば、高重量な大型のバックホウは、掘削力が高く、大型の建設現場や大規模工事での使用に適しています。重さによる安定感も増すため、深い掘削や大規模な整地、土砂運搬作業でも安全に操作できるのが特徴です。 一方で、軽量な小型バックホウは、小さな工事現場や狭い場所での作業に適しています。移動が容易で、燃費にも優れているため、日常的な使用や軽作業にも最適です。また、軽量の重機は、購入時の初期費用や輸送コストが抑えられるというメリットもあります。 バックホウは、現場の環境や作業内容によって最適な重量のものを選ぶ必要があります。 高重量のバックホウは「重さが重いほど掘削力が増し、大規模工事に対応しやすくなる」 「作業時や走行時の安定性が高い」 軽量のバックホウは「小規模な作業や狭い場所での操作に向き」 「移動が容易で、輸送コストも低い」 重量によるバックホウの分類 バックホウは、その重さに応じていくつかのカテゴリーに分けられます。一般的には、以下のような分類がされています。 小型バックホウ(1~6トン) 中型バックホウ(7~15トン) 大型バックホウ(16トン以上) 1トン未満のバックホウはミニユンボ、マイクロショベルと呼ばれるバックホウになります。ミニユンボは、小型バックホウでも進入・作業が難しい現場で使用されるほか、小型トラックでの輸送も可能です。 小型バックホウ(1~6トン) 小型バックホウは、コンパクトなサイズを活かして庭の整備や小規模な工事に適しています。狭い場所でも操作がしやすく、住宅地や都市部での工事でも使用されます。軽量なため、トレーラーでの輸送も容易です。 また、燃費も良く日常的なメンテナンスもしやすい利点もあります。 中型バックホウ(7~15トン) 中型バックホウは、より大きな掘削作業や中規模の建設現場での使用に適しています。バランスの取れたサイズで、さまざまな用途に対応できるのが魅力です。 大型機械ほどの運搬コストはかからず、操作性と安定性が良いのも特徴です。 大型バックホウ(16トン以上) 大型バックホウは、大規模な土木工事や鉱山での作業に適しています。強力な掘削力を持ち、安定感も抜群です。ただし、その重さゆえに輸送には特別な手配が必要になることもあります。 建設機械における重量の種類 建設機械にはさまざまな重量(質量)の定義があり、それぞれ異なる意味を持ちます。重量の定義には、次のような種類があります。 機体質量 機体質量とは、機械や装置の基本構造そのものの重量を指します。これは機器の本体だけを対象とし、エンジン、電子機器、配線などの固定された部品を含みますが、可動部や燃料などは含まれません。機体質量の評価は、製品の運搬や設置を計画する際の基準となり、耐久性や強度にも直接関わります 機械本体だけの質量(冷却水、油、作業装置を含まない) 機械質量 機械質量は、装置全体の重量を示す指標で、機体質量に加え、動力源や動力伝達装置、操作系統などのあらゆる構成要素を含みます。この質量は、機械の使用目的や設計要件に影響し、最適な性能を発揮するための重要なデータとなります。また、機械の設置やメンテナンスを行う際の参考情報ともなります。 機械本体、作業装置、付属工具、満タン時の燃料、規定量のオイル、規定量の冷却水を総合した質量 運転質量 運転質量は、機械が正常に稼働するために必要なすべての要素を含む重量です。これは機械質量に加え、燃料、潤滑油、作動液、その他の必要な物資が満載された状態を指します。運転質量は、機器の動作効率やエネルギー消費量、耐荷重設計など、機械の運用に関わるさまざまな要因に影響を与えます。 機械質量にオペレーター(75㎏)を加えた質量 機械総質量 機械総質量とは、運転質量に加え、外部取り付け部品やオプション装備、作業用ツールなど、すべての付属品を含めた完全な重量を指します。この総質量は、実際の使用環境における機械の負荷や安定性を評価するために不可欠な情報です。安全基準や輸送要件にも大きく関係します。 機械質量に「※最大積載量」を加えた質量。 ※最大積載量=バケットに土砂をいっぱいにしたときの質量 バックホウを運搬するトラックについて 建設現場や土木現場では、さまざまな資材やバックホウなどの重機が使用されており、これらはトラックなどを使って現場に運び込まれます。これらの重機は自走できないため、運搬には専用のトラックが必要です。 