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フォークリフトの操作と運転のポイント!基本からコツまでリーチ式も!

フォークリフト

2023/02/17

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フォークリフトの操作と運転のポイント!基本からコツまでリーチ式も!

フォークリフトの基本|点検・乗車・発進・停止・駐車

フォークリフトは、荷役・運搬作業に欠かせない重機です。作業の効率化省力化に大きな力を発揮します。

フォークリフトは物を「積む・降ろす・運ぶ」という作業が必要なあらゆる業種で活躍しており、操作・運転の資格があれば就職・転職において格段に有利になります。

ただフォークリフトの操作や運転は、公道を走る一般的な自動車とは違います。

この記事ではまず、フォークリフトを動かすための基本を点検・乗車・発進・停止・駐車というポイントで紹介します。そして実際に作業するうえで重要になるコツを説明します。

また比較的Web上に情報が少ないリーチ式フォークリフトの運転操作についても詳しく紹介していますのでぜひ参考にしてください。

フォークリフトの基本を理解することは、作業の効率化だけでなく危険を回避し安全作業を行うことに直結します。

ちなみに厚生労働省の統計によれば、2021年の「フォークリフトに起因する災害発生件数」は、死傷事故は2,028件、そのうち死亡事故は21件におよびます。

フォークリフトには、大きく分けて「カウンターバランス式」と「リーチ式」の2種類あります。ここでは座りながら運転する「カウンターバランス式」を想定し、フォークリフトの操作・運転に関する基本を紹介します。

作業開始前点検

作業開始前点検とは、その日の作業を始める前に、フォークリフトが安全に作業を行える状態かを点検することです。事業者はフォークリフトで作業を行う前は必ず点検をしなければならないと労働安全衛生法によって定められています。
(労働安全衛生規則第151条の25)

点検のポイントは以下の4つです。

制動・操縦装置の機能
荷役・油圧装置の機能
車輪(タイヤを含む)の異常の有無
前後照灯・方向指示器・警報装置の機能

点検は、「点検チェックシート」を用いて行います。外観点検、作動テストなどのチェックシートを用いて各機能を点検します。

点検で異常が確認された場合は、すぐに整備・メンテナンスを実施し、完全に修復しなければ作業を行うことはできません。

運転席に乗車する

フォークリフトに乗車する際は、運転席の左側から乗り込みます。

乗車するときは、左手はアシストグリップ、右手はドライバーシートの背当てを持ってください。その状態のまま、左足を乗降ステップにかけ運転席に乗ります。

そして、キーをまわし、エンジンをかけるという手順です。

車両を発進し走行させる

フォークリフトの走行方法について以下にまとめました。

周囲の安全確認
サイドブレーキの解除
リフトレバーを操作してフォークを地上高5cm位にする
チルトレバーを引いてマストを後ろに倒す
左手はハンドルノブを握る
右手は膝の上におく
右足でペダルを踏み発進
前進は前進レバー、後進は後進レバーを入れる
右左折時は前後左右の安全確認
ウインカーは任意|各事業所のルールに従う

駐車位置や荷役作業場所に接近したら徐行運転をします。フォーク先端の基準線手前で停止しますが、急ブレーキはかけないように注意してください。

車両を停止する

右足をアクセルペダルから離す
ブレーキペダルを踏む
ブレーキペダルを踏んだまま駐車ブレーキをかける
前後進レバーを中立にする

車両を駐車する

フォークを地面すれすれまで降ろす
フォーク下面を先端から3分の2程度接地する(前傾)
フォークを地面に降ろす
エンジンを止めてキーを抜く

基本の運転ルール

最後に、フォークリフトを運転するにあたって基本となる運転ルールを紹介します。

フォークリフトの運転は有資格者のみができる
事前に決められた作業計画に基づいて運転する
ヘルメットや安全靴などの保護具を着用する
制限速度10km/h以下を遵守する
停車時は逸走防止措置を行う
作業指揮者を配置する
用途外の使用は厳禁

フォークリフトを運転する際は基本となる操作と運転ルールをしっかり理解しましょう。

フォークリフトを上手に運転するコツ!自動車との違い

フォークリフト運転の初心者の段階では、どうしても一般の自動車を運転するときの感覚に影響されてしまうことがあります。

その違いさえ頭に入れておけば、フォークリフトの運転自体は難しいものではありません。さらにコツを身につけることができれば上級者への道も早まるでしょう。

ここでは、フォークリフトを上手に運転するコツを紹介します。

運転のチェックポイント

フォークリフトを運転しているとき、以下のポイントを自己診断してみてください。

違いがあったら、その都度修正していくことです。それが上手くなっていくコツです。

落ち着いて運転する
正しい姿勢で運転する
周りの状況に気を配る
規定の速度を守っている
フォークの角度を平衡にする
フォークの幅は対称にする
右左折では荷物から目を離さない

フォークリフトの操作や運転をあなたに任せた会社が期待するのは、まずは安全な運転です。あなたはもちろん、周囲の人をケガさせたり、商品や備品を破損させたりしないことが最重要事項です。

そのために大切なのは落ち着くことです。慌ててしまうといろんなことを見落としてしまいます。

緊張して落ち着くどころではないとしたら、最初はみんなこうだったに違いないと開き直るくらいがちょうどいいです。また正しい姿勢を意識すれば視界は自然と広がり、危険なサインを見つけやすくなります。

右左折時やカーブでは、遠心力で荷崩れしやすくなりますから十分注意しましょう。

ハンドル操作(後輪操舵)のコツ

フォークリフトは一般の自動車と違い、ハンドルは後輪操舵です。方向転換するときは後輪が動きます。

なので荷物を運ぶときは、原則、バック走行になります。

フォークリフトでは、ハンドルは小刻みに切って曲がるのが定石です。一度にハンドルを切りすぎると外輪差が大きくなり、車体の後部や積み荷が周囲とぶつかりやすくなります。

