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ロードローラーとタイヤローラーは何が違うの? タイヤローラーの基礎知識や資格も紹介

ロードローラー

2024/01/29

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ロードローラーとタイヤローラーは何が違うの? タイヤローラーの基礎知識や資格も紹介

ロードローラーとタイヤローラーの違いとは?

ロードローラーとタイヤローラーは、どちらも締固め用建設機械です。しかし、機械の装備や形状、用途が少し変わってきます。

ロードローラーとタイヤローラーの違いを分かりやすく表にまとめました。

  ロードローラー タイヤローラー
装備の違い 鉄製の車輪で転圧 ゴム製のタイヤで転圧
形状の違い 大型車が多い傾向にある 小型や中型が多い傾向にある
用途の違い 初期転圧や2次転圧作業 仕上げ転圧作業

形状や用途に関しては、主に使用される場合を想定しているため、一概にはいえません。しかし、明確に区別しようとすると、上記のようになるでしょう。

ロードローラーとタイヤローラーは、どちらも転圧を行う機械ですが、得意な作業が違ってくると覚えておいてください。

タイヤローラーはここが違う! タイヤローラーの基本情報を紹介

次に、タイヤローラーの基本的な情報を解説します。この記事で紹介する基本情報は、以下の通りです。

  1. タイヤローラーの用途
  2. タイヤローラーのメンテナンス
  3. タイヤローラーの速度
  4. タイヤローラーの散水機能

1.タイヤローラーの用途

タイヤローラーの主な用途は、以下の通りです。

  • アスファルトやコンクリート舗装の整備
  • 地盤の締固め

タイヤローラーは、通常のロードローラーよりも車体重量が軽く、小回りが利くという特徴を有しています。そのため、初期転圧作業よりもアスファルトやコンクリートの仕上げ転圧作業を得意としているのです。

さらに、タイヤローラーはゴム製のタイヤを装備しています。ゴム製のタイヤはロードローラーが装備している鉄製の車輪より衝撃吸収力に優れており、道路面に対して優しく仕上げることができます。

これらの理由により、タイヤローラーはアスファルトやコンクリート舗装の整備が主な用途になります。

また、タイヤローラーはタイヤの空気圧を変えることにより、さまざまなシーンに対応可能です。

ゆえに、地盤の2次転圧作業や初期転圧作業なども行うことができます。

2.タイヤローラーに必要なメンテナンス

タイヤローラーに必要なメンテナンスは、以下の通りです。
  • タイヤの空気圧チェック
  • タイヤの清掃や交換
  • 油圧システムのメンテナンス

タイヤローラーで適切な転圧作業を行うには、適度な空気圧が必須です。空気圧が不足している場合、騒音・振動の増加やタイヤの劣化スピードが早まるなど、さまざまな影響を及ぼしてしまいます。

もし、空気圧が維持できない場合はタイヤの交換も視野に入れるようにしてください。タイヤは必ず摩耗によってすり減ります。

また、タイヤローラーのタイヤは泥や汚れが付着します。タイヤローラー自体の寿命を伸ばすためにも、タイヤの定期メンテナンスは実施してください。

そのほかに、油圧システムを採用しているタイヤローラーに関しては、オイル交換やオイルフィルターの交換などを定期的にする必要があります。

3.タイヤローラーの速さ

タイヤローラーの速度は、機種やメーカーによって異なります。転圧作業では、おおよそ3〜10km/hで走行します。

作業別の速度の目安を表にまとめました。

作業名 速度
初期転圧 2~3km/h
2次転圧・仕上げ転圧 6~10km/h

4.タイヤローラー特有の散水機能

散水機能とは、水を撒くことができる機能です。タイヤローラーには、散水機能が搭載されているものもあります。

タイヤローラーに散水機能が付いている理由は、タイヤに付着した汚れやアスファルトを洗い流して、よりきれいな路面に仕上げるためです。

タイヤローラーの散水機能は、水タンクと水を噴出するポンプなどで構成されています。これらが連動して、タイヤや近くの路面に水を撒くわけです。

しかし、散水量や散水のタイミングには注意が必要になります。散水量が多すぎると、アスファルトが冷えすぎたり水たまりができたりします。

散水は路面の状況や気温などを考慮して調整してください。

タイヤローラーの運転に必要な資格とは?