重機運搬に使用される「セルフローダー」 近年では大型車両が増加しておりバックホウなどの大型重機の輸送には、主に「セルフローダー」という重機運搬車両が使用されます。 セルフローダーは、重機などを載せやすくするため、トラックの荷台が傾斜する特殊車両のことです。正式名称は「ハイジャッキセルフ」といい、セルフローダーは製品名が一般化したものだそうです。 この車両は、土木・建設業界では、公道を走行できない重機を積み込んで工事現場に輸送する際に活躍します。運輸業でも使われることが多いですが、重機輸送がメインです。 重機運搬車両にはセルフローダーの他に、「セーフティローダー」という車両もありますが、どちらも、自走できない産業車両や重機を安全に積載するためにウインチを装備しています。また、クレーンを搭載しているものも存在します。 セルフローダーの特徴 セルフローダーは、基本的に大型車が多いものの、狭い市街地でも操作しやすい中型車や小型車もあります。大型車には「鳥居分離型」と「鳥居一体型」があり、後者は広い空間を持ち、より多くの荷物を積むことが可能です。 セルフローダーの大きな特徴の一つは、ジャッキを使用して車体の前部を持ち上げることです。これにより、車体全体が傾き、重機をスムーズに積み込むことができます。さらに、荷台をスロープ状にするために「歩み板」を使用し、車両を積み下ろしする際の安定性を高めています。リモコン操作で自動的に歩み板を下ろせるタイプもあります。 セーフティローダーの特徴 セーフティローダーは、車両の前部を持ち上げることなく、荷台部分のみを傾斜させてスライドさせる設計が特徴です。この設計により、乗用車や産業車両を安全かつ効率的に積み下ろしすることができます。 セーフティローダーには、荷台が地面に降りて平行になるタイプや、大型エアサスを搭載したタイプ、ウインチやクレーンを搭載したものなど、さまざまな種類があります。 また、セーフティローダーはセルフローダーに比べてサイズのバリエーションが豊富で、用途に応じた車両を選ぶことができます。ただし、後方に荷台をスライドさせるため、荷台の後ろにはトラック1台分以上のスペースを確保しなくてはなりません。そのため、狭い場所での使用には注意が必要です。 土木・建設ではセルフローダーの使用が多い? 重機運搬車両には「セルフローダー」と「セーフティローダー」の2種類がありますが、土木業界や工事現場でのセルフローダーの使用率がやや高いように感じます。 セルフローダーとセーフティローダーの普及率に関する調査などは今のところ行われていませんが、2つの車両の特徴を見れば、セルフローダーが多く使用されている理由がわかってきます。 まず、セルフローダーですが、構造はトラックの荷台部分をジャッキで持ち上げて荷台を傾斜させる構造になっています。このメリットは、後方に作業エリアがあれば車両周囲に広いスペースがなくても重機の積み降ろしが可能という点です。 一方、セーフティローダーですが、荷台を後方にスライドさせるため、荷台傾斜が緩やかで安全に重機などを積み降ろしできます。しかし、積み降ろしスペースを広く確保する必要があるというデメリットがあります。 このデメリットは大きく、作業スペースが限られている道路工事や建設現場では、多くの人や物、車両もあります。そのため、積み降ろしに必要な作業場所を十分に確保することが難しい場合がほとんどです。 また、スペースがあまりない事業所やマンションの駐車場といった狭い空間での使用にも向いていません。そのため、後方に車1台分のスペースがあれば、積み降ろし可能なセルフローダーは、土木・建設現場において需要が高いのです。 加えて、セーフティローダーに比べてセルフローダーの方が車両本体価格が安いため、低コスト化が図れるという利点もあります。 以上のような理由から、土木・建設現場ではセルフローダーの使用が多いことがわかります。 軽トラックでバックホウは運搬できる? 軽トラックの荷台に積載する貨物のサイズと重量は、安全のため道路交通法で次のように規定されています。貨物の長さは「車両の全長+ 10%を超えないこと」、高さは「地面から2.5メートルまで」、幅は「車両の幅を超えないこと」とされています。 また、軽トラックの最大積載量は350kgとなっており、他の軽自動車と比べると多くの荷物を運搬することができます。 