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フォークリフトの種類と特徴を解説!リフトの運転資格についても紹介

フォークリフト

2023/02/28

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フォークリフトの種類と特徴を解説!リフトの運転資格についても紹介

フォークリフトは、物の運搬を必要とするあらゆる業種で活躍しています。ただ倉庫や工場、建設現場など限られた空間で使用することが多いので、公道を走る自動車ほど一般的ではないかもしれません。

フォークリフトの運転には資格が必要です。自動車の運転免許とは違い、管轄は国土交通省ではなく厚生労働省で、一度取得すれば更新の必要はなく年齢制限もありません。

運転する資格の一つである「フォークリフト運転技能講習修了証」は国家資格ですが、他の国家資格の試験に比較すると合格しやすいとされています。

その他、実際にフォークリフトを運転する際も自動車との違いがあります。後輪操舵であり、荷物の積み付けや取り降ろしにはパレットという器材を必要とします。

この記事ではフォークリフトの運転資格の取得を検討している方向けに、フォークリフトが活躍している業種、フォークリフトの種類とその特徴について詳しく紹介しています。

また運転資格についても説明していますので、ぜひ参考にしてください。

フォークリフトが活躍している業種の情報

フォークリフトが活躍している業種は多いため、その運転資格を取得すれば就業の選択肢を大きく増やすことができます。ここではフォークリフトが活躍している業種について紹介します。

物流倉庫(物流センター)

物流とは、商品が消費者に届くまでの流れのことです。商品の運搬だけでなく、保管や包装なども物流に含まれます。

現在では、消費者が店に商品を買いに行くだけでなく、ネットなどを利用して商品が直接消費者に配送されるシステムが発達しました。

この配送の拠点となる物流倉庫でも、フォークリフトは作業の効率化と省力化に大きく貢献しています。

製造工場

製造工場では、仕入れ先から届いた材料の受入、製造現場への運搬、完成品の保管場所への移送、商品の発送などでフォークリフトはなくてはならないものです。

フォークリフトオペレーターとしてだけ働くのか、フォークリフトから降りて作業も手伝うのかは工場によって違いがあります。

いずれにしろ、製造工場は限られた空間であることが多く、商品や作業者との接触が起きやすいので安全が第一になります。また当然のことですが、正確性とスピーディーさも要求される現場です。

この配送の拠点となる物流倉庫でも、フォークリフトは作業の効率化と省力化に大きく貢献しています。

建設現場

フォークリフトは、建設業関連の現場でも仕事をしています。建設資材の受入と保管、現場への運搬です。建設現場で使用されるフォークリフトは、公道を走ることもあるため、大型特殊や小型特殊の免許が必要になるでしょう。

産廃物収集運搬業者もフォークリフトを使います。

産廃処理物や解体後にクズとなった金属やプラスチックなどの積込作業です。この場合は比較的大きなフォークリフトを使う場合が多いです。

この配送の拠点となる物流倉庫でも、フォークリフトは作業の効率化と省力化に大きく貢献しています。

その他の業種

フォークリフトを使うその他の業種としては、空港や港湾、鉄道などのターミナルです。時にはイベントの設営や撤去にも使われます。

空港や港湾、鉄道のターミナルでは、荷物の入出庫にフォークリフトが欠かせません。また一定の時間内に大量の荷物を捌く必要があるため、手順通りの正確さが必要です。

この配送の拠点となる物流倉庫でも、フォークリフトは作業の効率化と省力化に大きく貢献しています。

フォークリフトの種類と特徴を詳しく解説

フォークリフトの種類をカテゴリー別に大きく分けると、外観形状と動力源になります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

外観形状別の種類

フォークリフトは、荷物を積み込むフォーク(ツメ)、ラムなどと、それを昇降させるマスト機構を備えた動力付き荷役・運搬用機械と定義されています。

ラムとは、フォークに代わるアタッチメントで、形状は棒状で金属製です。円筒状、コイル状、ロール状の長尺荷物の中心にラムを挿入して運搬します。

フォークリフトの外観形状別の種類は、カウンターバランス、リーチ、その他の3つです。


カウンターバランスフォークリフト
カウンターバランスフォークリフトは、車体の前方にフォーク、マストなどの荷役装置を備え、後方に積載荷重とバランスをとるための重り(ウエイト)を装備しています。

カウンターバランスフォークリフトのカウンターとは、反対、逆という意味です。バランスとは釣り合いや均衡などを表しています。

座席に座って、自動車の運転のようにハンドルを操作して運転するのが特徴です。違いは後輪操舵であり、動力機構が座席の真下にあることです。

最大荷重は、0.5t~42tまで幅広く、パワーと安全性に優れています。屋内でも屋外でも使用でき、さまざまな業種の倉庫や工場で使用されています。

ただリーチフォークリフトに比べると小回りはききにくいです。

毎年、新車販売台数で7割程度を占めており、リーチフォークリフトや他のフォークリフトに比較すると、現場での稼働率は圧倒的です。


リーチフォークリフト
リーチフォークリフトは、立ったまま操作・運転を行います。

リーチフォークリフトのリーチとは、手を伸ばす、到達するという意味です。フォークやマストが前後に動くリーチリフトの特徴をよく表しています。

リーチリフトの運転には、ハンドルとレバーを使います。ハンドルはノブ付きで、中立位置から片側2回転半ずつ回ります。

慣れるまで、ハンドルの回し加減と後輪の角度を目視で確認しながら調整するようにしましょう。

床面の左にブレーキペダルがあり、これを踏むとブレーキが解除されます。右側にプレゼンススイッチというペダルがあるタイプでは、左右両方のペダルを踏むことでブレーキが解除される仕組みです。

タイヤをほぼ90度回転させることができるため、回転半径は小さく小回りがききます。狭い場所での作業に適しており、屋内専用です。

また動力源は、屋内での環境負荷を考慮して、排気ガスを出さないバッテリー式です。


その他の外観形状
カウンターバランス、リーチ以外のフォークリフトで代表的な種類を以下にまとめました。

・サイドフォークリフト
車体の真横にフォークがついていて、フォーク・マストの左右に積載部分があり、木材やパイプなど長尺物の運搬に使用される。

・ウォーキーフォークリフト
オペレーターが歩いて操縦するタイプで、他のフォークリフトが入れない狭い場所での荷物の運搬に適している。細い通路やエレベーターでの移動も可能。

・オーダーピッキングトラック
運転席とフォークが同時に昇降できるため、倉庫内に高く積んだ荷物の移動や整理が可能となっている。オペレーターが目的の荷物をピックアップする際にも使われる。

・マルチディレクショナルフォークリフト
前後進の他、左右に走行ができる汎用性の高さが特徴。

動力源別の種類

フォークリフトの動力源別の種類は、エンジン式、バッテリー式、ハイブリッド式の3つに大別できます。それぞれ見ていきましょう。

エンジン式
エンジン式は、さらにディーゼル、ガソリン、LPG(液化石油ガス)、CNG(圧縮天然ガス)の4つに分けることができます。

・ディーゼルエンジン
ディーゼルは軽油が燃料です。シリンダ内で空気を圧縮して高温(600℃程度)にし、シリンダ内に軽油をミスト状にして噴射して着火し、燃焼エネルギーを回転エネルギーに返還して動かします。

・ガソリンエンジン
ガソリンと空気の混合ガスを圧縮して点火し、その爆発力を回転エネルギーに変えて動かします。

・LPG(液化石油ガス
ガソリンエンジンを簡易的に改造した、LPGを燃料とするエンジンです。

・CNG(圧縮天然ガス)
CNGは、compressed natural gasの略で、圧縮天然ガスのことをいいます。圧縮天然ガスを燃焼させ、その熱エネルギーを回転エネルギーに変えるエンジンです。