次に、タイヤローラーを運転する際に必要になる資格について解説します。タイヤローラーで必要になる資格は、主に以下の2つです。

  • 締固め用建設機械運転特別教育
  • 普通免許や大型特殊免許

締固め用建設機械運転特別教育

タイヤローラーは、締固め用建設機械に分類されます。そのため、タイヤローラーの運転には「締固め用建設機械運転特別教育」という資格を取得する必要があります。

「締固め用建設機械運転特別教育」は、ローラー特別教育とも呼ばれている資格です。タイヤローラーだけではなく、ロードローラーを運転する場合も取得しなければなりません。

特に事業者の方は、労働安全衛生法第59条3項にて「一定の危険がある業務に就かせる場合は、業務に関する特別教育を行わなければならない」と義務付けられています。

必ず、作業員の方が資格を取得しているのか免許を確認するようにしてください。

もし、無免許でタイヤローラーの運転をした場合は「6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金」が適用されてしまう可能性があります。

タイヤローラーは、1つの操作ミスで重大事故につながる恐れのある建設機械です。しっかりと特別教育で操作方法等を学ぶようにしましょう。

普通免許や大型特殊免許

タイヤローラーで公道を走行する場合は「締固め用建設機械運転特別教育」とは別に自動車免許が必要になります。そのほかには、ナンバープレートが必要です。

あくまで、公道を走行する場合に限ります。

必要になる自動車免許は、タイヤローラーの大きさによって変わります。主に「普通免許」「大型特殊免許」のどちらかで対応可能です。

もし、必要な自動車免許が分からない場合は、リース会社や販売会社に問い合わせるようにしてください。

タイヤローラーでよくある重さは? それぞれの重さの違いも解説

次に、タイヤローラーで頻繁に使用される3つの重さの違いについて解説します。この記事で扱う3つの重さは、以下の通りです。

  • 3tのタイヤローラー
  • 8tのタイヤローラー
  • 10tのタイヤローラー

3tのタイヤローラー

3tのタイヤローラーは、中型重機として中古市場でも高い人気を集めています。3tのタイヤローラーが支持を得ている理由は、以下の通りです。

  • 小回りが利き、操作性に優れている
  • コストパフォーマンスに優れている
  • さまざまな現場に対応できる汎用性の高さ

8tのタイヤローラーは、大型の建設機械になります。そのため、作業幅が広く大規模な現場で効率よく作業を行うことが可能です。

また、操作性も非常に優れており、スピードや振動の調整を行うことで精度の高い施工を実施できるでしょう。

10tのタイヤローラー

10tのタイヤローラーは、重量を感じる大型の建設機械です。大型の工事現場で活躍することは間違いありません。

10tのタイヤローラーが支持を得ている理由は、以下の通りです。

  • 高い締固め能力を誇る
  • 大型タイヤを搭載しており、路面の凹凸に強い
  • 長時間の作業に適している

10tのタイヤローラーの特徴は、高い締固め能力です。重量感のある車体を存分に使用して、転圧したい箇所を締固めます。1度に転圧できる面積も広いため、高速道路や大型駐車場などの舗装工事が得意です。

また、車体が大きいため大型のタイヤを装備できます。そのため、乗り心地が良く凹凸をしっかりと平坦にしてくれることでしょう。

燃料タンクも大きいものが装備されているため、長時間の施工にも適しています。

メーカー別のタイヤローラーを紹介! それぞれの違いも解説

次に、メーカーが開発・販売しているタイヤローラーを紹介します。この記事で紹介するメーカーは、以下の通りです。

  • 株式会社日立建機カミーノ
  • 酒井重工業株式会社
  • 関東鉄工株式会社

株式会社日立建機カミーノのタイヤローラー

株式会社日立建機カミーノのタイヤローラーは、以下のような基本スペックです。

メーカー 株式会社日立建機カミーノ
種類 タイヤローラー
型式 ZC220P-6
機械質量 8,880kg
全長 5,110mm
全幅 2,275mm
全高 2,900mm
タイヤ本数 前軸3/後軸4本
参考:ZC220P-6カタログ

株式会社日立建機カミーノのタイヤローラーは、以下の特徴を有しています。

  • 新型エンジンにより燃料消費量の低減
  • 最新の予防安全設備を搭載
  • メンテナンス性が進化

日立建機カミーノのタイヤローラー「ZC220P-6」は新型エンジンと油圧ポンプの見直しにより、大幅な燃費性能の向上を実現しています。旧モデルである「ZC220P-5」が3.38L/hなのに対して「ZC220P-6」は3.12L/hです。比べてみると、約7.6%燃料消費量が低減していることが分かります。

また、誤操作を低減する安全装置や耐久性の高い素材を使用することにより、メンテナンス性を向上させています。

タイヤローラーの使用頻度が高い現場でおすすめの1台です。

酒井重工業株式会社のタイヤローラー

酒井重工業株式会社のタイヤローラーは、以下のような基本スペックです。

メーカー 酒井重工業
種類 タイヤローラー
型式 TZ704
機械質量 9,100kg
全長 4,985mm
全幅 2,275mm
全高 2,905mm
タイヤ本数 前軸3/後軸4本
参考:TZ704カタログ

酒井重工業株式会社のタイヤローラーは、以下のような特徴を有しています。

  • ミラーが多数設置されており、視認性が抜群
  • ECOモードにより、燃費性能を36%向上
  • 折り畳みやすいキャノピで操作性が向上

酒井重工業株式会社のタイヤローラーは、コーナーミラーやバックミラーを多数設置することにより、死角を限りなく少なくしています。これにより、周囲確認を最小限にできるため、安全に素早く作業を開始できるでしょう。