結論として、道路交通法で定められた「積載寸法」および「積載重量」の範囲内であれば、軽トラックに安全に積載することが可能です。 軽トラックにバックホウを積めるかのポイント 軽トラックにユンボを積むことができるかどうかは、その機械の重量が大きなポイントとなります。 高さや長さに関しては、ミニユンボであれば全く問題ありませんが、350kgを超えるユンボは積載できません。また、注意が必要なのは、ユンボ本体の重量が道路交通法で規定されている350kg以内であっても、バケットなどを含めると超過する場合があることです。 さらに、積み下ろしに使用するアユミ板や予備の燃料なども同時に運ぶと、総重量がオーバーする可能性があるため、軽トラックに積載できるユンボの重量は340kg以下を目安にするのが賢明です。 現在、市場には軽トラでの運搬が可能な300kgクラスの小型ミニユンボも存在します。これらは「マイクロユンボ」または「マイクロショベル」と呼ばれ、コンパクトで使いやすい反面、他の重機と同様に、公道で運転するには免許や資格が必要です。 軽トラックに積載できるミニショベル 軽トラに積載可能な重量350kg以下のマイクロユンボを製造しているのは、現在のところコマツのみで、その中でも「PC01-1 マイクロショベル」が該当します。このモデルの機械質量は300kgで、油脂類や燃料を満タンにした状態、必要な作業装置や工具類も含んだ重さです。したがって、すぐに運転や作業ができる状態での重量となります。 軽トラでの運搬に適したサイズでありながら、全幅580mmという非常にコンパクトな設計のため、狭い場所や細かい作業にも適しています。また、スクーターのような乗り心地で、全旋回やブームスイング式による簡単な溝掘り作業、埋め戻しや整地作業も可能です。 『PC01-1 マイクロショベル』全長:580mm 機械質量:300㎏ 定格出力:2.6kw バケット容量:0.003m3 バックホウの運搬を委託することも可能 バックホウは、建設現場で欠かせない重機の一つです。土砂の掘削や整地、基礎工事など、さまざまな作業で使用されますが、その重量とサイズのため、現場までの輸送が一つの課題となります。 多くの方が、バックホウの運搬に悩んでいるのではないでしょうか。そんなときは、専門の輸送業者に委託することで、スムーズかつ安全な輸送が可能となります。 輸送を委託するメリット まず、バックホウの運搬を専門業者に委託する最大のメリットは、安全性の確保です。高重量の建設機械は、運搬方法が不適切だと事故のリスクが高まります。専門の運搬業者は、こうしたリスクを最小限に抑えるためのノウハウと設備を持っているので安心です。 さらに、運搬業者に委託することで時間の節約も可能です。バックホウの運搬には、特別な許可が必要な場合や、輸送ルートの選定が重要になるケースがあります。これらの手続きは複雑であり、業務の負担を増加させる要因となります。 しかし、これらの手続きも運搬業者が代行してくれるため、時間と手間を大幅に軽減できます。 重機の輸送コスト バックホウなどの重機の運搬コスト(重機回送費)は、重機のサイズやドライバーの免許、移動距離、運搬の際に必要な車両、重機を運ぶ回数などによって異なります。 また、業者によっては基本料金に含まれるサービスや運搬車両の保有状況、配送方法なども異なるため、運搬費の差が生じます。 ※2024年11月現在 トクワールド調べ 運搬業者の選び方 輸送業者を選ぶ際には、いくつかのポイントを確認する必要があります。 まずは、その業者の信頼性です。過去の実績や口コミ、顧客の評価などを参考にすることで、信頼できる業者を選ぶことができます。次に、業者の持つ輸送設備や対応可能な車両の種類も重要です。バックホウの大きさや重さに対応できる車両を保有しているかどうか、事前に確認しておくことが必要です。 まとめ バックホウの重量は、安定性と作業能力に大きく関係します。また、バックホウは重量によって小型・中型・大型などのクラスが分かれ、作業環境や用途によって使い分けます。 小型バックホウは運搬が容易ですが、大型機種は現場移動に重機運搬車の手配が必要となるので、バックホウだけでなく運搬用の車両についても考慮しましょう。 ←トクワールドでは高品質な【中古ユンボ・バックホー】を多数取り揃えております!

