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ユンボの正式名称とは?特徴や各種アタッチメントについてご紹介

ユンボ

2021/10/09

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ユンボの正式名称とは?特徴や各種アタッチメントについてご紹介

ユンボの正式名称とは?特徴や各種アタッチメントについてご紹介

建設機材といえばショベルカーを連想する方も多いのではないでしょうか。
ショベルカーは建設業界で「ユンボ」と呼ばれており、先端のアタッチメントを付け替えるとさまざまな用途に転用することができる優れ物です。
今回はユンボの導入を検討している方に向けて、ユンボができることやアタッチメントの種類などについてご紹介します。


そもそもユンボとは


ユンボとは、一般的にバックホーや油圧ショベル、パワーショベルなどと呼ばれる掘削用の建設機械のことです。
ユンボの名称の由来は昭和30年代まで遡ることができます。当時の日本では国産重機を建造しておらず、すべて欧米諸国からの輸入に頼っていました。


そこで、三菱重工業がフランス企業から技術供与を受けて建造した重機を「ユンボ」という愛称で販売したところ、評判が良く大ヒット。
現在では多くの国産メーカーで重機を建造・販売していますが、油圧ショベルの代名詞としてユンボの名称が浸透していったといわれています。


ユンボができること


ユンボは掘削や積込といった土木作業で使用されることが一般的です。
ここでは、ユンボができる作業についてご紹介します。


掘削作業

掘削作業とは、地表面よりも下の構造を作るために土を掘る作業のことです。
その他にも、高層ビルを支える基礎工事を行う際にも掘削作業を行う必要があるため、掘削作業は建築において必要不可欠に。
掘削作業は地下の排水作業と同時に行われるため、基礎工事の行程の中では比較的長期になる傾向があります。

積込作業

積込作業とは、掘削作業で発生した大量の土砂をトラックやダンプカーに積み込む作業のことです。
土を掘り、土を運び出すといった一連の作業を一台のユンボで行うことができます。

破砕・選別作業

破砕・選別作業とは、建物の基礎コンクリートを粉砕したり、工事中に発生した産業廃棄物を処理するための選別を行ったりする作業のことです。
ビルの解体現場でユンボを利用することで、目的に応じて何台も重機を投入することなくスムーズに作業を進めることができます。

整地作業

整地作業とは、用途に応じてその土地を平らにならす作業のことです。
整地作業は建物の解体工事で行われることが一般的で、雨が降っても土砂が流れないようにユンボで土地を踏み固める作業を行います。


ユンボのアタッチメントの種類


ユンボは先端のアタッチメントを付け替えることで、さまざまな場面で使用することが可能です。
ここでは、ユンボのアタッチメントの種類についてご紹介します。

ショベル(バケット)

ショベルは掘削や積込作業の場面で使用されることが一般的です。
ショベルは大きく分けて「法面ショベル」「スケルトンショベル」の2種類。
法面ショベルとは横幅が広めのショベルのことで、より広範囲の土をすくったり、斜面を形成する作業などで使用します。
スケルトンショベルとは、ショベル部分が網目状になっており、土砂に含まれている岩石の選別を行う際に使われるものです。

クラッシャー(大割機)

クラッシャーとは、コンクリートを解体する際に使用するアタッチメントで、大きなハサミ型のフォルムが特徴的です。
コンクリートの柱や梁を簡単に破壊できるパワーを持っているため、破砕作業ではユンボ一台とクラッシャーのアタッチメントで十分に対応できます。

グラップル

グラップルとは、コンクリート片や丸太などを掴む際に使用するアタッチメントで、物を掴むための長い爪が開閉するようになっています。
グラップルは、パワーがあり、使い勝手が良い一方で、油圧ホースの接続が必須になるものが一般的です。

ブレーカ

ブレーカとは、コンクリートを解体する際に使用するアタッチメントで、道路工事、採石場などで使用することが一般的です。
「チゼル」と呼ばれる先端部分のノミを連続打撃することで対象物を破壊していきます。


性能が良いユンボを選ぶ際に知っておきたいこと


ユンボを現場に導入することで、多くのシーンで作業することが可能に。
性能が良いユンボを選ぶためには、どのようなことに気をつける必要があるのでしょうか。
ここでは、性能が良いユンボを選ぶ際に知っておきたいことについてご紹介します。

日本製のユンボは性能が良い分、値段が高い

ユンボの主な国産メーカーとして挙げられるのが、コマツや日立、ヤンマーなど。
これらのメーカーが製造したユンボは、性能が良く壊れにくいと日本国内のみならず、世界中で人気があります。
しかし性能が良い分、海外製のユンボと比較すると値段が高い傾向も。