また、燃費性能にも力を入れています。ECOモードを搭載しており、ECOモードの際はフルスロットル時と比較して燃費性能を最大36%向上させています。

酒井重工業株式会社のタイヤローラーは、女性でも気軽に作業ができるようにキャノピを折り畳みやすくしているのも特徴です。操作性と燃費性能のバランスが取れたタイヤローラーを探している方におすすめになります。

関東鉄工株式会社のタイヤローラー

関東鉄工株式会社のタイヤローラーは、以下のような基本スペックです。
メーカー 関東鉄工株式会社
種類 タイヤローラー
型式 KT30S
機械質量 3,000kg
全長 2,665mm
全幅 1,297mm
全高 1,665mm
タイヤ本数 前軸3/後軸4本
参考:KT30Sカタログ

関東鉄工株式会社のタイヤローラーは、以下のような特徴を有しています。

  • 市街地や小規模舗装に適した小型のタイヤローラー
  • ブレーキを活用した安全性能に優れている
  • 速度の切り替えにより、優れた施工性を保持

関東鉄工株式会社のタイヤローラーは、3tクラスの小型タイヤローラーです。そのため、小規模現場に適しています。

また、ブレーキを油圧モーターと連動させることにより、確実に停止できる仕組みを採用しています。

スピードモーターも2つ搭載しているため、速度の切り替えが可能です。作業に適した速度に切り替えることで、施工性を向上させられるでしょう。

関東鉄工株式会社のタイヤローラーは、市街地や小規模現場でタイヤローラーを使用したい方におすすめです。

タイヤローラーを中古で購入する際の費用の目安とは?

次に、タイヤローラーを購入したいと考えている方に向けて、中古で購入する際の目安を紹介します。

タイヤローラーの中古価格は、車両の大きさによって変化します。

小型のタイヤローラー 200万円~300万円
中型~大型のタイヤローラー 400万円~

「どのタイヤローラーを購入すればいいのか分からない!」という方もいらっしゃると思います。

まずは、小型のタイヤローラーを1台保有しておくといいでしょう。小規模な建設会社の場合、小型のタイヤローラーを所持しているだけで、作業効率は上がります。

レンタルする際の手続き等も必要なくなるため、スムーズに仕事に取り掛かれるでしょう。

タイヤローラーを中古で購入したい方は、トクワールドをご検討ください。安心サポートパックや納車手配など、さまざまなサービスを用意しています。

また、買取無料査定も実施中です。重機のことでお困りの際は、トクワールドへご相談ください。

タイヤローラーを中古購入するなら在庫数が豊富なトクワールドへご相談ください

この記事の内容を改めてまとめます。
  • イヤローラーは、ゴム製のタイヤを搭載した締固め用建設機械
  • タイヤローラーを運転するには資格が必要
  • タイヤローラーは重さによって用途が変化する
  • タイヤローラーを中古購入する目安は、200万円以上
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    #ロードローラー#値段

    2024/04/19

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    ロードローラーの種類別の操作方法とは? 運転に必要な資格や点検項目についても解説

