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ユンボの資格・免許について解説!

ユンボ

2023/01/15

3,573

ユンボの資格・免許について解説!

  • ユンボの操作が丸わかり!運転のポイントと必要な資格について紹介
  • ユンボの基本事項
  • ユンボは油圧ショベル
  • ユンボの各部名称
  • ユンボの操作の基本
  • まとめ

ユンボに係る資格・免許…ご存知ですか??

建設・土木現場では頻繁に見かける「ユンボ」
建設現場で活躍する機械の操作にも自動車と同じく、免許や資格が必要なことをご存知ですか?
今回はユンボに関しての免許や資格について簡単に解説していきたいと思います!

そもそも「ユンボ」とは?

そもそも「ユンボ」とは何なのでしょうか。
このブログでも度々ご紹介していますが、建設・土木現場で掘削に用いられる機械です。

先端の「バケット」と呼ばれる部分を他のアタッチメントに付け替えることによって、 掘削以外にも活躍することのできる万能機械の一つです。
別称として「油圧ショベル」「パワーショベル」「バックホー」とも呼ばれます。

では「ユンボ」という名前は一体…?

と思われるかもしれません。

「ユンボ」という名称は、フランスのシカム社(現ユンボ社)が製造した油圧ショベルに付けた商品名であり、 1960年代に日本でもその名称として広まりました!

ちなみに、“ユンボ”という名称は、建設機械レンタルの会社である「レンタルのニッケン」の商標登録です。
呼び名を一覧にまとめてみると以下のようになります。

呼び名 シーン
バックホー 国交省など行政で使用
ユンボ 『レンタルのニッケン』の登録商標
パワーショベル バケットが通常と逆向きの場合
油圧ショベル メーカーや建設業者等での呼称
ショベルカー 報道などメディアでよく使用される呼称
ドラグショベル 官庁が文章で使う

これらを知っておくだけでも雑学として扱うことができますね!
では続いてユンボの資格と免許の種類について順番に見ていきましょう!

ユンボの資格と免許について

ユンボを運転・操縦するために必要な資格と免許は主に下記の2種類が挙げられます。
・操作資格
・運転免許
順番に解説していきましょう。

・操作資格
「操作資格」には様々な種類があり、
取得する資格により操作できるユンボの規格が変わってきます。
また、資格がないと操作してはならないという法律上の決まりがあります。
資格の種類については後述します。

・運転免許
公道を走行するために必要な免許となります。
ユンボは走行部で大きく2種類に分けることができます。


このうち、「クローラ式」は公道の走行が不可ですが、「ホイール式」はナンバープレートさえあれば公道走行が可能です。
しかし「ホイール式」で公道を走行する場合、「大型特殊免許」の取得が必要になります。
免許取得時の参考費用については、下記となります。

教習所 (教習所により価格変動) 約7~13万円
一発試験 2600円(受験料)+1450円(試験車使用料)+2050円(免許証交付料)=6100円
合宿  (教習所により価格変動) 約7~10万円

一発試験は難易度も高く、現実的ではないため、取得する場合は教習所を利用することをお勧めします!
また、大型特殊免許を取得すると「ホイールローダー」「ラフタークレーン」「除雪車」などを運転することも可能です。

ユンボの規格ごとの操作資格について

ここまで「操作資格」と「運転免許」を簡単に説明しましたが、大型特殊免許を取得しているからといって、ユンボの操作ができるようにはなりません。
「私有地」であれば資格・免許を取得していなくても法に問われることはありません。
しかし「私有地」では罰則などの規定もありますので注意が必要です。

それでは肝心のそれらの資格についてご紹介をしていきましょう。

1 車輛系建設機械運転技能講習
3トン以上の機体質量(運転質量-(オペレーター⁺作業装置⁺工具⁺油種類⁺燃料⁺冷却水)があるユンボの
操作に必要な資格が車輛系建設機械(整地等)運転技能講習です。

2 小型車輛系建設機械運転技能講習特別教育
3トン未満の機体質量を操作する為に必要な資格が小型車輛系建設機械運転技能講習特別教育です。

3 クレーン機能を備えたユンボのクレーン作業に必要な資格
5t以上 移動式クレーン運転士免許所有者
1t以上5t未満 小型移動式クレーン運転技能講習修了者
0.5t以上1t未満 移動式クレーン特別教育修了者

4 玉掛けの業務
1t以上 玉掛け技能講習修了者
0.5t以上1t未満 玉掛け特別教育特別教育修了者

5 ブレーカー付ユンボの操作資格
機体質量3t以上 車両系建設機械(解体用)技能講習修了者
機体質量3未満 車両系建設機械(解体用)特別教育修了者

6 「鉄骨切断機」「コンクリート圧砕機」「解体用つかみ機(フォークグラップル等)」付

ユンボ操作資格:車両系建設機械(解体用)特例 技能講習修了者

この中でも1でご紹介した「車輛系建設機械運転技能講習」で修了すると、大小全ての大きさのユンボを操作することや別の資格も合わせることでブルドーザーなどの操縦も可能になります。
潰しが利きやすい資格の一つとなっていますので、ご興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。

まとめ

ユンボやその他の建設機械も含めた資格・免許について説明をさせていただきました。
これらの免許や資格を保有していると、現場で大活躍できること間違いなしです。
また、転職をする場合にも大きな武器の一つにもなり、収入を上げる材料の一つにもなります。
今後のキャリアのため、現場での活躍のためにご興味のある方はぜひとも取得してみてください!

