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【建設機械レンタルと中古グレーダー】導入するならどっち?モーターグレーダーの運転に必要な資格などを紹介

モーターグレーダー

2023/02/01

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【建設機械レンタルと中古グレーダー】導入するならどっち?モーターグレーダーの運転に必要な資格などを紹介

建設機械・重機をレンタルするメリット

建設業界が受け持つ仕事の幅は広く、必要時に必要な機材を利用したいと考える業者が多いです。建設機械のレンタルサービスはそれらのニーズに応えることができるだけではなく、企業にとって様々なメリットがあります。

例えば、建設機械はひとつひとつが高価で、モーターグレーダーなどの大型重機は新車で¥20,000,000〜¥30,000,000、中古でも¥5,000,000〜¥10,000,000ほどかかってしまいます。

機械をレンタルすることにより、導入費用が安くなり、コストを大幅に削減することができます。また、レンタルであればメンテナンス費用も不要で、購入した場合と違い、費用を経費として損金処理することもできます。

しかし、長期的にレンタルしてしまうと結果的に中古を購入した方が安かったということもあります。また、レンタルの契約を結んでしまうと途中解約をすることができず、違約金を支払って中途解約するという場合もあります。

業者はこのようなメリット、デメリットを念頭に置いてレンタル建機を利用しましょう。そこで今回は。モーターグレーダーの中古購入かレンタルを検討している方に向け、レンタルのメリット中古グレーダーの注意点必要な資格を紹介していきます。

モーターグレーダーの特徴・用途は?

モーターグレーダーは、主に道路工事で路床、路盤の整地に使用される他、土工基面や法面の整形・仕上げに用いられる自走式の産業車両であり建設機械の一種です。

また、冬季は幹線道路の除雪作業でも活躍しており、除雪作業で使うモーターグレーダーは除雪グレーダーと呼ばれています。

モーターグレーダーは、全長は約7〜8.5メートル、重量約10トン以上を誇る大型機械であるため、道路工事や開発工事、幹線道路除雪のような規模の大きい作業で使われます。

構造の詳細もチェック

グレーダーは、荒野の上をブレード(排土板)と呼ばれる地ならし用器具を吊って引きずることで整地を行うものを呼びます。

モーターグレーダーは全部で六輪三軸とする構成で、主に本体部分、アーム、ブレードから成り立っています。

エンジン部や操作キャビン、タイヤなどがある4輪2軸の本体部分に加え、前方にはアームと呼ばれる長いフレームを渡し、先端には操舵も兼用する二輪一軸があります。
さらに、アーム下部のタイヤとタイヤの間には、長さ3メートル以上もある整地用のブレードが吊り下げられており、ブレードは余計な土や雪を路肩に退けられるように、斜めに取り付けられています

モーターグレーダーにはブレードを斜めにした際、反力で進路が変わらないように、直進性を維持するリーニング機構が付いているのも特徴です。

これは、前輪の角度を左右斜めに傾け、キャンバ角をつけるリーニング装置というものがあり、前輪のブレやブレードの不必要な動きを防ぎ、安定した均し作業が行えるという仕組みです。エンジン部と前輪をつなぐフレームも左右に曲がる関節状となっています。

ブレード以外の作業用アタッチメントとして除雪作業に使用するスノープラウや、リッパーと呼ばれる巨大な熊手状の爪スカリファイアー(粉砕器)があります。スノープラウは車体前部、他のアタッチメントはいずれも車体中央、もしくは後部に取り付けられます。

モーターグレーダーはそもそも中古で探すのが難しい?

中古の建設機械はなんといっても新品より安価に重機を購入できることがメリットです。しかし、モーターグレーダーの場合は中古品探しになかなか苦戦する可能性が高いでしょう。

道路工事や整地作業や除雪作業などで活躍し、大規模な土木工事、開発工事で需要の高い建設機械ですが、実は、中古市場にはなかなか出回らない機械でもあります。

というのも、現在国内でモーターグレーダーを製造しているメーカーはコマツ建機の1社のみで、生産台数も少ないです。

なぜ、需要があるのに生産台数が増えないのかというと、モーターグレーダーは、購入したらメンテナンスをしながら長く利用するオーナーが多く、新規導入がそれほど多くないことが理由です。

モーターグレーダーのような大きな重機が活躍する作業は限定的で、1年間様々な工事をおこなったとしても、モーターグレーダーの稼働は3ヶ月にも満たない程度でしょう。

また、バックホーやホイールローダーといった他の重機より、大きくて重量のあるものを掴んだり、運んだり、粉砕することがなく、稼働時間が少ない上に本体にかかる負荷も僅かです。

このようにモーターグレーダーは消耗しづらいため、新車を購入してから数十年間利用し続けるユーザーがほとんどです。


また、日本で使用されるグレーダーは、毎年年次点検をしっかりやっており、使用するオペレーターが丁寧に乗ることが多いです。そのため海外からは「Used in Japan」として高い人気があります。海外では質の良い日本の中古グレーダーの需要が高く、状態の良い中古グレーダーがあってもすぐに売却されてしまいます。