    目次 ロードローラーの操作方法とは?2種類のロードローラーにおける作業開始から終了までの一連の流れを紹介 ロードローラーの操作には「締固め用建設機械特別教育」という資格が必要なので取得しよう ロードローラーを操作する場合は事前に確認するべき点検項目を理解しよう ロードローラーの点検作業で気を付けることは? ロードローラーの操作方法でよくある質問とは? まとめ|ロードローラーの操作方法を守って安全に作業しよう 「ロードローラーの操作方法の流れを確認しておきたい…」 「ロードローラーを運転する前に点検する箇所はどこ?」 このような疑問をお持ちではないでしょうか? この記事では、作業前点検からエンジン停止まで、ロードローラーにおける一連の操作方法を紹介しています。 また、ロードローラーを運転する前には、エンジンオイルやタイヤの空気圧をチェックするのが大切です。 そのほかに、ロードローラーの点検時に注意するべきことやよくある質問も併せて解説しています。ぜひ、この記事とマニュアルを参考にして安全にロードローラーを使用してください。 ロードローラーの操作方法とは? 2種類のロードローラーにおける作業開始から終了までの一連の流れを紹介 まず、一般的なロードローラーとハンドガイド式ロードローラーに分けて紹介します。 ロードローラーの操作方法を正しく理解することが、建設現場で安全にタンデム式ロードローラーなどを運転する第一歩です。 また、ロードローラーの操作方法はメーカーや種類によって変化します。ボタンの名称や位置も変わるため、マニュアルを十分に確認することが大切です。 ロードローラーの操作方法 それでは、一般的なロードローラーの操作方法を簡単に解説します。この記事で紹介するロードローラーの操作手順は、以下の通りです。 エンジン始動前に点検を行う エンジンを始動させる エンジン始動後の確認を行う 車両を運転する 車両を停止もしくは駐車する エンジンを停止する 繰り返しになりますが、必ずマニュアルも確認するようにしてください。 1.エンジン始動前に点検を行う ロードローラーを運転する場合は、エンジン始動前の点検を必ず実施してください。点検前にはロードローラーの周囲に、障害物や人がいないことを確認します。 次に、ロードローラーの以下に挙げるパーツや部品を目視で点検しましょう。 タイヤやローラー部分 ブレーキや油圧システム 液体類の漏れや緩み エンジンオイルや冷却水のレベル 燃料の量 また、エンジン始動前に運転席周りの整理整頓やミラーの角度調整、シートベルトの着用確認も忘れずに行ってください。エンジン始動前の点検を徹底することで、安全かつ効率的な作業が可能です。 2.エンジンを始動させる エンジン始動前の点検が完了したら、次にエンジンを始動させます。一般的なロードローラーのエンジン始動手順は、キーを挿入して電源をオンにします。 その後、警告灯や計器類が正常に点灯・始動していることを確認した後、キーをスターターポジションに回してエンジンを始動させます。 先述しましたが、ロードローラーの操作方法はメーカーによって多少異なるため、取扱説明書や運転マニュアルを確認して正しい手順で操作することが重要です。安全で効率的な作業のためにも、適切なエンジン始動手順を守りましょう。 3.エンジン始動後の確認を行う 次に、エンジン始動後の確認を行いましょう。まず、エンジン音や振動に異常がないかを確認し、異常がある場合は速やかに対処します。 さらに、ハンドルやブレーキペダル、アクセルペダルが、正しく操作できることを確認してください。 これらの確認作業を行うことで、安全性が向上します。エンジン始動後の確認を怠らず、万全の態勢で作業に取り組むことが重要です。 4.車両を運転する それでは、待ちに待った運転です。ロードローラーのハンドルとアクセルペダルを操作して車両を運転してください。ブレーキペダルで速度調整や停止を行い、正確かつ安全な運転を心掛けましょう。 また、ロードローラーは一般的に前進と後進の切り替えレバーやボタンを使って方向転換を行います。方向転換の際はミラーを利用して後方確認を怠らず、周囲の状況に注意を払いながら運転することが大切です。 切り替えレバーや振動ボタンの正しい位置は、取扱説明書や運転マニュアルを参照してください。 5.車両を停止もしくは駐車する ロードローラーの運転を終了する場合はブレーキペダルをゆっくりと踏み込んで減速し、必ず安全な場所で車両を停止させます。周囲の状況を確認しながら行ってください。 操作レバーをニュートラルの位置にすると、ロードローラーは停止します。