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フォークリフトは中古で購入するべき!ECサイトの一覧で在庫を確認!

フォークリフト

2023/02/09

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フォークリフトは中古で購入するべき!ECサイトの一覧で在庫を確認!

フォークリフトは、中古がオススメな訳は?

フォークリフトの導入を検討するとき、新車で買うか、中古車にするか、レンタルで済ませるかで迷うケースが多いと聞きます。

結論を先に申し上げますが、フォークリフトは中古で購入すべきです。

フォークリフトは、ダンプやトラック、建設機械などと同じように「現場で働く自動車」です。ハードな現場を長期でこなすには、車体の新しさよりも定期的なメンテナンスが重要です。

そのため、メンテナンスに重きをおく中古車専門会社からの購入がおすすめになります。

新車、中古車、レンタルそれぞれにメリットとデメリットがありますが、相対的に判断して中古車での購入が一番合理的であるというのが、この記事のスタンスです。

この記事では、まずフォークリフトを中古車で購入すべき理由と、購入時に覚えておいてほしいポイントをご紹介します。

この記事を最後まで読んでいただければ、フォークリフトは中古で購入すべきであることが分ったいただけるはずです。

フォークリフトは中古車で購入するべき理由

フォークリフトを新車で購入することをすすめする方の多くは、新車には保証があることを理由の一つにされています。しかし保証期間のほとんどは12ヶ月です。

今、メーカーの技術力は高いので、1年(12ヶ月)で故障や不具合が生じることは滅多にありません。なので、この保証期間はあまり意味がないことになります。

ここでは、フォークリフトは中古車で購入するべき理由を5つ紹介します。

1.フォークリフの中古は圧倒的に低価格

フォークリフトの中古は、新車と比較すると圧倒的な低価格です。

たとえば、人気のトヨタL&Fの2tバッテリーカウンター車(年式2017年)は、新車の販売価格は約310万円でした。サイドシフトフォーク付きで、フルフリー3段マスト仕様です。

それが現在は、150万円前後で流通しています。人気の車種でも、たったの4年で半額になってしまうのです。

2.新車は最初の数年で劇的に価格が低下

トヨタL&Fなど、フォークリフトのメーカーは新車の販売価格を公表していません。ただ販売会社の中には、実績として新車の販売価格を公表しているところがあります。

このような販売会社の新車価格と中古価格を比較すると、価格は4、5年で劇的に低下しています。半値は当たり前で6~7割落ちというのも珍しくありません。

適切なメンテナンスさえすれば新車同様に稼げるフォークリフトを、このような価格で購入できるのは中古市場のすごいところです。

3.新車に比べて中古車は納車が早い

新車は注文を受けてから生産するケースが多く、発注してから納車までに2ヶ月以上かかることもあります。それが中古車では平均3週間程度で納車されますから、新車に比べると大幅に早くなります。

ただ早さばかりに注力して、整備やクリーニングを手抜きするような会社は避けなければなりません。ですから中古車を購入する際には、自社の整備工場があって、修理や補修に力を入れていることをしっかり打ち出している会社を選ぶことが重要です。

4.使い慣れた旧モデルの入手が可能

新車を購入して困るのが、今まで使っていたものと操作方法に違いがあるときです。使っているうちに慣れるというのは間違いありませんが、慣れるまでの作業効率は下がってしまう可能性があります。

中古車であれば使い慣れた旧モデルと同じものを購入できます。同じモデルを中古車で買い替えれば、納車後すぐにこれまでと同じ要領で作業ができるので効率が悪くなるということはありません。

5.レンタルは繁忙期に在庫がない

フォークリフトを日常的に使う物流や建設業などに関連する業種には繁忙期と閑散期があります。繁忙期にはどの会社も忙しいのでレンタルの需要は伸びるのですが、供給は年間通して一定であるため在庫がないということが起こります。

繁忙期と閑散期のバランスの見極めは難しいですが、忙しいときに十分な稼働ができないと売り上げに対する影響は大きいです。

フォークリフトを中古で購入する際のポイント

フォークリフトの実用耐用年数は、エンジン式で10年前後、バッテリー式では5年前後が目安とされています。バッテリー式ではバッテリーを交換することで10年程度は使用できます。

しかし、フォークリフトを販売する実店舗、ネット店舗、ネットオークションを調査すると、荷役自動車(車両系荷役運搬機械等)のなかでも際立って寿命が長いことが分ります。

15年以上、80年代90年代につくられたものを見ることがあります。ポイントは、「フォークリフトの寿命はメンテナンスで延びる」ということです。

フォークリフトを中古で購入する際のポイントを紹介しますが、この「メンテナンス」がキーワードになることを覚えておいてください。

相場をリサーチして予算を組む

フォークリフト購入のための予算を組む際に考えなければならないのが、フォークリフト本体価格、特定自主検査実施費用、フォークリフト納車費用の3つです。この3つについて相場をリサーチし予算を組む必要があります。

まず、フォークリフトの本体価格は、最大荷重や揚高、年式、動力、アワーメーターなどで決まります。車両の状態については、色や外見、キズなどの有無よりも機能面の劣化状況が重要です。

フォークリフトの特定自主検査費用は、検査を実施するフォークリフトの大きさで違ってきます。法律で義務付けられていますので、違反すると罰金が課せられます。

フォークリフトの納車費用に関しては、地域や販売会社によって変わりますので、事前に確認しておきましょう。

販売店のリサーチはまず広く浅く

都心部の販売店はもちろん、最近では地方の中古販売店でも全国展開している企業が多いです。つまり選択の幅は格段に広くなっていますから、まずは広く浅いリサーチを心がけましょう。

一から探すとなるとかなりの時間と労力を必要とするはずですが、参考にしたいのは中古販売会社としての実績と口コミ評価です。目先の価格の安さだけで絞り込むのはおすすめできません。

またネットオークションでは、実車確認というハードルがあります。そこをクリアできるかが利用する際のポイントとなるでしょう。

実車確認は素早く効率的にする

実車確認は素早く効率的に進めることをおすすめします。あらかじめ確認事項をリストアップし、担当者に質問したり試乗したりして確認するのがベストです。

自社で要望する車種で予算も折り合いがつく車両を見つけても、遠方過ぎて実車確認できないケースでは、当該車両の詳細な画像や撮影動画での確認が必要となります。

ファーストコンタクトとなる電話や問い合わせでの対応の良し悪しは、結局、取引全体の満足度とリンクすることが多いです。

年式とアワーメーターを確認する

アワーメーターとは、フォークリフトのキーをオン状態にした時間を計測する計器のことです。フォークリフトでは、このアワーメーターが確認事項の大きなウェイトを占めます。

