ロードローラー
2023/06/09
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ロードローラーはレンタルするべき? メリットやおすすめのレンタル会社を徹底解説
「ロードローラーはレンタルと中古どちらがおすすめ?」
このような疑問をお持ちではないでしょうか?
ロードローラーをレンタルした場合の相場は、1日あたり約3,000〜10,000円です。しかし、ロードローラーの大きさや種類によって大幅に変動するため、一概にはいえません。
また、ロードローラーは期間によって、レンタルにするか中古にするか判断する必要があります。レンタルする期間が長い場合は、中古で購入する方がコストはかからない可能性はあるでしょう。
この記事では、ロードローラーをレンタルするメリットやおすすめレンタル会社、ロードローラーに関するよくある質問を解説しています。
ロードローラーをレンタルするメリットとデメリットとは?
メリットとデメリットを正しく理解することで、本当にレンタルするべきなのかを判断できるでしょう。
ロードローラーをレンタルした場合のメリットとして大きいのが、トータルコストの削減です。レンタルすることで、本体にかかる金額を少なくできる以外にも税金の申請や減価償却計算など、面倒な事務手続きが不要になります。
また、ロードローラーをレンタルした場合のデメリットとして考えられるのが、自社の所有物にならないことです。中古で購入した重機は、自社の所有物となるため気軽に好きなタイミングで使用できます。
細かな作業で必要になったとき、毎回レンタルする手間を削減できるので、スムーズに施工を進められるでしょう。
それでは、ほかの要素も詳しく解説します。
ロードローラーをレンタルする3つのメリット
この記事で紹介する3つのメリットは、以下の通りです。
ほとんどのレンタル会社は、専門知識を有した整備力を売りにしています。
そのため、適切なメンテナンスが施されたロードローラーが現場に届くでしょう。
しかし、作業開始前点検や月次点検などは、必ず行い安全に作業してください。
最新の重機を使用できる
1つ目に紹介するメリットは、最新の重機を使用できる点です。レンタル会社では最新の建設重機を揃えているところが多く、お試し感覚でもレンタル可能。
最新のロードローラーを使用するメリットは、以下の通りです。
- 性能が高くなっている可能性があるため、作業効率が上がる
- 最新のロードローラーを購入する前にお試しで利用できる
- 最新の安全設備を搭載しているため、トラブルの防止につながる
また、購入予定のロードローラーをレンタルで利用すれば、購入前に操作感やパフォーマンスを確認できます。
最新のロードローラーを新品で購入するのは、膨大なコストがかかります。事前に性能を理解することは、ミスマッチを防ぐ上で大切です。
最新の重機を使用したい場合は、レンタルを検討してみてください。
必要な期間のみレンタルすれば経済的
2つ目に紹介するメリットは、必要な期間のみレンタルすれば経済的であることです。重機をレンタルする場合は、1日ごともしくは、月単位で使用料を支払う必要があります。
少し特殊な建設機械を3日間だけ使用する場合、中古で購入したら100万円かかるとします。仮に、レンタル料金が1日3万円とすると、3日間で9万円です。
例のように、短期間だけの使用では、コストを大幅に下げられるでしょう。
ロードローラーの場合でも、道路工事や土地の整備にかけられる施工期間は決められています。
また、ロードローラーは1次転圧作業と2次転圧作業、仕上げ転圧作業で適切なロードローラーが変化します。自社で所有しているロードローラーのみで対応すると、施工品質や施工時間が想像通りに進まず、トラブルが起きてしまう可能性があるでしょう。
レンタルを利用すれば、適材適所でロードローラーを交換できるため、現場の状況に対応可能です。
施工期間が短ければ短いほど、レンタルによるコスト削減のメリットは、大きくなると覚えておいてください。
重機のメンテナンスを自社でする必要がない
3つ目に紹介するメリットは、重機のメンテナンスを自社でする必要がない点です。レンタル会社の多くは、自社のメンテナンス工場を所有しており、専門知識を持つ人間が1台ごとにメンテナンスを行っています。
そのため、ロードローラーのメンテナンスに詳しい人材がいなくても、安全に使用可能です。メンテナンススタッフを雇う必要もないため、コスト削減にもつながります。
レンタルしたロードローラーが故障した場合も、レンタル会社のスタッフが対応してくれる場合が多く、トラブルの被害を最小限にできるでしょう。
しかし、作業前点検やグリスなどの簡単な整備は、現場で安全に作業を行うためにも必要です。
ロードローラーの専門的なメンテナンスは、レンタル会社が代わりに実施してくれていると覚えておいてください。
ロードローラーをレンタルする3つのデメリット
この記事で解説する3つのデメリットは、以下の通りです。
ロードローラーをレンタルした場合の大きなデメリットは、自社の所有物にならない点です。ワンポイントだけで使用したい場合にすぐ準備できないため、使い勝手は悪いといえます。
借りたい時期に借りられない場合がある