外輪差とは、車体の前部分よりも後部分が大きく外側を通ってしまうことをいいます。

またフォークリフトのタイヤは、重い荷物を安定して運べるように前のタイヤが大きいです。また後のタイヤが小さいと、狭い場所での小回りが利きやすくなります。

このため曲がるときのハンドル操作は最小限にとどめなければなりません。ハンドルを回し過ぎると想定以上に車体が曲がってしまうと感じるはずです。

慣れて体感的に覚えるまでは、小さく回しながら操作するのが上手くなるコツです。

パレットを上手に使うコツ

フォークリフトの荷役・運搬作業の相棒として欠かせないのがパレットです。

フォークリフト作業の中心となるのは、荷物の積み付けと取り降ろしです。このとき、常に注視するのはパレットです。

パレットの先端や下面と対象となる荷台や地面との離れ、パレットの傾斜角はどうかなどを常に目視で確認しながら作業します。

パレットに近づくときもフォークを挿し込むときも、静かにやるのが上手くなるコツです。急いでやる作業にいいことは一つもありません。

以下に荷物の積み付け方法の流れをまとめました。

【積み付け】
パレットの先端が荷台の20~30cm手前の位置で停止
駐車ブレーキをロックし、前後進レバーを中立
マストを垂直にし、パレットの下面を荷台の上面より10~15cm上げる
前後進レバーを前進に入れ、安全確認
静かに前進して、パレットを荷台(架台)指定枠まで前進
駐車ブレーキをロックし、前後進レバーを中立
荷台の指定枠内にパレットを静かに降ろす
前後進レバーを後進に入れ、安全確認
駐車ブレーキを解除
静かに後進し、パレットのエッジボードとフォーク高さ・傾斜角度調整を確認し後進
フォークの先端と、荷台の隙間が20~30cm開いたら停止
フォークを静かに下げ地上高5~10cmまで下げマストを6度以上後傾
前後進レバーを後進に入れ、安全確認
駐車ブレーキを解除、事業所の規定に従い指定場所まで運搬

取り降ろしは、概ねこの作業の逆をやると捉えてください。

リーチ式フォークリフトの操作・運転のポイントを紹介

フォークリフトには、カウンターバランス式とリーチ式の2つのタイプがありますが、内訳としてはカウンターバランス式が7割程度を占めています。

ただ物流施設の建設が増えたため、リーチ式の割合が少しずつ上がっているのが現状です。

またリーチ式は操作・運転経験者も少ないため、求人の競争率は低めです。カウンターバランス式とリーチ式のどちらも対応できれば就職や転職で有利に働くことは間違いありません。

ここでは、リーチ式フォークリフトの操作・運転について詳しく紹介します。

リーチ式の発進準備

リーチ式は立って運転します。リーチ式の発進準備についてまとめました。

運転者は運転席に正しく乗ること
走行コントロールレバーが中立位置にあることを確認
ブレーキがかかっていることを確認
左手でステアリングハンドルノブを軽く握る
キースイッチをスタート位置まで回しキーから手を離す
リフトレバーを手前に引きフォークを床面より10~15cmリフトさせる
リーチレバーを手前に引きマストを繰り込む
チルトレバーを手前に引きフォークを後傾させる

15分間、走行・油圧操作をしないと、オートパワーオフ機能で自動的に電源はOFFされます。キーを「スタート」位置まで回すと、再度ONになります。

リーチ式の運転操作

次にリーチ式の運転操作について、発進、旋回、電気ブレーキ、停止、駐車の順に説明します。

【発進】
・左足でブレーキペダルを踏む
・右足はフロア右のプレゼンスぺダルを踏む
・右手で走行コントロールレバーを前又は後ろへ徐々に倒して発進
運転中は、体の一部が車両からはみでないようにします。

【旋回】
後輪操舵のフォークリフトは、旋回時に速度を十分に落とすことが必須です。
また旋回する側に車両を寄せ、ステアリングハンドルを早めに切ること、後部の揺れに注意することを忘れないでください。

【電気ブレーキ】
電気ブレーキは、左足でブレーキペダルを踏み込んだまま、走行コントロールレバーを進行方向と反対の向きに倒すと作動します。
電気ブレーキのかかり具合は、レバーの倒し具合で、体感的に調節してください。
レバーを倒し続けると減速し、その後、逆進します。

【停止】
走行コントロールレバーを戻し、ブレーキペダルを徐々に離して停止させます。
荷崩れを起こしやすくなるので、車両の急停止は、非常時以外は厳禁です。

【駐車】
駐車して、運転者が車両を離れる際は以下の注意事項を遵守してください。
マストはしっかり繰り込み、フォークを前傾させ床面まで降ろします。
坂道では駐車させないことを原則とし、やむを得ず坂道上で離れる場合は、必ず車止めをしてください。

キースイッチは必ず抜いてください。

リーチ式フォークリフトの運転が上手くなるコツ

リーチ式フォークリフトの運転が上手になるコツは、ハンドルとレバーの操作を体感的に覚えることです。

リーチ式のハンドルは2回転半(!)回ります。ハンドルをどれくらい回せばタイヤの向きがどれくらいになるかをしっかり把握することが大切です。

また数種類あるレバーも、傾けた角度に応じて反応するという特徴があります。それぞれのレバーの役割を覚えることはもちろん、傾ける角度の違いによる反応の強弱を覚えることも重要です。

リーチ式フォークリフトは屋内での使用が多く、狭く見通しのきかない倉庫や工場であることがほとんどです。人や物と接触するリスクが高く、スピードの出し過ぎは許されません。

また立ち乗りであり、特別な落下防止装置が付いているわけでもありません。スピードを出し過ぎての走行や作業は、ちょっとした反動で荷物とともに運転者もバランスを崩し事故につながってしまいます。

スピードは規定内を守り旋回時や右左折時は特に注意すること、ハンドルやレバーの操作では操作と反応の強弱の度合いを体感的に覚えることが上手くなるコツです。

フォークリフトの操作・運転|まとめ
ここまでフォークリフトの操作・運転について以下のことを紹介しました。
  • 操作・運転の基本となる流れ|点検・乗車・発進・停止・駐車
  • 上手に運転するためのコツ|自動車との違い(後輪操舵)
  • リーチ式フォークリフトの操作・運転のポイントと上手になるコツ

