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【ラフタークレーンとトラッククレーンの違い】大人気のラフタークレーンとその他のクレーンを徹底比較

クレーン

2022/08/01

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【ラフタークレーンとトラッククレーンの違い】大人気のラフタークレーンとその他のクレーンを徹底比較

今回は、ラフタークレーンを中心に、トラッククレーンやクローラークレーンと比較をします。

「ラフタークレーンの免許を取得したいけど、他のクレーンとは何が違うんだろう?」
「ラフタークレーンを購入したいけど、それがベストな選択なのかな?」

こういった悩みを解決します。
必要な資格や最大吊り能力、操作方法などクレーンによってさまざまにあります。
また、トラッククレーンなど他の移動式クレーンの特徴も紹介しますので、参考にしてください。

ラフタークレーンは、大変人気のある移動式クレーンです。

この記事のポイント
●ラフタークレーンが、なぜ人気なのか
●ラフタークレーンの用途や得意作業
●ラフタークレーンと、その他の移動式クレーンの違い
●必要な資格など、移動式クレーンの基本情報

ラフタークレーンのここがすごい!人気の理由3選

ラフタークレーンと、他のクレーンの違いを解説する前に、ラフタークレーンについて詳しく解説していきます。

「ラフタークレーンのことは、バッチリ理解している」という方も、一度読んでいただくと復習になると思います。

ラフタークレーンが流行した理由として、以下の3点が挙げられます。

1.不整地や軟弱地盤に強い
2.市街地などの狭い場所が得意
3.公道を走行でき、作業性が高い

それでは、詳しく解説していきます。

大型タイヤを装備しており、不整地や軟弱な地盤を走行可能

ラフタークレーンは、大型タイヤを装備している移動式クレーンです。
そのため、不整地や軟弱な地盤の走行を、得意としています。

ラフタークレーンは、全輪駆動式です。つまり、4つのタイヤを全て動かせます。
これにより、他のクレーンでは入っていけない軟弱な地盤を、走行する機動力があります。

整備されていない山奥や凸凹した場所で作業することの多い土木工事で、その実力を発揮しています。

コンパクトなため、狭い場所や市街地で活躍

ラフタークレーンの特徴として、非常にコンパクトな移動式クレーンであることが挙げられます。

そのコンパクトな機体から、他のクレーンでは作業が困難な場所で、大いに活躍しています。
また、作業に幅をあまり必要としないので、市街地などスペースが十分に取れない場所でも重宝されている移動式クレーンです。

しかし、コンパクトなラフタークレーンは、最大吊り上げ能力が少ない、という特徴もあります。

次は、ラフタークレーンとその他クレーンでの、最大吊り上げ能力を比較します。

公道を走行できるため、作業性に優れている

ラフタークレーンは、大型タイヤを操作し、自走することができます。
現場内はもちろんのこと、公道も走行できます。

現場で、ブーム等を組み立てる必要もありません。
公道を自走して現場に入り、すぐに作業を開始できます。

この手間のかからない、作業性の高さが人気の理由といえます。

注意点として、ラフタークレーンは公道を走行する際、免許が必要になります。
免許についても、この後詳しく解説していきます。

ラフタークレーンの用途と得意な作業を知ろう

ラフタークレーンの用途と得意な作業について、解説します。
さまざまなクレーンが世の中にはあります。しかし、それぞれ適材適所があることを忘れてはいけません。

用途や得意な作業を知ることは、非常に大切です。

ラフタークレーンの主な用途は、吊り荷作業

ラフタークレーンの主な用途は、不整地や狭い場所での重量物吊り荷作業です。

そのため、以下のような作業に適しています。

●土木作業
●解体作業
●建築作業

先端にジブを装備することによって、さらに幅広い用途で活躍してくれます。

ラフタークレーンは、不整地や市街地での吊り荷作業が大得意

ラフタークレーンは、整地されていない荒れた土地に対応しているという意味を持ったクレーンです。
語源は、英語の「Rough Terrain Crane」になります。

