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アスファルトフィニッシャーの中古市場・購入時の注意点について紹介

アスファルトフィニッシャー

2023/03/23

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アスファルトフィニッシャーの中古市場・購入時の注意点について紹介

アスファルトフィニッシャーとはどのような用途に使われる重機なのか?

アスファルトフィニッシャーとは、道路や駐車場などのアスファルト舗装に用いられる建設機械です。アスファルトフィニッシャーは、アスファルト舗装の最上層である表層を平坦な状態に仕上げるために使用されます。

また、アスファルトを平らにするだけでなく、舗装面の厚みを任意の数値に調整することも可能です。

このように、舗装工事において、アスファルトフィニッシャーは重要な役割を果たしています。

【アスファルトフィニッシャーとは?】
・工事終盤に行われるアスファルトの敷きならし作業専用の建設機械
・アスファルトを任意の数値で、均等に敷きならすことが可能

アスファルトフィニッシャーを中古購入する魅力

中古アスファルトフィニッシャーの魅力は大きく3つあります。

1.コスト削減

建設業界では、新品のアスファルトフィニッシャーは高価であり、予算や受注価格に余裕がない場合があります。また、道路舗装がメインの事業でないかぎり使用頻度は限られます。
その場合、無理に新品を購入するよりも、まだ十分に使える中古品を購入するという選択もあるでしょう。
中古アスファルトフィニッシャーは、新品に比べておおよそ半額以下の価格で購入できます。予算の制限がある場合や、複数の機材を購入する場合には、中古品を選ぶことでコスト削減が実現できます。

2.直ぐに使える

新品のアスファルトフィニッシャーは、メーカーに受注してから製造する受注生産体制であるため、納品までにかなり時間がかかります。その反面、中古品は購入してから間もない時間で使用できます。急いでいる場合には特に中古品が有効です。

3.品質の確認ができる。

中古品は使用状況がわかるため、購入前に細かくチェックすることができます。大きな問題がなければ、中古品でも品質の良いアスファルトフィニッシャーを選ぶことができます。

4.節税対策になる

中古建設機械は、減価償却資産を有効に取得する節税対策にもなります。「減価償却資産」とは、税法上、時間の経過とともに価値が減少していく資産のことです。
これは、新品の重機を購入した場合だけでなく、中古重機を購入した場合にも適用されます。取得価格の低い減価償却資産は少額減価償却資産に適用され、特例には「一括償却資産の損金算入」もあります。

【少額減価償却資産の対象になる企業】
・青色申告法人であること。
・資本金または、出資金の額が1億円以下であること。
・常勤の従業員が500人以下であること(2020年3月31日以前取得の減価償却資産は従業員数1000人以下)
・連結法人でないこと。

【上記の条件を満たしていても、対象外となる法人】
・大規模法人、(資本金または出資金の額が1億円超の法人)、大法人、(資本金5億円以上の法人など)と完全支配関係にある法人)に発行済株式の総数または出資金総額の2分の1以上を所有されている法人
・複数の法人に発行済株式の総数または出資総額の3分の2以上を所有されている法人

マネーフォワードより:(https://biz.moneyforward.com/accounting/basic/63113/

中古アスファルトフィニッシャーを購入する際の注意点

中古で建設機械を購入することは、一見経済的に思えますが注意も必要です。中古建設機には、新品にはないリスクがあります。

以下に、中古建設機械を購入する際の注意点を詳しく紹介します。

1.保証やアフターサービスがない

中古建設機械には、製造元や販売元からの保証やアフターサービスがない場合もあります。故障した場合には、修理の費用が予想以上に高額になることもあるため、維持費の面でも慎重に検討する必要があります。

中古建設機械を購入する際は、アフターサービスや保証面のサポート体制も考慮しましょう。

2.部品の入手が難しい場合がある

中古建設機械は、機械によって稼働時間が長いものもあります。この場合は、消耗品や部品がすでに劣化していることもあるため、購入後は早い段階で機械に不調が現れることが予想されます。

3.テクノロジーが旧式

中古建設機械は新品に比べて安価なことは確かですが、安全機能や作業性能は時代遅れの機能しか持っていません。そのため、作業効率や仕上がりの性能などに差が出てくることも考えられます。より高度なタスクを実行するためには、中古機械では補えないこともあるでしょう。

特に、昨今の建設業界ではI C T機械の導入などが進み、最新テクノロジーを搭載した機械が登場しています。

4.将来的な維持費の予測が困難

中古建設機械を購入する場合、将来的にかかってくるコストを予測することが難しいです。中古建設機械の場合、消耗具合によっては部品交換が必要になります。新品の市場から部品が入手できない場合は、部品を探すために時間をかけたり、高額な修理費が発生する可能性もあります。

また、新しい機種に比べ、燃費が悪かったり、騒音や環境問題への対策が不十分である場合が多いです。

また、古い機種の中古建設機械は、部品の入手が困難な場合もあるので注意が必要です。

全国的に見たアスファルトフィニッシャーの重機中古在庫は?

アスファルトフィニッシャーは、アスファルト舗装の終盤に現場に投入し、使用される重機です。

アスファルトフィニッシャーの特性として、アスファルトを敷きならす作業に特化していることから、使用される場面は限定的ということが挙げられます。

使用が限定的ということは、それだけ機械の消耗ペースも抑えられるので、メンテナンスをしながら使うことによって機械は長持ちします。さらに、アスファルトフィニッシャーは、バックホーやブルドーザーと違い、機動的作動部がないため故障も少なく、購入されてから長い期間で運用されます。

国内向けのアスファルトフィニッシャーは受注生産という体制をとっているため、生産数も少ないです。

以上のことから、アスファルトフィニッシャーの中古在庫は潤っているとは言えません。

希望するスペックや状態によっては、理想的な条件に合った機械が見つからない可能性も考えられるでしょう。

【アスファルトフィニッシャーの中古は少ない傾向】
・道路舗装が主な事業でない場合使用が限定的
・機動的作動部がないため故障や摩耗が少ない
・購入されてから長い期間使用される

現場条件を加味した機械選びが大切

アスファルトフィニッシャーには「クローラ式」と「ホイール式」2種類の走行方式があり、使用する環境に適した機械選びが必要です。

・「クローラ式」
クローラ式は、走行部分にキャタピラー(履帯)を使用しているアスファルトフィニッシャーです。クローラー式は、接地面が広く安定性が優れているため、不整地や急勾配の坂道を舗装する時に使われます。

しかし、ナンバープレートの取得はできず、公道を走行することはできません。現場からの回送時には、運搬用のトラックが必要になります。

・「ホイール式」
ホイール式は、タイヤで走行するアスファルトフィニッシャーのことです。クローラー式よりも自走速度が速く、大型特殊車両としてナンバーを取得すれば、一般公道を走行することもできます。ただし、最高速度の関係上、高速道路を走行することはできません。

一般的にはホイール式の需要が高く、中古市場では「ホイール式」の在庫が「クローラー式」よりも上回っています。

中古アスファルトフィニッシャーの掲載情報から商品の傾向を見てみる

アスファルトフィニッシャーは、1回の施行で舗装できる最大舗装幅と総重量によってクラス分けがされます。

中古アスファルトフィニッシャーをネットで検索してみると、中古販売サイトやオークション上では、スクリードの長さが1.4~4.5メートル、重量が8~15トンほどの小型、中型機が出回っていましたが、やはり在庫数は少なく感じます。

日本では、舗装幅6メートル以下の道路が多いため、中型クラスの需要が高いです。9メートルや12メートルなどの広い舗装幅を持つ大型機を探している場合は、中古ですとほとんど在庫が出回っていません。

中古アスファルトフィニッシャーの価格は?