バッテリー式
バッテリー式は、有害な排気ガスの発生はなく、換気が良くない場所でも使用できます。またエンジン式に比べると騒音が少なく、住宅街や夜間での作業に向いています。

またエンジン式に比べると、操作が簡単で保守点検箇所も少ないです。

ただバッテリー容量には限界があるので、長時間作業では充電設備や予備のバッテリー、バッテリー載せ替え設備などが必要になります。

環境負荷の少ないバッテリー式は、徐々にシェアを伸ばしています。

ただ現状のバッテリー寿命は4年~8年とされています。買い替え時に、100万円程度のコストがかかるため、さらなるシェア拡大には、コストの縮減が必要でしょう。


ハイブリッド式
ハイブリッド式とは、エンジンと電動モーターを組み合わせたり、バッテリーと蓄電器を組み合わせたりした動力源のことです。開発の目的は、燃料消費量や二酸化炭素排出量の低減です。

たとえばトヨタL&Fで開発された、3.5t積みディーゼルエンジン式ハイブリッドフォークリフトは、燃費消費量及びCO2排出量が50%低減されています。

また三菱重工業(現在は三菱ロジスティクス)では、独自のリチウムイオン電池、高効率モーター、小型ディーゼルエンジンを組み合わせたハイブリッドシステムにより燃費削減率39%を実現しています。

カーボンニュートラルに向けた取り組みが官民一体となって進んでいる今、ハイブリッド式の開発は今後も続けられていくでしょう。

リフトを運転するのに必要な資格の種類

フォークリフトを運転する資格は、積載する荷物の最大荷重が1t以上か1t未満で違います。この2つの資格の概要と、必要になる費用や時間について紹介します。

フォークリフト運転技能講習

最大荷重が1t以上のフォークリフトを運転するには、「フォークリフト運転技能講習修了証」が必要です。「フォークリフト運転技能講習修了証」は労働安全衛生法に基づく、厚生労働省管轄の国家資格>です。

受講資格というのは特になく、年齢制限もありません。しかし18歳以上でなければ働くことができないという就業制限(年少則第8条第7号)がありますので、実質的には18歳以上での受講ということになるでしょう。

運転技能講習は、受講後に学科と実技の試験があり、この両方で合格しないと修了証は交付されません。ただWeb上の情報を調査すると、合格率は90%以上となっているので比較的難易度は低いと考えられます。

学科教育では、フォークリフトの走行と荷役に関する装置の構造や取り扱い方、運転に必要な力学に関する知識と関係法令を学びます。

実技教育は、走行や荷役の操作について実践中心の学習です。

「フォークリフトの運転技能講習」は、各自治体の労働局長の登録認可を受けた教習機関で行われます。

資格取得にかかる費用と時間

「フォークリフトの運転技能講習」を修了することで、1t未満を含む、すべてのフォークリフトを運転することができます。ここでは「フォークリフトの運転技能講習修了証」の取得に必要な費用と時間について紹介します。

受講にあたって、まず、自分が住む地域に近い登録教習機関を調べる必要があります。以下のサイトで調べることが可能です。

厚生労働省|登録教習機関一覧
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/anzeneisei05.html


受講の流れは下記の通りです。

1.受講コースと日程を選び、予約・申込みを行う
2.受講票を確認し、受講費用の支払いをする
3.受講・修了・修了証交付

フォークリフト運転技能講習の受講時間は、現在保有している資格及び業務経験で違ってきます。関係する資格を保有していたり業経験があったりすると受講時間が短縮されます。

当然のことですが、受講時間が短いほど、費用は安くなります。

受講時間はコースで区分され、一般的なのは、35時間、31時間、11時間です。コースごとの費用をまとめました。

コース 日数 受講料(税込)テキスト代含む
11時間 2日 23,000円
31時間 4日 51,000円
35時間 5日 54,000円

コース区分、受講費用については、各地域、各登録教習機関で違いがあるようです。事前に確認することをおすすめします。

フォークリフトの種類と特徴|まとめ
就職や転職に有利になる資格として、フォークリフトの運転資格の取得を検討されている方のために、以下のことを紹介しました。
  • フォークリフトが活躍している業種
  • フォークリフトの種類と特徴
  • フォークリフト運転の資格の種類