その名前の通り、1番得意な作業は不整地での吊り荷作業です。

ラフタークレーンと比較する、主要な移動式クレーン3選

次に、ラフタークレーンと比較する主要な移動式クレーンを紹介していきます。

トラッククレーン

トラッククレーンは、機動性や操作性に優れている移動式クレーンです。
小型機種から大型機種まで幅広くあり、日本全国で活躍しています。

トラッククレーン専用のキャリアに、旋回サークルやアウトリガーを装備しています。
そして、その上にクレーン装置を架装したものがトラッククレーンです。

ユニック車

ユニック車は、正式名称を車両積載型トラッククレーンと言います。

ユニック車は、トラックの荷台と運転席の間に、クレーン装置を装備したものです。

クレーン装置と荷台を装備していることから、現場では資材の搬入、搬出でその姿を多く目にすることができます。

便利な側面、最大吊り上げ荷重が少ないというデメリットがあります。

クローラークレーン

クローラークレーンは、今まで紹介したクレーンとの大きな違いとして、タイヤではなくキャタピラで走行をします。
そのキャタピラの上に、クレーン装置を架装しています。

キャタピラによる安定感は抜群で、クローラークレーンも不整地や軟弱な地盤での作業を得意としています。

しかし、走行速度は極めて遅いので、適材適所が求められる移動式クレーンとなっています。

ラフタークレーンとの違いがよく分かる5つのポイント

ラフタークレーンとの違いを5つのポイントに分けて、解説していきます。

今回紹介する5つのポイントは、以下の通りです。

1.資格の違い
2.最大吊り上げ能力の違い
3.操作場所の違い
4.移動速度の違い
5.生産台数の違い

必要になる資格の違い

移動式クレーンは、操作をするのに免許が必要です。
また、公道を走行する場合も、クレーンに適した運転免許を取得していなければいけません。

それぞれの移動式クレーンで必要になる免許は、以下のようになります。
機種 クレーン操作に必要な資格 公道の運転で必要な資格
ラフタークレーン 移動式クレーン運転免許 大型特殊免許
トラッククレーン 移動式クレーン運転免許 普通~大型自動車運転免許
ユニック車 移動式クレーン運転免許 普通~大型自動車運転免許
ラフタークレーン 移動式クレーン運転免許 禁止
クレーン操作に関しては、全て移動式クレーン運転免許が必要になります。

また、ラフタークレーンは公道を運転する場合、大型特殊免許を取得している必要があります。

トラッククレーンやユニック車の場合は、自分が運転するトラックのサイズに応じて、普通〜大型の自動車運転免許が必要になります。

前述したように、ラフタークレーンは、自走で現場に入り、すぐに作業を開始できるのが強みになります。
つまり、「クレーン操作に必要な資格」と「公道の運転で必要な資格」は、セットで考える必要があります。

最大吊り上げ能力の違い

次に、最大吊り上げ能力の違いについて説明します。
最大吊り上げ能力は、クレーンの特徴が分かりやすい項目です。そのため確認が必要です。

この記事では、国内で一般的に流通しているものを対象にします。

それぞれの移動式クレーンでの最大吊り上げ能力は、以下のようになります。
機種 最大吊り上げ能力
ラフタークレーン 100t
トラッククレーン 300t
ユニック車 10t
クローラークレーン 500t
ラフタークレーンは、コンパクトがメリットです。最大吊り上げ能力は100t程になります。
しかし、100tのラフタークレーンは少なく、25t〜70tが多いです。

一般的な土木工事や建築工事では、70tの吊り上げ能力で対応できることがほとんどです。

ユニック車は、用途が資材の搬入、搬出なので、吊り上げ能力はそこまで求められていません。
反対に、クローラークレーンやトラッククレーンは、大規模な現場での使用が多く、吊り上げ能力が大きいほうが選ばれます。

操作場所の違い

次に、操作場所の違いについて解説していきます。
運転席とクレーン操作室が一緒になっているタイプやリモコン式など、さまざまです。

それぞれの移動式クレーンの操作場所は、以下のようになっています。
機種 操作場所
ラフタークレーン 運転席とクレーン操作室が同じ
トラッククレーン 運転席とクレーン操作室が別々
ユニック車 リモコン式やラジコン式
クローラークレーン クレーン操作室のみ
ラフタークレーンは、運転席とクレーン操作室が同じ場所にあります。
そのため、クレーンを操作する際に、一度降車する必要がありません。この点も、ラフタークレーンの作業性向上の要因になっています。

トラッククレーンは、運転席とクレーン操作室が別々になっています。
そのため、クレーンを操作する際は、一度降車する必要があります。
しかし、その分クレーンの操作がしやすいというメリットがあります。

ユニック車は、運転席から降り、手元のリモコンで遠隔操作をするのが一般的です。

次は、移動速度の違いについて、見ていきましょう。

それぞれの移動式クレーンの移動速度は、以下のようになります。
機種 速度制限
ラフタークレーン 最高速度50km未満
トラッククレーン(大型) 最高速度90km(車両のサイズによる)
ユニック車(大型) 最高速度90km(車両のサイズによる)
クローラークレーン 非常に遅い
ラフタークレーンは、50kmを超えない設計になっています。
そのため、高速道路を走行できず、長距離走行は向いていません。

トラッククレーンやユニック車は、車両のサイズによりますが、大型だと最高で90kmの速度を出すことができます。
高い機動力を持ち、長距離走行もお手の物です。

生産台数の違い

最後に、生産台数の違いについて説明します。

生産台数の多さは、需要に結びついています。
今、国内では、どのクレーンが流行しているのかを考えるときの、参考にしてください。

それぞれの移動式クレーンの生産台数は、以下のようになります。
機種 生産台数
ラフタークレーン 1,843台(トラッククレーンも含む)
トラッククレーン/td> 1,843台(ラフタークレーンも含む)
ユニック車 12,567台
クローラークレーン 546台
※令和2年度
参考:一般社団法人 日本クレーン協会 クレーン等機種別生産台数