アスファルトフィニッシャーの中古販売価格は、機種や年式、使用時間(アワーメーター)などによって異なり、一概には断言することができません。しかしながら,中古サイトなどの販売価格をみると、一般的な相場としては以下のようになっていることが分析できます。

【アスファルトフィニッシャーの中古価格相場】
小型機
(舗装幅:1m~3m)
¥1,000,000~5,000,000
中型機
(舗装幅:2m~4m)
¥5,000,000~8,000,000
大型機
(舗装幅:5m~7m)
¥8,000,000~15,000,000

こちらの一覧表はあくまでも参考程度にご覧ください。中古の場合、使用状態によっても販売価格は変わりますし、中古販売会社によっても価格帯は異なります。

排ガス規制に対応していたり、整備履歴の書類が揃っているものに関してはその分価格が割高になっているというイメージです。

しかし、アスファルトフィニッシャーは新車ですと最低でも¥25,000,00はしますが、中古の場合ですと大抵の機械は、¥10,000,000以内で購入できるでしょう。

年式が古い小型機ですと、¥1,000,000代で購入できるので、早急にアスファルトフィニッシャーが必要になった場合には選択肢のひとつとして検討する価値がありそうです。

中古アスファルトフィニッシャーの探し方

中古アスファルトフィニッシャーを選ぶ際は、以下の点に注意して選びましょう。

1.メーカー・モデルの選定

中古のアスファルトフィニッシャーの中には、すでに市場から撤退している三菱重工や新潟鐵工所などのメーカー機も多く存在しています。生産が終了しているメーカーの機械は、故障時の修理対応や部品の調達が困難なこともあるため注意が必要です。

2.状態のチェック

アスファルトフィニッシャーは長く使える機械であるため、機械に不調や損傷が発生した際に売り出されることが多いです。そのため、一度修理を受けた機械も市場に並んでいます。中古選びの際は、しっかり整備がされているか、汚れ、傷、錆、損傷がないかを確認することが大切です。また、部品の消耗具合を確認することも、将来的な維持費用の見積もりにもつながります。

3.修理履歴の確認

中古アスファルトフィニッシャー購入前には、修理履歴を確認しましょう。修理履歴がある場合は、どのような修理がなされてきたか、修理箇所の状態や修理費用などを把握しておくことが重要です。修理履歴の有無は、中古機械販売業者から必ず確認するようにしましょう。

4. 実機の確認

中古アスファルトフィニッシャーを選ぶときには、現地での実機確認が必要です。実際に動かしてみて、動作や作業効率、異音やオイル漏れなどを確認しなければなりません。

現在アスファルトフィニッシャーを製造しているメーカーは?

国内のメーカーは、現在以下の2社のみです。

【アスファルトフィニッシャーの製造メーカー】
・住友建機株式会社
・範多機械株式会社

・住友建機
住友建機株式会社は、住友グループの建設機械メーカーです。本社を東京都品川区に構え、昭和43年7月から会社を創立し、狭い場所でも対応しやすい小型の建設機械をメインに手掛けています。
一方で、アスファルトフィニッシャー製造や、滑走路舗装用の大型クラスの分野でも有名なメーカーです。 国内では70%のシェア率を誇り、海外市場でも注目を集めている住友建機のアスファルトフィニッシャーは、燃費も良好でランニングコストも安いです。その他、メンテナンス性能に優れたデザインも魅力的でしょう。

・範多機械
範多機械はアスファルトフィニッシャーのラインナップが豊富で、幅員変化にも自由自在に対応できる高性能のスクリードを装備したモデルが特徴的です。
特に超小型機や中型機クラスのアスファルトフィニッシャーをメインに製造しており小型アスファルトフィニッシャーでは国内トップシェアを誇ります。
範多機械株式会社は「中小企業研究センター」が定めるグッドカンパニー大賞で、優秀企業賞を受賞したことも話題になりました。現在は除雪機やロードローラーの製造も手掛けています。

舗装工事に使われるその他の建設機械

舗装工事にはいくつもの工程があり、アスファルトフィニッシャー以外にも、工程によってさまざまな重機が活躍しています。

アスファルトフィニッシャー以外の重機も揃える際は、全体的にかかってくる予算を考慮する必要があります。

ブルドーザー
ブルドーザーは、土木作業や建設現場で使用される重機の一種で、車体の前方に大型のブレード(排土板)を備え付け、キャタピラー(履帯)で走行します。
土のかき起こしや整地作業が得意で、道路工事では序盤の路盤造りで活躍します。
また、ブルドーザーの他にタイヤ走行を行う「ホイールローダー」がありますが、道路工事ではクローラー走行を行うブルドーザーが使われます。

モーターグレーダー
モーターグレーダーは、主に道路工事などの土木現場で、舗装やレベリングを行う建設機械です。主に切土、盛り土、均しといった作業を行います。四輪二軸の本体部分に加え、車体前方にはアームと呼ばれる長いフレームを渡しています。その先端には、進行方向の操舵も行う二輪一軸があります。
道路工事では、ブルドーザーが行う整地作業の仕上げとして使用されます。

ロードローラー
ロードローラーは、整地した路盤を圧縮して締め固めるために使用される建設機械です。一般的には鉄製のドラムを前後に備え、道路を往復しすることで、ドラムを転がして地面を平らにします。
また、土壌を固めるためにも使用されることがあり、土木作業には欠かせない重要な重機のひとつです。

タイヤローラー
タイヤローラーは、ロードローラーの一種で、タイヤ式ローダーローラーとも呼びます。
左右3〜4個ずつ配置したタイヤが、ローラーの軸に沿って回転し、路面を圧縮・平滑化します。タイヤローラーは、舗装面の均しや古い路面の際舗装などに使用されます。

