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スキッドステアローダーの中古購入について解説!料金相場や注意点などは?

スキッドステアローダー

2022/07/27

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スキッドステアローダーの中古購入について解説!料金相場や注意点などは?

スキッドステアローダーの中古購入について

スキッドステアローダーは、そのフォルムからミニホイールローダーやフォークリフトなどに似ており、これらの機械と同様、運搬・積込機として使用されている建設機械です。日本国内ではあまり馴染みのない機械かもしれませんが、海外では年間40,000台強もの需要があり、建設現場、道路工事、造園など多岐にわたる用途で活用されています。

ボブキャットとも呼ばれるスキッドステアローダーですが、各メーカーから販売されており、アタッチメントを含め様々な製品が出回っています。今回はスキッドステアローダーを中古で購入・導入することを検討している方に向け、中古価格や購入時の注意点、車体・アタッチメントの種類などについてまとめました。

スキッドステアローダーはアメリカ生まれの建設機械

スキッドステアローダーとは車体左右の足回りの回転差により横滑り(「スキッド」)を起こして、操向(「ステア」)する積込機(「ローダー」)です。開発元は1927年、アメリカ合衆国 ノースダコタ州グイナーにて創業した建設機械メーカー「メルロー」であり、1960年に世界初のスキッドステアローダー、「M-400」が発売されました。その後は企業名をボブキャット・カンパニーと変更し、製品名も「bobcat」となりました。

現在ではアメリカをはじめ各国の農機、建機、輸送機メーカーがスキッドステアローダーの製作を手がけており、日本では1974年(昭和49年)にヤンマーディーゼルから「ミニホイールローダーY30W」に初めて発売されました。現在の国内では主にヤンマー、トヨタL&F、三菱ロジネクストのメーカーが製品を開発・製造・販売を行なっています。

スキッドステアローダーは小型ホイールローダーの一種として分類されていますが、4輪駆動の装輪式でありながら無限軌道(クローラー)走行車両と同様に、左右輪の回転方向の変化で車両の進む方向を変えることが特徴です。また、左右の足回りを逆回転させることにより、その場旋回も可能です。

以上のような操向方式であるため構造上、トレッド(左右輪の接地中心距離)とホイールベース(前輪軸と後輪軸との距離)を大きくすることは出来ず、摩擦係数の高い路面での小回りは苦手ですが、足回りをホイールからクローラーへと変更したコンパクトトラックローダーという悪地盤走行向けの機械もあります。
中古建設機械数が中部地方No.1のトクワールドでは、スキッドステアローダーの販売は勿論、アタッチメントやパーツの取り扱いも行なっています。それだけでなく自社メンテナンス工場にて検品、整備、塗装を受けたハイクオリティーな機械を、お値打ち価格で提供して頂けます。 トクワールドのボブキャットはこちらから

ボブキャットとも呼ばれる理由

ボブキャットの愛称を持つスキットステアローダーですが、前述したようにアメリカの建設機械メーカー「ボブキャット・カンパニー」(元・メルロー)が、今から約60年前に世界で最初に開発した小型ホイールローダーで、油圧ショベルの「ユンボ」や、クレーン付きトラックの「ユニック」、リーチ式フォークリフトの「プラッター」など、固有の商品名が代名詞となっている機械のように会社名が代名詞となっている機械のひとつです。

この小型で俊敏に動き回る機械は、アメリカの大地に自生する「bobcat(ヤマネコ)」と名付けられ、今では世界中の建設現場や建物内といった狭い場所での省力化に貢献しています。

中古購入の注意点

重機をはじめとした機械は、過酷な作業現場で長く使用できることが追求されています。そのため、使用後であったとしても中古重機には高い需要があります。新品はもちろん、中古にしても、その車両がどの程度の価値があるかを見極めることはとても重要なことです。

以下で紹介する注意点は重機全般に言えることですが、これらの要点を理解していることで中古購入時の失敗を軽減させることができます。

まず、中古重機を購入する際は目的を明確にしましょう。どれだけ評判の良い機械を安く購入できてもそれを十分に役立てるには、どのような作業、用途。場所で使用するのかを考慮したうえで購入することが大切です。

新車購入時に様々なオプションを取り付けることができるスキッドステアローダーは、キャブの種類やガードなどの有無、エアコンの取り付けなど状態が車体によって異なります。オプションの種類や有無によって用途、価格も変わることから、目的に合致した車体を選ぶ必要があります。

さらにいつ使用するのかということも大切です。特に夏場の作業において、スキッドステアローダーのキャブ(運転室)内は、極めて高温になりやすいので、エアコンが付いているものやオープンスタイルのキャブがオススメです。エアコンが付いているものは冬季などのオールシーズンで使用できるメリットもありますが、価格も比較的高くなります。

必要最低限の装備・オプションが備わっている車体を探して選ぶことによって、費用面を大幅に抑えることができます。

中古の重機を購入するうえで、納期が早いという点も大きなメリットです。新品で重機を購入すると、重機が納品されるまでに数週間から、長くて数ヶ月ほどの時間がかかりますが、中古重機の場合は在庫さえあれば、すぐに使用することができます。

機械の故障や仕事の工期が迫っているような突発的なトラブルが発生した場合には、中古重機を購入することで、工程に空白をあけることなく作業に取り掛かることも可能です。

ただし、中古で重機を購入するには当然ながら弊害やデメリットもあります。例えば、スキッドステアローダーをはじめとした重機には様々な安全対策が施されており、年々その性能は向上しています。しかし、年式の古いものになればなるほど、そういった安全対策が未実装、または老朽化、前時代的なものとなっている可能性があります。ある程度年式が新しい重機でしたら、そういった懸念もクリアできると思います。

また、中古重機の中にはあくまでも中古なので、保存状態や整備状態などが良くないものもあります。安価だからという理由で購入を急がず、油漏れや破損箇所がないかなどの状態確認をできるだけ現物を見たうえで行なってください。

スキッドステアローダーの価格は意外と安い?