以上が、建設機械の中古市場でモーターグレーダーが常に品薄状態と言われる要因です。

モーターグレーダーのレンタル価格

モーターグレーダーの価格は機種による違いや、年式、稼働時間、グレーダーの状態などの要素でも変動します。同じモデルでも、年式や稼働時間が良ければ100万円以上も価格が違うこともあります。

おおまかな料金相場は、新車で¥2, 000,000,000~¥3,000,000,000程度で、中古車では¥5, 000,000~¥1, 000,000,000で販売されています。

年式が古いと値段が下がる傾向にありますが、1990年以降の機種ですとコンピュターが未搭載ということもあるので気をつけましょう。

モーターグレーダーの性能はブレードの幅とそれに見合ったエンジン出力でクラスが表されます。一般的にはブレードの大きさでクラス表記されていることがほとんどなので、モーターグレーダーをクラスで選ぶ際は、ブレード幅に注目するとわかりやすいでしょう。

レンタル価格は季節・時期によって変動する

モーターグレーダーのレンタル相場ですが、1日あたりのレンタル費用は¥12,000〜15,000ほどです。月極ですと4月〜9月は約¥240,000、10月〜3月になると約¥300,000と価格が上がる傾向にあります。年契約の場合は約¥255,000が料金の目安でしょう。

【レンタルの料金相場】
1日…約¥12,000〜15,000
月極(4月〜9月)…約¥240,000
月極(10月〜3月)…約¥300,000
年契約…約¥255,000

また、建設業には繁忙期があるため、時期によっては重機の在庫がない場合もあります。

モーターグレーダーに必要な資格・免許は?

モーターグレーダーをレンタルする際には、免許や資格を取得していることを証明するために免許や免状を受付時に求められます。

こモーターグレーダーの運転、作業には以下の資格、免許が必要となります。

資格

モーターグレーダーを建設現場内で工事作業に従事させる場合には、労働安全衛生法に基づき、「車両系建設機械運転者(整地・運搬・積込み用及び掘削用機械)」の資格が必要です。

車両系建設機械とは、労働安全衛生法施行令別表第7で定められた、動力を用いて自走できる建設機械のことを言います。ブルドーザーやパワーショベル、バケット掘削機、コンクリートポンプ車などの重機も同じ車両系建設機械となります。

車両系建設機械を使用するための講習には、「車両系建設機械運転技能講習」があり、指定の教習所で講習を受けて取得します。

免許

モーターグレーダーは、道路交通法の分類で大型特殊自動車に含まれるため、公道上での運転には「大型特殊免許」が必要です。

大型特殊免許とは、ホイールローダー、クレーン車、ブルドーザーなどの特殊な大型自動車で公道を走るための免許です。大型特殊免許を取得すると、全長12m以下×全長38以下 の特殊車両が運転でき、小型特殊自動車などの公道走行も可能になります。

大型特殊免許は、あくまで公道を走行するための免許です。公道を走行することはできますが、現場で作業をすることはできません。行動を走行するための大型特殊免許と作業するための作業免許が必要であることを覚えておきましょう。

建設機械での道路作業には届出が必要

道路の使用・占用を伴う工事にはそれぞれ、道路使用許可申請道路占用許可申請が必要です。建設関係者であれば、ご存じの方も多いと思いますが、ここではどういった時に必要とされる手続きなのかを解説します。

道路占用とは、道路内に継続して施設を設置することで、道路工事における占用とは、バリケードの設置や資材の集積、建設機械以外の車を駐車させることなどが該当します。よって工期が長期間の道路工事は道路占用許可申請を警察に届出する必要があります。

道路において工事、もしくは作業をしようとする行為は、道路使用許可の対象となります。例えば、路肩を使用したクレーンや高所作業車での電気工事などは道路使用許可の範囲に該当します。

しかし、モーターグレーダーやロードローラーなどを使用した道路工事などで、交通の妨害の恐れがあるときは道路占用許可申請の届出が必要です。

建設機械レンタルと中古グレーダー|まとめ
モーターグレーダーは、道路工事などで需要があり、舗装工事大規模な公共事業を受け持つ会社には必要な建設機械でしょう。新品を揃えるほどの予算が工面できない場合、中古の機械を探すと思いますが、中古市場に流通している台数が少ないというのが現状です。