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    目次 ユンボの操作が丸わかり!運転のポイントと必要な資格について紹介 ユンボの基本事項 ユンボは油圧ショベル ユンボの各部名称 ユンボの操作が丸わかり!運転のポイントと必要な資格について紹介 「ユンボはメーカーで操作が違うってホント?」 「ユンボの操作がうまくなるにはコツがある?」 「ユンボを操作できる資格を取りたいけど、どうすればいいの?」 ユンボは、現場を動かすのに重要な働きをする建設機械です。これから現場で活躍したいという人は、ユンボの運転資格は必須だといえます。 また、ユンボを自分の手足のように動かせるほど技能のある人は、現場で一目置かれますし、会社からの評価も高くなります。 ユンボの操作で覚えておいてほしいポイントや、資格の取り方について紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 ユンボの基本事項ユンボを操作するために、これだけは覚えておいてほしいという基本事項を紹介します。ユンボは油圧ショベルユンボは、油圧で動きます。油圧とは、圧力を加えた油を使って力を伝える技術です。 力の伝わり方の流れをまとめました。 ・エンジンをかけ油圧ポンプを回し、圧油(圧力をかけた油)が送りだす ・圧油はコントロールバルブ(=コントロールレバー)で制御される ・レバーの制御によって、圧油はモーターやシリンダーに送られユンボを動かす モーターとは、走行部・旋回部のことで、シリンダーは作業機部のことです。 モーターやシリンダーは、油の流れる方向で回転や運動の方向が決まります。つまり、ユンボの操作とは、油の流れる方向をコントロールすることなのです。 ユンボの各部名称ユンボの操作に関わる各部名称を紹介します。 ユンボは、油圧の力でブームやアーム、バケットを動かし働きます。制御はコントロールレバーで行います。 走行やターンも油圧の力で行います。コントロールバルブから、レバー操作で送られた圧油はモーターを回し、回転力はギアによって駆動輪へ伝わる仕組みです。 ユンボ(バックホー)の操作の基本 ユンボは、運転席周りの6つのコントロールレバーで操作します。 構造的にシンプルな分、操作する人の技量によって作業の効率や仕上がり具合に差がでやすいです。 ここでは、レバー操作の基本と各メーカーの操作パターンについて紹介します。 ユンボの運転席の画像で、iso方式のレバー基本操作を紹介します。 ①前後操作でアームの押しと引き、左右操作で左旋回と右旋回 ②前後操作で左クローラの前進・後退 ③前後操作で右クローラの前進・後退 ④前後操作でブームの下げと上げ、左右操作でバケットの閉めと開け ⑤安全用ロック ⑥各社の操作パターン一覧(詳しくは後述します) ⑦ブレードの上げと下げ 以上が、ユンボのレバー操作の基本です パターン別の操作 従来、ユンボの操作方法には4種類ありました。平成2年にJIS規格が統一規格として制定されましたが、現状は、まだまだ混在している状況です。 そのため、操作方法を切り替えるマルチレバー装着車が多くなっています。操作方法を切り替えることによって、使い慣れた方法でユンボを操作することができるのです。 以下のようなステッカー(ユンボ運転席の画像の⑥)の近くに、切り替え装置がついています。 ユンボをレンタルして使用する際は、レバーの操作パターンを確認してから、操作を開始するようにします。ユンボの操作のポイントユンボは、他の建設機械と同様、テコの原理を応用しています。支点・力点・作用点があり、支点を中心に、力点に力を加えて作用点(バケット)が働く仕組みです。 頭の片隅でいいので、これを覚えておくと、ユンボの操作性が上がってきます。 アームとブーム アームだけを使う作業とアームとブームの両方を使う作業がありますが、いずれも、左右のレバーをバランスよく動かすことが重要です。 左手でアームを引きながら、右手でバケットを開いたり閉じたり、ブームを上げたり下げたりします。 テコの原理で動いているので、支点(機体端部)から作用点(バケット位置)が長いほど掘削力は弱くなります。また、力点(機体中心)から支点までの距離が短いほど掘削力は弱くなります。 掘削箇所に対して、機体を縦向き・横向きどちらに置くか、ブレードの位置をどうするかで掘削効率が違ってくるのです。 ブレードとクローラ ブレード(排土板)とクローラ(履帯・キャタピラ)は、視界に入りづらいので操作に難しさを感じやすい部分です。 クローラの操作では、とにかく水平を心がけることが重要になります。 ブレード操作のポイントは、ブレードのどこか一点に視点を決め、その部分と機体の位置関係で整地高さを計ることです。そして、操作レバーを細かいタッチで動かすことを忘れないでください。 レバーとクローラ レバーとクローラの関係で、一番のポイントになるのは、ターンです。ターンには、スピンターンとピポットターンの2種類あります。 スピンターンは左右のクローラに取付けられたモーターをそれぞれ逆回転させて、その場でターンします。ピポットターンは、左右どちらかのクローラだけを動かしてのターンです。 ユンボの操作に必要な資格 ユンボの操作には、「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」、「車両系建設機械運転技能講習」のどちらかの資格の取得が必要になります。 小型車両系の特別教育 「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」の講習を受講することで、重量3t未満のユンボの運転ができるようになります。 講習時間は、7時間です。講習時に実技コースはなく、各事業所(会社)で実施してくださいというスタンスです。(実技コース付を申し込むことも可能です) 費用は、概ね15,000円(税込)です。会場は、各地の登録教習機関になります。 車両系の運転技能講習 「車両系建設機械運転技能講習」を終了することで、重量3t以上のユンボの運転が可能です。 講習時間は、未経験者で38時間です。各種自動車免許や、特別教育受講後の運転業務経験が3カ月以上などで、講習時間は18時間や14時間に減免されます。 14時間コースの場合で、日数は2日、費用は40,500円(税込)です。各地の登録教習機関にて取得が可能です。 ユンボの操作|まとめユンボの操作|まとめユンボの操作について理解するために、ここまで以下のことを紹介しました。 ユンボの基本事項や操作方法の基本 ユンボ操作のスキルをあげるためのポイント 運転資格を取得するための方法や期間、費用 「ユンボの操作スキルをアップさせるためには、どうしたらいいのだろう」と訊くと、大抵の先輩は「習うより、慣れろ」と答えると思います。 とにかく、ユンボに触れる時間を長くしてください。そういう意味で、ユンボの点検や整備を手伝うのもすごく有効です。 そして、先輩の職人がユンボを全体の作業の中でどう動かしているかを確認することも、ユンボのスキルアップには非常に重要なことです。 ←トクワールドでは高品質な【中古ユンボ・中古バックホー】を多数取り揃えております!

