中古建設機械情報・ニュース【トクワールド】のブルドーザーの大型・小型について|建設機械の国内代表メーカー「コマツ」を例に解説

中古重機買取 新車建機販売 建設機械 ユンボ ホイールローダー ブルドーザー トラック ラフタークレーン フォークリフト 環境機械 新品中古アタッチメント・パーツ 修理・輸出・リース 東海地区No.1

  1. TOP
  2. BLOG
  3. ブルドーザー
  4. ブルドーザーの大型・小型について|建設機械の国内代表メーカー「コマツ」を例に解説
ブルドーザーの大型・小型について|建設機械の国内代表メーカー「コマツ」を例に解説

ブルドーザー

2023/06/29

351

ブルドーザーの大型・小型について|建設機械の国内代表メーカー「コマツ」を例に解説

ブルドーザーは、土木現場でよく使用される建設機械のひとつです。地面を削る、ならす、土砂の運搬など、あらゆる用途で活躍するブルドーザーは、土木工事の現場では必要不可欠な重機しょう。

しかし、一口にブルドーザーといっても、使用用途に合わせてさまざまなサイズがあります。そこで、本記事ではブルドーザーの大型・小型について詳しくご紹介します。

ブルドーザーの大型・小型の違いとは?

作業に使用する建設機械を選ぶときは、重機の性能もそうですが、まず車体の大きさを考慮するかと思います。どれだけ質がいい重機でも、稼働する環境や作業量に見合ったものでないとその性能がうまく発揮できないからです。

例えば、規模の大きい道路工事に対して、小型重機で作業を進めているようでは倍の所要時間がかかってしまいます。

では、ブルドーザーには大小さまざまな機種がありますが、サイズ以外にはどのような部分に違いがあるのでしょうか?

ここからは、ブルドーザーの大型・小型の違いについて、「コマツ」のブルドーザーを例にしながら詳しく紹介していきます。

ブルドーザーとは?

ブルドーザーとは、トラクターの前方に可動式ブレード(排土板)を備えた重機で、進行方向に土砂を押し出す働きをします。土砂のかきおこし、盛土、整地などの土木作業に多く用いられ、中には浅瀬や水路での工事をおこなう水陸両用型ブルドーザーや水中ブルドーザーなども存在します。

車体より大きいものでもオシ動かすほどの馬力を持つブルドーザーは、エンジンの回転数とともにギアを小さくし、強大な推進トルクを出力します。また、豊富なアタッチメントを装着することにより作業範囲を拡大することもできます。

現在のブルドーザー製造メーカーは?

  • キャタピラー社(CAT)(米国)
  • 株式会社 小松製作所(日本)
強大な推進トルクを発揮するブルドーザーの開発・製造にかかる技術的ハードルは低いものではありません。

そのため、現在の主なブルドーザー製造・販売メーカーは、アメリカのCAT(キャタピラー)社と日本のコマツ(小松製作所)の2社が世界シェアをほぼ独占する状態となっています。

ブルドーザーの国内トップシェアを誇る「コマツ」

コマツこと「株式会社 小松製作所」は、創業100年を超える歴史のある国内を代表する大手建設機械メーカーです。

コマツは、第二次世界大戦中に日本初のブルドーザーを開発したメーカーでもあり、戦後の高度経済成長期を支えました。現在もコマツはブルドーザーの国内シェアトップを誇ります。

また、コマツの建設機械は海外からも高い評価を得ており、高いモノ作り力、低燃費性能、ICT技術では世界トップクラスの技術を持っています。

ブルドーザーのサイズについて

ブルドーザーは主に「乾地ブルドーザー」と「湿地ブルドーザー」に分けられます。

例えばコマツは以下の機械質量ごとに分けられています。

【コマツにおけるクラス分けの目安】
機械質量 クラス
3~12トン級 小型
13~24トン級 中型
28~42トン級 大型
44トン級〜 超大型

「乾地ブルドーザー」「湿地ブルドーザー」の違い

ブルドーザーは主に不整地で使用される建設機械のため、足回りはクローラ(履帯)で走行します。しかし、いくら軟弱地盤に強いクローラ走行だからといって、泥濘した地盤では行動不能になる場合があります。

このため、ぬかるんだ地盤で使用するために、乾地ブルドーザーよりもクローラの幅が広い湿地ブルドーザーが開発されました。湿地ブルドーザーは、クローラの接地圧が3分の2程度抑えられているため、泥濘化した地面でも動きやすいようになっていることが特徴です。

特に、雨が多い日本や東南アジアで使用されています。

国産のブルドーザーに見られる特徴

日本は他雨地域であるため、軟弱地盤でも走行できる機械が必要とされたことから、広い接地面積を持たせて接地圧を下げ、特殊な三角断面履板(シュー)を用いた湿地ブルドーザーが多く使用されています。

これは標準の履板に比べて、軟弱地盤での適応性に優れており、横方向の滑り特性や転圧効果にも優れていることが特徴です。

小型クラスや中型クラスにおける湿地ブルドーザーは全体の70~80パーセントを占めており、30トン以下の大型クラス機でも湿地ブルドーザーが約50パーセントを占めています。

    「湿地ブルドーザーの特性」
  • 標準ブルドーザーの特徴を備え、且つ湿地、軟弱地における走行性能、牽引能力を高くした機械。
  • 近年は地盤の損傷を軽減するために、ゴム製の履帯を装着する機種が製品系列に加わっている。
  • 「超湿地ブルドーザーの特性」
  • 湿地ブルドーザーよりも更に湿地、軟弱地における走行性能、牽引能力を高くした機械。

大型のブルドーザーについて

ブルドーザーは、本体重量もの2倍もの物体を押すことが可能です。仮に同じくらいのパワーがある自動車と押し合いをした場合、ブルドーザーが自動車よりも大きな力を出すことが可能です。

さらに、重い本体と強力なエンジン、トランスミッションによって、パワフルに物体を押したり引っ張ったりすることができます。

大型のブルドーザーは、アフリカや東南アジアの発展途上国で大きな需要があり、大型ブルドーザーの多くはアメリカのCAT社が製造しています。

国内においても高度経済成長期に大型ブルドーザーの需要がピークを迎え、時代の流れで大型造成工事も少なくなり、小型ブルドーザーが主流になりました。

しかし、近年では高速道路の新規工事が増加しており、大型土木に対応するため、再び大型ブルドーザーを中古購入した土木会社もあるようです。

また、コマツでも15年ぶりに大型ブルドーザーのモデルチェンジを行い「D475A-8R」として発売しています。

大型ブルドーザーは、本体が重量級であることに加え、作業自体も負担がかかる掘削、押土が多いことから、他の建設機械と比べると燃費が良くないことや、ハイパワーと引き換えに、走行スピードは平均で約10km/hと低速なことがデメリットです。