そのため、自分の欲しい理想のスペックである中古グレーダーを探すことは非常に難しいとされます。

また、流通していたとしても20年や30年稼働していたハイアワーな機械も多く、さらに価格も高いという状況です。

結論として、中古グレーダーは流通量が少ないので、良い機械を探すにはじっくり時間をかける必要があります。そのため、不足分の機械はレンタルを利用するのも良いでしょう。
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    目次 モーターグレーダーの特徴・用途 モーターグレーダーの構造 モーターグレーダーの運転に必要な資格・免許は? まとめ|グレーダーの運転に必要な免許 モーターグレーダーの特徴・用途 モーターグレーダーの用途は、荒地の整地仕上げや、道路工事における路床・路盤の整地作業、精度の高い整形や仕上げ、法面の切取り、仕上げ、L形溝の掘削および整形、といった作業現場で使用されます。 車体が大きいことから、主に作業範囲が広い大規模土木工事で活躍します。また、道路整地では一般的にロードローラーと組み合わせて運用されることが多いです。 積雪地では道路除雪にも使用され、先端部や後部側面にブレードを追加装備した除雪作業仕様のモーターグレーダーもあります。広い範囲の除雪に適しているため、幹線道路や幅広の道路の除雪作業に使用されるほか、雪の表面を粗くしてスリップ事故を防ぐ目的でも用いられます。 モーターグレーダーの構造 モーターグレーダーの車体構造は、主に本体部分・アーム・ブレードから成り立っています。 全部で六輪三軸とする構成で、4輪2軸の本体部分はエンジン部や操作キャビン、タイヤなどがあり、前方にアームと呼ばれる長いフレームを渡し、先端には操舵も兼用する二輪一軸があります。 アーム下部のタイヤとタイヤの間には、長さ3メートル以上もある整地用のブレードが吊り下げられており、ブレードは余計な土や雪を路肩に退けられるように、斜めに取り付けられています。 このブレードは左右に動かすことや、アームの高さを動かすことで地面との高さを調節することも可能です。車輪の上下運動がブレードに伝わりにくく、ブルドーザーに比べて滑らかに整地することができます。 モーターグレーダーで作業をするには作業資格と運転免許をそれぞれ取得する必要があります。 モーターグレーダーの資格は「車両系建設機械運転者(整地・運搬・積込み用及び掘削用機械)」が必要 モーターグレーダーを建設現場内で工事作業に従事させる場合には、労働安全衛生法に基づき、「車両系建設機械運転者(整地・運搬・積込み用及び掘削用機械)」の資格が必要となります。 動力を用いて自走できる建設機械のことを車両系建設機械といい、モーターグレーダーでの作業はこの資格が必須です。車両系建設機械には、ブルドーザーやパワーショベル、バケット掘削機、コンクリートポンプ車などおなじみの重機も含まれています。 労働安全衛生法施行令別表第7では、重機も車両系建設機械は「整地・運搬・積込み用機械」、「掘削用機械」、「基礎工事用機械」、「締め固め用機械」、「コンクリート打設用機械」、「解体用機械」の6種類に分類されており、作業では整地用途に使用されるモーターグレーダーは「整地・運搬・積込み用及び掘削用機械」の特別教育、もしくは運転技能講習を受講する必要があります。 車両系建設機械運転者には「技能講習」「特別教育」の2種類がある 車両系建設機械の講習には「車両系建設機械運転技能講習」があり、指定の教習所で講習を受講して取得します。 作業の目的と使用する機械、アタッチメントより、「整地・運搬・積込み用及び掘削用」、「解体用」、「基礎工事用」、「コンクリート打設用」の4つに分類されています。 なお、建設機械についている機械表示で機械質量が3トン未満の機械の操作については、「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」を受講することで操作可能です。 具体的には、運転しようとするモーターグレーダーの機械質量が3トン未満は「特別教育」、3トン以上の場合は「技能講習」を受講することになりますが、特別教育、技能講習共に満「18歳以上」であることが受講条件です。 これらの資格は1つの資格に対し、適用される建設機械が複数あります。例えば、ユンボを運転するため、以前に資格を取得したという方は、モーターグレーダーなどの機械質量に応じた建設機械を運転することができます。 また、モーターグレーダーはタイヤ走行なので公道を移動することが可能ですが、公道走行をする際には各種免許が必須です。 つまり、モーターグレーダーには作業をするための「操作資格」と走行、移動をするための「運転免許」の2種類の取得は必要になるということを覚えておきましょう。 械質量3トン以上の車両系建設機械(整地等)の運転作業に従事する方は、労働安全衛生法に基づく運転技能講習を修了しなければならないことが義務付けられています。 機械質量3トン以上のモーターグレーダーで作業するためには、車両系建設機械(整地・運搬・積み込み用及び掘削用)運転技能講習を受講する必要があります。「走行に関する装置の構造及び取り扱いの方法に関する知識」など、最大で計38時間(6日間)の講習を受け、修了試験に合格することで資格を取得することができます。特定の資格を取得していることで、一部の科目受講が免除されます。 