スキッドステアローダーの価格はピンキリです。新車の場合、バケット容量800kgほどの小型タイプで¥4.000.000程度から購入できるそうです。では、中古車の場合はどうでしょう。ヤフオクなどのオークションサイトを見ると¥200.000代から出品されており、¥1.000.000以内で購入できる車体が多く見られました。中古相場的には¥400.000〜¥700.000程でしょう。

中古ですと数十万円で入手可能という手頃さですが、新車価格自体も他の重機と比べて高価ではありません。それは、中古のホイールローダーが平均で約¥8.000.000〜¥10.000.000で販売されている点と比較しても明らかでしょう。

スキッドステアローダーが低価格な理由は、小型かつ簡素な構造にあります。整備性にも優れており、日常点検は後部のボンネットを開放するだけで可能で、油圧系の整備時もキャノピーを前傾させてアプローチがおこなえます。

少しでも状態の良い重機を購入するためには、「どうして売りに出されたのか」ということを確認することが非常に重要になってきます。例えば、その中古の重機が単なる会社の経営不振によって売却されなどの理由であれば、購入上問題はないでしょう。

しかし、重機自体が故障したりトラブルなどを起こしたことによって売り出された場合は、問題が生じている故障箇所といったマイナスな部分を業者がどのくらいメンテナンスできているのかという点に注意すしなければなりません。

故障箇所をしっかりと修理していれば良い状態に改善されているので、多少年式が古くても問題はさほどないでしょう。しかし、買取業者の質が低く、メンテナンスや修理が十分に行われていなければ、故障状態ということもあり得ます。その結果、修理費用を自腹で支払う結果になったり、使用するたびに不具合が生じるなど中古で購入したことが原因で必要以上にコストがかかってしまうこともあります。

そのため、できるだけ信頼できる業者で中古重機を購入すれば、中古の重機は極めてメリットが大きいです。インターネット上で取引されているものも少なくありませんが、そういった重機を購入する場合、ついつい現物の確認をしないことが多いです。一般的な自動車を購入するときと同様、決して安い買い物ではないので、現物を見た上で納得できたものを購入するようにしましょう。

スキッドステアローダーを導入するメリット

ホイールローダーと似ているスキッドステアローダーですが、メリットはなんといっても小型な車体、そして旋回能力の高さでしょう。車輪の方向を変えるのではなく、左右の車輪の回転差や回転方向の違いによって旋回するため小回りが利き、省スペースで方向転換できます。

構造上、ホイールベースを大きくすることができ混ぜんが、逆に車体をコンパクトに収めておけるため、小回り性能が高い要因になっています。この性能を活かして、限られたスペースでの作業性が求められる産業廃棄物処理場や工場、倉庫内、畜産業における牛舎内などで活躍しています。遠方の作業現場や整備工場にステッドステアローラーを持って行きたい時には、トラックに積載できるというメリットも地味に大きいですね。

ホイールローダーと比較すると、小型で構造も複雑ではないという特徴があるスキッドステアローダーは車体価格が比較的安価で、ユーザーがメンテナンスを必要とする部分は比較的少なくなっています。基本的な日常点検などのメンテナンスを欠かさなければコンディションを維持できます。

また、小柄な車体に長いアームを格納しており、アームを最大まで伸ばすと大型トラックの積み込みや大型コンテナへの荷入れも可能です。この長いアームは資材を一箇所に積み上げる時にも威力を発揮し、健在などの資材を扱う建設現場の他に農場、除雪作業でも大いに活躍します。走行時、長いアームは車体の側面にコンパクトに折り畳まれており、使用時のみに展張することができます。

走行性能ですが、スキッドステアローダーは舗装されていない路面での作業を想定した造りになっているため、舗装路面以外の地面でも強い設計になっています。4輪を駆動して走行し、片方の車輪だけでも独立して駆動できるため、悪路でも力強い走行性能を見せてくれるでしょう。さらにタイヤにクローラーを装着することが可能なモデルもあるので積雪や軟弱地盤などにおける悪路走行性がより一層強くなり、過酷な環境でも能力を発揮してくれます。

低コストで導入可能であり、これほどまで作業の省力化に貢献してくれるスキッドステアローダーですが、走行速度が遅いことや視野が狭いなどのデメリットはあります。適材適所という言葉があるように、能力を活かせる場所が限られているのでよく吟味して購入を検討してください。

あらゆるアプリケーションに対応可能で高い需要が見込まれそうだが

コンパクト、高い旋回性能、安価というメリットの他に、スキッドステアローラーには多くのアタッチメントが用意されていることも大きな特徴です。通常のバケット以外にも用途に合わせて様々なアタッチメントを利用することができます。これにより一定の作業に限定されることなく多彩な用途で運用することが可能です。