フォークリフトは荷役作業が必要な全産業で活躍する特殊車両です。取得していることは就職・転職において必ず有利になる資格です。

さらにカウンターバランス式とリーチ式の両方の運転に通じることは、あなたにとって大きなアドバンテージになります。
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パレットには規格が定められており、国内と海外ではその規格も大きく異なります。 日本国内で定められているJIS規格のサイズと、世界主要国で定められている規格があります。 日本のパレット パレットの規格は、JIS規格に基づき、「1100×1100×144mm」が標準サイズです。このサイズは「T11型パレット」や「イチイチパレット」とも呼ばれ、国内でもっとも多く使用されています。 その他、以下のような寸法が規格として定められています。 【国内で使用されるパレットの規格】 1,100mm×800mm 1,100mm×900mm 1,100mm×1,100mm 13,00mm×1,100mm 1,400mm×1,100mm 1,200mm×1,100mm 12,00mm×800mm 12,00mm×1,000mm 1,400mm×1,130mm また、オーダーメイドで新しくパレットを注文することもあります。各業界で使用されているパレットサイズです。 【各業界ごとのパレットサイズ・特徴】 業界 パレットサイズ 特徴 酒類業界 1,100mm×900mm 「ビールパレット」として知られ、6箱のビールケースを載せることができる。 食品業界 1,100mm×1,100mm 洗浄が可能なプラスチック製のパレットが多く使用されている。 冷凍食品業界 1,200mm×1,000mm 冷凍環境下ではポリプロピレンが脆くなるため、代わりにポリエチレン製のパレットを利用。 医薬品業界 1,100mm×1,100mm GMP(医薬品の製造と品質管理基準)に従い、プラスチック製パレットの利用が増加している。 化学業界 1,220mm×1,220mm 4本のドラム缶を効率よく積載できるサイズのパレットが使用されている。 海外のパレット 国外では以下のようなサイズのパレットが使用されています。 【世界各国で使用されているパレットの規格】 国/地域 規格名 寸法(mm)・種類数 韓国 KS 1100×1100, 800×1000, 1100×800, 1100×900, 1100×1300, 1200×800, 1200×1000(6) 台湾 CNS 1100×1100, 800×1000, 1100×800, 1100×900, 1200×800, 1200×1000, 1200×1400, 1000×1200(7) 中国 GB 1219×1981, 1219×1219, 1219×1067, 1219×1016, 1219×914, 1168×1168, 1118×1118, 1067×1067, 1016×1016, 914×914, 1194×889, 762×762(12) 米国 ANSI 1219×1219, 1067×1067, 1219×1067(3) ドイツ DIN 1100×1100, 600×800, 800×1200, 1000×1200, 1219×1016, 800×1200, 800×1600, 1000×1200, 1000×1600, 1000×2000(10) 英国 BS 800×1200, 1200×800, 1200×1000, 1140×1140(4) スウェーデン SIS 800×1200, 400×500, 600×800, 1200×800(4) オーストラリア AS 1165×1165, 1200×1800(2) 旧ソ連 GOST 1200×1600, 800×1200, 1000×1200, 1200×1200(4) スイス SNB 800×1200(1) 各国のパレット事情 各国でパレットの規格が異なると、多くの問題が生じます。まず、サイズが異なるパレットは積み重ねて保管することができず、共同での使用も難しくなります。また、同じ工場内にさまざまな形状のパレットが混在していると、保管効率が悪化し、限られたスペースや時間の無駄につながる恐れがあります。 このような背景から、2006年にアジア全域で規格を統一し、物流プラットフォームの構築を目指してアジアパレットシステム連盟(APSF)が設立されました。 日本、中国、韓国、インド、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、タイ、フィリピン、ベトナムの各国が加盟しています。この連盟は、アジア全域で11型(1100×1100mm)と12型(1000×1200mm)を標準規格とし、2025年から本格的な運用を開始する予定です。なお、EUでは既にEPALがパレット規格を統一し、運用しています。 パレットの相場 パレットは種類や材質によって価格が異なります。一般的に木製パレットやプラスチックパレット、紙製パレットは比較的安価です。紙製パレットは木製パレットやプラスチックパレットよりもさらに低コストで導入できます。 しかし、金属製パレットの相場はもっとも高価となっています。 木製パレットやプラスチックパレットは、¥1000〜¥4000前後から価格展開されており、相場の目安です。しかし、金属製パレットの値段は約¥10,000以上が相場となっており、木製、プラスチックパレットのおよそ2.5倍もコストがかかる傾向にあります。 ただし、安価とされる木製パレットでも使用している木材によって価格が変動します。一般的に安価で販売されている木製パレットは、材質が針葉樹で作られたものです。そして、南洋材をはじめとする広葉樹は、供給量が少なくそのぶん高価となります。 パレットはレンタルすることも可能 近年では、パレットを購入するのではなく、必要な時にレンタルするという選択肢が広がりを見せています。パレットをレンタルすることには、さまざまな利点があります。 パレット管理の負担軽減 レンタルの大きな利点として、パレットの管理が不要になる点が挙げられます。使用後のパレットは一般的に「デポ」(レンタル元)に返却するため、企業は自社で過剰な在庫を抱える必要がありません。さらに、レンタルサービスを利用することで、パレット管理や在庫の維持にかかるコストや手間を大幅に削減することができます。 回収されたパレットは、デポで洗浄や修理などのメンテナンスが行われるため、企業はその業務に時間を割く必要がありません。また、季節による需要の変動にも柔軟に対応できることが、レンタルのもう一つの強みです。 パレットの過剰在庫のリスク回避 パレットを自社で所有する場合、その数はレンタルの約3倍が必要とされています。物流業界ではパレット輸送が一般化していますが、拠点間の移動によりパレットが紛失するリスクが存在し、それが普及の妨げとなっていました。 しかし、レンタルサービスを活用することで、企業は余分なパレット在庫を保有する必要がなくなり、このリスクも大幅に軽減されます。 材質の特性を理解してパレットを選ぶ パレット選びにおいてコストは大切な要素ですが、材質の特性に適していることが最も重要です。運搬の目的を考慮すると、商品に影響を与えない形で輸送できるパレットを選ぶ必要があります。また、物流の観点から企業の姿勢を反映したパレット選びも求められます。 4つのケースを例に用途に合ったパレットをご紹介します。 パレットの材質はニーズに合わせて選ぶことがポイントです。 .環境に配慮したい場合 近年、SDGsの観点から環境への意識が重要視されています。リサイクルが可能なプラスチック製パレットや、ゼロエミッション対応でリサイクルが容易な紙製パレットを使うことで、企業の環境への配慮をアピールできます。 軽量で滑りにくいパレットが必要な場合 軽さと商品の保護を重視する場合、滑りにくい材質の木製パレットが有効です。しかし、湿度が高いと害虫やカビが発生しやすくなるため、乾燥状態を保つなどの取り扱いに注意が必要です。 不定形で頑丈さが求められる場合 様々な形状の商品に対応し、外部からの衝撃からしっかりと保護する必要がある場合には、金属製のパレットが適しています。高い耐荷重性を持ち、商品の形状に合わせて製作することも可能です。ただし、コストやパレット自体の重さに関しては検討が必要です。 食品、医療品、農産物を効率良く運びたい場合 比較的軽量な商品を効率的に輸送するためには、合成樹脂製などのシートパレットが適しています。これらは軽量で省スペースなだけでなく、紙や木製品に比べて耐水性・耐薬品性に優れており、衛生面でも雑菌が繁殖しにくいという利点があります。 パレットを利用する際の注意点 パレットを利用する際には、いくつかの注意点があります。 まず、パレットを使うことで積載効率が下がる場合があります。たとえば、プラスチック製の平パレット1枚の重量を20kgとすると、トラックに8枚積載する場合、合計160kg分の貨物を積むことができなくなります。この問題に対しては、より軽量なシートパレットを使用することで対処できます。 また、トラックでパレットを運搬する際、パレットの間に隙間が生じることがあり、その隙間を埋めるための緩衝材が必要です。さらに、倉庫でのパレットの管理には、棚卸しや保管スペースの確保が求められます。そのため、コスト削減の一環として、レンタルパレットを利用する方法も考えられます。 まとめ パレットにはさまざまな種類がありそれぞれが持つ特徴は異なります。そのため、積荷によって適切なパレットを選択することはもちろん、パレットごとのメリット・デメリットを考慮することが大切です。 適切なパレットを使用することによって、荷役作業の効率化やコスト削減に繋げることができるでしょう。