アスファルトフィニッシャーの注意点|まとめ
アスファルトフィニッシャーは高価な建設重機ですが、中古で購入することで半額以下の価格で購入することが可能です。

しかし、アスファルトフィニッシャーの中古機械が市場に出回ることは少なく、中古建設機械販売店では在庫が品薄になっていることが多いです。

また、中古市場ではスクリード幅が2〜4メートルの小型機または中古機がほとんどで、それ以上の大型機種を見かけることは稀です。

大型機種、または最新機能を搭載したハイテク機種を探している方は、新品での購入やレンタルという選択肢もおすすめします。
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ホイール式は、タイヤで走行するアスファルトフィニッシャーのことです。クローラー式よりも機動性が高いことが最大のメリットでしょう。 大型特殊車両としてナンバーを取得すれば、一般公道を走行することもできます。ただし、最高速度の関係上、高速道路を走行することはできません。 一般的にはホイール式の需要が高く、中古市場では「ホイール式」の在庫が「クローラー式」よりも上回っています。 アスファルトフィニッシャーのクラス分け スファルトフィニッシャーは、「最大舗装幅」「総重量」によってクラス分けがされており、一般的にはスクリードの大きさ(舗装幅)を表す「スクリード幅」で表記されていることが多いです。 また、クラスによってアスファルトフィニッシャーの価格も異なります。 国内では、舗装幅が6メートル以下の道路が多いため、舗装幅約2.3~6.4メートルの中型クラスがもっとも活躍します。 海外では舗装幅が9〜12メートルとなる幅広の道路も多くあるため、最大舗装幅6メートル越えの大型クラスが主流です。国内では、大型のアスファルトフィニッシャーが出回っていないため、大型クラスを探している場合、海外メーカー製になります。 アスファルトフィニッシャーのメーカー 近年では公共事業への投資が減り、舗装工事の事業量も減少傾向にあるということが原因で、国内においてアスファルトフィニッシャーを製造・販売しているメーカーは2社にまで減っています。 また、アスファルトフィニッシャーは多品種少量生産であるためメーカーの新規参入もありません。 国内のメーカーは、現在以下の2社のみです。 住友建機株式会社 範多機械株式会社 住友建機株式会社 住友建機株式会社のアスファルトフィニッシャーは、国内で70%のシェア率を誇り、海外市場でも注目を集めています。 燃費も良好でランニングコストも安く、メンテナンス性能に優れたデザインも魅力的でしょう。 住友建機株式会社は、昭和43年7月創業。住友グループの建設機械メーカーで、東京都品川区に本社を構えています。 日本の道路や工事事情にニーズを合わせた、狭い場所でも対応しやすい小型の建設機械をメインに手掛けていることが特徴です。 一方で、アスファルトフィニッシャー製造や、滑走路舗装用の大型クラスの分野でも有名なメーカーです。 範多機械株式会社 範多機械はアスファルトフィニッシャーのラインナップが豊富で、幅員変化にも自由自在に対応できる高性能のスクリードを装備したモデルが特徴的です。 特に超小型機や中型機クラスのアスファルトフィニッシャーをメインに製造しており小型アスファルトフィニッシャーでは国内トップシェアを誇ります。 範多機械株式会社は「中小企業研究センター」が定めるグッドカンパニー大賞で、優秀企業賞を受賞したことも話題になりました。現在は除雪機やロードローラーの製造も手掛けています。 アスファルトフィニッシャーを過去に生産していたメーカー 加藤製作所 アスファルトフィニッシャーなどの建設機械を自社技術で開発していた。 キャタピラージャパン キャタピラーブランドのモデルは国内での販売がされなかった。 コマツ BLAW-KNOX社と技術提携。 新潟鐵工所 2001年に経営破綻のため倒産 豊田自動鐵機 BARBER-GREENE社と技術提携。 石川島建機 現在のKATO HICOM。 川崎重工 一時期アスファルトフィニッシャーを販売していた。 酒井重工業 自社設計で小型モデルのアスファルトフィニッシャーを製造・販売していた。 アスファルトフィニッシャーの平均価格を一覧で紹介 アスファルトフィニッシャーを購入するにあたり、一番気になるのが価格です。 結論から申しますと、アスファルトフィニッシャーの価格は新車の場合、最低でも¥25,000,000以上と高額です、しかし、中古車の場合ですと大抵の機械は、¥10,000,000以内で購入できるため、コストを抑えたい方は中古での購入がおすすめでしょう。 ここからは、アスファルトフィニッシャーの新車・中古車の平均価格について詳しくご紹介します。 アスファルトフィッシャーの新車価格 アスファルトフィニッシャーは、新車ですと非常に高価です。 新車の価格は以下の通りとなっています。 【アスファルトフィニッシャーの新車価格相場】 小型機(舗装幅:1m~3m) ¥2,500,000~ 中型機(舗装幅:2m~4m) ¥30,000,000~ 大型機(舗装幅:5m~7m) ¥60,000,000~ アスファルトフィッシャーの中古車価格 アスファルトフィニッシャーの中古販売価格は、機種や年式、使用時間(アワーメーター)などによって異なり、一概には断言することができません。しかしながら中古サイトなどの販売価格をみると、一般的な相場としては以下のようになっていることが分析できます。 【アスファルトフィニッシャーの中古価格相場】 小型機(舗装幅:1m~3m) ¥1,000,000~5,000,000 中型機(舗装幅:2m~4m) ¥5,000,000~8,000,000 大型機(舗装幅:5m~7m) ¥8,000,000~15,000,000 これらの一覧表はあくまでも参考です。中古機械の場合、使用状態によっても価格は大きく変わりますし、販売会社によっても価格帯が異なります。 また、排ガス規制対応モデルや、整備履歴の書類が揃っているものに関してはその分価格が割高になります。 