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ロードローラーの重さはゾウ何頭分? 各メーカーのロードローラーの特徴と重さも徹底解説!

ロードローラー

2023/04/10

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ロードローラーの重さはゾウ何頭分? 各メーカーのロードローラーの特徴と重さも徹底解説!

ロードローラーは道路の転圧作業などに用いられる建設重機です。

「街中でふとロードローラーを目にして、どのくらいの重さなのか気になった」
「ロードローラーの重さを豆知識として知っておきたい!」

このような悩みをお持ちではないでしょうか?

結論として、種類によって違いはありますがロードローラーの重さは10tほどです。しかし、10tと聞いてもピンとくる方は少ないかもしれません。

この記事では、10tという重さをイメージしやすいように「ゾウ」や「人間」など様々なものと比較してみました。それ以外にも、以下の内容を分かりやすくまとめました。

  • ロードローラーが重く作られる理由
  • ロードローラーの種類による重さの変化
  • メーカーによるロードローラーの重さと特徴の違い

ロードローラーの重さは約10t! イメージしやすいように身近なもので比べてみました

結論として、ロードローラーの重さは種類によって変わりますが約10tです。しかし、10tという数字だけだとイメージがしにくいかもしれません。

そこで、ロードローラーの重さと様々なものを比べてみました! 豆知識として楽しんでいただけると幸いです。

ロードローラーと比べるものは、以下の通りになります。


【ゾウ】約2頭でロードローラーの重さになる

1つ目はゾウです。ゾウの中でも、世界最大級の陸上生物として知られる「アフリカゾウ」とロードローラーの重さを比較します。

「ゾウの方が重そうじゃない?」と思うかもしれません。しかし、ロードローラーの方がアフリカゾウより重く、アフリカゾウ2頭でロードローラーと同じ約10tの重さになります!

アフリカゾウはオスが約6t、メスが約4tです。ロードローラーは、これほどまでに重い建設重機になります。

【軽自動車】約10台でロードローラーの重さになる

2つ目は軽自動車です。大半の家庭が所持しており、身近で重いものといえば車ではないでしょうか。

車の中でも、普及率約40%を誇る軽自動車とロードローラーの重さを比較します。

今回は、ホンダで開発・販売がされており、2022年に国内販売台数第1位を獲得している軽自動車「N-BOX」の重さを参考にしました。

N-BOXの重さは約1tです。つまり、軽自動車の「N-BOX」約10台でロードローラーと同じ重さになります!

ロードローラーと軽自動車は同じ車であるにも関わらず、これほどまでに重さの違いがあるのは驚きです。

【人間】約150人でロードローラーの重さになる

3つ目は人間です。満20歳以上である男性の平均体重とロードローラーの重さを比較します。

厚生労働省が発表している「令和元年国民健康・栄養調査報告」によると、満20歳以上の男性の平均体重は約67kgとのこと。つまり、人間が約150人集まれば、ロードローラーと同じ重さです!

ちなみに、1馬力は4人力といわれているので、ロードローラーは1台で約37馬力分の力があると分かります。とても頼りになる建設重機です。

【スーパーに売ってある5kgの米】約2,000個でロードローラーの重さになる

最後は、スーパーに売ってある5kgのお米です。 今すぐスーパーに行けば、5kgがどれほどの重さか体感できるでしょう。

5kgをトンに直すと0.005tになります。つまり、5kgのお米が約2,000個でロードローラーと同じ重さです。

ただ10tと聞くよりも、このように身近なものに置き換えてみると、どれほどに重い建設重機かイメージが湧いたと思います。

ロードローラーとは? なぜ、そこまで重くする必要があるのか

ロードローラーとは、アスファルトの復旧作業や土壌整備の転圧作業で用いられる建設重機です。車体には大きな鉄製の車輪やゴム製のタイヤが装備されています。

ロードローラーは基本的に自重によって地面を締固めるため、それなりの重量を確保しなければなりません。道路の基盤やアスファルトが締固められていないと、車の走行による衝撃で亀裂やゆがみが生じます。

そうならないためにも、ロードローラーで確実に転圧作業を行うことが重要です。

ロードローラーの運転には「締固め用建設機械特別教育」という資格が必要

ロードローラーの運転には「締固め用建設機械特別教育」という資格が必要です。「締固め用建設機械特別教育」を取得すれば、ロードローラー以外の締固め用建設機械も運転できます。

ロードローラーは、死亡事故などの重大災害につながる恐れのある建設重機です。そのため、しっかりと資格を取得した人間が運転をしなければなりません。

資格を取得せずにロードローラーを運転した場合は、罰則として「6ヵ月以下の懲役または50万円以下の罰金」が適応される可能性があります。ゆえに、無資格での運転は絶対にしてはなりません。

ロードローラーの運転には資格が必要と覚えておいてください。

ロードローラーの種類を徹底解説! 種類によって重さは変わる?