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    フォークリフトは中古で購入するべき!ECサイトの一覧で在庫を確認!

    目次 フォークリフトは、中古がオススメな訳は? フォークリフトは中古車で購入するべき理由 フォークリフトを中古で購入する際のポイント トクワールドのフォークリフトが選ばれる理由 トクワールドは全国どこでも中古建機・重機の買取OK まとめ|モーターグレーダーの中古価格・相場 フォークリフトは、中古がオススメな訳は? フォークリフトの導入を検討するとき、新車で買うか、中古車にするか、レンタルで済ませるかで迷うケースが多いと聞きます。 結論を先に申し上げますが、フォークリフトは中古で購入すべきです。 フォークリフトは、ダンプやトラック、建設機械などと同じように「現場で働く自動車」です。ハードな現場を長期でこなすには、車体の新しさよりも定期的なメンテナンスが重要です。 そのため、メンテナンスに重きをおく中古車専門会社からの購入がおすすめになります。 新車、中古車、レンタルそれぞれにメリットとデメリットがありますが、相対的に判断して中古車での購入が一番合理的であるというのが、この記事のスタンスです。 この記事では、まずフォークリフトを中古車で購入すべき理由と、購入時に覚えておいてほしいポイントをご紹介します。 この記事を最後まで読んでいただければ、フォークリフトは中古で購入すべきであることが分ったいただけるはずです。 フォークリフトは中古車で購入するべき理由 フォークリフトを新車で購入することをすすめする方の多くは、新車には保証があることを理由の一つにされています。しかし保証期間のほとんどは12ヶ月です。 今、メーカーの技術力は高いので、1年(12ヶ月)で故障や不具合が生じることは滅多にありません。なので、この保証期間はあまり意味がないことになります。 ここでは、フォークリフトは中古車で購入するべき理由を5つ紹介します。 1.フォークリフの中古は圧倒的に低価格 フォークリフトの中古は、新車と比較すると圧倒的な低価格です。 たとえば、人気のトヨタL&Fの2tバッテリーカウンター車(年式2017年)は、新車の販売価格は約310万円でした。サイドシフトフォーク付きで、フルフリー3段マスト仕様です。 それが現在は、150万円前後で流通しています。人気の車種でも、たったの4年で半額になってしまうのです。 2.新車は最初の数年で劇的に価格が低下 トヨタL&Fなど、フォークリフトのメーカーは新車の販売価格を公表していません。ただ販売会社の中には、実績として新車の販売価格を公表しているところがあります。 このような販売会社の新車価格と中古価格を比較すると、価格は4、5年で劇的に低下しています。半値は当たり前で6~7割落ちというのも珍しくありません。 適切なメンテナンスさえすれば新車同様に稼げるフォークリフトを、このような価格で購入できるのは中古市場のすごいところです。 3.新車に比べて中古車は納車が早い 新車は注文を受けてから生産するケースが多く、発注してから納車までに2ヶ月以上かかることもあります。それが中古車では平均3週間程度で納車されますから、新車に比べると大幅に早くなります。 ただ早さばかりに注力して、整備やクリーニングを手抜きするような会社は避けなければなりません。ですから中古車を購入する際には、自社の整備工場があって、修理や補修に力を入れていることをしっかり打ち出している会社を選ぶことが重要です。 4.使い慣れた旧モデルの入手が可能 新車を購入して困るのが、今まで使っていたものと操作方法に違いがあるときです。使っているうちに慣れるというのは間違いありませんが、慣れるまでの作業効率は下がってしまう可能性があります。 中古車であれば使い慣れた旧モデルと同じものを購入できます。同じモデルを中古車で買い替えれば、納車後すぐにこれまでと同じ要領で作業ができるので効率が悪くなるということはありません。 5.レンタルは繁忙期に在庫がない フォークリフトを日常的に使う物流や建設業などに関連する業種には繁忙期と閑散期があります。繁忙期にはどの会社も忙しいのでレンタルの需要は伸びるのですが、供給は年間通して一定であるため在庫がないということが起こります。 繁忙期と閑散期のバランスの見極めは難しいですが、忙しいときに十分な稼働ができないと売り上げに対する影響は大きいです。 フォークリフトを中古で購入する際のポイント フォークリフトの実用耐用年数は、エンジン式で10年前後、バッテリー式では5年前後が目安とされています。バッテリー式ではバッテリーを交換することで10年程度は使用できます。 しかし、フォークリフトを販売する実店舗、ネット店舗、ネットオークションを調査すると、荷役自動車(車両系荷役運搬機械等)のなかでも際立って寿命が長いことが分ります。 15年以上、80年代90年代につくられたものを見ることがあります。ポイントは、「フォークリフトの寿命はメンテナンスで延びる」ということです。 フォークリフトを中古で購入する際のポイントを紹介しますが、この「メンテナンス」がキーワードになることを覚えておいてください。 相場をリサーチして予算を組む フォークリフト購入のための予算を組む際に考えなければならないのが、フォークリフト本体価格、特定自主検査実施費用、フォークリフト納車費用の3つです。この3つについて相場をリサーチし予算を組む必要があります。 まず、フォークリフトの本体価格は、最大荷重や揚高、年式、動力、アワーメーターなどで決まります。車両の状態については、色や外見、キズなどの有無よりも機能面の劣化状況が重要です。 フォークリフトの特定自主検査費用は、検査を実施するフォークリフトの大きさで違ってきます。法律で義務付けられていますので、違反すると罰金が課せられます。 フォークリフトの納車費用に関しては、地域や販売会社によって変わりますので、事前に確認しておきましょう。 販売店のリサーチはまず広く浅く 都心部の販売店はもちろん、最近では地方の中古販売店でも全国展開している企業が多いです。つまり選択の幅は格段に広くなっていますから、まずは広く浅いリサーチを心がけましょう。 一から探すとなるとかなりの時間と労力を必要とするはずですが、参考にしたいのは中古販売会社としての実績と口コミ評価です。目先の価格の安さだけで絞り込むのはおすすめできません。 またネットオークションでは、実車確認というハードルがあります。そこをクリアできるかが利用する際のポイントとなるでしょう。 実車確認は素早く効率的にする 実車確認は素早く効率的に進めることをおすすめします。あらかじめ確認事項をリストアップし、担当者に質問したり試乗したりして確認するのがベストです。 自社で要望する車種で予算も折り合いがつく車両を見つけても、遠方過ぎて実車確認できないケースでは、当該車両の詳細な画像や撮影動画での確認が必要となります。 ファーストコンタクトとなる電話や問い合わせでの対応の良し悪しは、結局、取引全体の満足度とリンクすることが多いです。 年式とアワーメーターを確認する アワーメーターとは、フォークリフトのキーをオン状態にした時間を計測する計器のことです。フォークリフトでは、このアワーメーターが確認事項の大きなウェイトを占めます。 エンジン式フォークリフトではメーターが1万時間以下であれば使用頻度は高くないとされます。 年式(工場で製造された年月)はハンドル付近に取り付けられたプレートで確認してください。フォークリフトは、大抵のケースで、メンテナンスをきちんと行っていれば15年は持つとされています。 動力系統の確認は念入りに行う 特に念入りに確認してほしいのが動力系統です。動力系統は、エンジン式(ガソリン、ディーゼル)とバッテリー式があります。使用条件により違いはありますが、中古では動力が安定していて修理もしやすいガソリン車が無難とされています。 実際にエンジンをかけて走行しての異音やオイル漏れの有無の確認は必須となります。 修理・定期点検の記録を確認する 修理・定期点検の記録を確認することも忘れないでください。