ォークリフトが活躍している業種は幅広く、運転資格を取得すれば就業先の選択肢は大きく広がります。

フォークリフトの種類と特徴は、運転資格を取得し、業界への就職を目指すにあたって知っておくべき基礎知識の一つです。

また資格の種類や受講方法、費用・時間をあらかじめ確認しておけば、修了証取得までの取り組みを効率的に行うことができるでしょう。

あなたのフォークリフト運転資格の取得に、この記事が少しでも参考になっていれば幸いです。
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    電動フォークリフト用バッテリーは2種類 フォークリフトも電動化が加速しており、フォークリフト業界における電動車の普及は先行している状況です。また、静音性の高さや排出ガスが出ないなど、物流施設や倉庫に置ける職場環境の改善に寄与できることからも電動フォークリフトに注目が集まっています。 バッテリー式フォークリフトは、鉛蓄電池とリチウムイオン式の2種類が存在します。基本的には、鉛蓄電池式のバッテリーを使用するフォークリフトが多く普及しています。 バッテリーは内部にある電解液や正極・負極の材料によって異なり、用途や目的に応じて使い分けられています。 鉛蓄電池式 鉛蓄電池式は、負極に鉛、正極に二酸化鉛、電解液に希硫酸を使用しています。歴史的に最も古くから使用されており、その安定性から現役で使用されているバッテリーです。 自動車バッテリーや非常用電源など幅広い用途で利用されていますが、寿命や重さ、サイズなどの問題がネックです。このような課題を解決するために、近年注目されているのがリチウムイオンバッテリーです。 リチウムイオン式 リチウムイオンバッテリーは、有機電解液を使用し、負極に炭素系素材、正極にリチウムを含む金属酸化物が使われています。 軽量でコンパクトなリチウムイオンバッテリーは、スマートフォンやパソコンなどの小型電子機器に欠かせない存在となっており、その実績は鉛バッテリーに匹敵します。 電動フォークリフト用バッテリーの寿命は? 電動フォークリフトのバッテリーは約4〜5年が寿命です。 しかし、バッテリーの寿命は経過年数ではなく充電回数によって決まります。使用環境や製品によって異なりますが、鉛蓄電池のバッテリーの充電サイクル(充電・放電を1サイクルとして)は、一般的に1,200〜1,500サイクルが目安です。 例えば、バッテリーの充電を1日1回、年間稼働300日行った場合、1200÷300=4で、約4年がおおよその寿命となります。 バッテリーは管理やメンテナンスによって寿命が大きく左右されるので注意してください。 リチウムイオンバッテリーは寿命が長い 鉛バッテリーの寿命は一般的に約5年と言われていますが、リチウムイオンバッテリーは約10〜15年とその2から3倍の寿命を誇ります。そのため、鉛蓄電池式の場合は定期的にバッテリーの交換が必要となりますが、リチウムイオンバッテリーは長いスパンで使用できます。 リチウムイオンバッテリーは、鉛蓄電池式に比べて交換頻度が圧倒的に少ないです。つまり、リチウムイオンバッテリーを搭載した電動フォークリフトを採用することで、バッテリー交換にかかるコストを大幅に削減できるのです。 バッテリーを交換するべきタイミング フォークリフトのバッテリーを長く使っていると、さまざまな不具合が発生してきます。下記のような症状が目立つようになってきたら、バッテリーの交換を検討するべきでしょう。 バッテリー交換時期の5つのサイン フォークリフトのパワーが弱くなる 原因:「サルフェーション」による能力低下 フォークリフトのバッテリーは、寿命が近づくと、放電能力が低下していきます。特に荷揚げ作業中にパワー不足を感じることが多く、以前より荷物を持ち上げるのに時間がかかります。 これは、バッテリーの電極が劣化することで生じる「サルフェーション」が原因です。サルフェーションは、電解液中に溶けている硫酸鉛の微粒子が飽和状態となり、結晶化して電極版に付着する現象です。 サルフェーションが発生すると、バッテリー内部の抵抗が著しく大きくなり、容量が低下する原因となります。 バッテリーの稼働時間が短くなる 原因:バッテリー寿命、劣化によるもの バッテリーが劣化すると、放電の時間が早くなり稼働時間も短くなります。このような現象が目立ってきたら、バッテリーが寿命を迎えているサインなので、早急にバッテリー交換を行いましょう。 古いバッテリーは充電効率が悪く、完全に充電してもすぐにバッテリーが切れてしまうことがあります。また、完全に充電が完了するまで時間がかかる場合もあります。 この場合、バッテリーが摩耗している可能性があり、作業効率にも大きな影響を与えます。 バッテリーの電解液が濁っている 原因:バッテリーの寿命または過充電 電解液の液面に濁りや異物が見られてきたらバッテリーの寿命が近づいているサインです。これは、電極板から分離した鉛や硫化鉛が底に沈殿し、充電で撹拌(かくはん)されたことで生じる濁りであることが多いです。 バッテリーの充電中はガスが発生するため一時的な濁りが生じますが、しばらくすれば元に戻ります。しかし、濁りが消えない場合は、バッテリーの寿命が近づいてると思って差し支えありません。 バッテリー液の濁りは、長期間使用しているバッテリーにはよく見られることで、充電後に使用できていれば問題ありませんが、早めのバッテリー交換をおすすめします。 バッテリーが異臭を放つ 原因:バッテリーの劣化、補充液の漏れ、補充不足 バッテリーから硫黄臭や刺激のある臭いがする場合は、バッテリーの劣化、または補水液の補充不足が疑われます。 充電中もしくはフォークリフトの稼働時に負荷をかけた際、バッテリーから硫黄臭のようなにおいが発生することがあります。また、異臭発生時にバッテリーへ触れると異常発熱している場合もあります。 これらは、バッテリーの劣化以外にも、バッテリー液(補水液)が足りていない時にも発生しやすいです。 異臭の正体は、流出した硫化水素ガスである可能性もあり、換気が行われてない屋内に充満すると危険です。過去には、老朽化したバッテリーを使用し続けて、運転席下のバッテリーが爆発する事故も発生しています。 バッテリーの異臭や発熱が発生した場合は、補水液の液量不足やバッテリーの寿命が近づいているサインです。 バッテリー本体が発熱する 原因:バッテリーの劣化(サルフェーション)による発熱、補水液の補充不足 バッテリーの発熱はバッテリーの劣化、もしくはバッテリー液が極端に不足していることなどが原因として挙げられます。 バッテリーが劣化してくるとサルフェーションの影響により、バッテリー本体が稼働中・充電中、過度に発熱します。また、過放電により内部抵抗が高くなるため、発熱量が大きくなり、異常に発熱することもあります。 バッテリー液の液量が減ってきて、液面から電極板が露出して発熱していることも考えられるので確認してみてください。 寿命を迎えたバッテリーを使い続けるのは危険 寿命を過ぎたバッテリーを無理に使い続けると、異臭が発生することや、最悪の場合は爆発の危険性があります。過去の事例では運転席下のバッテリーが爆発し、労働災害に至ったケースもありました。このような事態になると、コストの問題では済まされません。バッテリーを限界を超えて使用するのは絶対に避けましょう。 電動フォークリフト用バッテリーを長持ちさせるポイント バッテリーの寿命を伸ばすには、日々のメンテナンスはもちろん保管状況にも気を使わなければいけません。 バッテリーの劣化が早くなる5つの原因 バッテリー残量0%で放置すると『過放電』になる バッテリーの残量が20%以下になると過放電のリスクがあり、バッテリーの寿命を縮める原因となります。バッテリーは自己放電を行うので、使用していない状態でも電池の残量は徐々に減っています。 バッテリーを長期間使用していない、残量がゼロ、または少ない状態で放置していると過放電を起こしてバッテリーにダメージを与えるため、注意してください。 