1つ目に紹介するデメリットは、借りたい期間に借りられない場合があることです。
重機によっては、人気のある時期や需要の高まる期間が存在します。その際に、レンタル会社への連絡が遅れてしまうと、すでに予約が埋まっており、借りられない可能性があるでしょう。
ロードローラーは、クレーンなどの重機と同様に需要の高い建設機械です。常にレンタルの在庫があるか確認するのはストレスになります。
もし、ロードローラーが準備できなかった場合は、作業計画の遅れが発生してしまい、スケジュールを再度調整しなければなりません。
ロードローラーをレンタルする場合は、作業計画を立てた段階で、レンタル会社に連絡することをおすすめします。
最終的に返却するため自社の所有物にならない
2つ目に紹介するデメリットは、自社の所有物にならない点です。重機をレンタルした場合、借入期間が終了した段階で重機を返却しなければなりません。
そのため、レンタル期間終了後に使用したい場合は、改めてレンタルする必要があり、手間と時間がかかります。
ロードローラーを自社の資産として所有できないため、作業計画の予定が立てづらくなるでしょう。
また、重機をレンタルする場合は、配送費も必要になります。何度も借入と返却を繰り返していると、想像以上に費用がかさんでしまう可能性があります。
自社でロードローラーを使用する機会が多い場合や、ロードローラーを使用する期間が長い施工を予定している場合は、中古で購入するのがおすすめです。
中古で購入すれば、いつでも使えるため安心できます。
長期的にレンタルすると高額になるケースがある
3つ目に紹介するデメリットは、長期的にレンタルすると高額になるケースがある点です。重機のレンタルは、短期間の利用や一時的な施工において、コストパフォーマンスが優れています。
しかし、長期間にわたってレンタルを続ける場合は、費用が膨らんでしまうでしょう。
ロードローラーをレンタルする際は、事前に期間や予算を適切に計画し、長期的な費用負担を見越して判断してください。
ロードローラーをレンタルする場合におすすめの会社とは?
この記事で紹介する4つのレンタル会社は、以下の通りです。
基本的に、重機をレンタルする場合は現場の近くに支店のある会社がおすすめです。
株式会社アクティオ
1967年に設立され、建設機械レンタルの会社としてサービスを拡大してきました。
特徴は、
- アクティオ建機レンタルWebサービスが魅力的
- 全国展開しており、支店が豊富に存在する
- 重機から水中ポンプまでラインナップが豊富に用意されている
スマートフォンやパソコンから建設機械のレンタルの注文ができるサービスです。従来では、建設機械のレンタルは、電話での注文が基本でした。
しかし、電話での注文では、商品の認識不一致やレンタルの重複というトラブルが度々起きてしまいます。
カタログを見ながら注文ができるため、トラブルが起きる心配はありません。
また、アクティオは全国展開しており、支店が豊富に存在します。
jukies(ジューキーズ)
名古屋に本社を構える豊田通商株式会社が運営している重機レンタルサービスです。
特徴は、
- ホームページを利用すれば最短1分で必要な重機を探せる
- 最短で翌日からレンタルの申し込みが可能
- 探している重機と地域を入力すればレンタル金額がすぐにわかる
また、最短で翌日からレンタルの申し込みができます。
大至急、ロードローラーが必要になった場合でも、翌日に届けてくれる可能性があるため、施工の遅れを最小限にできるでしょう。
レンタル金額がホームページですぐに調べられるのも特徴の一つです。
東京レンタル
神奈川県に本社を構える東京レンタル株式会社が運営している重機レンタルサービスです。
特徴は、
- レンタル重機を安心して利用できる東京レンタルサポート制度を用意
- 東京を中心に支店が17箇所存在する
- 重機以外にもスポットクーラーなどラインナップが豊富に用意されている
サポート制度に加入すると、建設重機使用時の車両損害事故及び損害賠償責任事故サポートがついてくる車両サポートや不慮の事故に対応できる動産サポートがついてきます。
レンタル料金とは別にサポート料金が必要になります。
また、東京を中心に関東圏に17個の支店を展開しており、施工現場が関東圏内の場合は、1度支店が現場の近くにあるか確かめてみるのがおすすめです。
ロードローラーなどの重機以外にも、スポットクーラーやプレハブ小屋、業務用扇風機に至るまでラインナップが豊富に用意されています。
太陽建機レンタル
太陽建機レンタルは、1986年に設立され、建設現場や土木現場に重機をレンタルしている会社です。レンタルを通じて、街づくりに貢献することを目標としています。
特徴は、
- 3,000種類を超える業界トップクラスの機械保有量
- 全国に122支店を展開
- 社員の約30%が整備の技術スタッフであり、徹底的なメンテナンスを実施
保有している機械は、3,000種類を超えており、レンタル業界でもトップクラスです。
また、全国に122支店を展開しています。現場の近くに支店があると、レンタルした小物を自分で取りに行けるため、緊急時でも対応できるでしょう。
整備の専門スタッフが多く存在し、徹底したメンテナンスを実施しています。
ロードローラーをレンタルした場合の料金はどのくらい?
