ユンボ、バックホー、パワーショベルに油圧ショベルといろいろな呼び名があります。
油圧ショベルを操作をするには、運転手の足元から伸びているレバー2本を縦横に動かして、移動やアームブームにバケットを操作します。
色々なメーカーから販売されているからこそ、
操作方法もそれぞれ違ってきます。
メインは2本のレバーを上下、左右と動かすのですが、
この操作だけでもいろいろなパターンがあります。
特に統一はされていないのが現状です。
だからこそ、マルチレバーを使って操作可能なパターンに変更します。
マルチレバーは、簡単に操作方法を切り替えることができます。
トクワールドにある重機より、
マルチレバーの写真を使って説明しようと思います。
操作方法のパターン
トクワールドにある在庫の中から、マルチレバーが装着されている重機より操作パターンを紹介します。
コマツの2015年式 320E-2のマルチレバー操作パターンです。
マルチレバーが装備されている重機には、こういった操作方法が運転席近くに貼ってあることが多いです。
もしくは、マルチレバーに近くに貼ってあります。
1.JIS標準方式
JIS標準方式は、標準方式やISO方式とも呼ばれます。
アームブームを左右に動かすには、左レバーの左右で動かし、
縦に動かすには、右レバーで上下に動かします。
感覚的に動かしやすい方式です。一般的に横旋回と呼ばれています。
そのほか、ヤンマー、クボタが同じパターンです。
2.コマツ方式
アームブームを左右に動かすには、左レバーの上下で動かし、
縦に動かすには、右レバーで上下に動かします。
左レバーがJIS方式と違います。
一般的に縦旋回と呼ばれています。
そのほか、日立建機、住友建機、キャタピラー(CAT)、IHIが同じパターンです。
3.神鋼方式
アームブームを左右に動かすには、右レバーの左右で動かし、
縦に動かすには、右レバーで上下に動かします。
左レバーは、バケットの操作に使用します。
そのほか、三菱、古川が同じパターンです。
4.三菱方式
アームブームを左右に動かすには、右レバーの左右で動かし、
縦に動かすには、右レバーで上下に動かします。
左レバーは、バケットの操作に使用します。
神鋼方式とレバーは同じですが、向きが逆になります。
そのほか、日鋼、O&Kが同じパターンです。
マルチレバーを装備している重機
トクワールドには、マルチレバーを装備している油圧ショベルはたくさんあります。
日立建機ZX17U-2のマルチレバー | コマツPC30MR-3のマルチレバー |
マルチレバーがあると、どこでも簡単に操作方法を切り替えれます。
マルチレバーがないから、使えるメーカーを買わなければならない・・・
そんなことは、ありません!!
トクワールドでは、マルチレバーなくても操作方法を変更します。
ご希望の操作パターンに変更します。
ご購入の際のご相談ください。
最近では、モニターで操作タイプを変更できるようになっています。(308CR)