充電器の差しっぱなしによる『過充電』に注意 過放電とは、フル充電状態のバッテリーをさらに充電し続けることで発生する現象のことです。バッテリーを過充電すると内部の化学反応が過度に進行します。その結果、バッテリーの性能が低下して寿命が短くなります。 また、バッテリーが膨張したり、それによる液漏れが発生した場合、バッテリー液が減少し、バッテリーの発熱や過度に発生したガスにより引火・爆発の危険性もあります。 フォークリフトの過充電を避けるには、充電が完了したらすぐに充電器を抜くことが大切です。 『短時間での充電』(浅充電)はサルフェーションの原因になる バッテリーの短時間によるこまめな充電は、バッテリーの劣化を促進します。 バッテリー容量があまり減っていない状態で充電を繰り返す「浅充電」と言われる行為ですが、これを繰り返すとバッテリーの硫化鉛結晶が増大し、サルフェーションが発生しやすくなります。 バッテリーの残量が少し減っただけで頻繁に充電すると、かえってバッテリーに悪影響を与えるため注意が必要です。 『バッテリー液の不足』は金属部分の劣化に繋がる バッテリーの電解液が不足すると、バッテリーに負荷がかかりやすくなるだけでなく、金属部分が劣化する原因にもなります。 バッテリー液が過度に不足すると、バッテリー内部の電極板などの金属部分が露出するため、電力を充分に供給できなくなります。また、露出時間が長いと劣化していくため、バッテリー自体の性能も低下していきます。 バッテリー液は蒸発と電気分解により液量が減るため、定期的な点検が必要です。 異物の付着は「自己放電」の原因になる バッテリー周辺がホコリなどで汚れていると、汚れを介して自己放電が発生しやすくなるのでバッテリーの性能が低下し、そこからバッテリーの劣化に繋がります。 バッテリーについた汚れを放置することは、バッテリーの腐食やショート、スパークによる発火の原因にもなるため、バッテリー表面と周辺はこまめに掃除しておくことが大切です。 バッテリーを長期保管する際も、バッテリーを保護するためのカバーなどを用意して、ホコリの付着を防止するための処置を講じると良いでしょう。 バッテリーの寿命を伸ばすコツは?バッテリーの寿命を伸ばすコツは? 電動フォークリフトのバッテリーは管理とメンテナンスをしっかり行うことで、平均的な寿命よりも長持ちさせることができます。逆に管理やメンテナンスを怠れば最悪1年で寿命を迎えてしまうことも。 ここからは、バッテリーを長持ちさせるコツを5つご紹介いたします。早速実践してみてください。 過放電と頻繁な充電を避ける 過放電とは、満充電状態から80%以上放電し、バッテリーの残量が20%以下になることを指します。さらに、1日に複数回(2回以上)の充電を行ったり、追加で充電する行為も頻繁な充電とされます。このような使用方法はバッテリーの寿命を短くします。 適正なバッテリー液量を維持する バッテリー液が不足していると、内部温度が上昇して適切な電気容量が得られなくなります。その結果、バッテリーの稼働時に負荷がかかり、極板が損傷して寿命が短くなります。 逆に、液量が多すぎると充電時に発生する水素で液があふれ、バッテリー室が錆びる原因になるほか、最悪の場合は短絡による火災や爆発を引き起こす可能性があります。 定期的な点検を実施する 年次、月次、始業時の点検を定期的に実施してバッテリーに問題がないかを確認しましょう。年次や月次の点検でバッテリーの電圧値や液比重値に異常が見られた場合は、早急に対策を講じることが重要です。 バッテリー上部の清掃 バッテリー上部にほこりなどがたまると、自然放電が発生し、これが劣化の原因となります。1~2週間に一度は、バッテリー上部を拭いて清潔に保つように心がけましょう。 バッテリーが高温になるのを避ける 充電中などにバッテリーの温度が60度以上になると寿命が極端に短くなります。メーカーが推奨するバッテリーの温度は14〜15度です。 このため、バッテリーを極度の高温・寒冷環境下に置かないよう、バッテリーの保管場所にも気を付ける必要があります。 バッテリーのメンテナンス方法 電動フォークリフトのバッテリーを長く使用するには、定期的なメンテナンスが欠かせません。 バッテリーの電解液は、充電中の水の分解や蒸発によって水分が減少します。電解液が減った状態で使用すると、バッテリーの寿命が短くなる可能性があるため、メンテナンス時に電解液をこまめに補充することが大切です。 バッテリー液(精製水)の補充方法 精製水の補充は、毎回充電前と後に点検し、バッテリー電解液が減ってきたら適量を補給します。補水には必ず精製水を使用し、水道水は使用しないでください。水道水には不純物が含まれており、バッテリーの電極板の腐食を早めます。 バッテリー液の補充手順 精製水の入ったポリ容器をバッテリーより高い位置に設置します。 容器のフタを外し、中フタ付きのホースを容器の中にしっかりと差し込んでから中フタを固定します。 次に、バッテリーの液栓キャップを開けてホースの先端を差し込みます。 補水を始める際には、まずピッチコックを緩め、容器の中央部分を指で数回押してサイホン作用を発生させ、精製水を出します。 赤色のフロートが上昇し、白線が見えたら速やかにピッチコックを閉めます。 補水が完了したら、ポリ容器のフタと液栓のキャップをしっかり閉めます。 最後に、バッテリー上面を木綿布などで清掃します。 補充の際は、バッテリーの電解液面が最高液面を超えないように注意してください。液漏れや漏電の原因となることがあります。 電動フォークリフト用バッテリーの値段は? 電動フォークリフトのバッテリーは消耗品であるため、長く使用していると遅かれ早かれ交換の時期がやってきます。そこで、気になるのがバッテリーの値段ではないでしょうか。 特に多くの電動フォークリフトを稼働させている企業にとっては事前に相場を把握し、予算を見積もることが重要です。 バッテリーは¥100,000~¥1,000,000円以上と高価 電動フォークリフトのバッテリーは大変高価で、1回の交換で値段が10数万〜100万円以上するものも珍しくありません。電動フォークリフトのバッテリー交換にかかる費用は、バッテリーの容量やフォークリフトがリーチ型かカウンター型かによっても異なります。 一般的にカウンター型のフォークリフトはバッテリーの容量が大きくなるため、値段は高い傾向にあります。 製品価格に関して言えば、リチウムイオンバッテリー搭載の電動フォークリフトよりも、鉛バッテリー搭載の電動フォークリフトの方が安価です。 バッテリー交換にはまとまった金額がかかるため、複数社に相見積もりをして、総合的に判断するのがおすすめです。 ※2024年12月現在 トクワールド調べ ランニングコストだけでなく維持費も比較すると そのため、価格だけを比較すると、鉛バッテリー搭載の電動フォークリフトの方が魅力的に感じられます。しかし、電動フォークリフトは初期導入費用だけでなく、維持管理費用も考慮しなければなりません。 維持管理費用としてはメンテナンス費用が挙げられます。鉛バッテリーを使用している場合、補水のためのバッテリー液の費用や、寿命が尽きたバッテリーの交換費用が発生します。加えて、補水や充電、バッテリー交換にかかる作業の人件費も無視できません。 一方、リチウムイオンバッテリーは、補水不要かつ長寿命であることから、鉛バッテリーよりも維持コストを抑えることができます。 このように、製品価格だけを見ると鉛バッテリー搭載の電動フォークリフトは一見安価に思えますが、総合的なコストを考慮すると、リチウムイオンバッテリーの方が経済的です。 ※2024年12月現在 トクワールド調べ まとめ 電動フォークリフトのバッテリーはひとつひとつが高価なものですが、適切な管理と定期的なメンテナンスを行うことで、平均より長持ちさせて使用できます。初期費用や耐用年数の面を考慮すればリチウムイオンバッテリーがおすすめです。