スキッドステアローダーのパイオニアであるボブキャット・カンパニーからは60種類を超えるアタッチメントが登場しており、汎用性の高い、標準装備のバケット以外にも、荷の積み下ろしから掴む作業まで多機能にこなす、マルチパーパスバケットや低比重材料用大容量ライトマテリアルバケットなど、バケットだけでも全部で8種類のラインナップがあります。

特に農業や畜産業関連で使用する特殊なアタッチメントが豊富で、正規代理店以外にもアタッチメントやパーツを専門に扱っている企業もあり、オーダーメイドすることもできます。

しかし、海外ではあらゆる産業で需要が高いスキッドステアローダーですが、日本の建設業ではほとんど使用されていないため、その流通量が多いとはいません。そのため、取り扱う代理連も限られており、少ないと言えるのが現状です。

スキッドステアローダーの本家であるボブキャット・カンパニーは代理店が少なく、建設機械大手企業のC A P(キャタピラー)もスキッドステアローダーの取り扱いが多いとは言えません。国内メーカーではヤンマーやトヨタL&Fなどがスキッドステアローダーの国内市場の第一線を担っていますが、やはり販売量自体は多くないようです。

代理店が少ないことは故障時の迅速な対応や、在庫不足によるアタッチメントの入手が困難ということがネックで、機械のコンデションを維持するためには日々のメンテナンス、予備のパーツやアタッチメントの保管などが重要になってきます。

スキッドステアローダーをはじめとした小型重機の需要は今後?

新型コロナウイルス感染症の懸念は未だ世界規模で強まっています。その一方で、経済活動が徐々に動き出しています。活動再開に伴い、都市部での再開発における建設現場などで欠かせないのが小型建設機械です。建設業以外にも、造園、林業、農業、畜産、鉱山業などで使える応用の幅の広さも大きな強みとなります。

小型建設機械は都市部での再開発とともに住宅着工で需要が多く、主要市場のアメリカではトランプ政権による住宅ローンの低金利政策もあってここ数年の住宅市場は活性化状態でした。しかし、新型コロナウイルスの波状パンデミックでこうした風景は一変しましたが、外出制限解除後は建設労働者の復帰も進み住宅着工も上向きになりました。

新型コロナ感染症拡大の問題で小型建設機市場が悪影響を受けるなか、農機の販売網でも販売市場を拡大し、住宅市場やインフラ投資が堅調な北米市場は依然として底堅い推移を見せています。そして、都市化や開発事業が進む中国など長期的な伸び代が大きい市場は新興市場として注目されています。

中国は現地メーカーが存在感を強めており、製品重量5トンや7トン級の小型ユンボやスキッドステアローダーで低価格製品を伸ばしており、海外向けにネット販売も行われているようです。今後は、重機の電動化が開発における必須要素となってき、トンネル工事などではより、一層電動化が求められるでしょう。

スキッドステアローダーはあらゆる場面で活躍する建設機械

スキッドステアローダーは、コンパクトで高い小回り性能、バリエーションの豊富なアタッチメントを武器に、作業の用途を選ばずあらゆる場面で活躍する建設機械です。国内では酪農や港湾作業、施設構内での作業などシェア率は少ないですが、海外では建設現場や道路工事などの都市開発、宅地造成に大きく貢献し高い需要を誇っています。

また、単純で整備性に優れた構造のため、車体価格も通常のホイールローダーよりもはるかに低コストで導入費用も現実的な面からも個人で所有するオーナーも多いようです。林業や土地の開墾ではクローラータイプのコンパクトトラックローダーの人気もあり、伐採用のカッターやモア、掘削用バックホーなど専用アタッチメントも需要が高いです。

まとめ

スキッドステアローダーの中古購入|まとめ
スキッドステアローダーの新車価格自体が低価格なこともあり、中古市場は数十万で本体が入手できるほど安価なものとなっています。しかし、いくら値段が安いからといって購入を早まるような買い物をしてしまうと後々痛い目を見てしまうので注意が必要です。一番は直接自分の目で見て判断し、信頼できる業者から購入するのが良いでしょう。

国内におけるスキッドステアローダーを取り扱っている代理店はあまり多くなく、購入後のトラブルにすぐ対応できないという問題点があります。そのため、日々のメンテナンスが重要といえるでしょう。