    #ユンボ#資格#操作

    2022/03/07

    78,533

  • お庭の水捌けトラブル解決法!ユンボがあれば自分でもできる暗渠排水工事
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    お庭の水捌けトラブル解決法!ユンボがあれば自分でもできる暗渠排水工事

    目次 工事現場で活躍するユンボをDIYでも活用 土木用語:「暗渠排水」とは 庭の水はけが悪い原因と簡単にできる対策 暗渠パイプを設置して排水問題改善!暗渠工事方法 暗渠工事の作業手順 まとめ 工事現場で活躍するバックホー(ユンボ)をDIYでも活用 コロナ禍になり、外出の自粛やテレワークが普及するなど私たちのライフスタイルは一変しました。 特に家の中にいる時間が増えたことで「DIY」がかつてない盛り上がりを見せています。 過去に何度も人気を見せてきたDIYブームですが、今回は巣篭もり需要の増加によって「第4次DIYブーム」が到来しているようです。 日本では自分で何か作ったり修理したりする意味で使われ、日曜大工として認識されていますが、DIYという言葉は「Do it yourself」の略語です。 直訳すると「自分自身でやる」という意味で、「自ら行う」ことを生活の基本姿勢にする精神を意味しています。 合理的に考えれば、DIYより既製品を買ったり業者に依頼したりする方が早いかつ楽ですし、場合によっては安上がりだったりもします。 しかし、自分で作業して作る楽しさや完成した時の達成感や経験は、お金では買えない貴重なものですよね。 DIYブームで最も追い風を受けたホームセンター業界ですが、これまでの販売ターゲットはあくまでプロでした。 最近では DIY初心者向けの商品を揃えていることが多く、店内に工房を設置しワークショップを行うなど消費者獲得に力を入れています。 そのためか少し前のハードルが高そうなイメージとは一変して、DIYは気軽に始められるものに変化しました。 お金を払って他人に頼らず、自分で成し遂げるというDIYスタイルは今や生活のひとつとしてすっかり定着しているように見えます。 奥が深いDIYですが、上級者にもなると様々な工作器具や器材を揃え、なんでも自分で作ってしまいます。 特にユンボなどの操縦資格を持っている人は、重機を使って造園や古屋を建てるなどDIYの幅が大きく広がります! せっかくの資格をもっと活用してみませんか? 今回は水捌けトラブルとバックホー(ユンボ)があれば自分でも作業できる「暗渠排水工事」について解説します。 土木用語:「暗渠排水」とは 用水路や川など目に見える水路を「明渠(めいきょ)」、地中にパイプを埋設したり蓋をかけたりした目に見えない水路を「暗渠(あんきょ)」と言います。 暗渠排水とは、地下停留水を排除するために、水が通る管を一定間隔で埋める技術のことです。 暗渠排水の技術は「農業土木」の分野において発展・改良されてきました。 農業において暗渠排水は、良質な土壌作りと作物の生育には重要な設備です。普段あまり意識することはないですが、水捌けが悪かったり、水位が高くぬかるみがちな場所や農地の下には見えない水管が埋められています。 特に、北海道はもともと泥炭地が多く、とても軟弱で崩れやすく厄介な地質でした。たびたび人々を悩ませました。 泥炭地とは、気温が低く植物が完全に分解されずにできた土のことを泥炭と言い、泥炭が積み重なってできた土地のことです。 泥炭は多くの水分を含み、重いものが載ったり、乾燥したりすると沈下してしまう性質(乾燥収縮)を持っており、冬は土が凍結・膨張して、これに水を含むと法面が崩れてしまうこともあります。 北方開拓のために開拓使が来道した明治初期に導入されて以降、現代に至るまで、北海道の開拓は暗渠排水と共にあったと言われています。 庭の水はけが悪い原因と簡単にできる対策 大雨が降るたびに、せっかくの庭がぐちゃぐちゃになったり、大きな水溜りができてしまうという悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか? 庭でガーデニングや家庭菜園をされている方は、植物の生育に関わる水捌け問題は一刻も早く解決したい事と思います。 