どうしても斜面に停車する場合は、タイヤに歯止めの設置を忘れないでください。 駐車する場合は、目視で場所の安全を確認し、適切な位置に車両を移動させます。減速しながら移動するようにしましょう。 駐車ブレーキスイッチが搭載されているロードローラーでは、必ずスイッチを押してから駐車してください。 6.エンジンを停止する ロードローラーを停車させたら、次は適切な手順でエンジンを切ります。車両が完全に停止していることを確認し、エンジン停止ボタンやキーを使用してエンジンをオフにしましょう。 エンジンが停止したことを確認したら、運転席から降りる前に、警告灯が点灯していないかチェックします。万が一、警告灯が点灯している場合は、問題の原因を特定して対処する必要があります。 エンジン停止後は、車両周辺の安全を確認してから運転席を降りてください。そうすることにより、現場で起きる事故のリスクを低減できます。 ハンドガイド式ロードローラーの操作方法 次に、ハンドガイド式ロードローラーの操作方法を解説します。この記事で紹介するハンドガイド式ロードローラーの操作手順は、以下の通りです。 エンジン始動前に点検を行う エンジンを始動させる 機体を振動させる 機体を操作する 機体のエンジンを切り停止させる 1.エンジン始動前に点検を行う ハンドガイド式ロードローラーのエンジン始動前も、安全かつ効率的な作業を行うために、建設機械の点検が重要です。まず、機械の周囲に、障害物や人がいないことを確認しましょう。 その後、エンジンオイルや燃料、油圧オイルなどの液体類の量や漏れがないかチェックします。タイヤや車輪の状態も重要です。摩耗や損傷がないか目視で確認してください。 また、ハンドガイド式ロードローラーのボルトやナットが緩んでいないかも確認すると、より一層安全に作業ができます。 2.エンジンを始動させる ハンドガイド式ロードローラーのエンジンを始動する際には、以下の手順を守りましょう。 前後進レバーを中立状態にしておく アクセルレバーを運転の位置にセットする キーを回してエンジンを始動させる 異音や不自然な振動がないか確認し、警告灯が始動することも忘れずにチェックしてください。また、暖気運転を行うことで、エンジンの馬力を保ちながら長期間使用できます。 3.機体を振動させる ハンドガイド式ロードローラーの振動機能を使用する際には、スイッチを押して振動モードに切り替えます。 振動モードに切り替えたら機体を前進させ、適切な速度で作業範囲内を転圧しましょう。作業中は、作業エリアや周囲の状況を常に確認し、安全に注意してください。 振動モードは、作業中の好きなタイミングでオンオフ可能です。ロードローラーの振動時に足を挟んでしまうと、大怪我につながります。必ず自分自身と周囲の人を確認しながら丁寧な施工を心掛けましょう。 4.機体を操作する ハンドガイド式ロードローラーは、操縦レバーやハンドルを使用して、機体の進行方向を調整します。作業中は、周囲の状況や他の作業員の位置を確認しながら安全に注意して操作してください。凹凸や障害物に対しても注意が必要です。 操作中は適切な速度と操舵で作業を行います。方向転換のレバーを急激に動かしてしまうと、ハンドガイド式ロードローラーが急発進してしまう恐れがあります。 ゆっくりと丁寧な操作をすれば、道路や地面を十分に締め固めることが可能です。 5.機体のエンジンを切り停止させる ハンドガイド式ロードローラーの操作が終了したら、機体のエンジンを正しく切りましょう。 まず、作業が完了したことを確認し、アクセルレバーを停止の位置に変更することで、機械が止まります。 確実に機械が停止したのを確認したら、鍵をオフの位置に回してください。これらの手順に従って機体のエンジンを切ることで、ハンドガイド式ロードローラーを安全に長く使用できます。 .ロードローラーの操作には「締固め用建設機械特別教育」という資格が必要なので取得しよう ロードローラーを運転するには「締固め用建設機械特別教育」という資格が必要です。 ロードローラーは、操作を間違えると重大事故につながる恐れがあります。車の免許と同様に、無免許で運転すると、法律違反です。 締固め用建設機械特別教育では、実技講習を行います。実技講習では、プロの方がロードローラーの操作方法を教えてくれます。 実技講習の時間は4時間です。締固め用建設機械特別教育の資格を取得すれば、大きさや重量に関わらず、すべての締固め用建設機械を操作できるようになります。 ロードローラーを操作する予定があるのに資格を取得していない場合は、近くの教習所を検索して講習を受けてください。 