ラフタークレーンとトラッククレーンは、合算された数字です。ほとんどがラフタークレーンになります。
トラッククレーンは、今ではあまり生産されていないためです。

ラフタークレーンとトラッククレーンが分けて記載されていた、平成24年のデータを見ても、ラフタークレーンが2,691台なのに対してトラッククレーンは、143台になっています。

ラフタークレーンは、移動式クレーンの中でトップの生産量を誇っています。

まとめ

ラフタークレーンの良い点
  • 不整地や狭い場所での活躍ができる
  • 運転席とクレーン操作室が同じ、さらにブーム等を組み立てる必要もないため、作業性に優れている
  • 生産台数は、移動式クレーンの中でトップクラスのため、中古も見つけやすい。
すでに、移動式クレーンの資格を取得している方は、この記事をきっかけに大型特殊免許取得を考えてみるのもいいと思います。

ラフタークレーンは、非常に扱いやすい移動式クレーンです。
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資格の一覧になります。 ・吊り上げ荷重が5t以上:移動式クレーン運転士免許 ・吊り上げ荷重が1t以上5t未満:小型移動式クレーン運転技能講習 ・吊り上げ荷重が1t未満:移動式クレーンの運転の業務特別教育 それでは、1つずつ解説します。 移動式クレーン運転士免許 こちらの免許を取得すると、5t以上を含む全ての移動式クレーンを運転・操作することができます。 大規模な現場でパワフルに働きたいという方は、この資格に挑戦して免許取得を目指してください。 合格率は、学科試験が約65%。実技試験が約60%になっています。 クレーンの資格に比べると、少し取得しやすいようです。 この資格は ・移動式クレーンを全て運転できるようになりたい方 ・大規模な現場で活躍したい方 におすすめです。 小型移動式クレーン運転技能講習 こちらの資格を取得すると、1t以上から5t未満の全ての移動式クレーンを運転・操作することができます。 技能講習となっていますので、約20時間の学科・実技講習を受講すれば、資格を取得できます。 最短で小型移動式クレーンを運転ができるようになります。 この資格は ・小型移動式クレーンを運転できるようになりたい方 ・移動式クレーンの用途が明確にわかっており、5t以上は必要ない方 におすすめです。 移動式クレーンの運転の業務特別教育 こちらの資格を取得すると、1t未満の移動式クレーンを運転・操作することができます。 特別教育となっていますので、約13時間の学科・実技試験を受講すれば、資格を取得できます。 1t未満となると、活躍できる場所が限定されますので、自分の用途に合っているか確認が必要です。 この資格をおすすめする方は、小型移動式クレーン運転技能講習と同じになります。 移動式クレーンでも同様に玉掛作業の資格を取得することをおすすめします。 移動式クレーンで公道を走行して現場に入り、移動式クレーンを運転して帰るには、クレーンに適した運転免許が必要になります。 運転免許はセットと考えて、計画的に取得するようにしてください。 種類別!実際に資格・免許を取得するのに費用はどのくらいかかるの? 早速資格を取得しようと考えている人もいると思います。 次にクレーン運転士になるにはどのくらい費用が掛かるのかを解説します。 結論から言うと、教習所によって多少の違いはありますが、おおよそ下記の費用になります。 ・免許取得→10万~15万 ・技能講習→3万~5万 ・特別教育→1万5千円~2万 前述した通り玉掛け作業・運転免許の資格も必要になってきます。 玉掛け作業の場合は、 ・技能講習→2万~4万 ・特別教育→約2万 運転免許の場合は、 ・大型特殊車→約10万~20万(取得している免許により変動) ・大型自動車→約20万~35万(取得している免許により変動) ・中型自動車→約10万~27万(取得している免許により変動) それでは、詳しく解説します。 クレーン・デリック運転士免許 こちらの免許取得にかかる費用は、約14万円です。 床上操作式クレーン運転技能講習 こちらの資格取得にかかる費用は、約3万5千円になります。 教習所によって金額も多少変わりますので、必ずホームページを確認してください。 クレーンの運転の業務特別教育 こちらの資格取得にかかる費用は、約1万5千円になります。 クレーンの吊り上げ荷重が小さくなれば比例して、費用も安くなります。 移動式クレーン運転士免許 こちらの免許取得にかかる費用は、約14万円になります。 クレーンと移動式クレーンに大きな違いはありません。 しかし、移動式クレーンの場合は運転免許も取得の必要があります。 小型移動式クレーン運転技能講習 こちらの資格取得にかかる費用は、約4万円になります。 移動式クレーンの運転の業務特別教育 こちらの資格取得にかかる費用は、約1万5千円になります。 全ての資格に言えますが、この金額にプラスして諸費用が掛かりますので注意してください。 免許取得から技能講習、特別教育と段階的に費用は安くなります。 実際どんなことを勉強するの? 試験・講習の内容とは? 実際にどんなことを勉強するの?と思っている方のために、試験・講習の内容を解説します。 運転士免許の試験内容とは? 学科試験科目は以下の通りです。 ・クレーン及びデリックに関する知識 ・原動機及び電気に関する知識 ・クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 ・関係法令 学科試験の試験時間は全科目を通して、2時間30分です。 実技試験科目は以下の通りです。 ・クレーンの運転 ・クレーンの運転のための合図 移動式クレーンの場合は、 ・移動式クレーンの運転 ・移動式クレーンの運転のための合図 クレーンの学科試験は、過去問と似た内容が出題される傾向があります。 しっかりと、対策して勉強すれば難しくありません。 技能講習の講習内容とは? 技能講習科目は以下の通りです。 ・床上操作式クレーンに関する知識と原動機及び電気に関する知識 ・小型移動式クレーンに関する知識と原動機及び電気に関する知識 ・床上操作式クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 ・小型移動式クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 ・関係法令 これらの中で、必要なものを受講する形になります。 その後、実技講習を計7時間ほど受講して、完了です。 特別教育の講習内容とは? 特別教育の科目は以下の通りです。 ・クレーンに関する知識 ・原動機及び電気に関する知識 ・クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 ・関係法令 これらを勉強し、その後実技講習を計4時間受講すると無事完了です。 ユンボの操作|まとめ 今回は、クレーンの資格・免許について解説しました。 クレーンの種類によって、取得しなければならい資格も変わってきます。 資格により費用も変わります。この金額にプラスして諸費用が掛かりますので注意してください。 そして、忘れてならないのはクレーンで公道を走るための運転免許も必要になります。 取得まで日数がかかるのもあるため、計画的に取得することをおすすめします。 ←トクワールドには、いろいろなクレーンが多数あります!