アスファルトフィニッシャーの中古購入に関しては以下の記事にて詳しく紹介しているためよろしければご覧ください 参考記事:アスファルトフィニッシャーの中古市場・購入時の注意点について紹介 アスファルトフィニッシャーの人気モデル 前述したようにアスファルトフィニッシャーは、走行方式の違いによって「ホイール式」と「クローラー式」に分類されます。 中でも、「ホイールタイプ」のアスファルトフィニッシャーは需要が高く人気のタイプです。ホイール式は、機動性が高く小回りが聞くことや、ナンバープレートを取得できるため公道を自走で移動できるなどのメリットがあり、重宝されます。 しかし、山間部などの勾配の強い坂道で舗装作業を行う場合は、「クローラー式」が利用されます。 アスファルトフィニッシャーの中でも人気があるモデルとしましては、住友建機の『HA45W』が挙げられます。 HA45Wは、足回りがホイール式のアスファルトフィニッシャーで、スクリード幅が2メートル〜4.5メートルまで設定できます。この幅は、国内の一般的な道路幅と同じです。 また、住友建機が独自開発した『J-PAVER:3連スクリードプレート』の採用によって、従来のスクリードプレートよりも圧倒的な速度と精度を発揮します。 このような理由により人気機種となっています。 アスファルトフィニッシャーの運転・操作に必要な資格 アスファルトフィニッシャーで舗装作業をするためには、免許と作業を行うための資格がセットで必要です。運転免許だけを持っていても、舗装作業に必要なクリード操作をすることができません。 では、アスファルトフィニッシャーに必要な作業資格について、以下で詳しく紹介します。 運転には小型特殊免許または大型特殊免許が必要 アスファルトフィニッシャーは、ホイール式のみ公道走行が可能です。 しかし、アスファルトフィニッシャーを公道で運転するためには、小型特殊免許もしくは、大型特殊免許を取得する必要があります。 アスファルトフィニッシャーは、車体後尾にスクリードという作業機を取り付けた特殊車両です。 そのため、アスファルトフィニッシャーは「道路交通法」「道路車両交通法」共に、自動車の区分は「特殊自動車」に分類され、車体の大きさや最高時速度で必要な運転免許が変わります。 【特殊自動車の区分】 免許区分 運転条件 小型特殊免許 全長4.7m以下、全幅1.7m以下、全高2.8m以下、最高速度時速15m以下(農作業用は時速35km未満)、総排気量-制限なし、税金-軽自動車税 大型特殊免許 全長4.7m以上、全幅1.7m以上、全高2.8m以上、最高速度時速15km以上(農作業用は時速35km以上)、総排気量-制限なし、税金-固定資産税 車両系建設機械(整地・運搬・積み込み及び掘削用)運転技能講習 アスファルトフィニッシャーは、労働安全衛生法執行令別表第7で定められた、動力を用いて自走できる「車両系建設機械」という建設機械に該当します。 車両系建設機械の分類は「整地・運搬・積み込み用機械」「掘削用機械」「基礎工事用機械」「締固め用機械」「コンクリート打設用機械」「解体用機械」の6種類です。 このうち、アスファルトフィニッシャーは、「整地・運搬・積み込み及び掘削用」に該当します。 そのため、アスファルトフィニッシャーで舗装作業を行うには、「車両系建設機械(整地・運搬・積み込み及び掘削用)運転技能講習」を受講する必要があります。 車両系建設機械(整地・運搬・積み込み及び掘削用)運転技能講習は、労働安全衛生法施行令別表第7の分類のうち、「整地・運搬・積み込み用」「掘削用機械」が対象となる講習です。 アスファルトフィニッシャー・建設機械を中古で選ぶ条件 中古の建設機械は、アスファルトフィニッシャーのように高価な重機を、新車価格より安価で購入できることや、納品までの期間が短いことなどが大きなメリットとして挙げられます。 しかし、アスファルトフィニッシャーを中古で購入するときは、以下の点に注意して選ぶことが大切です。 メーカーやモデルを確認する 状態を確認する 修理履歴を確認する 実機を確認する 1.メーカーやモデルを確認する 中古アスファルトフィニッシャーの中には、すでに生産を終了し、市場から撤退しているメーカー機も数多く流通しています。生産が終了している機械は、故障時の修理対応や部品の調達が困難なこともあるため注意しましょう。 2.状態を確認する アスファルトフィニッシャーは長く使える機械であり、機械に故障が発生した際に売り出されることが多いです。そのため、一度修理を受けた機械も市場に並んでいます。 中古車選びの際は、しっかり整備がされているか、汚れ、傷、錆、損傷がないかを確認することが大切です。また、部品の消耗具合を確認することも、将来的な維持費用の見積もりにもつながります。 3.修理履歴の確認 中古アスファルトフィニッシャー購入前には、修理履歴を確認しましょう。修理履歴がある場合は、どのような修理がなされてきたか、修理箇所の状態や修理費用などを把握しておくことが重要です。修理履歴の有無は、中古機械販売業者から必ず確認するようにしましょう。 4.実機の確認 中古アスファルトフィニッシャーを選ぶときには、必ず現地に足を運んで、実機を確認することが必要です。実際に動かしてみて、動作や作業効率、異音やオイル漏れなどを確認しなければなりません。 まとめ|アスファルトフィニッシャーの価格や必要な免許・資格 ここまで、アスファルトフィニッシャーの価格や必要な免許・資格について紹介してきました。 アスファルトフィニッシャーは、新車ですと最低¥25,000,000以上と大変高価な重機です。そのため、建設会社のほとんどが、アスファルトフィニッシャーを含む重機を中古建機で揃えています。 中古建設機械は、さまざまなメリットがありますが、同時に多くの落とし穴があるので、中古で重機を購入する際は慎重に機械を選ぶようにしましょう。 また、アスファルトフィニッシャーなどの建設機械は、道路を運転するための「免許」と、作業を行うための「資格」の取得がそれぞれ必要になります。 ←中古の【アスファルトフィニッシャー】を探すならトクワールド!