点検表(点検整備記録)をチェックする際のポイントを、年次と月次で分けて紹介します。 ・年次点検 原動機、動力伝達装置、走行装置、操縦装置、制動装置、荷役装置、油圧装置、電気系統、車体本体と付属装置 ・月次 制動装置、クラッチ及び操縦装置、荷役装置及び油圧装置、ヘッドガード及びバックレスト フォークリフトは、年次点検表と月次点検表を3年間保管しなければならないと定められています。長期で使用されていないフォークリフトは、定期自主点検の有効期限が過ぎている場合があるので注意が必要です。 トクワールドのフォークリフトが選ばれる理由 ここまで、フォークリフトは中古車で購入するべきとする理由と購入する際のポイントについて紹介しました。 それでは実際に購入するには、どの会社を選ぶべきでしょうか。それはズバリ、中古建設機械の買取・販売会社「トクワールド」です。 ユーザーに「お得(トク)」をもたらす、世界で一番の存在でありたいとして名付けられました。愛知県春日井市に本社があります。 ぜひ、トクワールドを選んでいただきたい理由をお伝えします。 メンテナンスのスキルが高い トクワールドは、本社ビルから少し離れた自社所有の敷地内にメンテナンス工場があり、その広さはなんと10,000㎡(!)以上です。 工場では、中古建設機械メンテナンスのエキスパートたちが、洗車・点検・整備・塗装を一貫して行っています。そのレベルは高く、多くのユーザーが新車と見違えるほどです。 実際の作業現場やブース、ヤードなどを見学することも可能です。スキルやクオリティーに自信があり、現場内の整理整頓も充分になされていなければ見学受け入れはしないでしょう。 自社工場で塗装・整備ができる トクワールドでは、搬入された中古機械は、いったんすべてメンテナンス工場に持ち込まれます。工場で一台一台丁寧に検品し、旧所有者の社名看板や車内外の情報関連は消去します。 メンテナンス工場には洗車の他、整備と塗装のブースがあり、それぞれ整備工場、塗装工場として稼働中です。他の作業に影響されることがないため、専門性の高いハイクオリティな作業が実践されています。 一元管理だから低価格で販売 点検・整備・塗装を一貫して行うことができるメリットは大きいです。本来であれば外注して費用がかさむものも、自社で作業できるので低価格での販売ができます。 また新品・中古アタッチメントの在庫が豊富にあるため、取り付けやカスタマイズが簡単にできて、ユーザーの要望に合わせた塗装も自社で可能です。 本社ビルと同じ敷地にある展示場では、自社メンテナンス工場で整備・塗装した重機や機械を試乗したり操作したりできます。 割賦やリース契約も可能である 中古機械業界には「現金決済」という商習慣がありましたが、トクワールドでは幅広いユーザーのニーズに応えるため、割賦やリース契約、クレジットカード、コンビニ払い(上限あり)が可能となっています。 また中古建設機械の買取・販売のプロとして、ユーザーの経営状況に合わせた支払い方法の提案もしてくれます。3~5年先を見据えたリアルな提案しています。 すべての対応がスピーディー トクワールドの評価が高い理由として、すべての対応がスピーディーであるということです。 サイトから問い合わせると、メールで機械の写真や仕様、車検証などの必要書類と価格が提示されます。もちろん、希望すれば現車確認も可能です。 そして正式な見積、契約、支払い、引き渡しまでが迅速、正確、丁寧に進んでいきます。各担当者が自分のポジションで何をすべきか十分にトレーニングしています。 時代性にマッチしてスピーディーであることが、ユーザーにとって「お得(トク)」になると考えているからです。 新着情報を素早く報告している トクワールドのコーポレートサイトは3つの柱から成っています。 ①重機買取・中古建機買取 https://toku-world.com/purchase/ ② 販売専用(ECサイト・公式オンラインショップ) https://toku-world.com/ ③ 在庫一覧(STOCK LIST) https://toku-world.com/list/ 特に、②の販売専用(ECサイト・公式オンラインショップ)では、新着情報やオススメ商品、人気ランキングなどを素早く更新して報告しているので是非チェックしてください。 常時1000台以上ある在庫(令和5年1月8日現在1305台)は種類別、カテゴリー別に分類され、見やすく探しやすい一覧表になっています。 気になっている車種や機械の在庫が見当たらない場合は、メールか電話で問い合わせしてください。想定以上の代替品を提案させていただきます。 トクワールドは全国どこでも中古建機・重機の買取OK トクワールドは、お買い得な中古建機・重機の販売で評価が高いうえに、高価買取にも定評があります。 高価買取を実現できている理由は3つ! 一貫管理システム|販売・買取だけでなく、整備・運送も自社で行える マーケティングシステム|国内・世界の顧客を結ぶ独自の管理システムがある ネットワークシステム|国内・世界の協力パートナーに査定依頼できる 以上の3つのシステム構築で大幅なコスト削減を実現し、その削減分で他社に負けない高価買取を実現しているのです。 トクワールドの買取について、説明します。 迅速で正確な対応がモットー トクワールドは、買取においても迅速で正確なスピード対応をモットーとしています。 買取りの申し込みから支払い・買取品引取りまで、たったの3ステップです。 1.全国どこからでも無料査定申し込みOK|電話・FAX・メール・LINE 2.トクワールドから概算価格のお知らせ、検品後に最終査定価格を提示 3.トクワールドから現金又は銀行振込で支払い、買取品の引取りも行う 査定は無料、引取り費用ももちろん無料です。 いかにスピーディーであるか、まずは査定申し込みをして確認されてみてはいかがでしょうか。 独自(海外)ルートで高価買取 日本の中古建機の評価は、世界的に非常に高いです。本体だけでなく、中古パーツとしての需要も高いものがあります。 トクワールドでは、独自の海外ルートを駆使してユーザーの建設機械を流通させるため、国内だけを相手にしている他社では真似できない高価査定価格を算出できます。これは大きなメリットです。 銀振又はその場で現金決済 支払いは、お客様のご要望に合わせて銀振又は現金決済など様々な方法で行います。 また、お客様の安心を第一に、買取・入庫後の看板消しや名義変更も責任をもって迅速に対応しています。 さまざまな機械・車両に対応 トクワールドでは、さまざまな機械・車両に対応しています。 特殊な機械は、重機・建機の専門店の強みが生かされるカテゴリーです。買取リストにない機械であっても、問い合わせてみる価値はあります。 故障・不動車でも買取の可能性があるので、機種や型式、アワーメーターなどの情報と実機の画像など状態がわかるものを準備して連絡してみましょう。 また、複数台を査定すると買取額がアップすることもあるので相談してみることをおすすめします。 まとめ 中古建設機械・重機の販売・買取のプロフェッショナルであるトクワールドについて紹介しました。 改めて、この記事でお伝えしたかったポイントをまとめると以下のようになります。 フォークリフトは中古で購入すべき理由と購入時のポイント 中古建機・重機の販売でトクワールドが選ばれる理由 トクワールドは中古建機・重機の高価買取で評価が高い トクワールドは愛知県に本社を置く会社ですが、取引先は国内のみならず、世界規模となっています。 独自のシステム管理で効率化を図り、スピーディーで無駄のない対応は販売価格や買取価格に反映されユーザーの「お得」に貢献しています。 全国展開している中古建機・重機の販売・買取会社は数多いですが、ユーザーの「お得」を最優先し徹底したコスト削減を目指している点で確固たる存在感を示している会社だと言えるでしょう。 中古建設機械・重機の販売・買取の際には、ぜひ一度、相談や問い合わせをしてみることをおすすめします。 ←中古の【フォークリフト】を探すならトクワールド!