中古市場にも視野を広げてみる

「国産ユンボを使いたいけど新品は高くてちょっと…」という方におすすめなのが、中古品です。
中古重機の売買専門店では、重機の清掃や品質チェックなどをしっかりと行っているため、新品と変わらない品質のユンボを安価で購入することができます。


ユンボは工事現場に欠かせない重機の一つ


今回は工事現場に欠かせない重機、ユンボについてご紹介しました。
ユンボは先端部分のアタッチメントを付け替えることで、掘削や積込、整地など幅広い用途で扱うことができます。
ユンボを現場に投入することで、作業効率が上がりますが、他の重機に比べると値段が高い傾向があるのです。
ユンボの導入を検討している方は、中古市場にも視野を広げて見てみるのはいかがでしょうか。
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バックホウの形式には「SV08(ヤンマー)」や「SK20(コベルコ)」など形式に重さが表記されてます。例えば、「SV08(ヤンマー)」の場合は、「08」が機体の重さを示す数字で0.8トンという意味になります。「SK20(コベルコ)」の場合は、「20」なので2トンということになります。形式の表記方法は各メーカーで異なりますが、ほとんどの場合、形式にある数字は機体の重量を表しています。 バックホウの重量を確認する際は、形式で判断するのも良いでしょう。 バックホウのクレーン作業は「最大吊上能力」を確認 クレーン機能付きバックホウは、バックホウにクレーン機能が備わっている機種です。最近見られるバックホウの多くがこのクレーン機能付きで、現場での吊り作業は定められた規格をクリアしているクレーン機能付きバックホウに限られます。 従来のショベル作業に加え、クレーンによる吊り作業も可能なため1台2役をこなせる重機として土木現場などでは重宝されています。バックホウのクラスによって吊り上げできる荷物の重さが異なるので、現場でバックホウによる吊り作業を行う場合は、「最大吊上能力」の確認も忘れないようにしましょう。 バックホウは2トンクラスからクレーン機能付き機種が登場します。そのため、2トン未満のミニバックホウではクレーン機能付き機種がないため吊り作業ができません。 また、正式には移動式クレーンに分類されており、クレーン機能を使用するには「移動式クレーン」の資格が必要になるので注意してください。 バックホウのクラスごとの最大吊上能力 バックホウのクラス(重量) 最大吊上能力 2tクラス 約400㎏ 3tクラス 約900㎏ 4tクラス 約1100㎏ 7tクラス 約1700kg 13t 約2900kg 20t 約2900kg バックホウは7トンクラスから、サイズが大きくなり中型バックホウとして分類されます。7トンクラスのバックホウで吊上げできる荷物は1.7トンと、かなり重たい物でも吊ることができます。13トンクラスにもなれば大型機種に分類され、最大吊上能力も非常に高く、約2.9トンまで吊り上げが可能です。 20トンクラスも13トンクラスも最大吊上能力は同じ2.9トンですが、これは法令が大きく関わっています。3トン以上の移動式クレーンは特定機種になるため、製造許可や検査がかなり厳しいものとなります。そのため、メーカーはあえて最大吊上能力は2.9トンに抑えているという事情があります。 ミニバックホウは寸法(サイズ)も大切 ミニバックホウは、現場の広さにあった全幅、全高、全長の機種を選ぶことが大切です。これらの寸法はレンタル業者に直接問い合わせるか、ホームページの在庫を確認することで機種の寸法や作業範囲、仕様などのスペックを知ることができます。 また、作業現場までミニバックホウをトラックなどの車両で運搬する際は、荷台の寸法、最大積載量に収まる機種を選択する必要もあります。特にトラックなどに最大積載量を上回る貨物を載せて走行した場合、過積載となり道路交通違反となるので機種選びは慎重に行いましょう。 