受講資格 自動車運転免許を保有せず、機械質量3トン未満の小型車両系建設機械(整地等)運転特別教育終了後に6ヵ月以上の運転経験を有する方(事業者証明が必要) つぎのいずれかに該当する方 ・大型自動車運免許保有者 ・不整地運搬車運転技能講習修了者 ・普通、準中型、中型、大型自動車いずれかの運転免許を保有し、次のいずれかに該当する方 ・機械質量3トン未満の小型車両系建設機械(整地等)、または(解体用)運転特別教育修了後に3ヶ月以上の運転経験を有する方(事業者証明が必要) ・機械質量1トン未満の不整地運搬車運転特別教育終了後に3ヶ月以上の運転経験を有する方(事業者証明が必要) 受講資格 時間 自動車運転免許を保有せず、機械質量3トン未満の小型車両系建設機械(整地等)運転特別教育終了後に6ヵ月以上の運転経験を有する方(事業者証明が必要) 18時間 つぎのいずれかに該当する方 ・大型自動車運免許保有者 ・不整地運搬車運転技能講習修了者 ・普通、準中型、中型、大型自動車いずれかの運転免許を保有し、つぎのいずれかに該当する方 ・機械質量3トン未満の小型車両系建設機械(整地等)、または(解体用)運転特別教育修了後に3ヶ月以上の運転経験を有する方(事業者証明が必要) ・機械質量1トン未満の不整地運搬車運転特別教育終了後に3ヶ月以上の運転経験を有する方(事業者証明が必要) 14時間 いずれにも該当しない方 38時間 科目 教育時間 【学科】 走行に関する装置の構造及び取り扱いの方法に関する知識 4時間 作業に関する装置の構造、取扱い及び作業方法に関する知識 5時間 運転に必要な一般事項に関する知識 3時間 関係法令 1時間 【実技】 走行の操作 20時間 作業のための装置の操作 5時間 この資格の主な対象機会は、モーター・グレーダー、トラクタショベルやブルドーザー。ドラグショベル、スクレーパー、ドラグライン、スクレープ・ドーザー、クラムシェル、トレンチャー、パワーショベル、バケット掘削機、ずり積機です。 3トン以上の車両系建設機械の運転に必要な技能講習の講習項目や時間数は講習規則によって定められ、基本的には合計38時間の学科講習と実技講習が必要になります。 小型車両系建設機械(整地・運搬・積み込み用及び掘削用)の運転の業務に係る特別教育 事業者は、機械質量が3トン未満の車両系建設機械のうち、「整地・運搬・積込み用」及び「掘削用」の機械で動力を用い、かつ、不特定の場所に自走できるものの運転(道路上を走行させる運転を除く)の業務に労働者を就かせるときは、安全又は衛生のための特別な教育をしなければならないことが義務付けられています。 機械質量3トン未満のモーターグレーダーで作業するためには、小型車両系建設機械(整地・運搬・積み込み用及び掘削用)の運転の業務にかかる特別教育を受講する必要があります。「小型車両系建設機械(整地・運搬・積み込み用及び掘削用)の走行に関する装置の構造及び取り扱いの方法に関する知識」といった学科講習と実技講習があり、計13時間(2日間)以上の講習を受けることで資格を取得できます。 科目 教育時間 【学科】 走行に関する装置の構造及び取り扱いの方法に関する知識 3時間 作業に関する装置の構造、取扱い及び作業方法に関する知識 2時間 運転に必要な一般事項に関する知識 1時間 関係法令 1時間 【実技】 走行の操作 4時間 作業のための装置の操作 2時間 主な対象機会は車両系建設機械(整地用等)のうち、機械質量3トン未満のモーターグレーダー・ホイールローダー・ブルドーザー・トラクターショベル及びドラグ・ショベルなどです。 3トン以下の車両系建設機械を操作できる特別教育は、企業などの事業所や、都道府県にある労働局長登録機関などで実施しています。こちらは安全衛生特別教育規定で規定された12時間の履修が必要です。 モーターグレーダーの免許は「大型特殊免許」 モーターグレーダーは、道路交通法の分類で大型特殊自動車に含まれるため、公道上での運転には「大型特殊免許」が必要です。 大型特殊免許とは、大型車両はもちろん、トラクター、ホイールローダー、クレーン車、ブルドーザーなどの特殊な大型自動車で公道を走るための免許です。 大型特殊免許は、あくまで公道を走行するための免許なので、公道を走行して車両を移動させることはできますが、現場で作業をすることはできません。 そのため、モーターグレーダーを使うには、先程紹介した「車両系建設機械運転者(整地・運搬・積込み用及び掘削用機械)」と「大型特殊免許」をセットで取得する必要があります。 大型特殊免許は、普通免許と同じように第一種と第二種がありますが、通常は第一種の方を取得します。第二種では、キャタピラー付車両などで客を乗せて旅客営業をすることができますが、現在国内には第二種免許が適用されている車両は存在しません。 第二種を取得している方は、フルビット免許証と呼ばれる、すべての免許区分が記載された免許証の完成を目指しているケースがほとんどです。 大型特殊免許を取得すると、全長12m以下×全長38以下 の特殊車両が運転でき、中型車両、小型特殊車両、原動機付自転車などの公道走行も可能になります。 前提として、作業用の資格と移動のための免許は異なるので注意してください。 大型自動車免許を取得すると、以下の免許区分の車両で行動を走行させることができます。 ・大型特殊自動車 ・小型特殊自動車 ・原動機付自転車(原付) 上記の車両に該当するのは以下の条件を満たす特殊自動車です。 全長 12.0m以下 全幅 2.5m以下 全高 3.8m以下 総排気量 制限なし 最高速度 制限なし ※時速49km/h以下の自主規制が有 グレーダーの運転に必要な免許|まとめ モーターグレーダーを作業で使用するには、車両系建設機械運転者(整地・運搬・積込み用及び掘削用機械)の資格と、大型特殊免許が必要ということを解説しました。 これらの資格・免許はモーターグレーダーをはじめとした重機のオペレーターになる上で、必須となるものなので、是非早い段階で取得することをお勧めします。 中には取得を斡旋している企業や、県や市によっては補助金が支給される制度もあるので、調べてみましょう。 ←中古の【モーターグレーダー】を探すならトクワールド!