以上の点を踏まえた上で、スキッドステアローダーの購入を検討していただければと思います。
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    目次 スキッドステアローダーとホイールローダーは似て非なるもの ホイールローダーの用途 スキッドステアローダーの用途 スキッドステアローダーとホイールローダーの構造 ホイールローダーの構造 スキッドステアローダーの構造 まとめ スキッドステアローダーとホイールローダーは似て非なるもの スキッドステアローダーは一見小型のホイールローダーのような機械ですが、構造などで細かに違う部分があり、その特徴も異なります。ホイールローダーは整地や積み込み、除雪作業などで広く活用されており、頻繁に見かけることの多い建設機械ですが、土木関係者の中でもスキッドステアローダーを目にすることは稀で、ある意味レアな機械とも言えます。 「ローダー」とは英語の「Load(ロード)」、訳すと「積み込む」という言葉からきておりホイールローダーやスキッドステアローダーは同じ「積み込み装置」です。まさに積み込みを得意とする機械ですが、構造、操向方式や旋回半径の違いなどからホイールローダーとは別の機械として区分されています。 今回は、同じ積込機であるホイールローダーとスキッドステアローダーの違いを、用途、構造の観点から解説します。 ホイールローダーの用途 ホイールローダーは、法令上で車両系建設機械(整地・掘削等)に分類されており、車両系建設機械運転者の特別教育、3トン以上の場合は技能講習を修了することで資格が取得できます。 ホイールローダーの用途は、主に土砂や砕石などの粉体または流体物といった運搬物を、大量にすくって持ち上げる機械です。建設機械のなかでもダンプカーへの積み込みや、構内等においては、バケットに運搬物を入れたまま短距離運搬する作業でも用いられ、油圧ショベルより一度に大量の土砂を積み込むことができます。 ホイールローダーはトラクターショベルのうち、タイヤ車輪(ホイール)のついた積み込み装置(ローダー)のことを指しており、別名タイヤドーザーやタイヤショベル等とも呼ばれています。 四輪で駆動し、ゴムタイヤで走行するため、ブルドーザーやトラクターショベルといったクローラー軌道をおこなう機械と比べて推進力には劣りますが、路面を掘り下げる能力を有し、不整地や軟弱路面、急傾斜地を走行することが可能です。比較的軟質な地質であれば前進しながらの掘削をする作業も可能で、整地作業や除雪作業にも活躍します。 主に土木現場や建設現場を中心に活躍していますが、農作業での荷役や、廃棄物の整理、原木の積み込み、採石場での積み込み作業、道路や駐車場の除雪、災害時の瓦礫撤去作業などでも活用される場所は多いです。 特に雪国などの積雪地では、夏場は現場で積み込みなどの作業を行い、冬場は除雪車として活躍している光景を見たことある方も多いと思います。 ホイールローダーは標準装備のバケット以外にも別売りのアタッチメントが販売されており、前面のバケットを付け替えることで除雪作業にも使いやすくなりますし、パレットフォークに変更することで、大きめの荷物を運ぶことも可能です。ロールやドラム缶など重量物の運搬作業が多く発生する畜産業や農業などでも重宝されています。 タイヤ走行のため公道走行可能ですが、車体寸法と最高速度に応じて小型特殊自動車または大型特殊自動車の登録と、それに対応した運転免許が必要です。車両については前照灯、警音器、方向指示器などの法定装置を完備した上で、ナンバープレートの取得、自動車損害賠償責任保険の加入が必要となり、小型特殊の車両は緑色の小型ナンバープレートが適用され、大型特殊の車両は一般車両と同じサイズで0ナンバーが適用されます。 小型特殊自動車で登録可能なホイールローダーの走行最高速度は小型のタイプで15キロ、中型から大型のもので30キロから50キロ程度までスピードが出ます。 スキッドステアローダーの用途 スキッドステアローダーは、アメリカの建設機械メーカーであるボブキャット・カンパニーが世界で最初に発明、開発した小型ホイールローダーです。日本国内でスキッドステアローダーを重機として操作するには「車両系建設機械(整地・運搬・積込用及び掘削用)運転技能講習」を修了していることが条件となります。 操作の特徴として、稼働状況によっては左右の足回りを逆回転させることによってその場旋回も可能です。通常のホイールローダーよりもコンパクトな車体と旋回半径、車体サイズに比せず大出力エンジンとの大容量油圧システムを有し、建設や土木現場以外にも、倉庫内や港湾、工場構内での荷役作業、造園や農業、畜産、除雪など活用の用途は多岐にわたります。 