エンジン式フォークリフトではメーターが1万時間以下であれば使用頻度は高くないとされます。

年式(工場で製造された年月)はハンドル付近に取り付けられたプレートで確認してください。フォークリフトは、大抵のケースで、メンテナンスをきちんと行っていれば15年は持つとされています。

動力系統の確認は念入りに行う

特に念入りに確認してほしいのが動力系統です。動力系統は、エンジン式(ガソリン、ディーゼル)とバッテリー式があります。使用条件により違いはありますが、中古では動力が安定していて修理もしやすいガソリン車が無難とされています。

実際にエンジンをかけて走行しての異音やオイル漏れの有無の確認は必須となります。

修理・定期点検の記録を確認する

修理・定期点検の記録を確認することも忘れないでください。点検表(点検整備記録)をチェックする際のポイントを、年次と月次で分けて紹介します。

年次点検
原動機、動力伝達装置、走行装置、操縦装置、制動装置、荷役装置、油圧装置、電気系統、車体本体と付属装置

月次
制動装置、クラッチ及び操縦装置、荷役装置及び油圧装置、ヘッドガード及びバックレスト

フォークリフトは、年次点検表と月次点検表を3年間保管しなければならないと定められています。長期で使用されていないフォークリフトは、定期自主点検の有効期限が過ぎている場合があるので注意が必要です。

トクワールドのフォークリフトが選ばれる理由

ここまで、フォークリフトは中古車で購入するべきとする理由と購入する際のポイントについて紹介しました。

それでは実際に購入するには、どの会社を選ぶべきでしょうか。それはズバリ、中古建設機械の買取・販売会社「トクワールド」です。

ユーザーに「お得(トク)」をもたらす、世界で一番の存在でありたいとして名付けられました。愛知県春日井市に本社があります。

ぜひ、トクワールドを選んでいただきたい理由をお伝えします。

メンテナンスのスキルが高い

トクワールドは、本社ビルから少し離れた自社所有の敷地内にメンテナンス工場があり、その広さはなんと10,000㎡(!)以上です。

工場では、中古建設機械メンテナンスのエキスパートたちが、洗車・点検・整備・塗装を一貫して行っています。そのレベルは高く、多くのユーザーが新車と見違えるほどです。

実際の作業現場やブース、ヤードなどを見学することも可能です。スキルやクオリティーに自信があり、現場内の整理整頓も充分になされていなければ見学受け入れはしないでしょう。

自社工場で塗装・整備ができる

トクワールドでは、搬入された中古機械は、いったんすべてメンテナンス工場に持ち込まれます。工場で一台一台丁寧に検品し、旧所有者の社名看板や車内外の情報関連は消去します。

メンテナンス工場には洗車の他、整備と塗装のブースがあり、それぞれ整備工場、塗装工場として稼働中です。他の作業に影響されることがないため、専門性の高いハイクオリティな作業が実践されています。

一元管理だから低価格で販売

点検・整備・塗装を一貫して行うことができるメリットは大きいです。本来であれば外注して費用がかさむものも、自社で作業できるので低価格での販売ができます。

また新品・中古アタッチメントの在庫が豊富にあるため、取り付けやカスタマイズが簡単にできて、ユーザーの要望に合わせた塗装も自社で可能です。

本社ビルと同じ敷地にある展示場では、自社メンテナンス工場で整備・塗装した重機や機械を試乗したり操作したりできます

割賦やリース契約も可能である

中古機械業界には「現金決済」という商習慣がありましたが、トクワールドでは幅広いユーザーのニーズに応えるため、割賦やリース契約、クレジットカード、コンビニ払い(上限あり)が可能となっています。

また中古建設機械の買取・販売のプロとして、ユーザーの経営状況に合わせた支払い方法の提案もしてくれます。3~5年先を見据えたリアルな提案しています。

すべての対応がスピーディー

トクワールドの評価が高い理由として、すべての対応がスピーディーであるということです。

サイトから問い合わせると、メールで機械の写真や仕様、車検証などの必要書類と価格が提示されます。もちろん、希望すれば現車確認も可能です。

そして正式な見積、契約、支払い、引き渡しまでが迅速、正確、丁寧に進んでいきます。各担当者が自分のポジションで何をすべきか十分にトレーニングしています。

時代性にマッチしてスピーディーであることが、ユーザーにとって「お得(トク)」になると考えているからです。

新着情報を素早く報告している

トクワールドのコーポレートサイトは3つの柱から成っています。

①重機買取・中古建機買取
https://toku-world.com/purchase/

② 販売専用(ECサイト・公式オンラインショップ)
https://toku-world.com/

③ 在庫一覧(STOCK LIST)
https://toku-world.com/list/

特に、②の販売専用(ECサイト・公式オンラインショップ)では、新着情報やオススメ商品、人気ランキングなどを素早く更新して報告しているので是非チェックしてください。

常時1000台以上ある在庫(令和5年1月8日現在1305台)は種類別、カテゴリー別に分類され、見やすく探しやすい一覧表になっています。

気になっている車種や機械の在庫が見当たらない場合は、メールか電話で問い合わせしてください。想定以上の代替品を提案させていただきます。

トクワールドは全国どこでも中古建機・重機の買取OK

トクワールドは、お買い得な中古建機・重機の販売で評価が高いうえに、高価買取にも定評があります。

高価買取を実現できている理由は3つ!