    2022/06/15

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  • カニクレーンのラジコンが丸わかり!アウトリガとクレーンの操作をスマートに!
    クレーン

    カニクレーンのラジコンが丸わかり!アウトリガとクレーンの操作をスマートに!

    目次 ラジコンの概要 ラジコンの操作 土木工事・建築工事で活躍するカニクレーン カニクレーンは前田製作所 古河ユニックはミニ・クローラクレーン クレーンの購入は中古販売専門会社 まとめ|ニクレーンのラジコンが丸わかり!アウトリガとクレーンの操作をスマートに! カニクレーンは、墓石や庭石、石碑の据え付けなど、周囲に支障物が多く狭いうえに段差があるような不安定な現場で活躍します。 また、周りに電線が張り巡らされた変電所、トンネルや地下鉄での管工事なども得意な現場です。 アクセスできる建設機械に制限のある現場、作業スペースが思うように確保できない現場という共通点がある、ビル建築の屋上での作業、プラント・工場の屋内作業などでも能力を最大限に発揮します。 以上のような現場では、工事の進行とともに現場状況が刻々と変化することも多いです。 そういう現場で、カニクレーン本体よりやや離れた場所で、現場全体に気を配りながら運転・操作するためにあるのが「ラジコン」です。ラジコンは、カニクレーンの安全作業上、欠かすことができないアイテムとなっています。 この記事では、カニクレーンのラジコンについて詳しく紹介します。 またカニクレーンが活躍している土木工事や建築工事について、メーカーやおすすめの購入先についても触れていますので、導入を検討している方はぜひ参考にしてください。 ラジコンの概要 ラジコンと同じようにカニクレーンを遠隔操作できる装置にリモコンがあります。 ラジコンは無線式で電波の届く範囲で遠隔操作できるのに対して、リモコンでは送信ケーブルの長さの範囲内での遠隔操作ということになります。 この記事では、ラジコンについて概要を解説していきます。 ラジコンは前田製作所のMC285Cシリーズのものを参照していますが、メーカーや機種によって構成や機能、操作に多少の違いがありますので、詳細は各マニュアルをご確認ください。 ラジコンの構成 ラジコンは、送信機と受信機からなり、この2つによってラジコン装置として機能します。 送信機 送信機は、以下の5つのパーツによって構成されています。 液晶表示部 4種類の操作ボタン 4組のクレーン操作レバー アクセルレバー グリップ(持ち手) 送信機は、クレーン操作信号を無線でクレーン本体に搭載した受信機に送信し、本体から離れた場所でクレーンを操作することができます。 基本的に片手で操作できるように設計されていて、操作レバーやボタンは親指で操作し、人差し指でアクセルレバーを操作することが可能です。他の指でグリップをしっかり握って送信機を保持します。 送信機の水洗いは厳禁です。清掃は、水または水で薄めた中性洗剤を布などに含ませて、汚れを拭き取るようにしてください。 受信機 受信機は、カニクレーン本体に搭載され、以下の5つのパーツで構成されます。 コントロールボックス メインスイッチ モニタディスプレイ アンテナ レセプタクル レセプタクルとは、コネクタの挿入口のことです。 受信機は、送信機から送信された操作信号を受信しカニクレーンを作動させます。 ラジコンの機能 送信機は片手で操作できるので、もう一方の手で吊り荷を支えたり玉掛けしたりすることが可能です。 クレーン速度は、ラジコンのアクセルレバーの操作により、停止状態から最速まで続けて操作できます。 送信機の液晶表示部には、以下の操作状況が表示され確認できます。 クレーン操作 微速操作 フック格納操作 アクセル開度 この液晶表示部には、異常の発生や異常の内容も表示されるので、異常箇所の確認や処置の迅速な対応が可能です。 送信機の操作状況や異常警報を音声メーセージで知らせる、音声機能付き機種もあります。 ラジコンは、類似した周波数の電波が近くで使用されていた場合、他の周波数に自動的に切り替える「オートスキャン方式」を採用していることが多いです。 また装置ごとに「IDコード(識別コード)」を設定し、独自のデータ伝送方式を採用していることがほとんどで、無線機の電波が混信してクレーンが誤作動しないようにしています。 ラジコンの安全 ラジコンは、電波法に基づいた「技術基準適合証明」を受けた装置を使用してください。メーカー純正のラジコンには、証明ラベルが添付されています。 証明ラベルが添付された送信機を改造したり、証明ラベルのない改造した送信機を使用したりすることは違法です。 送信機を使用するときは、必ずフックベルトを使用して操作中の送信機の落下防止に努めてください。 また送信機に強い衝撃を与えると故障や誤作動を引き起こし、感電や重大災害の原因になる可能性がありますから注意が必要です。 ラジコンに使用する電池はメーカー指定のものとし、電池は正しく使用してください。 