大きな重機が入れない場所や建物内など、狭い場所で運用され、小型で低価格、簡潔な構造といったメリットを武器に、通常のホイールローダーとは棲み分けされています。 スキッドステアローダーのもうひとつの特徴として、着脱可能で種類の豊富なアタッチメントが挙げられます。本場であるボブキャット・カンパニーでは、土木整地、園芸・造園、酪農・農業、除雪、その他産業などあらゆる作業に対応した60種類以上のワークツールを取り揃えています。アタッチメントがあれば一台でほぼ全ての作業を行えるので汎用性の高い建設機械としても、海外では年間40,000台強もの需要を誇ります。 また、スキッドステアローダーの兄弟機械として、足回りをゴムクローラーとした(ゴム履帯)コンパクトトラックローダーもあります。履帯のメリットとして、接地圧を必要とするぬかるみなどの軟弱地盤や不整地の走行に便利です。 そして、あらゆる作業に最適な車両にカスタマイズできるオプションもあり、ガラス製、もしくはポリカーボネート製のフロントドアおよびサイドガラスウィンドウのキャブやエアコンまたはヒーターの装着、コールドプレーナーやブラッシュカッタといった交流量油圧を必要とするアタッチメントを使用する場合はハイフロー仕様にすることもできます。 各種アタッチメントの着脱を頻繁におこなうことが想定されるユーザーには、運転席にいながらにしてアタッチメントの着脱が可能な、油圧式カプラ(標準装備は機械式カプラ)のオプションが用意されています。乗り降りの手間を削減し、作業効率向上に大きく貢献することでしょう。 スキッドステアローダーとホイールローダーの構造 積込機であるスキッドステアローダーとホイールローダーは、基本的に積み込みや運搬、整地などに用いられますが、作業環境によって適正がわかれます。似ている2つの機械ですが、構造上にそれぞれ大きな特徴があります。 ホイールローダーの構造 ホイールローダーの構造は、バケットとそれを持ち上げ流ためのリフトアーム、エンジンからの力を伝える油圧シリンダからなる「油圧装置」、運転席の下側に配置されている「エンジン」と「油圧装置」、舗装されていない路面でも走行可能で、パンクしないように強度を増した専用タイヤが装着された「足回り(タイヤ)」で構成され、大きく分類されます。 車両前面に大型のバケットが装着されていて、操縦は前輪と後輪の間(車体中央)に備わったヒンジ機構のヒンジを折り曲げることで、左右へ曲がります。前輪と後輪が合わせて動き、同じ軌道を通るため内輪差や外輪差が発生することはありません。油圧駆動で操舵することはできますが、ハンドルと実際の舵の切れ角は必ずしも一致しません。 小型車から大型車までほとんどのホイールローダーはアキュティレート方式になっていて、回転半径の小さいこと、軟弱地の走破性に優れています。 スキッドステアローダーの構造 スキッドステアローダーは小型ホイールローダーの一種ですが、操作方法や構造上ホイールローダーとは異なる部分があります。スキッドステアローダーの大きな特徴は、左右輪(タイヤ)の回転差により横滑り(スキッド)を起こして、操作(ステア)する積み込み機(ローダー)となっています。 4輪油圧駆動・無断変速ですが、フロント、リアの左右タイヤ2輪はチェーンで繋がれていて、デフは存在しません。そのため、旋回時の操作と車両の動きは油圧ショベルやドーザーショベルなどで見られるクローラー走行に近いです。装輪式ですが操舵機構は無く、左右の回転方向を互いに逆回転させれば、タイヤをスキッドさせながらスキッドステアリングという超信地旋回(その場回転)をさせることができる点が、ホイールローダには存在しない機能です。 運転、操作に関してもホイールローダーとは大きく異なり、基本的に2本の装甲レバーで前進・後進を行い、バケットとブームの操作は足元にある2つのペダルで行います。左ペダルがブーム、右ペダルがバケットでバケットの上下操作が行えますが、手足すべてを使って作業しなければいけないので、作業にはある程度の練度や慣れが必要です。 まとめスキッドステアローダーとホイールローダーの違い|まとめ どちらも同じ積込機であり、積み込み、運搬、整地作業が得意なホイールローダーとスキッドステアローダーですが、それぞれの違いについて概ねわかって頂けたかと思います。ホイールローダーは油圧ショベルよりも多くの土砂をすくいあげることができ、ハンドル操作で操舵を行いますが、スキッドステアローダーはコンパクトな車体でタイヤの回転差によって方向変換を行いその場回転も可能です。そのため、狭い場所での運用に向いています。 それぞれの機械の違いをよく理解して、正しい機械選びや作業効率の向上に繋げてください。 ←トクワールドは、中古の【ボブキャット】と【アタッチメント】も取り扱っております!