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    目次 アスファルトフィニッシャーの規格(サイズ・クラス)について知りたい! アスファルトフィニッシャーを製造・販売しているメーカー アスファルトフィニッシャーに必要な資格 まとめ|アスファルトフィニッシャーの規格 アスファルトフィニッシャーの規格(サイズ・クラス)について知りたい! 人々の生活には、道路や空港などが必要不可欠です。そこで道路や空港造りで活躍するのはアスファルトフィニッシャーです。 主にアスファルトの舗装工事で活躍するアスファルトフィニッシャーですが、あらゆる幅に道路が存在するため、その規格(サイズ)はそれぞれ違います。 また、アスファルトフィニッシャーには2種類の走行方式があり、メーカーによっても規格が異なります。 アスファルトフィニッシャーのサイズや走行方式は、現場のシュチュエーションによっても規格が変わってくるので、基本知識としてしっかりと理解しておく必要があります。 そこで今回は、アスファルトフィニッシャーの規格・種類について紹介します。 アスファルトフィニッシャーの用途は? 道路舗装工事では、バックホウやロードローラーなどさまざまな建設機械が使用されます。その中でもアスファルトフィニッシャーは、工事終盤の工程であるアスファルトを敷く作業で登場する舗装用建設機械です。 舗装作業を終えた表層に、アスファルトを定められた幅と厚さに敷きならして、強度を高めるために締め固める役割をもっています。 道路にアスファルトを敷くことに特化した自動車であるため、普通の自動車とは違う特徴的な形状をしているのですぐに見分けがつくでしょう。 工事終盤に行われるアスファルトの敷きならし作業専用の建設機械 アスファルトを任意の数値で、均等に敷きならすことが可能 アスファルトフィニッシャーの構造 アスファルトフィニッシャーの基本構造は、アスファルトの合材を蓄えるホッパー、車体を牽引するトラクタ、アスファルトを敷きならすスクリード、車体を動かすエンジン部から成り立ちます。 エンジン:アスファルトフィニッシャーの動力部分で、軽油を燃料とするディーゼルエンジンを使用している。 トラクタ:車体を牽引する役割を持つ。 ホッパー:アスファルトの合材を載せる箱状容器。 スクリード:アスファルトフィニッシャーを構成する部分の中でも特に重要で、アスファルトを敷き詰めて平にならす役割を持つ部分。 また、アスファルトフィニッシャーのエンジンはディーゼルエンジンが採用されています。ディーゼルエンジンは軽油を燃料としており、ガソリンエンジンとの違いは着火方式も異なります。 ガソリンエンジンは、圧縮したガソリンを霧状に噴射し、点火プラグで火花を散らして着火する仕組みに対し、ディーゼルエンジンは、圧縮されて高温になった空気に、霧状の燃料を噴射させて自然着火させる方法になります。 軽油はガソリンとは違い、冬場は凍結の恐れもあるので管理には注意しましょう。 アスファルトフィニッシャーの種類 アスファルトフィニッシャーの走行方式には「クローラー式」と「ホイール式」の2種類が存在し、駆動輪によってそれぞれ使用用途や、速度、使用環境などが異なります。 「クローラー式」 クローラー方式は足回りにキャタピラを採用しているアスファルトフィニッシャーです。クローラー方式は、不整地や軟弱地盤、急勾配の坂道などといった条件の作業で運用され、接地面が広く、安定性と平坦性が優れています。 しかし、自走速度が遅いクローラー式はナンバープレートの取得ができず、公道走行は不可能です。許可がある工事現場での移動は別ですが、場所を大きく移動する場合はトラックに積載して運搬する必要があります。 「ホイール式」 ホイール方式はタイヤで走行するアスファルトフィニッシャーで、機動性が高いことが特徴です。車両としての分類は小型特殊自動車もしくは、大型特殊自動車となり、ナンバープレートを取得すれば公道の走行も可能です。 しかし、最高速度は15km/h(前進速度)前後ほどのため高速道路は走行できません。 ホイール式のアスファルトフィニッシャーは、ダンプカーを押しながら作業を進めていくためタイヤに負担がかかりやすいです。そのため、通常の自動車に使用されるタイヤとは違い、太めのタイヤを装備しています。 このタイヤは接地面や安定性が高く、四輪駆動も採用されているため、ある程度の不整地や勾配でもホイール式が使用されることが多いです。 アスファルトフィニッシャーのクラス分け アスファルトフィニッシャーは、最大舗装幅と総重量によってクラス分けがされています。 特にスクリードの大きさでアスファルトを敷きならせる幅が決まるため、舗装幅でクラスが表記されることも多いです。 国内の道路特性として舗装幅が6メートル以下の道路が多いため。舗装幅約2.3~6.4メートルの中型クラスがもっとも活躍します。 海外では舗装幅が9〜12メートルとなる幅広の道路も多くあるため、最大舗装幅6メートル越えの大型クラスが主流です。 ちなみに国内において出番が皆無と思われる大型クラスですが、2016年に住友建機株式会社が、日本初の大型アスファルトフィニッシャー(最大舗装幅9メートル) となる国内生産機「HA90C-2」を発売し、羽田空港の誘導路を舗装した実績があります。 アスファルトフィニッシャーのクラス分けについては以下、一覧にてまとめましたのでご参照ください。 【アスファルトフィニッシャーのクラス一覧】   舗装幅(m) 重量(t) 大型 2.5~16.0 15~30 中型 2.3~6.0 11〜15 小型 2.3~5.0 8〜11 ミニ 0.8~4.0 2.5~6 アスファルトフィニッシャーを製造・販売しているメーカー アスファルトフィニッシャーを製造・販売しているメーカーは現在大幅に減少しました。 その理由は、近年では公共事業への投資が減り、舗装工事の事業量も減少傾向にあるという背景があります。また、アスファルトフィニッシャーは多品種少量生産であるためメーカーの新規参入もありません。 かつてはコマツや川崎工業などの大手メーカーもアスファルトフィニッシャーを扱っていましたが、現在国内では「住友建機」「範多機械」「キャタピラージャパン」の3社までに減少しました。 海外メーカーでは、パワーのあるエンジンに定評のある「VOLVO」や環境配慮に取り組むドイツ生まれの建設機械メーカーの「フェーゲル」、「D E M A G」があります。 【日本メーカー】 住友建機、範多建機 【海外メーカー】 ドイツ…フェーゲル、DEMAG スェーデン…V O L V O アスファルトフィニッシャーの国内現行モデル アスファルトフィニッシャーの国内での現行モデルは以下の通りです。 【住友建機】 住友建機株式会社は、住友グループの建設機械メーカー(本社:東京都・品川区、会社創立:昭和43年7月)で、大型クラスのアスファルトフィニッシャー製造でも有名なメーカーです。 国内では70%のシェア率を誇り、海外市場でも注目を集めている住友建機のアスファルトフィニッシャーは、燃費も良好でランニングコストも安いです。