    #ユンボ#バックホー

    2024/11/26

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  • 【建設機械の基礎知識】バックホウの規格の見方・見分け方について解説。
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    【建設機械の基礎知識】バックホウの規格の見方・見分け方について解説。

    バックホウを選定するには「規格の見方」を理解している必要があります。また、機種によって性能や機能が異なるため、それぞれの規格や用語を知っておくことも大切です。 【この記事でわかること】 バックホウの規格の見方 バックホウの諸元の見方・用語 バックホウを選ぶポイント 本記事では、バックホウの規格や用語について知っておくべき基礎知識を解説します。 バックホウの規格・用語を知っておくと、機種選びがスムーズに!バックホウの機種選びをスムーズに進めるためには、基本的な規格や用語を理解しておくことが重要です。「バケット容量」や「稼働重量」は作業量や重さを示し、「旋回半径」や「作業範囲」は機動性と作業の限界を決めます。 また、バックホウの規格は、各メーカーによって見方が異なるのでややこしく思えますが、「型式」や「機体形状」「モデル・シリーズ名」などが表記されているだけなので基本的な部分は変わりません。 これらの知識があれば、作業現場に最適なバックホウを選びやすくなります。 バックホウの規格は「型式」「バケット容量」で見分けることができる バックホウの型式は、機体に貼られている基盤(コーションプレート)に打刻されている番号で確認できます。基盤(コーションプレート)はメーカーによって貼り付け場所が異なりますが、ブームの付け根やキャビンの外側に貼られていることが多いです。 また、機体の側面に番号が記載されている場合もあります。型番にある数字は、バケット容量や機体重量と関連しており、サイズの参考になることがあります。 基盤(コーションプレート)が見つからないときは? 特に中古建設機械の場合などは、再塗装によって基盤(コーションプレート)の上から塗装されていることもあります。機種によっては、シリアルナンバーが機体に直接刻まれているものもあるので確認してみてください。 型式の調べ方 型式の見方はメーカーによって異なります。コマツのバックホウを例にすると、「PC」で始まり、「重量」「機体の形状」「シリーズ順」に表記されています。 また、コベルコの場合は、昔から「SK」で始まり、「重量」「形状」「シリーズ順」に表記する方法を採用しています。 バケット容量でも機体のサイズが分かる 型式の他には、「バケット容量(㎥)」でバックホウの規格を判断することもできます。 建設機械のサイズを示す方法として、現在では機械質量が一般的ですが、以前はバケットの容量で表されることが多かったため、現在でも掘削機についてはバケット容量で示すことが多いです。土木工事におけるサイクルタイムを計算する際にも、バケット容量が重要な要素となります。 バケット容量は、単位時間あたりに扱うことができる土砂や岩などの材料の容量を表します。バケットの形状やサイズは、掘削できる最大の深さによって異なります。 バケット容量の例 例1:3tバックホウのバケット容量・・約0.1㎥ 例2:12tバックホウの標準バケット容量・・約0.45㎥ 例3:20tバックホウの標準バケット容量・・約0.7㎥ バケット容量は、JIS(日本工業規格)で規定されており、新JISと旧JISがあります。新JISはバケットの上縁から1:1の勾配で掘削物を盛り上げた場合の容量を表すのに対し、旧JISはバケットの上縁から2:1の勾配で盛り上げた容量のため、新JIS表記の数字の方が大きくなります。 バックホウのバケットにはさまざまなサイズがあります。機体側面に書かれた型番に含まれる数字からもバケットのサイズを確認することが可能です。機体の大きさを示す際には、「コンマ」という呼び方をするのが一般的です。 「コンマ」の計算式 バケット容量を求めるためには、まず底の幅(W)と長さ(L)を掛け合わせて低面積(A)を出します。 V=A×H 次にバケットの深さ(H)を測定します。 そして、低面積(A)に深さ(H)を掛け合わせて、バケットの容量(V)を出します。 V=A×H バックホウの機体側面に書かれた型番に含まれる数字は機体のサイズを表しています。