ロードローラーを操作する場合は事前に確認するべき点検項目を理解しよう 次に、ロードローラーを操作する前に確認するべき点検項目について紹介します。今回紹介する点検項目は、3つです。 エンジンオイルの油量と補給 燃料量の点検と補給 タイヤの空気圧や接地圧の点検 エンジンオイルの油量と補給 1つ目に紹介するのは、エンジンオイルの量です。ロードローラーのエンジンオイルは、エンジンの潤滑や冷却に必要なため、適切な油量を維持することが大切です。 オイルレベルゲージを取り外し、ウエスなどで拭いた後、再度ゲージを挿入して油量を確認します。 油量は、ゲージの下限マークと上限マークの間であれば問題ありません。油量が不足している場合は、推奨されているエンジンオイルを補充しましょう。 定期的にエンジンオイルの油量と状態をチェックすることで、ロードローラーの性能と寿命を維持できます。 燃料量の点検と補給 2つ目に紹介するのは、燃料量です。ロードローラーの燃料量は、建設現場での稼働時間と振動力などの性能に直接影響するため、適切に保ちましょう。 点検は、作業開始前に実施してください。補給時は、燃料キャップを開けて燃料をタンクに補給します。 エンジンオイルと同様に定期的な燃料量点検と適切な補給を行うことで、ロードローラーを効率的に利用可能です。 タイヤの空気圧や接地圧の点検 3つ目に紹介するのは、空気圧や接地圧の点検です。ロードローラーのタイヤの空気圧と接地圧は、作業効率と安全性に大きく関わるため、定期的な点検が必要になります。 タイヤの空気圧は、メーカー推奨の範囲内で保つように調整するのが重要です。空気圧の不足は、タイヤの摩耗や破損の原因となります。 また、接地圧を点検することでロードローラーが適切な力で地面を押し固められます。 ロードローラーの点検作業で気を付けることは? 次に、ロードローラーの点検作業で気を付けることを紹介します。今回紹介する注意事項は、2つです。 燃料類の取り扱いには十分に気を付ける 排気ガスややけどに注意する 燃料類の取り扱いには十分に気を付ける ロードローラーの燃料類の取り扱いは、火災や事故のリスクを最小限に抑えるため、十分な注意が必要です。燃料補給時には、エンジンを必ず停止させ、喫煙や火気の使用を避けてください。 燃料漏れや異常な臭いを感じた場合は、急いで作業を中止し、原因を特定しましょう。建設現場で火災が起きた場合に作業員はもちろん、構造物にも影響を与えます。燃料を取り扱う際は十分に注意してください。 排気ガスややけどに注意する ロードローラーを点検する際は、排気ガスややけどに注意しましょう。排気ガスは有害物質を含んでおり、健康に悪影響を及ぼします。室内で使用する際は、必ず換気をしてください。 また、やけどに関してはエンジンや排気管などの高温部分に触れないようにしましょう。 特に、エンジンを止めた直後は温度が高いため、最低でも数分間は待ってから点検をしてください。適切な保護具を着用することも大切です。 ロードローラーの操作方法でよくある質問とは? 最後に、ロードローラーの操作方法でよくある質問について解説します。この記事で紹介する質問は、2点です。 ロードローラーの散水機能はどのようにして使用するの? 転圧作業を終了するタイミングの目安とは? ロードローラーの散水機能はどのようにして使用するの? ロードローラーには、基礎機能として散水が搭載されている機種があります。散水機能の使用方法は、以下の通りです。 散水タンクに十分な水量を確保する 操作パネルやスイッチ、レバーで散水機能をオンにする 散水量や散水間隔を調整する 作業が終了したら、散水機能をオフにする 散水機能を適切に使用することで、効率的に粉じん対策が可能です。 転圧作業を終了するタイミングの目安とは? ロードローラーの転圧作業は、アスファルトや地面の密度を一定に保つために行われます。転圧作業を終了するタイミングの目安は、以下の通りです。 転圧回数が規定回数に達した場合 地盤の変化がなくなった場合 これらの目安を参考に、転圧作業を実施しましょう。十分に転圧作業を行うことで、道路や建築物の基礎の質を向上させることができます。 まとめ|ロードローラーの操作方法を守って安全に作業しよう 今回は、ロードローラーの操作方法について解説しました。この記事の内容を改めてまとめます。 ロードローラーは種類やメーカーによって操作方法が変わるため、マニュアルを確認するのが大切になる ロードローラーの資格を取得する際は、操作方法について十分に学ぶことが重要 ロードローラーの事前点検を実施する際は、排気ガスや燃料漏れに注意する ←中古の【ロードローラー】を探すならトクワールド!