バックホウの仕様・機能を見る便利なクローラーの広幅機構 油圧によりクローラー幅を自由に調整できる機能です。クローラーを収縮させることによって、宅地の庭への搬入や狭い通路を通行できるほか、歩道作業にも威力を発揮します。また、不整地や斜面ではクローラーを拡幅させることで、安定性を向上させることができます。 ブームスイングが可能なオフセットブーム仕様 オフセットブームは、バックホウのアーム部分を左右の水平方向にスライドさせることができる機能になります。オフセット―ブーム仕様機は、バックホウを正面に向けた状態のまま、車幅範囲内で壁やガードレール際の掘削作業が可能になり、オフセットすることで狭い場所での旋回もスムーズです。 排ガス規制・低騒音に対応しているか 排出規制とは、建設現場で使用されるミニバックホーなどの建設機械から排出される大気汚染物質(主に二酸化炭素(CO₂)、窒素酸化物(NOx)、粒子状物質(PM)など)を抑制するために平成18年10月に定められた基準や法律のことです。これらの規制・法律は、環境保護と健康被害の軽減を目的として制定されています。 排出ガス規制に対応している機種の場合は、機体に基準適合表示のラベルが貼られています。平成18年10月以降に製造・販売され、基準をクリアしているミニバックホウを使用することが法律で定められていて、規制開始前に製造された建設機械については規制対象外です。 近年のミニバックホウには、排ガス規制に対応した低燃費、低排出、低騒音の高性能クリーンエンジンが搭載されています。環境負担がより少ない機種は、燃費削減に貢献できるほか、住宅街や都市部の工事における騒音問題を解決します。 コンマ0.1(コンマイチ)クラス…小型軽量のミニバックホウ コンマ1クラスは、いわゆるミニバックホーと呼ばれる機種でコンパクトな車体が特徴です。通常のバックホウと比べて貧相に見えますが、コンマ1でも作業をするのに十分なパワーを持っています。 ミニバックホウは操作パネルもシンプルで、トラックでの運送も容易なため初心者でも扱いやすい機種となって個人所有のハードルも低いです。注意点として、車体が小さいのでアームを少し動かすと衝撃でかなり揺れます。固定の場所で作業するブレード(排土板)を下して作業すると安定します。 車体価格も中古の場合は平均で¥1,000,000〜¥1,600,000程度で販売されているので、車体のほかバケット容量も小さいため、狭い場所での作業や農作業といったニーズで需要が高いです。しかし、除雪時は標準バケットでは効率が悪いため、降雪地は幅広バケットを用意するのをおすすめします。 コンマ1の主な機種はコマツPC30、日立ZX30 、ヤンマーVio20シリーズ、クボタRX3系などがあります。 コンマ0.45(コンマヨンゴー)…オーソドックスな中型クラスのバックホウ 建設現場でよく言うコンマ0.45は車体重量が約12〜13トンクラスのバックホウのことで、中型バックホウの中でもやや大ぶりなサイズ感です。主に、建設現場や整地で使用されるほか、鉄筋構造物などパワーが必要な作業に必要です。13トンクラスになると最大吊上能力も2.9トンまであり、建設現場では鉄骨資材や機材の吊上にも使用できます。 主な機種としてはコベルコSK135やコマツPC128、住友SH125、SH135などがありますが、SK135は車両総重量が13800㎏もあるため、ほぼ14トンクラスと言っても差支えないでしょう。建設現場では一般的に13トンクラスバックホウのことをコンマヨンゴー(0.45㎥)と呼ぶことが多いですが、基準は組織や業種、世代によって異なるので注意してください。 コンマ0.8(コンマハチ)…大規模工事に導入される大型バックホウ コンマ0.8クラスのバックホウは車体総重量が20トン以上になり、サイズが大きいため機体に備えられた梯子を上って運転席に搭乗する機種もあります。通常のバックホウよりも一度にたくさんの土を掘削できるため、一般的にはダムや河川などの大規模工事で使用されます。 