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    スキッドステアローダー

    ボブキャット(スキッドステアローダー)を除雪車両として活用

    ボブキャットはオールシーズンで活躍する機械 ボブキャットの商品名で有名なスキッドステアローダーは、コンパクトな車体と抜群の小回り性能が特徴で、倉庫や工場内での荷役作業や畜産業、建設現場などあらゆる業種で活躍している機械です。 小型な車体ながら、パワフルな4WD性能と多彩なアタッチメントのラインナップで、あらゆるアプリケーションや地形、地盤、季節、環境での作業に対応できることもボブキャットの大きな魅力です。 そのためボブキャットはオールシーズンを通して活用することができます。例えば、普段は畜産や工事作業で運用されますが、草刈りで忙しくなる初夏の時期はモアやカッターなどの除草用のアタッチメントが便利です。そして、スノーブロアやスノーブレードなど除雪時用のアタッチメントがあれば、冬場の除雪作業にも大きな戦力となってくれます。 面倒だと思われがちなアタッチメント交換の際も、簡単なレバー操作で交換作業が可能で、幅広い現場・作業において高い汎用性を発揮してくれることは間違いなしです。さらに、ボブキャットは全機種ともアタッチメント用の油圧配管は標準装備です。そのためアタッチメントの購入費用以外に機械本体への追加投資はかかりません。 今回は、ボブキャットでの除雪作業について公道での走行や除雪に便利なオプション・アタッチメントについて解説・紹介していきます。 ボブキャットは日本の除雪事情にも合理的な機械 ボブキャットをはじめとしたスキッドステアローダーにはバケット、ブレード、ロータリーといった数種類の除雪用アタッチメントが用意されているほか公道走行も可能です。そのため法律をクリアすれば道路除雪にも活用できます。 一般道路の除雪作業は、県などの地方自治体が外部業者(大型特殊免許保有者が多い建設会社など)に除雪作業を委託していることが多く、市や県が保有している除雪機械を業者へ貸与する場合もあります。 しかし、特に住宅街には狭い路地が多く、市や県が保有している大型の除雪車やホイールローダーでは入ることができない道も多いです。その場合は、民家と民家の間にある細い通路の除雪は住民が、毎朝出勤前に手作業で行っているか、歩道除雪車などの小型車両で除雪を行うのですが、長い距離を除雪するには時間がかかってしまいます。 その点、コンパクトかつ小回り性能、旋回能力が高いスキッドステアローダーは、商店の駐車場から民家の庭先、歩道の除雪など狭い場所での作業を得意とし、日本の道路事情にも適合している機械と言えるでしょう。 加えて、アタッチメントの交換も容易で専用機と違い、飛ばす、どける、すくう、運ぶ、の作業が一台でおこなえる便利性と、雪のない季節でも活用できる汎用性も大きな利点です。 スキッドステアローダーを公道で操作するには スキッドステアローダーは日本の法律では小型特殊車両(全長4.7m以下・全幅1.7m以下・全高2.8m以下)に分類され、小型特殊自動車免許にて操縦は可能です。公道走行をする場合には、普通自動車免許で運転可能ですが、自動車登録をしてナンバープレートを取得することが必要です。 小型特殊自動車には軽自動車税がかかり、税額(年額)は各市町村によって異なりますが、5900円ほどと見積もっておきましょう。手続き機関は定住している所在地の役所でおこなわれます。 公道を走る際の禁じられている行為として、荷物を積載しての走行やけん引、作業等を点灯したままの走行などがあるほか、公道で除雪などの作業をおこなう場合は、その地域を管轄している警察署へ届出をする必要があるのでしっかり確認をしましょう。 しかし、スキッドステアローダーには原則として変速機能がないため、一定速度以上のスピードで走行することができません。近年のモデルでは2段階の速度変換が可能な車種もありますが、一般道で高速走行することを想定されておらず、メカニズム的にも速度を上げることは難しい構造です。 また、スキッドステアローダーはその構造上、運転席から見て左右や後方の視界が、あまりよくないので、作業中に一般人が危険な旋回半径に入ってしまうこともあります。そのためスキッドステアローダーを公道で操作する際は細心の注意が必要ということも忘れてはいけません。 後方確認はミラーで行うことはできますが、車体後部にエンジンルームと大きなカウンターウェイトを内蔵しているため、肉眼で直接確認することは困難です。そのため、スキッドステアローダーではバック走行を控え、旋回により方向転換することが推奨されています。 ボブキャットやボルボなどといった海外企業と比べ、トヨタ版ボブキャットであるジョブサンやコマツ製といった国内メーカーのスキッドステアローダーは比較的、優れた前方・後方視界を確保しています。機械選びの際はその部分も考慮することをお勧めします。 ボブキャットを除雪仕様にする ボブキャットには様々な除雪アタッチメントや車体オプションがあります。そのため中古購入の場合、機械によってはキャビンが吹き抜けタイプだったり、エアコンが未装着なこともあるので注意が必要です。 