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    目次 除雪グレーダーと土木工事グレーダーの違いとは 凍結防止剤の散布や除雪作業について 除雪グレーダーのラインナップは1名乗車が主流に グレーダーのレンタル費用はどのくらい? まとめ|除雪グレーダーについて解説 除雪グレーダーと土木工事グレーダーの違いとは 除雪グレーダーとは、車体の中央に装着されたブレードで雪を削り取り、側方に排出することで除雪作業を行う車両のことを指します。土工用グレーダーをベースとしているので、基本的な部分の違いはありません。 装着するブレードの長さによって3.7メートル級、4.0メートル級、4.3メートル級の3つの規格が存在しています。かつては規格に合わせた3種類の除雪グレーダーが各社より販売され、特に4.3メートル級においては高速圧雪整正機とよばれる除雪専用大型・高出力のグレーダーが、過去に国土交通省とメーカー共同で開発され、独自の進化を遂げています。 できるだけブレードに大きな押付力を与えつつ、走行性を確保するため、除雪グレーダーは土木工事用グレーダーに対し、車体重量を大きくし、かつ、やや前輪寄りの荷重配分です。 この構造上、高いブレードの押し付け力を確保でき、作業速度も比較的早いことから、新雪除雪や路面の凹凸を削って平らにする路面整正作業、固くしまった圧雪の除去作業などに使用され、幹線道路における除雪作業の主力機械となっています。 また、除雪グレーダーは、大容量電装を装備しているのも特徴です。寒冷地での始動性確保はもちろん、黄色回転灯や作業灯、標識装置などを装備し、熱線ガラス、全窓にワイバーを装備するなどのため、90〜130Aというオルタネータ(交流発電機)を装備しています。これはトラックの2〜3倍の発電容量に匹敵します。 作業機には、オペレーターの負担を減らす目的で自動制御装置が普及していますが、地面を均すことが目的である土木工事用のグレーダーの装置とは異なり、雪の下の舗装路面に凹凸や傾斜があっても、ブレードをその路面に倣わせることができます。 【除雪グレーダーの特徴】 ・押し付け力を確保するために車体が大きく、前輪よりの荷重。 ・寒冷地や積雪での過酷な環境で作業するため電装系が大容量。 ・除雪作業に特化した自動制御装置を搭載している。 凍結防止剤の散布や除雪作業について 雪道をクルマで走っていると、作業中の雪氷作業者が2〜3台編成で走っているのを見かけますが、何をしているのでしょうか?これは凍結防止剤の散布や除雪作業を行っています。 道路除雪は以下のような工程で行われています。 ・凍結防止剤散布作業 路面の凍結を防ぐために、凍結防止剤(固形の塩や塩水などの塩分)を道路に散布しています。凍結防止剤散布作業車は、気温が下がり始める前に出動します。 ・除雪作業 安全な路面状態を確保するため、前面にスノープラウ(板状の除雪装置)がついた作業車で除雪作業を行っています。また、モーターグレーダーで、スノープラウでは取り除けない固い圧雪を除去することもあります。豪雪地帯として知られる名神高速道路の関ヶ原付近では、各インターチェンジやサービスエリアに約80台の除雪車を配備し、降雪時には15分〜20分間隔の除雪作業を行います。 ・排雪作業 幹線道路や高速道路の路肩にたまった雪は、ロータリ除雪車により本線の外に排雪します。ホイールローダーやダンプトラックなどで本線外に排雪することもあります。 除雪グレーダーとホイールローダー(タイヤショベル)における用途の違い モーターグレーダーとホイールローダーは、共に土木工事や道路工事で使用される建設機械ですが、除雪作業でも活躍します。しかし、この2台の役割は明確に分かれています。 除雪グレーダーは、ホイールローダーよりも速力や機動性が劣りますが、作業範囲が大きいということが特徴です。しかし、まだ除雪していない所を通るのと、腹下の排雪板はあまり大きくないため、大量の新雪は苦手です。 新雪での走行も問題ない、ホイールローダーは大容量のバケットで排雪をすくう、押し出すなどして、運んだり、山積みにするといった作業が可能です。 除雪グレーダーでは以下の作業が行えます。 ・新雪除雪 新雪除雪は圧雪に変化する前にスピーディーに行う必要があります。グレーダーは走行速度が比較的早いため効率的に作業できます。 ・圧雪処理 ほぼ同じ重量配分を持っていてもトラックグレーダーや他の機械では困難な、成長した圧雪は除雪グレーダーで剥ぎ取る必要があります。 ・交差点処理 作業機の動作範囲が大きく雪の流れをコントロールし易いことや、トラックなどに比べステアリング切れ角が大きく、リーニング(前タイヤを傾ける)、アーティキュレート(車体を屈折させる)を併用して小回りが効きます。 除雪グレーダーのラインナップは1名乗車が主流に 除雪作業中のオペレータは作業時の安全を確保するため、前方の障害物、対向車に加えて、後方からの追い越し車両など、あらゆる方向に注意を払って作業を実施しています。2名乗車のグレーダーにおいては、助手はこうした安全確保の補助や故障対応、部品交換などの作業を担当し、新人運転手が同乗した際は運転指導の場としても機能していました。 日本ではこうした2名乗車グレーダーが長らく運用されていましたが、排ガス規制の強化を受けて各メーカーは第4次排出ガス規制の対応に追われる形で、平成24年度末を最後に2名乗車の除雪グレーダーの販売を終了することとなりました。 オペレータ不足や計器、センサーの進化もあり、今日ではキャタピラージャパンやコマツ製をはじめとしたメーカーから1名乗車の新型除雪グレーダーのラインナップが揃っています。 将来的には更なる作業の効率化・容易化が進み、複合自動制御や、地球環境や騒音に配慮した環境適合性を備えた機種が発展していくと思われます。 また、建機用タイヤにはスタッドレスという規格がないので、除雪作業はタイヤにチェーンを装着しておこなっていましたが、タイヤチェーン非装着での作業を標榜としたラジアルスノータイヤが数社から発売されています。 これにより、作業時のチェーン騒音低減、回送速度の向上、チェーン交換に関する苦渋作業からの解放など利点が多く、さらに普及が進むと思われます。 除雪作業は深夜、早朝に行うため、地域住民の理解が欠かせません。一層の環境適合を推し進めることにより、地域社会との融合、雪との共存を図っていきたいですね。 グレーダーのレンタル費用はどのくらい? モーターグレーダは大型機械ということもあり、リース会社の中でも小規模な企業は商品を持っていないこともよくあります。また、除雪機械としてレンタルしていることも少なく、モーターグレーダーを除雪で使用したいのであれば、土木作業用のものしか揃ってないこともあるので確認してください。 建設機械のレンタル費用は季節や時期によって変動するということも念頭において検討しましょう。 モーターグレーダーのレンタル相場ですが、1日のレンタル費用は¥12,000〜15,000ほどです。月極ですと4月〜9月は約¥240,000、10月〜3月になると約¥300,000と価格が上がる傾向にあります。年契約の場合は約¥255,000が料金の目安でしょう。 【レンタルの料金相場】 1日…約¥12,000〜15,000 月極(4月〜9月)…約¥240,000 月極(10月〜3月)…約¥300,000 年契約…約¥255,000 除雪グレーダーについて解説|まとめ 除雪グレーダーは、幹線道路では除雪作業の主力的な立ち位置であり、お腹に下げているブレードで圧雪や氷を剥ぎ取ることも得意ということがお分かりいただけたかと思います。 ベースは土木工事用のグレーダーを流用しているため、構造など外見で大きな違いはありませんが、積雪や寒冷地に適応した装備が追加されていたり、除雪作業をアシストする機能があったりと、中身を見れば様々な改良が加えられていることに気が付くことでしょう。 現在では1名乗車の除雪グレーダーのみが発売されていますが、中古市場を見ると2名乗車のモデルは多く存在します。 安全性能や環境適合性、オペレーターのアシスト性能を見るなら新しいモデルを選択するのがおすすめでしょう。しかし、視点を広げると、オペレーターの後継者育成や作業性能向上など、除雪グレーダーを取り巻く環境には、まだまだ解決すべき課題が多く残されているようです。 ←中古の【モーターグレーダー】を探すならトクワールド!