次に、ロードローラーの種類と重さの変化、振動式以外のタイプで解説をしていきます。

今回紹介するロードローラーの種類は、以下の通りです。


結論として、ロードローラーの種類による重さの変化はそこまでありません。すべて約8t〜12tになります。

例外はハンドガイド式ロードローラーです。ハンドガイド式ロードローラーは自身の腕で押しながら操作するため、機械の重量は約0.5tです。

マカダム式ロードローラー

マカダム式ロードローラーは、鉄製の車輪が前方に1つ、後方に2つ搭載されているロードローラーになります。三輪車をイメージすると分かりやすいです。重さは約8t〜12tになります。

マカダム式ロードローラーは建設現場などで1番使用率が高いです。約10tの自重を活かして走行することにより、 アスファルトを締め固めて地面を平坦に仕上げていきます。

主に道路工事の初期転圧作業で使用されることが多いです。

タンデム式ロードローラー

タンデム式ロードローラーは、前後に1つずつ鉄製の車輪が搭載されているロードローラーです。マカダム式ロードローラーとの違いは、後方に搭載されている車輪の数になります。重さは約8t〜12tです。

タンデム式ロードローラーは、鉄製の車輪の幅が太いことが特徴です。そのため、広い面積を1度に転圧できます。

主にアスファルトの仕上げで使用されることが多いです。

「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」でDIOが承太郎にロードローラーを投げるシーンが有名だと思います。あの最終決戦でDIOが使用したロードローラーの種類は、まさにタンデム式ロードローラーです!

タイヤ式ロードローラー

タイヤ式ロードローラーは、ゴム製のタイヤで転圧を行うロードローラーです。タイヤの数はメーカーによりますが、3個〜4個になります。重さは約8t〜12tです。

タイヤ式ロードローラーは重さが軽く小回りが利きます。

また、タイヤの空気圧を変えることによる重さの変化が可能です。これにより、初期転圧や2次転圧など作業に応じた締固め性能を発揮できます。

コンバインド式ロードローラー

コンバインド式ロードローラーは、前方に鉄製の車輪、後方にゴム製のタイヤを搭載したロードローラーです。タイヤ式ロードローラーとタンデム式ロードローラーの魅力が詰まったロードローラーになります。重量は約8t〜12tです。

コンバインド式ロードローラーは、鉄製の車輪を用いた効率的な転圧作業とタイヤを用いた小回りの利く操作が特徴的になります。そのため、幅広い用途で使用可能です。

1台で初期転圧から仕上げまで行える優れものが、コンバインド式ロードローラーと覚えておいてください。

ハンドガイド式ロードローラー

ハンドガイド式ロードローラーは、自身の腕で押して操作する転圧機械です。重量不足を補うために、振動を用います。重量は約0.5t〜0.7tです。

ハンドガイド式ロードローラーは砂やれきの転圧、少量のアスファルト復旧作業などで活躍します。小さな機体を活かし、他のロードローラーが作業できない狭い道路で使用されます。

タイヤ式ロードローラーやマカダム式ロードローラーに比べて、中古価格なども抑えられるため、人気のロードローラーです。

各メーカーから発売されているロードローラーの特徴と重さを紹介

次に、各メーカーが開発しているロードローラーの特徴と重さについて解説していきます。この記事で紹介するメーカー様は、以下の通りです。

今回はマカダム式ロードローラーを参考にしますが、メーカー様が開発していない場合は他のロードローラーで比べていきます。

株式会社日立建機カミーノのロードローラー

株式会社日立建機カミーノが開発・販売をしているマカダム式ロードローラーの重さは、約10tです。また、ロードローラーの特徴は以下の通りになります。

  • 重大災害が起きないように「衝突被害軽減アシスト装置」を搭載している
  • 運転席に前方と後方を確認できるモニターが設置されており、視認性が抜群

株式会社日立建機カミーノからは周囲への安全と思いやりを第一に考えたロードローラーが販売されています。

前後方の障害物を検知して、ブザー音にて警告。障害物との距離が近くなると、ブレーキが作動して自動で制御を行ってくれます。

また、運転席に前後が確認できるモニターを装備することが可能です。このカメラとモニターは2021年2月現在では、締固め用建設機械に初搭載されたものになります。

モニターを装備することにより、さらに衝突リスクを軽減。安全性と作業効率がアップすることは間違いありません。

酒井重工業株式会社のロードローラー

酒井重工業株式会社が開発・販売をしているマカダム式ロードローラーの重さは、約10tです。また、ロードローラーの特徴は、以下の通りになります。

  • ECOモードが搭載されており、燃費が最大40%向上
  • 超低騒音基準値よりも、さらに5dBの騒音軽減を実現

酒井重工業株式会社からは環境に最大限配慮したロードローラーが販売されています。

ロードローラーにはECOモードが搭載されており、最大出力時は燃費を40%も向上させています。ECOモードで使用している場合は、ECOランプが点灯するため周囲からも確認がしやすいです。