大型ブルドーザーに分類されるサイズ

運転質量27トン〜130トンクラスが大型ブルドーザーに分類されるサイズであり、現在コマツのラインナップでもっとも大型であるD475A-8Rは、機械質量112,100kgになります。

このサイズのブルドーザーは大規模工事に適しており、広大な土地を開墾したり整地したりする用途に使用されます。また、海外では強力な馬力を活かして鉱山作業でも稼働しています。

大型ブルドーザーの用途

大型ブルドーザーは大規模な土木工事に投入され、河川や道路工事、宅地造成及び岩盤等の重掘削作業、鉱山等の大量掘削運土作業に使われます。特にリッパー装置を装着して掘削作業を行う場合に高い威力を発揮します。
    【大型ブルドーザーの主な用途】
  • 大規模土木工事・河川工事・道路工事・宅地造成・重掘削工事(岩盤等)・大量掘削運土作業(鉱山等)

大型ブルドーザーに必要な資格

  • 車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削)運転技能講習
  • 大型特殊自動車免許
ブルドーザーを仕事で操作するためには、「車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削)運転技能講習」を受講し合格する必要があります。

また、大型ブルドーザーをはじめとホイールローダーやクレーン車といった重機を公道で走行させるためには「大型特殊自動車免許」が必要です。

小型のブルドーザーについて

国内における建設機械需要は、「小型・ミニ建機」のジャンルが大きく伸びており、小型ブルドーザーは、都市部での再開発とともに住宅着工、道路工事で需要が大きいです。

また、農業や除雪にも使用されることから小型ブルドーザーの普及率は高く、中古市場も小型・中型ブルドーザーの数が圧倒的に多いです。コマツをはじめとした日本メーカーは、国内向けにこうした小型建設機械のラインナップに力を入れており、昨年(2022年)にもコマツから、特定特殊自動車排出ガス規制法(オフロード法)の2014年基準に適合した機械小型ブルドーザー「D27A-10」(質量4,230kg)が発売されています。

ブルドーザーをはじめ、クローラー(履帯)を装備した車両・建設機械による公道走行は、原則禁止されています。そのため、現場までの回送は基本的にトラックやトレーラーなどに積載して移動することになります。

重量級の大型のブルドーザーを積載するためには、その車体重量を積載可能な大型トレーラーを用意、もしくは運送屋に依頼する必要がありますので、移動コストは割高になってしまいます。

また、大型ブルドーザーと比べて燃費性能や維持費にも優れているためオーナーにとっては管理がしやすいでしょう。

小型ブルドーザーに分類されるサイズ

小型ブルドーザーに分類されるサイズは、コンパクトで扱いやすい3〜6トンクラスが一般的で小回り性能も高いです。また、ブルドーザーはクローラー走行式のため、運搬車の用意が必要ですが、小型クラスですと中型トラックに車載して移動させることも可能というメリットも大きいです。

小型ブルドーザーの用途

小型ブルドーザーは、地下鉄工事、坑内作業など狭い場所の掘削運土作業に使用されるとともに、道路の応急修理、開墾、耕地改良、営農、建設基礎工事などに多く使用されます。

    【小型ブルドーザーの主な用途】
  • 地下鉄工事・坑内作業・道路の応急修理・開墾・耕地改良・営農・建設基礎工事

小型ブルドーザーに必要な資格

  • 車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削)運転技能講習
  • 小型特殊自動車免許
小型特殊自動車免許は運転免許区分のひとつで、特殊自動車とはフォークリフトや除雪車、農耕トラクター、コンバイン特殊など装備を持つ自動車のことを指します。

また、小型特殊自動車免許を持っていなくても、普通自動車、免許自動二輪以上の免許を所有している小型特殊自動車を運転することができます。

    【小型特殊自動車を運転できる運転免許】
  • 小型特殊免許
    大型免許、中型免許、準中型免許、普通免許、大型特殊免許、大型二輪免許、普通二輪免許

湿地・超湿地(小型・中型・大型湿地ブルドーザー)ブルドーザーについて

標準ブルドーザーは作業困難な湿地、泥濘地、軟弱地における掘削運土作業に使われる他、圃場整備工事の運土、仕上げ作業に良く使われます。一方、超湿地ブルドーザーは、湿地ブルドーザーでも作業困難な湿地、泥濘地、軟弱地における掘削運土作業に使われます。

小型ブルドーザーが作業員から歓迎される理由

天井が低い場所での作業は、腰痛の発生や起き上がった際に頭上の障害物と接触しやすく、ケガのリスクが多く潜んでいます。

また、狭いスペースでの作業は使える道具などの制限も受けるため、作業員にとっては負が大きいです。

そのため、小型ブルドーザーの中には、ボディをさらにコンパクト化し、車体の高さを低くした「小型低床ブルドーザー」というモデルも出回っています。

「千代田商事 株式会社」の『Gerotto Dozer RC』は、地下採掘、側溝清掃、密閉されたスペース、アンダーコンベヤベルトの点検、メンテナンス清掃など、人では対応困難な複数の用途に活用できる製品です。

本製品は、リモートコントロールシステム(無線)を装備し、遠隔操作によって安全な場所から操作することが可能で、最大8時間操作と運搬可能重量300kg性能を有します。

このような低床ブルドーザーは、遠隔操作により作業者の安全性を実現し、作業負荷を軽減に大きく貢献するとして槽やタンクなどの清掃業者からも注目されています。

防衛や災害派遣の現場で活躍する「小型ドーザー」

ブルドーザーは災害現場でも活用されており、陸上自衛隊の施設科や各国軍の工兵部隊でもブルドーザーが採用されています。中でも陸上自衛隊の保有する「小型ドーザー」は、東日本大震災などの災害現場で性能を発揮したことから多くの注目を浴びました。

「小型ドーザー」とは、陸上自衛隊の普通科連隊を中心に配備されている、ブルドーザーとパワーショベルが一体となった土木建設機材です。

小型ドーザーは、通称「小ドーザー」や「ショベル付きドーザー」などとも呼ばれています。車体前方には排土板のドーザーブレード、後部にパワーショベル(バックホー)のアームとバケットを搭載し、ともに油圧式です。

車体は、全長約4m、幅約2mというコンパクトさと機体重量2,950kgの軽量さであり、大型トラックの荷台に容易に積み込んで現場へ向かうことが可能という高い輸送性を持っています。

本装備は民生品をほぼそのまま流用しており、操縦席に小銃用の架台が設置されているほか、灯火管制用の照明系統を装備しているなど、変更箇所はごくわずかです。防弾のための装甲は付与されておらず、施設器材の範疇に入ります。

製造は三菱重工や小松製作所で、最近ではクボタ建機やヤンマー建機などがおこなっており、施設器材ですが、前線部隊である普通科隊員と連携した作業が求められるため、建設重機やダンプトラックなどを多く装備する施設科ではなく、普通科連隊を中心に配備されています。

