アメリカなど大陸国家では、石炭は露天掘りによる大量採掘です。
日本の様に地下深くに穴を掘ってベルトコンベヤ・貨車などで
搬出する、危険とコストをかけた方法は、悲しい限りです。
しかし、其のおかげで得るものもあったようです。
先日、TVで重機の特集を放送していました。
インフラとしてのトンネル工事で世界の最先端を走る日本の土木技術が紹介される中、
狭いトンネル内での作業に特化した重機の機能を初めて放映しました。
もちろん市販されている物ではなく、特注の重機です。
トンネル工事という巨額の工事費が動く中では 、
特注の機材開発も微々たるウエイトになる様です。
また、それによって効率が上がり他の機材を使用する度合いも減れば一石二鳥。
一般の工事に於いても稼働率や機材置き場の確保・維持などから
「メンテナンスとか面倒だから、保有するのはちょっとね。」
そんなお話をよくお聞きします。
道具として捉える余り 損得だけに走り過ぎてはいないでしょうか?
オペレーターにとってマシンは全てであり、相棒の筈です。
相棒が人間であればそれなりに気も使うでしょう。
日頃から呼吸を合わせる付き合い方もしていないと
「いざ鎌倉!」 (古典的ですね)
という時にチカラを発揮できません。
日頃大きめの相棒に慣れておくと応用範囲が広がりますよね。
「大は小を兼ねる」ので大きめの相棒を安く購入されておく事を考えてみてはいかがでしょうか?