    2023/02/09

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  • 電動フォークリフト用バッテリーの寿命はどのくらい 交換目安やメンテナンスについて解説
    フォークリフト

    電動フォークリフト用バッテリーの寿命はどのくらい 交換目安やメンテナンスについて解説

    電動フォークリフト用バッテリーは2種類 フォークリフトも電動化が加速しており、フォークリフト業界における電動車の普及は先行している状況です。また、静音性の高さや排出ガスが出ないなど、物流施設や倉庫に置ける職場環境の改善に寄与できることからも電動フォークリフトに注目が集まっています。 バッテリー式フォークリフトは、鉛蓄電池とリチウムイオン式の2種類が存在します。基本的には、鉛蓄電池式のバッテリーを使用するフォークリフトが多く普及しています。 バッテリーは内部にある電解液や正極・負極の材料によって異なり、用途や目的に応じて使い分けられています。 鉛蓄電池式 鉛蓄電池式は、負極に鉛、正極に二酸化鉛、電解液に希硫酸を使用しています。歴史的に最も古くから使用されており、その安定性から現役で使用されているバッテリーです。 自動車バッテリーや非常用電源など幅広い用途で利用されていますが、寿命や重さ、サイズなどの問題がネックです。このような課題を解決するために、近年注目されているのがリチウムイオンバッテリーです。 リチウムイオン式 リチウムイオンバッテリーは、有機電解液を使用し、負極に炭素系素材、正極にリチウムを含む金属酸化物が使われています。 軽量でコンパクトなリチウムイオンバッテリーは、スマートフォンやパソコンなどの小型電子機器に欠かせない存在となっており、その実績は鉛バッテリーに匹敵します。 電動フォークリフト用バッテリーの寿命は? 電動フォークリフトのバッテリーは約4〜5年が寿命です。 しかし、バッテリーの寿命は経過年数ではなく充電回数によって決まります。使用環境や製品によって異なりますが、鉛蓄電池のバッテリーの充電サイクル(充電・放電を1サイクルとして)は、一般的に1,200〜1,500サイクルが目安です。 例えば、バッテリーの充電を1日1回、年間稼働300日行った場合、1200÷300=4で、約4年がおおよその寿命となります。 バッテリーは管理やメンテナンスによって寿命が大きく左右されるので注意してください。 リチウムイオンバッテリーは寿命が長い 鉛バッテリーの寿命は一般的に約5年と言われていますが、リチウムイオンバッテリーは約10〜15年とその2から3倍の寿命を誇ります。そのため、鉛蓄電池式の場合は定期的にバッテリーの交換が必要となりますが、リチウムイオンバッテリーは長いスパンで使用できます。 リチウムイオンバッテリーは、鉛蓄電池式に比べて交換頻度が圧倒的に少ないです。つまり、リチウムイオンバッテリーを搭載した電動フォークリフトを採用することで、バッテリー交換にかかるコストを大幅に削減できるのです。 バッテリーを交換するべきタイミング フォークリフトのバッテリーを長く使っていると、さまざまな不具合が発生してきます。下記のような症状が目立つようになってきたら、バッテリーの交換を検討するべきでしょう。 バッテリー交換時期の5つのサイン フォークリフトのパワーが弱くなる 原因:「サルフェーション」による能力低下 フォークリフトのバッテリーは、寿命が近づくと、放電能力が低下していきます。特に荷揚げ作業中にパワー不足を感じることが多く、以前より荷物を持ち上げるのに時間がかかります。 これは、バッテリーの電極が劣化することで生じる「サルフェーション」が原因です。サルフェーションは、電解液中に溶けている硫酸鉛の微粒子が飽和状態となり、結晶化して電極版に付着する現象です。 サルフェーションが発生すると、バッテリー内部の抵抗が著しく大きくなり、容量が低下する原因となります。 バッテリーの稼働時間が短くなる 原因:バッテリー寿命、劣化によるもの バッテリーが劣化すると、放電の時間が早くなり稼働時間も短くなります。このような現象が目立ってきたら、バッテリーが寿命を迎えているサインなので、早急にバッテリー交換を行いましょう。 古いバッテリーは充電効率が悪く、完全に充電してもすぐにバッテリーが切れてしまうことがあります。また、完全に充電が完了するまで時間がかかる場合もあります。 この場合、バッテリーが摩耗している可能性があり、作業効率にも大きな影響を与えます。 バッテリーの電解液が濁っている 原因:バッテリーの寿命または過充電 電解液の液面に濁りや異物が見られてきたらバッテリーの寿命が近づいているサインです。これは、電極板から分離した鉛や硫化鉛が底に沈殿し、充電で撹拌(かくはん)されたことで生じる濁りであることが多いです。 バッテリーの充電中はガスが発生するため一時的な濁りが生じますが、しばらくすれば元に戻ります。しかし、濁りが消えない場合は、バッテリーの寿命が近づいてると思って差し支えありません。 バッテリー液の濁りは、長期間使用しているバッテリーにはよく見られることで、充電後に使用できていれば問題ありませんが、早めのバッテリー交換をおすすめします。 