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    目次 フォークリフトに関する基本情報 フォークリフト運転に必要な資格の取得方法を解説 フォークリフトのアタッチメントの種類と特徴 フォーク・アタッチメントの種類と特徴 クランプ・アタッチメントの種類と特徴 その他のアタッチメントの種類と特徴 まとめ フォークリフトは、動力付き荷役・運搬用機械です。荷物を積み込むフォークなどのパーツと、それを昇降させるマスト機構によって構成されています。 フォークリフトは、荷役・運搬作業の効率化と省力化に欠かせないものとなっており、さまざまな産業の現場に広く普及している重機です。 荷物を積み込むフォークなどのパーツをアタッチメントといいます。作業内容に適応したアタッチメントを装着することで作業効率は向上し、オペレーターの作業量を軽減することが可能です。 アタッチメントには、形状や用途の違いから数多くの種類があります。この記事では、大きくフォーク、クランプ、その他に分類して、個々のアタッチメントの特徴について紹介しています。 またアタッチメントというパーツを理解するためには、本体の概要についても知っておく必要があると考え、フォークリフトの基本情報を記載しました。 フォークリフトのアタッチメントについて分かりやすい記事となっていますので、ぜひ参考にしてください。 フォークリフトに関する基本情報 フォークリフトは、フォークやクランプなどの荷物を積載するアタッチメントと、これを昇降させるマスト機構を備えた動力付き荷役・運搬車両です。 フォークリフトは、物流倉庫や工場、貨物ターミナルなど、さまざま場所で用途に対応したアタッチメントを装着して使用されています。 荷役・運搬に欠かせないフォークリフトについて、覚えておいてほしい基本情報を紹介します。 フォークリフトの一般的特徴 フォークは地面(床面含む)から約2.5m~6mの高さまで昇降できて、最高速度は約10~20km/hとなっています。前輪駆動、後輪操向が一般的で、後部にカウンターウェイトを取り付けて安定性を高めています。 フォークリフトの車体は工場や倉庫など限られた空間で使用することが多いため小型化されており、小さな旋回半径で方向転換が可能です。 フォークの上昇限度まで任意の積取り・取降ろしができます。また小さなものや複雑な形状のものはパレットを使用して効率的に運搬することができます。 以下にフォークリフトを使用するにあたっての注意点をまとめました。 ・過積載や急旋回による車体の転倒 ・視界不良による物や歩行者との接触 ・荷の積み方や運転の未熟による積み荷の落下 このような災害を未然に防ぐため、労働安全衛生法などの関係法令やフォークリフトの構造規格、定期自主検査指針などが定められています。 フォークリフトの動力源 フォークリフトの動力源は、大きく3つに分類されます。エンジン式(内燃機関)、バッテリー式(蓄電池式)、ハイブリッド式の3つです。 ・エンジン式(内燃機関) エンジン式には、使用燃料の違いにより、ディーゼルエンジン、ガソリンエンジン、LPG(液化石油ガス)エンジン、CNG(圧縮天然ガス)エンジンの4種類あります。 ・バッテリー式(蓄電池式) バッテリーを搭載し、そのバッテリーによって稼働する電動機を動力源とします。 ・ハイブリッド式 ハイブリッド式とは、エンジンと電動モーターを組み合わせたもの、バッテリーとキャバシタ(コンデンサ)を組み合わせたものなどの動力源のことです。燃料消費と二酸化炭素の排出の低減化がメリットとなっています。 最近特に増えているバッテリー式には以下のような特徴があります。 ・運転操作が簡単である ・有害な排気ガスを発生しない ・エンジン式に比べ騒音が少ない ・運転経費は安いが導入費用は高い ・長時間作業にはバッテリー載せ替えが必要 現場状況に適した動力源のフォークリフトの検討が大切です。 荷役装置の構造及び機能 荷役装置の荷を昇降させる動きや必要な角度に傾けるなどの動きは、すべて油圧シリンダーの動きに連動して行われます。油圧シリンダーとは液体の圧力エネルギーを機械的エネルギーに変換する油圧機器の一つです。 荷役装置の各部の働きについてまとめました。 ・フォーク(爪) フォークは、荷物を載せるL字型のアームで、2本1組で使用することが多いです。材質は上質な炭素鋼や特殊鋼で強度は高いです。 ・マスト マストは、厚板鋼板を主体とした門形の構造物です。フォークを上下させるガイドレールの働きをするアウターマストとフォークを支えるインナーマストがあります。 ・リフトシリンダー インナーマストを昇降させる油圧シリンダー。 ・リフトチェーン フォークを取り付けたリフトブラケットを昇降させるチェーン。 ・リフトブラケット フォークを取り付けるフィンガーバーが前面に、側面にはリフトローラーが取り付けられています。 ・バックレスト 積荷がマスト方向に荷崩れしないように設けた荷受け枠。 ・ティルトシリンダー マスト及びフォークを前後に傾けるための油圧シリンダー。 フォークリフトの走行操作 フォークリフトの標準的な走行操作について紹介しますが、実際の運転については、メーカーや機種によって違いがあるので使用説明書で確認してください。 ちなみにフォークリフトは、工場や倉庫などの狭い空間での走行を容易にするため後輪操向となっています。 1.フォークリフト運転技能講習を修了した有資格者のみが運転できる。 2.フォークリフトを運転する際はヘルメットや安全靴などの保護具を身につける。 3.フォークリフトの制限速度は一般的に10km/h以下とされている。 4.荷物で視界が悪いときは後進走行で作業を行うこと。 5.停車するときは適切な逸走防止措置を行うこと。 6.作業計画に基づいて運転すること。 7.複数で荷役作業を行う場合は作業指揮者を配置すること。 8.フォークリフトは用途以外には使用しない。 フォークリフトは屋内での作業が多く事故は少ないイメージがありますが、実際は意外と多いのです。事故内容で特に多いのは、「はさまれ・巻き込まれ」と「激突され」の2つです。 フォークリフトを運転する際は、基本操作に忠実に運転ルールを守りましょう。 フォークリフトの荷役作業に関する用語 フォークリフトの関連用語のうち、荷役作業に関する用語をまとめました。 すえ切り 停車した状態でハンドルを回し、かじ取り輪を動かすこと 上昇 フォークを上方へ上げること 下降 フォークを下方へ下げること 前傾 リーチ及びサイドフォークリフトで、フォーク又はマストを繰り込むこと 伸長 リーチ及びサイドフォークリフトで、フォーク又はマストを繰り出すこと ピックアップ フォークを下方へ下げること 下降 フォークで荷を取り上げる操作 積み取り 積み付けしてある荷をフォークでとる動作 取りおろし フォークを下方へ下げること 差込み パレットなどにフォークを差し込む操作 引抜き パレットなどに差し込んだフォークを引き抜く操作 インチング 所定の位置に合わせるために車両を微速走行させること ※リーチフォークリフトは立って操縦するフォークリフトで、サイドフォークリフトは車体の横にフォークが装備されているフォークリフトで、長尺物を運搬するのに適しています。 ※繰り出すとは、荷を載せたフォークやマストを積み付け位置までゆっくり出すことです。繰り込むとは、積み付け位置に荷を下ろしてフォークやマストを手前いっぱいに引くことをいいます。 フォークリフト運転に必要な資格の取得方法を解説 フォークリフト運転に必要な資格を取得する方法には、「フォークリフト運転技能講習」を修了するか、「フォークリフト運転特別教育」を修了するかの2種類あります。 フォークリフト運転技能講習を修了すると、最大積載荷重が1トン以上(1トン未満含む)のすべてのフォークリフトの運転ができます。運転技能講習受講後に、学科試験、実技試験に合格すると「フォークリフト運転技能講習修了証明書」が発行される国家資格です。 フォークリフト運転特別教育を修了すると、最大積載荷重量が1トン未満のフォークリフトの運転が可能となります。この特別教育は事業者が行うものとされていますが、実際的には各教習機関が代行しているのが現状です。 フォークリフト運転技能講習は、許認可を受けた各教習機関で受講できます。受講要件や講習時間は、すでに取得している資格の内容や実務経験で違ってきます。 フォークリフト運転特別教育に受講要件は特にありません。一般的に学科6時間、実技6時間の教育時間で修了可能です。 フォークリフトのアタッチメントの種類と特徴 フォークリフトのアタッチメントは大きく3つのタイプに分けることができます。 ・フォーク・アタッチメント|荷を載せたパレットにフォークを差し込むタイプ ・クランプ・アタッチメント|荷を挟むクランプを使うタイプ ・その他のアタッチメント 各タイプはさらに細かい種類に分けることができます。それぞれの種類と特徴について紹介しましょう。 