小型ドーザーは、積雪地や寒冷地で使用することも想定し、運転室を鋼製とし、排土板にチルト機能を備えた仕様の一般部隊向け「A型」と、チルト機能を省略して軽量化を図った空挺部隊仕様(ヘリコプターでの空輸も可能)の2タイプに分かれています。

このように小型であるため、災害派遣現場では被災地の奥深くまで迅速に展開でき、行方不明者の捜索や瓦礫の撤去、現場の復旧など、機械力を活かした迅速且つ効率的な作業が行えます。

ブルドーザーへの設備投資はメンテナンス性・補修費用も考慮

工事用ブルドーザーの耐用年数は6年程度が目安と言われており、ブルドーザーの稼働時間が長ければ長くなるほど、ブレードなどのパーツ摩耗は早く進行していきます。

そのため、ブルドーザーの耐用年数を一概に6年と言い切ることはできず、ブルドーザーの稼働時間を示すアワーメーターの値を耐用年数の目安にすることが多いです。

ブルドーザーを長く安全に使用し続けるには、定期的なメンテナンスが欠かせません。しかし、大型ブルドーザーにもなると、アタッチメントや消耗品の値段も小型、中型機より高くなり、メンテナンスの手間や費用もかさむことも念頭におく必要があるでしょう。

現在、ブルドーザーをはじめ、ほぼすべての重機には油圧システムが採用されており、油圧システムでは、金属同士が接触した状態で強い力で動いているため、摩耗による金属粉が発生します。

この金属粉や空気中を浮遊するホコリや砂などで作動油が汚れていき、その作動油はオイル漏れや作動不良を引き起こします。そのため、定期的に作動油の汚れ具合を測定し、フラッシングすることで油圧システムの寿命を伸ばすことができます。

また、燃料システムに水や異物が混入することも燃料システムの耐用年数を著しく縮めることになります。燃料タンクやウォーターセパレーターの水抜きを毎日実施するなど、日々のメンテナンスも耐用年数を大きく左右する要因となります。

メンテナンスを怠り、油圧システムやエンジンなどが故障してしまうと、多額の修理費用がかかってしまうほか、エンジンなどの交換になると大型機械であるほど高額になります。

まとめ|ブルドーザーの大型・小型について
今回はブルドーザーの大型・小型についてご紹介しました。国内でのブルドーザーはコマツが先駆けとなり、以降はCATと並ぶ高いシェア率を獲得しています。

ブルドーザーは、他の建設機械にはない圧倒的なパワーで、スピーディーに掘削や押土、開墾をこなす整地屋のような存在ですが、あらゆる現場環境、用途などのニーズに対応するためにさまざまなサイズのモデルが存在します。

大型ブルドーザーは大きなブレードやパワフルな推進力による作業性があるため大規模工事に導入され、小型ブルドーザーは、コンパクトな車体を活かした省スペースでの現場で活用されます。

コマツでは、おおまかに3~12トン級を小型ブルドーザー、28~42トン級を大型ブルドーザーとして分類しているので、作業用途に適したサイズを選択しましょう。
記事一覧へ