では、除雪作業向けの装備とはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは除雪を行う際に必要なオプションやアタッチメントを紹介するので、機械選びや購入時の参考にしてください。 バケットを変更することであらゆる作業が可能になる バケットは用途、容量、機械に応じて様々な形状や構造の異なったバケットから最適なものを選択できます。 ボブキャットは、バケットだけでもダブルエッジ、サイドカッター、スピルガードなどのバケットオプションも多彩で、腐食性の高い現場での使用を考慮した溶接亜鉛メッキバケットの用意もあります。また、バケットから各種除雪用アタッチメントに換装することで、様々な作業に対応できるのがメリットです。 では、現在Bobcatからラインナップされている除雪アタッチメントを紹介していきます。 油圧駆動の頑丈なオーガーが回転「スノーブロア」 高い汎用性の乗用ロータリー除雪機として、道路や駐車場の除雪に便利です。専用機では対処できなかった高く積もった積雪や高所の積雪も除去可能、油圧駆動方式なので内部凍結による故障なども少なく、メンテナンスの手間が短縮できます。 デフレクターは上下に可動しシュート部分は270°まで回転可能などロータリー専用除雪機の機能を凝縮した除雪アタッチメントです。 左右独立油圧制御のブレード「スノーブレード」 二分割ブレードで多彩な除雪作業ができます。中央で分割されたブレードは油圧シリンダーで可変可能なので、一体型のブレードと同じように左右いずれか一方への押し分けや、V字にして左右への押し分け、逆V字にして雪を集めることもできます。 一度に大量の雪を運搬・排泄「スノープッシャー」 路面表層の雪を押し運ぶためのアタッチメントです。容量が大きいので、かき集めた雪を効率よく処理できます。 薬剤を効率よく散布「スプレッダー」 道路や駐車場の滑り止め剤・融雪剤を均一に効率よく散布するアタッチメントで、油圧式、電動式の2タイプがあります。電動式なら芝生などの種子や肥料散布にも使用できます。 寄せて集める除雪、傾きは油圧制御「スノーブレード」 ボブキャットの機動性を生かし、道路や駐車場などの積雪を効率よく除雪できます。独自のスプリング機構内蔵でブレード自体が障害物に当たると、ブレードが前傾し衝撃を逃がします。 硬くこびりついた氷雪を剥離「スクレーパー」 先端の円形ブレードを路面に押しつけ、ボブキャットを左右に振りながら前進することで、厚く凍った氷雪や床張りなどの床材除去も可能です。 除雪作業に必要なオプション・安全機能を紹介 続いて除雪作業に必要と思われる追加オプションについて解説します。 まず、寒冷化や除雪作業をおこなうのであれば、ヒーターなどの暖房装置は必要不可欠でしょう。ボブキャットはミニローダーを除いた全機種キャビン付きです。オプションの視界の広い前面ガラスドアやサイドガラス、サイドドアがあれば視界を妨げることなく、暴風や雪の吹き込みを防げます。 暖房設備に関しては一部機械を除き(ウォークビアインドタイプのミニローダーなど)、キャブヒーターが装着可能で、作業も暖かなオペレーターシートに座って快適におこなうことができます。 除雪といえば、硬く凍りついた道路を走行することも考えられます。しかし4輪駆動のボブキャットとはいえ、凍結路面ではそのパワーを十分に生かしきれません。そんなときはオプションで追加できるヘビーデューティタイプの専用チェーンがあれば便利です(深雪や泥濘地の走行、作業を想定する場合はクローラータイプのコンパクトトラックローダーが推奨されます)。 また、公道作業を行なうにあたり、安全装備として周囲の人にも作業中であることを知らせ、未然に事故を防ぐ回転灯、アラームなどのオプション設定や車検キッドも必要でしょう。 私有地での作業の場合は必要ありませんが、公道での除雪作業には車検が必要で、車検取得に必要なサイドミラーなどの車検キッドもオプションで設定可能です。 前述した通り、オプションの追加は新車購入時のみ選択できますが、中古購入の場合はオプションの有無によって機械の性能や値段にばらつきがあります。 価格が他の車両機械と比べ低価格なので、中古店やオークションでなかなか自分の探している機体に出会えない場合は機械本体のみを新車購入し、中古市場でアタッチメントを探すのもアリでしょう。 ボブキャットは頼りになる相棒 今回はボブキャットを除雪作業で活用する情報を解説、紹介してきました。 寒冷と豪雪のアメリカ北部、ノースダコタ州で生まれたボブキャットですが、その場旋回と4輪駆動のコンパクトで力強い機動性能、バケット先端まで見通せる使い勝手の良さが特徴です。従来の小型ホイールローダーでは導入の難しい狭いスペースでも動き回れ、わずかな所用で脱着できる豊富な除雪用アタッチメントが揃うボブキャットは、除雪作業の強い味方となることでしょう。 まとめ ユンボの操作|まとめ 日本国内では滅多に見かけることがないスキッドステアローダーという車両機械ですが、狭所作業向けのコンパクトさとその場旋回性能、過酷な環境でも走行できる足回りは日本の環境や道路事情にとても合致していると言えます。 バケットやアタッチメントを揃えることで1年を通して利用することができるので費用対効果も大きく、雪のない季節にも幅広く活用できる機械としてもおすすめです。 ←トクワールドは、中古の【ボブキャット】と【アタッチメント】も取り扱っております!