その他、メンテナンス性能に優れたデザインも魅力的でしょう。 最大の特徴は、施行中にもスクリードの幅広変更が連続でスムーズに行え、作業効率、安全性の面で優れます。 ・ホイールタイプ 製品名 スペック HA45W-10 舗装幅:無段階2.0~4.5m、運転質量:7.540kg定格出力5.46kw、排ガス指定:オフ2014、低騒音指定:低 HA60W-10 舗装幅:無段階2.3~6.0m、運転質量:13,860TV、13,500(V)、定格出力86kw、排ガス指定:オフ2014、低騒音指定:超低 ・クローラータイプ 製品名 スペック HA45C-10 舗装幅:無段階2.0~4.5m、運転質量:7.400kg定格出力5.46kw、排ガス指定:オフ2014、低騒音指定:低 HA60C-8 舗装幅:無段階2.3~6.0m、運転質量:13,860TV、13,680(V)、定格出力92.2kw、排ガス指定:オフ2011、低騒音指定:超低 HA90C-2 舗装幅:無段階2.8~7.5m、運転質量:21.800TV、定格出力13.21kw、排ガス指定:オフ2011、低騒音指定:低 【特殊機】 製品名 スペック HGP55W 舗装幅:無段階2.4~5.5m(最大5.5m)運転質量:11.550TV、定格出力70.49kw、排ガス指定:オフ2005、低騒音指定:低 【範多機械】 範多機械株式会社は「中小企業研究センター」が定めるグッドカンパニー大賞で、優秀企業賞を受賞した実力のある企業で、現在は除雪機やロードローラーの製造も行っています。 範多機械はアスファルトフィニッシャーのラインナップが豊富で、幅員変化にも自由自在に対応できる高性能のスクリードを装備したモデルが特徴的です。 特に超小型、中型機クラスのアスファルトフィニッシャーをメインで、小型アスファルトフィニッシャーでは国内トップシェアを誇ります。 ・ホイールタイプ 製品名 スペック BP25W5 舗装幅:1.40~2.50m、運転質量:5.470kg、定格出力30.7kw/2.200min-1排ガス指定:オフ2014、低騒音指定:低 F1432W5B 舗装幅:1.40~3.20m、運転質量:5.980kg、定格出力30.7kw/2.200min-1排ガス指定:オフ2014、低騒音指定:低 BP31W5 舗装幅:1.70~3.10m、運転質量:6.220kg、定格出力39.0kw/2.200min-1排ガス指定:オフ2014、低騒音指定:低 F1741W5 舗装幅:1.75~4.10m、運転質量:7.140kg、定格出力39.0kw/2.200min-1排ガス指定:オフ2014、低騒音指定:低 F45W5 舗装幅:2.35~4.50m、運転質量:7.560kg、定格出力54.6kw/2.200min-1排ガス指定:オフ2011、低騒音指定:低 F60W5 舗装幅:2.30~6.00m、運転質量:13.860kg(TV)13.500kg(TV)、定格出力86.0kw/2.200min-1排ガス指定:オフ2014、低騒音指定:超低 ・クローラータイプ 製品名 スペック F14C5 舗装幅:0.80~1.40m、運転質量:2.850kg、定格出力18.2kw/2.200min-1排ガス指定:3次規制、低騒音指定:低 BP25C5 舗装幅:1.40~2.50m、運転質量:5.200kg、定格出力30.7kw/2.200min-1排ガス指定:オフ2014、低騒音指定:低 F1432C5B 舗装幅:1.40~3.20m、運転質量:5.710kg、定格出力30.7kw/2.200min-1排ガス指定:オフ2014、低騒音指定:低 F45CJ5 舗装幅2.00~4.50m、運転質量:7.420kg、定格出力54.6kw/2.200min-1排ガス指定:オフ2014、低騒音指定:低 F45C5 舗装幅2.35~4.50m、運転質量:7.420kg、定格出力54.6kw/2.200min-1排ガス指定:オフ2014、低騒音指定:低 F60C4 F60C4 アスファルトフィニッシャーに必要な資格 アスファルトフィニッシャーを運転・操縦するためには、運転免許と操縦資格をそれぞれ別に取得する必要があります。 運転免許を取得していたとしても、有資格者でなければ舗装作業はできません。 ここからは、アスファルトフィニッシャーの運転に必要な免許とスクリード操作に必要な資格について紹介します。 まずアスファルトフィニッシャーは、特殊自動車に分類されます。そして車体の大きさと最高時速で必要となる免許区分が異なります。 免許区分の違いを以下にまとめましたのでご参照ください。 【アスファルトフィニッシャーに必要な運転免許】 免許区分 運転条件 小型特殊免許 全長:4.7メートル以下、全幅:1.7メートル以下、全高:2.0メートル以下(ヘッドガード部分に限り2,8メートル以下)、最高速度:時速1.5キロメートル以下、総排気量:1.5リットル以下 大型特殊免許 全長:12.0メートル以下、全幅:2.5メートル以下、全高:3.8メートル以下、総排気量:制限なし、最高速度:制限なし(時速49キロメートル以下の自主規制が有) ※舗装作業には「車両系建設機械(整地・運搬・積込用及び掘削用)運転技能講習」が必要になります。 小型特殊免許は満16歳以上から取得可能ですが、大型特殊免許は満18歳以上から取得できます。ちなみに、普通免許をすでに保有している方は、運転できる車に小型特殊自動車も含まれています。 アスファルトフィニッシャーに必要な操縦資格は以下の通りです。 【アスファルトフィニッシャーに必要な運転免許】 名称 資格内容 車両系建設機械(整地・運搬・積込用及び掘削用)運転技能講習 機体重量3トン以上(無制限)の整地、運搬、積込用及び掘削用の機械を操縦できる資格です。 アスファルトフィニッシャーの資格には、車両系建設機械(整地・運搬・積込用及び掘削用)、もしくは「建設施工技士資格」2級以上の資格が必要です。 車両系建設機械(整地・運搬・積込用及び掘削用)は、大手重機メーカーの持つ教習所などで受講することができ、難易度も高くはありません。 しかし、「建設施工技士資格」は学科と実地の試験内容で、学科60%以上、実地90%以上という合格率で、難易度が高めです。上級である1級にもなると、学科30%、実地90%とさらに難易度は高くなります。 建設機械施工技士の資格取得を目指す人は、現場監督へキャリアアップを目指している方が多いので、まずは車両系建設機械(整地・運搬・積込用及び掘削用)を取得してみましょう。 まとめ|アスファルトフィニッシャーの規格 今回はアスファルトフィニッシャーの規格について紹介しました。我々の生活には、しっかりと整備された道路や空港が欠かせません。そんな道路や空港工事に必要不可欠なのがアスファルトフィニッシャーです。 アスファルトフィニッシャーの走行方式は大きく2種類に分かれ、道路幅によってさまざまなクラスがあります。どのような工事をするのかなどのシチュエーションに合わせて、適切な機械選びをおこないましょう。 ←中古の【アスファルトフィニッシャー】を探すならトクワールド!