RECOMMENDおすすめ記事

  • ブルドーザーの規格について紹介!ブルドーザー(CAT・コマツ)の商品情報も解説
    ブルドーザー

    ブルドーザーの規格について紹介!ブルドーザー(CAT・コマツ)の商品情報も解説

    1. ブルドーザーの規格は何がある?狭い道路・整地工事に便利な小型機(D2・D6) も紹介 ブルドーザーは宅地造成や作業や河川工事など幅広い整地作業に使用されます。重機選びで大切なことのひとつに「規格」があります。重機は使用条件で選ぶものであるため、機体の性能を判断するためにも規格を知ることは大切です。 では、ブルドーザーにはどのような規格があるのでしようか?この記事では、ブルドーザーの規格やおすすめの機種について紹介します。 1.1. ブルドーザーの規格(大きさ)基準 ブルドーザーは小型から大型機種までさまざまな規格のモデルが存在します。ブルドーザーの大きさは車両の機械質量(作業装置やアタッチメントなどを除いた機体単体の乾燥重量)、または運転質量(機械質量に油脂類や作業装置のお重量を追加した重量)によって表されます。 サイズの基準としては、小型機が3〜10トン、中型機が11〜40トン、41トン以上を大型機として規格分けされています。 また、ブルドーザーは「乾地用」と軟弱地盤向けの「湿地用」に分けられ、使用する地盤環境によって規格が異なります。 湿地用ブルドーザーのクローラーは、幅広で三角断面のシュー(履板)になっており、軟弱地でも走行可能です。 1.2. ブルドーザーの安全規格 ブルドーザーなどの建設機械には、作業中に事故が発生した際にオペレーターを保護する機構である「ROPS」や「FOPS」を装備している機体もあります。 1.「ROPS(転倒時保護装置)」 ROPSは「Roll-Over Protection Structure」の頭文字をとったもので、転倒保護機構のことです。文字通り、ブルドーザーの転倒・転落時にオペレーターを保護する安全機構で、転倒の危険性が高い場所での作業には必須です。 ブルドーザーは、縦に高い形状から機械の前後よりも左右方向に転倒しやすく、特に傾斜地での押土や足場となる土盛の崩壊などによる転倒事故の発生が多いです。 2. 「FOPS(落下物保護装置)」 FOPSは「Falling Object Protective Structure」の頭文字からなる名称で、落下物保護機構とも言います。こちらは、オペレーターを岩や土砂などの落下物から保護するための安全機構であり、そのような落下物の危険性がある現場で重宝される安全規格です。 労働安全衛規則の第153条 第1項では、落石や落下物などの危険性がある場所で車両系建設機械を使用するときは、当該重機に強固なヘットガードを備えなければならないと定めています。 保護機構についての詳細はこちらの記事でも紹介しています。 https://tokuworld.co.jp/blog/220 1.3. ブルドーザーの排出ガス法に関する法規制 特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律(オフロード法)とは、公道走行をしないブルドーザーやバック・ホウ(特定特殊自動車)などのオフロード車両に対し、排出ガス規制するため、平成18年4月1日より施行された法律です。 これにより、基準適合表示等がない規制対象外の機種以外のブルドーザーは、国内では使用できません。基準適合表示を受けていないブルドーザーを使用するには、個別に排出ガスの検査を受けて、規格に適合している確認を受ける必要があります。 コマツブルドーザーの中古車ラインナップ(商品)情報!特定特殊排出ガス規制対応の製品を紹介 ここからは、コマツ製の中古ブルドーザーのラインナップをご紹介します。高規格で特定特殊排出ガス規制にも対応しているため、現場の即戦力として導入いただけます。 D21A-8 旋回性に優れる小型ブルドーザーです。左手のレバー1本でステアリング操作、前進行進、速度切換が完結するステアリングレバーを搭載。ブレードが車体側に近いため重心が安定し、不整地で安定しながらラクに操作できます。 D21P-8E0 湿地仕様のモデルです。軟弱地盤でもパワフルに動く軽快さを発揮します。スピードとパワーが望まれる現場におすすめです。 D31PX-22 ラジエーターを後方に配置したスーパーラントノーズ設計を採用し、前方の視認性を向上させています。ブレードの接地面まで見やすく、作業効率もアップします。 3. CATのおすすめブルドーザー「D2・D6」の特徴について紹介 キャタピラー(CAT)のブルドーザーは大型ブルドーザーの種類も多く、高出力で作業負荷の大きい作業に向いている機種が多いです。 次は、国内でも需要の高いCAT製のおすすめ小型・中型ブルドーザーをご紹介します。 3.1. 小型で汎用性が高い「D2」ブルドーザー 小型とパワフルさを両立したCAT製のブルドーザーです。高度な電子制御HSTを採用し、きめ細かい作業をサポート。また、足回りのスリップを低減する「オートトラクションコントロール」や、整地仕上げ時にブレードを上下しながら補正する「ステイルブレード」を備え、オペレーターの作業負担を軽減します。 3.2. 力強いパワーで効率的な「D6」ブルドーザー 汎用性の高い中型ブルドーザーです。高出力ですが燃費性能の高いC9.3Bディーゼルエンジンを搭載しており、負荷の大きい作業に向いています。パワーの伝達ミスを大幅に低減するロックアップ機能付きトルクコンバータと、5.7立米の大容量ブレードも装備しており、さらにハイパフォーマンスな作業性能を実現します。 4.ブルドーザーを選ぶときは3つの規格をチェック 作業に最適なサイズや必要なパワーなど、あらゆる条件からベストなブルドーザーを選ぶにはどのようなポイントをおさえればいいのでしようか?ここからは、作業に必要なスペックのブルドーザーを見つけるために知っておくべき3つの規格をご紹介します。 ブルドーザー選びのご参考になれば幸いです。 4.1.【種類・サイズ】作業環境、用途に適した機体を選ぶ ブルドーザーは不整地や軟弱地盤での作業を前提としていますが、装着履帯により「乾地型ブルドーザー」、「湿地型ブルドーザー」に分類されます。 湿地型ブルドーザーは、乾地型ブルドーザーでは踏破困難な地盤での掘削運土作業に用いられます。見分け方としては、乾地用ブルドーザーよりも幅の広い「湿地シュー(履板)」という履帯を備えていることが特徴です。 履帯幅が広いことで履帯と地面の接地面積が大きくなるので、通常の履帯では沈みやすい軟弱地盤でも走行することができます。 さらに、湿地型ブルドーザーでも困難な湿地、泥濘地の場合は、「超々湿地型ブルドーザー」が使用されます。 また、ブルドーザーの大きさは4トンから130トン級まであり、21トン級以上の中型・大型ブルドーザーには「リッパ装置」という岩石掘削用のアタッチメントが装備されています。 ブルドーザーを選ぶ際には、使用環境や用途に適した種類・サイズを探してください。 4.2.【ブレード容量】一度にドージングできる容量を確認 掘削、押土、整地等の土木作業に用いられるブルドーザーですが、一度にどれだけの量の土をドージングできるかを表すのが「ブレード容量」です。ブレード容量は、ブルドーザーのカタログに記載されているのでネットで調べて確認することもできます。 ブレードにはさまざまな種類があり、用途に適したブレードを選択することで効率的に作業することが可能です。例えば平土作業、整地作業は標準的なブレードであるストレートドーザーやアングルドーザー、運土や押土作業は、バケット容量が大きいUドーザーやバケットドーザーが適しています。 繰り返しの大量運土では、ユニバーサルブレードといったブレード容量が特に大きいブレードを装備したブルドーザーを導入することで、時間あたりの作業量が大幅に向上します。 4.3.【定格出力】高負荷な作業には余裕のある機種を選ぶ 定格出力とは、機械が持続的に発揮できる出力のことを指します。この定格出力でエンジンの馬力を見ることも可能で、どのくらいのクラスのブルドーザーなのかを判断する目安にもなります。 また、瞬間的な出力は「最大出力」で示されますが、常にフルパワーで作業することは重機にとっても負荷がかかります。ブルドーザーを選ぶ際は、能力に余裕のある機種を選ぶことで、消耗速度や不意な故障を避けることができるでしょう。 重機に常に負荷がかかる状況は避け、定期的なメンテナンスを実施することで機械寿命を大幅に伸ばすことができます。 5. まとめ ここまで、ブルドーザーの規格についてご紹介しました。ブルドーザーなどの重機は値段ではなく現場の環境や使用用途で決めるものです。理想の機械を探すためにもブルドーザーの規格について最低限理解しておく必要があります。 また、オプションの追加やアタッチメントの付け替えで、より作業に特化した仕様に変更することも可能でしょう。