また、ECOモードの際は国土交通省が発表している「低騒音型・低振動型建設機械の指定に関する規程」に基づいた、超低騒音基準値よりも、さらに5dB低い騒音値を実現しています。

病院や学校の近く、夜間作業でも騒音を抑えられるため、施工環境向上に役立つでしょう。その他にも、安全性や利便性、メンテナンス性にも配慮されているのが特徴的です。

住友建機株式会社のロードローラー

住友建機株式会社が開発・販売をしているマカダム式ロードローラーの重さは、約10tです。また、ロードローラーの特徴は、以下の通りになります。

  • 最高クラスの安全性能と環境への配慮を実現したロードローラー
  • 工具箱などを置ける便利なスペースが多数用意されている

住友建機株式会社からは、優れた締固め性能と環境への配慮を両立したロードローラーが販売されています。

ロードローラーには環境対応エンジンが搭載されており、環境省が定めている「特定特殊自動車排出ガス規制法」に基づいた2014年の基準に適合。

誤操作を極力なくすように設計されたエンジン機能など、細かいところにも着目しているのが分かります。

便利な書類入れや大型の工具箱も標準搭載されているため、ストレスを感じることなく作業を行えるでしょう。

関東鉄工株式会社のロードローラー

関東鉄工株式会社が開発・販売をしている振動式タンデムロードローラーの重さは、約4tです。振動式ロードローラーのため、重量は軽く設計されています。また、ロードローラーの特徴は、以下の通りです。

  • 運転席にマルチ液晶ディスプレイモニターが搭載されている
  • ボンネットがフルオープンタイプなので、メンテナンスがしやすい

関東鉄工株式会社からは、長年の経験と技術から生まれた世界品質のロードローラーが販売されています。

ロードローラーの運転席には、マルチ液晶ディスプレイモニターが搭載されており、ロードローラーの情報や設定を一括で管理可能です。そのため、トラブルに素早く対応できます。

また、作業前点検や月次点検などでメンテナンスを行う場合、ボンネットがフルオープンタイプのため、ストレスを感じることなく快適に実施できるでしょう。

WIRTGEN GROUP(ヴィルトゲングループ)のロードローラー

WIRTGEN GROUP(ヴィルトゲングループ)が開発・販売をしているコンバインド式ロードローラーの重さは、約11tです。また、ロードローラーの特徴は、以下の通りになります。

  • HAMM(ハム)シリーズという世界中に人気のあるロードローラー
  • 幅広い車輪で高い締固め能力を誇る

WIRTGEN GROUP(ヴィルトゲングループ)は、道路建設などで国際的な事業を手掛けている企業グループです。企業はドイツやブラジル、中国などにあります。

WIRTGEN GROUP(ヴィルトゲングループ)が開発・販売しているHAMM(ハム)というオレンジ色がトレードカラーのロードローラーは世界的に人気です。日本国内でも流通しています。

HAMM(ハム)シリーズのロードローラーは、高い締固め能力が特徴的です。車輪の幅が広いことから、一気に転圧を行えるため作業効率も上がります。

操作性も優れており、誰でも直感的に操作ができるのも魅力の1つです。

BOMAG GROUP(ボーマクグループ)のロードローラー

BOMAG GROUP(ボーマクグループ)が開発・販売をしている振動式コンバインドロードローラーの重さは、約11tです。また、ロードローラーの特徴は、以下の通りになります。

  • 高低2種類の振動を搭載しており、現場に適した締固め性能を実現
  • 各所にメンテナンスが不要なパーツを搭載しており、メンテナンスの負担を軽減

BOMAG GROUP(ボーマクグループ)はドイツで道路の建設機械の開発や製造を手がけている会社です。日本国内では、コベルコ建機株式会社がBOMAG(ボーマク)製品の販売を行っています。

ロードローラーにはBOMAG(ボーマク)独自の転圧技術が搭載されており、高低のある振動を実現しています。そのため、道路や堤防に至るまで現場が求めている締固め作業に対応できているのです。

また、日常メンテナンスの負担を軽減して作業効率のアップを目標としているBOMAG(ボーマク)のロードローラーは、メンテナンス不要のパーツが各所に搭載されています。