一貫管理システム|販売・買取だけでなく、整備・運送も自社で行える
マーケティングシステム|国内・世界の顧客を結ぶ独自の管理システムがある
ネットワークシステム|国内・世界の協力パートナーに査定依頼できる

以上の3つのシステム構築で大幅なコスト削減を実現し、その削減分で他社に負けない高価買取を実現しているのです。

トクワールドの買取について、説明します。

迅速で正確な対応がモットー

トクワールドは、買取においても迅速で正確なスピード対応をモットーとしています。

買取りの申し込みから支払い・買取品引取りまで、たったの3ステップです。

1.全国どこからでも無料査定申し込みOK|電話・FAX・メール・LINE
2.トクワールドから概算価格のお知らせ、検品後に最終査定価格を提示
3.トクワールドから現金又は銀行振込で支払い、買取品の引取りも行う

査定は無料、引取り費用ももちろん無料です。

いかにスピーディーであるか、まずは査定申し込みをして確認されてみてはいかがでしょうか。

独自(海外)ルートで高価買取

日本の中古建機の評価は、世界的に非常に高いです。本体だけでなく、中古パーツとしての需要も高いものがあります。

トクワールドでは、独自の海外ルートを駆使してユーザーの建設機械を流通させるため、国内だけを相手にしている他社では真似できない高価査定価格を算出できます。これは大きなメリットです。

銀振又はその場で現金決済

支払いは、お客様のご要望に合わせて銀振又は現金決済など様々な方法で行います。

また、お客様の安心を第一に、買取・入庫後の看板消しや名義変更も責任をもって迅速に対応しています。

さまざまな機械・車両に対応

トクワールドでは、さまざまな機械・車両に対応しています。

特殊な機械は、重機・建機の専門店の強みが生かされるカテゴリーです。買取リストにない機械であっても、問い合わせてみる価値はあります。

故障・不動車でも買取の可能性があるので、機種や型式、アワーメーターなどの情報と実機の画像など状態がわかるものを準備して連絡してみましょう。

また、複数台を査定すると買取額がアップすることもあるので相談してみることをおすすめします。

フォークリフトは中古で購入|まとめ
中古建設機械・重機の販売・買取のプロフェッショナルであるトクワールドについて紹介しました。
改めて、この記事でお伝えしたかったポイントをまとめると以下のようになります。
  • フォークリフトは中古で購入すべき理由と購入時のポイント
  • 中古建機・重機の販売でトクワールドが選ばれる理由
  • トクワールドは中古建機・重機の高価買取で評価が高い

トクワールドは愛知県に本社を置く会社ですが、取引先は国内のみならず、世界規模となっています。

独自のシステム管理で効率化を図り、スピーディーで無駄のない対応は販売価格や買取価格に反映されユーザーの「お得」に貢献しています。

全国展開している中古建機・重機の販売・買取会社は数多いですが、ユーザーの「お得」を最優先し徹底したコスト削減を目指している点で確固たる存在感を示している会社だと言えるでしょう。