主な機種としてコマツPC200、PC228、コベルコSK225、SK200、住友SH200、SH235などがあります。コベルコSK225は後方小旋回仕様機種で、大きな建物の解体現場などに向いている機種と言えます。 バックホウのレンタルについて バックホウの機種、台数、アタッチメントは各業者、営業所によって在庫が異なります。また、冬場などの工事繁忙期は希望の機種がレンタルできないこともあります。レンタルの利用を検討する際は、インターネットで複数の業者をリサーチし、在庫やレンタル価格を比較したうえで決定するのがおすすめです。 バックホウをレンタルする際は、掘削、解体などの作業内容や使用するアタッチメントによって資格区分が異なるため注意してください。例えば、解体作業では車両系建設機械(解体用)の運転技能講習が必要です。 レンタル価格 バックホウのレンタル価格は、機種のサイズや用途、レンタル期間、地域によって異なります 小型バックホウ(1~3トン程度) 1日あたり:約¥10,000~¥40,000 1週間あたり:約¥50,000~¥80,000 1ヵ月あたり:約¥150,000~¥250,000 中型バックホウ(3~10トン程度) 1日あたり:約¥15,000~¥25,000 1週間あたり:約¥80,000~¥120,000 1ヵ月あたり:約¥250,000~¥400,000 大型バックホウ(10トン以上) 1日あたり:約¥25,000~¥40,000 1週間あたり:約¥120,000~¥200,000 1ヵ月あたり:約¥400,000~¥700,000 バックホウの機種、台数、アタッチメントは各業者、営業所によって在庫が異なります。また、冬場などの工事繁忙期は希望の機種がレンタルできないこともあります。レンタルの利用を検討する際は、インターネットで複数の業者をリサーチし、在庫やレンタル価格を比較したうえで決定するのがおすすめです。 バックホウをレンタルする際は、掘削、解体などの作業内容や使用するアタッチメントによって資格区分が異なるため注意してください。例えば、解体作業では車両系建設機械(解体用)の運転技能講習が必要です。 レンタル価格 バックホウのレンタル価格は、機種のサイズや用途、レンタル期間、地域によって異なります 小型バックホウ(1~3トン程度) 1日あたり:約¥10,000~¥40,000 1週間あたり:約¥50,000~¥80,000 1ヵ月あたり:約¥150,000~¥250,000 中型バックホウ(3~10トン程度) 1日あたり:約¥15,000~¥25,000 1週間あたり:約¥80,000~¥120,000 1ヵ月あたり:約¥250,000~¥400,000 大型バックホウ(10トン以上) 1日あたり:約¥25,000~¥40,000 1週間あたり:約¥120,000~¥200,000 1ヵ月あたり:約¥400,000~¥700,000 追加費用 アタッチメント(例:ブレーカー、グラップルなど)使用の場合、追加で約¥1,000〜¥10,000/日程度。 輸送費:レンタル業者によっては現場までの運搬費が別途必要で、距離によりますが片道¥10,000〜¥30,000円程度が一般的です。 価格を決定する要因として、地域、レンタル期間、機種や装備の新しさがあります。都市部では価格がやや高め、地域では低めになる傾向があり、長期レンタルでは割引が適用されることが多いです。レンタル機種は各業者によって新旧さまざまなモデルがありますが、最新型や特殊装備を備えたモデルは、レンタル価格も当然高額になります。 具体的な価格は地元のレンタル業者に問い合わせるとより正確です。人気の業者には「アクティオ」「カナモト」「ニッケンレンタル」などがあります。 まとめ バックホウを選ぶ際は、「コンマ」という呼び方で機種のクラスを表しますが、慣れないうちは車体重量でクラスを判断するのが確実です。また、機種の仕様や特徴について知っておくことで機械選びがスムーズになります。