まとめ|ロードローラーの販売・買取はトクワールドにお任せ
今回は、ロードローラーの重さや特徴について解説していきました。
改めて、この記事でお伝えしたかったポイントをまとめると以下のようになります。
  • ロードローラーは約10tでゾウ2頭分の重さがある
  • ロードローラーはしっかりと転圧を行う必要があるため、重くなる
  • ハンドガイド式ロードローラー以外のロードローラーに重さの変化はあまりない
  • 各メーカーが素晴らしいロードローラーを開発・販売している

トクワールドでは中古のロードローラーを取扱いしております。少しでも興味のある方は、ぜひHPへお越しください!
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    目次 そもそも、ロードローラーの運転には免許が必要? ロードローラーの作業において必要な資格は2つある ロードローラーの免許を取得するメリットとは? ロードローラーの免許が取得できる場所の探し方を解説 まとめ|ロードローラーの免許を取得して現場で活躍しよう! ロードローラーの運転は免許が必要になります。いかなる場合でも無免許での運転はできません。 「ロードローラーの免許を取得するように指示を受けた!」 「ロードローラーの免許を取得してキャリアアップにつなげたい!」 など、免許を取得する理由は様々だと思います。ロードローラーの免許は、1万円台で取得可能です。期間も2日間のため、そこまで負担にならないでしょう。 この記事では現役現場監督者の経験より、網羅的にロードローラーの免許について解説しています。 ぜひ、最後までお読みください。 そもそも、ロードローラーの運転には免許が必要? 結論として、ロードローラーの運転には「締固め用建設機械運転特別教育」という資格を取得した人に交付される免許が必須です。無免許で運転してしまうと法令違反となります。 以前は車両系建設機械の一部という扱いでしたが、専用の資格が設けられました。その背景には、ロードローラーによる事故が多数起きてしまったことが挙げられます。 ロードローラーは一般道路で作業を行う場合があります。ゆえに、運転者が資格保持者でないと、一般の方を巻き込んでしまう恐れがあるのです。 ロードローラーの運転には「締固め用建設機械運転特別教育」の資格が必要と覚えておいてください。次の章でさらに詳しく解説していきます。 ロードローラーの作業において必要な資格は2つある 様々な状況でロードローラーを運転するには、2種類の資格が必要になります。必要な資格は以下の通りです。 ●締固め用建設機械運転特別教育 ●ロードローラーのサイズに応じた自動車免許 ロードローラーのサイズに応じた自動車免許は作業状況によって、必要か判断しなくてはなりません。 それでは、詳しく解説していきます。 締固め用建設機械運転特別教育 前述したように、ロードローラーの運転は「締固め用建設機械運転特別教育」の資格が必要になります。作業員の方は、この資格を取得した後に交付される免許がなければロードローラーを操作できません。 労働安全衛生法第59条第3項により、事業者はロードローラー等の締固め用建設機械の運転業務に作業員の方を従事させる場合、特別教育を実施させることが義務付けられています。 昔は、車両系建設機械の一部という理由から、車両系の技能講習や特別教育を実施しておけば運転できました。 しかし、ロードローラーによる事故が多数起きてしまいます。事故をこれ以上起こさせないためにも労働安全衛生法が改訂され、独立した締固め用建設機械の資格ができました。 実際に、ロードローラーの事故では大半が運転者の不注意による操作ミスが原因だとされています。 ロードローラーを無免許で運転することは法令違反です。罰則として「6ヵ月以下の懲役または50万円以下の罰金」が科せられる可能性があります。必ず資格を取得してから作業を行うようにしてください。 ロードローラーのサイズに応じた自動車免許 ロードローラーで公道を走行する場合は、ロードローラーのサイズに応じた「自動車運転免許」が必要になります。あくまで、公道を走行する場合のみです。 ロードローラーが公道を走行するシチュエーションは以下の場合が考えられます。 ●ロードローラー置き場と作業場所が離れており、移動する必要がある ●一般道路での作業で公道を走行する必要がある また、ロードローラーで公道を走行する場合は、免許だけではなくナンバープレートも必要です。 「運転免許が必要なのは理解したけど、どの自動車免許がいるの?」と考えている方もいらっしゃると思います。 基本的には、以下のどれかの自動車免許が必要です。 ●大型特殊自動車免許 ●普通自動車免許 ●小型特殊自動車免許 すでに普通自動車免許を取得している方は、小型特殊自動車免許を取得する必要はありません。普通自動車免許で対応可能です。 また、大型特殊自動車免許は以下のサイズのロードローラーで公道を走行する場合、必要になります。 全長 4.8m以上~12m以下 全幅 1.8m以上~2.5m以下 全高 2.1m以上~3.8m以下 繰り返しになりますが、ロードローラーの作業が道路交通法の適用範囲外になる私有地などでは必要ありません。作業開始する前に1度確認することをおすすめします。 知っトク! キャタピラで移動する建設機械で公道を走行していいの? キャタピラ車は動きが鈍いため、公道を走行することは原則禁止されている! 「タイヤで自走できる建設機械」のみ公道を走行できると覚えておこう ロードローラーの免許を取得するメリットとは? 