中古建設機械・重機の販売・買取の際には、ぜひ一度、相談や問い合わせをしてみることをおすすめします。
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    目次 フォークリフトが活躍している業種の情報 フォークリフトの種類と特徴を詳しく解説 リフトを運転するのに必要な資格の種類 まとめ|フォークリフトの種類と特徴 フォークリフトは、物の運搬を必要とするあらゆる業種で活躍しています。ただ倉庫や工場、建設現場など限られた空間で使用することが多いので、公道を走る自動車ほど一般的ではないかもしれません。 フォークリフトの運転には資格が必要です。自動車の運転免許とは違い、管轄は国土交通省ではなく厚生労働省で、一度取得すれば更新の必要はなく年齢制限もありません。 運転する資格の一つである「フォークリフト運転技能講習修了証」は国家資格ですが、他の国家資格の試験に比較すると合格しやすいとされています。 その他、実際にフォークリフトを運転する際も自動車との違いがあります。後輪操舵であり、荷物の積み付けや取り降ろしにはパレットという器材を必要とします。 この記事ではフォークリフトの運転資格の取得を検討している方向けに、フォークリフトが活躍している業種、フォークリフトの種類とその特徴について詳しく紹介しています。 また運転資格についても説明していますので、ぜひ参考にしてください。 フォークリフトが活躍している業種の情報 フォークリフトが活躍している業種は多いため、その運転資格を取得すれば就業の選択肢を大きく増やすことができます。ここではフォークリフトが活躍している業種について紹介します。 物流倉庫(物流センター) 物流とは、商品が消費者に届くまでの流れのことです。商品の運搬だけでなく、保管や包装なども物流に含まれます。 現在では、消費者が店に商品を買いに行くだけでなく、ネットなどを利用して商品が直接消費者に配送されるシステムが発達しました。 この配送の拠点となる物流倉庫でも、フォークリフトは作業の効率化と省力化に大きく貢献しています。 製造工場 製造工場では、仕入れ先から届いた材料の受入、製造現場への運搬、完成品の保管場所への移送、商品の発送などでフォークリフトはなくてはならないものです。 フォークリフトオペレーターとしてだけ働くのか、フォークリフトから降りて作業も手伝うのかは工場によって違いがあります。 いずれにしろ、製造工場は限られた空間であることが多く、商品や作業者との接触が起きやすいので安全が第一になります。また当然のことですが、正確性とスピーディーさも要求される現場です。 この配送の拠点となる物流倉庫でも、フォークリフトは作業の効率化と省力化に大きく貢献しています。 建設現場 フォークリフトは、建設業関連の現場でも仕事をしています。建設資材の受入と保管、現場への運搬です。建設現場で使用されるフォークリフトは、公道を走ることもあるため、大型特殊や小型特殊の免許が必要になるでしょう。 産廃物収集運搬業者もフォークリフトを使います。 産廃処理物や解体後にクズとなった金属やプラスチックなどの積込作業です。この場合は比較的大きなフォークリフトを使う場合が多いです。 この配送の拠点となる物流倉庫でも、フォークリフトは作業の効率化と省力化に大きく貢献しています。 その他の業種 フォークリフトを使うその他の業種としては、空港や港湾、鉄道などのターミナルです。時にはイベントの設営や撤去にも使われます。 空港や港湾、鉄道のターミナルでは、荷物の入出庫にフォークリフトが欠かせません。また一定の時間内に大量の荷物を捌く必要があるため、手順通りの正確さが必要です。 この配送の拠点となる物流倉庫でも、フォークリフトは作業の効率化と省力化に大きく貢献しています。 フォークリフトの種類と特徴を詳しく解説 フォークリフトの種類をカテゴリー別に大きく分けると、外観形状と動力源になります。それぞれ詳しく見ていきましょう。 外観形状別の種類 フォークリフトは、荷物を積み込むフォーク(ツメ)、ラムなどと、それを昇降させるマスト機構を備えた動力付き荷役・運搬用機械と定義されています。 ラムとは、フォークに代わるアタッチメントで、形状は棒状で金属製です。円筒状、コイル状、ロール状の長尺荷物の中心にラムを挿入して運搬します。 フォークリフトの外観形状別の種類は、カウンターバランス、リーチ、その他の3つです。 カウンターバランスフォークリフト カウンターバランスフォークリフトは、車体の前方にフォーク、マストなどの荷役装置を備え、後方に積載荷重とバランスをとるための重り(ウエイト)を装備しています。 カウンターバランスフォークリフトのカウンターとは、反対、逆という意味です。バランスとは釣り合いや均衡などを表しています。 座席に座って、自動車の運転のようにハンドルを操作して運転するのが特徴です。違いは後輪操舵であり、動力機構が座席の真下にあることです。 最大荷重は、0.5t~42tまで幅広く、パワーと安全性に優れています。屋内でも屋外でも使用でき、さまざまな業種の倉庫や工場で使用されています。 ただリーチフォークリフトに比べると小回りはききにくいです。 毎年、新車販売台数で7割程度を占めており、リーチフォークリフトや他のフォークリフトに比較すると、現場での稼働率は圧倒的です。 リーチフォークリフト リーチフォークリフトは、立ったまま操作・運転を行います。 リーチフォークリフトのリーチとは、手を伸ばす、到達するという意味です。フォークやマストが前後に動くリーチリフトの特徴をよく表しています。 リーチリフトの運転には、ハンドルとレバーを使います。ハンドルはノブ付きで、中立位置から片側2回転半ずつ回ります。 慣れるまで、ハンドルの回し加減と後輪の角度を目視で確認しながら調整するようにしましょう。 床面の左にブレーキペダルがあり、これを踏むとブレーキが解除されます。右側にプレゼンススイッチというペダルがあるタイプでは、左右両方のペダルを踏むことでブレーキが解除される仕組みです。 タイヤをほぼ90度回転させることができるため、回転半径は小さく小回りがききます。狭い場所での作業に適しており、屋内専用です。 また動力源は、屋内での環境負荷を考慮して、排気ガスを出さないバッテリー式です。 その他の外観形状 カウンターバランス、リーチ以外のフォークリフトで代表的な種類を以下にまとめました。 ・サイドフォークリフト 車体の真横にフォークがついていて、フォーク・マストの左右に積載部分があり、木材やパイプなど長尺物の運搬に使用される。 ・ウォーキーフォークリフト オペレーターが歩いて操縦するタイプで、他のフォークリフトが入れない狭い場所での荷物の運搬に適している。細い通路やエレベーターでの移動も可能。 ・オーダーピッキングトラック 運転席とフォークが同時に昇降できるため、倉庫内に高く積んだ荷物の移動や整理が可能となっている。オペレーターが目的の荷物をピックアップする際にも使われる。 ・マルチディレクショナルフォークリフト 前後進の他、左右に走行ができる汎用性の高さが特徴。 動力源別の種類 フォークリフトの動力源別の種類は、エンジン式、バッテリー式、ハイブリッド式の3つに大別できます。それぞれ見ていきましょう。 エンジン式 エンジン式は、さらにディーゼル、ガソリン、LPG(液化石油ガス)、CNG(圧縮天然ガス)の4つに分けることができます。 ・ディーゼルエンジン ディーゼルは軽油が燃料です。シリンダ内で空気を圧縮して高温(600℃程度)にし、シリンダ内に軽油をミスト状にして噴射して着火し、燃焼エネルギーを回転エネルギーに返還して動かします。 ・ガソリンエンジン ガソリンと空気の混合ガスを圧縮して点火し、その爆発力を回転エネルギーに変えて動かします。 ・LPG(液化石油ガス) ガソリンエンジンを簡易的に改造した、LPGを燃料とするエンジンです。 ・CNG(圧縮天然ガス) CNGは、compressed natural gasの略で、圧縮天然ガスのことをいいます。圧縮天然ガスを燃焼させ、その熱エネルギーを回転エネルギーに変えるエンジンです。 バッテリー式 バッテリー式は、有害な排気ガスの発生はなく、換気が良くない場所でも使用できます。またエンジン式に比べると騒音が少なく、住宅街や夜間での作業に向いています。 またエンジン式に比べると、操作が簡単で保守点検箇所も少ないです。 ただバッテリー容量には限界があるので、長時間作業では充電設備や予備のバッテリー、バッテリー載せ替え設備などが必要になります。 環境負荷の少ないバッテリー式は、徐々にシェアを伸ばしています。 ただ現状のバッテリー寿命は4年~8年とされています。買い替え時に、100万円程度のコストがかかるため、さらなるシェア拡大には、コストの縮減が必要でしょう。 ハイブリッド式 ハイブリッド式とは、エンジンと電動モーターを組み合わせたり、バッテリーと蓄電器を組み合わせたりした動力源のことです。開発の目的は、燃料消費量や二酸化炭素排出量の低減です。 たとえばトヨタL&Fで開発された、3.5t積みディーゼルエンジン式ハイブリッドフォークリフトは、燃費消費量及びCO2排出量が50%低減されています。 また三菱重工業(現在は三菱ロジスティクス)では、独自のリチウムイオン電池、高効率モーター、小型ディーゼルエンジンを組み合わせたハイブリッドシステムにより燃費削減率39%を実現しています。 カーボンニュートラルに向けた取り組みが官民一体となって進んでいる今、ハイブリッド式の開発は今後も続けられていくでしょう。 リフトを運転するのに必要な資格の種類 フォークリフトを運転する資格は、積載する荷物の最大荷重が1t以上か1t未満で違います。この2つの資格の概要と、必要になる費用や時間について紹介します。 フォークリフト運転技能講習 最大荷重が1t以上のフォークリフトを運転するには、「フォークリフト運転技能講習修了証」が必要です。「フォークリフト運転技能講習修了証」は労働安全衛生法に基づく、厚生労働省管轄の国家資格>です。 受講資格というのは特になく、年齢制限もありません。しかし18歳以上でなければ働くことができないという就業制限(年少則第8条第7号)がありますので、実質的には18歳以上での受講ということになるでしょう。 運転技能講習は、受講後に学科と実技の試験があり、この両方で合格しないと修了証は交付されません。ただWeb上の情報を調査すると、合格率は90%以上となっているので比較的難易度は低いと考えられます。 学科教育では、フォークリフトの走行と荷役に関する装置の構造や取り扱い方、運転に必要な力学に関する知識と関係法令を学びます。 実技教育は、走行や荷役の操作について実践中心の学習です。 「フォークリフトの運転技能講習」は、各自治体の労働局長の登録認可を受けた教習機関で行われます。 資格取得にかかる費用と時間 「フォークリフトの運転技能講習」を修了することで、1t未満を含む、すべてのフォークリフトを運転することができます。ここでは「フォークリフトの運転技能講習修了証」の取得に必要な費用と時間について紹介します。 受講にあたって、まず、自分が住む地域に近い登録教習機関を調べる必要があります。以下のサイトで調べることが可能です。 厚生労働省|登録教習機関一覧 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/anzeneisei05.html 受講の流れは下記の通りです。 1.受講コースと日程を選び、予約・申込みを行う 2.受講票を確認し、受講費用の支払いをする 3.受講・修了・修了証交付 フォークリフト運転技能講習の受講時間は、現在保有している資格及び業務経験で違ってきます。関係する資格を保有していたり業経験があったりすると受講時間が短縮されます。 当然のことですが、受講時間が短いほど、費用は安くなります。 受講時間はコースで区分され、一般的なのは、35時間、31時間、11時間です。コースごとの費用をまとめました。 コース 日数 受講料(税込)テキスト代含む 11時間 2日 23,000円 31時間 4日 51,000円 35時間 5日 54,000円 コース区分、受講費用については、各地域、各登録教習機関で違いがあるようです。事前に確認することをおすすめします。 フォークリフトの種類と特徴|まとめ 就職や転職に有利になる資格として、フォークリフトの運転資格の取得を検討されている方のために、以下のことを紹介しました。 フォークリフトが活躍している業種 フォークリフトの種類と特徴 フォークリフト運転の資格の種類 ォークリフトが活躍している業種は幅広く、運転資格を取得すれば就業先の選択肢は大きく広がります。 フォークリフトの種類と特徴は、運転資格を取得し、業界への就職を目指すにあたって知っておくべき基礎知識の一つです。 また資格の種類や受講方法、費用・時間をあらかじめ確認しておけば、修了証取得までの取り組みを効率的に行うことができるでしょう。 あなたのフォークリフト運転資格の取得に、この記事が少しでも参考になっていれば幸いです。 ←中古の【フォークリフト】を探すならトクワールド!