    #ユンボ#バックホー#レンタル

    2025/04/15

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    ユンボ(パワーショベル)に乗りたい!必要な免許・資格を取得について解説

    2022年04月22日→更新:2025年5月21日 目次 ユンボ(パワーショベル)のレンタルや私有地での使用について 免許・資格の種類と取得にかかる費用とは 資格取得の条件について。受講内容や教習所は? 資格を取得することのメリット ユンボ(パワーショベル)のレンタルや私有地での使用について 工事現場で作業の重要な役割を担っているユンボですが、運転するには、免許、資格が必要です。 それが『車両系建設機械運転技能講習』と『小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育』のどちらかの資格になります。 そして、公道を運転する際やユンボをトラックに車載して移動する場合は運転免許なども必要になるでしょう。 ちなみに、私有地内でユンボを操縦する場合は道路交通法の適用外となるため、資格は不要です。 つまり私有地での造成、整地作業などの工事でユンボを使用することは無免許でもOKということです。 この私有地とは、自己で所有している人の立ち入りが制限された土地を指し、自宅や庭、所有している山や農耕地(畑)などが挙げられます。 しかし、「建機・重機リース会社からユンボをレンタルして私有地で作業をしたい!」という場合はどうでしょうか? ここで知っておきたいのは「作業用の資格と移動のための免許は異なる」ということです。 まず、ユンボの走行方式がクローラー(キャタピラー)式の場合、公道を走行することはできません。 そのため、トラックやトレーラーなどにユンボを積んで移動させなければいけないのですが、重機を運ぶサイズの車両免許が必要になります。 もし、自身でユンボを私有地まで輸送できるトレーラーもしくはトラックを所有していないのでしたら、トラックもあわせてレンタルする必要があります。 そして、大抵はレンタルの際に窓口で運転免許とユンボの資格証明の提示を求められるので、やはり、上記で紹介したいずれかの資格と中型〜大型の運転免許の取得が必要になるでしょう。 免許・資格の種類と取得にかかる費用とは 建設現場で整地・運搬・積み込み・掘削などを行う建設機械を車両系建設機械といいます。 ユンボのような掘削機械は勿論、ブルドーザーやトラクターショベルなどの整地・運搬・積み込みを行う機械全般がこれに該当します。 これらの機械は動力を使って自走することができ人力では困難な作業を可能にする力を持っています。 しかし、機械の操作や管理を誤ると重大な事故に直結してしまうので、労働安全法では車両系建設機械の運転は、技能講習を修了した者でないと業務に就かせてはならないと規定されています。 ユンボには2つの操縦資格がある まず、ユンボの操縦には2種類の資格があります。 ひとつが車体総重量3トン以上の機械を運転できる『車両系建設機械技能講習修了者』です。 これは労働安全法で定められている、3トン以上の車両系建設機械(整地・運搬・積み込み及び掘削)の運転・操作が認められた作業者に与えられる国家資格になります。 労働安全法とは、労働者の安全と衛生についての基準を定めている日本の法律です。 この資格を取得するには『車両系建設機械運転技能講習』を指定された教習所で講習を受講し、終了試験に合格しなければなりません。 そして車体総重量3トン未満のユンボを含む車体総重量3トン未満の小型建設機械を操縦可能な『小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育』です。 この特別講習は車両系建設機械技能講習より費用も安く、短時間で受講できるため、建設関係以外の業種の方や個人でも取得している人が多くいます。 運転免許も必要!知っておきたいユンボの走行タイプ ユンボには走行方式がクローラ式とホイール式の2種類の車体が存在します。 クローラー式というのは不整地でも運用できるようキャタピラーで走行するタイプで、オーソドックスなユンボです。 悪路走行にも強いですが、その反面で公道を走ることができないデメリットがあります。 ホイール式はタイヤがついたユンボです。 柔らかい土面や不整地走行向けではありませんが、タイヤ走行なのでトラックやトレーラーでの輸送を必要とせず公道を移動することができます。 地盤のよいところで機動的に利用され、都市部や道路沿い付帯工事などで見かけることが多いと思います。 このように現場の特性によって、その環境に適した異なる走行タイプのユンボがあるので、ユンボを選ぶ際はその点に注意しましょう。 ここで思い出していただきたいのが作業用の資格と移動のための免許は異なるということです。 運転免許があるからユンボが操縦できるわけではないので注意してください。 