次に「ロードローラーの免許を取得する意味があるのかな?」とお悩みの方に向けて、メリットを解説します。 ①ロードローラーの免許を取得すると正しい知識で安全に運転できる ②資格を取得していると即戦力の人材になれる ③ロードローラー以外の締固め用建設機械も操作できる ロードローラーの免許を取得するか決めかねている方は、ぜひ参考にしてください。 ①ロードローラーの作業を正しい知識で安全に運転できる ロードローラーの免許を取得すると、作業を正しい知識で安全に行えます。当たり前と思うかもしれませんが、非常に重要です。 締固め用建設機械専用の免許ができた背景には、事故が多発した過去があります。同じようなことを起こさないためにも、運転者1人1人が安全第一で作業を行う必要があるのです。 ロードローラーは、操作ミスが重大災害につながる建設機械になります。ゆえに、作業前点検の仕方など正しい知識を保有していることがとても大切です。 ②取得している資格が豊富になり即戦力として頼りになる ロードローラーの免許を取得すると、即戦力として頼られる人材になれます。 現場では資格を取得している人しかできない作業が多くあります。わざわざ資格を取得させるよりも、すでに実践経験のある人材を迎え入れるほうが手間はかかりません。そのため、資格保持者は歓迎される傾向にあります。 実際に、大手求人サイトで「ロードローラー」と検索をすると、484件の求人広告が表示されました! このように、資格保持者には需要があり求人も多く出ています。 ③ロードローラー以外の締固め用建設機械も操作できる 「締固め用建設機械特別教育」の資格を取得すればロードローラー以外の締固め用建設機械も操作可能です。 ロードローラー以外の締固め用建設機械は以下のものがあります。 ●タイヤローラー ●振動ローラー ●ハンドガイド式ローラー 「締固め用建設機械特別教育」の免許には以下のような制限はありません。 ●機械の種類による制限 ●機械の重量による制限 免許を取得すると、すべての締固め用建設機械を操作できると覚えておいてください。 ロードローラーの免許取得に必要な情報を完全網羅! 費用や期間はどのくらい? 次に、ロードローラーの免許を取得するのに必要な情報を網羅してお伝えします。 記載している内容は以下の通りです。 ①資格取得の条件 ②自動車運転免許が必要な場合の確認方法 ③免許取得にかかる費用 ④講習内容 ⑤講習にかかる期間 ①資格取得の条件 資格の取得条件は、年齢のみです。 満18歳以上であれば「締固め用建設機械特別教育」を受講できます。 ②運転するロードローラーのサイズから取得すべき自動車運転免許を抑えておく ロードローラーで公道を走行する場合は、必要な自動車運転免許の種類を抑えておいてください。 ●大型特殊自動車免許 ●普通自動車免許 ●小型特殊自動車免許 自分では判断が付かない場合は、リース元や販売元の会社に問い合わせて確認することをおすすめします。 ③免許取得に必要な費用 ロードローラーの免許取得にかかる費用は、大体1万円〜1万7千円(税込)になります。 主な建機教習所や労働基準協会の値段は以下のようになります。 場所 費用 一般社団法人 労働技能講習協会 10,200円(税込)テキスト代込み 住友建機教習所 14,000円(税込)テキスト代込み コマツ教習所 17,000円(税込)テキスト代込み コベルコ教習所 17,000円(税込)テキスト代込み ④締固め用建設機械運転特別教育の講習内容 「締固め用建設機械特別教育」の講習内容は以下の通りです。 ●ローラーに関する知識 ●運転に必要な一般事項に関する知識 ●関係法令 ●実技教育 「締固め用建設機械特別教育」の講習は学科と実技に分かれています。 類似の免許を取得していると免除になる講習はありません。すべて受講する必要があります。 ⑤免許取得までにかかる講習期間 「締固め用建設機械特別教育」の免許取得までにかかる時間は約10時間になります。調べた限りでは、どこの教習所も2日間にわたり行われていました。 講習ごとの詳しい時間は以下の通りです。 講習内容 時間 ローラーに関する知識 4時間 運転に必要な一般事項に関する知識 1時間 関係法令 1時間 実技教育 4時間 ロードローラーの免許が取得できる場所の探し方を解説 この記事を読んだ方の中には「さっそくロードローラーの免許を取得しに行こう!」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか? まずは「自身が住んでいる地域の名前+ロードローラー免許」と検索してみてください。お住まいの家からアクセスがしやすい建機教習所や労働基準協会のHPが表示されると思います。 おすすめは労働基準協会になります。理由は、幅広い地域に存在しており、金銭面での負担が少ないためです。特にこだわりがない方は参考にしてみてください。 まとめ|ロードローラーの免許を取得して現場で活躍しよう! この記事では、ロードローラーの免許に関する内容を網羅的に解説しました。 ロードローラーを運転するには「締固め用建設機械特別教育」の資格取得が必須 公道を走行する際はサイズに応じた自動車運転免許が必要 締固め用建設機械特別教育の資格を取得するメリットは多数存在 1万円台の費用と2日間の講習で免許を交付してもらえる ロードローラーを運転する際は、必ず資格を取得してください。 ←中古の【ロードローラー】を探すならトクワールド!