フォーク・アタッチメントの種類と特徴 フォーク・アタッチメントは、フォークリフトのアタッチメントで一番多いタイプです。作業の効率や省力化をより高めるためにさまざまな工夫がなされ進化してしてきました。 サイドシフト 切り返しなしで、正確な位置決めが可能になるアタッチメントです。レバー操作だけでフォークがバックレストとともに左右に100ミリずつスライドできます。切り返しがいらないということは、荷役作業を大幅に効率化することになります。倉庫内の積み上げでフォークの微調整が必要なときや、トラックなどの荷台へ荷物を正確に積込むときにも便利です。 フォークポジショナー(フォークシフター) フォークの拡がり幅(間隔)をレバー操作だけで調整できるため、多様なパレットに対応でき最適なピッチで作業することができます。オペレーターが運転席から降りてフォークの幅を変える必要がないので大幅に労力軽減できます。荷やパレットのサイズが広範囲になる荷役作業に最適なアタッチメントです。 マルチロードハンドラー(ワンツーロードフォーク) 4本のスリムなフォークを左右にスライドさせることで、2本フォークと4本フォークの2通りでパレットにフォークを差し込むことができます。通常の2本フォークだけでなく、4本フォークにすることで二つの隣り合ったパレットを同時に荷捌きできるのです。一台二役で荷役できるため、作業の効率化に貢献します。 フォークスライダー 油圧シリンダーの働きでフォークを伸ばしたり、縮めたりできるアタッチメントです。長く伸ばせば、棚の奥の荷を取ったり置いたりできます。短く縮めれば、旋回性を損ねることなく狭い場所での作業が可能になります。これまではロングフォークやサヤフォークを必要の都度足したり外したりしていましたが、その面倒な手間が必要なくなりました。 パンタグラフ式リーチフォーク パンタグラフ式のリーチ機構によりフォークを前面に伸ばすことで、2列積込みや奥取り作業が簡単にできるようになります。貨車やトラックへの荷役作業は、作業場所が限定されるため片側荷役になりがちです。パンタグラフ式とは、マジックハンドのように前方に大きくリーチすることができる仕組みをいいます。 ヒンジドフォーク ヒンジ作業、バケット作業、パレット作業の3つの機能を持つアタッチメントです。フォークが上向きに35度、下向きに50度の角度まで傾斜するヒンジ機能で、木材や鋼管などの長尺物を確実にホールドし運搬や積み付けを正確に行うことができます。バケットを差し込めば、砂利やスクラップなどのバラ物の荷役作業も可能です。これに通常のパレット作業もできるため3つの機能を持つことになります。 回転フォーク 簡単なレバー操作でフォークが取り付け面を中心に左右どちらからでも360度回転します。フォークを差し込める容器を使用すれば、土砂やガラ物、廃棄物などを回転させながら放出できます。フォークを水平にセットすれば通常のパレット作業も可能です。多機能アタッチメントの代表格といえます。 ウインチ付ヒンジドフォーク 木材や鋼管など長尺物の運搬に適したヒンジドフォークにウインチを装着することで、接近できない場所での荷の引き寄せや低い場所にある荷の引き揚げ作業が敏速に処理できます。林業の現場での原木の運搬に最適なだけでなく、ダンピング(すくい上げ)作業、パレット作業もできます。 クランプ・アタッチメントの種類と特徴  フォーク・アタッチメントにつきもののパレットを必要とせず、荷を挟んで荷役や運搬をするアタッチメントがクランプ・アタッチメントです。クランプには、「挟む」という意味があります。 ペーパーロールクランプ 新聞やカタログなどの原料になるロール紙を傷つけずにしっかり挟み込んで運搬できるアタッチメントです。製紙工場やダンボール工場、印刷工場などで活躍しています。ロール紙は非常にデリケートな荷であると同時に、荷扱いにはスピードも要求されるため、素材に合わせたさまざまな仕様設定が必要です。 ベールクランプ 原綿や古紙、パルプなどを挟んで作業しても荷が傷みません。また、ある程度弾力性のある梱包物や箱物などをパレットなしで両サイドから直接挟んでの運搬・荷役作業が可能です。ベールクランプにサイドシフト機能が付いたものもあり、フォークリフトを動かすことなく、隙間なくピッタリと荷を置くことができます。 フォーククランプ フォークとクランプのダブル機能を持つアタッチメントです。フォーククランプには、クランプの両サイドが上下にスライドして360度回転する全回転グラブフォーククランプや、フォークが左右に開いて荷を挟むことができるパレットフォーククランプなどがあります。全回転グラブはベニヤ・板紙・袋物、パレットフォークは原綿・布・袋詰穀物の作業に最適です。 ブロッククランプ 積み重ねたコンクリートブロックを挟んでそのまま運搬、さらに高積み作業も可能なクランプ・アタッチメントです。パレット不要で、スピーディーな移動に便利です。コンクリートブロックの種類やサイズに合わせてクランプ面をアレンジ可能とするメーカーも登場しています。住宅をコンクリートブロック積工法で建ててしまう海外でも活躍しています。 その他のアタッチメントの種類と特徴 産業全般で活躍するフォークリフトには、用途に応じたさまざまなアタッチメントが開発・製品化されています。フォークとクランプ以外のアタッチメントを紹介します。 ロードスタビライザー 軽い段ボール箱や高く積み上げた荷物を、上からプレッシャープレートで押さえつけて安定させるので、荷崩れしやすいものでも一度にまとめて運搬できます。プレッシャープレートは、運転席でレバーを操作することにより上下させて使用します。荷崩れを心配せずスピーディーな荷役・運搬作業が可能です。 プッシュプル プラスチック製や紙製の薄いシートパレットを使って荷役作業ができるアタッチメントです。荷を積んだシートパレットごとの押出しや引込みができます。シートパレットは、平パレットに比べて軽量で薄く、安価です。また省スペースな上に廃棄も容易です。米、麦、肥料、飼料、セメントなどの袋詰めや、食料品や飲料などのカートンボックスの荷役・運搬に適しています。 ワイドキャリッジ バックレストの幅が通常のものより広く、フォークの間隔を広くとることが可能です。フォークを4本にしてマルチカレット操作もできます。ワイドキャリッジは幅の広い荷物や長尺物の荷役・運搬に向いています。最近では仮設ハウスの移動・設置にも利用され人気となっているようです。 フルフリー3段マスト マストとは、フォークを上下させるために必要なレール状のパーツです。フルフリー3段マストは、スタンダードなマストよりも高い位置までフォークを上下させることができる上に、フルフリー機能を使って一定の高さまで車高を変えずに走行できます。ただ、マストの中央にフルフリー機能のシリンダーがくるので視界は悪くなります。 ドラムクリッパー ドラム缶専用のアタッチメントで、既存のフォークに装着するだけで使用できるのが特徴です。クリップ部がドラム缶の縁を引っ掛けるように持ち上げ、降ろすとクリップ部から外れるようになっています。ドラム缶を支える大きなナイロンパッドを装着しているため傷がつきにくいです。2本同時に運ぶことができる種類もあります。 簡易フック・クレーンアーム 荷を吊りたいがクレーン車を準備するほどではないという場合に使用するのが、フォークに装着する簡易フックと、クレーンアームというアタッチメントです。クレーンアームは、あくまでフォークリフトのアタッチメントなので運転するのにクレーン免許は必要ありません。簡易フックは簡単に取り外しできて、すぐに通常のフォークとして使用できるため人気となっています。 ラム ラムはラムフォークとも呼ばれる太めの棒のようなアタッチメントです。真ん中に穴が開いた円筒状の荷物に、このラムを差し込んで運搬します。ロール紙やコイル状ワイヤー、ケーブルなどが代表的な荷物です。1本式(ラム)の他、2本式(スプリットラム)もあります。フォーク同様に、リフトブラケットに装着して使用します。 まとめ フォークリフトのアタッチメント|まとめ フォークリフトは、物流に関わる業界はもちろん、さまざまな業種の工場や倉庫などで活躍しています。荷物の搬入や搬出から在庫管理まで、荷役や運搬には欠かせない存在です。 そのフォークリフトの作業の効率化や省力化、オペレーターの労力軽減に大きく貢献しているのがアタッチメントです。 この記事では、フォークリフトに関する基本情報と運転に必要な資格、アタッチメントの種類や特徴について紹介しました。 フォークリフトのアタッチメントの種類がこれほど多いのは、多種多様な現場で求められた機能が製品化されたためと考えられます。「こんな機能のあるフォークリフトがあれば便利なのに」をアタッチメントが現実のものにしたといえます。 フォークリフトやアタッチメントを検討するとき、この記事が少しでも参考になれば幸いです。 ←中古の【フォークリフト】を探すならトクワールド!