対策としては、土をアスファルトで固めたり、カーポートへのリフォームを検討されている方もいると思います。しかし、大掛かりな工事をする前に自分でもできる対策があります。 家周りにおける水はけの悪さを改善するには、自宅の庭がどのような状態なのか理解しておく必要が大切です。 工事を行う工務店などの業者も、施工前に原因を探るところから始めます。 原因のうち多いのは、土地の地質自体の問題と地面に勾配が付いていない場合です。 地質が悪い場合 よくあるのが、昔は田んぼや河川の場合です。土の保水性が高く質のよくない土が原因で水捌けが悪くなっています。 ほかに考えられるのは、土が粘土質のため、水が浸透しないという場合もあります。 粘土質の土は粒子が非常に細かく地面に浸透しづらいです。そのため地面の浸透よりも、蒸発してなくなっていくのを待ちます。 この場合は、暗渠を埋めても水が浸透しないため、庭の土を総入れ替えすることを検討する必要があります。 勾配がついていない場合 平坦な土地に雨が降ると、雨水は流れることなくその場に留まります。 この雨水を排水するために「水勾配」という傾斜をとります。分譲地の場合は、造成地として整備された土地が平らになったまま家が立っている場合があり、水勾配がついていない事があります。 また、新築の住宅に多いのが、ガレージなどは水勾配が取られているが、庭の水勾配までは取られていないということです。 水勾配や水を流すための側溝などの排水設備がない場合、水捌けが悪いだけではなく、カビや悪臭の要因にもなることがありこちらも庭の土を総入れ替えすることを検討する必要があります。 地面に窪んでいる箇所がある 擁壁やブロック塀周りは土を掘り起こして埋め戻してある箇所になります。そのため、水溜りができやすいです。 擁壁やブロック塀を建てる際は一度土を掘り起こします。掘り起こした土は柔らかくなり、空気の入りやすい状態となります。 そして、擁壁やブロック塀が立った後にそのほぐれた土を使い埋め戻しますが、しばらく経って雨が降ると上からの重みで空気の層が徐々に沈んでいきます。 これが凸凹や水溜りの原因になります。 この場合は、さらに盛り土をする必要があります。 軽度の問題であればDIYで対策できる 水溜りやぬかるみがそれほどひどくない場合は、砕石を敷くことにより改善する場合があります。 水捌けを良くする効果はありませんが、砕石によって地面が沈みにくくなり、泥の上を歩かないので靴が汚れることもありません。 さらに、雑草が生えにくいメリットもありますが、これでは長期的な改善効果は見込めず、根本的な解決にはなりません。 水捌けを解消するには、地面の表面に勾配や側溝を作って雨水を排泄する表面排水などの方法があります。今回はユンボの操縦資格が活かせる「暗渠排水」による改善方法を解説します。 お庭に芝生を敷きたいという場合は、せっかくの芝生が水はけの悪さで根腐れしてしまわないためにも暗渠を設置することはおすすめです。 土壌改良をするため、土を掘り起こしますが、人力はせいぜい30cmくらいです。しかし、狭い場所での作業に特化した機械「ミニユンボ(豆ユンボ)」を使用すれば作業効率がアップします。 自宅の庭や敷地にユンボが侵入可能か、機械で作業ができる十分な広さかを確認します。 3t未満の小型ユンボは小型車両系建設機械の資格で操作することができます。 ユンボと聞くとハードルが高いように思われますが、資格自体は手軽に受講でき、誰でも簡単に取得することができるので一般の方にもおすすめです。 ユンボの資格に関する情報は別記事がありますので興味がある方がご覧ください。 大きい規模でガーデニングや家庭菜園、DIYなどを趣味で行っている方は中古のミニユンボやマイクロショベルの購入を検討してみてはいかがでしょうか? 一家に一台あれば、今回紹介する暗渠排水工事以外にもいろいろな用途があります。 業者に高額な費用を出して施工してもらうよりも、自分で作業するのも楽しみの1つと思います。 例えば、庭の土入れ替えは業者に依頼した場合は、運搬、残土処理、整地など諸々の費用も含めるとかなり高額になる場合があります。 全て個人で手配し、所有しているユンボで入れ替え作業ができればかなりの費用を抑えることも可能です。 