運転免許だけを持っている場合、ユンボを公道で運転することは可能ですが、アームやバケットの操作はできません。 ホイール式の場合はユンボの総重量により必要となる免許は異なりますが、総重量が3.5トン未満であれば普通自動車免許でも公道を走行させることはできます。 車体総重量が3.5トン以上7.5トン未満の場合は準中型自動車免許、7.5トン以上110トン未満は中型自動車免許、110トン以上は大型自動車免許が必要となります。 クローラー式であるキャタピラーではそもそも公道走行が禁止という決まりがあるので、手段としてトラックまたはトレーラーなどの車両へ積載して輸送する必要があります。 上記で紹介した2つの資格に関しては「ユンボを操縦することが可能」な資格です。 バケット操作を伴う作業を始めるには、2つのうちのどちらかの操縦資格が必要で、公道を移動させるにはその車体に準じた運転免許を取得しなければなりません。 すなわち、ユンボを使って満足に作業をするには、操縦する資格と移動させるための免許をセットで取得することが条件で確実ということです。 資格取得の条件について。受講内容や教習所は? 取得すれば車体総重量3トン以上のユンボの操縦が可能になる『車両系建設機械運転技能講習修了者』ですが、取得条件は車両系建設機械運転技能講習を受講し、学科試験と実技修了試験に合格する必要があります。 車両系建設機械は以下のように分類されています。 ① 整地・運搬・積み込み用(ブルドーザー、トラクターショベルなど) ② 掘削用機械(ドラグショベルなど) ③ 基礎工事用機械(「杭打機、くい抜機など) ④ 締固め用機械(ローラー) ⑤ コンクリート用打設用機械(コンクリートポンプ車) ⑥ 解体用機械(ブレーカーなど) そして、『労働安全規則第36条第9号の業務』として、安全衛生特別教育規定第11条では「整地・運搬・積み込み用」及び「掘削用」の機械で、動力を使い、かつ、不特定の場所に自走できるものの運転(道路上を走行させる運転を除く)の業務に労働者を就かせるときは、安全または衛生のための特別な教育を行うことが義務付けられています。 つまり、もし事業者が無資格の作業員に車両系建設機械の操作をさせると、事業者と機械を操作していた作業員も罰せられてしまいますので注意が必要です。 ユンボは、国土交通省などの公式名称では「ドラグショベル」と呼ばれます。 ユンボを運転して作業を行いたいという場合は上記にある②掘削用機械(ドラグショベルなど)の取得を目指しましょう。 車両系建設機械運転技能講習の内容については、学科と実技に別れています 学科は合計13時間の講義で構成されており、以下がその内訳です。 講習内容 所要時間 走行時の装置の構造と取り扱い 4時間 作業装置の構造と取り扱い 5時間 運転一般知識 3時間 関連法規 1時間 学科講習が終了した後に、学科修了試験があります。 難易度は講義を最後まできちんと聞いてさえいれば難しくはない内容なのでそこまで身構える必要はありません。 加えて、車両走行や操作に20時間と作業のための車両装置操作に5時間の実技訓練が行われます。 実技訓練終了後、実技修了試験が行われ、車両系建設機械運転技能試験の最終合否が決まります。 実技の走行コースは必ずしも平坦で整地された場所とは限らず、受講する施設や教習所によって様々です。 他の参加者とグループに分かれ、交代で実施していく形が殆どだと思うので、他の人の運転を見学しながらイメージトレーニングをしつつ走行方法を考えると操縦がスムーズにいくと思います。 操作に関する方法や安全管理も教官が教えてくれるので集中して臨むことが大切です。 また、車両系建設機械運転技能講習は他の資格を持っていることで受講時間の短縮(免除)が可能です。 必要な費用はおよそ40,000円程ですが、講習の際にはテキスト代や保険料、修了証書の発行手数料が必要な場合もあります。 それらを加算すると45,000円〜50,000円程度の金額がかかると考えた方が良いでしょう。 『小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育』について こちらは車両系建設機械運転技能者で操縦できる車両系建設機械よりも、車体重量が小さい3トン未満の小型車両系建設機械が対象になります。 この特別教育は車両系建設機械運転技能講習よりも短時間かつ費用も安く、試験も無いので手軽という印象です。 車両系建設機械運転技能講習では、他の資格があれば受講時間の短縮が可能でしたが、特別教育では受講時間の短縮制度はありません。 全ての講義を受講する必要がありますが、特別教育には試験が無いので18歳以上であれば誰でもすぐに取得できます。 教習場所によっては確認のため、学科講習の内容から出題して筆記テストを行うこともありますが、講習に集中して取り組めば問題なく教育を修了できるでしょう。 小型のユンボ以外にも小型建設系車両のホイールローダーも運転できるため、冬時期に駐車場を除雪するために受講しに来たという販売員の方や主婦など、建設関係者以外の方も多く参加します。 