バケット容量が0.25㎥なら「コンマ25」、0.4㎥なら「コンマ4」といった呼びかたをします。 バックホウのサイズ(目安)一覧 型番の数字 バケット容量(㎥) クラス(コンマ) 機体重量(t) 30 0.1 コンマ1 3 120 0.4 コンマ4 12 200 0.7 コンマ7 20 バックホウの「諸元」について理解しておく バックホウを選ぶ際には「規格」「仕様」「機能」の3つを確認して機種を選択することが大切です。 以下では、バックホウを導入する際に必要な基本的な用語を解説します。諸元について理解を深めておくことによってスムーズに機械を選ぶことができるので、是非覚えておきましょう。ここでは「定格出力」「質量」「バケット容量」「寸法」「接地圧」「最小旋回半径」についてご紹介します。 定格出力:機械が安定して力を出せる値 機械がどのくらいの力を出せるのかを見るには定格出力を確認します。定格出力は、指定された運転条件下で、安全に発揮できる最大の出力です。これは、大型の機械であるほど定格出力も大きくなります。 質量:建設機械の大きさを表す値 質量は「運転質量」「機体質量」「機械質量」の3つで表されます。 運転質量…機械の質量に加え、想定された乗員の体重(JIS基準で75kg)を含む総重量を指します。 機体質量…機体本体の作業装置を除いた乾燥状態(燃料、冷却水、作動油などを除く)での単体質量のことを指します。 機械質量…運転、作業ができる状態での質量を指すもので、機体質量に油脂類(燃料や作動油など)や作業装置(バケットなどのアタッチメント)を加えた状態での「湿式質量」を指します。※「湿式」とは、乾燥状態に対し、水やオイルを規定量注入し、燃料が満タンの状態を表します。 バケット容量:バケット一杯辺りの体積 バケットが一度に持ち上げられる土砂などの容量を示しており、カタログには「山積み容量」として記載されています。これは新JIS規格に基づいており、「バケットの縁から1:1の角度で土砂を積み上げた場合の容量」です。旧JIS規格では2:1の角度で測定していたため、比較の際には注意が必要です。 寸法:バックホウのサイズ バックホウの大きさ(サイズ)は全長、全幅、全高などで表されます。カタログには、アームを折りたたんだ状態での全長と全高が示され、クローラの幅が全幅として記載されます。 室内作業での使用やダンプ車への積込み作業の際には、これらの寸法を確認しておく必要があります。 接地圧:機械自重で地面に加えられる圧力 地面にかかる機体重量の圧力のことで、「平均接地圧」とも呼ばれます。接地圧が低いほど柔らかい地盤でも安定して稼働でき、機械と地盤の適合性を判断する材料となります。 泥濘地や軟弱地盤では、接地圧の小さい機種を選ぶことが大切です。 最小旋回半径:旋回に必要なスペース バックホウにおける最小旋回範囲は、アームとバケットを抱え込んだ状態での旋回範囲を示します。旋回範囲が小さい機種は、狭い現場や後方の安全を確保したい作業に適しています。バックホウには小旋回機種などの車体後方の旋回範囲が小さいモデルがあります。 バックホウの選び方バックホウを選ぶポイント 機体サイズ・仕様などの規格 作業環境などの現場条件 掘削の深さ・量 使用可能なオプション 機体サイズ・仕様などの規格 バックホウのサイズは選定時の最も重要な要素であり、最初の絞り込み条件となることが多いでしょう。作業する現場の広さ、移動する際の道幅、掘削するエリアの規模や深さに応じて、最適なサイズを見極めるための確認が必要です。 また、機体を保管するスペースの大きさも見逃せないポイントです。十分な保管スペースがない場合、屋外に放置することになり、これが原因で劣化や故障を引き起こす可能性が高まります。 さらに、保管場所から作業現場まで公道を通って移動する必要がある場合は、運搬方法についても考慮する必要があります。使用するトラックやトレーラーの積載能力やサイズに合わせるか、逆に、必要なバックホウに応じて適切な運搬手段を用意することが求められます。 もちろん、バックホウのサイズに応じた公道を走行するための免許も必要です。 作業環境などの現場条件 現場によっては、バックホウの動きが制限される場合があり、特に「旋回」が可能かどうかが重要なポイントになることがあります。 そのような場合には、「超小旋回機」や「後方超小旋回機」を選ぶと良いでしょう。これらの機種は、機体を大きく動かさずにその場での旋回が可能で、効率的な作業を実現します。 また、現場の地面の状況も選定に影響を与えます。