暗渠パイプを設置して排水問題改善!暗渠工事方法 暗渠排水工事は一見難しそうな作業に見えますが、DIY感覚で個人でも意外と簡単に行えてしまいます。 施工に必要な道具と材料は暗渠排水管、透水シート、6号砕石、剣スコップ、角スコップ、ガムテープ、水平器です。 全てホームセンターで入手可能です。暗渠排水管や透水シートは種類や長さにもよりますが、約1000〜4000円程で購入できます。 そして、砕石は水はけに優れるS-13(6号砕石)を使用するのがおすすめです。 大きさは5mm〜13mmとかなり小さめの砕石で、一般的に砂利と呼ばれます。 こちらもホームセンターで20kgあたり200円〜300円辺りで袋売りされています。バケツ数配分の量でしたら問題ありませんが、もし庭が広く立米単位で買う必要があるのでしたら建材屋さんで買う方がお得かもしれません。 ホームセンターで大量に砕石を購入し自宅まで運んでもらう場合、目安として2t車一台分で見ると送料込みで1万円前後ほど費用がかかります。 暗渠工事の作業手順 1、ミニユンボ(豆ユンボ)で土を掘削して溝を掘り、底面も排水方向へ勾配をつけながら平らにします。 (深さ50cm、水勾配1%が目安です。) 掘った後の土は柔らかいので、足でしっかり踏み固め、さらにミニユンボ(豆ユンボ)で押し固めます。そして、水平器を使い勾配を見ながら行います。パイプだけで勾配を取ろうとすると、後で失敗するので初めが肝心です。 2、溝の中に透水シートと砕石を敷き、暗渠パイプを設置していきます。 透水シートは水を通し、土は通さないので暗渠パイプの目詰まり防止に最適です。 さらに溝の壁が崩れるのを防ぐ役割もあります。 そして、シートの上に砕石を敷きます。 砕石だけでは排水のスピードが遅くなってしまいます。砕石中に空洞を作って水の通りを良くするために、暗渠パイプを設置します。 パイプを設置する際も、水平器でパイプの勾配を見て調節しながら行ってください。 3、パイプ被せ透水シートで囲む 暗渠パイプの位置と勾配がずれないように砕石を入れていきます。 集水マスに暗渠パイプを接続する際は、マスにドリルで穴を開けてパイプを繋ぎ、継ぎ目の周囲をモルタルで固めます。 砕石でパイプが隠れたら、パイプと砕石を透水シートで囲み、ガムテープで止めます。 これで、透水シートの内部に土が流入することは無くなります。 4、埋め戻して完成 再び機械を使い埋め戻を行います。 埋め戻しの際、恐らく残土が発生してしまうのでどうするのか処理方法なども検討しておいてください。 ユンボのバケットやブレードを使って軽く整地し、仕上げにスコップで平らに均します。 足でしっかり踏み固めてその後、ミニユンボ(豆ユンボ)で押し固めます。そして施工完了となります。 ※ 作業の注意点 ユンボで庭を掘削する際は、地面に水道管などが無いか注意して行ってください。 また、騒音トラブルにもならないよう近所への声かけなど配慮も忘れないようにしましょう。 特に勾配はしっかり確認してください。勾配がデタラメだと暗渠の機能を果たさないので、作業の合間に水平器を当てて細かく確認することが大事です。 配管職人用の水平器があると勾配が取りやすく、効率が上がるのでおすすめです。 そして、作業するときは申し訳ありませんが、自己責任でお願いします。 まとめ暗渠排水工事|まとめ 暗渠排水と聞いてその存在を知らなかった方もいると思います。 暗渠排水は先人が生み出した画期的な排水技術であり、古くから農業や土木で利用されてきました。 暗渠工事は材料や資材もホームセンターなどで調達できることから、DIYとして自分でも施工が可能で、工法も特別な技術が必要なわけでなく至ってシンプルなのことがメリットです。 広い面積に暗渠排水管を埋設するには、重機の力「ミニユンボ(豆ユンボ)」を使うほうが早いです。 暗渠排水の工事は、自分で行うことで安価で済ませることができます。 ユンボを個人所有していることが多い農家などは、管理している圃場の暗渠設置を広範囲に渡り、自分で行う人も多いほど工法自体は簡単なので是非チャレンジしてみてください。 作業は、自己責任でお願いします。 ←【中古ユンボ・ミニユンボ】の販売はこちらから