こちらも学科と実技でプログラムが組まれていますが、各1日ずつの2日間で修了することが可能です。 講義は1日目に学科、2日目に実技で学科は4科目で実技は2科目に分かれます。 (学科)講習内容 所要時間 走行に関する装置の構造及び取り扱いの方法に関する知識 3時間 作業に関する装置の構造、取り扱い及び作業方法に関する知識 2時間 運転に必要な一般的事項に関する知識 1時間 関係法令 1時間 (実技)講習内容 所要時間 走行の操作 3時間 作業に関する装置の構造、取り扱い及び作業方法に関する知識 4時間 作業のための装置の操作 2時間 全講習修了に必要な教育時間は教育規定に定められた合計13時間の内容です(休憩時間等は含まない)。 講習中は飲み物を口にしながら受講できますが、トイレに行くほどの休憩時間は昼休み以外にほぼ無いと思ってください。 短期間な分、朝から夕方までみっちり講習という感じです。 講義中の態度もよく見られているので決して寝たりなどしないようにしましょう(学科講習中に居眠りをして失格になった方もいました)。 費用は教育機関によって異なりますが、およそ15,000円〜20,000円程度でそれほど高い金額ではありません。 紹介した2つの技能資格に関しては18歳以上であれば誰でも受講できます。 日本全国の都道府県で募集があり、各企業の事業所や都道府県労働局長登録教習機関、P E O建機教習センター、コマツや日立などの教習所でも開催されています。 国家資格のように年に1回単位ではなく常時募集があるので、自分の住んでいる最寄りに申し込みたい資格の募集があるか確認してみましょう。 応募には身分証などの必要書類が何点かあるのでよく調べて準備してください。 自治体によっては講習費用が無料になることもあるので、詳しくは各自治体のH Pを確認しましょう。 資格を取得することのメリット資格を取得すことでこれらの機械が運転できる 『車両系建設機械(整地・運搬・積み込み用及び掘削用)運転技能講習』 ブルドーザー、モーターグレーダー、トラクターショベル、ずり積み機、スクレーパー、スクレープドーザー、パワーショベル、ドラグショベル、ドラグイン、クラムシェル、バケット掘削機、トレンチャー、ミニショベル、油圧ショベル、大型油圧ショベル、ホイールローダーなど 『車両系建設機械(解体用)運転技能講習』 ブレーカー(アタッチメント機械)、鉄骨切断機、コンクリート圧砕機、解体用つかみ機など 『車両系建設機械(基礎工事用)運転技能講習』 くい打機、くい抜機、アースドリル、リバースキュレーションドリル、せん孔機、(チュービングマシンを有するものに限る)、アースオーガ、ペーパードレーンマシンなど ※走行形式がホイール式(タイヤ走行)のユンボや、ホイールローダーで公道を走行する場合は、大型特殊免許が必要です。 ブレーカーや鉄骨切断機などを装備したユンボを操作するには『車両系建設機械(解体用)運転技能講習』を受講しなければならないので注意してください。 ※上記の機械を操作するには、別途「解体用」の資格が必要です。 免許の更新や管理 車の免許には免許更新があることはご存知かと思いますが、車両系建設機械の免許に関しては更新がありません。 またユンボに乗って作業に従事する際は、免状を携帯しなくてはなりません。 免状の不携帯、無資格の場合に事故が発生すると、労災認定してもらえないので、取得した運転免許証とユンボの免状は必ず携帯してください。 もしも免状を紛失・破損してしまった場合は各教習機関で発行してくれます。 もし自分が受講した教習期間がわからなくなった時は、管理団体や県災防、労働基準監督署などで調べてもらうことができ、費用は数千円程度かかります。 ユンボの資格は就職や転職にも有利になる! ユンボの資格が必要な仕事はたくさんあります。 そのうえ、建設業関係やオペレーターの高齢化や人手不足が年々深刻になっており未経験者であったとしても需要が高い状態です。 もし転職や再就職する場合でも、車両系建設機械の資格があれば、それだけ仕事の選択肢が広がり、有利に採用されやすくなります。 必要な免許・資格を取得について解説|まとめ 車両系建設機械の資格を持っていると収入面でも業務面でも有利になることが多いです。 例えば、ダンプのドライバーとユンボのオペレーターができれば、一人で積み込みと運搬ができます。 トラックドライバーとは別にユンボのオペレーターを用意する必要がなくなるため、事業者にとっては人手を増やす手間が省けます。 会社にもよりますが、資格を保有していることやオペレーターの手当として給料に上乗せということもあるので収入を上げることも可能です。 また、個人事業主のドライバーや工務店として独立するのにも有利となります。 更新もなければそれに伴う手数料もかからないため、取得しておくだけでも損はありません。 ユンボの操作ができることで仕事の幅が広がり、会社から必要とされる人材になれることでしょう。 ←豊富な在庫からお探しします!【中古ユンボ・パワーショベル】買うならトクワールド!