ラジコンの操作 ラジコンの構成や機能などの概要を説明しました。ここからは実際のラジコン操作のポイントを解説します。 ラジコンは必要に応じてモードを切り換えて使用するタイプがほとんどです。モードには初期値設定モード、アウトリガモード、クレーンモードの3つがあります。 画面上で、それぞれのモードに切り換えたことをしっかり確認してから操作を開始しましょう。違うモードで誤った操作をすると、カニクレーンの誤作動につながり事故の原因になる可能性があります。 初期設定モードは、最初に液晶濃度や音声VOLなど、8種類程度の項目を設定するときに使用します。変更した場合は終了操作をしないと有効にならないので注意してください。 アウトリガ・クレーンのモード設定 まず、ラジコン送信機の各操作モードの設定(呼び出し)方法を説明します。 送信機の電源をONにすると、液晶表示部に約2秒間、クレーンマークが表示され、その表示が消えたら、自動的にクレーンモードに設定されます。 クレーンモードからアウトリガモードに切り替えるときは、一度電源ボタンを押してOFFにしてから再度電源ボタンをONにしてください。 液晶表示部にクレーンマークが表示されている間に、微速/モードボタンを2秒間押すと、クレーンモードとアウトリガモードの選択画面が表示されます。 カーソルを動かしアウトリガの横に合わせ、設定ボタンを押すとアウトリガモードになります。 アウトリガモードでの操作 所定の作業前点検終了後、送信機の各操作レバーの動きがスムーズで、レバーから指を離すと「中立」に戻ることを確認してください。 アウトリガモードでの操作のポイントは以下のようになります。 アウトリガ設置操作 4基の各アウトリガ操作レバーを「出」に操作して各アウトリガを均等に伸ばし、機械を所定の高さにする。機械が地面から「約80ミリ」浮いたら、アクセルレバーをゆっくり戻し、操作レバーから指を離して「中立」位置にする。 アウトリガ格納操作 操作モードを」「アウトリガ接地モード」にする。操作レバーを「入」に操作してアクセスレバーをゆっくり引く。機械が地面に接地したら、アクセルレバーをゆっくり戻し、操作レバーから指を離して「中立」位置にする。 クレーンモードでの操作 所定の作業前点検終了後、すべてのアウトリガが確実に接地されていることを確認してから、クレーンモードでの操作を開始してください。 クレーンモードでの操作のポイントは以下のようになります。 旋回操作 右旋回は「右」に操作し、アクセルレバーをゆっくり引くと、ブームはクレーン上から見て時計回りに旋回する。左旋回も同様。アクセルレバー及び旋回操作レバーから指を離し、中立位置に戻すと旋回が停止する。 ブーム伸縮操作 ブーム伸縮レバーを「伸」に操作し、アクセルレバーをゆっくり引くとブームが伸長する。ブームの「縮」操作も同様。アクセルレバー及びブーム伸縮操作レバーから指を離し、中立位置に戻すとブームの伸縮が停止する。 フック巻上、巻下操作 フック巻上、巻下操作レバーを「上」に操作し、アクセルレバーをゆっくり引くとフックが巻き上がる。フックの巻下げも同様。アクセルレバー及びフック巻上、巻下操作レバーから指を離し、中立位置に戻すとフックの巻上げまたは巻下げが停止する。 フック巻上、巻下操作 フック巻上、巻下操作レバーを「上」に操作し、アクセルレバーをゆっくり引くとフックが巻き上がる。フックの巻下げも同様。アクセルレバー及びフック巻上、巻下操作レバーから指を離し、中立位置に戻すとフックの巻上げまたは巻下げが停止する。 微速モードの設定と解除 クレーン操作を低速で行いたい場合は、微速モードに設定するとクレーン最高作動速度が規制されて、クレーン作業の低速での速度コントロールをさらにスムーズで行うことができる。 エンジンストップと非常停止操作 送信機のアクセルレバーや操作レバーから指を離しても作動が停止しない場合や、操作していないのにクレーンが動き始めた場合は、エンジンストップ・非常停止操作ボタンを押すと停止する。 土木工事・建築工事で活躍するカニクレーン カニクレーンは、さまざまな土木工事・建築工事で活躍できるように進化を遂げています。カニクレーンの構成の概要と最新機種の仕様情報を紹介します。 カニクレーンは、ゴムクローラー(キャタピラ)式の走行台車にクレーン(ブーム式)を搭載した移動式クレーンです。 作業現場内では自走して走行し、定格総荷重以内でのクレーンによる吊り荷作業が可能です。またラジコンによる遠隔操作もできます。 クレーン本体は、走行台車部、クレーン部、安全装置から成り、「コンパクト設計」と「屈折式アウトリガ」が特徴です。 動力源は、熱効率が高く燃料消費量が少ないディーゼルエンジンが主流ですが、比較的小型の機種ではガソリンエンジンもあります。またオプションで、よりクリーンな電動モーターとの併用仕様がある機種も増えています。 多くの建設機械同様、ブームやアウトリガは油圧によって作動し、スムーズで小回りのきく動きが特長です。 カニクレーンには乗車型と非常車型があり、作業する現場状況や作業時間、扱う吊り荷の重量などで選択されます。 