    2022/11/29

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  • フォークリフトは中古で購入するべき!ECサイトの一覧で在庫を確認!
    フォークリフト

    フォークリフトは中古で購入するべき!ECサイトの一覧で在庫を確認!

    目次 フォークリフトは、中古がオススメな訳は? フォークリフトは中古車で購入するべき理由 フォークリフトを中古で購入する際のポイント トクワールドのフォークリフトが選ばれる理由 トクワールドは全国どこでも中古建機・重機の買取OK まとめ|モーターグレーダーの中古価格・相場 フォークリフトは、中古がオススメな訳は? フォークリフトの導入を検討するとき、新車で買うか、中古車にするか、レンタルで済ませるかで迷うケースが多いと聞きます。 結論を先に申し上げますが、フォークリフトは中古で購入すべきです。 フォークリフトは、ダンプやトラック、建設機械などと同じように「現場で働く自動車」です。ハードな現場を長期でこなすには、車体の新しさよりも定期的なメンテナンスが重要です。 そのため、メンテナンスに重きをおく中古車専門会社からの購入がおすすめになります。 新車、中古車、レンタルそれぞれにメリットとデメリットがありますが、相対的に判断して中古車での購入が一番合理的であるというのが、この記事のスタンスです。 この記事では、まずフォークリフトを中古車で購入すべき理由と、購入時に覚えておいてほしいポイントをご紹介します。 この記事を最後まで読んでいただければ、フォークリフトは中古で購入すべきであることが分ったいただけるはずです。 フォークリフトは中古車で購入するべき理由 フォークリフトを新車で購入することをすすめする方の多くは、新車には保証があることを理由の一つにされています。しかし保証期間のほとんどは12ヶ月です。 今、メーカーの技術力は高いので、1年(12ヶ月)で故障や不具合が生じることは滅多にありません。なので、この保証期間はあまり意味がないことになります。 ここでは、フォークリフトは中古車で購入するべき理由を5つ紹介します。 1.フォークリフの中古は圧倒的に低価格 フォークリフトの中古は、新車と比較すると圧倒的な低価格です。 たとえば、人気のトヨタL&Fの2tバッテリーカウンター車(年式2017年)は、新車の販売価格は約310万円でした。サイドシフトフォーク付きで、フルフリー3段マスト仕様です。 それが現在は、150万円前後で流通しています。人気の車種でも、たったの4年で半額になってしまうのです。 2.新車は最初の数年で劇的に価格が低下 トヨタL&Fなど、フォークリフトのメーカーは新車の販売価格を公表していません。ただ販売会社の中には、実績として新車の販売価格を公表しているところがあります。 このような販売会社の新車価格と中古価格を比較すると、価格は4、5年で劇的に低下しています。半値は当たり前で6~7割落ちというのも珍しくありません。 適切なメンテナンスさえすれば新車同様に稼げるフォークリフトを、このような価格で購入できるのは中古市場のすごいところです。 3.新車に比べて中古車は納車が早い 新車は注文を受けてから生産するケースが多く、発注してから納車までに2ヶ月以上かかることもあります。それが中古車では平均3週間程度で納車されますから、新車に比べると大幅に早くなります。 ただ早さばかりに注力して、整備やクリーニングを手抜きするような会社は避けなければなりません。ですから中古車を購入する際には、自社の整備工場があって、修理や補修に力を入れていることをしっかり打ち出している会社を選ぶことが重要です。 4.使い慣れた旧モデルの入手が可能 新車を購入して困るのが、今まで使っていたものと操作方法に違いがあるときです。使っているうちに慣れるというのは間違いありませんが、慣れるまでの作業効率は下がってしまう可能性があります。 中古車であれば使い慣れた旧モデルと同じものを購入できます。同じモデルを中古車で買い替えれば、納車後すぐにこれまでと同じ要領で作業ができるので効率が悪くなるということはありません。 5.レンタルは繁忙期に在庫がない フォークリフトを日常的に使う物流や建設業などに関連する業種には繁忙期と閑散期があります。繁忙期にはどの会社も忙しいのでレンタルの需要は伸びるのですが、供給は年間通して一定であるため在庫がないということが起こります。 繁忙期と閑散期のバランスの見極めは難しいですが、忙しいときに十分な稼働ができないと売り上げに対する影響は大きいです。 フォークリフトを中古で購入する際のポイント フォークリフトの実用耐用年数は、エンジン式で10年前後、バッテリー式では5年前後が目安とされています。バッテリー式ではバッテリーを交換することで10年程度は使用できます。 しかし、フォークリフトを販売する実店舗、ネット店舗、ネットオークションを調査すると、荷役自動車(車両系荷役運搬機械等)のなかでも際立って寿命が長いことが分ります。 15年以上、80年代90年代につくられたものを見ることがあります。ポイントは、「フォークリフトの寿命はメンテナンスで延びる」ということです。 フォークリフトを中古で購入する際のポイントを紹介しますが、この「メンテナンス」がキーワードになることを覚えておいてください。 相場をリサーチして予算を組む フォークリフト購入のための予算を組む際に考えなければならないのが、フォークリフト本体価格、特定自主検査実施費用、フォークリフト納車費用の3つです。この3つについて相場をリサーチし予算を組む必要があります。 まず、フォークリフトの本体価格は、最大荷重や揚高、年式、動力、アワーメーターなどで決まります。車両の状態については、色や外見、キズなどの有無よりも機能面の劣化状況が重要です。 フォークリフトの特定自主検査費用は、検査を実施するフォークリフトの大きさで違ってきます。法律で義務付けられていますので、違反すると罰金が課せられます。 フォークリフトの納車費用に関しては、地域や販売会社によって変わりますので、事前に確認しておきましょう。 販売店のリサーチはまず広く浅く 都心部の販売店はもちろん、最近では地方の中古販売店でも全国展開している企業が多いです。つまり選択の幅は格段に広くなっていますから、まずは広く浅いリサーチを心がけましょう。 一から探すとなるとかなりの時間と労力を必要とするはずですが、参考にしたいのは中古販売会社としての実績と口コミ評価です。目先の価格の安さだけで絞り込むのはおすすめできません。 またネットオークションでは、実車確認というハードルがあります。そこをクリアできるかが利用する際のポイントとなるでしょう。 実車確認は素早く効率的にする 実車確認は素早く効率的に進めることをおすすめします。あらかじめ確認事項をリストアップし、担当者に質問したり試乗したりして確認するのがベストです。 自社で要望する車種で予算も折り合いがつく車両を見つけても、遠方過ぎて実車確認できないケースでは、当該車両の詳細な画像や撮影動画での確認が必要となります。 ファーストコンタクトとなる電話や問い合わせでの対応の良し悪しは、結局、取引全体の満足度とリンクすることが多いです。 年式とアワーメーターを確認する アワーメーターとは、フォークリフトのキーをオン状態にした時間を計測する計器のことです。フォークリフトでは、このアワーメーターが確認事項の大きなウェイトを占めます。 エンジン式フォークリフトではメーターが1万時間以下であれば使用頻度は高くないとされます。 年式(工場で製造された年月)はハンドル付近に取り付けられたプレートで確認してください。フォークリフトは、大抵のケースで、メンテナンスをきちんと行っていれば15年は持つとされています。 動力系統の確認は念入りに行う 特に念入りに確認してほしいのが動力系統です。動力系統は、エンジン式(ガソリン、ディーゼル)とバッテリー式があります。使用条件により違いはありますが、中古では動力が安定していて修理もしやすいガソリン車が無難とされています。 実際にエンジンをかけて走行しての異音やオイル漏れの有無の確認は必須となります。 修理・定期点検の記録を確認する 修理・定期点検の記録を確認することも忘れないでください。