    #ブルドーザー#規格#コマツ#キャタピラー

    2024/04/12

    25

  • 【コマツ製ブルドーザーの特徴は?】ブルドーザーの種類・機種を紹介
    ブルドーザー

    【コマツ製ブルドーザーの特徴は?】ブルドーザーの種類・機種を紹介

    目次 1.コマツ製ブルドーザーの種類や特徴は?機種ごとにメーカーのカタログスペックを紹介! 2.ブルドーザーとブレードの種類を紹介 3.コマツ製ブルドーザーのおすすめ機種3選とスペックを紹介 まとめ|ブルドーザーの種類・機種を紹介1.コマツ製ブルドーザーの種類や特徴は?機種ごとにメーカーのカタログスペックを紹介! ブルドーザーは、道路新設や宅地造成、ダム開発など大規模な土木工事現場で見かけることが多い建設機械です。 ブルドーザーと言えば、トラクターの前面に大きなブレード(排土板)を取り付け、前進しながら土砂を押し出す重機のイメージがありますが、作業用途や使用環境に合わせてさまざまな種類・仕様があるのをご存じでしょうか? この記事では、ブルドーザーの種類を解説し、国内では普及率がもっとも高いコマツ製ブルドーザーの特徴やおすすめ機種をご紹介します。 1.1. ブルドーザーは整地作業に特化した建設機械 前述したように、ブルドーザーは土木工事や建設現場で使用される建設機械の一種です。土や砂利を「押す」、「削る」、「ならす」などの作業をおこなって、地盤を整地することが主な用途とされています。 また、車体には強力なディーゼルエンジンを搭載し、フロント部分に大きな排土板(ブレード)を装備していることが大きな特徴です。国内では10~21トン級のブルドーザーが多く使われており、小型、または中型クラスの需要があります。 2.2. ブルドーザーとホイールローダーの違いは? ブルドーザーとホイールローダーは「走行方式(足回り)」と「作業装置」に大きな違いがあります。 ブルドーザーは、不整地や軟弱地盤での活動を前提としているため、足回りがクローラー(キャタピラ)になっています。また、押土を行うため、車体前面に可動式のブレードを装備しています。 一方ホイールローダーは、足回りにゴム製のホイール(タイヤ)を備えているため、機動力に優れているほか公道走行も可能です。作業装置には大型のバケットを備えており、強力なアームでバケットを高く持ち上げることができます。そのため、土や砂利をすくって運搬や、ダンプトラックへの積込み作業が得意です。 3.3. ブルドーザーはさまざまな産業で活躍している ブルドーザーは、その大きな力と安定した構造により大量の土や砂を処理や、困難な地形や過酷な環境で作業することが可能です。 そのため、土木工事や建設現場だけでなく、農林業や鉱業といったさまざまな産業で利用されています。また、冬時期は除雪車両としても活躍します。 特に、コマツはブルドーザーの農業転用・開発に力を入れており、稲作が盛んな東南アジア諸国にも農業用ブルドーザーを拡大させています。 4.4. ブルドーザーに必要な免許は? ブルドーザーを運転するには、「車両系建設機械運搬技能講習」を受講する必要があるほか、公道を走行するには「大型特殊免許」を取得する必要があります。 車両系建設機械とは、労働安全衛生法施行令第20条第12号の別表第7に掲げられた、”動力を使って不特定の場所に自走できる建設機械”のことです。業務で機械質量3トン以上の車両系建設機械の運転作業に従事するには、労働安全衛生法に基づく運転技能講習を修了しなければならないことが義務付けられています。 ブルドーザーを操縦するには「車両系建設機械運搬技能講習」を受講しましょう! 公道を走行するには別途で「大型特殊免許」を取得する必要があります! 5.5. ブルドーザーを製造しているメーカーは? 現在、ブルドーザーを製造しているメーカーはアメリカの「キャタピラー」社と日本の大手メーカーである「コマツ」の2社で世界市場をほぼ独占している状態です。 コマツは日本で初めてブルドーザーの国産化に成功し、日本の建設機械発展に大きく寄与したメーカーです。国内ではトップのシェア率を誇り、世界1位のキャタピラー社と共に世界の2大メーカーとして知られています。 2. ブルドーザーとブレードの種類を紹介 ブルドーザーはあらゆる作業ニーズに対応するためにさまざまな種類が用意されています。ここからは、ブルドーザーやブレードの種類について紹介します。 2.1. ブルドーザーの乾地型と湿地型について 不整地や軟弱地盤での活動が前提であるブルドーザーですが、主に「乾地型」と「湿地型」の仕様に分けられます。湿地型ブルドーザーは、乾地型ブルドーザーよりもクローラー幅が広めになっており、接地圧が半分程度に抑えられています。 さらにぬかるんだ土壌など、より軟弱な泥濘地では「超湿地型ブルドーザー」といった特別なモデルも存在しています。 2.2. ブルドーザーの種類 ブルドーザーは、車体の前面にブレード(排土板)を装着し、押土作業に使用する重機が一般的ですが、作業の目的に応じて以下のようなブルドーザーも存在します。 ドーザーショベル トリミングドーザー 水陸両用ブルドーザー 1. ドーザーショベル「バケットを装備したブルドーザー」 ブレードの代わりにホイールローダーのようなバケットを装備したブルドーザーです。 土砂をすくうことが可能であるため、運搬や盛土、トラックへの積込みや盛土作業で使用されます。 2. トリミングドーザー「トリミングブレードを装備したブルドーザー」 両面が使用可能なブレードを装備したトリミング用ブレードを装備したブルドーザーです。 土砂の押し出しのほかに、バックで土砂を引き寄せることもできるため、整地や埋立て作業に適しています。 3. 水陸両用ブルドーザー「水中での押土・掘削作業を目的としたブルドーザー」 浅水域の水中掘削が可能なブルドーザーです。水密化による水中仕様とラジコンによる遠隔操作機能を組み合わせ作業船にくらべて精度の高い掘削、押土が可能となっています。 離岸堤、人工リーフ、人工ビーチ、港湾・漁港、突堤、増養殖場の工事、水害復旧作業で活躍しており、国内での作業実績は1200件以上です。 2.3. ドーザーブレードの種類 ブルドーザーは、土砂の掘削や運搬、整地作業が主な役割です。ブルドーザーの前面に装備されているドーザーブレードにはいくつか種類があり、用途によって使い分けられます。 ここからは、代表的なドーザーブレードについて紹介します。 ストレートドーザー アングルドーザー パワーアングルドーザー Uドーザー レーキドーザー 1. ストレートドーザー「広範囲の整地・掘削作業向けのブレード」 標準的なブレードで、ブレードは上下にのみ作動します。掘削力が強く、大量の運土を伴う整地などの重作業に適しています。 2.