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自動車の車輪に対して、重機のクローラーを「履帯」と呼びます。この履帯を構成するのが、シュープレート(履板)です。シュープレートを、単にシューとする場合も多いです。 シューとシューはピンで結合されていますが、密着しているわけではないので、一つひとつに可動性があります。この可動性は、不整地での走行性を上げ、荷重時の反力を受ける働きをします。 無限軌道という別名を持つクローラーの走行性の高さは、このシューの働きによるものです。 鉄クローラーは、路面保護とシュー自体の耐摩耗のために、ゴムパットを取り付けて使用することが多くなりました。 ユンボの基本構造と旋回モーター ここでは、ユンボを動かす仕組みのポイントである、旋回モーターについて紹介します。 その前段階として、ユンボの基本構造について見てみましょう。ユンボの基本構造は、下図のように、以下の3つに大別されます。 フロントアタッチメント|アーム、ブーム、シリンダー、バケットなど 上部旋回体|エンジン・ポンプ・ラジエータ・クーラ・カウンターウェート・主旋回フレームなど 下部走行体|アイドラー、旋回ベアリング、キャリアクローラー、トラックローラー、トラックフレーム、トラックリンクシュー、走行モーター、スプロケットなど 次に、下部走行体について詳しく説明します。 下部走行体は、左右にクローラーがあり、それぞれに減速機付き走行モーターや上下部ローラ及びアイドラーが設置されています。左右のクローラーは独立して駆動しますが、トラックフレームで連結されています。 このフレームの中心部に、上部旋回体を回転させる旋回ベアリングなどの旋回装置が配置されているのです。この旋回装置内に固定されているのが、旋回モーターです。(ここでやっと登場です) 旋回モーターを回すことにより、モーター先端部ピニオン(小さい歯車)がかみ合った旋回ベアリングの内輪を介して上部旋回体を旋回させます。 この旋回モーターは、ユンボやクレーン車など、上部が旋回する建設機械全般に使用されています。 ゴムクローラーについて知っておいてほしいこと ユンボを常にベストな状態で使うのであれば、クローラーの摩耗のチェックは欠かせません。特にゴムクローラーは、路面にやさしく低騒音ですが、摩耗は鉄キャタに比べると早くなります。 ゴムクローラーの注文や修理を依頼するときに知っておいてほしいポイントについて紹介します。 サイズの測り方 ゴムクローラーのサイズは、クローラー幅、ピッチ、芯金数を見ます。 クローラー幅|ゴムクローラーの全幅 ピッチ|芯金中心から次の芯金中心までの間隔 芯金数|芯金・受金の1周分の全数 通常、ゴムクローラーの内側にサイズ表示の打刻がありますが、摩耗して見えなくなっている場合は実測してください。 この打刻は、「幅×ピッチ×リンク」、「幅×リンク×ピッチ」のどちらかになっているはずです。 シリアル番号の見方 クローラーに限らず、ユンボの装着系部品の注文の際には、シリアル番号も伝えるとより正確になります。シリアル番号とは、車台・車両番号のことで、機体一つひとつを特定するための番号です。 シリアル番号、メーカー、型式は、すべての機体に記載されています。記載箇所はメーカーごとに異なりますが、本体とブームの取付部分周りに、プレートで記載されているのが一般的です。 シリアル番号などを記載したプレートが、破損や紛失で見つからないときは、機体本体の打刻を探しましょう。フロントアタッチメントと上部旋回体の取付部分付近の機体に直接打刻されていることが多いです。 ゴムクローラーの廃棄 不用となったゴムクローラーの廃棄は、産業廃棄物扱いとなります。 ゴムクローラーは、張りを維持するスチールコードや張力を補強する芯金、これらをカバーするゴムで形成されています。廃タイヤと同様の「廃プラスチック」に該当します。 すべての産業廃棄物は、廃棄物を発生させた事業者が責任をもって処理しなければなりません。 処理には、保管、運搬、処分(焼却や埋立)の過程があります。各自治体の許認可を受けている専門業者に委託して処理するのが一般的です。 処理の過程は産業廃棄物伝票(マニフェスト)で管理され、事業者は運搬・処分が間違いなく完了したことを確認し、送付された伝票は5年間保管する義務があります。 ゴムクローラーはさまざまなシーンで活躍している クローラーには、ゴムと鉄の2種類あることは前述の通りです。 鉄クローラーは主に大型の重機の脚として活用されています。耐久性が求められる条件の現場で、重い機体を支えながら作業するのは、ゴムクローラーには厳しいからです。 大規模でハードな建設現場で使用される大きい重機では、クローラーの主流は今も鉄クローラーになっています。 ゴムクローラーは、比較的小さな建設用重機の主流であるだけでなく、様々なシーンで重機の脚として活躍しています。 ここでは、ゴムクローラーの種類について紹介します。 