    2023/04/04

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  • ロードローラーとタイヤローラーは何が違うの? タイヤローラーの基礎知識や資格も紹介
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    ロードローラーとタイヤローラーは何が違うの? タイヤローラーの基礎知識や資格も紹介

    目次 ロードローラーとタイヤローラーの違いとは? タイヤローラーはここが違う! タイヤローラーの基本情報を紹介 タイヤローラーの運転に必要な資格とは? タイヤローラーでよくある重さは? それぞれの重さの違いも解説 メーカー別のタイヤローラーを紹介! それぞれの違いも解説 タイヤローラーを中古で購入する際の費用の目安とは? タイヤローラーを中古購入するなら在庫数が豊富なトクワールドへご相談ください|まとめ ロードローラーとタイヤローラーの違いとは? ロードローラーとタイヤローラーは、どちらも締固め用建設機械です。しかし、機械の装備や形状、用途が少し変わってきます。 ロードローラーとタイヤローラーの違いを分かりやすく表にまとめました。   ロードローラー タイヤローラー 装備の違い 鉄製の車輪で転圧 ゴム製のタイヤで転圧 形状の違い 大型車が多い傾向にある 小型や中型が多い傾向にある 用途の違い 初期転圧や2次転圧作業 仕上げ転圧作業 形状や用途に関しては、主に使用される場合を想定しているため、一概にはいえません。しかし、明確に区別しようとすると、上記のようになるでしょう。 ロードローラーとタイヤローラーは、どちらも転圧を行う機械ですが、得意な作業が違ってくると覚えておいてください。 タイヤローラーはここが違う! タイヤローラーの基本情報を紹介 次に、タイヤローラーの基本的な情報を解説します。この記事で紹介する基本情報は、以下の通りです。 タイヤローラーの用途 タイヤローラーのメンテナンス タイヤローラーの速度 タイヤローラーの散水機能 1.タイヤローラーの用途 タイヤローラーの主な用途は、以下の通りです。 アスファルトやコンクリート舗装の整備 地盤の締固め タイヤローラーは、通常のロードローラーよりも車体重量が軽く、小回りが利くという特徴を有しています。そのため、初期転圧作業よりもアスファルトやコンクリートの仕上げ転圧作業を得意としているのです。 さらに、タイヤローラーはゴム製のタイヤを装備しています。ゴム製のタイヤはロードローラーが装備している鉄製の車輪より衝撃吸収力に優れており、道路面に対して優しく仕上げることができます。 これらの理由により、タイヤローラーはアスファルトやコンクリート舗装の整備が主な用途になります。 また、タイヤローラーはタイヤの空気圧を変えることにより、さまざまなシーンに対応可能です。 ゆえに、地盤の2次転圧作業や初期転圧作業なども行うことができます。 2.タイヤローラーに必要なメンテナンス タイヤローラーに必要なメンテナンスは、以下の通りです。 タイヤの空気圧チェック タイヤの清掃や交換 油圧システムのメンテナンス タイヤローラーで適切な転圧作業を行うには、適度な空気圧が必須です。空気圧が不足している場合、騒音・振動の増加やタイヤの劣化スピードが早まるなど、さまざまな影響を及ぼしてしまいます。 もし、空気圧が維持できない場合はタイヤの交換も視野に入れるようにしてください。タイヤは必ず摩耗によってすり減ります。 また、タイヤローラーのタイヤは泥や汚れが付着します。タイヤローラー自体の寿命を伸ばすためにも、タイヤの定期メンテナンスは実施してください。 そのほかに、油圧システムを採用しているタイヤローラーに関しては、オイル交換やオイルフィルターの交換などを定期的にする必要があります。 3.タイヤローラーの速さ タイヤローラーの速度は、機種やメーカーによって異なります。転圧作業では、おおよそ3〜10km/hで走行します。 作業別の速度の目安を表にまとめました。 作業名 速度 初期転圧 2~3km/h 2次転圧・仕上げ転圧 6~10km/h 4.タイヤローラー特有の散水機能 散水機能とは、水を撒くことができる機能です。タイヤローラーには、散水機能が搭載されているものもあります。 タイヤローラーに散水機能が付いている理由は、タイヤに付着した汚れやアスファルトを洗い流して、よりきれいな路面に仕上げるためです。 タイヤローラーの散水機能は、水タンクと水を噴出するポンプなどで構成されています。