モーターグレーダー
2023/03/29
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【建設機械レンタル】グレーダーのサイズやレンタルのメリットについて
グレーダーなどの建設機械のレンタルする際はサイズにも注意
建設業にとって資本とも言える建設機械ですが、グレーダーなどのような機械は使用する場面が限られているので1年間を通しての稼働状況は少なく、レンタルを利用する業者は増えています。
建設業は、公共事業で売上が左右される業界なため、必要時に機材を利用したいと考える業者は多く、現在の日本で使用されている建設機械の約6割がレンタルです。
しかし、建設機械をレンタルする際には、費用以外にも機械のサイズなども考慮して検討する必要があります。
特に、モータグレーダーやトラッククレーンのような公道を走行する車両系機械は、通常の車両と比べて車高や車幅があるため、アンダーパスや道幅の狭い道路など、場所によっては通行ができない場合もあります。
そこでこの記事では、モーターグレーダーをレンタルする際に知っておきたい、機械のサイズについて紹介します。
グレーダーのクラス(サイズ)はどう見る?
一般的にはブレードの大きさでクラス表記されていることがほとんどなので、モーターグレーダーをクラスで選ぶ際は、ブレード幅に注目するとわかりやすいでしょう。
国内の需要では、3.1メートルや3.7メートルクラスが多く、現在KOMATSUから販売されている2種類の商品に関しても同クラスのブレード長です。
KOMATSU|グレーダー商品情報
機種名 | 機械質量 | 定格出力 | ブレード長(mm) | 法規制・基準 |
GD450-7 【衝突検知警報システム】 |
12,065 | 107 | 3125 | 特特2014 |
GD675-6 | 17,845 | 163 | 3710 | 特特2014 |
会社にもよりますが、レンタルでもブレードが3.1mクラスのグレーダーが最も一般的です。
それ以下の小型グレーダーは各メーカーが撤退しているので、現在では見かけることがなく、珍しい部類でしょう。
小型グレーダーの代替機としてBobcatがおすすめ
ボブキャットからはアタッチメントとしてローダー用グレーダーブレード(2D・3Dグレーダー)が登場しています。
Bobcatの2Dグレーダーは2Dレーザーやソニックセンサーが使用可能なグレーダー専用機で、3Dへのアップグレードが可能です。
油圧で作動するブレードと延長されたホイールベースで造成地作業にも活用でき、専用機として高い精度での整地作業が可能になります。
昨今の土木分野ではICT技術による情報化施工の推進に力を入れていますが、Bobcatのアタッチメントのひとつである3Dグレーダーが日本においても徐々にICT建機としてその場を広げてきています。
また、コンパクトトラックローダーは360°その場旋回が可能で、省スペースでの活動や比較的規模の小さい工事現場にも対応している点が最大のメリットです。
導入費用もグレーダーより安く、コンパクトであるため様々な現場で活用できることから導入後も稼働率の問題もクリアできるでしょう。
また、Bobcatからは多彩なアタッチメントが登場しているほか、アタッチメントの脱着・交換も容易です。1台で何役もの作業をこなすことができるので無駄がありません。
ローダー用グレーダーブレードのラインナップは以下の通りです。
・84”グレーダー(ブレード幅2,140mm)
・96”グレーダー(ブレード幅2,440mm/レーザーシステム対応)
・108”グレーダー(ブレード幅2,750mm/レーザーシステム対応)
Bobcatは現在では生産していない小型グレーダーの代役を務める存在とも言えるでしょう。
グレーダーは1名乗車が主流になっている
日本ではこうした2名乗車グレーダーが長らく運用されていましたが、排ガス規制の強化を受けて各メーカーは第4次排出ガス規制の対応に追われる形で、平成24年度末を最後に2名乗車の除雪グレーダーの販売を終了することとなりました。
オペレータ不足や計器、センサーの進化もあり、今日ではキャタピラージャパンやコマツ製をはじめとしたメーカーから1人乗車であるワンマングレーダーの新型除雪グレーダーがラインナップされています。