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    フォークリフト

    大型・小型フォークリフトの特徴!

    小型・大型フォークリフトの特徴とは?エレベーターにも載れるリーチ式電動フォークリフトが人気 フォークリフトを選定するポイントのひとつとして、フォークリフトのサイズがあげられます。フォークリフトはトン数に比例して寸法も大きくなっていくため、天井が低い倉庫や狭いスペースでは使用できない機種もあります。 また、規模がそれほど大きくない倉庫では、エレベーターに載せることができる低重量フォークリフトや、小型の電動フォークリフトの需要が高いです。 フォークリフトで重要なサイズ選び フォークリフトを選ぶ際は、扱う荷物の大きさや重さ、作業する場所の条件などに応じて、サイズや種類を選定します。 作業環境(場所) フォークリフトは作業する広さ、天井の高さなど環境的要因を考慮して選ぶ必要があります。 例えば、「大規模な倉庫内」で作業する場合と「小規模で入口の高さや天井も低い倉庫」で作業する場合とでは、使用するフォークリフトも異なるサイズを選ぶべきでしょう。 積載荷重 フォークリフトは扱う荷重によって異なる形状のものが存在します。フォークリフトは重量もあるため、横転したら事故に繋がります。 そのため、大型の荷物や高重量の荷物を運ぶ場合などは、それぞれの荷役作業に適したフォークリフトを選ぶ必要があります。 フォークリフトの動力方式 フォークリフトを選ぶときは、サイズの他にも「動力」を確認しておくことも大切です。 フォークリフトは、倉庫やトンネルといった閉鎖的な場所で作業を行うために、電力で可動する「バッテリー式」の機種も存在します。 フォークリフトの動力には大きく分けて「エンジン式」「電気式」の2種類があり、それぞれの動力にはメリット・デメリットがあります。 エンジン式フォークリフト エンジン式のようなフォークリフトは「内燃機関式」とも呼ばれており、「ガソリン車」「ディーゼル車」「LGP・ガソリン併用車」「LPG(LPガス)車」の4種類が主です。 エンジン式フォークリフトは、「高馬力」がメリットにあげられます。高重量の荷物も難なく運搬できるので、仕事の効率化が期待できます。また、長時間の作業が可能な点も大きなメリットです。 ただし、「屋内での作業に向かない」点がデメリットに挙げられます。倉庫内が狭かったり、通路が狭い場所ではせっかくの機動性も無駄になってしまいます。そして、排気ガスが出るので、換気が不十分だと室内に排気ガスが充満します。 一酸化炭素中毒の危険もあるため、エンジン式フォークリフトを室内で使用できる環境は限られます。 電気式フォークリフト 電気式のフォークリフトは、バッテリーの動力で稼働します。これらは充電した電気を動力として可動します。ガソリンなどの燃料を必要としないため、燃費面でコストダウンにもつながるでしょう。 電気式フォークリフトは、「排気ガスが出ない」ことが大きな利点です。エンジン式フォークリフトとは反対に、室内作業で重宝されます。その反面、エンジン式と比べると「馬力があまり出ない」「連続稼働ができない」というデメリットがあります。 エンジンではなく電気で動いているので、重量のある荷物を扱う際は、動作が遅くなる可能性があります。また、バッテリー式の場合、最大でも4〜5時間程度しか可動できず、フル充電には8時間程度の時間がかかってしまうため、使用者によっては予備のバッテリーを用意しているケースもあります。 さらに、バッテリーの寿命を迎えた際は、「バッテリーの交換費用が高い」という点がネックになります。 動力 メリット・デメリット エンジン式 パワーとスピードに優れているが小回りが利かない、排気ガスが出るというデメリットがあり、室内作業には向かない。 電気式 小回り性に優れ、排気ガスの心配もないが、エンジン式ほどのパワーや稼働時間は発揮できない。また、バッテリーの交換費用が高額な点にも注意。 大型フォークリフトの特徴・メリット 大型フォークリフトは高い積載能力が特徴で、数トンから数十トンの重荷を持ち上げることができます。大規模な倉庫、工場、または鉄道貨物や港湾荷役などで大きくて重い荷物を運搬する場所で活躍し、大きな荷物やコンテナでも扱うことができます。 大型の荷物を一度に運搬できるため、運搬回数が減り、燃料費や人権費の削減にもつながることや、最新モデルは事故を防ぐためのセンサーやカメラを装備しており、安全機能が充実している点もメリットです。 国内ではコンパクトな電動フォークリフトの需要が高い 近年、物流業界では効率化の追及に伴い、コンパクトな電動フォークリフトが注目を集めています。小型フォークリフトは、従来の大型フォークリフトに比べて小回りが利き、狭い倉庫内でもスムーズに作業できる点が大きな魅力です。 また、電動フォークリフトは電気をエネルギー源とするため、動作音が静かで、省エネルギーという利点も兼ね備えています。さらに、環境への配慮がますます重視される中、電動フォークリフトの導入はCO2 排出量の削減にも貢献します。 これらの利点から、小規模な倉庫を運営する企業でも電動フォークリフトの採用導入が増加しています。今後、技術の進歩により、さらに高性能なコンパクト電動フォークリフトが開発され、多くの企業での導入が期待されています。 小型フォークリフトの人気機種 ここからは、電動小型フォークリフトの人気機種を2つご紹介します。電動小型フォークリフトは、そのコンパクトなサイズにより高い機動性を持ち、安全性が高く、メンテナンスも容易です。さらに、バッテリー駆動なので燃料コストの削減にもなります。 TOYOTA L&F geneB(ジェネビー) TOYOTA L&F(トヨタロジスティクス&フォークリフト)のgeneB(ジェネビー)は、トヨタが開発した最新の電動フォークリフトシリーズです。このシリーズは、高性能ながら環境に配慮した設計となっています。 geneシリーズにはトヨタ独自の電動システムが搭載されており、エネルギー消費を抑えつつ高い作業性能を発揮します。電動フォークリフトであるため、排出ガスがなく環境負荷を大幅に低減することができ、静音設計により騒音を抑えた運用が可能です。 安全面では、各種センサーや自動制御システムが搭載されており、作業用の安全を確保します。たとえば、障害物検知システムや自動ブレーキ機能などが含まれており、直接的な操作パネルや調整可能なシートが装備されています。 コマツ バッテリーフォークリフト『FE15-1/FE18-1』 コマツのバッテリーフォークリフト『FE15-1/FE18-1』シリーズは、急速補充電システムを採用しており、1時間でバッテリー容量の最大80%まで回復可能です。 