    2022/07/28

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  • スキッドステアローダーとは
    スキッドステアローダー

    スキッドステアローダーとは

    目次 世界初のスキッドステアローダー「Bobcat」 重機としては小型ホイールローダーの一種である スキッドステアアローダーとコンパクトトラックローダーの違い 豊富なアタッチメント、オプション まとめ 世界初のスキッドステアローダー「Bobcat」 スキッドステアローダーはアメリカのノースダコタ州で創業した建設機械メーカー「メルロー」で誕生しました。世界で初めて開発されたスキッドステアローダーは1960年に「M-400」として発売されます。 その後、メルロー社は現在の「ボブキャット・カンパニー」へと企業名を変更し、スキッドステアローダーの小型な車体と俊敏な機動性能から、「Bobcat(ヤマネコ)」と新たに製品名が命名されました。現在ではアメリカをはじめ、各国の農協、建機、輸送機メーカーがステッドステアローダーを手がけています。 ボブキャットはカナダ南部からメキシコ北東部にかけてのアメリカ大陸に古くから自生するネコ科オオヤマネコ属に属する中型獣のことで、オオヤマネコの分岐群に含まれるピューマ、ヒョウ、イエネコ、オオヤマネコの四種中、ボブキャットは一番小さいです。響きも良く製品名としてはうってつけの愛称ですね。 ボブキャット・カンパニーはスキッドステアローダーのパイオニアとして、世界中から支持されています。日本国内では、子会社である株式会社ボブキャットが全国の販売店への販売と供給をサポートしています。 日本ではTCM株式会社がメルロー社からボブキャットのライセンスを取得し生産を開始しました。TCMがユニキャリアグループの傘下となり、日産フォークリフト株式会社を吸収合併した後、ロジネクストユニキャリア株式会社に商号変更した後もスキットステアローダーの製造を続けました。 現在の日本国内においては、ロジネクストユニキャリアの他に、ヤンマー、トヨタL &Fのメーカーが製造販売を行なっており、農業や畜産のみならず港湾荷役、砕石、林業など活躍の場を広げています。スキッドステアローダーの製造、販売はウェーデンを本拠地とするボルボ建設機械やイギリスを拠点とする多国籍企業、JCバンフォード・エクスカベターズなど他国の大手メーカーでも行われており、本場アメリカではボブキャット・カンパニー以外にキャタピラー(CAT)、ディア・アンド・カンパニー(ジョンディア)、ニューホランドAgと世界でも最多のメーカー数となっています。 重機としては小型ホイールローダーの一種である スキッドステアローダーは小型のホイールローダーの一種とされていますが、タイヤ走行でありながら操舵機構ではありません。「スキッド」は横滑り、「ステア」は操舵の意味で、左右タイヤの回転差を利用した「スキッドステアリング」という機能が特徴なローダーです。 履帯車両でいう超信地旋回が可能で、これにより狭い場所での作業性が高くなっています。 進む際は左右輪の回転速度や回転方向の変化で車両の方向変換を行うことが特徴です。 当初は、履帯走行と同様、車内にある左右2本の走行レバーで、左右のタイヤそれぞれの前進後進を操作していましたが、両手は2本の走行レバーを握っているので、ホイールローダーのように手を使って荷役作業はできません。ブーム、バケットの上下には1本の十字型レバー、または2本の独立レバーの操作が必要でした。 そのため、ブームとバケットの操作には足元にある2つのペダルを使用します。左ペダルでブーム、右ペダルでバケットの操作をおこない、手足すべてを使って機械を操るので慣れが必要です。 操作の難しさを補うため、各社は様々な工夫を取り入れていますが、技術の進化に伴って追加された2本レバーだけで走行・荷役作業ができる仕様は電気的に油圧を制御するため、油圧バルブ直結の従来方式より故障のリスクが高まりますが、精密な作業がおこなえることがメリットです。 前面にあるバケットを操作し、土砂などの対象物をすくう、運ぶ、押し出す、積み込みなどの作業をするための機械です。主に建設現場や倉庫などの建物などで活躍しています。 小型で、車体性能や操作方法、機構など通常のホイールローダーとは異なった特徴を持つため別の建設機械として棲み分けがなされ、他の建設機械とは独立した立ち位置にあります。 尚、スキットステアローダーは小型特殊車両(全長4.7m、全幅1.7m、全高2.8m以下)という扱いであり、小型特殊免許か普通自動車免許があれば運転作業が可能です。しかし、作業を行動で行う場合は、そこが管轄である警察署に届出なければなりません。公道走行自体は可能ですが、安全柵や防寒用のドアカバー装着時は視界が悪くなるので注意が必要です。 普通免許で操縦できる点も、スキッドステアローダーの大きなメリットのひとつです。 スキッドステアアローダーとコンパクトトラックローダーの違い ボブキャット・カンパニー社の製品にはスキッドステアローダーとコンパクトトラックローダーという機械があります。似たような機械ですが、どのような違いや特徴があるのでしょうか。 スキッドステアローダーは、走行方式が四輪駆動のタイヤ走行であり、左右タイヤの回転差を利用した「スキッドステアリング」というその場で旋回が可能な機能を持つ小型ローダーです。特に舗装路や工場、プラント内など、スピーディーさや機動性、移動距離が求められる現場で力を発揮します。 国内では目にすることの少ない機械ですが、海外では高い需要があり建設現場以外では、道路工事や造園作業など、多岐にわたる用途で活躍しています。 一方、コンパクトトラックローダーはスキッドステアローダーの兄弟機種として販売されました。タイヤではなくゴムクローラーで走行し、ぬかるみや凹凸などの悪地盤の中でも抜群の走破性を持ちます。スキッドステアローダーと同様、その場旋回が可能な高い小回り性能を誇り、圃場や泥濘地、急坂などの悪条件にも対応「高位置スプロケットデザイン」という三角形の足回りが特徴的な品格ベルトトラックローダーです。 スキッドステアローダーもコンパクトトラックローダーもその場で旋回が可能ですが、スキッドステアローダーはタイヤ走行、コンパクトトラックローダーはゴムクローラーで走行するということが大きく異なる点です。 車体が小型かつ、その場で旋回することが可能で狭い場所での作業に有用で、汎用性が非常に高いこと、低価格、構造が単純なことから軍事用途として米陸軍では民生品のスキッドステアローダーやコンパクトトラックローダーを採用し、基地内作業や施設工事などで運用しています。 豊富なアタッチメント、オプション アタッチメントの種類が豊富なことも大きな特徴で、様々な作業に対応できます。専用機として能力を発揮する交換アタッチメントがあり、ボブキャット・カンパニーからはその数60種類を超えるワークツールが販売されています。 土木整地、園芸・造園、酪農・農業、除雪と目的別ごとにアタッチメントのラインナップがあり、機械本体が一台とアタッチメントを揃えれば、あらゆる作業に1年中使えます。 スキッドステアローダー/コンパクトトラックローダーは他にも多くのメーカーが生産・販売を行なっています。キャタピラー(CAT)からもバケットやブレードをはじめとした32品ほどのアタッチメントラインナップが確認でき、低価格で、簡素な構造のため整備性が良好なことも含め費用対効果が高いことも大きなメリットです。 標準では鉄格子の囲いが装備されただけの車体ですが、快適な作業のために、前面ガラス窓、ワイパー、エアコン、ヒーター、タイヤ用クローラー、サイドミラー、バックカメラ、モーターなど各社オプションが用意されています。 また、スキッドステアローダーおよびコンパクトトラックローダーは大型機械並みの安全機能を採用しており、キャブ装備としてROPS/FOPSの規格を満たすことで、安全なオペレーター環境をもたらしており、FOPSは労働安全衛生法によるヘッドガードの機能もクリアしています。 まとめスキッドステアローダーとは|まとめ ボブキャットの製品名でアメリカに生まれたスキッドステアローダーは、ホイルローダーとは異なった建設機械です。小型な車体は狭い場所での作業に便利であり、アタッチメントを交換することで、建築、農業、畜産、林業、造園、除雪作業など多彩な用途に活用できます。作業性の高いスキッドステアローダーの活躍の場は国内でも拡大していくことでしょう。 ←トクワールドは、中古の【ボブキャット】と【アタッチメント】も取り扱っております!

    2022/07/19

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