建設機械用ゴムクローラー ゴムクローラーは、アスファルトやコンクリート、芝地など路面を保護しなければならない現場で使用されることが多いです。 人(作業者)と近い位置での作業が続く現場、小回りの必要な作業が連続する現場でもゴムクローラーのミニユンボが活躍します。 ゴムクローラーのユンボは、振動や騒音が少なく、オペレーターの疲労軽減にも有効です。 農業機械用ゴムクローラー 農業機械用ゴムクローラーの代表格は、コンバイン用のゴムクローラーです。コンバインのゴムクローラーは接地面積が大きく、湿田に対応した推進力や排土性能を持っています。 コンバイン用ゴムクローラーの特徴は、ラグパターンの豊富さにあります。ラグとは、ゴムクローラーの接地面の凹凸のことです。 以下に、コンバイン用ゴムクローラーの主なラグパターンの種類と特徴をまとめました。 片梯子・両梯子|排土性能を高めるため端部がラグに合わせて飛び出している オフセット|駆動輪を受ける溝部分が中心ではなく片側に寄っている ハイラグ|表面の凹凸を高くしている Nタイプ|芯金の幅を狭くしている Wタイプ|芯金の幅を広くしている 上記の種類ごとに、さらに細かいパターンがあり、使用する条件によって選択されます。 運搬・作業機用ゴムクローラー 運搬機の足回りでは、タイヤとゴムクローラーが混在しています。ゴムクローラーが活躍するのは、でこぼこ・ぬかるみが多い地盤や急斜面などがある現場です。 路面状況に左右されない走行性の高さが、安定した作業効率を生みだします。 作業機には、草刈りや高所での作業など、様々な作業に合わせて多くの機種があります。ここでも求められるのは、安定した走行性能です。 それを支えているのがゴムクローラーです。豊富な幅やラグパターンから、各作業に応じて選び装着します。 除雪機用ゴムクローラー 除雪機用ゴムクローラーには、より高機能な耐久性が求められます。除雪作業は氷雪上の作業であり、低温というリスクもあります。 除雪作業は夜間や早朝での作業が多いため、周囲の環境に配慮した静粛性が必要です。 また、雪の下になって見えない石や突起物の衝撃に耐えることも重要です。 各メーカーは、競うように改良を続け、ゴムクローラーの機能性を高めることを目指しています。 ゴムクローラーの故障の原因について ゴムクローラーは仕業点検として、クローラーのたるみ量を確認し、張りの調整を実施しましょう。 その際に、クローラーの摩耗、破損、緩み、芯金のむき出しなどを確認することも大切です。 ここでは、ゴムクローラーの故障の原因について紹介しますので、点検時の参考にしてください。 ・芯金の折れや剥がれの原因 機体の落下や片浮き作業などで負荷をかけすぎると、芯金の折れが生じます。また、過剰な油・溶剤・塩分の付着で芯金が腐食すると、ゴムとの接着が弱まり剥がれやすくなります。 ・耳切れ・耳取れの原因 クローラーの端部の切れや取れは、大きなでこぼこのある路面や河川敷など石の多い現場、縁石など段差の上の走行などで荷重が端部に集中することで起こります。 ・接地面の外傷やスチールコードの切断 接地面の外傷は、路面の石や鋭利な支障物によって生じます。スチールコードの切断は、ゴムクローラーに必要以上の張力が作用したり、ゴムクローラーの深い傷から水分が侵入しスチールコードが腐食したりして発生します。 損傷が著しい場合は、早めの交換をおすすめします。 ゴムクローラーの修理の流れについて ゴムクローラーは1,500~2,000時間程度が耐用時間とされていますが、大抵はその前に芯金が脱落したり、引っかけて切断したりということが多いです。 全体的にはまだまだ使用できるゴムクローラーでも、何かの原因で1個でも芯金が脱落したり、一カ所でも端部が切断したりすると産廃として処理しなければなりません。 ここでは、ゴムクローラーの修理の流れについて紹介します。 1.ゴムクローラーの損傷状態を確認 2.型をつくる|元の型の寸法を測り型用ゴム材で土台をつくり、プレス機で熱処理して型を成型する 3.修理箇所を削り、最終形状に合わせて専用ゴム材を盛り込む(薄層を重ねてなじませる) 4.型を当ててプレス機で圧力をかけながら熱して(6~7時間) 5.仕上げ処理して完成 ゴムクローラーの修理は、業者によって技術力に差があるようです。ゴムクローラー修理に実績のある業者に依頼することをおすすめします。 ゴムクローラーの交換方法について ここでは、ゴムクローラーの交換方法を、建機、農機、作業機の種類ごとに紹介します。除雪機に関しては、作業機のゴムクローラーの交換に準じるものとして省略します。 ここから紹介する交換方法は、あくまで一般的なものですから、詳細は対象機種メーカーの仕様書などを参考にしてください。 ゴムクローラーの交換作業は危険を伴う場合があります。水平な場所で、降下防止対策をしっかりして、二人以上での作業を原則としてしてください。 建設機械用ゴムクローラーの交換方法 以下は、建設機械用ゴムクローラーの交換方法の概要です。 ・取り外し 1.