点検表(点検整備記録)をチェックする際のポイントを、年次と月次で分けて紹介します。 ・年次点検 原動機、動力伝達装置、走行装置、操縦装置、制動装置、荷役装置、油圧装置、電気系統、車体本体と付属装置 ・月次 制動装置、クラッチ及び操縦装置、荷役装置及び油圧装置、ヘッドガード及びバックレスト フォークリフトは、年次点検表と月次点検表を3年間保管しなければならないと定められています。長期で使用されていないフォークリフトは、定期自主点検の有効期限が過ぎている場合があるので注意が必要です。 トクワールドのフォークリフトが選ばれる理由 ここまで、フォークリフトは中古車で購入するべきとする理由と購入する際のポイントについて紹介しました。 それでは実際に購入するには、どの会社を選ぶべきでしょうか。それはズバリ、中古建設機械の買取・販売会社「トクワールド」です。 ユーザーに「お得(トク)」をもたらす、世界で一番の存在でありたいとして名付けられました。愛知県春日井市に本社があります。 ぜひ、トクワールドを選んでいただきたい理由をお伝えします。 メンテナンスのスキルが高い トクワールドは、本社ビルから少し離れた自社所有の敷地内にメンテナンス工場があり、その広さはなんと10,000㎡(!)以上です。 工場では、中古建設機械メンテナンスのエキスパートたちが、洗車・点検・整備・塗装を一貫して行っています。そのレベルは高く、多くのユーザーが新車と見違えるほどです。 実際の作業現場やブース、ヤードなどを見学することも可能です。スキルやクオリティーに自信があり、現場内の整理整頓も充分になされていなければ見学受け入れはしないでしょう。 自社工場で塗装・整備ができる トクワールドでは、搬入された中古機械は、いったんすべてメンテナンス工場に持ち込まれます。工場で一台一台丁寧に検品し、旧所有者の社名看板や車内外の情報関連は消去します。 メンテナンス工場には洗車の他、整備と塗装のブースがあり、それぞれ整備工場、塗装工場として稼働中です。他の作業に影響されることがないため、専門性の高いハイクオリティな作業が実践されています。 一元管理だから低価格で販売 点検・整備・塗装を一貫して行うことができるメリットは大きいです。本来であれば外注して費用がかさむものも、自社で作業できるので低価格での販売ができます。 また新品・中古アタッチメントの在庫が豊富にあるため、取り付けやカスタマイズが簡単にできて、ユーザーの要望に合わせた塗装も自社で可能です。 本社ビルと同じ敷地にある展示場では、自社メンテナンス工場で整備・塗装した重機や機械を試乗したり操作したりできます。 割賦やリース契約も可能である 中古機械業界には「現金決済」という商習慣がありましたが、トクワールドでは幅広いユーザーのニーズに応えるため、割賦やリース契約、クレジットカード、コンビニ払い(上限あり)が可能となっています。 また中古建設機械の買取・販売のプロとして、ユーザーの経営状況に合わせた支払い方法の提案もしてくれます。3~5年先を見据えたリアルな提案しています。 すべての対応がスピーディー トクワールドの評価が高い理由として、すべての対応がスピーディーであるということです。 サイトから問い合わせると、メールで機械の写真や仕様、車検証などの必要書類と価格が提示されます。もちろん、希望すれば現車確認も可能です。 そして正式な見積、契約、支払い、引き渡しまでが迅速、正確、丁寧に進んでいきます。各担当者が自分のポジションで何をすべきか十分にトレーニングしています。 時代性にマッチしてスピーディーであることが、ユーザーにとって「お得(トク)」になると考えているからです。 新着情報を素早く報告している トクワールドのコーポレートサイトは3つの柱から成っています。 ①重機買取・中古建機買取 https://toku-world.com/purchase/ ② 販売専用(ECサイト・公式オンラインショップ) https://toku-world.com/ ③ 在庫一覧(STOCK LIST) https://toku-world.com/list/ 特に、②の販売専用(ECサイト・公式オンラインショップ)では、新着情報やオススメ商品、人気ランキングなどを素早く更新して報告しているので是非チェックしてください。 常時1000台以上ある在庫(令和5年1月8日現在1305台)は種類別、カテゴリー別に分類され、見やすく探しやすい一覧表になっています。 気になっている車種や機械の在庫が見当たらない場合は、メールか電話で問い合わせしてください。想定以上の代替品を提案させていただきます。 トクワールドは全国どこでも中古建機・重機の買取OK トクワールドは、お買い得な中古建機・重機の販売で評価が高いうえに、高価買取にも定評があります。 高価買取を実現できている理由は3つ! 一貫管理システム|販売・買取だけでなく、整備・運送も自社で行える マーケティングシステム|国内・世界の顧客を結ぶ独自の管理システムがある ネットワークシステム|国内・世界の協力パートナーに査定依頼できる 以上の3つのシステム構築で大幅なコスト削減を実現し、その削減分で他社に負けない高価買取を実現しているのです。 トクワールドの買取について、説明します。 迅速で正確な対応がモットー トクワールドは、買取においても迅速で正確なスピード対応をモットーとしています。 買取りの申し込みから支払い・買取品引取りまで、たったの3ステップです。 1.全国どこからでも無料査定申し込みOK|電話・FAX・メール・LINE 2.トクワールドから概算価格のお知らせ、検品後に最終査定価格を提示 3.トクワールドから現金又は銀行振込で支払い、買取品の引取りも行う 査定は無料、引取り費用ももちろん無料です。 いかにスピーディーであるか、まずは査定申し込みをして確認されてみてはいかがでしょうか。 独自(海外)ルートで高価買取 日本の中古建機の評価は、世界的に非常に高いです。本体だけでなく、中古パーツとしての需要も高いものがあります。 トクワールドでは、独自の海外ルートを駆使してユーザーの建設機械を流通させるため、国内だけを相手にしている他社では真似できない高価査定価格を算出できます。これは大きなメリットです。 銀振又はその場で現金決済 支払いは、お客様のご要望に合わせて銀振又は現金決済など様々な方法で行います。 また、お客様の安心を第一に、買取・入庫後の看板消しや名義変更も責任をもって迅速に対応しています。 さまざまな機械・車両に対応 トクワールドでは、さまざまな機械・車両に対応しています。 特殊な機械は、重機・建機の専門店の強みが生かされるカテゴリーです。買取リストにない機械であっても、問い合わせてみる価値はあります。 故障・不動車でも買取の可能性があるので、機種や型式、アワーメーターなどの情報と実機の画像など状態がわかるものを準備して連絡してみましょう。 また、複数台を査定すると買取額がアップすることもあるので相談してみることをおすすめします。 まとめ 中古建設機械・重機の販売・買取のプロフェッショナルであるトクワールドについて紹介しました。 改めて、この記事でお伝えしたかったポイントをまとめると以下のようになります。 フォークリフトは中古で購入すべき理由と購入時のポイント 中古建機・重機の販売でトクワールドが選ばれる理由 トクワールドは中古建機・重機の高価買取で評価が高い トクワールドは愛知県に本社を置く会社ですが、取引先は国内のみならず、世界規模となっています。 独自のシステム管理で効率化を図り、スピーディーで無駄のない対応は販売価格や買取価格に反映されユーザーの「お得」に貢献しています。 全国展開している中古建機・重機の販売・買取会社は数多いですが、ユーザーの「お得」を最優先し徹底したコスト削減を目指している点で確固たる存在感を示している会社だと言えるでしょう。 中古建設機械・重機の販売・買取の際には、ぜひ一度、相談や問い合わせをしてみることをおすすめします。 ←中古の【フォークリフト】を探すならトクワールド!

    2023/02/09

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