しかし、中古市場では2名乗車のモデルがまだまだ現役であり、2名乗の除雪グレーダーを使用している企業も多いです。
グレーダーは高さ制限に注意
一般道路を大型特殊車両であるグレーダーで走行する場合、許可を受けずに運行可能な場合と、道路管理者や警察の許可を必要とする場合があります。
また「道路法」・「道路交通法」・「道路運送車両法」が適用されるため、機械本体の長さ、幅、車両質量など多くの制限があるため、これらの道路関係法を考慮しなければなりません。
除雪グレーダーのサイズは、本体の全幅は極力小さい方が好ましいですが、操縦時には横安定性にも配慮しましょう。
全高は、トンネル、アンダーパスなどの道路構造物を考慮すると極力小さい方が望ましいですが、作業状態を監視できる適切な位置を考慮する必要があります。
機械質量も小さい方が望ましいですが、牽引力と切削力なども考慮しなければなりません。なお、道路運送車両法により、車両総質量は20トンを超えないものを選ぶのがいいです。
グレーダーで一般道路上を自走する場合は、一般車両に比べ低速走行となるため、一般車両の支障とならないよう走行する配慮が必要です。
グレーダーの中古市場は?レンタルがオススメな理由
現在国内でグレーダーを製造している唯一のメーカは、KOMATSUの1社だけとなり中古市場にも在庫が出回りにくい状態が長らく続いています。
また、建設機械はひとつひとつがとても価格が高く、安易に購入することができないこが難点です。例えば、グレーダーを新車で購入した場合は¥20,000,000〜¥30,000,000、中古でも¥5,000.000〜¥10,000,000ほどかかってしまいます。
必要時にグレーダーをレンタルすることによって、導入費用が安くなり大幅なコスト削減となるだけではなく、置き場やメンテナンス費用も不要です。
さらに、レンタルであれば、購入した場合と違い、費用を経費として損金処理することも可能です。
大規模な業者が多くの建機を保有している例もありますが、大抵の業者はこのように、必要な機種と台数を、必要な期間レンタルすることで、経営のスリム化を実現することができています。
中古グレーダーは、年式も古いものが多く、安全機能やセンサーなどが未搭載または全世代のものということもあります。
レンタルであれば、国土交通省の「i-Construction」に対応したICT建機の導入や環境対応方(新型排ガス、省エネタイプ)の最新機械のレンタルも可能なため、長らく使用していて老朽化したグレーダーの買い替え前に、現場で比較検討したいといった際の参考にもなるでしょう。
グレーダーのレンタル費用はどのくらい?
また、建設業には繁忙期があるため、時期によっては重機の在庫がない場合もあります。
特にグレーダーは使用する機械や現場が限られるため、ほとんどの建設企業が、必要時にレンタルするという方式をとっています。
そのため、レンタルをしようとした際に、グレーダーの在庫がないということも考えられるので注意してください。
建設機械のレンタル費用ですが、季節や時期によって変動するということも念頭において検討しましょう。
モーターグレーダーのレンタル相場ですが、1日のレンタル費用は¥12,000〜15,000ほどです。月極ですと4月〜9月は約¥240,000、10月〜3月になると約¥300,000と価格が上がる傾向にあります。年契約の場合は約¥255,000が料金の目安でしょう。
【レンタルの料金相場】
1日…約¥12,000〜15,000
月極(4月〜9月)…約¥240,000
月極(10月〜3月)…約¥300,000
年契約…約¥255,000
また、グレーダは使用する場面が限られているため、ほとんどの業者がレンタルで賄っています。
そのため、レンタルしたい時にグレーダーの在庫が残っていない、という状況も生起することもありますので注意が必要です。
逆にそれ以外のクラスは、国内では希少なモデルとなっており小型グレーダーの製造は行われていません。
そのため、従来よりも小型でコンパクトサイズのグレーダーを求めている方は、中古で古いモデルを探すが、Bobcatでの代用をご提案します。