また、補水不要のバッテリーや耐水・防塵性の向上により、メンテナンスの手間を削減し、多様な環境での使用が可能です。安全性も高く、直進性・走破性に優れ、夜間の充電も安心して行えます。 エレベーターにも載れる人気の電動フォークリフトを紹介 フォークリフトにはさまざまな種類がありますが、中でもリーチ式フォークリフトは、比較的小型であり、エレベーターにも積載可能な機種が多く存在します。 リーチ式・カウンター式の違いとは? フォークリフト免許が必要で、倉庫などの荷役作業で主に使用されるのが、「リーチ式フォークリフト」と「カウンター式フォークリフト」です。 リーチ式フォークリフト リーチ式フォークリフトは、車両前方に伸縮するフォークを備え、上下運動によって荷物の積み降ろしや運搬を行います。この機能により車体本体が入り込まなくても奥にある荷物をフォークに載せることができます。また、このフォークリフトは座席がないため立った姿勢で操縦することが特徴です。 機種にもよりますがタイヤは約90℃回転可能なものもあり、カウンター式フォークリフトと比べて、小回り性能も優秀であるため、狭いスペースでの作業に最適なフォークリフトです。 カウンター式フォークリフト カウンター式フォークリフトは、もっとも一般的なフォークリフトです。カウンターウエイトバランスフォークリフトとも言い、車体の後部にカウンターウエイト(重り)が搭載されていることから、転倒しにくく安定した走行ができます。 ただし、後方に重りを載せているため車体のサイズが大きくなってしまいます。回転半径も大きくなることから、狭い場所での作業には適していません。 リーチ式フォークリフトの注意点 リーチ式フォークリフトは、前後安定性と左右安定性が悪く、急操作や重量のある荷物を運ぶ際には転倒するおそれがあります。そのため、急激な操作や荷を積載した状態での急旋回は避けなければいけません。 リーチ式フォークリフトは、重心が比較的高い位置にあり、最大積載量がそれほど大きくないため、重量のある荷物の運搬がない場所で活躍します。 リーチ式フォークリフトが活躍する場面 ・屋内 ・狭い場所 ・重量のある荷役作業がない リーチ式フォークリフト リーチ式フォークリフトの操作方法は、一般的な車両の運転とは異なる特徴を持っています。リーチ式フォークリフトの操作は主に「レバー」であり、車体の前後運動やフォークなどはほとんどレバー操作で行います。 一方で、一般的なカウンターウエイト式フォークリフトは、一般的な車両に近い操縦感覚であるため、リーチ式フォークリフトの操縦にはある程度操作慣れが必要だと言えます。 リーチ式フォークリフトの価格相場は?(2024年7月現在) リーチ式フォークリフトは、一般的にカウンター式フォークリフトよりも販売価格は高価な傾向があります。リーチ式電動フォークリフトの新車価格は、1.5トン級のもので¥2,8000,000〜が相場です。フォークリフトの中古相場は最大積載量が同じ機種でもメーカーが違うと相場が1.5倍変わる商品もあります。 良い物を少しでも低コストで購入したいというときは、オークションや中古建設機械販売会社で希望に沿った中古フォークリフトを探してみましょう。 また、バッテリー式(電気式)フォークリフトの場合、燃費面でのメリットは大きいですが、バッテリーの買い替えには¥1,000,000前後のコストがかかります。メンテナンスや稼働状況にもよりますが、バッテリーの寿命は約4〜8年と言われており、バッテリ―交換時の費用も加味して検討する必要があります。 エレベーターにも載せられる人気の電動フォークリフトTOYOTA L&F リトルランナー TOYOTA L&F リトルランナーは、通常のフォークリフトでは使用が困難な、階上部での作業やエレベーターの乗降を可能とした軽量コンパクトなカウンタータイプのフォークリフトです。 乗降時に便利な低ステップ、左右出入りタイプを採用していることや、車両保管に便利なフォーク折りたたみ機能を備えていることが特徴で、オフションでダブルマスト(3m)を設定できます。定格荷重:0.5〜0.7トンです。 コレック リーチ式フォークリフト コレック リーチ式フォークリフトは、小回り性能と運搬性に特化した国内唯一の超小型(ミニ)リーチ式フォークリフトです。狭い場所での旋回性を向上させるため、3輪車構造を採用しています。また、重量が600㎏ほどでエレベーターへの積載も可能となっており、階上作業でも重宝されます。 本製品は、技能講習や特別教育が不要なため、フォークリフト免許を持っていなくても使用できる点もメリットです。 フォークリフトが活躍する業種 フォークリフトは多様な業界で使用され、物流・運送業界ではトラックの荷降ろしや倉庫内の荷物移動に欠かせません。また、鉄骨、鉄工業、土木・建築、造園・石材業など、重い資材を扱う現場でも重要な役割を果たしています。特に工場や倉庫で活躍することが多いです。 使用するフォークリフトの種類は作業場所や運搬物によって異なります。 カウンターバランスフォークリフトは重い荷物の運搬に適し、広いスペースでの作業に向いています。リーチフォークリフトは小回りが利き、狭い場所や屋内作業に最適です。これらの特徴を活かし、用途に応じて使い分けられています。 フォークリフトの運転には免許が必要で、カウンターバランス型とリーチ型のどちらにも共通して使用できます。免許を取得することで、さまざまなタイプのフォークリフトを運転できるようになりますので免許をお持ちでない方は、まずは免許取得を目指しましょう。 【フォークリフトの技術が求められている業種】 物流業界、土木・建築業界、水産業界、食品業界、鉄工業、木材業、建材業、造園業、石材業、電気・電話・通信工事業、水道管工事業、産業廃棄物処理場など カウンター式・リーチ式フォークリフトの運転に必要な資格 カウンターバランスフォークリフトとリーチフォークリフトの操縦資格はどちらも同じものです。フォークリフトを扱う業種に就くには国家資格である「フォークリフト運転技能講習修了証」が必要で、労働安全衛生法に基づく講習を修了すると「最大積載荷重1トン以上」のフォークリフトを運転できます。 特別な受講資格はなく、18歳以上であれば誰でも受講可能です。講習の難易度もそれほど高くないため、フォークリフト運転の仕事に就きたい方やスキルを広げたい方は、ぜひ資格取得を目指してください。 まとめ 大型フォークリフトは、屋外にてサイズが大きく高重量な荷物を扱うことができますが、作業スペースが狭い倉庫内作業では、電動の小型フォークリフトが活躍します。また、フォークリフトの中には、エレベーターに乗せることができる機種もあります。