これらが連動して、タイヤや近くの路面に水を撒くわけです。 しかし、散水量や散水のタイミングには注意が必要になります。散水量が多すぎると、アスファルトが冷えすぎたり水たまりができたりします。 散水は路面の状況や気温などを考慮して調整してください。 タイヤローラーの運転に必要な資格とは? 次に、タイヤローラーを運転する際に必要になる資格について解説します。タイヤローラーで必要になる資格は、主に以下の2つです。 締固め用建設機械運転特別教育 普通免許や大型特殊免許 締固め用建設機械運転特別教育 タイヤローラーは、締固め用建設機械に分類されます。そのため、タイヤローラーの運転には「締固め用建設機械運転特別教育」という資格を取得する必要があります。 「締固め用建設機械運転特別教育」は、ローラー特別教育とも呼ばれている資格です。タイヤローラーだけではなく、ロードローラーを運転する場合も取得しなければなりません。 特に事業者の方は、労働安全衛生法第59条3項にて「一定の危険がある業務に就かせる場合は、業務に関する特別教育を行わなければならない」と義務付けられています。 必ず、作業員の方が資格を取得しているのか免許を確認するようにしてください。 もし、無免許でタイヤローラーの運転をした場合は「6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金」が適用されてしまう可能性があります。 タイヤローラーは、1つの操作ミスで重大事故につながる恐れのある建設機械です。しっかりと特別教育で操作方法等を学ぶようにしましょう。 普通免許や大型特殊免許 タイヤローラーで公道を走行する場合は「締固め用建設機械運転特別教育」とは別に自動車免許が必要になります。そのほかには、ナンバープレートが必要です。 あくまで、公道を走行する場合に限ります。 必要になる自動車免許は、タイヤローラーの大きさによって変わります。主に「普通免許」「大型特殊免許」のどちらかで対応可能です。 もし、必要な自動車免許が分からない場合は、リース会社や販売会社に問い合わせるようにしてください。 タイヤローラーでよくある重さは? それぞれの重さの違いも解説 次に、タイヤローラーで頻繁に使用される3つの重さの違いについて解説します。この記事で扱う3つの重さは、以下の通りです。 3tのタイヤローラー 8tのタイヤローラー 10tのタイヤローラー 3tのタイヤローラー 3tのタイヤローラーは、中型重機として中古市場でも高い人気を集めています。3tのタイヤローラーが支持を得ている理由は、以下の通りです。 小回りが利き、操作性に優れている コストパフォーマンスに優れている さまざまな現場に対応できる汎用性の高さ 8tのタイヤローラーは、大型の建設機械になります。そのため、作業幅が広く大規模な現場で効率よく作業を行うことが可能です。 また、操作性も非常に優れており、スピードや振動の調整を行うことで精度の高い施工を実施できるでしょう。 10tのタイヤローラー 10tのタイヤローラーは、重量を感じる大型の建設機械です。大型の工事現場で活躍することは間違いありません。 10tのタイヤローラーが支持を得ている理由は、以下の通りです。 高い締固め能力を誇る 大型タイヤを搭載しており、路面の凹凸に強い 長時間の作業に適している 10tのタイヤローラーの特徴は、高い締固め能力です。重量感のある車体を存分に使用して、転圧したい箇所を締固めます。1度に転圧できる面積も広いため、高速道路や大型駐車場などの舗装工事が得意です。 また、車体が大きいため大型のタイヤを装備できます。そのため、乗り心地が良く凹凸をしっかりと平坦にしてくれることでしょう。 燃料タンクも大きいものが装備されているため、長時間の施工にも適しています。 メーカー別のタイヤローラーを紹介! それぞれの違いも解説 次に、メーカーが開発・販売しているタイヤローラーを紹介します。この記事で紹介するメーカーは、以下の通りです。 株式会社日立建機カミーノ 酒井重工業株式会社 関東鉄工株式会社 株式会社日立建機カミーノのタイヤローラー 株式会社日立建機カミーノのタイヤローラーは、以下のような基本スペックです。 メーカー 株式会社日立建機カミーノ 種類 タイヤローラー 型式 ZC220P-6 機械質量 8,880kg 全長 5,110mm 全幅 2,275mm 全高 2,900mm タイヤ本数 前軸3/後軸4本 参考:ZC220P-6カタログ 株式会社日立建機カミーノのタイヤローラーは、以下の特徴を有しています。 