    2023/05/08

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  • アスファルトフィニッシャーについて解説!中古製品情報は?運転するには?
    アスファルトフィニッシャー

    アスファルトフィニッシャーについて解説!中古製品情報は?運転するには?

    目次 アスファルトフィニッシャーとはどのような建設機械?中古製品情報・運転資格についても紹介? アスファルトフィニッシャーでの施工の流れ アスファルトフィニッシャーを製造しているメーカー アスファルトフィニッシャーの中古価格 アスファルトフィニッシャーの資格 大型特殊免許取得にかかる費用はいくら? 作業用の資格 まとめ|アスファルトフィニッシャーについて解説! アスファルトフィニッシャーとはどのような建設機械?中古製品情報・運転資格についても紹介 アスファルトフィニッシャーは、アスファルト舗装作業の効率化と品質向上に貢献する重要な建設機械です。搭載されているスクリードやセンサーなどにより、均一なアスファルト舗装面の形成や平坦化、締め固めなどの作業が可能で、安定した舗装面を実現します。 本記事では、アスファルトフィニッシャーの基本的な概要と、中古製品の情報、必要な運転資格について紹介します。 アスファルトフィニッシャーの概要・用途 アスファルトフィニッシャーは、アスファルトを敷く作業で登場する舗装用建設機械です。主に工事終盤の工程である「基層工事」「表層工事」で活躍し、アスファルト合材を定められた舗装幅と厚さに敷きならして、締め固める能力を有しています。 道路にアスファルトを敷くことに特化した自動車であるため、普通の自動車とは違う特徴的な形状をしているので、他の建設車両とはすぐに見分けがつくでしょう。 アスファルトフィニッシャーの構造・仕組み アスファルトフィニッシャーは以下の基本構造から成り立ちます。 エンジンアスファルトフィニッシャーの動力部分で、軽油を燃料とするディーゼルエンジンを使用している トラクタ部車体を牽引する役割を持つ ホッパーアスファルトの合材を載せる箱状容器 スクリードアスファルトフィニッシャーを構成する部分の中でも特に重要で、アスファルトを敷き詰めて平にならす役割を持つ部分 エンジン 大型の建設機械かつ、低速で移動しながら作業を行なうアスファルトフィニッシャーは、一般的に軽油を使用するディーゼルエンジンが採用されています。 トラクタ部 トラクタ部は、アスファルトを積み込むホッパー、原動機、走行装置を有します。トラクタ部は、エンジンからの動力を油圧ポンプに供給し、走行装置や作業装置に圧力を供給します。 ホッパー アスファルト合材をダンプトラックから受けてためておく部分で、トラクタの前方に位置しています。ホッパーの底部にはアスファルト合材を車体の後方へ送り出すコンベヤが設置されており、スクリードへアスファルト合材を送り出します。 スクリード スクリードとはホッパから送られてきたアスファルト合材の敷きならしを行なう機械のことです。 走行装置 また、アスファルトフィニッシャーは、走行方式の異なる2種類のモデルに大きく分けられます。 クローラー式 ホイール式 クローラー式 クローラ式は、走行部分にキャタピラー(履帯)を使用しているアスファルトフィニッシャーで、接地面が広く安定性した走行が可能なことが利点です。クローラー式は、主に不整地や急勾配の坂道を舗装する時に使われます。 しかし、ナンバープレートの取得ができず、公道走行をすることはできません。そのため、回送時には、運搬用のトラックが必要になります。 ホイール式 ホイール式は、タイヤで走行するアスファルトフィニッシャーのことです。クローラー式よりも機動性が高いことが最大のメリットです。 大型特殊車両としてナンバーを取得すれば一般公道を走行することもできますが、最高速度の関係上、高速道路を走行することはできません。 一般的にはホイール式の需要が高く、中古市場では「ホイール式」の在庫が「クローラー式」よりも上回っています。 アスファルトフィニッシャーでの施工の流れ 道路は大きく分けて4つの層でできており、道路工事もいくつかの工程に分割されます。 そのうち、アスファルトフィニッシャーは、「基層工事」と「表層工事」という工程で活躍します。 ここからは、基層工事と表層工事について解説します。 「基層工事」の施工 基層工事は、路盤の上にアスファルトを舗装していく工程です。 基層は、約150℃以上に加熱されたアスファルト混合物を、アスファルトフィニッシャーで路盤の上に敷きならしていきます。 その後、ローラー重機でアスファルトを均一に締め固めていきます。基層は路盤と表層の間に作られ、ここでも道路の交通荷重を均一に分散させるクッションの役割を果たします。 「表層工事」の施工 表層は普段私たちの目に映る部分で、道路舗装工事における最終工程の作業です。 施工方法は基層工事と同じですが、材料や目的が異なります。多くの車や人が接するところであるため、「摩耗に強いこと」「水に強いこと」「平坦で滑りにくいこと」「ヒビ割れず変形しないこと」「美しく仕上がっていること」が重要です。 そのため、材料も基層工事で使用したアスファルト混合物よりも密度(粒密)の高いものを使用します。 アスファルトフィニッシャーでの施工方法 アスファルト舗装作業では、加熱アスファルト混合物を使用して表層と基層を形成します。敷きならしは、機械施工が主流であり、アスファルトフィニッシャーを使って所定の幅と厚さでアスファルトを敷きます。 アスファルトフィニッシャーは一定速度で連続運転し、アスファルト混合物の温度を110℃以上に保ち、層同士の接着力を高めるために、タックコートと呼ばれるアスファルト乳剤を散布します。特に層間の接着力が必要な場合には、ゴム入りアスファルト乳剤を使用することもあります。 敷きならし後は、転圧機械によってアスファルトを締固め、平坦な表面を作ります。締固め作業には初期転圧、二次転圧、仕上げ転圧の順があり、初期転圧にはロードローラー、2次転圧は、タイヤローラーまたは振動ローラーを使用します。 最後に、舗装表面の温度が50℃以下になったら交通を開放します。このように、アスファルト舗装作業では温度管理や品質管理が重要であり、機械を使って効率的かつ高品質な舗装を行います。 アスファルトフィニッシャーを製造しているメーカー 現在、国内でアスファルトフィニッシャーを製造しているメーカーは2社のみとなっています。近年では公共事業への投資が減り、舗装工事の事業量も減少傾向にあることや、アスファルトフィニッシャー自体が少量生産であるため、メーカー参入もありません。 アスファルトフィニッシャーのメーカーを以下にまとめました。 アスファルトフィニッシャーの国内製造メーカー 【現在の国内メーカー】 住友建機株式会社 範多機械株式会社 【過去に生産していたメーカー】 加藤製作所 キャタピラージャパン コマツ 新潟鐵工所 豊田自動鐵機 石川島建機 川崎重工 酒井重工業 アスファルトフィニッシャーの中古価格 アスファルトフィニッシャーの中古販売価格は、機種や年式、使用時間(アワーメーター)などによって異なり、一概には断言することができません。 しかしながら,中古サイトなどの販売価格をみると、一般的な相場としては以下のようになっていることが分析できます。 【アスファルトフィニッシャーの中古価格相場】 小型機(舗装幅:1m~3m) ¥1,000,000~5,000,000 中型機(舗装幅:2m~4m) ¥5,000,000~8,000,000 大型機(舗装幅:5m~7m) ¥8,000,000~15,000,000 これらの一覧表はあくまでも参考です。中古機械の場合、使用状態によっても価格は大きく変わりますし、販売会社によっても価格帯が異なります。 また、排ガス規制対応モデルや、整備履歴の書類が揃っているものに関してはその分価格が割高になります。 アスファルトフィニッシャーの中古製品は品薄? アスファルトフィニッシャーの資格 アスファルトフィニッシャーを運転するための資格と、操縦するための資格はそれぞれ別にあります。 そのため、公道運転に必要な免許を持っていても、操縦資格がないため舗装作業ができないという場合もあるでしょう。 ここからは、アスファルトフィニッシャーの運転に必要な免許と、スクリードの操作に必要な資格について解説します。 スファルトフィニッシャーを運転するには小型特殊免許または大型特殊免許が必要 アスファルトフィニッシャーで公道を走行(※ホイール式のみ)するためには、小型特殊免許もしくは、大型特殊免許が必要です。 