    #フォークリフト#エンジン#電気#LPG#バッテリー#大型

    2024/07/10

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  • フォークリフトのマストの役割・種類について徹底解説!中古販売・レンタルの価格、点検の費用についても紹介
    フォークリフト

    フォークリフトのマストの役割・種類について徹底解説!中古販売・レンタルの価格、点検の費用についても紹介

    フォークリフト選びはマストにも注目!各種コスト(中古販売・レンタル・点検)についても解説 フォークリフトを選ぶときは「扱う荷物の大きさ・重さ」だけでなく、「作業する場所である倉庫の広さ」も考慮しなければなりません。 フォークリフトの選び方を間違えると、車高の問題で倉庫内に入れなかったり、高い場所の荷物を扱えないというトラブルが発生するかもしれません。 まずは、フォークリフト選びで重要なマストについて知っておきましょう。さらに、フォークリフトの導入を検討している方に向けて、フォークリフトの中古販売とレンタル価格、導入後の点検コストについてもご紹介します。 フォークリフトのマストとその役割 フォークリフトの車体前部にあり、荷物を持ち上げるフォーク、もしくは爪(ツメ)と呼ばれるパーツを支える支柱のことをマストと呼びます。 マストには、荷物を持ち上げるための油圧シリンダーやリフトチェーンなどが取り付けられており、フォークを上下させるレールとしての役割を持っています。 マストの主要構成は、フォークが固定されている部分の「インナーマスト」、レール部分の「アウターマスト」、フォークを昇降させる部分である「リフトシリンダー」の3つです。 また、マストの種類によってフォークを上げられる高さが異なるため、作業する場所や用途によって適切なマストが使用されます。 フォークリフトのマストは大きく分けて3種類スタンダード(SDT)マスト スタンダードマストは、標準仕様のフォークリフトに搭載されているもので、「SDTマスト」とも呼ばれています。 コストや視界の開け具合、メンテナンス性にも優れており、バランスがとれた使い勝手の良いタイプのマストと言えます。フォークリフトのメーカーや種類によって違いはありますが、揚高は約2,500〜3,000mm程度に設定されているものが多いです。 ハイマスト ハイマストはスタンダードマストよりも揚高が高く、名前のとおり高所向けのマストとなります。 倉庫内にある背の高い棚など高所にある荷物を扱うことに適しており、揚高は約3,000~4,000mmに設定されているものが一般的となっています。しかし、フォークリフトの種類によっては5,500mmの揚高に設定されているハイマストもあり、物流ニーズが高まった現在では需要が大きいです。 ハイマストは荷物を高く上げながら視界の開きを確保したい作業にも活躍します。ただし、ハイマストの場合、フォークを下げている状態でも、マストはヘッドガードよりも高いため、天井の低い場所や低い入口には入れないことに注意してください。 3段マスト スタンダード(SDT)マストとハイマストがマストの伸縮は2段階ですが、3段マストは、伸縮が3段階となっています。 ハイマストよりも高所で荷役作業可能で、天井の高い倉庫内や貨物の入ったコンテナなどを扱う荷役作業に最適です。 標準マストもハイマストも基本的には2段で、どちらも3段タイプがあります。 ハイマストよりも高所で荷役作業可能で、天井の高い倉庫内や貨物の入ったコンテナなどを扱う荷役作業に最適です。 フルフリー機能 一定の高さまでフォークを揚げても車高が変わらない機能を「フルフリー機能」と言います。通常マストの場合、フォークを揚げると同時にマストが上昇してしまい車高が高くなってしまいます。 しかし、フルフリー機能搭載のマストは、一定の高さまでは車高が変わりません。入口の低い場所を通過することが可能で、マストを上げれば高所に荷物を揚げることもできるのがフルフリー機能最大のメリットです。 ただし、フルフリー機能を担うシリンダーがマストの中央部分に位置しているため、通常のマストよりも視界の開きが低下してしまうというデメリットもあります。 フルフリー3段マストは3段仕様のマストとなっています。マストがスライド式の梯子のように伸縮する仕組みであるため、天井が低い場所への通過ができないハイマストのデメリットも解決できます。 フォークリフトの中古販売・レンタル価格は? 初期コストをおさえてフォークリフトの導入を検討したとき、中古車を購入するかレンタルを利用するかで迷ってしまうこともあるかと思います。 中古車は新車に比べ、低予算で購入できる点などが最大の魅力です。しかし、中古車は実機選びを間違えると、購入後に想定外の修理費が発生するリスクもあります。また、購入後の維持にかかる手間や費用のことも考慮しなければいけません。 一方、建設機械のレンタルサービスを利用してフォークリフトを導入した場合はどうでしょう?必要なときに必要な台数を使え、固定費にもならないため、中古車購入よりも経済的と言えます。 ただし、いつでも機械がレンタルできるという保障はなく、繁忙期の時期などは機械を確保しづらくなります。また、中長期のレンタルは逆に割高になってしまうというデメリットもあります。 そのため、フォークリフトを導入する際は、単純にランニングコストだけで決めてしまうと、結果的に余計なコストがかかってしまうかもしれません。 フォークリフトの中古相場は? フォークリフトの中古車相場は、機種やメーカー、年式、稼働時間や機械の状態によって異なるため一概には判断できません。当然、コマツやCatといった人気メーカーのフォークリフトは相場が高く、それ以外の機種とでは1.5倍以上の価格差がつくこともあります。 また、フォークリフトの場合、「エンジン式」と「バッテリー式」の大きく分けて2タイプの動力があり、それぞれで価格帯が異なります。新車の価格相場で言うと、バッテリー式の相場が高めですが、中古車の場合はエンジン式の方が割高になります。 これは、バッテリーは消耗品であるため使用年数が経過するにつれて摩耗していくためです。中古のバッテリー式フォークリフトを購入後は、バッテリーを新品に交換しなければならない分、販売価格はやや低めに設定されています。 バッテリー式フォークリフトのバッテリーは、¥300,000〜¥1,000,000と高額なので、バッテリー式の中古フォークリフトを購入する際は、バッテリーの購入費用も考慮して検討してください。 フォークリフトのレンタル価格は? フォークリフトのレンタル価格は、主に「機種」、「駆動方式」、「レンタル期間」などの要素で費用が大きく変化します。 フォークリフトには、小型の手動式やバッテリー式、ガソリン式などさまざまな種類があります。 ガソリン式フォークリフトは、重量のある荷物を扱う場合や屋外での作業に適しています。しかし、燃費がかかるためレンタル費用に追加でコストがかかります。倉庫内やトンネル内での作業に使用されるバッテリー式フォークリフトは、稼働コストが低く、ガソリン式フォークリフトと比べてレンタル料金は安くなります。 料金形態は、レンタル業者によって異なりますが、利用金は1日単位で設定されていることが一般的です。また、長期レンタルの場合は月単位で料金が安くなるプランを用意している業者もあります。 フォークリフトのレンタル料金相場は、小型のフォークリフトの場合、基本日額/¥7,000~¥22,000程でレンタルできます。 詳しい料金は自身が利用しようとしているレンタル業者のホームページで料金表を確認するか、電話で見積もりをとって確認しましょう。(2024年10月16日現在 トクワールド調べ) フォークリフトの法定点検と費用フォークリフトに必要な点検とその費用 フォークリフトは、労働安全衛生法により以下3つの定期自主点検が義務付けられています。(労働安全衛生規則 第151条の21) 始業前点検(作業開始前の点検) 月検査(定期検査) 年次検査(特定自主検査) 特に、月に1回で行う特定自主点検(月次点検)と、年に1回で行う特定自主点検(年次点検)は必ず実施することが法令で定められています。 ここからは、フォークリフトを購入する前に知っておきたい3つの定期点検についてご説明します。 始業前点検(作業開始前の点検) 始業前点検は、フォークリフトの作業開始前において日常的に行う点検のことです。 始業前点検は、労働安全衛生法第151条の25に規定されており、有資格者でなくとも検査を実施することができます。 始業前点検の項目は以下の4つです。 制御装置及び操縦装置の機能 荷役装置及び油圧装置の機能 車輪の異常有無 灯火装置(前照灯、後照灯、方向指示器)及び警報装置の機能 始業前点検を毎日の習慣とすることで、機械の故障や事故の発生リスクを大きく下げることができます。 2.月検査(定期検査) 月検査(定期検査)は、「1ヵ月に1回行う」ことが法令で定められています。 開始前点検と同じく、無資格者でも点検を行うことは問題ありませんが、「モーターの回転状態」「走行ヒューズのゆるみ」「サスペンションの亀裂」「油圧ポンプ・配管の油漏れ」「異音箇所の有無」など点検項目が細かくなっています。 そのため、専門知識がある有資格者が点検を実施することが推奨されます。月次点検での項目は以下の内容になります。 制動装置、クラッチ及び操縦装置の異常の有無 荷役装置及び油圧装置の異常の有無 ヘッドガード及びバックレストの異常の有無 月次点検は、定期自主検査の記録を3年間保管しておくことが義務付けられています。これを怠ると、50万円以下の罰則を受けることもあるのでご注意ください。 3.年次検査(特定自主検査) 年次検査は、労働安全衛生規則で「1年を超えない期間ごとに行う」ことが定められている点検です。 始業前点検や月次点検とは異なり、年次検査は「必ず有資格者」が行い、月次点検と同様、点検記録を3年間保管することが義務付けられています。記録の保管を怠った場合も同様に50万円以下の罰則を受けることになります。 こちらは、プロ(有資格者)が行う点検であり、整備工場やメーカーに検査を委託するのが一般的です。年次点検を委託した場合の費用相場は以下のとおりです。 動力 1t未満 1~2t未満 2~3t未満 3~5t未満 5t以上 エンジン式 ¥30,000 ¥35,000 ¥40,000 ¥60,000 ¥70,000 バッテリ-式 ¥25,000 ¥30,000 ¥35,000 ¥50,000 ¥50,000 年次検査にかかる費用の内訳は、「特定自主検査費用」+「使用部品」+「代車・引取納車費用(現地検査の場合は主張費)」+「特定自主検査証明書費用」というイメージです。(2024年10月16日現在 トクワールド調べ) まとめ 今回は、フォークリフトの導入をご検討中の方に向けて、フォークリフトを選ぶときに知っておきたいマストの役割や種類、中古車・レンタルの価格相場、導入後に必要な法定点検について解説しました。 中古フォークリフトは小型の機種でしたら価格帯を見ても購入しやすく、オークションサイトでもさまざまな機種を目にします。導入ご検討時は、使用する場所や用途に適した機種を選ぶこと、導入後の法定点検や維持コストも考慮しましょう。

    #フォークリフト#マスト#種類#役割

    2024/10/16

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