機体側面のニップルバルブをゆっくりと緩め、グリスを排出した後、完全に取り除く 2.グリスの排出により縮んだゴムクローラーを機体から鋼材などで内から外へ押し外す 3.ゴムクローラーを機体から完全に取り外す ・取り付け 1.アイドラー横にゴムクローラーを引っ掛ける(スプロケット側が外れないように注意) 2.鋼材などを使って、外した時とは逆に外から内に向かって押し込むように取り付ける 3.ニップルバルブを取り付け、指定のグリスを注入する せっかくの交換時ですから、取り外した各部品のチェックや清掃もしましょう。 農業機械用ゴムクローラーの交換方法農業機械用ゴムクローラーの交換方法 ここでは、コンバインのゴムクローラーを例に、農業機械用ゴムクローラーの交換方法を紹介します。コンバインも中型以上のものは2人で交換するほうが無難です。 1.テンションボルトのナットを緩め、クローラーテンションを完全に緩める 2.機体後部に油圧ジャッキをはめて最上位まで上げたらジャッキステンドを設置する 3.ゴムクローラーを緩めるためにクローラー側から遊動輪部分をハンマーで叩き内側へ移動させる 4.芯金と芯金の間にバールを入れゴムクローラーを浮かせながら遊動輪から脱輪させる 5.ゴムクローラー全体を取り外す 取り付けは、取り外しとは逆の順に行います。起動輪、上転輪と入れていきますが、芯金を遊動輪に近づけておくのが楽に入れるコツです。 運搬・作業機用ゴムクローラーの交換方法 以下は、運搬・作業機用ゴムクローラーの交換方法の概要です。 1.機体の強度のある部分にジャッキをかけ機体全体を水平に保ちながら上げる 2.緩衝材や当て木を用いて降下防止対策をする 3.アイドラー後方のボルトのロックピンなどを外し緩める(必ず潤滑液を使用しながら緩める) 4.完全にアイドラーが緩んだらゴムクローラー内側の芯金部をローラ側から外す 取り付けは、基本的に取り外しと逆の作業になります。ただ、新品のゴムクローラーは硬いため、芯金をはめ込むときにバールを使うのですが、ゴムクローラーやローラが破損しないように注意してください。 ゴムクローラーの修理・交換を業者に依頼する ゴムクローラーの修理や交換を業者に依頼すると、どれくらいの料金がかかるか気になる方も多いでしょう。ここでは、目安として、ゴムクローラーの修理費用の相場をご紹介します。 ゴムクローラーの厚みが15mm以下のものを想定しています。ゴムクローラーの修理はゴム部のみになり、ワイヤーの切れは修復できません。 キズの大きさ 1カ所目(円) 2カ所目以降(円) ~50mm 11,000~14,500 7,500~9,500 ~80mm 13,500~17,500 9,500~11,500 ~120mm 16,500~20,000 11,000~13,500 ~150mm 19,800~23,500 14,000~16,500 150mm~ 22,000~25,500 15,500~18,000 (税抜価格) ゴムクローラーの交換は、業者がお客様のところまで出張して作業することが多いです。内訳は、「部品代金+出張費+作業費+処分費」です。 部品代金の地域差は比較的少ないのですが、その他の費用は、地域や会社ごとの差が大きいようです。事前にメールか電話で、複数社に確認して比較検討することをおすすめします。 ゴムクローラーは中古で購入がおすすめ 日本の重機の中古品は、新品に比較して格安なうえに品質が良いため、世界中に輸出され様々な現場で活躍しています。特に、コマツやクボタなどは、海外でも信頼性の高いブランドとなっています。 海外での人気の高さが逆輸入される形で国内にも広がり、現在、中古建機への注目度は右肩上がりです。 通販やネットオークションでの流通もありますが、おすすめは実績と信頼のある中古建設機械専門会社です。特に、買取と販売の両方に力を入れている会社が狙い目です。 在庫が多いので選択の幅が広く、整備も行き届いているため安心して購入できます。 最新の重機市場の売れ筋はもちろん、特殊機械や中古ならではの重機や部品も取り揃えているため、Webサイトは要チェックです! まとめクローラーを完全解説!|まとめ クローラーは、万能重機ユンボを足元から支えながら、ハードな現場を動かす大きな力の一つです。 ここまで、特にゴムクローラーを中心に、ユンボの脚であるクローラーについて紹介してきました。 クローラーとユンボの基本構造 ゴムクローラーの種類 ゴムクローラーの故障の原因 ゴムクローラーの修理と交換 どんなに高性能の上部旋回体を積んでいても、クローラーが断裂してしまったら、現場の作業は中断しなければなりません。 日々の点検業務では機体の確認と同じように、あるいはそれ以上に、クローラーのチェックも忘れないでいてください。 ←ゴムクローラー(ゴムシュー)の中古ユンボが多数あります ←クローラーをお探しの方はこちら

    2022/06/10

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