ぬかるんだ地面やタイヤが滑りやすい場所では、ホイールタイプよりもキャタピラタイプのほうが適しています。 一方で、現場に直接移動したり、迅速な除雪や運搬が求められる場面では、ホイールタイプが有利となります。 掘削の深さ・量 バケット容量を決める際は、掘削の深さを参考にできます。当然、バケット容量が小さいと掘削するための回数は多くなり、作業時間が多くなります。効率を求める場合はバケット容量の大きいものを選ぶ必要があります。 掘削したい深さや容量から、必要なバケット容量とかかる時間を計算してみるのもよいでしょう。 使用可能なオプション バックホウのオプションとして、欲しい機能を搭載できるかどうかも検討しましょう。バックホウはハサミやブレーカー、ブレードなどのアタッチメントを付けて、バケットでの掘削以外の作業も効率的に行えます。 すべての機械ですべてのアタッチメントが使えるわけではなく、アタッチメントを付けるためにパーツや加工が必要な場合もあることに注意が必要です。 バックホウのサイズ分類 バックホウは重量とバケット容量によってサイズが分類されます。主なサイズの分類としては、小型、中型、大型の3つの規格が存在し、現場の規模や作業の種類に応じてサイズを選ぶことが重要です。 小型バックホウ 小型バックホウは、2〜6トンの重量を持つ機種が一般的で、狭い場所での作業や小規模の工事に適しています。具体的には、都市部の住宅地や室内作業、または庭園整備などで用いられ、細かい作業が求められる作業に最適です。 また、小型機であるため運搬も比較的容易で、燃費も良いためコスト性にも優れていること、低騒音で近隣環境への影響が最小限という点も小型バックホウの特徴と言えます。 中型バックホウ 中型クラスのバックホウは、一般的な土木工事や建設現場で広く使用される標準型のサイズです。土砂の掘削作業や小規模な解体工事などあらゆる作業に向いています。 中型機は、パワーと機動性のバランスが良く、様々なアタッチメントを装備できることから、現場での用途の幅も広いです。特に、中型モデルの中でも15トン前後の機種は、汎用性が高く、現場での効率的な運用がしやすいです。 大型バックホウ 大型バックホウは、20トン以上の重量を持つもので、大規模な工事現場や鉱山などでも使用されます。掘削能力が非常に大きいため、高い出力と広範囲の掘削が求められる作業に最適で、大量の土砂や岩を効率的に扱えます。 ただし、大型機のため作業スペースが制限される場所や、運搬の際には回送用のトレーラーが必要になります。また、維持費や燃費といったコスト面での負担が大きいため、必要な用途に対して適切なサイズの検討が必要です。 バックホウの足回りよる規格の違い バックホウは足回りの違いによっても規格が分かれます。バックホウには、主にクローラー式とホイール式の2種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。 クローラー式 バックホウのクローラーは、キャタピラ、履帯とも呼ばれる無限軌道で、接地面積を増やし、不整地を安定して走行するために重要です。普段目にすることが多く、一般的に知られているバックホウはこのクローラー式になります。 クローラー式はホイール式に比べて広い接地面積を持たせ、浮力を与えます。そのため、舗装されてない不整地や軟弱地盤、湿地、急斜面でもスムーズに走行でき、安定した作業が可能な点がクローラ式の大きなメリットです。 しかし、クローラー式の重機は、原則として公道走行が禁止されているため、一般道を移動できない点や、機動力が低いことがデメリットとして挙げられます。 ホイール式 ホイール式のバックホウは、不整地ではなく単独での公道走行を目的にしているため、足回りにクローラーではなくタイヤ(ホイール)がついています。 ホイール式の一番のメリットは、トラックに積載しなくても公道走行が可能な点ですが、クローラー式のような地盤が悪い不整地や急斜面での安定性はありません。そのため、ホイール式バックホウは、アスファルト上での作業や現場と重機の保管所を頻繁に移動する必要がある都市部で使用されます。 まとめバックホウで効率的な作業を行うには機種選びが重要であり、最適な機種を選ぶには、規格やバケット容量、各用語について理解している必要があります。

    #ユンボ#バックホー#バックホウ#規格

    2025/01/09

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