アングルドーザー「整地、片切り、盛りこぼし作業向けのブレード」」 車体中心に対して約25~30°の角度をつけて装着できるブレードです。 傾斜地での搬入路の造成など、押土をしながら土砂を右または左に振って寄せることができるほか、一般的な整地作業にも向いています。 3. パワーアングルドーザー「掘削、埋立て、溝堀、整地作業向けのブレード」 チルト(油圧)シリンダーによりブレードを左右に傾斜させることができるブレードで、固い地盤の掘削も可能です。 最近見るブルドーザーの多くは、パワーアングルチルト(PAT)機能を保有しています。 4. Uドーザー「大量の運土作業向けのブレード」 バケット容量を大きくするために、ブレードの両端が大きく曲がっており、上から見るとU字のようなになっていることが特徴的です。 特に大型のブルドーザーでは標準的に装備されており、通常のブルドーザーよりも一度に大量の土砂を運ぶことができます 5. レーキドーザー「伐根、岩石や草木の掘り起こし作業向けのブレード」 レーキ状のブレードで、主に上伐根除根や草木除去、岩石の掘り起こし作業に用いられます。 3. コマツ製ブルドーザーのおすすめ機種3選とスペックを紹介 国内ではブルドーザーのトップシェアを誇るコマツですが、さまざまな機種をラインナップしています。ここからは、コマツ製ブルドーザーの特徴やおすすめの機種を3両紹介します。 3.1. コマツ製ブルドーザーの特徴を解説 コマツ(小松製作所)は、国内最大手の建設機械メーカーで、ブルドーザーや油圧ショベルの重機事業をグローバルに展開している世界的にも有名な企業です。また、ICT建機の技術では世界一であり、無人化・自動化を取り入れた商品のラインナップが充実しているのも特徴でしょう。 そんなコマツ製ブルドーザーは高い「操作性」「安定性」が特徴です。コマツ製ブルドーザーは電子制御HSTを採用しており、抜群の操作性と安定感のある運転性能を誇ります。また、前方視認性をより確保するため、スーパースラントノーズデザインを取り入れるなど、視野性能に優れているというユーザーの声も多いです。 【電子制御HST】 HSTとは、Hydoro Static Transmission(制油圧変速機)の頭文字からなる略称で、油圧ポンプと油圧モーターを組み合わせた無段変速機のことです。 【スーパースラントノーズデザイン】ラジエーターを後方に配置し、前方のエンジンフード周りをスリム化したコマツ独自の設計です。優れた前方視界性の確保を実現し、コマツのブルドーザーの多くで採用されています。 3.2. おすすめのコマツ製ブルドーザーを紹介! ここからは、作業用途ごとにおすすめのコマツ製ブルドーザー3選と各機種のカタログスペックを紹介します。ブルドーザー選びのご参考にお役立ていただけたら幸いです。 D27A-10/P/PL-10 D61EX-24/D61PX-24 D65EX-18/PX-18 1. D27A-10/P/PL-10 ・狭い場所での作業、農業や林業におすすめ小型ブルドーザー 畜舎やビニールハウス、構内など狭い場所での細かい作業はもちろん、エンジン出力と車速を大幅に高めており、小型でありながらパワフルな作業性を発揮します。 また、大容量プレフィルターにより整備性が向上しているため、日常点検時などの負担を軽減します。作業現場にあわせて、乾地型(A-10 )、湿地型(P)、超湿地型(PL)の3仕様が展開されており、水田の整地にも活躍するでしょう。 【 D27A-10/P/PL-10のカタログスペック】 商品名 機械質量 定格出力 ブレード容量 法規制・基準 D27A-10 4,230 41.60 パワーアングルパワーチルト:0.57 特特1014 D27P-10 4,580 41,60 パワーアングルパワーチルト:0.68 特特1014 D27PL-10 超湿地型 4,790 41,60 ストレートチルトドーザー:0.69 特特2014 2. D61EX-24/D61PX-24 ・あらゆる作業に対応可能な標準型ブルドーザー 汎用性に優れた18tトン(湿地型:19トン)級中型クラスのブルドーザーです。 電子制御HSTで効率的な整地やサイドカット作業が可能で、軟弱地でも走破性・脱出性に優れています。 電子制御HSTによるエンジンとHSTポンプの低回転数マッチング制御やメインバルブ・油圧回路のロス削減、低燃費エンジンの採用などにより低燃費性能の評価も高いです。 【D61EX-24/D61PX-24のカタログスペック】 商品名 機械質量 定格出力 ブレード容量 法規制・基準 D61EX-24 18,310 125 パワーアングルパワーチルト:3.4 特特2014 D61PX-24 19,230 125 パワーアングルパワーチルト:3.8 特特2014 3. D65EX-18/PX-18 ・大量運土、大土工量の現場に最適のブルドーザー 本機種は、作業効率が大幅にアップするシグマドーザーを装備している点が最大の特徴といえるでしょう。シグマドーザーとは、ブレード中央部で掘削して土を盛り上げるという新しい掘削理論から開発されたブレードです。 中央部で土砂の抱え込み量が増加するとともに側面からの土砂こぼれを抑制します。また、掘削抵抗が低減することで土砂の流れが緩やかになり、最小のパワーで大量の運土をドージングできます。 【D65EX-18/PX-18のカタログスペック】 商品名 機械質量 定格出力 ブレード容量 法規制・基準 D65EX-18 20,300 162 パワーアンクルチルト:3.9 シグマ:5.6 特特2014 D65PX-18 22,600 162 ストレートチルト:3.7 特特2014 【特定特殊自動車排出ガス規制法とは?】 建設機械(公道走行をしない特殊自動車)による大気汚染の防止を図り、環境を保全するため施行された排出ガス規定のことです。正式には「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律」という名称で、オフロード法とも呼ばれます。 ブルドーザーなどの特定特殊自動車は、この基準適合表示がなければ国内で使用することができません。 まとめ|ブルドーザーの種類・機種を紹介 ブルドーザーは、整地や運土作業を目的とする建設機械で、建設業より土木現場のほうが馴染みの深い重機でしょう。また、地盤状況にあわせた仕様の機種があり、各種ブレードを変更することによってさまざまな作業が行えることが特徴です。 ブルドーザーは土木作業以外にも農林分野での転用もされており、生産コスト低減に貢献するなど、ICT建機の開発と共にさらなり進化を見せています。 ブルドーザーを選ぶ際は、使用環境や作業目的を良く考慮したうえで検討することが大切です。機種やブレードの違いもあるため、それぞれの特徴もしっかり理解しておきましょう。