    2023/07/04

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  • タンデムロードローラーとマカダムロードローラーの違いとは?それぞれの特徴も解説
    ロードローラー

    タンデムロードローラーとマカダムロードローラーの違いとは?それぞれの特徴も解説

    目次 タンデムロードローラーとマカダムロードローラーの違いとは? ロードローラーはどのような建設機械? マカダムロードローラーの特徴とは? さまざまな基本情報と違いを紹介 タンデムロードローラーの特徴とは? さまざまな基本情報と違いを紹介 タンデムロードローラーとマカダムローラーの資格に違いはある? 中古で購入するならタンデムロードローラーとマカダムロードローラーどっちがおすすめ? まとめ|タンデムロードローラーやマカダムロードローラーを中古購入するなら在庫数が豊富なトクワールドへご相談ください 「タンデムロードローラーとマカダムロードローラーは、どのように使い分ければいいの?」 「タンデムロードローラーとマカダムロードローラーの特徴が詳しく知りたい!」 このような悩みをお持ちではないでしょうか? タンデムロードローラーとマカダムロードローラーは、車輪の数が違いの1つです。マカダムロードローラーの方が車輪の数が多いため、凹凸や段差を軽々と超えることができます。 また、それぞれのロードローラーの特徴を理解して適材適所で使用することにより、工期の短縮や費用の削減を実現できるでしょう。 この記事では、そのほかにも資格や中古購入時のロードローラーの選び方も解説しています。ぜひ、参考にしてください。 タンデムロードローラーとマカダムロードローラーの違いとは? まずは、タンデムロードローラーとマカダムロードローラーの違いについて解説します。タンデムロードローラーとマカダムロードローラーの主な違いは、以下の通りです。 車輪の数 車体の重さ 車輪の数 タンデムロードローラーとマカダムロードローラーの車輪の数は、それぞれ以下の表の通りです。 車種 車輪の数 マカダムロードローラー 3輪 タンデムロードローラー 2輪 マカダムロードローラー マカダムローラーは、前方に車輪が1輪と後方に車輪が2輪あります。車輪が2輪の理由としては、より凹凸に強いロードローラーを開発しようという背景がありました。 そのおかげもあり、マカダムロードローラーは凹凸や段差を軽々と超えることができます。不整地での施工で大いに活躍が期待できるでしょう。 また、マカダムロードローラーは車輪が2輪あることから大きな面積をカバーできます。 タンデムロードローラー タンデムロードローラーは、前方と後方どちらにも1輪の車輪を装備しているロードローラーです。ロードローラーの中では、標準的なタイプになります。 タンデムロードローラーは車輪が2輪しかないため、マカダムロードローラーに比べると凹凸や段差に弱いです。 カバーできる面積も小さくなりますが、その代わり狭い施工箇所でも十分な力を発揮できます。 車体の重さ . タンデムロードローラーとマカダムロードローラーは、車体の重さに違いがあります。マカダムロードローラーの方が、車輪が多いため重くなる傾向にあります。 また、マカダムロードローラーは広い面積を十分に締め固められるように、より重く開発されているのも理由の1つです。車体の特徴を活かした性能向上を実現しています。 反対に、タンデムロードローラーは小回りが利く機動力を重視する傾向があるため、より軽い車体を目指して開発されています。 それぞれのロードローラーを適材適所に振り分けることが、施工期間の短縮や費用の削減などに繋がると覚えておいてください。 ロードローラーはどのような建設機械? 次に、そもそもロードローラーとはどのような建設機械なのかについて解説します。 ロードローラーとは、道路や地盤などの舗装作業に使用される建設機械の一種です。アスファルトやコンクリートなどの舗装材料を車体重量で締め固めるために使用されます。 高速道路や駐車場などロードローラーが活躍する場所は、さまざまです。ロードローラーでしっかりと地盤を締め固めておかなければ、完成後にひび割れや歪みが生じる恐れがあります。 近年では、振動式のロードローラーも多く流通しています。しかし、振動式は夜間や病院の近くなどでは騒音・振動の問題から使用できないため、まだまだ静圧式も活躍しそうです。 ロードローラーには、この記事で紹介しているタンデムロードローラーとマカダムロードローラー以外にも、以下の種類が存在します。 タイヤロードローラー コンバインドロードローラー ハンドガイドロードローラー マカダムロードローラーの特徴とは? さまざまな基本情報と違いを紹介 次に、マカダムロードローラーの特徴や基本情報について解説します。この記事で紹介するマカダムロードローラーに関しての情報は、以下の通りです。 マカダムロードローラーの特徴 マカダムロードローラーの用途 マカダムロードローラーに必要なメンテナンス マカダムロードローラーの重さ マカダムロードローラーの中古価格 1.マカダムロードローラーの特徴 マカダムロードローラーは、合計で3輪の車輪を装備しているロードローラーです。特徴として、1度の走行で広い面積を転圧できます。 そのため、マカダムロードローラーは道路工事や広い駐車場などの大規模な現場で使用されることが多いです。転圧性能が高いため、十分に締め固める必要がある初期転圧作業や2次転圧作業で活躍します。 マカダムロードローラーの特徴は、車輪の数と転圧性能の高さだと理解しておけば問題ありません。 2.マカダムロードローラーの用途 マカダムロードローラーの用途は、硬い舗装材料の締め固めや地盤改良です。 硬い舗装材料には、主に以下のものが該当します。 アスファルト コンクリート マカダムロードローラーは、高い転圧性能を活かして、上記の舗装材料を密に締め固めることが可能です。 地盤改良では、マカダムロードローラーを使用することで地盤沈下の防止や耐震性の向上が期待できます。 また、建物の基礎工事では、地盤を強固にすることで、建物の安定性を高めることができます。 以上の締め固めや地盤改良作業が主な用途です。 3.マカダムロードローラーに必要なメンテナンス マカダムロードローラーは、定期的なメンテナンスが必要になる建設機械です。マカダムロードローラーで必要になる主なメンテナンスは、以下の通りになります。 エンジンオイルの交換 エアフィルターの清掃または交換 ブレーキシステムの点検 車輪の点検と交換 補助ブレーキシステムの点検 グリースアップ 上記のメンテナンス項目は、マカダムロードローラーの適切な動作と寿命を保証するために重要です。定期的なメンテナンスを実施することで、故障や損傷を防止することができます。 また、マカダムロードローラーの作業前点検や定期メンテナンスは、自分で実施する必要があるでしょう。自分でメンテナンスを行う場合は、マニュアルを確認し、適切な手順を守ることが重要です。 マカダムロードローラーは、死亡事故に繋がる恐れのある建設機械です。作業実施中も周囲の確認は、怠らないようにしてください。 4.マカダムロードローラーの重さ マカダムロードローラーの重さは、約6t〜16tです。