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    モーターグレーダー

    【工事現場で活躍するクルマ】モーターグレーダーとは?グレーダーの特徴や必要な免許について解説

    目次 モーターグレーダーとは モーターグレーダーの用途 モーターグレーダーの構造・特徴 モーターグレーダーに必要な免許 モーターグレーダーの価格 まとめ|モーターグレーダーとは? モーターグレーダーとは モーターグレーダーは建設機械の一種であり、米国で考案された自走式の産業用車両です。 整地作業をする機械を米国ではGrader(地面を均すもの)と呼称し、元々は馬で牽引(牽引式グレーダー)される機械のことを指していました。 この牽引式グレーダーが考案されたのは1855年で、米国の道路機械専業メーカーによって1940年までの間、改良されながら生産されています。 1910年後半に、蒸気やガソリントラクタが普及し始めると牽引は馬から徐々にトラクターに置き換わり、現在ではエンジン(モーター)を搭載した自走式車両をモーターグレーダー(動力式グレーダー)と呼ぶようになりました。 アメリカでは古くから存在していますが、日本におけるモーターグレーダーの歴史は浅く、日本にモーターグレーダーが輸入されたのは戦後間もない頃になります。そして、第二次世界大戦後の1950年位には国産化しています。 小型のものから大型のグレーダーまで様々なクラスがあり、現在の日本で大型のグレーダーを製造しているメーカーは「コマツ」のみとなっています。 モーターグレーダーの用途 モーターグレーダーは、ご覧の通り、車体が大きいことから小規模の作業には不向きです。そのため、作業範囲が広い大規模土木工事で使われており、道路整地では一般的にロードローラーと組み合わせて運用されます。 モーターグレーダーの用途は荒地の整地仕上げや、道路工事における路床・路盤の整地作業(地ならし)でされることが多いです。その他では、路面や広場など精度の高い整形や仕上げ、法面の切取りおよび仕上げ、L形溝の掘削および整形などに用いられます。 また、積雪地では道路除雪にも使用され、先端部や後部側面にブレードを追加装備した除雪作業仕様のモーターグレーダーもあります。広い範囲の除雪に適しているため、幹線道路や幅広の道路の除雪作業に使用されるほか、雪の表面を粗くしてスリップ事故を防ぐ目的でも用いられます。 道路の路床・路盤の他、土工基面、法面の整形・仕上げ、道路補修、除雪に用いられることが多い。 モーターグレーダーの構造・特徴 モーターグレーダーは、全長は約7〜8.5メートル、重量約10トン以上を誇る大型機械です。 グレーダーは、荒野の上をブレード(排土板)と呼ばれる地ならし用器具を吊って引きずることで整地を行うものを呼びます。そして、グレーダーを自走式としてブレードを前後輪軸間に吊り下げたものがモーターグレーダーとなります。 自走式であるモーターグレーダーは、主に本体部分、アーム、ブレードから成り立っています。 4輪2軸の本体部分はエンジン部や操作キャビン、タイヤなどがあり、前方にアームと呼ばれる長いフレームを渡し、先端には操舵も兼用する二輪一軸があります。全部で六輪三軸とする構成です。 さらに、アーム下部のタイヤとタイヤの間には、長さ3メートル以上もある整地用のブレードが吊り下げられており、ブレードは余計な土や雪を路肩に退けられるように、斜めに取り付けられています。 このブレードは左右に動かしたり、アームの高さを動かすことで地面との高さを調節することも可能です。車輪の上下運動がブレードに伝わりにくく、ブルドーザーに比べて滑らかに整地できることも特徴でしょう。 一般的にアーティキュレート(屈折フレーム)式のモーターグレーダーが採用されており、アーティキュレート式モーターグレーダーは、回転半径を小さくできるほか、オフセット走行ならではの溝掘や法切作業が可能となります。 バケットと車両本体部分が屈折する構造であるホイールローダーも同様に最小半径での回転や小回りが可能で、アーティキュレート式は様々な建設機械で採用されています。 モーターグレーダーの性能はブレードの幅とそれに見合ったエンジン出力でクラスが表されます。一般的にはブレードの大きさでクラス表記されていることがほとんどなので、モーターグレーダーをクラスで選ぶ際は、ブレード幅に注目するとわかりやすいでしょう。 モーターグレーダーの操舵は、丸型ハンドルで行い、その横にある9本のレバーを操作してブレードの高さや傾斜角度を調節します。運転室は開放式のものと密閉式のものがあります。 また、モーターグレーダーは、路面を切削する能力にも優れるため、硬い土砂斜面の凹凸を削り均す道路メンテナンスや、踏み固められて硬化した圧雪・氷を取り除く圧雪除去などの作業も可能です。 そのような作業は、通常ブレードに推進角を付けますが、前輪に横滑りの力(ブレードの反動)がかかり進路が変わってしまうので、モーターグレーダーには直進性を維持するリーニング機構というものが付いています。 