    2023/08/03

    653

  • ブルドーザーやホイールローダーなどの重機を運転するには?
    ブルドーザー

    ブルドーザーやホイールローダーなどの重機を運転するには?

    ブルドーザーやホイールローダーの運転や操縦に必要な免許・資格を紹介 ブルドーザーやホイールローダーなどの重機を運転して作業をするためには、労働安全衛生法で定められた資格や自動車免許を取得する必要があります。 もし、無免許無資格で建設機械を運転し、業務をおこなった場合、事業主には「6か月以下の懲役、または50m万円以下の罰金」が科せられ、作業者にも「50万円以下の罰金」といった罰則があります。 また、交付された修了証を作業の際に携帯していない場合は、罰則の対象になるので注意が必要です。 建設機械の資格は、土木や建設現場などではもちろん、倉庫や工場、農業、畜産業でも活躍するので幅広いニーズがあります。 また、操縦方法は機械ごとにそれぞれ異なるため、知識と操縦技術が必要になります。そのため、重機を操縦する仕事は専門性の高い仕事のひとつといえるでしょう。 また、建設業界では建設機械を操縦するオペレーターの高齢化や人手不足も問題となっているので、重機免許を取得していれば、仕事の幅が広がるだけでなく、年収アップにもつながるでしょう。 本記事では、ブルドーザーやホイールローダーなどの重機を操縦するため必要な資格、免許や講習内容、費用について詳しくご紹介します。 ブルドーザーやホイールローダーの操作に必要な資格 ブルドーザーやホイールローダーなどの建設機械を業務で使用する場合、労働安全衛生法上では、「車両系建設機械運転者」に定められた作業者である必要があります。 車両系建設機械運転者とは、労働安全衛生法の定めにより就業制限の課されている一定の車両系建設機械について、各種の技能講習または特別教育を修了するなどにより、それらの運転または操作をおこなうことを認められた作業者のことを指します。 ここからは、車両系建設機械運転者に必要な資格について詳しくご紹介してまいります。 車両系建設機械とは? ブルドーザーやホイールローダーなどの「動力を用い、かつ不特定の場所に自走可能な重機」は、労働安全衛生法施行令別表第7にて車両系建設機械として定められています。 重車両系建設機械は全部で6種類に分類されており、それぞれ用途や能力が異なります。 車両系建設機械の分類は以下の通りです。 1.整地・運搬・積込み用機械 ブルドーザー モーターグレーダー トラクターショベル ずり積機 スクレーパー スクレープ・ドーザー 2.掘削用機械 パワーショベル ドラグショベル ラグライン クラムシェル バケット掘削機 トレンチャー 基礎工事用機械 くい打機 くい抜機 アースドリル リバースサーキュレーションドリル せん孔機(チュービングマシンを有する物に限る) アースオーガー ペーパードレーンマシン 締固め用機械 ローラー コンクリート打設用機械 コンクリートポンプ車 解体用機械 ブレーカー ショベル系建設機械での作業で必要な免許 ブルドーザーやホイールローダーの他、バックホウなどのショベル系建設機械での作業には、以下で紹介する資格、免許が必要です。 小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み及び掘削用)の運転の業務に係る特別教育 「小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み及び掘削用)の運転の業務に係る特別教育」は、機械質量3トン未満の小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み及び掘削用)の運転作業に従事する方に必要な資格で、特別教育は事業者が従業員に対して行われる教育です。 労働安全衛生法第59条第3項の規定では以下のように規定されています。 労働安全衛生法 (安全衛生教育) 第59条 事業者は、労働者を雇い入れるときは、当該労働者に対し、厚生労働省令で定めるところにより、その従事する業務に関する安全又は衛生のための教育を行わなければならない。 2 前項の規定は、労働者の作業内容を変更したときについて準用する。 3 事業者は、危険又は有害な業務で、厚生労働省令で定めるものに労働者をつかせるときは、厚生労働省令で定めるところにより、当該業務に関する安全又は衛生のための特別の教育を行なわなければならない。 このように、事業者は、機械質量3トン未満の車両系建設機械(整地・運搬・積込み及び掘削用)で雇用関係のあるものに就業させるには、「小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み及び掘削用)の運転の業務に係る特別教育」を受講させる必要があります。 講習では、「小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)の走行に関する装置の構造及び取り扱いの方法に関する知識」といった学科講習が7時間、実技講習が6時間の計13時間(2日間)があり、これらの講習を修了することで取得可能です。 科目 教育時間 【学科】 走行に関する装置の構造及び取り扱いの方法に関する知識 3時間 作業に関する装置の構造、取扱い及び作業方法に関する知識 2時間 運転に必要な一般事項に関する知識 1時間 関係法令 1時間 【実技】 走行の操作 4時間 作業のための装置の操作 2時間 主な対象機会は車両系建設機械(整地用等)のうち、機械質量3トン未満のホイールローダー・ブルドーザー・トラクターショベル及びドラグショベルなどです。 3トン以下の車両系建設機械を操作できる特別教育は、主に全国にあるコマツなどの重機メーカーの教習所や都道府県にある労働局長登録機関などで実施しています。 教育を実施する時期などは各県や機関により異なるので、お住まいの地域の情報を調べてみましょう。 車両系建設機械運転技能講習(整地・運搬・積込み及び掘削用) 「車両系建設機械運転技能講習(整地・運搬・積込み及び掘削用)」は、機械質量3トン以上の車両系建設機械(整地等)の運転作業に従事する方に必要な資格です。 労働安全衛生法第61条(施行令第20条 第12号)では以下のように規定されています。 労働安全衛生法(就業制限) 第六十一条 事業者は、クレーンの運転その他の業務で、政令で定めるものについては、都道府県労働局長の当該業務に係る免許を受けた者又は都道府県労働局長の登録を受けた者が行う当該業務に係る技能講習を修了した者その他厚生労働省令で定める資格を有する者でなければ、当該業務に就かせてはならない。 2 前項の規定により当該業務につくことができる者以外の者は、当該業務を行なってはならない。 3 第一項の規定により当該業務につくことができる者は、当該業務に従事するときは、これに係る免許証その他その資格を証する書面を携帯していなければならない。 4 職業能力開発促進法(昭和四十四年法律第六十四号)第二十四条第一項(同法第二十七条の二第二項において準用する場合を含む。)の認定に係る職業訓練を受ける労働者について必要がある場合においては、その必要の限度で、前三項の規定について、厚生労働省令で別段の定めをすることができる。 施行令第20条 第12号 機体重量が三トン以上の別表第七第一号、第二号、第三号又は第六号に掲げる建設機械で、動力を用い、かつ、不特定の場所に自走することができるものの運転(道路上を走行させる運転を除く。)の業務 上記の内容(労働安全衛生法第61条)では、特定の危険業務については、都道府県労働局長の免許を受けた者のほか、技能講習を修了した資格を有する者でなければ、その業務に就いてはならないと規定されています。 そのため、事業者は従業員を機械質量3トン以上の車両系建設機械(整地等)の運転作業に就ける際は、「車両系建設機械運転技能講習(整地・運搬・積込み及び掘削用)」を受講させる必要があります。 また、その業務に従事する際は、従業員も免状(免許証)など、その資格を証する書面を携行することが義務付けられています。 技能講習の内容は、「走行に関する装置の構造及び取り扱いの方法に関する知識」など、最大で計38時間(6日間)の講習を受講した後、修了試験に合格することで資格取得となります。 また、特定の資格を取得していることで、一部の科目受講が免除されます。 