さらに水や鉄を追加することで重量をプラスできます。 6t〜16tは、ロードローラーの中でも大型に分類されます。これほどの重量があることから、転圧作業をしっかりと行えるわけです。 5.マカダムロードローラーの中古価格 建設重機の中古価格は、需要と供給のバランスや経済情勢などで変わってきます。 あくまで目安としてですが、マカダムロードローラーは500万円以上で中古販売されていることが分かりました。 大型のロードローラーということもあり、それなりに高額な値段です。しかし、1台保有しておけば、必要なときに迅速に対応できるでしょう。 また、新品を購入する場合は、1,000万円以上の費用が掛かる可能性があります。 決められた予算内でマカダムロードローラーの購入を考えている方は、中古をチェックしてみるのがおすすめです。 タンデムロードローラーの特徴とは? さまざまな基本情報と違いを紹介 次に、タンデムロードローラーの特徴や基本情報について解説します。この記事で紹介するタンデムロードローラーに関しての情報は、以下の通りです。 タンデムロードローラーの特徴 タンデムロードローラーの用途 タンデムロードローラーに必要なメンテナンス タンデムロードローラーの重さ タンデムロードローラーの中古価格 1.タンデムロードローラーの特徴 タンデムロードローラーは、前後で合計2輪の車輪を装備しているロードローラーです。特徴として、小回りが利く操作性の良さが挙げられます。 そのため、タンデムロードローラーは小さい面積をより効率的に転圧することが可能です。効率が求められる小規模現場での初期転圧や仕上げ転圧作業で用いられます。 タンデムロードローラーは、車輪の数が2輪であり、効率的に転圧作業を実施できるロードローラーと覚えておきましょう。 2.タンデムロードローラーの用途 タンデムロードローラーは、幅広い車輪を活かして転圧作業を行います。そのため、用途はさまざまです。 表層の仕上げ、土や砂利のような多種多様な素材を転圧することができるため、幅広く使用されます。 3.タンデムロードローラーに必要なメンテナンス タンデムロードローラーに必要なメンテナンスは、基本的にマカダムロードローラーと変わりません。 作業前点検では、以下のパーツに着目してメンテナンスするようにしてください。 車輪 ブレーキシステム 警報装置などのシステム 車輪では、ひび割れや溝などが不自然に発生していないか確認するようにしましょう。不自然なひび割れや溝が発生しているまま転圧作業を実施すると、平坦に転圧できない可能性があります。 また、故障などのトラブルに繋がる恐れもあるため、慎重にメンテナンスしてください。 ブレーキシステムや警報装置なども、適度にメンテナンスする必要があります。ブレーキシステムに異常があるまま作業をしてしまうと、障害物などにぶつかる可能性も考えられます。 安全設備の点検は、作業前に必ず実施するようにしてください。 そのほかに、タンデムロードローラーのメンテナンスを実施してから作業をしている場合でも、速度には十分に気を使うようにしましょう。速度が出過ぎているとタンデムロードローラーの制御が困難になります。 周囲の安全確保を徹底して行うのも、タンデムロードローラーを運転している人の義務です。遵守するようにしてください。 4.タンデムロードローラーの重さ タンデムロードローラーの重さは、2tや4tなどの小型が主流です。マカダムロードローラー同様に、水や鉄を足すことで重量をプラスできます。 ロードローラーの中では小型のため、操作性を活かした施工を実施できるでしょう。さまざまな用途で使用可能です。 5.タンデムロードローラーの中古価格 タンデムロードローラーの中古価格を調べたところ、約150万円以上で購入可能なことが分かりました。 タンデムロードローラーもマカダムロードローラー同様に、需要と供給のバランスや景気の動向で価格は変動します。 そのため、この記事で紹介する金額は目安として抑えておきましょう。 建設機械の中では、比較的安価で購入できるのがタンデムロードローラーです。1台保有していれば、さまざまな現場で活躍が期待できます。 また、中古購入をすれば毎回レンタルする手間も省けますので、スムーズに施工ができます。小型のロードローラーは、小規模スペースで保管可能です。 ぜひ、中古購入を検討してみてはいかがでしょうか? タンデムロードローラーとマカダムローラーの資格に違いはある? 次に、タンデムロードローラーとマカダムロードローラーの資格の違いについて解説します。 タンデムロードローラーとマカダムロードローラーを運転するのに必要な資格は変わりません。どちらも「締め固め用建設機械運転特別教育」という資格を取得すれば運転可能です。 「締め固め用建設機械運転特別教育」で学ぶ内容は、以下の通りになります。 ロードローラーに関する知識 ロードローラーの運転方法 関係法令 ロードローラー操作の実技 これらを合計10時間で学んでいきます。 ロードローラーを無資格で運転することはできません。まだ資格を取得していない方は、特別教育の受講は労働安全衛生法で定められているため、必ず受講するようにしてください。 「締め固め用建設機械運転特別教育」にロードローラーの重量制限はありません。すべての締め固め用建設機械を操作できるようになります。 中古で購入するならタンデムロードローラーとマカダムロードローラーどっちがおすすめ? 次に、ロードローラーを中古で購入しようと考えている方に向けて、タンデムロードローラーとマカダムロードローラーどちらがおすすめなのか解説します。 結論としては、どちらも非常におすすめのロードローラーです。そのため、自分の用途に合わせて選択するようにしましょう。 大規模な現場でパワフルな転圧性能が必要な場合は、マカダムロードローラーがおすすめです。1台を現場用に確保しておくことにより、工期の短縮やトラブルへの対応が容易になります。 また、小回りが効いてさまざまな用途で活躍するロードローラーが必要な方は、タンデムロードローラーがおすすめです。 トクワールドは、中部地方での中古建設機械の在庫数がNo,1です。豊富な在庫数で皆様からの相談をお待ちしております! 安心サポートパックや納車手配も用意しているため、建設機械でお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。 まとめ|タンデムロードローラーやマカダムロードローラーを中古購入するなら在庫数が豊富なトクワールドへご相談ください 今回は、タンデムロードローラーとマカダムロードローラーの違いについて解説しました。 改めて、この記事でお伝えしたかったポイントをまとめると以下のようになります。 マカダムロードローラーとタンデムロードローラーは、車体の重量と車輪の数に明確な違いがある マカダムロードローラーは、車体の重量を活かした転圧性能の高さが特徴 タンデムロードローラーは、さまざまな用途に対応できるのが特徴 「締め固め用建設機械運転特別教育」の資格を取得すれば、どちらも運転可能 ←中古の【ロードローラー】を探すならトクワールド!

    2023/08/29

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