最新機種の特徴としては、各種モーメントリミッタの充実、アウトリガインターロック仕様などによる安全性の向上が挙げられます。 カニクレーンは前田製作所 実はカニクレーンという名称は、前田製作所の商品名です。 前田製作所は、カニクレーンを狭くて足元の不安定な墓地での作業を容易にするために開発したとされています。 カニクレーンはコンパクトな形状のままゴムクローラーで走行しますが、現場では4本のアウトリガを張出して接地します。このアウトリガを張出した姿がカニに似ていることからカニクレーンと命名されました。 前田製作所は前田建設工業の機械工場として開設され、1962年に株式会社として独立し、建設機械のコマツと強い連携関係にあります。 1968年自社商品の前田クレーンを発売し、1980年には、カニクレーンの原型ともいえるミニクロクレーンを発売しました。 本社は長野県の長野市にあり、全国に28カ所の拠点があります。また海外の主要拠点として、2022年MAEDA AMERIKA Inc.を設立し、グローバルに営業活動を展開しています。 古河ユニックはミニ・クローラクレーン 「赤いユニック」でおなじみの古河ユニックは、1961年に日本初の積載型クレーンを発売して以来、ユーザーニーズに応える技術と製品を開発し続けています。 現在ではユニックとクレーンにおいて、わが国の代表的なメーカーです。 カニクレーンは前田製作所の商品名でもあるため、古河ユニックでは同様のクレーンをミニ・クローラクレーンと呼んでいます。 古河ユニックは、1946年に創設された共栄開発が前身です。 1970年に社名にもなった「UNIC(ユニック)」は、積載型クレーンの代名詞として世界レベルで浸透しています。1987年、現在の古河機械金属のグループに入りました。 1991年、2.5トン吊りミニ・クローラクレーンの発売を開始しています。また最近では、車両運搬車「キャリア」も製造販売しています。 東京に本社があり、全国に42カ所の販売拠点、400ヶ所以上の指定サービス工場が稼働中です。 「赤いユニック」でおなじみの古河ユニックは、1961年に日本初の積載型クレーンを発売して以来、ユーザーニーズに応える技術と製品を開発し続けています。 現在ではユニックとクレーンにおいて、わが国の代表的なメーカーです。 カニクレーンは前田製作所の商品名でもあるため、古河ユニックでは同様のクレーンをミニ・クローラクレーンと呼んでいます。 古河ユニックは、1946年に創設された共栄開発が前身です。 1970年に社名にもなった「UNIC(ユニック)」は、積載型クレーンの代名詞として世界レベルで浸透しています。1987年、現在の古河機械金属のグループに入りました。 1991年、2.5トン吊りミニ・クローラクレーンの発売を開始しています。また最近では、車両運搬車「キャリア」も製造販売しています。 東京に本社があり、全国に42カ所の販売拠点、400ヶ所以上の指定サービス工場が稼働中です。 クレーンの購入は中古販売専門会社 カニクレーンを含むクレーンの購入は、中古建機の販売専門会社をおすすめします。おすすめの理由は、低価格で納期が早いからです。 たとえば前田製作所の2.9トン吊り5段ブームでラジコン付きの中古価格は、300万前後ですが、新品では600万円前後します。 また新品の場合は購入から納品までにさまざまな手続きや調整が必要ですが、中古は在庫さえあれば購入してすぐ使用することができます。 カニクレーンなどクレーンを中古で購入する場合は、自社で整備点検ができる販売会社を選びましょう。整備・点検を外注する会社は割高になります。 そしてカニクレーンの購入で忘れてならないのが、搬入に必要なトラックなどの輸送手段です。これにも自社で対応できる会社を選んだ方がお得になります。 カニクレーンをスポット的に短期で使用する場合はレンタルという選択肢もあります。 レンタル料金は、吊り上げ荷重のクラス別で設定されていることが多いですが、年式や走行距離でも差があるようです。 1,7トンクラスで1日20,000円/月250,000円、2.9トンクラスで1日35,000円/月350,000程度が目安となっています。この他に諸費用(約2,000円~4,000円)がプラスされます。 まとめ|ニクレーンのラジコンが丸わかり! ここまでカニクレーンについて、ラジコンを中心に紹介してきました。 まず、ラジコンの構成・機能・安全などの概要、モード設定や操作方法を説明しました。その他、カニクレーンが活躍している工事について、代表的なメーカーやおすすめの購入先、レンタルについても触れてました。 カニクレーンは、現状では他の建設機械に比べると販売台数がまだ少ないです。ただ今後、作業スペースに限りがある都市中心部や高層ビルでの維持・修繕作業での活躍が増えてくると考えられます。 作業効率や安全性を重視したい狭所現場での作業が発生した場合は、ぜひカニクレーンを検討してみてください。 ←トクワールドで中古【カニクレーン】が探せます