時間 該当条件 18時間 自動車運転免許を保有せず、機械質量3トン未満の小型車両系建設機械(整地等)運転特別教育終了後に6ヵ月以上の運転経験を有する方(事業者証明が必要) 14時間 次のいずれかに該当する方 ・大型特殊自動車運転免許を保有している方。 ・普通自動車免許、大型自動車免許または中型、準中型自動車免許を有し、かつ機械の運転業務に3カ月以上従事した経験を有する方。 1.機械質量3トン未満の車両系建設機械(整地等)(または特別教育を修了した後の運転経験に限る) 2.車両系建設機械(解体用) ・不整地運搬車運転技能講習を修了している方。 38時間 いずれにも該当しない方 科目 教育時間 【学科】 走行に関する装置の構造及び取り扱いの方法に関する知識 4時間 作業に関する装置の構造、取扱い及び作業方法に関する知識 5時間 運転に必要な一般事項に関する知識 3時間 関係法令 1時間 【実技】 走行の操作 20時間 作業のための装置の操作 5時間 機械質量が3トンを超える車両系建設機械の場合、基本的には合計38時間の学科講習と実技講習が必要です。また、技能講習の講習項目、時間数は講習規則によって定められています。 ブルドーザーやホイールローダーの運転に必要な免許 車両系建設機械を運転するために必要な免許は、小型特殊自動車免許と大型特殊自動車免許があり、重機の重さなどによって必要な免許が異なります。 特殊自動車の免許の受講条件は以下の通りです。 【受講条件】 【視力】 ・両眼:0.7以上 ・片眼:0.3以上 ・視野:150以上 【聴力】 日常会話レベル 【年齢】 大型特殊免許:満18歳以上 小型特殊免許:満16歳以上 以上の条件を満たしている者 大型特殊自動車とは? 大型特殊自動車の定義は、ブルドーザーやホイールローダーのように、足回りがクローラー(キャタピラ)式、またはホール(装輪)式など特殊な構造をもち、特殊な作業に使用され、最高速度や車体の大きさが小型特殊自動車に当てはまらない自動車です。 大型特殊自動車免許 大型特殊免許は、ホイールローダーやクレーン車などの特殊な大型自動車を運転するために必要な免許です。第一種と第二種の2つの区分がありますが、通常は第一種の方が取得されます。 第二種免許では、キャタピラー付車両などを運転し、旅客営業を行うことができます。しかし、現在国内では第二種免許が適用されている車両は存在しません。第二種免許を取得している人々は、通常はフルビット免許証と呼ばれる、すべての免許区分が記載された免許証の取得を目指しています。 大型自動車免許を取得すると、以下の免許区分の車両を運転することができます。 1.大型特殊自動車 2.小型特殊自動車 3.原動機付自転車(原付) 上記の車両に該当するのは、以下の条件を満たす特殊自動車です。 •全長が12.0m以下 •全幅が2.5m以下 •全高が3.8m以下 •総排気量に制限はなく、最高速度も制限はありません。 •ただし、時速49km/h以下の自主規制がある場合もあります。 これらの条件を満たす特殊自動車は、大型特殊免許を保有する運転者によって運転されます。大型特殊免許の取得には、教育や実技試験などが必要とされ、各国や地域において運転に関する法律や規制が存在し、安全な運転が求められています。 小型特殊自動車免許 小型特殊自動車とは運転免許の区分のひとつで、フォークリフトや除雪車、農耕トラクター、コンバインなど特殊な装備を持つ自動車のことを言います。そして、それらの特殊小型自動車を運転するための免許が小型特殊自動車免許です。 小型特殊免許を取得することで特殊な装備を持つ自動車を運転することができます。また、普通二輪免許以上の免許を所有している場合でも小型特殊自動車を運転することが可能です。 小型特殊自動車は、工場・作業所で使用される特殊な構造を持つ車両や農耕作業用の車両に分類されます。 【工場・作業所で使用される小型特殊自動車】 車両の長さが4.7m以下、幅が1.7m以下、高さが2.8m以下、最高速度が時速15km以下 【農耕作業用の小型特殊自動車】 農耕トラクターや農業用薬剤散布車などで乗車装置があり、最高速度が時速35km未満のもの 【小型特殊自動車を運転できる免許の種類】 小型特殊免許 大型免許、中型免許、準中型免許、普通免許、大型特殊免許、大型二輪免許、普通二輪免許 【小型特殊自動車の定義と種類】 工場・作業所で使用する小型特殊自動車 車両の長さ4.7m以下、車両の幅1.7m以下、車両の高さ2.8m以下、最高速度時速15km以下の条件を超える車両は大型特殊自動車に分類 農耕作業用の小型特殊自動車 農耕トラクター、農業用薬剤散布車、刈取脱穀作業車、田植機など乗車装置があり、最高速度が時速35km未満の車両が該当 特殊な構造を有する車両には、フォークリフト、除雪車、農耕トラクター、コンバインなどの特殊な装備を持つ車両のほか、タイヤローラーやロードローラー、ホイールクレーン、モーターグレーダー、アスファルトフィニッシャー、キャリアダンプといったおなじみの建設機械が該当します。 また、最高時速が時速35km以上の農耕作業用自動車は、大型特殊自動車に分類されます。 小型特殊自動車の免許の交付には実技は必要なく、適正検査と学科試験に合格すれば交付されます。学科の試験問題は一般的な交通ルールを含む48問出題され、うち文章問題が46問(1問1点)、イラスト問題が2問(1問2点)出題されます。50点満点で45点以上合格取れば合格です。 各免許・資格にかかる費用 免許の取得にかかる費用は、一般的な目安として以下のようになります。 【車両系建設機械運転者(整地・運搬・積込み用及び掘削用)】 •特別教育: 約1万5千円 •技能講習: 約4万円~10万円(免除の程度による) 【特殊自動車免許】 •大型特殊免許: 約8万円~13万円(教習料金) •小型特殊免許: 約4千円(試験手数料など) ただし、これは一般的な参考価格であり、実際の費用は地域や教習所によって異なる場合があります。また、教習料金や試験手数料以外にも、書類申請費用や事務手数料などの追加費用がかかる場合もあります。 免許取得に関しては、正確な費用については教習所や関連機関にお問い合わせいただくことをおすすめします。 クローラー(キャタピラ)車両は回送車での運搬が必要 ブルドーザーやバックホウなどの公道走行が不可能な建設機械は、セミトレーラーなどの回送車を用意するか、運送業者に依頼して輸送してもらうことが一般的でしょう。 ブルドーザーなどの重機を運搬する際には、道路運送車両法の保安基準や道路交通法に適合するために、建設機械は分解して輸送することが基本です。 使用するセミトレーラー車両については、搭載する建設機械により変化するので、ケース毎に検討が必要になります。 また、セミトレーラーの運転には大型特殊免許とけん引免許が必要です。大型特殊免許と大型免許はそれぞれ異なるため、すでに大型特殊免許をお持ちの方が大型免許を取得する場合には、あらためて大型免許を取得しなければなりません。 そして、セミトレーラーは運転席と荷台が分離するけん引自動車に分類されているため、運転をするには大型免許のほかにけん引免許が必要となります。 まとめ ここまで、ブルドーザーやホイールローダーでの業務に必要な資格、免許について紹介しました。 作業用の資格と移動のために免許は異なるため、講習を受けただけでは一般道路を走行(移動)させることはできません。「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」や「車両系建設機械運転技能講習」などは、あくまで建機で作業するために必要な講習です。 まず、ブルドーザーなどのクローラー(キャタピラー)式の走行方式である建設機械は、一般道路を走行できないため、重機を載せて運べるサイズのトラックやトレーラーを運転する免許が必要です。 ブルドーザーを別の現場へ移動させる場合に備えて、別途で大型特殊免許とけん引免許を取得するか、事前に運送業者を手配しておくなりしておきましょう。

    #ホイールローダー#ブルドーザー#資格#免許

    2024/04/05

    59

他の記事をみる

OFFICIAL SNS公式SNS

youtube YouTubeトクワールドYoutubeチャンネル

愛知県春日井市の中古重機・建機専門店「株式会社トクワールド(TOKU WORLD)」のYouTubeチャンネルです! 主に自社在庫の機械やアタッチメントの動作確認の動画を中心に、多数アップしておりますので是非チャンネル登録をお願い致します!

ページの先頭へ