バッテリーが異臭を放つ 原因:バッテリーの劣化、補充液の漏れ、補充不足 バッテリーから硫黄臭や刺激のある臭いがする場合は、バッテリーの劣化、または補水液の補充不足が疑われます。 充電中もしくはフォークリフトの稼働時に負荷をかけた際、バッテリーから硫黄臭のようなにおいが発生することがあります。また、異臭発生時にバッテリーへ触れると異常発熱している場合もあります。 これらは、バッテリーの劣化以外にも、バッテリー液(補水液)が足りていない時にも発生しやすいです。 異臭の正体は、流出した硫化水素ガスである可能性もあり、換気が行われてない屋内に充満すると危険です。過去には、老朽化したバッテリーを使用し続けて、運転席下のバッテリーが爆発する事故も発生しています。 バッテリーの異臭や発熱が発生した場合は、補水液の液量不足やバッテリーの寿命が近づいているサインです。 バッテリー本体が発熱する 原因:バッテリーの劣化(サルフェーション)による発熱、補水液の補充不足 バッテリーの発熱はバッテリーの劣化、もしくはバッテリー液が極端に不足していることなどが原因として挙げられます。 バッテリーが劣化してくるとサルフェーションの影響により、バッテリー本体が稼働中・充電中、過度に発熱します。また、過放電により内部抵抗が高くなるため、発熱量が大きくなり、異常に発熱することもあります。 バッテリー液の液量が減ってきて、液面から電極板が露出して発熱していることも考えられるので確認してみてください。 寿命を迎えたバッテリーを使い続けるのは危険 寿命を過ぎたバッテリーを無理に使い続けると、異臭が発生することや、最悪の場合は爆発の危険性があります。過去の事例では運転席下のバッテリーが爆発し、労働災害に至ったケースもありました。このような事態になると、コストの問題では済まされません。バッテリーを限界を超えて使用するのは絶対に避けましょう。 電動フォークリフト用バッテリーを長持ちさせるポイント バッテリーの寿命を伸ばすには、日々のメンテナンスはもちろん保管状況にも気を使わなければいけません。 バッテリーの劣化が早くなる5つの原因 バッテリー残量0%で放置すると『過放電』になる バッテリーの残量が20%以下になると過放電のリスクがあり、バッテリーの寿命を縮める原因となります。バッテリーは自己放電を行うので、使用していない状態でも電池の残量は徐々に減っています。 バッテリーを長期間使用していない、残量がゼロ、または少ない状態で放置していると過放電を起こしてバッテリーにダメージを与えるため、注意してください。 充電器の差しっぱなしによる『過充電』に注意 過放電とは、フル充電状態のバッテリーをさらに充電し続けることで発生する現象のことです。バッテリーを過充電すると内部の化学反応が過度に進行します。その結果、バッテリーの性能が低下して寿命が短くなります。 また、バッテリーが膨張したり、それによる液漏れが発生した場合、バッテリー液が減少し、バッテリーの発熱や過度に発生したガスにより引火・爆発の危険性もあります。 フォークリフトの過充電を避けるには、充電が完了したらすぐに充電器を抜くことが大切です。 『短時間での充電』(浅充電)はサルフェーションの原因になる バッテリーの短時間によるこまめな充電は、バッテリーの劣化を促進します。 バッテリー容量があまり減っていない状態で充電を繰り返す「浅充電」と言われる行為ですが、これを繰り返すとバッテリーの硫化鉛結晶が増大し、サルフェーションが発生しやすくなります。 バッテリーの残量が少し減っただけで頻繁に充電すると、かえってバッテリーに悪影響を与えるため注意が必要です。 『バッテリー液の不足』は金属部分の劣化に繋がる バッテリーの電解液が不足すると、バッテリーに負荷がかかりやすくなるだけでなく、金属部分が劣化する原因にもなります。 バッテリー液が過度に不足すると、バッテリー内部の電極板などの金属部分が露出するため、電力を充分に供給できなくなります。また、露出時間が長いと劣化していくため、バッテリー自体の性能も低下していきます。 バッテリー液は蒸発と電気分解により液量が減るため、定期的な点検が必要です。 異物の付着は「自己放電」の原因になる バッテリー周辺がホコリなどで汚れていると、汚れを介して自己放電が発生しやすくなるのでバッテリーの性能が低下し、そこからバッテリーの劣化に繋がります。 バッテリーについた汚れを放置することは、バッテリーの腐食やショート、スパークによる発火の原因にもなるため、バッテリー表面と周辺はこまめに掃除しておくことが大切です。 バッテリーを長期保管する際も、バッテリーを保護するためのカバーなどを用意して、ホコリの付着を防止するための処置を講じると良いでしょう。 バッテリーの寿命を伸ばすコツは?バッテリーの寿命を伸ばすコツは? 電動フォークリフトのバッテリーは管理とメンテナンスをしっかり行うことで、平均的な寿命よりも長持ちさせることができます。逆に管理やメンテナンスを怠れば最悪1年で寿命を迎えてしまうことも。 ここからは、バッテリーを長持ちさせるコツを5つご紹介いたします。早速実践してみてください。 過放電と頻繁な充電を避ける 過放電とは、満充電状態から80%以上放電し、バッテリーの残量が20%以下になることを指します。さらに、1日に複数回(2回以上)の充電を行ったり、追加で充電する行為も頻繁な充電とされます。