アスファルトフィニッシャーは、後尾にスクリードという作業機を取り付けているため、特殊自動車に分類されます。特殊車両は、車体の大きさや最高時速度で必要な運転免許が変わります。 【特殊自動車の区分】 免許区分 運転条件 小型特殊免許 全長4.7m以下、全幅1.7m以下、全高2.8m以下、最高速度時速15m以下(農作業用は時速35km未満)、総排気量-制限なし、税金-軽自動車税 大型特殊免許 全長4.7m以上、全幅1.7m以上、全高2.8m以上、最高速度時速15km以上(農作業用は時速35km以上)、総排気量-制限なし、税金-固定資産税 運転に必要な免許は、運転するアスファルトフィニッシャーの大きさによって異なります。 小型特殊免許は、普通車自動車免許を取得していれば運転できる車に含まれているので、わざわざ新規で取得する必要はありません。 普通自動車免許は、小型特殊免許の上位免許に該当する運転免許です。原付バイク同様に、普通自動車免許を取得している方ならば、小型特殊自動車を運転することができます。 しかし、大型特殊免許は別途試験を受ける必要があります。 大型特殊免許を取得するには 大型特殊免許を取得するには以下のような条件を満たしている必要があります。 年齢…満18歳以上であること 視力…両眼:0.7以上、片眼0.3以上(片眼の視力が0.3に満たない場合は、多眼の視力野が150以上) 色彩の識別ができること 10mの距離で90dbの警報器の音を聞き取れること(補聴器で補われた聴力も含む) 自動車の運転に支障を及ぼす恐れがある四肢、または体幹の障害がないこと 大型特殊免許の取得方法は、大きく分けて3種類があり、以下のような流れです。 教習所で取得する場合 一発試験で取得する場合 合宿免許で取得する場合 教習所で取得する場合 教習所で大型特殊免許を取得する場合、教習所での教習期間は3ヶ月です。なお、学科教習は免除され、6時限の実技講習のみを受講する必要があります。検定まで含めて、最短ですと4日間で取得することも可能です。 一発試験で取得する場合 管轄する運転免許試験センターで、一発で試験を受けることもできます。教習を受講しないため、もっとも費用を抑えて試験を受けることができることがメリットです。しかし、通常は教習所で何度か教習や試験を受けてから、試験に臨むのが現実的でしょう。 合宿で取得する場合 合宿を行うことで、日程を絞って教習を行います。基本的には教習所での取得と同じですが、短期間で免許を取得できることが最大のメリットです。 大型特殊免許取得にかかる費用はいくら? 大型特殊免許の取得には、いったいどのくらいの費用がかかるのでしょうか?費用は、各教習所や取得方法によって異なるので、取得する際には下調べが必要です。 以下で、大型特殊免許を取得するのにかかる費用の目安を紹介します。 取得方法 金額 教習所で取得する場合 ¥80,000~¥90,000前後 一発試験で取得する場合 ¥6,100円(試験を受けるのに必要な手数料のみ) 合宿で取得する場合 ¥100,000程度 普通免許を取得していない場合は、受ける教習の数が違うので費用も変わってきます。また、試験場での費用は、受験料、試験車使用料、免許書交付料を合計して¥6,000~7,000程度です。 地域によって若干の差があるので、事前に運転試験場のホームページなどで調べておくと良いでしょう。 作業用の資格 アスファルトフィニッシャーは車両系建設機械に分類されます。 車両系建設機械とは、労働安全衛生法執行令別表第7で定められた、動力を用いて自走できる建設機械のことです。 つまり、アスファルトフィニッシャーは、トラクター部にディーゼルエンジンを搭載し、クローラ式またはホイール式で自走することが可能であるため、車両系建設機械に該当します。 ブルドーザーやパワーショベル、ホイールローダーなどの重機も同じ車両系建設機械ですが、さらに「整地・運搬・積み込み用機械」「掘削用機械」「基層工事用機械」「締固め用機械」「コンクリート打設用機械」「解体用機械」の6種類に分類されています。 アスファルトフィニッシャーは、「整地・運搬・積み込み及び掘削用」となり、以下で紹介する技能講習の受講、または資格が必要です。 車両系建設機械(整地・運搬・積み込み及び掘削用)運転技能講習 車両系建設機械(整地・運搬・積み込み及び掘削用)運転技能講習は、労働安全衛生法施行令別表第7の分類のうち、「整地・運搬・積み込み用」「掘削用機械」が対象となる講習です。 アスファルトフィニッシャーで舗装作業を行うには、機車両系建設機械(整地・運搬・積み込み用及び掘削用)運転技能講習を受講する必要があります。 「走行に関する装置の構造及び取り扱いの方法に関する知識」など、最大で計38時間、指定された日程で連続6日間の講習を受けることになるので、時間の確保が必要です。 受講期間が長めですが、優遇処置として大型特殊免許を取得しているなどの受講要件を満たしていれば、14時間(2日間)の講習が免除されます。 時間がない方は、先に大型特殊免許を取得した後に、技能講習を受講すると期間を短縮できるのでおすすめです。修了試験に合格することで資格を取得することができます。 科目免除の条件、講習内容については、以下をご覧ください。 特定の資格を取得していることで、一部の科目受講が免除されます。 受講資格 時間 自動車運転免許を保有せず、機械質量3トン未満の小型車両系建設機械(整地等)運転特別教育終了後に6ヵ月以上の運転経験を有する方(事業者証明が必要) 18時間 つぎのいずれかに該当する方 ・大型自動車運免許保有者 ・不整地運搬車運転技能講習修了者 ・普通、準中型、中型、大型自動車いずれかの運転免許を保有し、つぎのいずれかに該当する方 ・機械質量3トン未満の小型車両系建設機械(整地等)、または(解体用)運転特別教育修了後に3ヶ月以上の運転経験を有する方(事業者証明が必要) ・機械質量1トン未満の不整地運搬車運転特別教育終了後に3ヶ月以上の運転経験を有する方(事業者証明が必要) 18時間 いずれにも該当しない方 38時間 【学科】科目 教育時間 走行に関する装置の構造及び取り扱いの方法に関する知識 4時間 作業に関する装置の構造、取扱い及び作業方法に関する知識 5時間 運転に必要な一般事項に関する知識 3時間 関係法令 1時間 【実技】科目 教育時間 走行の操作 20時間 作業のための装置の操作 5時間 この資格の主な対象機会は、4輪駆動のホイールローダーを含むトラクタショベルやブルドーザー。ドラグショベル、スクレーパー、ドラグライン、モーター・グレーダー、スクレープ・ドーザー、クラムシェル、トレンチャー、パワーショベル、バケット掘削機、ずり積機です。 3トン以上の車両系建設機械の運転に必要な技能講習の講習項目や時間数は講習規則によって定められ、基本的には合計38時間の学科講習と実技講習が必要になります。 第2級建設機械施工技士資格 こちらの資格は、運転操作するだけなく施工指導をすることや現場監督として指導する権利も得られるので、給与の増加や上の役職を目指している方にもおすすめです。 建設機械施工技士資格は、建設機械を使用した工事・施工の品質管理や安全管理に必要な国家資格です。公共事業など大きい金額の工事では、この資格を取得している施工管理や監視技術者が常駐して携わる必要があります。 建設機械施工技士資格は、等級が別れており、アスファルトフィニッシャーのスクリード操作を行うには、第2級以上の資格が必要になります。 第2級建設機械施工技士資格は、対象となる建設機械を使った施工において、運転・施工業務に携わり、対象機械の運転技術者や、一般建設業における現場の主任技術者として、施工管理を行うのに必要な資格です。 まとめ|アスファルトフィニッシャーについて解説! アスファルトフィニッシャーは、アスファルト舗装作業の効率化や品質向上に欠かせない建設機械です。 アスファルトフィニッシャーは、他の車両系建設機械と同様、道路を運転するための「免許」と、作業を行うための「資格」の取得がそれぞれ必要になります。 アスファルトフィニッシャーは、新品ですと新車ですと最低¥25,000,000以上と高価な重機ですが、中古製品ですと半額以下の価格で購入することが可能です。 しかし、アスファルトフィニッシャーの中古機械が市場に出回ることは少なく、中古建設機械販売店では在庫が品薄になっていることが多いというデメリットも理解しておきましょう。 ←中古の【アスファルトフィニッシャー】を探すならトクワールド!

    2023/06/13

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