今回ご紹介する3つのロードローラーは、以下の通りです。
ロードローラーのレンタル料は、大きさや種類によって異なるため一概にはいえません。あくまで、相場としてお考えください。
振動式ロードローラーのレンタル料金
振動式ロードローラーとは、ロードローラーの自重と振動によって地面を締め固めるタイプのロードローラーになります。
振動することで、自重以上の力で転圧できるため、小型でも十分な締固め能力を発揮できるのが特徴です。
しかし、振動による騒音に注意しなければなりません。夜間工事や病院が現場の近くにある場合は、使用を控えるのがいいでしょう。
振動式ロードローラーを中古で購入する場合の相場は、約100万〜300万円になります。
ハンドガイド式ロードローラーのレンタル料金
人力で操作するタイプのロードローラーになります。
小型で小回りが利くため、狭いスペースでの作業が得意です。振動させることで、砂やれきなど、さまざまなものを転圧できます。
しかし、周囲の安全を考慮して施工しなければなりません。ローラー部分に足を挟んでしまう事故が多発しているため、操作する際は十分に注意しましょう。
ハンドガイド式ロードローラーを中古で購入する場合の相場は、約50万〜100万円です。
転圧ロードローラーのレンタル料金
転圧ロードローラーとは、ロードローラーの自重のみで転圧するタイプのロードローラーになります。
タンデム式やマカダム式、タイヤ式など、さまざまな用途に対応できるロードローラーが開発されているため、道路工事の主力です。
振動式に比べて、騒音を抑えられるため、夜間作業にも対応できます。
転圧ロードローラーを中古で購入する場合の相場は、約100万〜300万円です。
ロードローラーはレンタルと中古購入どちらがおすすめ?
会社の予算や状況、借入期間によって、最適な選択が変化するためです。
レンタルと中古購入で迷ったときは、借入期間を目安に考えましょう。
ロードローラーを使用する期間が数日間の場合は、レンタルがおすすめです。しかし、数ヵ月にわたってロードローラーが必要な場合は中古購入を検討してください。
ロードローラーを中古で購入すれば、いつでも使用できる安心感が生まれます。また、中古でもメンテナンスが十分に行われているものは、新品のような使用感があります。
ロードローラーのレンタルを考えている人は、1度中古のロードローラーで掘り出し物がないかチェックしてみてください。トータルコストの削減にも繋がる可能性があります。
ロードローラーのレンタルでよくある質問とは?
転圧機械はホームセンターでレンタルできるの?
転圧機械をレンタルできるといわれているホームセンターは、コメリやジョイフルエーケーがあります。
ホームセンター以外にも、アクティオや太陽建機レンタルでは、個人で転圧機械をレンタルできるようです。
実際に、レンタルする場合はホームページや電話で確認してください。
転圧機械をレンタルした場合の相場は、1日あたり約1,000~4,000円です。転圧機械をレンタルして、庭を素敵にDIYしましょう。
リースとレンタルは何が違うの?
リースは、長期間の契約が基本となり、保守義務が借主にあります。また、途中で解約ができないというデメリットが存在します。
レンタルは、比較的短期間の契約が基本です。リースと違い、レンタル会社が所有している在庫品のみレンタルできます。