    #カニクレーン

    2023/09/28

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  • 注意!クレーンの点検を適切に行っていますか?年次・月次の点検内容と費用を分かりやすく解説
    クレーン

    注意!クレーンの点検を適切に行っていますか?年次・月次の点検内容と費用を分かりやすく解説

    目次 注意!クレーンの点検を適切に行っていますか?年次・月次の点検内容と費用を分かりやすく解説 クレーンの点検・検査は「クレーン等安全規則」により義務付けられている クレーンを点検するタイミングは、全部で4回! 知っておくべき!各点検・検査の項目とは? 定期自主検査(年次点検・月次点検)にかかる費用を安くするコツ まとめ 今、記事を読んでいるあなたはこのような悩みをお持ちではないでしょうか? 「クレーンを点検するタイミングがわからない!」 「クレーンの点検は何をすればいいの?」 「年次・月次の定期自主検査にかかる費用はどのくらいなの?」 この記事では、このような悩みを分かりやすく解説します。 クレーンは頼もしい建設機械ですが、何かトラブルが発生すると重大事故に繋がる恐れが非常に高いです。 自分と周りを守るためにも、ぜひ、この記事を最後まで読んでください。 クレーンの点検・検査は「クレーン等安全規則」により義務付けられている まず初めに、クレーンの点検・検査の重要性について解説していきます。 クレーンの点検・検査は、「労働安全衛生法」の規定に基づいた「クレーン等安全規則」で義務付けられています。点検・検査を行わなかった場合は法令違反となり罰則の対象になります。 「バレなければクレーンの点検をしなくてもいいだろう」という考えは絶対にやめてください。 実際に、クレーンの定期自主検査(年次点検・月次点検)を怠っていたとして、書類送検されたケースもあります。 そうならないためにも、クレーンの点検についての適切な知識が重要になります。 定期自主検査(年次点検・月次点検)をしなければならないクレーンは以下の通りです。 吊り上げ荷重0.5トン以上の全てのクレーン 吊り上げ荷重0.5トン以上の全ての移動式クレーン この上記に該当するクレーンを運転している方は、点検の義務があることを忘れないでください。 クレーンを点検するタイミングは、全部で4回! クレーンを点検・検査するタイミングは全部で4回あります。 1.年次点検 2.月次点検 3.作業開始前の点検 4.暴風後等の点検 クレーンの定期自主検査(年次点検・月次点検)において、法定の資格は必要とされていません。 しかし、事業者は検査者に「定期自主検査者安全教育要領」に基づいた「定期自主検査安全教育」を受けることを推奨しています。 年次点検は、一般的に外注することがほとんどです。月次点検はクレーン運転手が行う場合もありますので、その際は「定期自主検査安全教育」を受けるようにしましょう。 それでは、各点検を詳しく解説します。 年次点検 年次点検とは、その名の通り「1年以内ごとに1回」行う検査のことを言います。 1年に1回の重要な点検になります。そのため、クレーン点検業者に外注することが一般的です。 月次点検 月次点検も、その名の通り「1ヵ月以内ごとに1回」行う検査のことを言います。 月次点検も非常に重要な点検です。必ず行いましょう。 作業開始前の点検 作業開始前の点検は、クレーン作業を開始する前に行う点検のことを言います。 毎日行う点検ですので、不備が無いかじっくりチェックしてください。 暴風後等の点検 暴風後等点検は、暴風や地震の後に作業を行う場合、必要な点検のことを言います。 点検をしなければいけない場合は、以下の通りです。 ●瞬間風速が毎秒30メートルを超える風が吹いた時 ●震度4以上の地震が発生した時 暴風後等の点検は屋外に設置されているクレーンのみに適用されます。 