新型エンジンにより燃料消費量の低減 最新の予防安全設備を搭載 メンテナンス性が進化 日立建機カミーノのタイヤローラー「ZC220P-6」は新型エンジンと油圧ポンプの見直しにより、大幅な燃費性能の向上を実現しています。旧モデルである「ZC220P-5」が3.38L/hなのに対して「ZC220P-6」は3.12L/hです。比べてみると、約7.6%燃料消費量が低減していることが分かります。 また、誤操作を低減する安全装置や耐久性の高い素材を使用することにより、メンテナンス性を向上させています。 タイヤローラーの使用頻度が高い現場でおすすめの1台です。 酒井重工業株式会社のタイヤローラー 酒井重工業株式会社のタイヤローラーは、以下のような基本スペックです。 メーカー 酒井重工業 種類 タイヤローラー 型式 TZ704 機械質量 9,100kg 全長 4,985mm 全幅 2,275mm 全高 2,905mm タイヤ本数 前軸3/後軸4本 参考:TZ704カタログ 酒井重工業株式会社のタイヤローラーは、以下のような特徴を有しています。 ミラーが多数設置されており、視認性が抜群 ECOモードにより、燃費性能を36%向上 折り畳みやすいキャノピで操作性が向上 酒井重工業株式会社のタイヤローラーは、コーナーミラーやバックミラーを多数設置することにより、死角を限りなく少なくしています。これにより、周囲確認を最小限にできるため、安全に素早く作業を開始できるでしょう。 また、燃費性能にも力を入れています。ECOモードを搭載しており、ECOモードの際はフルスロットル時と比較して燃費性能を最大36%向上させています。 酒井重工業株式会社のタイヤローラーは、女性でも気軽に作業ができるようにキャノピを折り畳みやすくしているのも特徴です。操作性と燃費性能のバランスが取れたタイヤローラーを探している方におすすめになります。 関東鉄工株式会社のタイヤローラー 関東鉄工株式会社のタイヤローラーは、以下のような基本スペックです。 メーカー 関東鉄工株式会社 種類 タイヤローラー 型式 KT30S 機械質量 3,000kg 全長 2,665mm 全幅 1,297mm 全高 1,665mm タイヤ本数 前軸3/後軸4本 参考:KT30Sカタログ 関東鉄工株式会社のタイヤローラーは、以下のような特徴を有しています。 市街地や小規模舗装に適した小型のタイヤローラー ブレーキを活用した安全性能に優れている 速度の切り替えにより、優れた施工性を保持 関東鉄工株式会社のタイヤローラーは、3tクラスの小型タイヤローラーです。そのため、小規模現場に適しています。 また、ブレーキを油圧モーターと連動させることにより、確実に停止できる仕組みを採用しています。 スピードモーターも2つ搭載しているため、速度の切り替えが可能です。作業に適した速度に切り替えることで、施工性を向上させられるでしょう。 関東鉄工株式会社のタイヤローラーは、市街地や小規模現場でタイヤローラーを使用したい方におすすめです。 タイヤローラーを中古で購入する際の費用の目安とは? 次に、タイヤローラーを購入したいと考えている方に向けて、中古で購入する際の目安を紹介します。 タイヤローラーの中古価格は、車両の大きさによって変化します。 小型のタイヤローラー 200万円~300万円 中型~大型のタイヤローラー 400万円~ 「どのタイヤローラーを購入すればいいのか分からない!」という方もいらっしゃると思います。 まずは、小型のタイヤローラーを1台保有しておくといいでしょう。小規模な建設会社の場合、小型のタイヤローラーを所持しているだけで、作業効率は上がります。 レンタルする際の手続き等も必要なくなるため、スムーズに仕事に取り掛かれるでしょう。 タイヤローラーを中古で購入したい方は、トクワールドをご検討ください。安心サポートパックや納車手配など、さまざまなサービスを用意しています。 また、買取無料査定も実施中です。重機のことでお困りの際は、トクワールドへご相談ください。 タイヤローラーを中古購入するなら在庫数が豊富なトクワールドへご相談ください この記事の内容を改めてまとめます。 イヤローラーは、ゴム製のタイヤを搭載した締固め用建設機械 タイヤローラーを運転するには資格が必要 タイヤローラーは重さによって用途が変化する タイヤローラーを中古購入する目安は、200万円以上 ←中古の【ロードローラー】を探すならトクワールド!

    #ロードローラー#資格

    2024/01/29

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