    #ユンボ#バックホー#油圧ショベル#免許

    2025/05/21

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  • ユンボの資格・免許について解説!
    ユンボ

    ユンボの資格・免許について解説!

    ユンボの操作が丸わかり!運転のポイントと必要な資格について紹介 ユンボの基本事項 ユンボは油圧ショベル ユンボの各部名称 ユンボの操作の基本 まとめ ユンボに係る資格・免許…ご存知ですか??建設・土木現場では頻繁に見かける「ユンボ」 建設現場で活躍する機械の操作にも自動車と同じく、免許や資格が必要なことをご存知ですか? 今回はユンボに関しての免許や資格について簡単に解説していきたいと思います! そもそも「ユンボ」とは?そもそも「ユンボ」とは何なのでしょうか。 このブログでも度々ご紹介していますが、建設・土木現場で掘削に用いられる機械です。 先端の「バケット」と呼ばれる部分を他のアタッチメントに付け替えることによって、 掘削以外にも活躍することのできる万能機械の一つです。 別称として「油圧ショベル」「パワーショベル」「バックホー」とも呼ばれます。 では「ユンボ」という名前は一体…? と思われるかもしれません。 「ユンボ」という名称は、フランスのシカム社(現ユンボ社)が製造した油圧ショベルに付けた商品名であり、 1960年代に日本でもその名称として広まりました! ちなみに、“ユンボ”という名称は、建設機械レンタルの会社である「レンタルのニッケン」の商標登録です。 呼び名を一覧にまとめてみると以下のようになります。 呼び名 シーン バックホー 国交省など行政で使用 ユンボ 『レンタルのニッケン』の登録商標 パワーショベル バケットが通常と逆向きの場合 油圧ショベル メーカーや建設業者等での呼称 ショベルカー 報道などメディアでよく使用される呼称 ドラグショベル 官庁が文章で使う これらを知っておくだけでも雑学として扱うことができますね! では続いてユンボの資格と免許の種類について順番に見ていきましょう! ユンボの資格と免許についてユンボを運転・操縦するために必要な資格と免許は主に下記の2種類が挙げられます。 ・操作資格 ・運転免許 順番に解説していきましょう。 ・操作資格 「操作資格」には様々な種類があり、 取得する資格により操作できるユンボの規格が変わってきます。 また、資格がないと操作してはならないという法律上の決まりがあります。 資格の種類については後述します。 ・運転免許 公道を走行するために必要な免許となります。 ユンボは走行部で大きく2種類に分けることができます。 ホイール式 走行部がタイヤのユンボ クローラ式 走行部がキャタピラ(クローラ)のユンボ このうち、「クローラ式」は公道の走行が不可ですが、「ホイール式」はナンバープレートさえあれば公道走行が可能です。 しかし「ホイール式」で公道を走行する場合、「大型特殊免許」の取得が必要になります。 免許取得時の参考費用については、下記となります。 教習所 (教習所により価格変動) 約7~13万円 一発試験 2600円(受験料)+1450円(試験車使用料)+2050円(免許証交付料)=6100円 合宿  (教習所により価格変動) 約7~10万円 一発試験は難易度も高く、現実的ではないため、取得する場合は教習所を利用することをお勧めします! また、大型特殊免許を取得すると「ホイールローダー」や「ラフタークレーン」、「除雪車」などを運転することも可能です。 ユンボの規格ごとの操作資格についてここまで「操作資格」と「運転免許」を簡単に説明しましたが、大型特殊免許を取得しているからといって、ユンボの操作ができるようにはなりません。 「私有地内」であれば資格・免許を取得していなくても法に問われることはありません。 しかし「私有地外」では罰則などの規定もありますので注意が必要です。 それでは肝心のそれらの資格についてご紹介をしていきましょう。 1 車輛系建設機械運転技能講習 3トン以上の機体質量(運転質量-(オペレーター⁺作業装置⁺工具⁺油種類⁺燃料⁺冷却水)があるユンボの 操作に必要な資格が車輛系建設機械(整地等)運転技能講習です。 2 小型車輛系建設機械運転技能講習特別教育 3トン未満の機体質量を操作する為に必要な資格が小型車輛系建設機械運転技能講習特別教育です。 3 クレーン機能を備えたユンボのクレーン作業に必要な資格 5t以上 移動式クレーン運転士免許所有者 1t以上5t未満 小型移動式クレーン運転技能講習修了者 0.5t以上1t未満 移動式クレーン特別教育修了者 4 玉掛けの業務 1t以上 玉掛け技能講習修了者 0.5t以上1t未満 玉掛け特別教育特別教育修了者 5 ブレーカー付ユンボの操作資格 機体質量3t以上 車両系建設機械(解体用)技能講習修了者 機体質量3未満 車両系建設機械(解体用)特別教育修了者 6 「鉄骨切断機」「コンクリート圧砕機」「解体用つかみ機(フォークグラップル等)」付 ユンボ操作資格:車両系建設機械(解体用)特例 技能講習修了者 この中でも1でご紹介した「車輛系建設機械運転技能講習」で修了すると、大小全ての大きさのユンボを操作することや別の資格も合わせることでブルドーザーなどの操縦も可能になります。 潰しが利きやすい資格の一つとなっていますので、ご興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。 まとめユンボやその他の建設機械も含めた資格・免許について説明をさせていただきました。 これらの免許や資格を保有していると、現場で大活躍できること間違いなしです。 また、転職をする場合にも大きな武器の一つにもなり、収入を上げる材料の一つにもなります。 今後のキャリアのため、現場での活躍のためにご興味のある方はぜひとも取得してみてください! ←ユンボの免許や資格を取ったら早速トクワールドで中古ユンボを探そう!

    2023/01/15

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