これは、リーニング装置と呼ばれる前輪の角度を左右斜めに傾け、キャンバ角をつける装置があり、前輪のブレやブレードの不必要な動きを防ぎ安定した「ならし作業」が行えるという仕組みです。エンジン部と前輪をつなぐフレームも左右に曲がる関節状となっています。 ブレード以外の作業用アタッチメントとして除雪作業に使用するスノープラウや、リッパーと呼ばれる巨大な熊手状の爪、スカリファイアー(粉砕器)があります。スノープラウは車体前部、他のアタッチメントはいずれも車体中央、もしくは後部に取り付けられます。 モーターグレーダーに必要な免許 モーターグレーダーを建設現場内で工事作業に従事させる場合には、労働安全衛生法に基づき、「車両系建設機械運転者(整地・運搬・積込み用及び掘削用機械)の資格が必要となります。 また、モーターグレーダーは、道路交通法の分類で大型特殊自動車に含まれるため、公道上での運転には「大型特殊免許」が必要です。 動力を用いて自走できる建設機械のことを車両系建設機械といい、モーターグレーダーもこれに含まれます。その他でいうと、ブルドーザーやパワーショベル、バケット掘削機、コンクリートポンプ車などの重機も車両系建設機械となります。 労働安全衛生法施行令別表第7では、重機も車両系建設機械は「整地・運搬・積込み用機械」、「掘削用機械」、「基礎工事用機械」、「締め固め用機械」、「コンクリート打設用機械」、「解体用機械」の6種類に分類されており、作業では整地用途に使用されるモーターグレーダーは「整地・運搬・積込み用及び掘削用機械」の特別教育、もしくは運転技能講習を受講する必要があります。 車両系建設機械運転者(整地・運搬・搬入・掘削用)の資格はドラグショベル(ユンボ)やホイールローダーと同じ資格になるので、すでに取得されているという方は大型特殊免許を受講しましょう。 作業装置を備えている建設機械全般に言えることですが、作業用の資格と移動のための免許は異なるので、しっかりと資格と免許を取得してから取り扱いましょう。 モーターグレーダーの価格 モーターグレーダーの価格は機種による違いだけではなく、年式、稼働時間、グレーダーの状態などの要素でも変動します。同じ型式(モデル)でも、年式や稼働時間が良ければ100万円以上も価格が違うこともあります。 おおまかな料金相場は、新車で¥2, 000,000,000~¥3,000,000,000程度で、中古車では¥5, 000,000~¥1, 000,000,000で販売されています。 年式が古いと値段が下がる傾向にありますが、1990年以降の機種ですとコンピュターが未搭載ということもあるので気をつけましょう。 また、規格・クラスは一般的にはブレードの長さで表されます。何メートル級などと呼ばれることが多く、流通量の多いブレードは幅3.1m以上〜3.4以下のサイズが多いです。 国内の製造メーカーとしては新潟鉄工、川崎重工業、三菱重工、コマツなどがありますが、三菱重工は2013年11月に利権をトルコのヒドロメック社へ譲渡(有償)したほか、他のメーカーは既に製造が終了しているので、現在で国産のモーターグレーダーを製造しているメーカーはコマツのみとなっています。 日本以外の製造メーカーですとキャタピラージャパンにより日本国内でも販売されていますが、大型機であるため、通常の道路工事現場ではほとんど見られません。 日本で使用されるグレーダーは、毎年年次点検をしっかりやっており、使用するオペレーターが丁寧に乗ることが多い傾向にあります。そのため、日本で使用されていたモーターグレーダーは「Used in Japan」として海外からは高い人気があります。海外では質の良い日本の中古グレーダーの需要が高く、中古グレーダーの数は足りていません。 日本の中古グレーダーは壊れても、ほとんどのケースで直すことが可能なので不動車・故障車でも国内でも整備されて再販されることが多いです。1970年代から1990年代などのコンピュターが搭載されていないグレーダーは比較的修理がしやすく海外では今でも高い人気を誇っています。 まとめ|モーターグレーダーとは? 今回は、工事現場での整地、道路工事における均し作業などが得意なモータグレーダーという建設機械を紹介しました。街中での道路工事ではあまりお目にかかりませんが、比較的大規模な工事ではロードローラーと共に活躍しています。 また、積雪地では、先頭部や後部側面にブレードを追加装備したり、スノープラウなどのアタッチメントを取り付けて除雪作業用でも使用されています。 元々はグレーダーをトラクターで牽引していたことから、モーターグレーダーと呼ばれるようになりましたが、日本では意外と歴史の浅い建設機械になります。 国土の広いアメリカでは超大型サイズのモーターグレーダーも存在しており、C A Tが代表的なモーターグレーダー製造メーカーとして名を馳せています。 モーターグレーダーは、ユンボやホイールローダー、ブルドーザーと一緒の資格で操作でき、普段から大型特殊自動車を運転している方は、運転講習を受講すれば良いので興味がある方は調べてみてください。

    2023/07/11

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