このような使用方法はバッテリーの寿命を短くします。 適正なバッテリー液量を維持する バッテリー液が不足していると、内部温度が上昇して適切な電気容量が得られなくなります。その結果、バッテリーの稼働時に負荷がかかり、極板が損傷して寿命が短くなります。 逆に、液量が多すぎると充電時に発生する水素で液があふれ、バッテリー室が錆びる原因になるほか、最悪の場合は短絡による火災や爆発を引き起こす可能性があります。 定期的な点検を実施する 年次、月次、始業時の点検を定期的に実施してバッテリーに問題がないかを確認しましょう。年次や月次の点検でバッテリーの電圧値や液比重値に異常が見られた場合は、早急に対策を講じることが重要です。 バッテリー上部の清掃 バッテリー上部にほこりなどがたまると、自然放電が発生し、これが劣化の原因となります。1~2週間に一度は、バッテリー上部を拭いて清潔に保つように心がけましょう。 バッテリーが高温になるのを避ける 充電中などにバッテリーの温度が60度以上になると寿命が極端に短くなります。メーカーが推奨するバッテリーの温度は14〜15度です。 このため、バッテリーを極度の高温・寒冷環境下に置かないよう、バッテリーの保管場所にも気を付ける必要があります。 バッテリーのメンテナンス方法 電動フォークリフトのバッテリーを長く使用するには、定期的なメンテナンスが欠かせません。 バッテリーの電解液は、充電中の水の分解や蒸発によって水分が減少します。電解液が減った状態で使用すると、バッテリーの寿命が短くなる可能性があるため、メンテナンス時に電解液をこまめに補充することが大切です。 バッテリー液(精製水)の補充方法 精製水の補充は、毎回充電前と後に点検し、バッテリー電解液が減ってきたら適量を補給します。補水には必ず精製水を使用し、水道水は使用しないでください。水道水には不純物が含まれており、バッテリーの電極板の腐食を早めます。 バッテリー液の補充手順 精製水の入ったポリ容器をバッテリーより高い位置に設置します。 容器のフタを外し、中フタ付きのホースを容器の中にしっかりと差し込んでから中フタを固定します。 次に、バッテリーの液栓キャップを開けてホースの先端を差し込みます。 補水を始める際には、まずピッチコックを緩め、容器の中央部分を指で数回押してサイホン作用を発生させ、精製水を出します。 赤色のフロートが上昇し、白線が見えたら速やかにピッチコックを閉めます。 補水が完了したら、ポリ容器のフタと液栓のキャップをしっかり閉めます。 最後に、バッテリー上面を木綿布などで清掃します。 補充の際は、バッテリーの電解液面が最高液面を超えないように注意してください。液漏れや漏電の原因となることがあります。 電動フォークリフト用バッテリーの値段は? 電動フォークリフトのバッテリーは消耗品であるため、長く使用していると遅かれ早かれ交換の時期がやってきます。そこで、気になるのがバッテリーの値段ではないでしょうか。 特に多くの電動フォークリフトを稼働させている企業にとっては事前に相場を把握し、予算を見積もることが重要です。 バッテリーは¥100,000~¥1,000,000円以上と高価 電動フォークリフトのバッテリーは大変高価で、1回の交換で値段が10数万〜100万円以上するものも珍しくありません。電動フォークリフトのバッテリー交換にかかる費用は、バッテリーの容量やフォークリフトがリーチ型かカウンター型かによっても異なります。 一般的にカウンター型のフォークリフトはバッテリーの容量が大きくなるため、値段は高い傾向にあります。 製品価格に関して言えば、リチウムイオンバッテリー搭載の電動フォークリフトよりも、鉛バッテリー搭載の電動フォークリフトの方が安価です。 バッテリー交換にはまとまった金額がかかるため、複数社に相見積もりをして、総合的に判断するのがおすすめです。 ※2024年12月現在 トクワールド調べ ランニングコストだけでなく維持費も比較すると そのため、価格だけを比較すると、鉛バッテリー搭載の電動フォークリフトの方が魅力的に感じられます。しかし、電動フォークリフトは初期導入費用だけでなく、維持管理費用も考慮しなければなりません。 維持管理費用としてはメンテナンス費用が挙げられます。鉛バッテリーを使用している場合、補水のためのバッテリー液の費用や、寿命が尽きたバッテリーの交換費用が発生します。加えて、補水や充電、バッテリー交換にかかる作業の人件費も無視できません。 一方、リチウムイオンバッテリーは、補水不要かつ長寿命であることから、鉛バッテリーよりも維持コストを抑えることができます。 このように、製品価格だけを見ると鉛バッテリー搭載の電動フォークリフトは一見安価に思えますが、総合的なコストを考慮すると、リチウムイオンバッテリーの方が経済的です。 ※2024年12月現在 トクワールド調べ まとめ 電動フォークリフトのバッテリーはひとつひとつが高価なものですが、適切な管理と定期的なメンテナンスを行うことで、平均より長持ちさせて使用できます。初期費用や耐用年数の面を考慮すればリチウムイオンバッテリーがおすすめです。

    #フォークリフト#バッテリー

    2024/12/06

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