知っておくべき!各点検・検査の項目とは? 本題に入る前に、1つ注意点があります。 点検・検査後は必ず検査結果を保存するようにしてください。 理由は、クレーン等安全規則では「自主検査等の結果を記録し、これを3年間保存しなければならない」と義務付けているからです。 点検・検査をする際の項目について解説します。 作業開始前点検 作業開始前点検の項目は以下の通りです。 ●巻過防止装置・ブレーキ・クラッチ及びコントローラーの状態を点検 ●ランウェイの上及びトロリが走るレールの状態とワイヤーロープが通っている箇所の状態を点検 クレーン等安全規則では、作業開始前点検のみ点検記録を残さなくてよいとされています。 年次点検 年次点検の点検項目は以下の通りです。 ●構造・機械・電気部分に異常がないか ●ワイヤーロープ又は吊チェーンに異常がないか ●吊り具に異常がないか ●基礎に異常がないか ●荷重試験(定格荷重に相当する荷重の荷を吊って行う) 月次点検 月次点検の点検項目は以下の通りです。 ●過巻防止措置その他の安全装置、過負荷警報装置その他の警報装置、ブレーキ及びクラッチに異常がないか ●ワイヤーロープ又は吊チェーンに異常がないか ●フック・クラブバケット等の吊り具に損傷がないか ●配線・集電装置・配電盤・開閉器及びコントローラーに異常がないか ●ケーブルクレーンはメインロープ、レールロープ及びガイロープを緊結している部分に異常がないか。また、ウインチの据え付けの状態はよいか。 暴風後等の点検 暴風後等の点検の項目は、作業開始前点検と同じになります。 暴風後等の点検も、検査結果を3年間保管しなければいけません。忘れずに点検してください。 定期自主検査(年次点検・月次点検)にかかる費用を安くするコツ 最後にクレーンの定期自主検査にかかる費用を、解説していきます。 定期自主検査(年次点検・月次点検)にかかる費用は約2万円〜20万円! 定期自主検査を外注する場合、費用は約2万円〜20万円になります。 金額の幅が大きいのは、クレーンの種類や検査条件によって大幅に変わってくるためです。 検査の費用に関わってくる項目は、以下の通りです。 ●クレーンの種類 ●クレーンの吊り上げ荷重(t) ●1度に検査するクレーンの台数 ●休日及び時間外での検査 ●年末年次に行う検査 一番大幅に費用が変わるのが、吊り上げ荷重の項目です。 天井クレーンを例に挙げて、比較します。 5t未満 16,720円 5t以上10t未満 22,550円 10t以上20t未満 30,580円 20t以上50t未満 41,470円 50t以上100t未満 56,430円 100t以上200t未満 73,480円 200t以上500t未満 96,360円 500t以上 128,260円 吊り上げ荷重の階級が上がるごとに、値段が跳ね上がっていくのがわかると思います。 費用を安くするコツは、以下の2点です。 1.1度に複数のクレーンを点検に出す 2.平日の業務時間内に点検をしてもらう もちろん、できるだけ費用を抑えたいですよね。この2つのコツはしっかり覚えておきましょう。 詳しく年次点検の料金を知りたい方は、下記のリンクを参考にしてください。 一般社団法人日本クレーン協会 検査料金・検定料金 まとめ クレーンの点検|まとめ クレーンの点検は「クレーン等安全規則」で義務付けられています。 点検を行わなければ、法令違反です。下記点検・検査は必ず受けてください。 年次点検 月次点検 作業開始前点検 暴風後等の点検 必ず、上記のタイミングで適切に点検・検査をしてください。 安全第一です!! ←【中古クレーン】はトクワールドにお任せ!在庫多数あります!

    2022/06/10

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